JPH03204297A - データ管理方法 - Google Patents
データ管理方法Info
- Publication number
- JPH03204297A JPH03204297A JP34415789A JP34415789A JPH03204297A JP H03204297 A JPH03204297 A JP H03204297A JP 34415789 A JP34415789 A JP 34415789A JP 34415789 A JP34415789 A JP 34415789A JP H03204297 A JPH03204297 A JP H03204297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- node
- area
- flag
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000013523 data management Methods 0.000 title claims description 7
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 23
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、特に多重伝送システムにおけるデータ管理方
法に関する。
法に関する。
(従来の技術及び解決すべき課題)
自動車用に採用されている多重伝送方式として、第5図
に示すようにツイストペア線等からなる多重伝送路1を
介して複数の多重ノード例えば、フロント多重ノード2
、コンビネーションスイッチ3、メータ4、リヤ多重ノ
ード5等の多重ノード(以下単に「ノード」という)を
接続し、これらの何れかのノードからフレーム毎にデー
タを伝送し、受信ノードが正常に受信したとき、このフ
レームに続いて受信確認信号を返送するような多重伝送
方式がある。
に示すようにツイストペア線等からなる多重伝送路1を
介して複数の多重ノード例えば、フロント多重ノード2
、コンビネーションスイッチ3、メータ4、リヤ多重ノ
ード5等の多重ノード(以下単に「ノード」という)を
接続し、これらの何れかのノードからフレーム毎にデー
タを伝送し、受信ノードが正常に受信したとき、このフ
レームに続いて受信確認信号を返送するような多重伝送
方式がある。
このような多重伝送方式は、第6図に示すような構成の
フレームF毎に車両運転情報を伝送するようになされて
いる。このフレームFは例えば、S D (Start
Deliniter)コード、宛先アドレス、自局ア
ドレス、データ長、データD t −Dx 、チエツク
コード等を有するフレーム構成となっている。更に、宛
先アドレスのアドレス領域長と同じ長さを有するACK
フィールド(受信確認信号領域)を設け、各ノードから
これらのノードに対応するビット領域に相当した受信確
認信号領域部分で各ノード固有のACK信号を返送する
ようにして、正常受信の確認を行なうようにしている。
フレームF毎に車両運転情報を伝送するようになされて
いる。このフレームFは例えば、S D (Start
Deliniter)コード、宛先アドレス、自局ア
ドレス、データ長、データD t −Dx 、チエツク
コード等を有するフレーム構成となっている。更に、宛
先アドレスのアドレス領域長と同じ長さを有するACK
フィールド(受信確認信号領域)を設け、各ノードから
これらのノードに対応するビット領域に相当した受信確
認信号領域部分で各ノード固有のACK信号を返送する
ようにして、正常受信の確認を行なうようにしている。
これらのノードのメモリは、電源供給開始時にデータが
初期値にセットされ、自身が相手方に必要な識別コード
別のデータを要求する。必要なデータを要求するフレー
ムF°は例えば、第7図のような構成をしている。そし
て、このフレームを受信したノードは、もし、このフレ
ームのデータ識別コードの自ノードの送信すべき識別コ
ードの時、該当ノードは、同じ識別コードをもつフレー
ムFを送信する。要求した該当ノード別識別ノードのデ
ータが送られて来れば、当該データを正確なデータとし
て取り込んで更新する。しかしながら、当該ノードが相
手方にいくら要求してもデータが送られて来ない場合も
有り得る。この時には、当該ノードは初期値にセットさ
れたデータのままとなっており、当該データが果たして
正確なものか否か即ち、信頼できるデータが否が不明な
状態であり、このような場合に当該データを使用すると
問題が起きることが有り得る。
初期値にセットされ、自身が相手方に必要な識別コード
別のデータを要求する。必要なデータを要求するフレー
ムF°は例えば、第7図のような構成をしている。そし
て、このフレームを受信したノードは、もし、このフレ
ームのデータ識別コードの自ノードの送信すべき識別コ
ードの時、該当ノードは、同じ識別コードをもつフレー
ムFを送信する。要求した該当ノード別識別ノードのデ
ータが送られて来れば、当該データを正確なデータとし
て取り込んで更新する。しかしながら、当該ノードが相
手方にいくら要求してもデータが送られて来ない場合も
有り得る。この時には、当該ノードは初期値にセットさ
れたデータのままとなっており、当該データが果たして
正確なものか否か即ち、信頼できるデータが否が不明な
状態であり、このような場合に当該データを使用すると
問題が起きることが有り得る。
例えば、第8図に示すブレーキオイルウオーニングラン
プのノードよりメータのランプにデータを送信し、デー
タが「0」のときにはメータのランプを「OFF」、デ
ータが「l」のときにはメータのランプをrONコにす
るような場合、該ノードのデータの初期値が「o」の状
態から時間tの経過後、データが「0」である場合には
、ウオーングランプが「OFF」あるために「o」であ
るのか、送信源が故障又は存在しないために初期値の「
0」の状態のままであるのが不明であるという問題があ
る。
プのノードよりメータのランプにデータを送信し、デー
タが「0」のときにはメータのランプを「OFF」、デ
ータが「l」のときにはメータのランプをrONコにす
るような場合、該ノードのデータの初期値が「o」の状
態から時間tの経過後、データが「0」である場合には
、ウオーングランプが「OFF」あるために「o」であ
るのか、送信源が故障又は存在しないために初期値の「
0」の状態のままであるのが不明であるという問題があ
る。
また、パワーステアリング(ノード)は、低速時にはハ
ンドル操作を軽くし、高速になるにつれて徐々にハンド
ル操作を重くして高速時における直進性を向上させるよ
うに作用する。そして、かかる操作力の調節は、普通ス
ピードメータ(ノード)からの情報(データ)により行
っている。従って、例えば、スピードメータが初期値に
セットされたままの状態にあり、パワーステアリングが
スピードメータにデータを要求しても、要求したデータ
が送られて来ないと、車速か変化して高速になっても当
該パワーステアリングは低速時と同じように作用するこ
ととなり、高速時における走行性能が悪くなるという問
題がある。
ンドル操作を軽くし、高速になるにつれて徐々にハンド
ル操作を重くして高速時における直進性を向上させるよ
うに作用する。そして、かかる操作力の調節は、普通ス
ピードメータ(ノード)からの情報(データ)により行
っている。従って、例えば、スピードメータが初期値に
セットされたままの状態にあり、パワーステアリングが
スピードメータにデータを要求しても、要求したデータ
が送られて来ないと、車速か変化して高速になっても当
該パワーステアリングは低速時と同じように作用するこ
ととなり、高速時における走行性能が悪くなるという問
題がある。
また、逆に高速時において、スピードメータが故障し、
速度の情報の通信を止めた時、パワーステアリングのノ
ードは常に高速であると判断し、車両の速度が遅くなっ
てもパワーステアリングのコントロールは高速であるよ
うにコントロールされ、走行性能が劣化するという問題
もある。
速度の情報の通信を止めた時、パワーステアリングのノ
ードは常に高速であると判断し、車両の速度が遅くなっ
てもパワーステアリングのコントロールは高速であるよ
うにコントロールされ、走行性能が劣化するという問題
もある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、メモリを有
するノードの、当該メモリのデータが初期値に設定され
たままのデータであるか更新されたデータであるか、ま
た、送信した側のノードが正常であるか故障しているか
即ち、データ領域に格納されているデータの有効/無効
を受信ノードで判断するようにしたデータ管理方法を提
供することを目的とする。
するノードの、当該メモリのデータが初期値に設定され
たままのデータであるか更新されたデータであるか、ま
た、送信した側のノードが正常であるか故障しているか
即ち、データ領域に格納されているデータの有効/無効
を受信ノードで判断するようにしたデータ管理方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明によれば、多重伝送路
を介して複数のノードを相互に接続し、これらの何れか
のノードからフレーム毎にデータを伝送し、受信ノード
がデータを正常に受信したときに当該フレームに続いて
受信確認信号を返送する多重伝送システムにおける前記
ノードのメモリに、データ領域に格納される各データ毎
の有効/無効を示すフラグ領域を設け、当該ノードが他
の所定の該当する識別コードをもつノードにデータを要
求しその反応として該当識別コードのデータを受信した
時に当該データに対応するフラグを一の値に変更して当
該データが有効であることを示し、要求したデータを受
信しなかった時に前記フラグを他の値のままにして前記
データ領域に格納されているデータが無効であることを
示すようにしたものである。
を介して複数のノードを相互に接続し、これらの何れか
のノードからフレーム毎にデータを伝送し、受信ノード
がデータを正常に受信したときに当該フレームに続いて
受信確認信号を返送する多重伝送システムにおける前記
ノードのメモリに、データ領域に格納される各データ毎
の有効/無効を示すフラグ領域を設け、当該ノードが他
の所定の該当する識別コードをもつノードにデータを要
求しその反応として該当識別コードのデータを受信した
時に当該データに対応するフラグを一の値に変更して当
該データが有効であることを示し、要求したデータを受
信しなかった時に前記フラグを他の値のままにして前記
データ領域に格納されているデータが無効であることを
示すようにしたものである。
(作用)
車両の電源供給開始時に各ノードのメモリのフラグ領域
、データ領域の内容が初期値0にセットされる。これら
のノードの内、所定のノードが他の所定の識別コードを
もつデータを送信するノードにデータを要求し、当該識
別要求したデータを受信した時には対応するフラグ領域
の内容を初期値から一の値変更して当該受信したデータ
が有効であることを示す。また、前記要求したデータを
受信しなかった時には対応するフラグ領域の値を前記一
の値とは異なる他の値に変更し、データ領域に格納され
ている現在のデータが無効であることを示す。これによ
り当該ノードは、自身の有するデータが有効なものであ
るか無効なもので有るかを認識することができ、適切な
処置例えば、フェールセーフを採ることが可能となる。
、データ領域の内容が初期値0にセットされる。これら
のノードの内、所定のノードが他の所定の識別コードを
もつデータを送信するノードにデータを要求し、当該識
別要求したデータを受信した時には対応するフラグ領域
の内容を初期値から一の値変更して当該受信したデータ
が有効であることを示す。また、前記要求したデータを
受信しなかった時には対応するフラグ領域の値を前記一
の値とは異なる他の値に変更し、データ領域に格納され
ている現在のデータが無効であることを示す。これによ
り当該ノードは、自身の有するデータが有効なものであ
るか無効なもので有るかを認識することができ、適切な
処置例えば、フェールセーフを採ることが可能となる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は成るノード例えば、前述したパワーステアリン
グを制御するコンピュータのメモリへのデータの格納方
法を示すもので、メモリMにはデータ領域りと、当該デ
ータ領域りの先頭にデータ領域りに格納されているデー
タが、有効(Valid)であるか無効(Invali
d)であるかを示すフラグ領域F1とが設けられている
。そして、データ領域りは複数ビットにより構成されて
おり、フラグ領域F、はlビットで構成されている。こ
のフラグ領域F8には「0」又は「1」がセットされる
。
グを制御するコンピュータのメモリへのデータの格納方
法を示すもので、メモリMにはデータ領域りと、当該デ
ータ領域りの先頭にデータ領域りに格納されているデー
タが、有効(Valid)であるか無効(Invali
d)であるかを示すフラグ領域F1とが設けられている
。そして、データ領域りは複数ビットにより構成されて
おり、フラグ領域F、はlビットで構成されている。こ
のフラグ領域F8には「0」又は「1」がセットされる
。
そして、フラグ領域F1の値が「0」のときにはデータ
領域りのデータが「有効コなものであることを示し、「
1」のときには「無効」であることを示すようになって
いる。即ち、データが、数バイトで意味を有するような
場合には当該バイト数で1つのフラグ(1ビツト)を付
ける。
領域りのデータが「有効コなものであることを示し、「
1」のときには「無効」であることを示すようになって
いる。即ち、データが、数バイトで意味を有するような
場合には当該バイト数で1つのフラグ(1ビツト)を付
ける。
フラグ領域F1の値は、電源供給開始時に初期値を「0
」にセットされ、当該ノードが相手方のノード即ちぐス
ピードメータにデータを要求して当該スピードメータか
ら要求したデータが送られて来た時には「0」、要求し
たデータが送られて来ない時には「l」にセットされる
。また、データ領域りのデータは、電源供給開始時に初
期値「00・・・」にセットされ、スピードメータから
要求したデータが送られてきたときには当該データを取
り込んで格納する。
」にセットされ、当該ノードが相手方のノード即ちぐス
ピードメータにデータを要求して当該スピードメータか
ら要求したデータが送られて来た時には「0」、要求し
たデータが送られて来ない時には「l」にセットされる
。また、データ領域りのデータは、電源供給開始時に初
期値「00・・・」にセットされ、スピードメータから
要求したデータが送られてきたときには当該データを取
り込んで格納する。
また、データ領域りに格納するノードのデータが、1ビ
ツト(1桁)しか無いような場合、例えば、ブレーキオ
イルウオーニングランプを点灯するか否かというように
1ビツトで意味を持つものである場合には、第2図に示
すように、関連するこのような1ビツトのデータのノー
ドを複数まとめて1つのフラグ領域F−1(1ビツト)
により有効/無効を示すようにしてもよい。即ち、複数
のノードN2、N!、・・・の各データD1、D!、・
・・が夫々1ビツトである場合には、フラグ領域Fを複
数ビット(F、、、F、ffi、・・・)設け、関連の
あるノードNi 、Nt 、Nsの各データDI、D!
、D、の有効/無効をフラグFilにより示し、ノード
N4、N5のデータD4、Dsの有効/無効をフラグF
1□により示し、ノードN6の複数ビットのデータD6
の有効/無効をフラグFgjによりボすようにしてもよ
い。
ツト(1桁)しか無いような場合、例えば、ブレーキオ
イルウオーニングランプを点灯するか否かというように
1ビツトで意味を持つものである場合には、第2図に示
すように、関連するこのような1ビツトのデータのノー
ドを複数まとめて1つのフラグ領域F−1(1ビツト)
により有効/無効を示すようにしてもよい。即ち、複数
のノードN2、N!、・・・の各データD1、D!、・
・・が夫々1ビツトである場合には、フラグ領域Fを複
数ビット(F、、、F、ffi、・・・)設け、関連の
あるノードNi 、Nt 、Nsの各データDI、D!
、D、の有効/無効をフラグFilにより示し、ノード
N4、N5のデータD4、Dsの有効/無効をフラグF
1□により示し、ノードN6の複数ビットのデータD6
の有効/無効をフラグFgjによりボすようにしてもよ
い。
以下にデータの管理方法について説明する。
前述したブレーキオイルのウオーニングランプのような
データの場合は、電源供給開始時第3図に示すようにメ
ータ(ノード)のメモリのフラグ領域に「1」がセット
され、データ領域に初期値「0」がセットされる。この
時には当該データ領域のデータ「0」は無効なものであ
ると認識される。従って、ウオーニングランプが点灯(
ON)する。更に、予めウオーニングランプのデータの
ノードにウオーニングランプのデータの送信要求を行っ
ておく。
データの場合は、電源供給開始時第3図に示すようにメ
ータ(ノード)のメモリのフラグ領域に「1」がセット
され、データ領域に初期値「0」がセットされる。この
時には当該データ領域のデータ「0」は無効なものであ
ると認識される。従って、ウオーニングランプが点灯(
ON)する。更に、予めウオーニングランプのデータの
ノードにウオーニングランプのデータの送信要求を行っ
ておく。
そして、エンジンが始動して所定の時間tの経過後、も
し、ウオーニングランプのデータの送信ノードが機能し
ていた場合には送信要求に応じデータを受は取ることが
可能である。前記ウオーニングランプがデータ「0」を
受信した時にフラグ領域の内容を「0」にセットし、当
該受信したデータ「0」が有効なものであることを認識
する。
し、ウオーニングランプのデータの送信ノードが機能し
ていた場合には送信要求に応じデータを受は取ることが
可能である。前記ウオーニングランプがデータ「0」を
受信した時にフラグ領域の内容を「0」にセットし、当
該受信したデータ「0」が有効なものであることを認識
する。
この結果、ウオーニングランプが消灯(OFF)する。
これにより、運転者は、ブレーキオイルが正常であるこ
とを認識することができる。
とを認識することができる。
また、ウオーニングランプのデータの送信ノードが存在
しなかったり、故障していれば前記送信要求のノードよ
りデータはなく、前記時間tの経過時にウオーニングラ
ンプがデータを受信しないことになり、フラグ領域の内
容は「1」のままの状態であり、当該ウオーニングラン
プは、データ領域に格納されているデータ即ち、初期値
「o」は無効であると認識してランプを点灯(ON)す
る。これにより運転者は、ブレーキオイルに異常がある
と認識することができる。
しなかったり、故障していれば前記送信要求のノードよ
りデータはなく、前記時間tの経過時にウオーニングラ
ンプがデータを受信しないことになり、フラグ領域の内
容は「1」のままの状態であり、当該ウオーニングラン
プは、データ領域に格納されているデータ即ち、初期値
「o」は無効であると認識してランプを点灯(ON)す
る。これにより運転者は、ブレーキオイルに異常がある
と認識することができる。
また、前述したパワーステアリングの場合には、電源供
給開始時に、スピードメータ、パワーステアリングの各
ノードのメモリが夫々初期値にセットされる。即ち、パ
ワーステアリングのノードのコンピュータのメモリM(
第1図)のフラグ領域F、が初期値「0」にセットされ
ると共にデータ領域りが初期値「00・・・」にセット
される。この状態においてはパワーステアリングはメモ
リMのデータ領域りに格納されているデータは「有効」
なものと認識し、当該データに応じた操作力をハンドル
に作用する。前記電源供給開始時において車両は未だ停
車しており、スピードメータのデータは速度0を示す内
容となっている。
給開始時に、スピードメータ、パワーステアリングの各
ノードのメモリが夫々初期値にセットされる。即ち、パ
ワーステアリングのノードのコンピュータのメモリM(
第1図)のフラグ領域F、が初期値「0」にセットされ
ると共にデータ領域りが初期値「00・・・」にセット
される。この状態においてはパワーステアリングはメモ
リMのデータ領域りに格納されているデータは「有効」
なものと認識し、当該データに応じた操作力をハンドル
に作用する。前記電源供給開始時において車両は未だ停
車しており、スピードメータのデータは速度0を示す内
容となっている。
走行を開始し、第4図に示すようにパワーステアリング
がスピードメータに成る時点1+における速度のデータ
を要求した時、当該スピードメータからデータXが送ら
れて来たとする。パワーステアリングは、送られて来た
当該データXをメモリMのデータ領域りに取り込むと共
に、フラグ領域F1の内容を「0」にセットする。これ
により当該パワーステアリングはこのデータXが有効な
ものと認識して当該データXに応じてハンドルの操作力
を調節する。
がスピードメータに成る時点1+における速度のデータ
を要求した時、当該スピードメータからデータXが送ら
れて来たとする。パワーステアリングは、送られて来た
当該データXをメモリMのデータ領域りに取り込むと共
に、フラグ領域F1の内容を「0」にセットする。これ
により当該パワーステアリングはこのデータXが有効な
ものと認識して当該データXに応じてハンドルの操作力
を調節する。
所定時間経過後時刻t2において、パワーステアリング
はスピードメータに新たなデータを要求する。この時、
スピードメータは、要求時「1」とするか又は要求時よ
りt、後にフラグ領域F1を「1」とする。t、後に「
1」とする場合はノードのマイクロコンピュータのタイ
マ等で行ない、t3以内にスピードメータのデータを受
信した場合は、タイマをストップさせる。従って、t、
後にはどちらの場合においてもスピードメータからデー
タが送られて来ない場合には、パワーステアリングのメ
モリMのフラグ領域F1の内容が「■」となり、当該パ
ワーステアリングはデータ領域りに格納されているデー
タは「無効」であると認識する。
はスピードメータに新たなデータを要求する。この時、
スピードメータは、要求時「1」とするか又は要求時よ
りt、後にフラグ領域F1を「1」とする。t、後に「
1」とする場合はノードのマイクロコンピュータのタイ
マ等で行ない、t3以内にスピードメータのデータを受
信した場合は、タイマをストップさせる。従って、t、
後にはどちらの場合においてもスピードメータからデー
タが送られて来ない場合には、パワーステアリングのメ
モリMのフラグ領域F1の内容が「■」となり、当該パ
ワーステアリングはデータ領域りに格納されているデー
タは「無効」であると認識する。
このようなフラグ領域Ftを「1」として送信要求を行
なうか送信要求後t4のタイマでデータ受信が無ければ
「1」という動作を一定時間おきに行なうことにより、
常時スピードメータが機能(、ているかしていないか確
認することができる。
なうか送信要求後t4のタイマでデータ受信が無ければ
「1」という動作を一定時間おきに行なうことにより、
常時スピードメータが機能(、ているかしていないか確
認することができる。
このような動作を行なった結果、成る時点でスピードメ
ータが機能しなくなった場合、フラグ領域Fヨによりデ
ータの異常を検出し、パワーステアリングにおいてフェ
ールセーフ動作を行なうことが可能である。
ータが機能しなくなった場合、フラグ領域Fヨによりデ
ータの異常を検出し、パワーステアリングにおいてフェ
ールセーフ動作を行なうことが可能である。
しかしながら、パワーステアリングのように)−ドによ
ってはデータの「無効」を認識した場合でも直ちに「無
効」の処理を行なうことが必要ではないものもある。こ
のような場合には、パワーステアリングは、データXに
基づいて機能する。
ってはデータの「無効」を認識した場合でも直ちに「無
効」の処理を行なうことが必要ではないものもある。こ
のような場合には、パワーステアリングは、データXに
基づいて機能する。
そして、所定時間経過後の時刻t8において再びスピー
ドメータにデータを要求する。この時、スピードメータ
からデータX′が送られて来た場合には、パワーステア
リングは当該データX′をメモリMのデータ領域りに取
り込むと共にフラグ領域F1の内容を「0」にセットす
る。これによりパワーステアリングは、当該データX°
を有効なものとして認識し、当該データX゛に基づいて
ハンドルの操作力を調節する。これは送信ノードが存在
する場合である。
ドメータにデータを要求する。この時、スピードメータ
からデータX′が送られて来た場合には、パワーステア
リングは当該データX′をメモリMのデータ領域りに取
り込むと共にフラグ領域F1の内容を「0」にセットす
る。これによりパワーステアリングは、当該データX°
を有効なものとして認識し、当該データX゛に基づいて
ハンドルの操作力を調節する。これは送信ノードが存在
する場合である。
一方、時刻t3においてスピードメータからデータが送
られて来ない時には、パワーステアリングは、メモリM
のデータ領域りに格納されているデータXは使えるデー
タではないとして徐々にハンドルの操作力を重くし、安
全サイドに戻すように作用する。これは、送信ノードが
存在しない場合である。
られて来ない時には、パワーステアリングは、メモリM
のデータ領域りに格納されているデータXは使えるデー
タではないとして徐々にハンドルの操作力を重くし、安
全サイドに戻すように作用する。これは、送信ノードが
存在しない場合である。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、多重伝送路を介し
て複数のノードを相互に接続し、これらの何れかのノー
ドからフレーム毎にデータを伝送し、受信ノードがデー
タを正常に受信したときに当該フレームに続いて受信確
認信号を返送する多重伝送システムにおける前記ノード
のメモリに、データ領域に格納される各データ毎の有効
/無効を示すフラグ領域を設け、当該ノードが他の所定
の該当するノードにデータを要求しその反応として該当
識別コードのデータを受信した時に当該データに対応す
るフラグを一の値に変更して当該データが有効であるこ
とを示し、要求したデータを受信しなかった時に前記フ
ラグを他の値のままにして前記データ領域に格納されて
いるデータが無効であることを示すようにしたことによ
り、前記ノードのメモリに格納されているデータが信頼
性があるものか否かを当該ノード自身が認識することが
でき、信頼性があるデータの場合には当該データに応じ
て機能し、信頼性がないデータの場合にはフェールセー
フ動作を行なうことができる。
て複数のノードを相互に接続し、これらの何れかのノー
ドからフレーム毎にデータを伝送し、受信ノードがデー
タを正常に受信したときに当該フレームに続いて受信確
認信号を返送する多重伝送システムにおける前記ノード
のメモリに、データ領域に格納される各データ毎の有効
/無効を示すフラグ領域を設け、当該ノードが他の所定
の該当するノードにデータを要求しその反応として該当
識別コードのデータを受信した時に当該データに対応す
るフラグを一の値に変更して当該データが有効であるこ
とを示し、要求したデータを受信しなかった時に前記フ
ラグを他の値のままにして前記データ領域に格納されて
いるデータが無効であることを示すようにしたことによ
り、前記ノードのメモリに格納されているデータが信頼
性があるものか否かを当該ノード自身が認識することが
でき、信頼性があるデータの場合には当該データに応じ
て機能し、信頼性がないデータの場合にはフェールセー
フ動作を行なうことができる。
例えば、安全サイドにない場合には徐々に或いは一定時
間経過後に安全サイドに移行させることが可能となると
いう効果がある。
間経過後に安全サイドに移行させることが可能となると
いう効果がある。
第1図は本発明に係るデータ管理方法を適用した多重伝
送システムにおける多重ノードのメモリのフラグ領域と
データ領域とを示す図、第2図は第1図のメモリのフラ
グ領域とデータ領域の他の実施例を示す図、第3図及び
第4図は本発明に係るデータ管理の方法の一実施例を示
す図、第5図は多重伝送システムの一例を示す図、第6
図は第5図の多重伝送システムにおけるデータの一例を
示す図、第7図は第5図の多重伝送システムにおける多
重データ要求フレームの一例を示す図、第8図は従来の
多重伝送システムにおけるデータ管理を示す図である。 1・・・伝送路、2〜5・・・ノード、M・・・メモリ
、F8・・・フラグ領域、D・・・データ領域。 第 1 図 第2図 第8図 第 3図
送システムにおける多重ノードのメモリのフラグ領域と
データ領域とを示す図、第2図は第1図のメモリのフラ
グ領域とデータ領域の他の実施例を示す図、第3図及び
第4図は本発明に係るデータ管理の方法の一実施例を示
す図、第5図は多重伝送システムの一例を示す図、第6
図は第5図の多重伝送システムにおけるデータの一例を
示す図、第7図は第5図の多重伝送システムにおける多
重データ要求フレームの一例を示す図、第8図は従来の
多重伝送システムにおけるデータ管理を示す図である。 1・・・伝送路、2〜5・・・ノード、M・・・メモリ
、F8・・・フラグ領域、D・・・データ領域。 第 1 図 第2図 第8図 第 3図
Claims (1)
- 多重伝送路を介して複数のノードを相互に接続し、これ
らの何れかのノードからフレーム毎にデータを伝送し、
受信ノードがデータを正常に受信したときに当該フレー
ムに続いて受信確認信号を返送する多重伝送システムに
おける前記ノードのメモリに、データ領域に格納される
各データ毎の有効/無効を示すフラグ領域を設け、当該
ノードが他の所定の該当する識別コードをもつノードに
データを要求しその反応として該当識別コードのデータ
を受信した時に当該データに対応するフラグを一の値に
変更して当該データが有効であることを示し、要求した
データを受信しなかった時に前記フラグを他の値のまま
にして前記データ領域に格納されているデータが無効で
あることを示すようにしたことを特徴とするデータ管理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34415789A JPH03204297A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | データ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34415789A JPH03204297A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | データ管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204297A true JPH03204297A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18367076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34415789A Pending JPH03204297A (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | データ管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205470A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | データ通信システム |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34415789A patent/JPH03204297A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205470A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | データ通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4715031A (en) | Vehicular data transfer communication system | |
US20190141070A1 (en) | Anomaly detection electronic control unit, onboard network system, and anomaly detection method | |
JP5057304B2 (ja) | 車載通信システム及び車載通信方法 | |
JPH04305754A (ja) | 多重伝送方式 | |
US6151306A (en) | Vehicle multiplex communication system | |
CN102013943A (zh) | 一种can总线网络丢帧处理方法 | |
KR20000071161A (ko) | 다중 통신 방법 | |
KR100336067B1 (ko) | 다중전송장치 | |
JPH03204297A (ja) | データ管理方法 | |
WO1993005602A1 (en) | Multiplex transmission system | |
JP3895912B2 (ja) | 制御ユニット及び、多重通信システム | |
JP3057581B2 (ja) | 多重伝送方法 | |
JP2638009B2 (ja) | 多重伝送方法 | |
JPH01143537A (ja) | 多重伝送方式 | |
JPS60107944A (ja) | 自動車の集約配線システム | |
JP2001304037A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP3383462B2 (ja) | 多重伝送システム | |
JP3182246B2 (ja) | 多重伝送システム | |
US5550830A (en) | Multiplex transmission apparatus and method | |
JP3133514B2 (ja) | 多重伝送方式 | |
JP3050637B2 (ja) | 多重伝送方式 | |
JP2731878B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH08237286A (ja) | 多重伝送システム | |
JP3088199B2 (ja) | 多重通信装置 | |
JP3108454B2 (ja) | 多重伝送におけるidフィルタリング方式 |