JPH0320328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320328B2 JPH0320328B2 JP58144594A JP14459483A JPH0320328B2 JP H0320328 B2 JPH0320328 B2 JP H0320328B2 JP 58144594 A JP58144594 A JP 58144594A JP 14459483 A JP14459483 A JP 14459483A JP H0320328 B2 JPH0320328 B2 JP H0320328B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- product
- pin
- lower mold
- molded product
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は発泡成形後の型開き時に製品を下型へ
残す方法を組み入れた一体発泡成形法に関するも
のである。
残す方法を組み入れた一体発泡成形法に関するも
のである。
（従来の技術）
凹凸の多い発泡製品を一体発泡成形する場合、
成形後の型開きの時に製品が上型に付いてしまう
ことがある。このような場合には製品の表皮にシ
ワが発生する等の不具合が生じるため、対策とし
て上型へ空圧、油圧、リンク等による押し出し機
構を設け、製品が上型に付いて型が開かないよう
にする方法が採られていた。この上型の押し出し
機構は構造が複雑で、型の製作費が高くなる欠点
がある。このため、型開きにおける製品の上型へ
の付着を防止する新しい方法と簡単な装置が望ま
れていた。
成形後の型開きの時に製品が上型に付いてしまう
ことがある。このような場合には製品の表皮にシ
ワが発生する等の不具合が生じるため、対策とし
て上型へ空圧、油圧、リンク等による押し出し機
構を設け、製品が上型に付いて型が開かないよう
にする方法が採られていた。この上型の押し出し
機構は構造が複雑で、型の製作費が高くなる欠点
がある。このため、型開きにおける製品の上型へ
の付着を防止する新しい方法と簡単な装置が望ま
れていた。
（発明の目的）
本発明は上記要望に答えるためのもので、成形
品の製品外の部分を強制的に下型へ保持させて、
上型への付着を防止する一体発泡成形法を提供す
るものである。
品の製品外の部分を強制的に下型へ保持させて、
上型への付着を防止する一体発泡成形法を提供す
るものである。
（発明の構成）
本発明の特徴は、下型の、製品成形部から連続
する部分に非製品成形部としての材料溜りを設け
ると共に、該下型に前記材料溜り内に出没自在に
ピンを設け、該ピンの先端部を前記材料溜り内に
突出させた状態で上・下型を閉じて発泡成形し、
型開き時に前記ピンにより成形品を下型に保持さ
せ、型開き後に前記ピンを前記下型内に没入させ
て該ピンを成形品から引き抜くことである。
する部分に非製品成形部としての材料溜りを設け
ると共に、該下型に前記材料溜り内に出没自在に
ピンを設け、該ピンの先端部を前記材料溜り内に
突出させた状態で上・下型を閉じて発泡成形し、
型開き時に前記ピンにより成形品を下型に保持さ
せ、型開き後に前記ピンを前記下型内に没入させ
て該ピンを成形品から引き抜くことである。
（作用）
本発明は上記方法により、下型内に設けたピン
によつて成形品を下型に保持させているため、成
形後の型開きにおいて成形品が上型に付着してし
まうことが生じなくなり成形品の不良発生率を下
げることができるばかりでなく、成形品保持機構
を簡単な構成とすることができるようになる。
によつて成形品を下型に保持させているため、成
形後の型開きにおいて成形品が上型に付着してし
まうことが生じなくなり成形品の不良発生率を下
げることができるばかりでなく、成形品保持機構
を簡単な構成とすることができるようになる。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図により説明する。
一体成形用の上型１と下型２とは組み合わされ
た時に、発泡材料が発泡する空間（キヤビテイ）
３を形成する。下型２には、前記空間３を形成す
る製品成形部に連続する部分に非製品成形部とし
ての材料溜り３ａが設けられ、また下型２には前
記材料溜り３ａ内に出没自在にピン５が設けられ
ている。このピン５はコイルスプリング４により
常時は材料溜り３ａ内への突出方向へ付勢され、
またこのピン５にはコイルスプリング４の付勢力
に抗して該ピン５を下型２内に没入させるための
ワイヤ６が取付けられている。材料溜り３ａおよ
びピン５は、後述する型開きに際して成形品を下
型２に保持させる保持装置７を構成する。上型は
製品になる発泡材料を収納する空間３に接する面
に、芯材８を設置できるようにあらかじめ芯材８
の厚み分だけの寸法を調整して成形する。
た時に、発泡材料が発泡する空間（キヤビテイ）
３を形成する。下型２には、前記空間３を形成す
る製品成形部に連続する部分に非製品成形部とし
ての材料溜り３ａが設けられ、また下型２には前
記材料溜り３ａ内に出没自在にピン５が設けられ
ている。このピン５はコイルスプリング４により
常時は材料溜り３ａ内への突出方向へ付勢され、
またこのピン５にはコイルスプリング４の付勢力
に抗して該ピン５を下型２内に没入させるための
ワイヤ６が取付けられている。材料溜り３ａおよ
びピン５は、後述する型開きに際して成形品を下
型２に保持させる保持装置７を構成する。上型は
製品になる発泡材料を収納する空間３に接する面
に、芯材８を設置できるようにあらかじめ芯材８
の厚み分だけの寸法を調整して成形する。
このような型を用いて整形するには、上型１に
芯材８を設置し、下型２に表皮９を設置した後、
型を閉じる。型を閉じた後、空間３および樹脂溜
り３ａにウレタンを注入し、発泡成形させる。成
形後、型を開くと、成形品はピン５により下型２
に固定されているため、上型１に付着することな
く、下型２に保持されたままの状態で型開きされ
る。型が開いた後、成形品を取り出す場合にはワ
イヤ６を引いてピン５をコイルスプリング４の付
勢力に抗して下型側へ引き込み、成形品を取り出
す。成形品を取り出した後、ワイヤ６を緩めてピ
ン５をコイルスプリング４のバネ付勢力により空
間３ａに突き出させ、次の成形の準備をする。な
お、材料溜り３ａ内の材料は後に製品部から切り
離されるので、製品部にはピン５の抜け跡（穴）
は全く残らない。
芯材８を設置し、下型２に表皮９を設置した後、
型を閉じる。型を閉じた後、空間３および樹脂溜
り３ａにウレタンを注入し、発泡成形させる。成
形後、型を開くと、成形品はピン５により下型２
に固定されているため、上型１に付着することな
く、下型２に保持されたままの状態で型開きされ
る。型が開いた後、成形品を取り出す場合にはワ
イヤ６を引いてピン５をコイルスプリング４の付
勢力に抗して下型側へ引き込み、成形品を取り出
す。成形品を取り出した後、ワイヤ６を緩めてピ
ン５をコイルスプリング４のバネ付勢力により空
間３ａに突き出させ、次の成形の準備をする。な
お、材料溜り３ａ内の材料は後に製品部から切り
離されるので、製品部にはピン５の抜け跡（穴）
は全く残らない。
上記実施例ではピン５の出し入れにワイヤを用
いたが、ピン５の駆動装置には空圧シリンダ等他
の装置を用いても良い。また、ウレタンの型へ注
入する時期は型閉め前から始めても良い。材料は
ウレタンに限定しない。その他発泡成形一般に適
用可能なことを限定するものではない。
いたが、ピン５の駆動装置には空圧シリンダ等他
の装置を用いても良い。また、ウレタンの型へ注
入する時期は型閉め前から始めても良い。材料は
ウレタンに限定しない。その他発泡成形一般に適
用可能なことを限定するものではない。
このような上記実施例では、型開き時における
成形品の上型への付着を防止することができ、表
皮にシワが寄るなどの不具合を防止することがで
きる。さらに、成形品保持装置７はきわめて構造
が簡単で製作容易であり、型の製作費を必要以上
に高価にすることがない。
成形品の上型への付着を防止することができ、表
皮にシワが寄るなどの不具合を防止することがで
きる。さらに、成形品保持装置７はきわめて構造
が簡単で製作容易であり、型の製作費を必要以上
に高価にすることがない。
（発明の効果）
以上のような本発明による一体発泡成形法で
は、製品成形後の型開きにおいて成形品を下型に
保持することができ、上型に付着することによる
不良品発生を防止することができる。しかも、後
に材料溜り内の材料を製品部から切り離すことに
よりピンの抜け跡は製品部に残らず、商品価値は
著しく向上する。また、成形品保持機構は樹脂溜
りとピンとを組み合わせた簡単な構造となり、型
製作費が安価ですむ。
は、製品成形後の型開きにおいて成形品を下型に
保持することができ、上型に付着することによる
不良品発生を防止することができる。しかも、後
に材料溜り内の材料を製品部から切り離すことに
よりピンの抜け跡は製品部に残らず、商品価値は
著しく向上する。また、成形品保持機構は樹脂溜
りとピンとを組み合わせた簡単な構造となり、型
製作費が安価ですむ。
図は本発明による成形品保持装置付下型を有す
る発泡成形用型の縦断面図である。 １……上型、２……下型、３……空間、３ａ…
…材料溜になる空間、４……コイルスプリング、
５……ピン、６……ワイヤ、７……保持装置、８
……芯材、９……表皮。
る発泡成形用型の縦断面図である。 １……上型、２……下型、３……空間、３ａ…
…材料溜になる空間、４……コイルスプリング、
５……ピン、６……ワイヤ、７……保持装置、８
……芯材、９……表皮。
Claims (1)
- １ 下型の、製品成形部から連続する部分に非製
品成形部としての材料溜りを設けると共に、該下
型に前記材料溜り内に出没自在にピンを設け、該
ピンの先端部を前記材料溜り内に突出させた状態
で上・下型を閉じて発泡成形し、型開き時に前記
ピンにより成形品を下型に保持させ、型開き後に
前記ピンを前記下型内に没入させて該ピンを成形
品から引き抜くことを特徴とする一体発泡成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58144594A JPS6034811A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 一体発泡成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58144594A JPS6034811A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 一体発泡成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034811A JPS6034811A (ja) | 1985-02-22 |
| JPH0320328B2 true JPH0320328B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=15365692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58144594A Granted JPS6034811A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 一体発泡成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034811A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005112578A2 (en) | 2004-05-12 | 2005-12-01 | Charlotte-Mecklenburg Hospital Authority Doing Business As Carolinas Medical Center | Mobile medical facility |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5695810U (ja) * | 1979-12-24 | 1981-07-29 |
-
1983
- 1983-08-08 JP JP58144594A patent/JPS6034811A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034811A (ja) | 1985-02-22 |
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