JPS6118768Y2 - - Google Patents

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JPS6118768Y2
JPS6118768Y2 JP4941481U JP4941481U JPS6118768Y2 JP S6118768 Y2 JPS6118768 Y2 JP S6118768Y2 JP 4941481 U JP4941481 U JP 4941481U JP 4941481 U JP4941481 U JP 4941481U JP S6118768 Y2 JPS6118768 Y2 JP S6118768Y2
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JP
Japan
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bag
cushion body
boundary
mold
opening
Prior art date
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Expired
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JP4941481U
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JPS57162754U (ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は袋状開口部端を有する袋状クツシヨン
体に関する。
たとえば自動車シートの背部クツシヨン体にお
いては、第2図に示すようにこのクツシヨン体背
面の一部に袋状開口部を有する袋状クツシヨン体
が用いられている。
こうした従来の袋状クツシヨン体1は、第1図
に示すように、下型2、中型3、上型4からなる
3つの割り型で成形され、成形後型を開放すると
このうちの1つの中型3に付着するようにして下
型2から取り出され、上記中型3から上記袋状ク
ツシヨン体1を引き抜くように離型していた。そ
して、この離型に際しては、袋状クツシヨン体1
が中型3を包み込むように付着しているため、第
2図に示す袋状クツシヨン体1の後面側の開口部
5の両側に形成されたひれ部6,6を引張つてこ
の一部をはがし、この剥離部分から手を入れて袋
状クツシヨン体1のほぼ全体を割り型3から浮か
して引き抜くようにしていた。
しかしながら、袋状クツシヨン体1は、引き裂
き強度が弱いため、ひれ部6,6を引張つたとき
に、このひれ部6,6の端部と袋状開口部端7の
端部との曲折した境界部8,8に引張応力が加わ
り脱型時にこの境界部8,8が裂けてしまうこと
がある。このような欠点を除去するためには、予
め離型剤を中型3に均一に塗布しておくが、それ
でもなお袋状クツシヨン体1という複雑な形状物
の成形に当つては脱型に際し離型性に問題を生じ
ていた。また、袋状クツシヨン体1と中型3との
接合面間に薄い金属板を挿入して袋状クツシヨン
体1のひれ部6,6の一部を割り型3から浮か
し、この部分から手を入れて袋状クツシヨン体1
のほぼ全体を割り型3から浮かして離型する方法
もあるが、この方法によると上記金属板で中型3
の表面を傷付けてしまうから、中型3が早期に使
用できなくなつてしまう。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、
その目的とするとこのは、袋状開口部端とひれ部
端との境界部を簡単な手段で確実に補強すること
によつて、脱型に際して上記ひれ部を引張つても
境界部が簡単には裂けることがないようにした袋
状クツシヨン体を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第3図と第4図を参
照して説明する。すなわち、本考案は、袋状クツ
シヨン体1のひれ部6,6の端部と袋状開口部7
の端部とがなす曲折した境界部8,8に発泡体9
を挿入することにより、境界部8,8に発泡体9
との含浸補強層10,10を形成するようにし
た。
成形に当つて発泡体9を境界部8,8に挿入す
るには、第1図に示す上型4にこの上型4に植設
されたピン(図示せず)に刺して上記発泡体9を
予め保持しておいてから、3つの割り型2,3,
4からなる成形型を閉じ、このキヤビテイ内に発
泡原液を注入すればよく、そしてこのときに上記
発泡体9に発泡原液が含浸して含浸補強層10,
10が境界部8,8に形成されることになる。
このような袋状クツシヨン体1によれば、上記
含浸層10,10すなわち境界部8,8が袋状ク
ツシヨン体1の他の部分に比べて大きな強度を有
することになる。したがつて、中型3から袋状ク
ツシヨン体1を離型するため、ひれ部6,6を引
張つてその一部を上記中型3からはがすときに、
上記境界部8,8に多少の引張応力が加わつて
も、境界部8,8が裂けるようなことがない。
以上述べたように本考案によれば、袋状開口部
端とひれ部端との境界部に予め挿入された発泡体
との含浸補強層を設けたから、この含浸補強層に
よつて境界部を他の部分よりも大きな強度にする
ことができる。したがつて、袋状クツシヨン体を
割り型から離型するため、ひれ部を引張つてその
一部を割り型からはがすときに、境界部に多少大
きな引張応力が加わつても、この境界部が裂けて
不良品の発生を招くようなことがほぼ解消され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は成形品の説明図、第2図は従来の袋状
クツシヨン体の斜視図、第3図は本考案の一実施
例を示す袋状クツシヨン体の斜視図、第4図は境
界部の拡大図である。 4……袋状クツシヨン体、5……開口部、6…
…ひれ部、7……袋状開口部、8……境界部、9
……発泡体、10……含浸補強層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部の一部に袋状開口部を有する袋状クツシ
    ヨン体において、袋状開口部端とひれ部端との境
    界部に予め挿入された発泡体との含浸補強層を設
    けたことを特徴とする袋状クツシヨン体。
JP4941481U 1981-04-06 1981-04-06 Expired JPS6118768Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4941481U JPS6118768Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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JP4941481U JPS6118768Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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Publication Number Publication Date
JPS57162754U JPS57162754U (ja) 1982-10-13
JPS6118768Y2 true JPS6118768Y2 (ja) 1986-06-06

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ID=29846141

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JPS57162754U (ja) 1982-10-13

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