JPH0434168Y2 - - Google Patents

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JPH0434168Y2
JPH0434168Y2 JP1987003558U JP355887U JPH0434168Y2 JP H0434168 Y2 JPH0434168 Y2 JP H0434168Y2 JP 1987003558 U JP1987003558 U JP 1987003558U JP 355887 U JP355887 U JP 355887U JP H0434168 Y2 JPH0434168 Y2 JP H0434168Y2
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tape
line
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synthetic resin
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は省力化と正確さを同時に満足する合理
的な人工芝敷設構造体に関する。
[従来の技術] 従来、グランドやコート等の施設に人工芝敷設
構造体を形成する際は、次のような要領で行われ
ていた。
先ず、基盤の確認を行う。このとき、基盤の勾
配のチエツク、不陸のチエツクを行い、不良部分
を修正する。
次に基盤の掃除を行い、石、砂、ごみ等の障害
物を除去する。
掃除が終われば、基盤上に不透明なジヨイント
テープを貼着するための準備スミ出し線を描く。
この場合、人工芝用ジヨイント部およびライン人
工芝用ジヨイント部を同時に描く。ここでジヨイ
ントとは、複数枚の人工芝を基盤上に繋げること
をいう。
準備スミ出作業ののち、一定幅のポリエステル
製布帛の不透明な片面粘着剤付のジヨイントテー
プを準備スミ出し線を中心にして基盤に貼着す
る。このとき、不透明なジヨイントテープを貼着
するのであるから、必然的に先に描いた準備スミ
出し線が見えなくなる。
したがつて、改めて人工芝用のジヨイントライ
ンおよびライン人工芝用のジヨイントラインを描
きなおす必要がある。
ライン描きののち、人工芝、ライン人工芝を仮
敷し、次いで指定ラインに合せて接着・接合施工
を行い、人工芝敷設構造体を形成していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、かかる従来の人工芝敷設構造体におい
ては、同じスミ出し線をジヨイントテープ貼着前
後に2度描くという作業を繰り返さなければなら
ず、また、さらに、2度目のラインは、1度目の
ラインと完全に重複させて描くのは極めて難しい
ものであり、いたずらに労力と時間を無駄に費す
るという欠点があつた。
本考案の目的は、上記の如き従来技術における
欠点を解決せんとするものであつて、すなわち、
スミ出し線を描く作業が1回ですみ、しかも人工
芝の敷設作業を労力や時間の無駄なく効率よく実
施し得て、さらに極めて正確に行なうこともで
き、省力化と正確さを同時に満足する合理的な人
工芝敷設構造体を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記の目的を達成するために次の構
成を有するものである。
すなわち、本考案の人工芝敷設構造体は、下地
基盤上に描かれたスミ出し線に合せて該下地基盤
に貼着された透明な合成樹脂フイルムテープの表
面に積層された透明な接着剤によつて、複数の人
工芝がジヨイントされてなることを特徴とするも
のである。
本考案を更に詳しく説明する。
第1図は、本考案に係る人工芝敷設構造体1の
一例を示す横断面図である。
この人工芝敷設構造体1の例は、アスフアルト
コンクリートを下地基盤2とするものであり、該
基盤2上に描かれたスミ出し線5の上に、透明な
合成樹脂フイルムテープ3を貼着し、該テープの
上に積層された接着剤4によつて、複数の人工芝
6,6′をそれぞれ突き合せ状態で接合してジヨ
イントさせて人工芝敷設構造体1としたものであ
る。また、下地基盤2として、アスフアルトコン
クリートの上にクツシヨン材を積層敷設したもの
を用いてもよい。
ここで使用する合成樹脂フイルムテープ3とし
ては、人工芝6,6′を接合するに必要な一定幅
の透明な合成樹脂製のベースフイルムで構成され
ていればよい。
第1図の例の場合は、該テープ3の下面に粘着
剤または接着剤を有するものを使用しており、こ
の粘着剤で該テープ3を下地基盤2に貼着してお
り、該テープ3の表面には接着剤が積層せしめら
れている。
この場合、該テープ3の中央部に該テープ3の
ほぼ中心で、かつ長手方向にジヨイントライン
(標線8)が設けられているものを使用すると、
該テープ(ジヨイントテープ)3を基盤2に貼着
する際、基盤2に描いたスミ出し線5と該テープ
に設けられた標線が一致するように調整しながら
貼着するが、スミ出し線5の両端の2点間におい
て該テープ3の標線に合せて、該テープ3の両端
部を引張り合いながら基盤2の両端部に貼着する
ことによつて、該テープ3の標線とスミ出し線5
とを容易に重複させることができる。
このような作業は、該テープ3が透明であるか
らこそ可能なのである。
ここで透明とは、下地基盤2に描かれたスミ出
し線5が、テープ3上から観察できる程度であれ
ばよく、完全に透明である必要はなく、不透明
(半透明)フイルムでも粘着剤や接着剤を積層し
た状態で下地基盤に描かれたスミ出し線5が観察
できればよい。要は下地基盤2に描かれたスミ出
し線5が該テープ3の貼着後、チエツク確認また
は識別できる程度の透明性があればよい。
第2図の例は、該テープ3に標線8を印刷また
は他の手段で着色したものを使用した場合の人工
芝敷設構造体1の例が示されているが、かかる標
線8は、テープの表面または裏面のいずれかに凸
状の突起または凹状の溝を設けたもの等で視覚で
十分認識できるものであつてもよい。かかる標線
8を有するテープ3を使用することにより、さら
に敷設作業が短時間に、かつ正確にできる。
すなわち、下地基盤2に描かれたスミ出し線5
との重合性を正確にする上では存在するのが好ま
しいが、別に該テープ3が透明であれば、かかる
標線8がなくても、下地基盤2のスミ出し線5を
標線8の代りに利用することができるので敷設作
業に支障はない。
上述の如く、本考案においては、樹脂フイルム
テープ3はもとより使用する接着剤(粘着剤)も
共に透明であることが敷設作業上重要である。
また、合成樹脂フイルムテープ3表面に積層す
る接着剤4は、人工芝6,6′と合成樹脂フイル
ムテープ3とが剥がれないように両者を接着する
性能をもつものであればよい。該テープ3の裏面
(下地基盤2と接する面)は、上述の該テープ3
表面に使用する接着剤4と同じものでもよいが、
それほど強い接着力を有するものでなくてもよ
く、粘着剤程度のものでよい。すなわち、第3図
の実施例のように合成樹脂フイルムテープ3とし
ては、16cmとかのかなり広幅(10〜30cm)のもの
が好ましく使用されるので、人工芝6,6′を下
地基盤2の上に固定する機能を発揮する。この機
能は、特に下地基盤2として、クツシヨン材を敷
設したものを用いた場合に好都合に発揮される。
上述の人工芝6,6′と合成樹脂フイルムテー
プ3との接着剤4は、フイルムまたはテープの段
階から存在せしめておいてもよいが、人工芝6,
6′を敷設する前の段階で該テープ表面に塗布し
てもよい。
次に本考案に係る人工芝敷設構造体を形成する
ための敷設工法について説明する。
第3図および第4図は人工芝6,6′を敷設す
るために、合成樹脂フイルムテープ3を下地基盤
2に貼着した一例を示す部分平面図である。
まず、第3図において、5の実線は基盤2上に
描かれた人工芝6,6′の突合せ状態で接合する
ジヨイント部を示すスミ出し線であり、7の太線
はライン人工芝を敷挿する位置を示すスミ出し線
である。点線で示した9は、基盤2上に貼着した
合成樹脂フイルムテープ3の端部を示す。
第3図に示したように先ず、スミ出し線5,7
を基盤2上にチヨークラインリールを用いて描き
出す。次に幅16cm等の十分広幅の合成樹脂フイル
ムテープ3を基盤2にジヨイントテープ貼機を用
いて張り込む。このとき使用するテープ3が標線
8を有するものである場合は、基盤2上のスミ出
し線5と該テープ3の標線8とが一致するように
注意する。
本考案に用いられるテープ3は透明であるか
ら、該テープ3を貼着したあとでもスミ出し線
5,7は消えることなく明瞭に識別し得る。
したがつて、合成樹脂フイルムテープ3の貼着
後に改めてスミ出し線5を描き直す必要は全くな
く、正確な施工ができ、しかも工程の短縮、早期
施工ができる。
第4図は第3図に示した態様とは異なり、合成
樹脂フイルムテープ3をスミ出し線5の両端の起
点の2点で貼着する場合の施工法である。
この場合は、基盤2上にスミ出し線5を描こう
とする2点間の起点および中間点に標点10を描
く。次にジヨイントテープ貼機を用いて、該テー
プ3の中心(標線)が標点10の中心を通過する
ように該テープ3を基盤2上に貼付ける。
この工法の場合は、標線8を有するテープ3を
用いた場合は、下地基盤2にスミ出し線5を形成
する必要がなく、該標線8自身にスミ出し線5の
役目を持たせることができる。
勿論、下地基盤2にスミ出し線5を描いた場合
は、該テープ3として標線のないものを使用する
ことができるし、また、さらにライン人工芝を敷
設するためのスミ出し線7をあとで描くこともで
きるし、また、指定の位置にライン人工芝を直接
貼付けることもできる。この工法は第2図に示し
た工法よりも更にスミ出し線描きを省力化するこ
とができる。
かかる合成樹脂フイルムテープ2を構成する素
材としてのフイルムは、透明であれば素材を限定
するものではないが、強度や寸法安定性の上から
ポリエステル系フイルムが好ましい。フイルム厚
さとしては好ましくは100〜1000μ、さらに好ま
しくは250〜600μ程度のものが強度、透明性、敷
設後の外観などがよく使用し易い。
以下、従来工法に従い、人工芝6,6′を仮敷
したのち、スミ出し線5にしたがつて、必要によ
りさらに人工芝6,6′をカツテイングし、接着
しジヨイント施工すればよい。
[考案の効果] 本考案は、透明な合成樹脂フイルムテープを採
用して人工芝敷設構造体を構成したことにより、
従来施工法の欠陥であるジヨイントテープ貼着後
のスミ出し線の描画作業を省略することができ、
さらに施工が正確でしかも施工時間が短縮される
というすぐれた作用効果を奏するものである。
また、一度描いたスミ出し線が消えないので、
施工精度が高く、しかも再施工にも利用できると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る人工芝敷設構造体の一例
を示す横断面図である。第2図は本考案に係る人
工芝敷設構造体の他の一例を示す横断面図であ
る。第3図および第4図は本考案の人工芝敷設構
造体を形成するための基盤上のスミ出し線と合成
樹脂テープとの貼着例を示す部分平面図である。 図中、1……人工芝敷設構造体、2……下地基
盤、3……合成樹脂テープ、4……接着剤、5,
7……スミ出し線、6,6′……人工芝、8……
標線、9……合成樹脂フイルムテープの端部、1
0……標点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下地基盤上に描かれたスミ出し線に合せて該
    下地基盤に貼着された透明な合成樹脂フイルム
    テープの表面に積層された透明な接着剤によつ
    て、複数の人工芝がジヨイントされてなること
    を特徴とする人工芝敷設構造体。 (2) 透明な合成樹脂フイルムテープが、幅方向の
    ほぼ中央部に長手方向に延びるジヨイントライ
    ンを有する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の人工芝敷設構造体。
JP1987003558U 1987-01-16 1987-01-16 Expired JPH0434168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987003558U JPH0434168Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JP1987003558U JPH0434168Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63115046U JPS63115046U (ja) 1988-07-25
JPH0434168Y2 true JPH0434168Y2 (ja) 1992-08-14

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS546365B2 (ja) * 1976-07-19 1979-03-28

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JPS63115046U (ja) 1988-07-25

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