JPS5837624Y2 - 糸底を有する成形品の成形装置 - Google Patents
糸底を有する成形品の成形装置Info
- Publication number
- JPS5837624Y2 JPS5837624Y2 JP13838480U JP13838480U JPS5837624Y2 JP S5837624 Y2 JPS5837624 Y2 JP S5837624Y2 JP 13838480 U JP13838480 U JP 13838480U JP 13838480 U JP13838480 U JP 13838480U JP S5837624 Y2 JPS5837624 Y2 JP S5837624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- tableware
- molding
- thread bottom
- molded products
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は外部開放形の糸底を有する熱可塑性樹脂成形
品の成形装置に関する。
品の成形装置に関する。
従来から底面のつまみ部分を糸底にした碗、鉢、盆、容
器等の熱硬化性樹脂製食器類は特願昭５２６５２６号の
様な方法により圧縮成形或は射出成形して製作していた
。
器等の熱硬化性樹脂製食器類は特願昭５２６５２６号の
様な方法により圧縮成形或は射出成形して製作していた
。
ところが、近年熱硬化性樹脂のかわりに熱可塑性樹脂を
用いてこの種食器類を製作する様になった。
用いてこの種食器類を製作する様になった。
これ等の食器類は従来同様圧縮成形或は射出成形で製作
できるが、成形直後に成形金型を冷却させて成形品を離
型させなければならず、その為成形品の糸底部がすぐに
冷えて離型しにくくなり、円滑で能率的な成形が困難で
あった。
できるが、成形直後に成形金型を冷却させて成形品を離
型させなければならず、その為成形品の糸底部がすぐに
冷えて離型しにくくなり、円滑で能率的な成形が困難で
あった。
この欠点を除去する為色々工夫を重ねた結果、成形金型
の一部に滞熱を助長する空洞部（間隙でもよい）を設け
、該空洞部に必要に応じ保温材或はヒーター等を装置し
、成形品の糸底部の冷却が遅延する様にして柔軟な弾性
力を保たせ、この状態で成形品を離型させれば円滑に能
率よく成形できることを発見した。
の一部に滞熱を助長する空洞部（間隙でもよい）を設け
、該空洞部に必要に応じ保温材或はヒーター等を装置し
、成形品の糸底部の冷却が遅延する様にして柔軟な弾性
力を保たせ、この状態で成形品を離型させれば円滑に能
率よく成形できることを発見した。
この考案は前述の発見に基くものである、以下図面によ
ってこの考案の成形装置を説明する。
ってこの考案の成形装置を説明する。
第１図において、成形金型１は食器内面形状を有する上
型２と、食器及びその糸底部外周面形状を有する外周型
３と、食器の糸底部内面形状を有する下型４及び該下型
に摺動自在に装置された押棒５とから構成されている。
型２と、食器及びその糸底部外周面形状を有する外周型
３と、食器の糸底部内面形状を有する下型４及び該下型
に摺動自在に装置された押棒５とから構成されている。
前記成形金型において、成形品の糸底部を成形する外周
型３の下端部或は下型４の上端内壁面のいずれか一方、
時には両方に冷却を遅延させる空洞部６，７を形成させ
、該空洞部に必要に応じて保温材或はヒーター等を装置
する（図示せず）。
型３の下端部或は下型４の上端内壁面のいずれか一方、
時には両方に冷却を遅延させる空洞部６，７を形成させ
、該空洞部に必要に応じて保温材或はヒーター等を装置
する（図示せず）。
図中８は上型２と外周型３及び下型４間に設けられたキ
ャビティ、９は外型１０に設けた合成樹脂注入口を示す
。
ャビティ、９は外型１０に設けた合成樹脂注入口を示す
。
この考案の成形装置は上述の如く構成されているから、
食器類の成形にあたって合成樹脂注入口９から熱可塑性
樹脂、例えばＡＢＳ樹脂を抽入すると、食器類の上端縁
からキャビティ８に充填される。
食器類の成形にあたって合成樹脂注入口９から熱可塑性
樹脂、例えばＡＢＳ樹脂を抽入すると、食器類の上端縁
からキャビティ８に充填される。
その後成形金型を加熱加圧して成形し、成形完了後前記
成形金型を冷却して樹脂が適度に硬化したら第２図に示
す如く上型２を外し、更に、下型４を下降させると食器
２０とその糸底部２１は外周型３内に保持される。
成形金型を冷却して樹脂が適度に硬化したら第２図に示
す如く上型２を外し、更に、下型４を下降させると食器
２０とその糸底部２１は外周型３内に保持される。
次に、押棒５を押し上げると糸底部２１の外周部は外周
型３の内面最狭部１２に接触しつつ成形直後の合成樹脂
の柔軟な弾力性により絞られて上昇し、離型する。
型３の内面最狭部１２に接触しつつ成形直後の合成樹脂
の柔軟な弾力性により絞られて上昇し、離型する。
その際、外周型３の下端部或は下型４の上端内壁面に冷
却を遅延させる空洞部６，７が設けられているので、食
器２０の糸底部２１附近のみ他の部分に比較して冷却が
遅延し、従って、糸底部２１のみ他より柔軟な弾力性が
保たれ、円滑な離型と離型後の復元が極めて容易に行え
る。
却を遅延させる空洞部６，７が設けられているので、食
器２０の糸底部２１附近のみ他の部分に比較して冷却が
遅延し、従って、糸底部２１のみ他より柔軟な弾力性が
保たれ、円滑な離型と離型後の復元が極めて容易に行え
る。
この考案は上述の様なもので、この成形装置によると外
部開放形の糸底を有する食器を能率よく製作できるもの
である。
部開放形の糸底を有する食器を能率よく製作できるもの
である。
なお、実施例においては食器について述べたが、食器以
外の成形品に応用できることはいうまでもない。
外の成形品に応用できることはいうまでもない。
第１図はこの考案の成形装置を示す断面図、第２図は押
棒によって成形品を離型させる時の要部の断面図、第３
図は同装置より成形された糸底を有する食器の断面図で
ある。 １・・・・・・成形金型、２・・・・・・上型、３・・
・・・・外周型、４・・・・・・下型、５・・・・・・
押棒、６，７・・・・・・空洞部。
棒によって成形品を離型させる時の要部の断面図、第３
図は同装置より成形された糸底を有する食器の断面図で
ある。 １・・・・・・成形金型、２・・・・・・上型、３・・
・・・・外周型、４・・・・・・下型、５・・・・・・
押棒、６，７・・・・・・空洞部。
Claims (1)
- 食器内面形状を有する上型２と、食器及びその糸底部外
周面形状を有する外周型３と、食器の糸底部内周面形状
を有する下型４及び該下型に摺動自在に装置された押棒
５とからなる成形金型において、外周型３或は下型４の
いずれか一方、時には両方に冷却を遅延させる空洞部６
，７を設け、該空洞部に必要に応じ保温材或はヒーター
を挿入させたことを特徴とする糸底を有する成形品の成
形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13838480U JPS5837624Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 糸底を有する成形品の成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13838480U JPS5837624Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 糸底を有する成形品の成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5759612U JPS5759612U (ja) | 1982-04-08 |
| JPS5837624Y2 true JPS5837624Y2 (ja) | 1983-08-25 |
Family
ID=29498417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13838480U Expired JPS5837624Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 糸底を有する成形品の成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837624Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13838480U patent/JPS5837624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5759612U (ja) | 1982-04-08 |
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