JPH03200418A - レジスタの風量調節機構 - Google Patents

レジスタの風量調節機構

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JPH03200418A
JPH03200418A JP34256489A JP34256489A JPH03200418A JP H03200418 A JPH03200418 A JP H03200418A JP 34256489 A JP34256489 A JP 34256489A JP 34256489 A JP34256489 A JP 34256489A JP H03200418 A JPH03200418 A JP H03200418A
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Tatsuo Yamada
達夫 山田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車のインストルメントパネル等に装着され
るレジスタへの風量を調節するための風量調節機構に関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の風量調節機構としては、レジスタの上流
側に取付けられる筒状本体ケースと、その本体ケース内
に回動可能に支持された平板状ダンパとからなるものが
ある。この風量調節機構では、ダンパを回動操作するこ
とにより、本体ケース内の流通路を開閉して前記レジス
タへの風量を調節することが可能となっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが前記従来技術においては、レジスタへの風量を
少なくするためにダンパをわずかに開いた状態にすると
、本体ケース内面とダンパとの間隙を風が通過するとき
に、その間隙部分で異音が発生するという問題があった
本発明は前述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ダンパを回動して本体ケース内の流通
路を開いたときに異音か発生するのを確実に防止するこ
とができるレジスタの風量調節機構を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、風向きを調節する
ためのレジスタの上流側に取付けられる筒状本体ケース
と、その本体ケース内の流通路を開閉して前記レジスタ
への風量を調節し得るように、前記本体ケースに回動可
能に設けられたダンパとを備え、前記本体ケース内面に
は、閉状態におけるダンパの回動を規制するストッパを
設けるとともに、同ストッパの下流側近傍位置に、ダン
パ゛を開状態にしたときの、通風に基づく異音発生を防
止するための突部を設けたレジスタの風量調節機構をそ
の要旨とするものである。
[作用コ 上記構成を採用したことにより、ダンパを回動して本体
ケース内面と同ダンパとの間に間隙を形成すると、風量
調節機構へ導入された風はこの間隙を通過し、その後、
レジスタへ供給される。前記本体ケース内面において、
閉状態におけるダンパの回動を規制するストッパの下流
側近傍位置には突部が設けられているので、前記のよう
に間隙を通過する風は、本体ケース内面に沿って真っ直
ぐに流れるのではなく、この突部によって一時的に流れ
が妨げられる。その結果、前記間隙通過時の異音の発生
が抑制されるものと考えられる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように、車両のインストルメントパネル等
に装着されるレジスタlは、前後両端を開放した四角筒
状送風ダクト2と、その送風ダクト2内に回動可能に支
持されたバレル3とを備えており、上流側である後方(
第1図左方)から導入された風Wの向きを調節して、送
風ダクト2から前方へ吹き出させるようになっている。
第1,2図に示すように、前記レジスタ1の後部には、
同レジスタlへの風Wの流量を調節するための風量調節
機構4が取付けられている。この風量調節機構4は、前
後両端面が開口された略四角筒状をなす本体ケース5を
備えており、その前端部が前記送風ダクト2の後端部に
連結されている。前記本体ケース5内は風Wの流通路6
となっている。この流通路6を開閉して前記レジスタ1
への風量を調節し得るように、本体ケース5内には、そ
の開口形状とほぼ同一形状の四角板状ダンパ7が配設さ
れており、同ダンパ7の左右両側部に設けられた一対の
軸8が、本体ケース5に回動可能に支持されている。そ
して、前記レジスダlに設けられた操作部材(図示しな
い)を操作することにより、このダンパ7を回動させる
ことが可能となっている。
前記ダンパ7の周縁部にはその全周にわたって環状溝9
が形成されており、この環状溝9内にスポンジ製弾性部
材10が嵌合されている。弾性部材10の外周部は、環
状溝9両側の一対の挟持部11から若干量露出しており
、この露出部分が本体ケース5内面に弾性的に当接する
ようになっている。そのため、第1図において実線で示
すように、前記ダンパ7をほぼ垂直状態にすると流通路
6が閉じられた閉状態に、また、同図において二点鎖線
で示すようにダンパ7を時計回り方向へ回動させると、
流通路6が開かれた開状態になる。
第3図は本体ケース5及びダンパ7の上半部を拡大して
示す部分断面図である。この図においてダンパ7の各挟
持部11の厚みをT1、弾性部材10の厚みをT2、軸
8の中心Oから挾持部11上端までの長さをLl、軸8
の中心0から弾性部材10の上端までの長さをL2、軸
8の中心Oから本体ケース5の上部内面までの距離をD
iとすると、本実施例ではT1=1mm、 T2=2m
m、 Ll=24mm、L2=29mm、DI=27m
mとなっている。
第1,3図に示すように、前記本体ケース5の上部内面
及び下部内面には、ダンパ7を反時計回り方向へ回動さ
せて閉状態にしたときに、それ以上ダンパ7が回動する
のを阻止して閉状態に係止するための横長のストッパ1
2が一体形成されている。上下両ストッパ12は、前記
ダンパ7の弾性部材10が当接するように本体ケース5
内面に対し垂直な当接面12aと、その当接面12aか
ら後方又は前方へ向けてなだらかに傾斜する傾斜面12
bとから断面三角形状に形成されており、本実施例では
両当接面12aの高さHが2 mmに設定されている。
前記本体ケース5の上部内面における上側のストッパ1
2の下流側近傍位置であって、前記ダンパ7の上部側縁
が描く回動軌跡Tに近い部分には、左右に細長い断面四
角形状の突部13が設けられている。異音の発生を防止
するという観点からは、前記ストッパ12の当接面12
aから突部13の後面までの距離D2を10〜30mm
にすることが好ましく、本実施例ではこの距離D2を1
9mmに設定した。
前記突部13はポリエチレンフオーム帯14をスポンジ
両面テープ15で本体ケース5内面に、左右全幅にわた
って貼着することにより形成されている。なお、第2,
3図において突部13の前後幅をwl、高さをh、左右
長さをlとすると、本実施例ではwl=6mm、 h=
2mm、 j2=90mmとなっている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用及び効果
を説明する。
ダンパ7をほぼ垂直状態にして、弾性部材10を上下両
ストッパ12の当接面12aに当接させた状態では、本
体ケース5内の流通路6が全閉状態となる。このため、
風量調節機構4に導入された風Wはダンパ7によって遮
られ、レジスタl内へは供給されない。
前記状態からダンパ7を、第1図において時計回り方向
へ若干回動させると、ダンパ7の弾性部材10と本体ケ
ース5内面との間に間隙Gが生じ、風量調節機構4内へ
導入された風Wはこの間隙Gを通過してレジスタ1へ供
給される。このときには、従来技術とは異なり間隙G部
分での異音の発生がない。これは、本実施例では上側の
ストッパ12の下流側近傍位置であって、前記ダンパ7
の弾性部材10の上部側縁が描く回動軌跡Tに近い部分
に、左右に細長い突部13を設けたので、前記のように
間隙Gを通過する風Wは、本体ケース5内面に沿って真
っ直ぐ前方へ流れるのではな(、この突部13によって
一時的に流れが妨げられる。
その結果、前記間隙G通過時の異音の発生が抑制される
ものと考えられる。
このことを確認するために、前述の第1〜3図に示す風
量調節機構4へ120rri’/時間の風量の風Wを供
給し、全閉状態のダンパ7を回動させて、本体ケース5
内面とダンパ7との間隙Gが2 mmとなるように流通
路6をわずかを開き、このときのA特性での騒音を騒音
計(リオン騒音計rNA−60」)で測定した。その結
果である周波数特性を第4図に示す。第5図は本体ケー
ス5の上部内面にポリエチレンフオーム帯14が貼着さ
れていない風量調節機構4での測定結果を示したもので
ある。これらの図において横軸は周波数〔H2〕を、縦
軸は騒音〔dB〕をそれぞれ示している。
これらの測定結果より、突部13が設けられていない風
量調節機構4においては、騒音のピークが1250Hz
で発生し同騒音の平均レベルが58゜2dBと高いのに
対し、突部13を設けた本実施例では騒音のピークが1
600Hzで発生し、同騒音の平均レベルが40.8 
d Bにまで低下していることかわかる。
このように本実施例によれば、ダンパ7を回動させて本
体ケース5内の流通路6を若干量いたときに異音が発生
しないので、通風に基づく不快音が自動車の乗員に聞こ
えることがない。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)突部13としてはポリエチレンフオーム帯14以
外にも、合成樹脂板やゴム板を用い、これを本体ケース
5内面に貼着してもよい。また、この突部13を本体ケ
ース5内面に一体形成してもよい。
(2)突部13の断面形状を四角形以外の形状、例えば
半円形、楕円形、五角形等に変更してもよい。このとき
には、風Wが滑らかに流れ、レジスタ1前方から突部1
3が見えないようにすることが好ましい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ダンパを回動させ
て本体ケース内の流通路を開いたときに異音が発生する
のを確実に防止して、レジスタの使用者に不快音が聞こ
えないようにすることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はレ
ジスタに風量調節機構を装着した状態を示す断面図、第
2図は風量調節機構の斜視図、第3図は本体ケース及び
ダンパの上半部を拡大して示す部分断面図、第4図及び
第5図は周波数に対する騒音のレベルを測定した結果を
示すグラフである。 1・・・レジスタ、5・・・本体ケース、6・・・流通
路、7・・・ダンパ、12・・・ストッパ、13・・・
突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、風向きを調節するためのレジスタ(1)の上流側に
    取付けられる筒状本体ケース(5)と、その本体ケース
    (5)内の流通路(6)を開閉して前記レジスタ(1)
    への風量を調節し得るように、前記本体ケース(5)に
    回動可能に設けられたダンパ(7)とを備え、前記本体
    ケース(5)内面には、閉状態におけるダンパ(7)の
    回動を規制するストッパ(12)を設けるとともに、同
    ストッパ(12)の下流側近傍位置に、ダンパ(7)を
    開状態にしたときの、通風に基づく異音発生を防止する
    ための突部(13)を設けたことを特徴とするレジスタ
    の風量調節機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20050017879A (ko) * 2003-08-11 2005-02-23 현대모비스 주식회사 자동차의 에어밴트 개폐장치
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