JPH03202153A - 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒 - Google Patents

排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒

Info

Publication number
JPH03202153A
JPH03202153A JP1338738A JP33873889A JPH03202153A JP H03202153 A JPH03202153 A JP H03202153A JP 1338738 A JP1338738 A JP 1338738A JP 33873889 A JP33873889 A JP 33873889A JP H03202153 A JPH03202153 A JP H03202153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
catalyst
colloidal
platinum
org
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1338738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2716824B2 (ja
Inventor
Shigeo Yokoyama
横山 成男
Kazuo Sakanaya
和夫 魚屋
Nanao Horiishi
七生 堀石
Tomoyuki Imai
知之 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toda Kogyo Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toda Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Toda Kogyo Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1338738A priority Critical patent/JP2716824B2/ja
Publication of JPH03202153A publication Critical patent/JPH03202153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2716824B2 publication Critical patent/JP2716824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は触媒の調製方法に関し、−船釣な酸化触媒、酸
化還元触媒のほか、アルコールの分解、有機化合物の合
成触媒や、各種燃料の燃焼排ガス処理用触媒、有機溶剤
排ガス処理用触媒の調製に有利に適用しつる触媒の調製
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、排ガス処理用触媒として、一般にはアルミナ、シ
リカ・アルミナ、コージライト、ムライト、ジルコニア
等の無機材を基材としてベレットタイプや、多孔質マッ
ト及びハニカムタイプに触媒活性成分(例えば、白金、
パラジウム、ロジウム、ルテニウムの他に各種元素を含
有)を担持したものが使われてきた。他に、耐熱性シリ
カ繊維を基材としたものや、金属薄板(例えばSUS材
を主に使用)を基材としたものが使われている。
ところで、金属薄板(数十〜数100μ厚さ)を基材と
する上記触媒は、第4図(a)に示すように、薄板2を
波型に成形し、平板1と組合せてらせん状に巻きつけ、
ハニカム状にしたのち、薄板表面上に例えばT−アルミ
ナをウォッシュ・コートし、その上に上記触媒成分を担
持している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の金属薄板を基材とするハニカム状触媒は第4図(
ロ)に示すように、表面上に例えばγアルミナをウォッ
シュ・コートしているため、ハニカムの目の各コーナに
、とくに厚く触媒がコーティングされ(数10〜数10
0μ厚さ)、触媒の付着が不均一であるばかりでなく、
ハニカムの開孔率が低下して、排ガスが流れる際の通気
抵抗が大きくなる傾向にあり、また、触媒も多量に付着
するため、コスト高になるという不具合があった。
そこで、本発明では上記技術水準に鑑み、金属薄板上に
薄く、かつ均一に触媒を担持し、ハニカムの開孔率が大
きい、通気抵抗の小さい金属ハニカム触媒の調製方法を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は金属板を白金、ロジウム及びパラジウムよりな
る群から選ばれた1種以上の元素からなる有機性コロイ
ダル分散液に浸漬して金属板に有機性コロイダルを付着
させた後、乾燥、焼成することを特徴とする触媒調製方
法である。
本発明において用いられる有機性コロイダルとしては、 ■ 白金、ロジウム及びパラジウムよりなる群から選ば
れた1種以上の元素の塩を湿式還元して得られる水を分
散媒とするヒドロシルに、電解質を添加してヒドロシル
を凝集沈殿させ水溶液を除去した後、蒸発乾固させた凝
集沈殿物を有機溶媒に再分散させてなる有機性コロイダ
ル ■ 白金、ロジウム及びパラジウムよりなる群から選ば
れた1種以上の元素の塩を湿式還元して得られる水を分
散媒とするヒドロシルに有機溶媒を加え、該ヒドロゲル
を有機溶媒側に移行させてなる有機性コロイダル を使用するのが好ましい。
〔作用〕
本発明において使用する有機性コロイダル(白金、ロジ
ウム、パラジウムの有機性コロイダル;以下、これらを
総称して有機性貴金属コロイダルという)は、粒径が数
10〜数100Aの白金、ロジウム、パラジウム(以下
、これらを総称して貴金属という)が有機溶媒中に均一
かつ安定に分散した溶液である。有機性貴金属コロイダ
ルの触媒成分である貴金属コロイダルは有機溶媒中では
強く電荷を帯びていることから金属板を該有機性貴金属
コロイダル中に浸漬すると金属板表面に泳動して強固に
付着される。
付着モデルを示すと第1図のとおりで、触媒活性成分が
金属板表面と直接結合し、強固なメツキ状態となる。こ
の状態では有機成分が残留するので、乾燥・焼成するこ
とによって有機成分を飛ばし、触媒活性成分だけを金属
板表面に残すことができる。上記調製方法によって、微
細触媒粒子を均一、かつ、高分散状に金属板表面上に担
持でき、これを必要に応じて還元した後、焼成すること
によって、高活性な触媒とすることができる。
有機性貴金属コロイダル濃度と触媒活性成分の付着量と
の関係を、有機性白金コロイダルを例に採で示すと第2
図のとおりであって、有機性貴金属コロイダル濃度を変
えることによって触媒の付着量を自在に制御できる。ま
た、浸漬回数と触媒活性成分の付着量との関係は第3図
のとおりで、浸漬回数を増やすことによって、触媒付着
量を増加することもできる。有機性貴金属コロイダル濃
度を下げ、浸漬回数を増やす方が、高分散なメツキ状態
をつくり出すことができ、触媒活性の面からみると好ま
しい。
このようなことから、有機性貴金属コロイダルの濃度は
0.l〜100 mmol/lの範囲で、好ましくは、
1〜50mmol/Aが好適である。
また浸漬回数は1〜10回の範囲で、好ましくは1〜5
回位が好適である。
金属板の素材としてはとくに限定しないが、薄板への加
工性、素材としての耐食性、耐熱性、価格の点を考慮す
るとステンレス鋼が実用上好ましい。
本発明によって調製される触媒の用途は多岐にわたるが
、以下、本発明を排ガス処理に適用される触媒の調製に
適用した場合についての実施例を示す。
〔実施例1〕 5US316を圧延して50μの薄板とし、歯車加工に
よって波型に成型したものを平板と合せてコルゲート化
し60セル/CII!のハニカム状とした。これに3 
 mmon/j!からなる白金コロイダルをメツキし、
乾燥(105℃X0,5h)と浸漬を5回繰り返したの
ち、水素雰囲気中500℃で1時間焼成し触媒化した。
なお、こへで白金コロイダルをメツキするための有機性
白金コロイダルは、塩化白金酸を出発原料とし、セチル
ピリジニウムクロライドによって湿式還元して得られる
白金ヒドロシルをトルエン溶媒中に移行分散させたもの
を使用した。
つぎに、この触媒を用いてSV= 30000h−’の
条件下で、トルエン、キシレン、セロソルブ等を含有す
る有機排ガス(メタン換算濃度で1000〜10000
 ppm )を350℃に前加熱後、触媒処理したとこ
ろ、99%以上の浄化率結果を得た。
〔実施例2〕 実施例1と操作は同じであるが、SO8440を圧延し
て50μの薄板とし、60セル/ cJのノ\ニカム成
型後、メツキ化して触媒性能をみた結果、実施例1と同
様に99%以上の浄化率結果を得た。
〔実施例3〕 実施例1と同様にしてハニカム化した5US316に、
3  mmoj!/j!からなる白金コロイダルと、1
  mmoll/12からなるパラジウムコロイダルを
同容量混合し、浸漬と乾燥を5回繰り返した後、水素雰
囲気中500℃で1時間焼成し触媒化した。
なお、上記の白金コロイダルは実施例1で使用したもの
と同じであり、パラジウムコロイダルは塩化パラジウム
出発原料とし、還元処理して得られたパラジウムヒドロ
シルからバラジヲムコロイダルをつくり、トルエン溶媒
中に分散させたものを使用した。
つぎに、この触媒を用いてSV= 50000h−’の
条件下でC○= 2000 ppm 、プロパン−50
00ppmを含む空気を予熱し、触媒へ通したところ、
COは220℃で50%、プロパンは290t50%各
々浄化した。
〔実施例4〕 実施例1と同様にRe−Crからなる素材をハニカム化
した後、これに3  mmoA/Aからなる白金コロイ
ダルと、0.3 mmoA /Itからなるロジウムコ
ロイダルを同容量混合し、メツキ化と乾燥を5回繰り返
したのち、水素雰囲気中で1時間焼成し触媒化した。
なお、上記の白金コロイダルは実施例工で使用したもの
と同じものであり、ロジウムコロイダルは塩化ロジウム
を出発原料とし、還元処理して得られたロジウムヒドロ
シルからロジウムコロイダルをつくり、トルエン溶媒中
に分散させたものを使用した。
つぎにこの触媒を用いてSV= 50000h−’の条
件下で、CD=2000ppm 、プロパン= 500
0 ppm 。
NO=1000ppm 、 02=2.6%を含む燃焼
排ガスを350℃で通したところ、CO,プロパン及び
N○は各々、90%以上の浄化率を示した。
〔発明の効果〕
金属板表面上に無電解メツキ法によって触媒活性成分(
白金、ロジウム及びパラジウム〉を微細粒子状で、かつ
、高分散に担持(メツキ)することによって、高活性な
触媒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって得られた触媒の模式図、第
2図は本発明方法で使用するコロイド濃度(ptコロイ
ド濃度)と担持量の関係を示す図表、第3図は本発明で
使用するコロイダル分散液への金属板の浸漬回数と担持
量の関係を示す図表、第4図は従来の製法によって得ら
れた触媒の模式図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属板を白金、ロジウム及びパラジウムよりなる群から
    選ばれた1種以上の元素からなる有機性コロイダル分散
    液に浸漬して金属板に有機性コロイダルを付着させた後
    、乾燥、焼成することを特徴とする触媒調製方法。
JP1338738A 1989-12-28 1989-12-28 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒 Expired - Fee Related JP2716824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1338738A JP2716824B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1338738A JP2716824B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03202153A true JPH03202153A (ja) 1991-09-03
JP2716824B2 JP2716824B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=18320996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1338738A Expired - Fee Related JP2716824B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2716824B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022307A (ja) * 2004-03-23 2006-01-26 Toda Kogyo Corp 熱可塑性樹脂組成物用マスターバッチペレット及び熱可塑性樹脂組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59222223A (ja) * 1983-05-30 1984-12-13 Agency Of Ind Science & Technol ロジウムオルガノゾルの製造方法
JPS61107937A (ja) * 1984-11-01 1986-05-26 Agency Of Ind Science & Technol 貴金属オルガノゾルの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59222223A (ja) * 1983-05-30 1984-12-13 Agency Of Ind Science & Technol ロジウムオルガノゾルの製造方法
JPS61107937A (ja) * 1984-11-01 1986-05-26 Agency Of Ind Science & Technol 貴金属オルガノゾルの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022307A (ja) * 2004-03-23 2006-01-26 Toda Kogyo Corp 熱可塑性樹脂組成物用マスターバッチペレット及び熱可塑性樹脂組成物
JP4671025B2 (ja) * 2004-03-23 2011-04-13 戸田工業株式会社 熱可塑性樹脂組成物用マスターバッチペレット及び熱可塑性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2716824B2 (ja) 1998-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5258119B2 (ja) 金属ナノ粒子を含む不均一系触媒を製造するための方法
US7745367B2 (en) Engine exhaust catalysts containing palladium-gold
US20080125309A1 (en) Engine Exhaust Catalysts Containing Zeolite and Zeolite Mixtures
JPH03224631A (ja) 粒子を放出せずまた周期的に浄化中断することなく、デイーゼル機関の排気ガスを酸化浄化する連続作動触媒
JP4801461B2 (ja) 排ガス処理用触媒の製造方法
US20080125313A1 (en) Engine Exhaust Catalysts Containing Palladium-Gold
WO2006068022A1 (ja) ディーゼル排ガス処理用の燃焼触媒及びディーゼル排ガスの処理方法
KR20080045596A (ko) 엔진 배기가스를 처리하기 위한 백금-비스무트 촉매
JPH0653229B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP4413520B2 (ja) 排ガス浄化用触媒及びその触媒を用いた排ガスの浄化方法
JP2002001124A (ja) 排気ガス浄化用触媒および排気ガス浄化方法
JPH03202153A (ja) 排ガス処理用金属触媒の調製方法及び金属触媒
JP3786522B2 (ja) 排ガス浄化触媒
CN105344384B (zh) 催化剂浆料的制备方法及整体式催化剂的制备方法
JP2000296339A (ja) 複合金属コロイドとその製造方法及び排ガス浄化用触媒とその製造方法
CN108993544B (zh) 一种去除低温高硫尾气中NOx和VOCs的催化剂及其制备和应用
CN113274879A (zh) 一种气体机用尾气后处理系统及其制备方法和应用
JPS63185450A (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP3287873B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP4697796B2 (ja) 排ガス浄化用触媒及びその再生方法
JP2831113B2 (ja) メタル触媒及びその製法
JPS5966350A (ja) 排ガス浄化用モノリス触媒の製法
JPH09103678A (ja) 排気ガス浄化触媒及びその製造方法
JPH04122440A (ja) メタル触媒及びその製法
JPH0212622B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees