JPH03199712A - 複合軸受 - Google Patents

複合軸受

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JPH03199712A
JPH03199712A JP30938989A JP30938989A JPH03199712A JP H03199712 A JPH03199712 A JP H03199712A JP 30938989 A JP30938989 A JP 30938989A JP 30938989 A JP30938989 A JP 30938989A JP H03199712 A JPH03199712 A JP H03199712A
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JP
Japan
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inner ring
bearing
shaft
sliding surface
rings
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Application number
JP30938989A
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English (en)
Inventor
Hirotsune Momose
百瀬 皓常
Tetsuyasu Shibata
哲保 柴田
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UINGU HAISERA KK
Original Assignee
UINGU HAISERA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は複数の内輪と複数の外輪とによって構成した複
合軸受に関するものである。
〈従来の技術〉 機械フレーム等に回転軸を装着する際に滑り軸受或いは
転がり軸受を用いることが一般に行われている。
前記転がり軸受としては、内輪と外輪との間にポール、
ローラ、ニードル等の転勤部材を設けたボールベアリン
グ、ローラベアリング ニードルヘアリング等の種類が
あり、また内輪に嵌合した軸に作用する荷重の支持方式
に応じてラジアル軸受、スラスト軸受等の種類がある。
これ等の転がり軸受は、多くの機種が規格化されている
ため、機械を設計する際には最も適したものを選択して
用いている。
前記滑り軸受としては、鋼、鋳鉄1wA等の支持体上に
ホワイトメタル層を積層して構成したものや、含油合金
を積層し或いは埋設して構成したものがある。またスリ
ーブ状に形成した砲金2合成樹脂等によって構威したも
のもある。通常滑り軸受は、ラジアル荷重を支承するた
めの軸受、或いはスラスト荷重を支承するための軸受が
夫々別個に規格化されている。
〈発明が解決しようとした課則〉 上記従来の軸受に於いて、軸に作用するラジアル荷重が
大きい場合、或いは軸が片持梁である場合、これ等の軸
を支承する際に軸方向に複数の軸受を配列することが行
われている。
このように、複数の軸受を配列して軸を支承する際に、
転がり軸受を用いた場合には転勤材等の構成部品が多い
ことからコストが高いという問題がある。
また滑り軸受を用いた場合には軸の外周が軸受の内周と
滑り接触することから軸に磨耗が発生する虞がある。こ
のため、軸と軸受との摺動面に潤滑油を供給することが
好ましい。然し、従来の滑り軸受では軸の回転中に潤滑
油を円滑に供給することが困難であるものが多い。
また従来の軸受の機能は単に軸を支承するのみであって
、軸の回転数を検出する場合には、軸に固着した回転板
の回転を光電センサー等のセンサーによって検出するこ
とで軸の回転数を検出し得るよう構威している。このた
め、回転板を固着′するために軸を長くしたり、センサ
ーの取付ベース等が必要となり、構威が複雑となる虞が
ある。
本発明の目的は、複数の内輪と複数の外輪と軸方向に配
列して構成した複合軸受であって、支承すべき荷重に応
した内輪及び外輪の数を設定することが出来、また摺動
面に潤滑油を供給することが出来、且つ軸の回転数を検
出することが出来る複合軸受を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係る複合軸受は、中
心に軸を嵌合するための軸孔を形成すると共に外周に前
記軸孔の軸心と平行な摺動面を形成し且つ側面に摺動部
を形成した複数の内輪と、内周に前記内輪に形成した摺
動面の長さと略等しい寸法を有する摺動面を形成した複
数の外輪とを有し、前記複数の内輪を前記複数の外輪に
嵌合して複数の単位軸受を構威すると共に該単位軸受を
軸方向に配列して構威されるものである。
また他の複合軸受は、前記複合軸受に於いて、軸方向に
配列された複数の外輪の内両端に配設された外輪の側面
に内輪の側面に形成した摺動部と接触する摺動部を形成
して構成されるものである。
また他の複合軸受は、前記各複合軸受に於いて、摺動面
に軸心と平行な溝と円周方向の溝を形成した内輪と、軸
心と直交する方向に貫通孔を形成した外輪とを有して構
威されるものである。
また他の複合軸受は、前記各複合軸受に於いて、摺動面
に穴を形成した内輪と、軸心と直交方向に前記内輪に形
成した穴と対向する孔を形成した外輪とを有して構威さ
れるものである。
く作用〉 上記第1の手段によれば、中心に軸孔を形成し外周に摺
動面を形成し更に側面に摺動部を形成した複数の内輪と
、内周に内輪に形成した摺動面の長さと略等しい寸法を
有する摺動面を形成した外輪とを形成し、前記内輪を前
記外輪に嵌合することで複数の単位軸受を構威し、この
単位軸受を軸方向に複数配列することで複合軸受を構成
したので、軸に作用するラジアル荷重の値に応して所定
数の内輪と外輪とを設定して用いることが出来る。
上記第2の手段によれば、前記複合軸受を構成するに際
し、該複合軸受の両端に配設される外輪に内輪の側面に
形成した摺動部と接触する摺動部を形成したので、これ
等の摺動部によって軸に作用するスラスト荷重を支承す
ることが出来る。
上記第3の手段によれば、外輪に形成した孔に潤滑油を
供給することによって、供給された潤滑油を内輪に形成
した溝を介して外輪及び内輪に形成した摺動面に供給す
ることが出来る。このため、摺動面に於ける摺動抵抗を
低減することが出来る。
上記第4の手段によれば、内輪に形成した穴に被検出体
を設けると共に外輪に形成した孔にセンサーを設けるこ
とで、内輪に嵌合した軸の回転数を検出することが出来
る。
〈実施例〉 以下上記手段を適用した軸受の実施例について図を用い
て説明する。
〔第1実施例] 第1図は第1実施例に係る複合軸受の断面説明図、第2
図は内輪の説明図、第3図は外輪の説明図、第4図は使
用状態の説明図である。
図に於いて、複合軸受(以下、単にV軸受1という)A
は複数の内輪n (n+−n3)を夫々複数の外輪m 
(ml−+113)に嵌合して構成した単位軸受An(
Al−A3)を軸方向に配列することによって構成され
ている。
内輪nは金属1合成樹脂等の材料によって形成すること
が可能である。本実施例に於いて、内輪nはアルミナ或
いはPSZ等の酸化物系セラミック原ネ4を成形型に充
填してプレス成形し、成形されたものを約1500°C
〜1600°Cで坑底して形成されている。
第2図に示すように内輪nの中心には、軸を嵌合するた
めの軸孔1が形成されている。軸孔1は該軸孔lに嵌合
する軸の径に応して所定の嵌め合い公差を持って形成さ
れている。
尚、2は軸孔lの軸心であり、軸受Aの軸心と一敗した
ものである。
内輪nの外周には軸心2と平行に摺動面3が形成されて
いる。前記摺動面3は後述する外輪mに形成した摺動面
5と滑り接触して軸に作用するラジアル荷重を外輪mに
伝達するものである。このため摺動面3は軸心2と正確
な平行度を持って形成されている。
内輪nの両側面には、摺動部として軸心2と略直角な平
面4が形成されている。前記平面4は、複数の内輪nを
軸方向に配列して軸受Aを横取する際に、互いに他の内
輪(nl、 nz)に形成した平面4と当接するもので
ある。また前記平面4は後述する第2実施例に於いて外
輪ms、 m5に形成した平面10aと接触して軸に作
用するスラスト荷重を外輪mに伝達するものである。
このように内輪nは円筒状に形成されている。
外輪mは金属2合成樹脂等の材料を用いることが可能で
ある0本実施例に於いて、外輪mは内輪nと同様にアル
ミナ或いはPSZ等の酸化物系セラ5ツク原料を成形型
に充填してプレス成形したものを約1500°C〜16
00″Cで坑底して形成されている。
第3図に示すように外輪mの内部には、内輪nの外周に
形成した摺動面3と所定の公差を持って形成された摺動
面5が形成されている。前記摺動面5は内輪nに形成し
た摺動面3の長さと略等しい寸法を持って形成されてお
り、摺動面3と滑り接触すると共に、内輪nを介して軸
に作用するラジアル荷重が伝達されるものである。この
ため、摺動面5は軸心2と平行な面により構成されてい
る。
外輪mの外周6は軸心5と平行に形成されている。また
外輪mの両端は軸心2と略直角な平面による端面7とし
て形成されている。
このように外輪mは円筒状に形成されており、外周6及
び端面7は、第4図に示すように軸受Aを機械フレーム
或いはケーシング等に装着する際の嵌合部となるもので
ある。
内輪nに於ける軸孔1.摺動面3.平面4、及び外輪m
に於ける摺動面5.端面7等は、内輪n外輪mをプレス
成形する際に同時に成形される。
前記成形に於いて、内輪n、外輪mに対する寸法精度は
、各部分の設定寸法±0.005 rtrm程度を得る
ことが可能であり、また表面粗さとしてRAO68程度
を得ることが可能である。
上記の如く構成した内輪n及び外輪mによって軸受Aを
構成するには、内輪nl+ 外輪町、内輪n2゜外輪h
、内輪n、外輪−1のように夫々対応する内輪nと外輪
mとを嵌合することで単位軸受A1〜^3を構成し、こ
れ等の単位軸受A1〜A、を軸方向に配列することで軸
受Aを構成することが可能である。
外輪mに内輪nを嵌合して軸受Aを構成するに際し、内
輪nの摺動面3及び外輪mの摺動面5に対し、この軸受
Aに要求される精度に応して夫々別個に研磨加工を施す
ことが可能である。
また外輪mに内輪nを嵌合した後、摺動面35の接触面
をラッピングすることも可能である。
このランピングは、前記接触面にダイヤモンドパウダー
等の研磨剤を与えると共に相対的な回転を与えることで
実施することが可能である。
このように内輪n、外輪山を別個に研磨し、或いはラッ
ピングすることによって、軸受Aをより円滑に回転させ
ることが可能となる。
上記の如く構成した軸受Aの使用状態を第4図により説
明する。
図に於いて、8は内輪nの軸孔lに嵌合された軸であり
、ラジアル荷重が単独で作用するものである。また9は
機械フレームであり、軸受Aを保持するための保持穴9
aが形成されている。前記保持穴9aには複数の単位軸
受A1〜^、が互いに接触して嵌合されており、これ等
の単位軸受A1〜A3によって軸受Aが構成されている
上記の如く機械フレーム9に軸受Aを装着すると共に、
軸受Aにより軸8を支承することで、軸8に作用するラ
ジアル荷重は各内輪n1〜n、の摺動面3.各外輪町〜
鵬、の摺動面5を介して機械フレーム9に伝達され、該
フレーム9によって支承される。
本実施例に係る軸受Aにあっては、軸8に作用するラジ
アル荷重を複数の単位軸受^、〜A、によって支承する
ことが可能である。従って、軸8に作用するラジアル荷
重の大きさに応じて単位軸受A〜A、を適宜増減するこ
とで、この荷重を合理的に支承することが可能となる。
(第2実施例) 第5図は第2実施例に係る軸受Bの説明図、第6図は軸
受Bの両側に配設される外輪の説明図、第7図は軸受B
の使用状態の説明図である。尚、図に於いて前述の実施
例と同一部分及び同一機能を有する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
本実施例に係る軸受Bは、ラジアル荷重とスラスト荷重
とが同時に作用する軸を支承することが可能なように構
成されたものである。
図に於いて、内輪n (n+〜n、)は第1実施例に於
ける内輪nと同様の形状に形成されている。また軸方向
両端に配設される外輪mar m%以外の外輪mは第1
実施例に於ける外輪mと同様の形状に形成されている。
前記外輪+wa、 IIsは同一形状を有しており、第
6図に示すように、内周に形成した摺動面5の一方の端
部に軸心2の方向にフランジ状の壁lOが形成されてい
る。前記壁10は軸心2に対し略直角に形成されており
、この壁10の内側である摺動面5側に形成された平面
10aが内輪nの側面に形成した平面4と接触する摺動
部となるものである。また壁10の外側の面10bは、
後述するように軸受Bを機械フレーム9に装着する際に
機械フレーム9又は押板11との当接面となるものであ
る。
上記構造を有する外輪+1’4+ ”Sを軸方向両端に
配設した軸受Bの使用状態を第7図により説明する。
図に於いて、機械フレーム9には軸受Bを保持するため
の保持穴9aと軸8を挿入するための孔9bが形成され
ている。前記保持穴9aには一方側(第7図に於ける右
側)から複数の単位軸受AnがA、、 A、、 A、の
順序で嵌合されている。また軸8には単位軸受A5. 
Az、 Aaを構成する内輪n3.ntnlに嵌合され
ている。
機械フレーム9の保持穴9aに嵌合された軸受Bは押板
11によって保持されている。即ち、押板11を機械フ
レーム9に複数のボルト12によって固着したとき、こ
の押板11に形成した突起が保持穴9aに嵌合された軸
受Bの端部にある単位軸受A4の外輪m、の面fobと
当接し、これにより軸受Bを押板11によって保持する
ものである。
上記の如く構成した軸受Bに於いて、軸8に作用するラ
ジアル荷重は、内輪nの摺動面3から外輪mの摺動面5
を介して機械フレーム9に伝達され、この機械フレーム
9によって支承される。また軸8に作用するスラスト荷
重は、軸8から内輪n3の平面4に伝達される。そして
内輪n3に伝達されたスラスト荷重は、内輪n1の平面
4から外輪−4の平面10aを介して押板11に伝達さ
れ、機械フレ−ム9によって支承される。
このように、本実施例に係る軸受Bにあっては前述の第
1実施例に於けると同様に、軸8に作用するラジアル荷
重を複数の単位軸受Aa、 At、 Asによって支承
することが可能である。従って、軸8に作用するラジア
ル荷重の大きさに応じて単位軸受Anを適宜増減するこ
とで、この荷重を合理的に支承することが可能となる。
〔第3実施例〕 第8図(A) 、 (B)は他の実施例に係る単位軸受
A。
八7の説明図、第9図(^)、 (B)は単位軸受Ah
、 Atを用いて構成した軸受Bの説明図である。
第8図(A)に於いて、単位軸受^6は外輪a6に内輪
n6を嵌合して構成されている。外輪−6の軸方向略中
火には、軸心2と直交方向に孔13が貫通して形成され
ている。また内輪n、の摺動面3には複数の溝14aが
軸心2と平行に形成されており、これ等の溝14aを連
続させて円周方向に溝14bが形成されている。満14
bは外輪麟、に形成した孔13と対向する位置に形成さ
れている。
上記の如く構成した単位軸受^6は、孔13を介して潤
滑油を供給することが可能である。即ち、供給された潤
滑油は、溝14a、14bから内輪n6の摺動面3.外
輪−1の摺動面6に供給され、摺動面36に於ける摺動
抵抗を減少させることが可能となる。
第9図(A)は第7図に於ける単位軸受A2に代えて、
上記構成の単位軸受^6を配設して構成した軸受Bの説
明図である。
図に於いて、機械フレーム9には単位軸受A6に形成し
た孔13と対向する位置に潤滑油の供給孔15aが形成
されており、この供給孔15aの延長位置には潤滑油の
排出孔15bが形成されている。尚、16は潤滑油の供
給弁である。
上記の如く構成された軸受Bにあっては、供給弁16か
ら潤滑油を供給すると、この潤滑油は供給孔15a、外
輪ゎに形成した孔13を通って内輪n、の摺動面3に形
成した溝14a、14bに供給される。
そして単位軸受れに於ける摺動面3.5を温情すると共
に、溝14aから隣接する単位軸受A4.^、に供給さ
れ、これ等の単位軸受A4+ 11.の摺動面3゜5を
潤滑することが可能となる。
溝14a、14bに供給された潤滑油は、機械フレーム
9に形成した排出孔15bから外部に排出される。
第8図(B)に於いて、単位軸受A、は外輪m、に内輪
n、を嵌合して構成されている。外輪−1には軸心2と
直交方向に孔16が貫通して形成されている。
また内輪n、の摺動面3には盲穴17が形成されている
上記の如く構成した単位軸受A、にあっては、外輪…、
に形成した孔16に光電センサー、磁気センサー等の非
接触センサーを設けると共に、内輪n、に形成した穴1
7に反射材1Mi性体等を設けることによって外輪m、
に対する内輪n、の回転数、即ち、軸8の回転数を検出
することが可能である。
第9図(B)は第7図に於ける単位軸受A2に代えて、
上記構成の単位軸受A、を配設して構成した軸受Bの説
明図である。
図に於いて、外輪−1に形成した孔16には磁気センサ
ー18が設けられており、内輪n、に形成した穴17に
は磁性体19が設けられている。機械フレーム9には孔
20が形成されており、この孔20にセンサー18の導
線18aが配設されている。
上記の如く構成した軸受Bにあっては、軸受Bに嵌合さ
れた軸8の回転を磁気センサー18によって検出するこ
とが可能である。
前記各軸受A、Bに於いて、内輪n及び外輪mが夫々セ
ラミックスによって形成した場合には、素材の摩擦係数
が小さく摩擦による損失が小さい。
このため、摺動面3.5に対する潤滑が不要である。ま
た滑りによって発熱した場合であっても、セラごソクス
の熱膨張係数が約8〜llXl0−6/’C程度である
ため、内輪n及び外輪mに熱膨張による過大な熱応力が
発生することが無い。更に、セラミックスの耐熱温度が
約600°c−tooo°C程度であることから、前記
発熱により内輪n及び外輪mが劣化する虞も無い。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係る複合軸受は、
中心に軸孔を形成し外周に摺動面を形成し更に側面に摺
動部を形成した複数の内輪と、内周に内輪に形成した摺
動面の長さと略等しい寸法を有する摺動面を形成した外
輪とを形成し、これ等の内輪を外輪に嵌合することで複
数の単位軸受を構成すると共にこの単位軸受を軸方向に
配列して構成したので、軸に作用するラジアル荷重の値
に応して所定数の内輪と外輪とを設定して用いることが
出来る。
また他の複合軸受は前記複合軸受を構成するに際し、該
複合軸受の両端に配設される外輪に内輪の側面に形成し
た摺動部と接触する摺動部を形成したので、これ等の摺
動部によって軸に作用するスラスト荷重を支承すること
が出来る。従って、ラジアル荷重とスラスト荷重とが同
時に作用する軸を支承することが出来る。
また他の複合軸受は、外輪に軸心と直交方向に貫通孔を
形成すると共に、内輪の摺動面に軸心と平行な溝及び円
周方向の溝を形成したので、外輪と内輪の摺動面に対し
潤滑油を供給することが出来る。このため、摺動抵抗を
低減することが出来る。
また他の複合軸受は、内輪の摺動面に盲穴を形成すると
共に、外輪の前記穴と対向する位置に孔孔を形成したの
で、前記穴に被検出体を設けると共に、外輪にセンサー
を設けることによって、軸の回転数を検出することが出
来る。
また外輪と内輪との二部材番こよって軸受を構成するこ
とが出来るので、部品点数を少なくし、軸受のコストを
低減することが出来る。
また外輪と内輪とを滑り接触させることで軸を支承する
ことが出来るため、内輪と軸との間には相対的な滑りが
発生しない。このため、軸が摩耗する虞が無く、軸の寿
命を長くすることが出来る等の特徴を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る複合軸受の断面説明図、第2
図は内輪の説明図、第3図は外輪の説明図、第4図は使
用状態の説明図、第5図は第2実施例に係る軸受Bの説
明図、第6図は軸受Bの両側に配設される外輪の説明図
、第7図は軸受Bの使用状態の説明図、第8図(^)、
(B)は他の実施例に係る単位軸受Ah、 A?の説明
図、第9図(1) 、 (B)は単位軸受Ah、 A7
を用いて構成した軸受Bの説明図である。 A、Bは軸受、n、nl−n1は内輪、m、 lll+
〜+115は外輪、1は軸孔、2は軸心、3,5は摺動
面、4、loaは平面、6は外周、7は端面、8は軸、
9は機械フレーム、9aは保持穴、10は壁、11は押
板、I2はボルト、13.16.20は孔、14a、1
4bは溝、15aは供給孔、15bは排出孔、17は穴
、1日は磁気センサー、19は磁性体である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心に軸を嵌合するための軸孔を形成すると共に
    外周に前記軸孔の軸心と平行な摺動面を形成し且つ側面
    に摺動部を形成した複数の内輪と、内周に前記内輪に形
    成した摺動面の長さと略等しい寸法を有する摺動面を形
    成した複数の外輪とを有し、前記複数の内輪を前記複数
    の外輪に嵌合して複数の単位軸受を構成すると共に該単
    位軸受を軸方向に配列して構成したことを特徴とした複
    合軸受。
  2. (2)軸方向に配列された複数の外輪の内両端に配設さ
    れた外輪の側面に内輪の側面に形成した摺動部と接触す
    る摺動部を形成したことを特徴とした請求項(1)記載
    の複合軸受。
  3. (3)摺動面に軸心と平行な溝と円周方向の溝を形成し
    た内輪と、軸心と直交する方向に貫通孔を形成した外輪
    とを有することを特徴とした請求項(1)又は(2)記
    載の複合軸受。
  4. (4)摺動面に穴を形成した内輪と、軸心と直交方向に
    前記内輪に形成した穴と対向する孔を形成した外輪とを
    有することを特徴とした請求項(1)乃至(3)何れか
    に記載の複合軸受。
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