JPH03205339A - 炭素含有耐火物 - Google Patents
炭素含有耐火物Info
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- JPH03205339A JPH03205339A JP1342426A JP34242689A JPH03205339A JP H03205339 A JPH03205339 A JP H03205339A JP 1342426 A JP1342426 A JP 1342426A JP 34242689 A JP34242689 A JP 34242689A JP H03205339 A JPH03205339 A JP H03205339A
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱間強度、耐スラグ性、
れた炭素含有耐火物に関する。
耐酸化性の優
〔従来の技術〕
炭素含有耐火物は、耐スラグ性、
耐スポーリン
グ性が優れることから、近年その使用範囲が拡大してい
る。とりわけ、Mg○一〇れんがは転炉、二次精錬炉、
混銑車等に広く使用され、炉寿命の延長に寄与している
。
る。とりわけ、Mg○一〇れんがは転炉、二次精錬炉、
混銑車等に広く使用され、炉寿命の延長に寄与している
。
しかしながら、上記MgO−Cれんがはマグネシアと炭
素との結合がいわゆる炭素結合であるために酸化性雰囲
気下では上記炭素結合が消失し、損耗速度が大きくなる
という欠点が指摘されている。
素との結合がいわゆる炭素結合であるために酸化性雰囲
気下では上記炭素結合が消失し、損耗速度が大きくなる
という欠点が指摘されている。
本発明は、かかる従来のA4あるいはAA含有合金の添
加に伴う欠点を排除し、かつ、優れた熱間強度、耐酸化
性および耐食性を発揮する炭素含有耐火物を開発するこ
とを目的とする。
加に伴う欠点を排除し、かつ、優れた熱間強度、耐酸化
性および耐食性を発揮する炭素含有耐火物を開発するこ
とを目的とする。
上記の目的を達威するために、本発明は以下の手段を提
供する。すなわち、耐火物原料10〜99重量%および
炭素質原料1〜90重量%から構成される耐火組成物に
、金属CeまたはCeを20重量%以上含有する合金を
Ce量として外掛け0.2〜10重景%添加してなる炭
素含有耐火物である。
供する。すなわち、耐火物原料10〜99重量%および
炭素質原料1〜90重量%から構成される耐火組成物に
、金属CeまたはCeを20重量%以上含有する合金を
Ce量として外掛け0.2〜10重景%添加してなる炭
素含有耐火物である。
本発明において、炭素含有耐火物中に添加されたCeは
、耐火物が500℃以上に加熱されると酸化され始めて
、融点が1950゜Cと高く、かつ耐火物原料と低融点
化合物を作らないCe203を生威し、耐食性が劣化す
ることがない。またCeが酸化されると、わずかにその
体積は膨張するが、この膨張によって耐火物の気孔が圧
縮され、組織が緻密化し、熱間強度および耐酸化性を向
上させている。
、耐火物が500℃以上に加熱されると酸化され始めて
、融点が1950゜Cと高く、かつ耐火物原料と低融点
化合物を作らないCe203を生威し、耐食性が劣化す
ることがない。またCeが酸化されると、わずかにその
体積は膨張するが、この膨張によって耐火物の気孔が圧
縮され、組織が緻密化し、熱間強度および耐酸化性を向
上させている。
本発明に使用される耐火物原料としては、マグネシア、
スピネル、アルミナ、シリカ、ジルコン、ジルコニア、
セリア等の酸化物や炭化珪素、炭化硼素、窒化珪素、窒
化硼素等の非酸化物が使用され、特に限定するものでは
ないが、マグネシア、スピネル、アルミナを主体とする
ものが好ましい。
スピネル、アルミナ、シリカ、ジルコン、ジルコニア、
セリア等の酸化物や炭化珪素、炭化硼素、窒化珪素、窒
化硼素等の非酸化物が使用され、特に限定するものでは
ないが、マグネシア、スピネル、アルミナを主体とする
ものが好ましい。
また、本発明に使用される炭素質原料としては、鱗状黒
鉛、土状黒鉛、カーポンブラック、コークス、人造黒鉛
、キッシュグラファイト、無煙炭等を使用することがで
きる。炭素質原料の使用量は、1重量%より少ないと耐
スラグ性、耐スポーリング性の点でも充分ではなく、ま
た、90重量%より多いと、炭素質原料が酸化された場
合の組織劣化が顕著となり、好ましくないので、耐火物
原料と炭素質原料の比率は前者が10〜99重量%、後
者が1〜90重量%に限定される。
鉛、土状黒鉛、カーポンブラック、コークス、人造黒鉛
、キッシュグラファイト、無煙炭等を使用することがで
きる。炭素質原料の使用量は、1重量%より少ないと耐
スラグ性、耐スポーリング性の点でも充分ではなく、ま
た、90重量%より多いと、炭素質原料が酸化された場
合の組織劣化が顕著となり、好ましくないので、耐火物
原料と炭素質原料の比率は前者が10〜99重量%、後
者が1〜90重量%に限定される。
さらに本発明に使用される金属Ceは、一IIに市販さ
れているものでもよく、また、Ceを含む合金としては
市販のミソシュメタル等を用いることができる。粒度は
反応性および均一分散性の点から、1lI1以下のもの
が良く、特に0.25mm以下のものが好ましい。金属
CeあるいはCe含有合金の添加量は、耐火物組成物に
対して外掛けで0.2〜10M景%が良い。0.2重景
%未満では、酸化防止効果が充分ではなく、10重量%
を超えるとCeの酸化時の膨張の程度が過大となること
によって組織が劣化するようになる。
れているものでもよく、また、Ceを含む合金としては
市販のミソシュメタル等を用いることができる。粒度は
反応性および均一分散性の点から、1lI1以下のもの
が良く、特に0.25mm以下のものが好ましい。金属
CeあるいはCe含有合金の添加量は、耐火物組成物に
対して外掛けで0.2〜10M景%が良い。0.2重景
%未満では、酸化防止効果が充分ではなく、10重量%
を超えるとCeの酸化時の膨張の程度が過大となること
によって組織が劣化するようになる。
また、本発明の炭素含有耐火物には、A/, Si,M
g等の金属、およびこれらの合金などを耐火物組成物の
外掛け10重量%未溝に限って併用することができる。
g等の金属、およびこれらの合金などを耐火物組成物の
外掛け10重量%未溝に限って併用することができる。
本発明の炭素含有耐火物は、これらの粒度調整した耐火
骨材と金属CeおよびCe含有合金を所定の配合割合に
調整し、タール、ピンチ、フェノール樹脂、フラン樹脂
などの結合剤を、外掛けで2〜15重量%加え、常法に
よって混線、或形し、必要に応じて乾燥すれば不焼或の
炭素含有耐火物が得られ、600〜1500℃程度の還
元雰囲気で焼或すれば焼或の炭素含有耐火物が得られる
。
骨材と金属CeおよびCe含有合金を所定の配合割合に
調整し、タール、ピンチ、フェノール樹脂、フラン樹脂
などの結合剤を、外掛けで2〜15重量%加え、常法に
よって混線、或形し、必要に応じて乾燥すれば不焼或の
炭素含有耐火物が得られ、600〜1500℃程度の還
元雰囲気で焼或すれば焼或の炭素含有耐火物が得られる
。
本発明を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げる。
第1表に示すように、焼結マグネシア、鱗状黒鉛を用い
て本発明による不焼戒耐火物を製造した。
て本発明による不焼戒耐火物を製造した。
混練、戒形は常法にて行い、220℃で乾燥することに
よって不焼或耐火物を得た。表中(*1)の脱炭層厚さ
は、5 0miX 5 0+mX 5 0璽冒の試料を
1500℃の電気炉中に3時間保持した後の脱炭層の厚
みを示す。(*2)の残存線膨張率は25mmX 25
mx l 5 Qmの試片をコークスブリーズ中で15
00℃X3hr焼或後での150mm方向の残存線膨張
率を示す。(*3)の耐スラグ損耗指数はC a O
/ S i O Z比で2.5、T.Feが20重量%
のスラグを使用し、1750゜C×3hのロータリー式
スラグテスト後の損耗状態を示すもので、比較例1の損
耗量を100として、その対比を指数で算出したもので
ある。
よって不焼或耐火物を得た。表中(*1)の脱炭層厚さ
は、5 0miX 5 0+mX 5 0璽冒の試料を
1500℃の電気炉中に3時間保持した後の脱炭層の厚
みを示す。(*2)の残存線膨張率は25mmX 25
mx l 5 Qmの試片をコークスブリーズ中で15
00℃X3hr焼或後での150mm方向の残存線膨張
率を示す。(*3)の耐スラグ損耗指数はC a O
/ S i O Z比で2.5、T.Feが20重量%
のスラグを使用し、1750゜C×3hのロータリー式
スラグテスト後の損耗状態を示すもので、比較例1の損
耗量を100として、その対比を指数で算出したもので
ある。
以上のように、本発明による炭素含有耐火物は、残存線
膨張率が従来のAl添加のものに比べて小さく、かつ、
優れた熱間強度、耐酸化性及び耐食性を有している。こ
のため、実炉使用中での組織劣化が小さく、耐用性が向
上する。本実施例1の耐火物を150t溶綱取鍋のスラ
グライン部に使用したところ、従来の比較例1の耐火物
に比べ、1.5倍の耐用性が得られた。
膨張率が従来のAl添加のものに比べて小さく、かつ、
優れた熱間強度、耐酸化性及び耐食性を有している。こ
のため、実炉使用中での組織劣化が小さく、耐用性が向
上する。本実施例1の耐火物を150t溶綱取鍋のスラ
グライン部に使用したところ、従来の比較例1の耐火物
に比べ、1.5倍の耐用性が得られた。
尚、本発明は上記実施例の限られるものではなく、種々
の応用が可能であることはいうまでもない。
の応用が可能であることはいうまでもない。
く以下余白〉
〔本発明の効果〕
本発明によれば従来の主に酸化防止の目的でAlを添加
する炭素含有耐火物に比べて、熱間強度、耐スラグ性、
さらには耐酸化性の向上に寄与するものであり、炭素含
有耐火物の総合的な耐用性の向上を果たすものである。
する炭素含有耐火物に比べて、熱間強度、耐スラグ性、
さらには耐酸化性の向上に寄与するものであり、炭素含
有耐火物の総合的な耐用性の向上を果たすものである。
Claims (2)
- (1)耐火物原料10〜99重量%および炭素質原料1
〜90重量%から構成される耐火組成物に、金属Ceを
外掛け0.2〜10重量%添加してなることを特徴とす
る炭素含有耐火物。 - (2)特許請求の範囲第1項において、金属CeとCe
を20重量%以上含有する合金と合量で外掛け0.2〜
10重量%添加してなることを特徴とする炭素含有耐火
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342426A JPH03205339A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 炭素含有耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342426A JPH03205339A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 炭素含有耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03205339A true JPH03205339A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=18353647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1342426A Pending JPH03205339A (ja) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 炭素含有耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03205339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9034200B2 (en) | 2007-01-22 | 2015-05-19 | Element Six Limited Technologies Limited | Plasma etching of diamond surfaces |
-
1989
- 1989-12-30 JP JP1342426A patent/JPH03205339A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9034200B2 (en) | 2007-01-22 | 2015-05-19 | Element Six Limited Technologies Limited | Plasma etching of diamond surfaces |
US10011491B2 (en) | 2007-01-22 | 2018-07-03 | Element Six Technologies Limited | Plasma etching of diamond surfaces |
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