JPH03201221A - 磁気カードのエンコード方法および磁気カードエンコーダ - Google Patents

磁気カードのエンコード方法および磁気カードエンコーダ

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JPH03201221A
JPH03201221A JP1339708A JP33970889A JPH03201221A JP H03201221 A JPH03201221 A JP H03201221A JP 1339708 A JP1339708 A JP 1339708A JP 33970889 A JP33970889 A JP 33970889A JP H03201221 A JPH03201221 A JP H03201221A
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JP
Japan
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magnetic
card
magnetic card
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coercive force
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Pending
Application number
JP1339708A
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English (en)
Inventor
Ginya Ishiguro
石黒 銀矢
Norio Yano
矢野 矩雄
Sukeyoshi Ito
祐義 伊藤
Naotoshi Yasuhara
安原 直俊
Tatsushiro Ochiai
落合 達四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
TDK Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、入室管理、ビデオレンタルなどで使用される
高保磁力のIDカードに暗証番号、発行日等の情報をエ
ンコードするのに適した磁気カードのエンコード方法お
よび磁気カードエンコーダに関するものである。
従来の技術 従来のこの種の磁気カードエンコーダでは、磁気ヘッド
で直接的に磁気カードに暗証番号、発行日等の情報を磁
気記録していた。そして、通常の磁気ヘッドの磁性材料
はセンダストあるいはパーマロイであるために、IDカ
ードとしての磁気カードの磁性層の保磁力があまり大き
すぎると、このような通常の磁気ヘッドでは磁気記録を
行うことができないので、従来、IDカード等として使
用する磁気カードの磁性層の保磁力は、300000程
度に抑えられていた。
発明が解決しようとする課題 このため、IDカードに磁石等の強い磁界を発している
ものを近づけると、そのIDカードに記録された情報が
紛失したり、あるいは読出し出力が大幅に減少して使用
できなくなってしまうことがあった。また、このような
ことをできるだけ防止しようとして、IDカードの磁性
層の保磁力を大きくすればするだけ、磁気ヘッドで磁気
記録すると、磁化反転長が短くなり、それだけ外部に出
る磁束が集中して磁界が強くなる。このため磁気ヘッド
で情報が磁気記録された1 0000e程度以上の保磁
力の磁性層を有する磁気カードの情報記録面を、保磁力
が約2800eの磁性層を有するISO規格のクレジッ
トカードの情報記録面とを擦り合わせるとそのクレジッ
トカードの情報が消失させられてしまうという問題があ
った。
本発明の目的は、前述したような従来の技術の問題点を
解消しうるような磁気カードのエンコード方法および磁
気カードエンコーダを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明による磁気カードのエンコード方法は、常温で比
較的に高い保磁力を有し且つ所定のキュリー温度を有す
る磁性層を設けた磁気カードを準備し、先ず、前記キュ
リー温度よりも高い軟化点を有する基体に比較的に低い
保磁力を有した磁性層を設けた磁気記録媒体に、前記磁
気カードに記録すべき情報を磁気的に記録し、次に、前
記磁気記録媒体に記録された情報を、前記磁気カードへ
熱磁気転写させることを特徴とする。
また、本発明によれば、常温で比較的に高い保磁力を有
し且つ所定のキュリー温度を有する磁性層を設けた磁気
カードのための磁気カードエンコーダにおいて、前記キ
ュリー温度よりも高い軟化点を有する基体に比較的に低
い保磁力を有した磁性層を設けた磁気テープと、該磁気
テープに前記磁気カードに記録すべき情報を予め磁気記
録するための磁気ヘッドと、前記磁気テープを前記磁気
ヘッドを通して搬送するための磁気テープ搬送機構と、
前記磁気テープに磁気記録された情報を前記磁気カード
へ熱磁気転写するための加熱手段とを備えることを特徴
とする。
作  用 本発明による磁気カードエンコーダでは、磁気テープに
磁気ヘッドで磁気記録された情報を磁気カードに熱磁気
転写するので、磁気カードの磁性層のキュリー点が低い
ものであれば、その常温での保磁力での上限には制限が
なく、例えば、50000e程度以上の磁性層にできる
。また、磁気ヘッドで磁気テープに情報を記録するとき
、磁性層の保磁力の比較的低い磁気テープを使用すれば
磁化反転長を比較的長くできるので、Is○規格のクレ
ジットカードと相互に情報記録面を擦り合わせても、そ
のクレジットカードの情報を消失させないようにできる
実施例 次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例について本
発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の磁気カードエンコーダの実施例の基
本構成を示す概略図である。この第1図に略示されるよ
うに、この実施例の磁気カードエンコーダlは、磁気テ
ープ2と、この磁気テープ2に情報を記録するための磁
気ヘッド3と、押圧ローラ22、モータ10を駆動源と
する駆動プーリ41,41’ 、テンションプーリ42
、ベルト43等からなる磁気テープ搬送機構4と、熱磁
気転写を行うための加熱手段としての薄膜抵抗よりなる
サーマルヘッド5と、モータ10を駆動源とする駆動ロ
ーラ61.61′、ローラ62、ベルト63等からなる
磁気カード搬送機構6と、磁気カード7をサーマルヘッ
ド5に対して押圧するための押圧ローラ72とを備えて
いる。第1図において、矢印は、駆動ブーりおよび駆動
ローラの回転方向を示している。
第2図は、第1図の磁気カードエンコーダにおけるサー
マルヘッド5の位置での磁気テープ7との接触位置関係
を平面的に示している。また、第3図は、第1図の磁気
カードエンコーダ1において磁気テープ2の磁気記録情
報が磁気カード7に熱磁気転写される様子を拡大して模
式図的に示したもので、細線の矢印は磁気反転、太線の
矢印は磁気テープ2と磁気カード7のサーマルヘッド5
に対する移動方向を示している。この第3図の拡大図に
よく示されているように、第1図の磁気カードエンコー
ダ1において使用する磁気テープ2は、例えば、軟化点
が170℃以上のポリエーテルイミドあるいはポリイミ
ドの帯状体に、保磁力が約2800eのr−Few○3
系磁性材料の粉末が分散して塗布された磁性層21を施
してなるものである。また、この第1図の磁気カードエ
ンコーダにて磁気記録するのに適した磁気カード7は、
例えば、ポリエステルの基板に、常温での保磁力が50
000e程度でキュリー温度が150℃程度のSrフェ
ライト系磁性材料の粉末が分散して塗布された磁性層7
1を有するものである。
第4図は、漏れ磁束の強さについて説明するための図で
あって、第4図(a)は、保磁力が28000で10μ
mの塗布厚の磁性層に磁気ヘッドで420FCI (2
108PIの2F信号)の磁気記録を行った場合の磁気
反転の概略を示す図である。保磁力が100000以上
の磁性層に磁気ヘッドで磁気記録した場合には、磁気反
転は、磁気ヘッドのコイルに印加する記録電流の波形に
ほぼ従い、第4図(b)は、パルス幅のほぼ1/6で飽
和磁束から記録電流が立ち下がるときの磁気反転の概略
を示す図である。この第4rXJ(b)の図において、
破線は記録電流の例を示し、実線は磁気反転を示してい
る。
次に、これらの図を参照して、本発明のこの実施例の磁
気カードエンコーダ1の動作について説明する。
先ず、磁気カード7に記録したい情報を磁気テープ搬送
機構4のモータ10を駆動して、磁気テープ2に磁気へ
ラド3で磁気記録する。このとき、磁気テープ2の磁性
層21の保磁力は、約28000であるので、磁気反転
長は、第4図(a)に示したように約40μmとなる。
次に、磁気テープ搬送機構4と磁気カード搬送機構6と
を駆動して、磁気カード7と磁気テープ2の情報記録面
を接触させ、サーマルヘッド170℃程度まで加熱し、
磁気カード7が磁気テープ2の情報記録面の当該部分と
接触を終えるまで駆動すると、磁気テープ2の磁性層2
1に磁気記録された当該情報の全ては磁気カード7の磁
性層71に熱磁気転写される(第3図参照)。このとき
、磁気カード7の基板は、サーマルヘッド5にて局部的
に加熱されるだけであるので、その材料は、ポリエステ
ルでも良い。
ここで、磁気カード7の磁性層の常温での保磁力は50
0000程度であるので、磁石等に近づけても従来の磁
気カードに比べて、情報がより安定に保持される。また
、磁性層71の磁気反転長は、磁気テープ2の磁性層2
1の磁気反転長のままで熱磁気転写されるので、外部に
出る磁束が集中して強い磁界を発生することはない。こ
の点さらに詳しく説明すると、本発明による磁気カード
7の磁性層71の磁気反転長は、前述の如く、約280
0eの保磁力の磁性層に磁気記録したものとほぼ同じで
あるので、第4図(a)に示したように約40μmであ
る。従って、磁性層71の厚さが10μmで飽和磁束密
度が約1ooocのとき、H=1000X10+40=
2500e、即ち、2500eの磁界が磁性層71から
発生する。この磁界の値は、■S○規格のクレジットカ
ードの磁性層の保磁力(約28000)より小さく、ク
レジットカードの磁性層上に設けられる約2μmの保護
層を考慮すると、クレジットカードの情報を消失させる
ことはない。なお、これに対して、保磁力が10000
e以上の磁性層に磁気ヘッドで直接的に磁気記録した、
例えば、第4図(b)のような場合には、H=1000
X10÷20=5000e、即ち、磁束が集中して強い
磁界が発生することになり、前記クレジットカードの情
報を消失させ易い。
なお、磁気カード7の磁性層71の材料をSrフェライ
トとして説明したが、キュリー点が、150℃程度以下
であれば、例えば、常温の保磁力が100000e以上
の希土類磁性材料の粉末を分散して塗布した磁性層を有
する磁気カードであっても良いことは明らかで、常温で
の保磁力が大きいほど磁石等に近づけてもそれだけ情報
を安定に保持できる。また、磁気テープの磁気記録情報
を磁気カードに熱磁気転写するとき、サーマルヘッドを
用いるとして説明したが、磁気テープと磁気カードを接
触させて加熱することができるものであればなんでもよ
く、加熱手段としてレーザを用いても良いことは明らか
である。
発明の効果 ・前述したように、本発明によれば、磁性層の保磁力の
比較的に低い磁気テープに磁気ヘッドにて磁気記録した
情報を、磁気カードへ熱磁気転写することにより、磁気
カードをエンコードすることができるので、常温にて高
い保磁力を有する磁性層の磁気カードを使用することが
できる。従って、このようにしてエンコードされた磁気
カードは、磁石等に近づけても記録した情報が消失し難
いものとすることができる。その上、熱磁気転写された
磁気カードの磁化反転長を比較的長くできるので、Is
○規格のクレジットカードと相互に情報記録面を擦り合
わせても、そのクレジットカードの情報を消失させない
ようにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による磁気カードエンコーダの一実施
例の基本構成を示す概略図、第2図は、第1図の磁気カ
ードエンコーダにおける磁気テープと磁気カードとの接
触の位置関係を示す平面図、第3図は、第1図の磁気カ
ードエンコーダにおいて磁気テープの磁気記録情報が磁
気カードに熱磁気転写される様子を模式的に示す部分拡
大図、第4図は、漏れ磁束の強さについて説明するため
の図である。 1・・・・・・磁気カードエンコーダ、2・・・・・・
磁気テープ、3・・・・・・磁気ヘッド、4・・・・・
・磁気テープ搬送機構、5・・・・・・サーマルヘッド
、 6・・・・・・磁気カード搬送機構、7・・・・・・磁
気カード。 第1図 第4 図 (a) ψμm (b) 0pm

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温で比較的に高い保磁力を有し且つ所定のキュ
    リー温度を有する磁性層を設けた磁気カードを準備し、
    先ず、前記キュリー温度よりも高い軟化点を有する基体
    に比較的に低い保磁力を有した磁性層を設けた磁気記録
    媒体に、前記磁気カードに記録すべき情報を磁気的に記
    録し、次に、前記磁気記録媒体に記録された情報を、前
    記磁気カードへ熱磁気転写させることを特徴とする磁気
    カードのエンコード方法。
  2. (2)常温で比較的に高い保磁力を有し且つ所定のキュ
    リー温度を有する磁性層を設けた磁気カードのための磁
    気カードエンコーダにおいて、前記キュリー温度よりも
    高い軟化点を有する基体に比較的に低い保磁力を有した
    磁性層を設けた磁気テープと、該磁気テープに前記磁気
    カードに記録すべき情報を予め磁気記録するための磁気
    ヘッドと、前記磁気テープを前記磁気ヘッドを通して搬
    送するための磁気テープ搬送機構と、前記磁気テープに
    磁気記録された情報を前記磁気カードへ熱磁気転写する
    ための加熱手段とを備えることを特徴とする磁気カード
    エンコーダ。
  3. (3)前記加熱手段は、薄膜抵抗よりなるサーマルヘッ
    ドである請求項(2)記載の磁気カードエンコーダ。
  4. (4)前記磁気テープは、ポリエーテルイミドあるいは
    ポリイミドの帯状体に、γ−Fe_2O_3系磁性材料
    の粉末を分散して塗布した磁性層を有する請求項(2)
    または(3)記載の磁気カードエンコーダ。
JP1339708A 1989-12-27 1989-12-27 磁気カードのエンコード方法および磁気カードエンコーダ Pending JPH03201221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363527A (ja) * 2003-04-11 2004-12-24 Toshiba Corp 磁気記憶装置、データ複写装置、データ複写システム、データ複写プログラム、及びデータ複写方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363527A (ja) * 2003-04-11 2004-12-24 Toshiba Corp 磁気記憶装置、データ複写装置、データ複写システム、データ複写プログラム、及びデータ複写方法

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