JPH03205427A - ポリエステルアミド樹脂およびそれを含有する塗装鋼板用塗料組成物 - Google Patents

ポリエステルアミド樹脂およびそれを含有する塗装鋼板用塗料組成物

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JPH03205427A
JPH03205427A JP85790A JP85790A JPH03205427A JP H03205427 A JPH03205427 A JP H03205427A JP 85790 A JP85790 A JP 85790A JP 85790 A JP85790 A JP 85790A JP H03205427 A JPH03205427 A JP H03205427A
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polyester
resin
dibasic acid
acid
aromatic dibasic
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JP85790A
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Yoko Furuta
洋子 古田
Akane Narita
成田 あかね
Yoshiyuki Yamamoto
善行 山本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なポリエステルア夜ド樹脂及びそれを含
有する金属への優れた密着性、高い光沢と硬度、良好な
折曲げ加工性と耐溶剤性を有し、特に耐汚染性に優れた
塗装鋼板用塗料組或物に関す る。
[従来の技術] 亜鉛メッキ鋼板、冷延鋼板、アルくニウムメッキ鋼板等
に加工前に塗装を施したブレコー1・鋼板(以下PCM
と略す)は、塗装工程が簡便であること、均一な美しい
塗膜が得られること、コストダウンができることなどの
利点を有することから、屋根材、外壁材、家庭用電気製
品、事務用品等に近年その使用が増えてきている。特に
最近は、より要求性能の厳しい家電製品用の需要の伸び
が大き い。
PCMには高度の加工性が要求されるため、PCM!!
!料用樹脂としては、加工性の良好な共重合ポリエステ
ル樹脂が使用されるようになってきた。
このような共重合ポリエステル樹脂を使用した塗料の例
として次のものが知られている。芳香族ジカルボン酸及
び脂肪族ジカルボン酸とアルキレングリコールよりなる
共重合ポリエステル樹脂に、アルキルエーテル化ホルム
アルデヒド樹脂を配合した塗料組威物が特公昭Eil−
32351号公報に開示されている。また、多官能威分
を共重合した芳香族共重合ポリエステル樹脂にアルキル
エーテル化ホルムアルデヒド樹脂を配合した塗料組戒物
が特公昭57−23714号公報に開示されてい る。
[発明が解決しようとする課題] 前記特公昭Ell−32351号公報に開示された塗料
は、密着性及び加工性には優れたものであるが、硬度が
低く耐溶剤性や耐汚染性も不足している。また前記特公
昭57−23714号公報に開示された塗料は、硬度も
ある程度高いもので加工性や光沢も良好であるが、耐汚
染性はやはり不十分であり、家電製品等の高級品に使用
できる高硬度で優れた耐汚染性を有するPCM塗料用組
或物は得られていない現状にある。
よって本発明は硬度と加工性のバランスが良く、光沢を
はじめ密着性や耐溶剤性が良好で、特に耐汚染性に優れ
た塗膜を形或する塗装鋼板用塗料を提供する目的でなさ
れた。
[課題を解決するための手段] その結果、上記の目的は塗料用溶剤に対する溶解性の優
れる新規なポリエステルアミド樹脂(A)と、アミノ樹
脂(B)を含有することを特徴とする塗装鋼板用塗料組
戒物によって達威されることを見いだした。
すなわち本発明はエチレングリコール2o〜80モル%
、その他のグリコール2o〜80モル%からなるグリコ
ール戒分と、芳香族二塩基酸からなる二塩基酸戒分より
形成されるポリエステル単位(a)50〜85重量%と
、メタキシリレンジアくンと芳香族二塩基酸より形成さ
れるポリアミド単位(b)5〜50重量%からなり、0
−ジクロルベンゼン/フェノール(容量比4/8)の混
合溶媒を用い、濃度1.  0%で測定した還元比粘度
( 77 8p/ C )が0.  1 〜1.  2
  dl/gであるポリエステルアミド樹脂及びそのポ
リエステルアよド樹脂と7【ノ樹脂を含有する塗装鋼板
用塗料組或物である。
以下、本発明の構威を詳述する。
本発明の新規なポリエステルアミド樹脂(A)は、ポリ
エステル単位(a)とボリアよド単位(b)からなる。
ポリエステル単位(a)は、エチレングリコール20〜
80モル%、その他のグリコール20〜80モル%から
なるグリコール威分と、芳香族二塩基酸からなる二塩基
酸成分より合威され、場合によっては少量の3価以上の
ポリカルボン酸及び/あるいは3価以上のボリオールを
共重合することも可能である。
エチレングリコールが全グリコール成分中に占める割合
が20モル%未満である場合、あるいは80モル%を超
える場合は、いずれも塗料用溶剤に対する溶解性が不十
分となる。
エチレングリコールと組み合わせて用いるその他のグリ
コールとしては.  1.  2−プロパンジオール、
1.3−プロパンジオール、2−メチル1.3−プロパ
ンジオール、1.3−ブタンジオール、 1.  4−
ブタンジオール、 1,5−ペンタンジオール、 1.
  8−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、2メチル−2−エチル−1.3
−ブロバンジオール、2,2−ジエチル−1.  3−
プロパンジオール、2−ブチルー2−エチル−1.  
3−プロパンジオールのごとき脂肪族グリコール、1.
  4−シクロヘキサンジメタノールのごとき脂環族グ
リコール、ビスフェノールAのエチレンオキサイドある
いはプロピレンオキサイド付加物のごとき芳香族グリコ
ールなどを挙げることができ、これらの中から1種また
は2種以上を選んで使用する。これらの中でもネオベン
チルグリコール、1.4−シクロヘキサンジメタノール
、ビスフェノールAのエチレンオキサイドあるいはブロ
ビレンオキサイド付加物などが好ましい。
芳香族二塩基酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸
、オルトフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸.
4.4’−ジフエニルジカルボン酸などを挙げることが
でき、これらの中から1種または2種以上を選んで使用
する。低級アルキルエステルのになっているものの使用
も可能である。
十分な塗膜硬度及び塗膜強度を得るために、芳香族二壇
基酸戒分の一つとしてテ1/フタル酸を用いることが好
ましい。テレフタル酸と組み合わせて好まし用いられる
芳香族二塩基酸としてはイソフタル酸を挙げることがで
きる。
本発明のポリエステル単位(a)は、エチレングリコー
ルと、上記したような好ましいグリコ−ルと、好ましい
芳香族二塩基酸を組み合わせて、3元あるいは4元以上
の共重合体とした非品性共重合ポリエステルである。
8価以上の多塩基酸としてはトリメリット酸、ビロメリ
ット酸などが挙げられる。また3価以上のボリオールと
してはグリセリン、 トリメチロールブロバン、ペンタ
エリスリ1・−ル等が挙げられる。これらの多塩基酸や
ボリオールはそれぞれ二塩基酸あるいはグリコールに対
してO〜10モル%の範囲で用いるのが好ましい。
またポリアミド単位(b)はメタキシリレンジアミンと
芳香族二塩基酸より形成されるものである。芳香族二塩
基酸としては、テ1/フタル酸、イソフクル酸、オルト
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4.4’
−ジフ黒ニルジヵルボン酸などを挙げることができるが
、中でもテレフタル酸とイソフタル酸が好ましい。
本発明のポリエステルアミド樹脂(A) l.*、ポリ
エステル単位(a)50〜85重量%、好ましくは70
〜90重量%と、ボリアなド単位(1))5〜50重量
%、好ましくは10〜30重量%とからなる。ポリエス
テル単位(a)が5o重量%未満となると、塗料用樹脂
として必要な塗料用溶剤溶解性が低下する。またポリ7
案ド単位(1))が5重量%未溝になると、十分な耐汚
染性が得られなくなるとともに、耐溶剤性も低下する。
本発明で得られるポリエステルアミド樹脂(A)のポリ
エステル単位(a)は下記一般式CI)で示される。
0   0            0   0Ar:
  芳香族二塩基酸から両末端カルボキシル基を除いた
残基。
X: エチレングリコール以外のグリコールから両末端
ヒドロキシル基を除いた残基。
m,  nの比はそれぞれのグリコールのモル比。
また本発明のポリエステルアミド樹脂(A)の他の一威
分てあるメタキシリ1/ンジア夫ンと芳香族二塩基酸よ
り形戒されるポリアミド単位(b)は、下記一般式(I
[)で示される。
Ar:  芳香族二塩基酸から両末端力ルボキシル基を
除いた残基。
ポリエステル単位(a)とポリアミド単位(b)は、ポ
リエステルアミド樹脂(A)中に共重合比に応じて統計
的な分布で存在する。
本発明のポリエステルアミド樹脂(A)は、エチレング
リコール20〜80モル%、その他のグリコール20〜
80モル%からなるグリコール、芳香族二塩基酸あるい
はその低級アルキルエステル誘導体からなるポリエステ
ル単位形戒成分に、メタキシリレンジアミンと芳香族二
塩基酸の等モルの混合物を、そのままかあるいは塩調し
てナイロン塩として加えて、ともに溶融重合することに
よって製造される。具体的な方法を示すと、芳香族二塩
基酸を、それに対し1.05〜2.  0倍モルのグリ
コール、及びメタキシリレンジアくンと芳香族二塩基酸
の等モルの混合物あるいはそのナイロン塩とともに、通
常のエステル化触媒の存在下において約150〜240
℃の温度で常圧下加熱反応させるか、あるいは触媒を使
用しないで約240〜2EiO℃の温度で加圧下加熱反
応させる。
出発原料として芳香族二塩基酸の低級アルキルエステル
化合物を用いる場合は、通常のエステル交換触媒の存在
下において約150〜240℃の温度で常圧下加熱反応
させる。次いで10mm}!g以下、好ましくは1mH
g以下の減圧下に220〜2El0℃で加熱重縮合する
。この際、重合触媒を用いることが好ましい。ポリエス
テル単位(a)を形成する戒分のみを用いてエステル化
反応あるいはエステル交換反応を行った後、ポリアミド
単位(b)を形戒するメタキシリレンジアくンと芳香族
二塩基酸の等モルの混合物あるいはそのナイロン塩を添
加し、200〜240℃でN2シール下、1〜2時間予
備反応を行った後、減圧下に重綜合してもよい。
エステル化触媒としてはチタン化合物、スズ化合物及び
鉛化合物等を、エステル交換触媒としては亜鉛化合物、
マンガン化合物、コバルト化合物などを、重合触媒とし
てはアンチモン化合物、チタン化合物、亜鉛化合物、ス
ズ化合物などを挙げることができる。
重合触媒とともに、りん化合物を用いると更に重合反応
性やボリマの色調が向上する。
このようにして還元比粘度0.  1〜1.  2dl
/g,好ましくは0.2〜1.  O  d’l/gの
ポリエステルアよド樹脂(A)を製造する。
−11ー 本発明のポリエステルアミド樹脂はその分子鎖中に特定
の化学構造のポリエステル単位と特定の化学構造のポリ
アミド単位を有しており、この効果によって塗料用溶剤
に対する溶解性のよい樹脂が得られ、また塗膜の硬度と
加工性のバランスや耐汚染性等が改良されたものである
本発明で用いられるアミノ樹脂(B)とは、メラくン、
ペンゾグアナくン、尿素等にホルムアルデヒドあるいは
バラホルムアルデヒドを付加反応して得られる熱硬化性
樹脂、及びそのメチロール基の一部もしくは全部をアル
キルエーテル化したものである。具体的にはメチロール
メラミン、メチロールベンゾグアナくン、メチロール尿
素、メトキシ化メチロールメラくン、メトキシ化メチロ
ールベンゾグアナくン、メトキシ化メチロール尿素、ブ
トキシ化メチロールメラくン、ブトキシ化メチロールベ
ンゾグ7ナミン、ブトキシ化メチロ一ル尿素等が挙げら
れる。これらの中でもアルキルエーテル化されたものが
好ましく、特に好ましいのはメトキシ化メチロールメラ
ミンまたはブトー12− キシ化メチロールメラジンで、それぞれ単独、または併
用して使用することができる。
本発明の塗料用組威物はポリエステルアミド樹脂(A)
50〜85重量部、特に好ましくは60〜90重量部と
アミノ樹脂(B)5〜50重量部、特に好ましくは10
〜40重量部を含有するものが好ましい。
本発明の塗料用組或物には必要に応じて硬化触媒、顔料
、着色剤、レベリング剤、耐候剤等を添加してもよい。
本発明の塗料用組戒物は一般には有機溶剤に溶解して使
用されるものである。有機溶剤としてはトルエン、キシ
レン、”ソルベツソ”# 1 0 0,”ソルベツソ”
 # 1 5 0、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、 シクロヘキサノン、酢酸エチル、ノルマ
ル酢酸ブチル、メチルセロソルブアセテート、エチルセ
ロソルブアセテート、イソホロン、ブタノール、オクタ
ノール、プチルカルビトール等からその溶解性、蒸発速
度、経済性などによって任意に選ぶことができる。
本発明の塗料用組戒物の製造にはボールくル、インベラ
ーディスパーサー、サンドグラインドくル、ロールくル
、ペイントコンディショナー等の混合機が用いられる。
塗装はロール塗り、ロールコーター スプレー塗装、静
電塗装等の方法で行われる。焼付け温度及び時間は鋼板
の大きさ、厚さ、塗料の硬化性等によって適宜選択する
[実施例] 以下実施例によって本発明を説明する。なお、実施例中
の部はすべて重量基準である。
また、実施例及び比較例中に示される各測定項目は以下
の方法に従った。
・ガラス転移温度 DSCで測定した。
・還元比粘度 m脂0.25gを0−ジクロルベンゼン/フェノール(
容量比4/(3)25mlに溶解し25℃で測定した。
・光沢 グロスメーターを用いて600反射率を測定し・密着性 塗膜上に一辺が1肋の正方形100個からなるゴバン目
状の基板に達する傷をカッターナイフを用いてつけセロ
テープを圧着17た後、勢いよくはがし剥離せずに残っ
たゴバン目の数を測定した。
・鉛筆硬度 三菱ユ二を用いJIS  K5410に基づいて測定し
た。
・加工性 折曲げ試験機を用いて塗装鋼板を180゜折曲げ、屈曲
部に発生するクラツクを10倍のルーペで観察した。こ
の際、折曲げ部分に同じ板厚のものを何枚か挟んで試験
し挟んだ枚数(R)をRTと表わした。観察結果は次の
ように表わした。
◎: 極めて良好(クラツクなし) O: 良好 △: やや不良 ×: 不良(全面クラック) ・耐溶剤性 =15− メチルエチルケトンをしみこませたガーゼで塗膜をこす
り、基板が艶引けするまでの回数で示した。
・耐汚染性 赤、黒、青のマジックインキで塗面に着色し、24時間
後にn−ブタノールをしみこませたガーゼで拭き取り着
色の程度を観察した。結果は次のように表わした。
◎: 極めて良好(インキ跡なし) O: 良好 △: やや不良 ×: 不良(インキ跡明らかに残る) 実施例1〜8 テレフタル酸415部、イソフタル酸4115部、エチ
レングリコール186部、ネオベンチルグリコール28
El部を攪拌機と精留管を備えた反応容器に仕込み、加
圧下240℃で4時間エステル化反応を行った。次に十
分に窒素置換を行ったヘリカルリボン型攪拌翼を備えた
反応容器に移し、メタキシリレンジアミンとテレフタル
酸を塩調して−16ー 得たナイロン塩67部及びメタキシリレンジア夫ンとイ
ソフタル酸を塩調して得たナイロン塩67部を加え、2
40℃で1時間予備反応を行ない、ついで酢酸亜鉛0.
  5部、三酸化アンチモン0.1部、 りん酸0.1
部を添加したのち、昇温及び減圧プログラムに従って約
1時間をかけて275℃、 1uHg以下の反応条件に
もたらした。その状態で2時間20分重縮合反応を行い
、淡黄色透明のポリエステルアミド樹脂■を得た。ポリ
エステルアミド樹脂■のガラス転移温度は73’C、還
元比粘度は0.  82  dl/gであった。元素分
析により求めたボリアミド単位の割合は10重量%であ
り、 IH−NMRスベク1・ルから求めたポリエステ
ル単位の組威比は酸成分がテレフタル酸/イソフタル酸
−150/50(モル比)、グリコール威分がエチレン
グリコール/ネオベンチルグリコール=50/50(モ
ル比)であった。
以下、同様にして組戒が表1に示されるポリエステルア
ミド樹脂■〜■を製造した。これらのポリエステルアミ
ド樹脂をシクロヘキサノン/セロソルブアセテート/ 
l−ルエン(重量比3 0 / i5 0/20)混合
溶媒に固形分濃度30重量%となるように加え、80℃
に加熱して塗料用溶剤に対する溶解性を調べた。いずれ
のポリエステルアミド樹脂も完全に溶解し、溶液は室温
に冷却した後も流動性を保っていた。
比較例1〜5 実施例1と同様の方法で組或が表1に示されるポリエス
テルア案ド樹脂■〜@を製造した。またメタキシリレン
ジアくンとイソフタル酸を塩調して得たナイロン塩を添
加しないで、それ以外(よ実施例1と同様にして、表l
に示す共重合ポリエステル樹脂(1)を製造した。これ
らのポリエステルアミド樹脂■〜@について実施例1ど
同様に塗料用溶剤に対する溶解性を調べた。結果を表1
に示すが、不溶のものや冷却後に固化するものなど満足
な溶解性が得られなかった。
(以下余白) 実施例9〜16 実施例1で得たボリエステルアくド樹脂■100部を、
シクロヘキサノン/セロソルブアセテート/トルエン(
重量比80/50/20)混合溶媒233部に溶解した
。この溶液100部、酸化チタン35部、メトキシ化メ
チロールメラくン(”サイメル゛′325、三井サイア
ナくド社製)4部、上記混合溶媒11部及びガラスビー
ズな加え、ペイントコンディショナーを用いて顔料を分
散させたのち、ガラスビーズを除去して塗料組戒物とし
た。ボリエステルア朶ド樹脂■を■〜■にかえ、メトキ
シ化メチロールメラくンとして″サイメル” 325あ
るいは″サイメル゛’ 303 (三井サイアナなド社
製)を用い、必要であれば触媒としてρ一トルエンスル
ホン酸(ベンジルアルコールの20%溶液)を添加して
、表3に示す塗料配合組或で同様に塗料組戒物を製造し
た。得られた各塗料組戒物を70X150X0.5mm
の大きさの電気亜鉛メッキ鋼板クロメート処理品に、膜
厚約20μmとなるようにバーコーターで塗布したのち
、−20一 180℃で20分間焼付けを行った。得られた塗装鋼板
の試験結果を表2に示す。
比較例6〜8 共重合ポリエステル樹脂(1)を用いて実施例9と同様
に塗料組或物とし塗膜物性を評価した。結果を表2に示
す。
表2の結果からポリエステルアミド樹脂■〜■を用いた
実施例9〜l6は、比較例に比べて耐汚染性に優れ、硬
度と加工性のバランス及び耐溶剤性が良いことがわかる
(以下余白) [発明の効果コ 本発明の新規なポリエステルアジド樹脂は、塗料用溶剤
に対する優れた溶解性を有し、上述の製造方法により好
ましい重合度の好ましい共重合体を得ることができる。
更に、本発明の塗装鋼板用塗料組戒物は耐汚染性に優れ
、硬度と加工性゛のバランス及び耐溶剤性も良好な塗膜
を形戒する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレングリコール20〜80モル%、その他の
    グリコール20〜80モル%からなるグリコール成分と
    、芳香族二塩基酸からなる二塩基酸成分より形成される
    ポリエステル単位(a)50〜85重量%と、メタキシ
    リレンジアミンと芳香族二塩基酸より形成されるポリア
    ミド単位(b)5〜50重量%からなり、o−ジクロル
    ベンゼン/フェノール(容量比4/6)の混合溶媒を用
    い、濃度1.0%で測定した還元比粘度(ηsp/C)
    が0.1〜1.2dl/gであるポリエステルアミド樹
    脂。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載のポリエステルアミド
    樹脂(A)と、アミノ樹脂(B)を含有することを特徴
    とする塗装鋼板用塗料組成物。
JP85790A 1990-01-05 1990-01-05 ポリエステルアミド樹脂およびそれを含有する塗装鋼板用塗料組成物 Pending JPH03205427A (ja)

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