JPH03200672A - 線条体の繰出し方法およびその装置 - Google Patents

線条体の繰出し方法およびその装置

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JPH03200672A
JPH03200672A JP34344989A JP34344989A JPH03200672A JP H03200672 A JPH03200672 A JP H03200672A JP 34344989 A JP34344989 A JP 34344989A JP 34344989 A JP34344989 A JP 34344989A JP H03200672 A JPH03200672 A JP H03200672A
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Yoshiro Kobayashi
芳郎 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、メツキ、伸線あるいは撚線等を行う工程にお
いて、特に複数本の線条体を1つのリールより繰出す方
法およびその装置に関するものである。
(従来の技術) 複数本の線条体を一つのり−ルより同時に繰出す従来の
方法および装置としては、特公昭4324990公報に
開示されたものがある。この方法は第2図の如く、1つ
のり−ル12[Dに巻かれた複数本の線条体を案内ピン
(2)や撚り板■により1度分離した後そのまま集合さ
せて回転体に導き撚線を行う方式である。
この方式は作業の簡略化や能率向上には非常に役立つ方
法である。すなわち、伸線やメツキ等においては、複数
本を同時に1つのリールに巻取ることができ、また撚線
等で繰出すときも1つのリールより複数本を同時に繰出
すため、巻取り装置、繰出し装置ならびにリールの数を
大巾に減少させることかできる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の前述の方式では、第3図に示す如
く同一リールOIに巻取られた個々の線条体(Wa) 
(Wb) (Wc)は繰出されるとき長さの差が現われ
、線条体毎に張力の差が大きくなり、長さの比較的長い
線条体(Wb) (Wc)では、たるみが生じる。
こうなると撚線では撚不良が発生し、またたるんだ線条
体が他の線条体とからみ合い断線に至るため、−緒に繰
出すことが困難となる。
長尺の線条体では1つのリールに巻かれる長さが10,
000m以上となるため、巻取られた線条体自身の長さ
のバラツキおよび繰出し供給される時の長さのバラツキ
により、通常は全長で約0゜3%前後の長さの差が生し
、最終的には30m前後の長さの差となって現われる。
以上の原因で、1つのリール巻かれた複数の線条体の同
時繰出しは殆んど実用化されていなかった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、その目的と
するところは、リールに巻取られた線条体に長さのバラ
ツキが多少あっても、また次工程で使用するときに長さ
の差が生しても、繰出す際に、各線条体毎に張力調整を
行うことにより、線法およびその装置を提供するにある
゛。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る線条体の繰出
し方法は、複数本の線条体を同時に巻取った1つのリー
ルより線条体を繰出す方法において、複数本の線条体を
一括して張力制御を行ない生しる長さの差による張力変
動を調整しながら繰出すようにして成る。
また、線条体の繰出し装置は、リールと共に回転する制
動機にアームを介して係連し、かつ複数本の線条体を一
緒に巻掛けて揺動自在になしたダンサ−ローラと、上記
ダンサ−ローラからの線条体を個別に巻掛ける2群のプ
ーリを備え、かつ上記2群のプーリの間隔変動により各
線条体の張力を変動可能になしたアキュームレータとを
具備して戒る。
(作用) 一つのリールに巻かれた複数本の線条体は、リールより
繰出されるとき、まず−括して張力制御され一定の張力
に保たれる。そして次に各線条体毎に分離して繰出され
、この分離された線条体は繰出61取り間に生ずる長さ
の差により張力の変動が与えられるため、繰出される各
線条体の長さに差が生したとき、例えば他の線条体と比
較して長さが短いため、アキュームレータでの線条体の
溜めが少なくなったときは、その線条体のみ張力を強く
する。そうすると繰出される線条体の繰出しが抑制され
て少し少な目に繰出される。
また長さが長いためアキュームレータで線条体にたるみ
ができ、溜めが多くなりすぎたときは、その線条体のみ
張力を弱くする。そうすると線条体の繰出しが促進され
て少し多い目に線条体が繰を調整されて繰り出されるこ
とになる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、(1)は複数本例えば、3本の線条体
(1(wz) (tiz)が同時に巻きつけられている
りニルである。これらの線条体はまず一括してガイドロ
ーラ(2a)、ダンサ−ローラ(3)、ガイドローラ(
2b)に順次巻掛けられ導き出される。上記ダンサ−ロ
ーラ(3)はリール(1)の軸(4)に回転揺動自在に
軸支されたダンサ−アーム(5)の先端に取付けられて
いる。また上記ダンサ−アーム(5)は、端部に設けた
バネ(7)又は重りにより下方向に引張られている。
更に、上記リール(1)の軸(4)には、リールに係止
され、リールと共に回転する制動機(9)が取り付けら
れており、その外周にはブレーキバンド(6)が一端を
ダンサ−アーム(5)のほぼ中間に、もう一方の他端を
バネ(8)を介して繰出し台本体(図示省略)に取付け
て、セットされている。
次に、ガイドローラ(2b)を出た線条体(1(wz)
(−1)は個別に分離され、各線条体毎にアキュームレ
ータ0つとしての2群のプーリ0■00に夫々巻掛けら
れて繰出される。上記各プーリ群ODは下方に設けたバ
ネα力又は重りによって夫々引張られている。
上記線条体は、ガイドローラ04)、撚り板09、集合
ボイス叫を経て、撚線機(T)に導入されている。
上記装置を用いて3本の線条体を撚線機に導入してコー
ドを作ったところ、リール(1)に巻かれた長さ10,
000mの線条体をそのまま全てをコードとすることが
できた。また途中、各線条体間に長さの差による張力の
異常なバラツキまたは線条体のクルミや断線等は全くな
く、スムースに繰出されて撚線にすることができた。
ところで、実施例では、ダンサ−ローラの移動をブレー
キバンド(6)に伝えリール(1)の回転を制御したが
、ダンサ−ローラの移動を電気的に感知し制動機を介し
てリール(1)の回転を制御してもよい。
また撚線機は外部より線条体を繰出し、コードを回転体
の内部で巻き取る二度撚撚線機の方式を示したが、回転
体内部に本発明の線条体の繰出し方式を用いて、回転体
の外部でコードとして巻取る方式でもよい。更に、線条
体を繰出すリールは、複数本の線条体が巻かれたリール
を1つだけ用いるのではなく、複数のリールを用いて多
数本同時に繰出してもよい。また各線条体は単線に限る
ことはなく、複数本の素線が撚り合わされたストランド
であってもよい。またこの繰出しはメツキ工程や伸線工
程における線条体の繰出しにも応用できることはもちろ
んである。
(発明の効果) 本発明によるときは、複数本の線条体を同一リールより
繰出して撚線等を行う場合に、各線条体間の長さの差に
よる張力の変動を調整して線のクルミをなくすことがで
き、これにより撚り不良の発生を防止し、線のもつれに
よる断線をなくすことができる。このため従来は、実用
化されていなかった同一リールによる複数本の同時繰出
し可能となり、本発明は各工程における設備の簡略化、
作業の合理化等に著しい効果を発揮した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
従来の線条体の繰出し装置の概略構成図、第3図は従来
の使用状態を示す概略構成図である。 (1)・・・・・・リール、(2a) (2b) ・・
・−・ガイドローラ、(3)・・・・・・ダンサ−ロー
ラ、(4)・・・・・・軸、(5)・・・・・・ダンサ
−アーム、(6)・・・・・・ブレーキバンド、(7)
 (8) Q’l)・・・・・・バネ、(9)・・・・
・・制動機、Go)011・・・・・・プーリ、0■・
・・・・・アキュー第1図 22 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の線条体を同時に巻取った1つのリールよ
    り線条体を繰出す方法において、複数本の線条体を一括
    して張力制御を行ないながら同時に繰出した後、各線条
    体に分離し、この分離した各線条体毎に、繰出し−巻取
    り間に生じる長さの差による張力変動を調整しながら繰
    出すことを特徴とする線条体の繰出し方法。
  2. (2)複数本の線条体を同時に巻取った1つのリールよ
    り線条体を繰出す装置において、リールと共に回転する
    制動機にアームを介して係連し、かつ複数本の線条体を
    一緒に巻掛けて揺動自在になしたダンサーローラと、上
    記ダンサーローラからの線条体を個別に巻掛ける2群の
    プーリを備え、かつ上記2群のプーリの間隔変動により
    各線条体の張力を変動可能になしたアキュームレータと
    を具備したことを特徴とする線条体の繰出し装置。
JP1343449A 1989-12-28 1989-12-28 撚線製造用の線条体の繰出・供給方法およびその装置 Expired - Fee Related JP2640154B2 (ja)

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