JPH03203341A - 微小電極を有する基板およびその製造方法 - Google Patents

微小電極を有する基板およびその製造方法

Info

Publication number
JPH03203341A
JPH03203341A JP34152689A JP34152689A JPH03203341A JP H03203341 A JPH03203341 A JP H03203341A JP 34152689 A JP34152689 A JP 34152689A JP 34152689 A JP34152689 A JP 34152689A JP H03203341 A JPH03203341 A JP H03203341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
layer
microelectrodes
wiring pattern
providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34152689A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sugihara
理 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP34152689A priority Critical patent/JPH03203341A/ja
Publication of JPH03203341A publication Critical patent/JPH03203341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、微小電極を有する基板およびその製造方法に
係り、特に、基板の厚さ方向の上面から下面に達する複
数の微小電極を有する基板およびその製造方法に関する
本発明の微小電極を有する基板は、プローブカードの原
板や、電解メッキ法における電極等として利用可能であ
る。
[従来の技術] 無機絶縁性物質または半導体からなる基板に孔径が30
0μm〜数mmのスルーホールを設け、このスルーホー
ル内に無電解メッキにより導電性金属を析出させて配線
を形成する技術は、電子機器の小型・薄型化を図るため
の高密度実装技術の一法として広く利用されているが、
無機絶縁性物質または半導体からなる基板の厚さ方向に
スルーホールを設け、このスルーホール内に導電性物質
層を設けることにより300μmより小さい径の微小電
極とした基板は一般に使用されていない。
300μmより小さい径の微小電極としては、例えばプ
ローブカードにおける微小探針電極があるが、この微小
探針電極は、一般に、針状に加工した導電性金属を微小
探針とし、この微小探針を絶縁性基板または半導体基板
上に設けられた配線パターンと電気的に導通させること
により形成される。このときの微小探針と基板との固着
は、微小探針(電極)が所定の配置となるように手作業
により行われる。
[発明が解決しようとする課題] 基板の厚さ方向の上面から下面に達する複数の微小電極
を有する基板は、プローブカード等として利用可能であ
るが、針状に加工した導電性金属を微小電極とした従来
の基板では、配線パターンを設けた基板と微小電極とを
別々の部材として作製した後、微小電極を基板上に手作
業により固定しなければならず、製造工程が煩雑になる
という問題があった。
したがって本発明の目的は、針状に加工した導電性金属
を微小電極とした従来の基板よりも容易に製造すること
ができる、微小電極を有する基板およびその製造方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するためになされたものであ
り、本発明の微小電極を有する基板は、無機絶縁性物質
または無機半導体からなる基板と、この基板の厚さ方向
の上面から下面に達する孔径が300μm以下の微細孔
または、幅が1m!11以下の微細溝と、前記微細孔内
または前記微細溝内に設けられた柱状の導電体層と、こ
の柱状の導電体層と電気的に導通して前記基板の表面に
二次元的に設けられた配線パターンとを有することを特
徴とするものである。
また本発明の微小電極を有する基板の製造方法は、無機
絶縁性物質または無機半導体からなる基板に、この基板
の厚さ方向の上面から下面に達する孔径が300μm以
下の微細孔または、幅が1mm以下の微細溝を設ける工
程と、前記微細孔内または前記微細溝内に、柱状の導電
体層を設ける工程と、前記基板の表面に、前記柱状の導
電体層と電気的に導通する配線パターンを形成する工程
とを含むことを特徴とするものである。
本発明の微小電極を有する基板の製造方法においては、
前記基板に微細孔または微細溝を設ける工程を、前記基
板として感光性ガラスを用いたフォトリソグラフィー法
により行うことが特に好ましい。
また、前記柱状の導電体層を設ける工程は、無電解メッ
キにより行うことが特に好ましい。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する
実施例1 まず、無機絶縁性物質からなる基板として、100X1
00X0.5mmのL i20−Ait 03−8 i
 02  (Au、・Ce)系の感光性ガラス(商品名
: PEG3、HOYA■製)を用い、この感光性ガラ
ス基板に、基板の厚さ方向の上面から下面に達する微細
孔を設ける工程として、所定のマスクを用いた露光処理
(He−Xeランプを使用)、約500℃で1時間の現
像処理(熱処理)、5重量%フッ酸でのエツチング処理
(酸処理)および純水でのリンス処理を施して、第1図
(a)に示すように開口径70μmの微細孔1を、1辺
につき120個の割合で、感光性ガラス基板2の中央部
付近に80μm間隔で方形状に設けた。
次に、各微細孔内に柱状の導電体層を設ける工程として
、まず、感光性ガラス基板2に設けた微細孔1の内壁を
、エポキシ樹脂をアセトンに溶解させて得た溶液(容量
比で、エポキシ樹脂/アセトン−1/10)でぬらした
後、乾燥させて、第1図(b)に示すように、微細孔1
の内壁にエポキシ樹脂層3を設けた。このエポキシ樹脂
層3は、後述する無電解メッキにより析出する金属の感
光性ガラス基板2上への付着性を向上させるためのもの
である。次いで、エポキシ樹脂層3を設けた感光性ガラ
ス基板2に無電解N1−Pメッキ(部分メッキ)処理を
施して、第1図(C)に示すように、微細孔1内のエポ
キシ樹脂層3上および微細孔1の開口部近傍の感光性ガ
ラス基板2表面にN1−P層4aを設けて、微細孔1を
NL−P層4aにより閉塞した。このときの無電解N1
−Pメッキ処理は、■活性化、■触媒付与、■触媒活性
化、■無電解メッキの順で、それぞれ以下の要領で行っ
た。
■活性化・・・・・・・・・・・・活性化剤として、I
TOリダクタ−(商品名、奥野製薬株製) に塩酸を加えてpHを8.8と した溶液を、その濃度が200 m1/iとなるように純水で希釈 して得た液温45℃の水溶液中 に2分間浸漬した後、純水で洗 浄した。
■触媒付与・・・・・・・・・塩化バナジウムおよび塩
化スズの塩酸溶液(商品名:ITOキ ャタリスト、奥野製薬株製)と、 バッファ(商品名:ITO−8 AL、奥野製薬■製)と、35 %塩酸とを、それぞれ60m1/ 1、50g/l、150m1/1 の割合で純水に添加して得た液 温35℃の水溶液中に6分間浸 漬した後、純水で洗浄した。
■触媒活性化・・・・・・触媒活性化剤であるITOア
クセレーター(商品名、奥野製薬 ■製)を200m1/iとなるよ うに純水で希釈して得た液温2 5℃の水溶液中に2分間浸漬し た後、純水で洗浄した。
■無電解メッキ・・・還元剤としてITO−90−M(
商品名、奥野製薬株製)を、 ニッケル塩水溶液としてITO −90−1(商品名、奥野製薬 ■製)を用い、これらを100 mt/iおよび50m1/iの割合 で純水に添加して得た液温80 ℃の水溶液中に6時間浸漬した 後、純水で洗浄した。
この後、微細孔1の開口部近傍の感光性ガラス基板2表
面に付着したN1−Pを、酸化セリウムからなる研摩剤
を用いて研摩除去し、洗浄を行って、第1図(d)に示
すように、微細孔1内に、感光性ガラス基板2の厚さ方
向の上面と実質的に同一の平面上に一方の端面を有し前
記基板2の厚さ方向の下面と実質的に同一の平面上にも
う一方の端面を有する柱状のN1−P層4bを設けた。
この柱状のN1−P層4bは、最終的に得られる微小電
極を有する基板における微小電極に相当する。
この後、感光性ガラス基板2の厚さ方向の一面に、上記
柱状のN1−P層4bと電気的に導通ずる配線パターン
を形成する工程として、まず、DCマグネトロンスパッ
タ法により、第1図(e)に示すように、感光性ガラス
基板2の厚さ方向の一面に、厚さ1000へのITO(
酸化インジウム・スズ)膜5aを成膜した。次いで、ス
ピンナーを用いて、第1図(f)に示すようにITO膜
5a上にフォトレジスト6aを設けた後、1時間ベーク
した。次に、所定のパターンが付いたフォトマスクを用
いてコンタクト露光処理および現像処理を行って、第1
図(g)に示すように、ITO膜5a上にレジストパタ
ーン6bを形成した。
この後、レジストパターン6bを形成した感光性ガラス
基板2を、40ド一メ度FeCl3水溶ifl!と35
%HCI水溶液との1:1混演中に12時間浸漬するこ
とにより、第1図(h)に示すように、レジストパター
ン6bをマスクとしたITO膜5aのエツチング除去を
行い、さらにレジストパターン6bを剥離して、第1図
(i)に示すように、柱状のN1−P層4b上に形成さ
れている部分の線幅が40μmで、この柱状のN1−P
層4bの一端面上に端子を有するITO膜からなる配線
パターン5bを、感光性ガラス基板2表面に形成した。
このようにして得られた、微小電極を有する基板におい
て、ITO膜による配線パターン5bの端子と微小電極
に相当する柱状のN1−P層4bとの間が電気的に導通
するか否かをテスターを用いて確認したところ、電気抵
抗約700Ωで完全に導通していることが確認された。
なお、ITO膜による配線パターン5bの端子と微小電
極に相当する柱状のN1−P層4bとの間の電気抵抗は
、配線パターン5bと柱状のN1−p層4bとの接点直
上も含む配線パターン5b上に、N1−P層を設けるこ
とにより、約90Ω程度とすることができ、より小さく
することができる。また、配線パターン5b上にN1−
P層を設けることにより、配線パターン5b (ITO
膜)に微小なりラックが生じても、配線パターン5bの
断線や電気抵抗の増加を防止することができる。
このときのN1−P層の形成は、上述した微小電極を有
する基板の製造方法における無電解N1−Pメッキ(部
分メッキ)処理と同様の方法により行うことができる。
さらに、ITO膜による配線パターン5bと柱状のN1
−P層4bとの接点直上も含む配線パターン5b上に設
けたN1−P層を酸化から保護するために、かつ電気抵
抗の低減のために、このN1−P層を金(例えば、厚さ
約1μm)により被覆してもよく、この被覆によれば電
気抵抗は約3Ωとなる。金による被覆は、無電解メッキ
法あるいは電解メッキ法を用いて常法により行うことが
できる。
実施例2 基板として実施例1と同じ感光性ガラスを用い、第2図
(a)に示すように、この感光性ガラス基板20の中央
部付近に開口径70μmの微細孔21を、実施例1と同
様にして80μm間隔で方形状に設け、さらに実施例1
と同様にして、第2図(b)に示すように、微細孔21
の内壁にエポキシ樹脂層22を設けた。
次に、無電解メッキの析出時間を6時間から2時間に変
更した以外は実施例1と同様にして無電解N1−Pメッ
キ(部分メッキ)処理を施して、第2図(c)に示すよ
うに、微細孔21の開口部近傍の感光性ガラス基板20
表面および微細孔21内のエポキシ樹脂層22上に、微
細孔21を閉塞させることなく、N1−4層23aを設
けた。
この後、実施例1と同様に微細孔21の開口部近傍の感
光性ガラス基板20表面に付着したN1−4層23aを
除去し、洗浄を行って、第2図(d)に示すように、微
細孔21内に、感光性ガラス基板20の厚さ方向の上面
と実質的に同一の平面上に一方の端面を有し前記基板2
0の厚さ方向の下面と実質的に同一の平面上にもう一方
の端面を有する中空円柱状のN1−P層23bを設けた
。この中空円柱状のN1−PI123bは、最終的に得
られる微小電極を有する基板における微小電極に相当す
る。
この後、実施例1と同様にして、第2図(e)に示すよ
うに、中空円柱状のN1−P層23b直上に形戊されて
いる部分の線幅が40μmで、中空円柱状のN1−P層
23bの一端面上に端子を有するITO膜からなる配線
パターン24を、感光性ガラス基板20の一面に形戊し
た。
このようにして得られた、微小電極を有する基板におい
て、ITO膜による配線パターン24の端子と微小電極
に相当する中空円柱状のN1−P層23bとの間が電気
的に導通するか否かをテスターを用いて確認したところ
、電気抵抗約90Ωで完全に導通していることが確認さ
れた。
以上、実施例を挙げて説明した本発明の微小電極を有す
る基板は、単板で利用する場合には、例えば電解メッキ
における電極基板やプローブカードの原板とすることが
できる。電解メッキにおける電極基板として利用した場
合には、ICチップにおけるバンプ形成やバンブとリー
ドとの接続のように同一平面上に多数の電解メッキを施
す際、−括して処理することが可能となる。また、プロ
−ブカードの原板として利用する場合には、基板の厚さ
方向の上面または下面をエツチング除去して、柱状の導
電体層の一端面側を突出させることにより微小探針電極
を形成し、プローブカードとする。
また、本発明の微小電極を有する基板を複数枚電気的に
導通させて積層することにより、高密度実装のための多
層基板として利用することも可能である。
なお本発明は、以上説明した実施例1および実施例2に
限定されるものではなく、下記の変形例や応用例を含む
ものである。
実施例1および実施例2では基板として感光性ガラスを
用いたが、本発明の微小電極を有する基板およびその製
造方法においては、基板の材料として、アルミノボロシ
リケートガラスや石英ガラス等の各種ガラスや、アルミ
ナ焼結体、部分安定化ジルコニア、ニオブ酸リチウム、
ニオブ酸タンタル、水晶、リン酸アルミニウム、シリコ
ン等の多結晶体、単結晶体または非晶質体等の、無機絶
縁体や無機半導体を用いてもよい。基板の形状は特に限
定されるものではなく、適宜変形可能である。
また、実施例1および実施例2では、基板の厚さ方向の
上面から下面に達する微細孔を設け、この微細孔内に、
基板の厚さ方向の上面と実質的に同一の平面上に一方の
端面を有し前記基板の厚さ方向の下面と実質的に同一の
平面上にもう一方の端面を有する柱状の導電体層を設け
たが、本発明の微小電極を有する基板およびその製造方
法においては、微細孔に代えて基板の厚さ方向の上面か
ら下面に達する幅が1mm以下の微細溝を基板端面に設
け、この微細溝内に、基板の厚さ方向の上面と実質的に
同一の平面上に一方の端面を有し前記基板の厚さ方向の
下面と実質的に同一の平面上にもう一方の端面を有する
柱状の導電体層を設けてもよい。このときの基板端面と
は、基板が開口部を有する場合には、この開口部の内壁
をも含む。
微細孔または微細溝は、実施例1および実施例2で説明
したフォトリソグラフィー法の他に、他の手法によるフ
ォトリソグラフィー法、放電加工、レーザー加工、印刷
法、切削加工等により設けてもよい。基板としてセラミ
ックスを用いる場合は、グリーンシートの段階で微細孔
または微細溝を設けてから焼結してもよい。
基板の材料および形状ならびにこの基板に微細孔または
微細溝を形成する方法は、目的とする微小電極を有する
基板に要求される微小電極の大きさおよび数、微小電極
の配置精度、基板の用途およびその使用環境等に応じて
、適宜選択される。
微細な微小電極を高い精度の下に多数配置する場合には
、実施例1および実施例2で説明したように、基板とし
て感光性ガラスを用いたフォトリソグラフィー法により
微細孔または微細溝を形成することが特に好ましい。
微細孔内または微細溝内に柱状の導電体層を設けるにあ
たっては、実施例1および実施例2で用いた無電解N1
−Pメッキの他、Co、 Ni。
Cu、Pd、Ag、Pt、Au等の導電性金属を無電解
メッキ処理してもよく、またこれらの金属とB、 N、
 P、 V、 Mn、 Fe、 Zn、 Mo。
Sl、W、Re、Ti等とを含有するものを無電解メッ
キ処理してもよい。さらに、上述したものを途中まで無
電解メッキ処理し、その後、電解メッキ処理にてAu、
 Ag、 Pt、 Cr、 Cu。
Ni、Co等を析出させてもよい。その他、微小電極に
求められる機械的強度が比較的低い場合には、微細孔内
または微細溝内に導電性ポリマーを埋め込むことにより
、微細孔内または微細溝内に柱状の導電体層を設けても
よい。
なお、実施例1および実施例2では、無電解メッキによ
り析出する金属の感光性ガラス基板上への付着性を向上
させるために、微細孔の内壁にエポキシ樹脂層を設けた
が、エポキシ樹脂に代えてフォトレジスト等の、基板と
の密着性のよい材料や、これらの材料にPd、Au、P
t等の触媒金属粉末を分散含有させたものを用いても同
様の効果が得られる。無電解メッキ処理の方法や基板の
材質によっては、有機物層を設けなくとも微細孔内また
は微細溝内に柱状の導電体層を設けることができる。
また、実施例1および実施例2では、柱状の導電体層の
両端面を基板の上面または下面と実質的に同一の平面上
に設けたが、配線パターンを形成する基板表面に位置す
る導電体層の端面ば、基板の上面または下面と実質的に
同一の平面上に設けなくてもよく、実質的に同一な平面
より突出していてもよい。すなわち、配線パターンを形
成する基板表面側に位置する導電体の端面ば、配線パタ
ーンが形成できる程度であれば、基板の表面から突出し
ていてもよい。
さらに、実施例1および実施例2では配線パターンをフ
ォトリソグラフィー法により形成したが、スクリーン印
刷法やオフセット印刷法等の他の方法で形成してもよい
本発明の微小電極を有する基板においては、機械的強度
の向上等を目的として、配線パターンを設けた側の基板
表面に補強板を設けてもよい。このときの補強板として
は、基板と同様に無機絶縁物または無機半導体を用いる
ことが好ましい。基板と補強板とを接合させるにあたっ
ては、絶縁性接着剤、半田ガラス、両面テープ等を用い
ることができ、その他、熱融着、ボルト締め等によって
も接合させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の微小電極を有する基板は
、基板の厚さ方向の上面から下面に達する複数の微小電
極を有しており、プローブカードの原板や平面−括処理
が可能な電気メ・ツキ用の電極基板等として利用できる
。そして、本発明の微小電極を有する基板の製造方法に
よれば、基板の厚さ方向の上面から下面に達する複数の
微小電極を有する基板を、従来より容易に製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の微小探針を有する基板の製造工程の
一例を説明するための端面図、第2図は、本発明の微小
探針を有する基板の製造工程の他の一例を説明するため
の端面図である。 1.21・・・微細孔、 2.20・・・基板、 4b
、23b・・・柱状の導電体層、 5b、24・・・配
線パターン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機絶縁性物質または無機半導体からなる基板と
    、この基板の厚さ方向の上面から下面に達する孔径が3
    00μm以下の微細孔または、幅が1mm以下の微細溝
    と、前記微細孔内または前記微細溝内に設けられた柱状
    の導電体層と、この柱状の導電体層と電気的に導通して
    前記基板の表面に二次元的に設けられた配線パターンと
    を有することを特徴とする、微小電極を有する基板。
  2. (2)無機絶縁性物質または無機半導体からなる基板に
    、この基板の厚さ方向の上面から下面に達する孔径が3
    00μm以下の微細孔または、幅が1mm以下の微細溝
    を設ける工程と、 前記微細孔内または前記微細溝内に、柱状の導電体層を
    設ける工程と、 前記基板の表面に、前記柱状の導電体層と電気的に導通
    する配線パターンを形成する工程とを含むことを特徴と
    する、微小電極を有する基板の製造方法。
  3. (3)前記基板に微細孔または微細溝を設ける工程を、
    前記基板として感光性ガラスを用いたフォトリソグラフ
    ィー法により行う、請求項(2)記載の微小電極を有す
    る基板の製造方法。
  4. (4)前記柱状の導電体層を設ける工程を無電解メッキ
    により行う、請求項(2)または(3)記載の微小電極
    を有する基板の製造方法。
JP34152689A 1989-12-29 1989-12-29 微小電極を有する基板およびその製造方法 Pending JPH03203341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34152689A JPH03203341A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 微小電極を有する基板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34152689A JPH03203341A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 微小電極を有する基板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03203341A true JPH03203341A (ja) 1991-09-05

Family

ID=18346751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34152689A Pending JPH03203341A (ja) 1989-12-29 1989-12-29 微小電極を有する基板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03203341A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156451A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板及びその製造方法
JP2004012326A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Hiroaki Niitsuma 物理量検出器及び物理量検出器の製造方法
WO2004075282A1 (ja) 2003-02-24 2004-09-02 Hamamatsu Photonics K.K. 半導体装置、及びそれを用いた放射線検出器
EP1667509A1 (en) * 2003-09-09 2006-06-07 Hoya Corporation Method for manufacturing double-sided printed glass board
JP2007115874A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Toyoda Gosei Co Ltd 接合用パターンの構造、その形成方法及び発光装置
US7545044B2 (en) 2003-02-24 2009-06-09 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor device and radiation detector employing it
US7663113B2 (en) 2003-02-27 2010-02-16 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor device and radiation detector employing it
WO2013150940A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 旭硝子株式会社 貫通電極付きガラス基板、および貫通電極付きガラス基板の製造方法
KR101519760B1 (ko) * 2013-12-27 2015-05-12 전자부품연구원 금속 배선의 형성 방법 및 이에 의해 제조된 금속 배선 기판

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125448A (ja) * 1989-10-11 1991-05-28 Mitsubishi Electric Corp ウエハ試験用プローブカードおよびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03125448A (ja) * 1989-10-11 1991-05-28 Mitsubishi Electric Corp ウエハ試験用プローブカードおよびその製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156451A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板及びその製造方法
JP2004012326A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Hiroaki Niitsuma 物理量検出器及び物理量検出器の製造方法
US7545044B2 (en) 2003-02-24 2009-06-09 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor device and radiation detector employing it
WO2004075282A1 (ja) 2003-02-24 2004-09-02 Hamamatsu Photonics K.K. 半導体装置、及びそれを用いた放射線検出器
US7838994B2 (en) 2003-02-24 2010-11-23 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor device and radiation detector employing it
US7663113B2 (en) 2003-02-27 2010-02-16 Hamamatsu Photonics K.K. Semiconductor device and radiation detector employing it
EP1667509A1 (en) * 2003-09-09 2006-06-07 Hoya Corporation Method for manufacturing double-sided printed glass board
EP1667510A4 (en) * 2003-09-09 2009-05-20 Hoya Corp METHOD FOR PRODUCING A DOUBLE-SIDED PRINTED GLASS PANEL
EP1667509A4 (en) * 2003-09-09 2009-05-20 Hoya Corp METHOD FOR MANUFACTURING A GLASS PLATE PRINTED ON BOTH SIDES
EP1667510A1 (en) * 2003-09-09 2006-06-07 Hoya Corporation Method for manufacturing double-sided printed glass board
US7993509B2 (en) 2003-09-09 2011-08-09 Hoya Corporation Manufacturing method of double-sided wiring glass substrate
US8002959B2 (en) 2003-09-09 2011-08-23 Hoya Corporation Manufacturing method of double-sided wiring glass substrate
JP2007115874A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Toyoda Gosei Co Ltd 接合用パターンの構造、その形成方法及び発光装置
WO2013150940A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 旭硝子株式会社 貫通電極付きガラス基板、および貫通電極付きガラス基板の製造方法
KR101519760B1 (ko) * 2013-12-27 2015-05-12 전자부품연구원 금속 배선의 형성 방법 및 이에 의해 제조된 금속 배선 기판

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2998988B2 (ja) 微小探針を有する回路基板およびその製造方法
KR100826067B1 (ko) 양면 배선 글래스 기판의 제조 방법
US9171671B2 (en) Laminate type electronic component and manufacturing method therefor
JPH03203341A (ja) 微小電極を有する基板およびその製造方法
EP0083458B1 (en) Method of partially metallising electrically conductive non-metallic patterns
KR20090125611A (ko) 도금층 형성 방법
JP2002231574A (ja) 積層型セラミック電子部品の製造方法および積層型セラミック電子部品
CN116635960B (zh) 具有超宽带性能的多层陶瓷电容器
JP5947401B2 (ja) 銅メタライズ配線セラミック基板及びその製造方法
JP7457923B2 (ja) 実装基板及びその製造方法
JP3623864B2 (ja) 金属皮膜抵抗器およびその製造方法
KR100740436B1 (ko) 전해 도금 방식을 이용한 세라믹 소자의 전극 형성 방법
JP4347974B2 (ja) 導電性微粒子の製造方法、異方性導電接着剤及び導電接続構造体
EP1331286A2 (en) Method of electroless plating and ceramic capacitor
JPH01289231A (ja) リードレスチップ部品の製造方法
JPS63272061A (ja) プラグイン型半導体素子収納用パツケ−ジの製造方法
JP2883427B2 (ja) 微小探針を有する回路基板の製法
JP3078795B1 (ja) 配線基板のメッキ方法及びそれに用いるメッキ用冶具
JP3651451B2 (ja) プローブユニットおよびその製造方法
TW524880B (en) Activation method for substrate to be electrolessly plated
JP3275172B2 (ja) 配線基板の製造方法
JPH02178910A (ja) 積層型セラミックチップコンデンサーの製造方法
JPH0878801A (ja) 回路基板およびその製造方法
WO2016194967A1 (ja) 金属層の形成方法
KR20210125223A (ko) 연성회로기판, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 전자 소자