JPH03129119A - セラミックス製軸受 - Google Patents

セラミックス製軸受

Info

Publication number
JPH03129119A
JPH03129119A JP1263909A JP26390989A JPH03129119A JP H03129119 A JPH03129119 A JP H03129119A JP 1263909 A JP1263909 A JP 1263909A JP 26390989 A JP26390989 A JP 26390989A JP H03129119 A JPH03129119 A JP H03129119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner ring
outer ring
ring
bearing
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1263909A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsune Momose
百瀬 皓常
Tetsuyasu Shibata
哲保 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UINGU HAISERA KK
Original Assignee
UINGU HAISERA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UINGU HAISERA KK filed Critical UINGU HAISERA KK
Priority to JP1263909A priority Critical patent/JPH03129119A/ja
Priority to KR1019900012889A priority patent/KR950008332B1/ko
Priority to EP90310285A priority patent/EP0422786B1/en
Priority to AT90310285T priority patent/ATE119249T1/de
Priority to DE69017342T priority patent/DE69017342D1/de
Priority to CA002026185A priority patent/CA2026185A1/en
Priority to US07/593,797 priority patent/US5127745A/en
Publication of JPH03129119A publication Critical patent/JPH03129119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/24Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with devices affected by abnormal or undesired positions, e.g. for preventing overheating, for safety
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/043Sliding surface consisting mainly of ceramics, cermets or hard carbon, e.g. diamond like carbon [DLC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はセラミックス製外輪とセラミックス製内輪とに
よって構成したセラミックス製軸受に係り、詳しくはセ
ラくソクス製内輪がセラミックス製外輪に対し軸方向に
移動することを防止したセラミックス製軸受に関するも
のである。
〈従来の技術〉 機械フレーム等に回転軸を装着する際に滑り軸受或いは
転がり軸受を用いることが一般に行われている。
前記転がり軸受としては、内輪と外輪との間にボール、
ローラ、ニードル等の転勤部材を設けたボールベアリン
グ、ローラベアリング、ニードルベアリング等の種類が
あり、また内輪に嵌合した軸に作用する荷重の支持方式
に応してラジアル軸受、スラスト軸受等の種類がある。
そして深溝型ベアリング、アンギュラ−型ベアリング、
テーバローラベアリング等は、ラジアル荷重及びスラス
ト荷重が同時に作用する軸を支承することが出来るベア
リングとして知られている。これ等の転がり軸受は、多
くの機種が規格化されているため、機械を設計する際に
は最も適したものを選択して用いている。
前記滑り軸受としては、鋼、鋳鉄、銅等の支持体上にホ
ワイトメタル層を積層して構成したものや、含油合金を
積層し或いは埋設して構成したものがある。またスリー
ブ状に形成した砲金3合成樹脂等によって構成したもの
もある。通常滑り軸受は、ラジアル荷重を支承するため
の軸受、或いはスラスト荷重を支承するための軸受が夫
々別個に規格化されている。
上記転がり軸受及び滑り軸受は夫々固有の特徴を有する
ものであり、使用に際してはこれ等の特徴を考慮して最
も適当なものを用いている。
一方、最近では高い圧縮強度と耐摩耗性を有し、且つ摩
擦係数の小さいセラミックスが開発されている。本件出
願人は数種のセラミックス製軸受を開発し既に特許出願
している(特願昭63−325933号等〉。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記従来の軸受に於いて、転がり軸受では転がり疲労に
よるフレーキングが発生するため必然的に寿命が定まり
、耐熱性が低く、且つ構成部品が多いことからコストが
高いという問題がある。また滑り軸受では、軸の外周が
軸受の内周と滑り接触することから摩擦損失が大きく、
このため、強制潤滑或いは自己潤滑を施すことが必要で
あるという問題がある。
一般に軸受では、軸受に嵌合した軸が該軸受に対し、軸
方向に移動しないように構成されている。
またラジアル荷重を支承し得る転がり軸受では、内輪と
外輪とが容易に離脱し得ないように構成されている。
本発明の目的は、セラミックス製内輪とセラミックス製
外輪とを滑り接触させて構成したセラミックス製軸受で
あって、前記セラくソクス製内輪がセラミックス製外輪
に対し軸方向に移動することを防止したセラミックス製
軸受を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本発明に係るセラミックス製
軸受は、セラミックス製外輪とセラミックス製内輪とを
滑り接触させて構成したセラミックス製軸受に於いて、
前記セラミックス製外輪又はセラミックス製内輪に前記
セラくソクス製内輪の軸方向への移動を防止するための
係止部材を設けて構成されるものである。
く作用〉 上記手段によれば、セラミックス製外輪(以下「外輪j
という〉とセラミックス製内輪(以下「内輪」という)
とを滑り接触させて構成した軸受に於いて、前記外輪又
は内輪に該内輪の軸方向への移動を防止する係止部材を
設けることによって、内輪の外輪に対する軸方向への移
動の発生を防止することが出来る。従って、前記外輪と
内輪とがN脱する虞が無い。
〈実施例〉 以下上記手段を適用した軸受の実施例について図を用い
て説明する。
〔第1実施例〕 第1図は第1実施例に係る軸受の断面説明図、第2図は
第1図の■−■矢視図、第3図はガイドピンの説明図で
ある。
図に於いて、軸受Aは軸を嵌合するための内輪1と、機
械フレーム或いはケーシング等に取り付けられる外輪2
と、外輪2に装着した複数のガイドピン3とによって構
成されている。
内輪1は、アルミナ或いはPSZ等の酸化物系セラミッ
ク原料を成形型に充填してプレス成形し、成形されたも
のを約1500℃〜1600℃で焼成して形成されてい
る。
前記内輪1の中心には、軸を嵌合するための軸7L4が
形成されている。軸孔4は該軸孔4に嵌合する軸の径に
応して所定の嵌め合い公差を持って形成されている。
尚、5は軸孔4の軸心であり、軸受Aの軸心と一致した
ものである。
内輪lの外周には軸心5と平行に摺動面1aが形成され
ている。前記摺動面1aは後述する外輪2に形成した摺
動面2aと滑り接触して軸3に作用するラジアル荷重を
外輪2に伝達するものである。このため円筒面1aは軸
心5と正確に平行であることが必要である。
内輪1の外周に形成した摺動面1aの軸方向略中夫には
、内輪1の全周にわたってリング状の溝6が形成されて
いる。この溝6はガイドピン3と係合して内輪1の運動
方向を回転方向のみに拘束するものである。
外輪2は、内輪1と同様にアルミナ或いはPSZ等の酸
化物系セラミック原料を成形型に充填してプレス成形し
たものを約1500℃〜1600℃で焼成して形成され
ている。
外輪2の内部には、内輪1の外周に形成した摺動面1a
と所定の公差を持って形成された摺動面2aが形成され
ている。前記摺動面2aは内輪lの摺動面1aと略等し
い長さを持って形成されており、該摺動面laと滑り接
触すると共に、内輪】を介して軸に作用するラジアル荷
重が伝達されるものである。このため、摺動面2aは軸
心5と平行な面により構成されている。
外輪2の軸方向略中央であって、内輪lに形成した溝6
と対応する位置には、ガイドピン3を嵌合するための複
数の孔7が形成されている。この孔7はガイドビン3の
形状、即ち、円形成いは多角形状を有しており、また寸
法はガイドビン3と略等しい寸法で形成されている。
外輪2の外周2bは、軸心5と平行な円筒状に形成され
ている。また外輪2の両端面2Cは、軸心5と直角な平
面として構成されている。前記外周2b及び端面2cは
、軸受Aを図示しない機械フレーム或いはケーシング等
に装着する際の嵌合部となるものである。
ガイドビン3は、アルミナ或いはPSz等の酸化物系セ
ラ逅ンク原料を成形型に充填してブレス成形し、成形さ
れたものを約1500℃〜1600℃で焼成して形成さ
れている。
ガイドビン3は所謂ストレートピンでも良く、またテー
パピンであっても良い。またガイドビン3(3a〜3C
)の形状は第3図(A)に示すように円筒状のピン3a
を用いることが可能であり、また同図(B)に示すよう
に四角形状のピン3bを用いることも可能である。更に
、同図(C)に示すように端部にフランジを形成したピ
ン3Cを用いることも可能である0本実施例ではガイド
ビン3として円筒状のピン3aを用いている。
ガイドビン3は、内輪1に形成した溝6の幅寸法と等し
いか、或いは僅かに小さい寸法で形成されている。従っ
て、ガイドビン3と溝6との間にガタの生じる虞が無い
またガイドビン3の数は3本或いはそれ以上の数を設け
ることが好ましい。これはガイドビン3の数が少ない場
合であって、且つ内輪lに嵌合した軸にスラスト方向の
荷重が作用する場合、該荷重によってガイドビン3に曲
げ方向の応力が作用する虞があるためである。
内輪lに於ける軸孔4.摺動面1a、溝6、及び外輪2
に於ける摺動面2a、外周2b、端面2C1孔7等は、
内輪1.外輪2をブレス成形する際に同時に成形される
前記成形に於いて、内輪1.外輪2に対する寸法精度は
、各部分の設定寸法±0.005 u程度を得ることが
可能であり、また表面粗さとしてRAo、8程度を得る
ことが可能である。
上記の如く構成した内輪1.外輪2及びガイドビン3に
よって軸受Aを構成するには、外輪2に内輪lを嵌合し
、摺動面2aと摺動面1aとを滑り接触させる。そして
内輪lに形成した/N 6を外輪2に形成した孔7と対
向させ、夫々の孔7にガイドビン3を挿入すると共に、
ガイドビン3の先端部分を溝6と係合させる。
このとき、ガイドビン3の孔7と対応する部分に接着剤
を塗布し、該ピン3を孔7に嵌合することで、ガイドビ
ン3を外輪2に固着することが可能であり、また外輪2
を加熱して孔7を膨張させ、該孔7に常温状態のガイド
ビン3を嵌合させる所謂焼きばめによってガイドビン3
を外輪2に固着することが可能であり、更に液体窒素等
の冷媒を用いてガイドビン3を冷却して収縮させ該ピン
3を常温状態の外輪2に嵌合する所謂冷やしぼめによっ
てガイドビン3を外輪2に固着することが可能である。
外輪2に内輪lを嵌合した場合、摺動面2alaの接触
面、及びガイドビン3と溝6とをラッピングすることが
好ましい。このラッピングは、前記各接触面にダイヤモ
ンドパウダー等の研磨剤を与えると共に相対的な回転を
与えることで実施することが可能である。そして外輪2
と内輪1、及びガイドビン3とン#6とをラッピングす
ることによって、軸受Aをより円滑に回転させることが
可能となる。
また軸受Aを構成する内輪1の摺動面1a及び外輪2の
摺動面2aに対し、該軸受Aに要求される精度に応して
夫々別個に研磨加工を施すことも可能である。
上記の如く構成した軸受Aに於いて、外輪2に固着した
ガイドピン3の先端部分は、内輪1に形成した溝6に嵌
入している。このため、内輪lは外輪2に対して回転運
動のみを行い得るように拘束される。即ち、内輪lは外
輪2に対し軸方向への移動を防止される。従って、外輪
2を例えば図示しない機械フレーム等に取り付けると共
に、内輪1の軸孔4に軸を嵌合すると、該軸は機械フレ
ーム等に対し軸方向に移動することがない。
このように、本実施例に係る軸受Aにあっては、外輪2
に固着したガイドピン3を内輪lに形成した溝6に嵌入
することによって、外輪2に対する内輪1の軸方向への
移動を防止することが可能となる。
〔他の実施例〕
第4図(A) 、 (B)は第2実施例に係る軸受Bの
断面説明図、第5図は係止部材の説明図である。
本実施例に示す軸受Bは、前述の実施例と同様にセラミ
ックス製の内輪11.外輪12.係止部材13とを組み
合わせて構成されており、内輪11に嵌合した軸にラジ
アル荷重とスラスト荷重とが同時に作用する場合であっ
ても、これ等の@重を円滑に支承することが可能なよう
に構成されたものである。
内輪11の中心には図示しない軸を嵌合するための軸孔
14が軸受Bの軸心15と一致して形成されている。ま
た内輪11の外周には軸心15と平行なm動面11aが
形成されており、該摺動面11aと連続してテーパ面1
1bが形成されている。
同図(^)に示すように内輪11の前端側(図に於ける
左側、以下間し)の端面11Cには、軸心15と一致し
た中心を有するリング状の/1116が形成されている
。この溝16は後述する係止部材13に形成した突起1
3bを嵌合する′ためのものである。
外輪12の内部には、前記摺動面11aと対応する摺動
面12aが形成されており、この摺動面12aと接続し
て軸心15と略直角な平面12eが形成されている。前
記摺動面12aと平面12cとでなす稜線には、内輪1
1のテーパ面11bと等しいテーパ角度で形成した微小
なテーパ面が構成されており、該テーパ面が摺動部12
bとして構成されている。前記摺動部12bは内輪11
に形成したテーパ面11bと滑り接触し、内輪11に嵌
合する軸に作用するスラスト方向の荷重を支承するもの
である。また外輪12の一方の端面12dは軸心15と
直角な面として構成されている。
係止部材13は第5図に示すように、中心に内輪11に
形成した軸孔14の径よりも大きい径を有する孔13a
が形成されている。また係止部材13の外径は、内輪1
1の摺動面11aの径よりも大きく、且つ外輪12の外
径よりも小さい寸法で形成されている。
また係止部材13の一方の面には、内輪11に形成した
溝16に嵌合するリング状の突起13bが形成されてい
る。
上記の如<ti戒した内輪11.外輪12及び係止部材
13によって軸受Bを横取するには、外輪12に内輪1
1を嵌合し摺動面12a 、 11 aとを滑り接触さ
せた後、内輪11に形成した?J116に係止部材13
の突起13bを嵌合させる。そして突起13bに対する
接着剤等の塗布、或いは焼きばめ、冷やしぼめ等の方法
を用いることで、内輪11に係止部材13を固着するこ
とが可能である。
前記の如< f!威した軸受Bに於いて、内輪11に形
成した摺動面11aと外輪12に形成した摺動面12a
とが滑り接触することで、内輪11に嵌合した軸に作用
するラジアル方向の荷重を支承することが可能である。
また内輪11に形成したテーパ面11bと外輪12に形
成した摺動部12bとが滑り接触することで、軸に作用
するスラスト方向の荷重を支承することが可能である。
このように、軸受Bにあっては内輪11のテーパ面11
bと外輪12の摺動部12bとが滑り接触することで、
内輪11の矢印a方向への移動を防止している。また内
輪11の前端面11Cに固着した係止部材13が摺動面
11aの径よりも大きな径を有することから、該係止部
材13によって内輪11の矢印す方向への移動を防止す
ることが可能である。
同図(B)に示すように、内輪11の前端側の端面11
cに形成した溝16の一部を摺動面ttaと一致させて
形成することも可能である。即ち、内輪11の端面11
Cに摺動面ttaと連続した段部16aを形成し、この
段部16aにa16と同様の機能を持たせることが可能
である。この場合、係止部材13に形成した突起13b
の外径は摺動面11aの外径と等しいか、或いは僅か小
さい寸法で形成することが必要である。
第6図は第3実施例に係る軸受Cの説明図である。
図に於いて、軸受Cはラジアル方向の荷重とスラスト方
向の荷重とが同時に作用する軸を支承し得る軸受として
構成されている。
軸受Cは内輪21と外輪22と係止部材23とによって
構成されている。前記内輪21.外輪22.係止部材2
3は夫々前述の各実施例と同様にセラミックス材料を底
形すると共に焼成して形成されている。
内輪21の中心には、図示しない軸を嵌合するための軸
孔24が軸受Cの軸心25と一致して形成されている。
内輪2Iの外形は曲崩状に形成されており、この外形が
摺動面21aとして構成されている。内輪21の前端側
には摺動面21aと連続して円筒状のボス部21bが形
成されており、該ボス部21bの端面21Cには中心を
軸心25と一致させたリング状の溝26が形成されてい
る。
外輪22の内周は内輪21に形成した摺動面21aと一
致した形状で形成されており、該内周面が摺動面22a
として構成されている。また前記摺動面22aと連続し
て孔22bが形成されている。前記孔22bは内輪21
に形成したボス部21bの外径よりも比較的大きな寸法
を持って形成されている。
係止部材23は第5図に示す係止部材13と略同様な形
状で形成されている。
上記の如く構成した内輪21.外輪22及び係止部材2
3によって軸受Cを構成するには、外輪22に内輪21
を嵌合し、摺動面21a、22aとを滑り接触させると
共に、内輪21の前端面21cに形成した溝26に係止
部材23の突起23bを嵌合させる。そして突起23b
に対する接着剤等の塗布、或いは焼きばめ冷やしぼめ等
の方法を用いることで、内輪2】に係止部材23を固着
することが可能である。
前記の如く構成した軸受Cにあっては、摺動面21a、
22aの滑り接触によって内輪21に嵌合した軸にラジ
アル方向の荷重とスラスト方向の荷重が同時に作用する
場合であっても、該軸を円滑に支承することが可能であ
る。また軸受Cに於ける摺動面21,1,22aが曲面
状に形成されることから、該軸受Cでは、自動調心機能
を有している。
また上記軸受Cでは、摺動面21a、22aが接触する
ことで、内輪21の矢印C方向への移動を防止すると共
に、内輪21に固着した係止部材23によって矢印d方
向への移動を防止することが可能である。
第7図は第4実施例に係る軸受りの説明図である。
図に於いて、軸受りはラジアル方向の荷重とスラスト方
向の荷重とが同時に作用する軸を支承し得る軸受として
構成されている。
軸受りは内輪31と外輪32と係止部材33とによって
構成されている。前記内輪31.外輪32.係止部材3
3は夫々前述の各実施例と同様にセラミックス材料を底
形すると共に焼成して形成されている。
内輪31の中心には、図示しない軸を嵌合するための軸
孔34が軸受りの軸心35と一致して形成されている。
内輪31の外周には、軸心35と平行な摺動面31aが
形成されており、この摺動面31aと連続して内輪31
の前端側にテーパ面31bが形成されている。また前記
テーパ面31bと連続して円筒面31Cが形成されてい
る。
外輪32の内周には内輪31に形成した摺動面31aと
滑り接触する摺動面32aが形成されている。前記摺動
面32aと連続する前端側には軸心35と略直角な面3
2c、及び軸心35と平行で且つ摺動面32aの径より
も小さい径で構成された円筒状の面32dが形成されて
いる。前記面32dは内輪31に形成した円筒面31C
の外径よりも比較的大きな寸法を持って形成されている
。そして前記面32c、32dとで構成する稜線が前述
の第2実施例に於けると同様に、内輪31に形成したテ
ーパ面31bと当接して内輪31に作用するスラスト方
向の荷重を支承する摺動部32bとして構成されている
外輪32の後端側の面32eには、軸心35と同心的に
リング状の溝36が形成されている。
前記係止部材33は第5図に示す係止部材13と略同様
な形状で形成されている。
上記の如く構成した内輪31.外輪32及び係止部材3
3によって軸受りを構成するには、外輪32に内輪31
を嵌合し、摺動面31a、32aとを滑り接触させると
共に、テーパ面31bを摺動部32bに当接させて滑り
接触させ、外輪32の後端面32eに形成した溝36に
係止部材33の突起33bを嵌合させる。そして突起3
3bに対する接着剤等の塗布、或いは焼きばめ、冷やし
ぼめ等の方法を用いることで、外輪32に係止部材33
を固着することが可能である。
前記の如く構成した軸受りにあっては、摺動面31a、
32aの滑り接触によって内輪31に嵌合した軸に作用
するラジアル方向の荷重を支承すると共に、テーパ面3
1bと摺動部32bとの滑り接触によってスラスト方向
の荷重を支承する。このように、内輪31に嵌合した軸
にラジアル方向とスラスト方向の荷重が同時に作用する
場合であっても、該軸を円滑に支承することが可能であ
る。
また上記軸受りでは、テーパ面31bが摺動部32bに
当接することで、内輪31の矢印e方向への移動を防止
すると共に、外輪32に固着した係止部材33によって
矢印f方向への移動を防止することが可能である。
第8図は第5実施例に係る軸受Eの説明図である。
軸受Eは前述の軸受りに於いて、キャンプ状の係止部材
43を用いて内輪31の軸方向への移動を防止し得るよ
うに構成したものである。尚、図に於いて、前述の第4
実施例と同一部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
外輪32の後端側端面32eには、該外輪32の外周3
2fと連続した段部36aが形成されている。この段部
36aは中心を軸心35と一致させたリング状に形成さ
れている。
係止部材43は図に示すように、外径が外輪32の外径
と略等しいか、或いは僅かに小さい寸法を持って形成さ
れると共に、リング状の突起43bが形成されている。
前記突起43bの高さは段部36aの深さと略等しい寸
法で形成されている。
従って、係止部材43を外輪32に接着剤の塗布、或い
は焼きばめ、冷やしぼめ等の方法を用いることで、外輪
32に係止部材33を固着したとき、係止部材43の外
周が外輪32よりも突出することが無く、軸受Eを例え
ば機械フレーム等に取り付ける際に営林32の外周32
fをガイドとして円滑に作業を実施することが可能であ
る。
上記の如く、外輪32の外周32fから後端側端面32
eに連続した段部36aを設け、該段部36aを前述の
各実施例に於ける溝と同様の機能を持たせることによっ
て、外輪32を容易に製作することが可能となる。
前記各軸受A−Hに於いて、内輪及び外輪が夫々セラミ
ックスによって形成されることから、摩擦係数が小さく
摩擦によるt員失が小さい。このため、摺動面に対する
潤滑が不要である。また滑りによって発熱した場合であ
っても、セラ3ノクスの熱膨張係数が、約8〜11 X
 10−67 ’c程度であるため、内輪及び外輪に熱
膨張による過大な熟応力が発生することが無い。更に、
セラミックスの耐熱温度が約り00℃〜1000℃程度
であることから、前記発熱により内輪及び外輪が劣化す
る虞も無い。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明に係るセラミックス
製軸受は、外輪と内輪とを滑り接触させて構成した軸受
に於いて、前記外輪又は内輪に該内輪の軸方向への移動
を防止する係止部材を設けたので、内輪の外輪に対する
軸方向への移動の発生を防止することが出来る。従って
、前記外輪と内輪とが離脱する虞が無い。
また外輪と内輪との二部材によって軸受を構成すること
が出来るので、部品点数を少なくし、軸受のコストを低
減することが出来る。
また外輪と内輪とを滑り接触させることで軸を支承する
ことが出来るため、内輪と軸との間には相対的な滑りが
発生しない。このため、軸が摩耗する虞が無<、軸の寿
命を長くすることが出来る。
また内輪と外輪とをセラミックスによって構成したこと
から、摩擦係数が小さく且つ摩耗が少ないため、m動面
に対する潤滑を必要としない。即ち、メンテナンスの容
易な軸受を構成することが出来る。
またセラミックスの熱膨張係数が小さいことから、軸受
が発熱しても、軸及び機械フレーム等に熱影響を与える
虞が無い等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る軸受の断面説明図、第2図は
第1図の1」矢視図、第3図はガイドピンの説明図、第
4図、第6図乃至第8図は他の実施例に係る軸受の説明
図、第5図は係止部材の説明図である。 A−Dは軸受、1 、11.21.31は内輪、2.1
2.22、32は外輪、la、lla、21a、31a
、2a。 12a、22a、32aは摺動面、Ilb、31bはテ
ーバ面、12b、32bは摺動部、3.3a〜3cはガ
イドピン、13.23.33.43は係止部材、4.1
4.24゜34は軸孔、5.15.25.35は軸心、
6.16.26゜36は溝、7は孔である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  セラミックス製外輪とセラミックス製内輪とを滑り接
    触させて構成したセラミックス製軸受に於いて、前記セ
    ラミックス製外輪又はセラミックス製内輪に前記セラミ
    ックス製内輪の軸方向への移動を防止するための係止部
    材を設けたことを特徴としたセラミックス製軸受。
JP1263909A 1989-10-12 1989-10-12 セラミックス製軸受 Pending JPH03129119A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1263909A JPH03129119A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 セラミックス製軸受
KR1019900012889A KR950008332B1 (ko) 1989-10-12 1990-08-21 세라믹제 축받이
EP90310285A EP0422786B1 (en) 1989-10-12 1990-09-20 Ceramic bearing
AT90310285T ATE119249T1 (de) 1989-10-12 1990-09-20 Keramisches lager.
DE69017342T DE69017342D1 (de) 1989-10-12 1990-09-20 Keramisches Lager.
CA002026185A CA2026185A1 (en) 1989-10-12 1990-09-25 Ceramic bearing
US07/593,797 US5127745A (en) 1989-10-12 1990-10-05 Ceramic bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1263909A JPH03129119A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 セラミックス製軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03129119A true JPH03129119A (ja) 1991-06-03

Family

ID=17395952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1263909A Pending JPH03129119A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 セラミックス製軸受

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5127745A (ja)
EP (1) EP0422786B1 (ja)
JP (1) JPH03129119A (ja)
KR (1) KR950008332B1 (ja)
AT (1) ATE119249T1 (ja)
CA (1) CA2026185A1 (ja)
DE (1) DE69017342D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9204349U1 (ja) * 1992-03-31 1992-11-12 Feodor Burgmann Dichtungswerke Gmbh & Co, 8190 Wolfratshausen, De
NZ279471A (en) * 1994-02-08 1998-02-26 Plastic Bearings & Housings Au Bearing; structural details of a plain bearing
US5556499A (en) * 1994-12-01 1996-09-17 Polaroid Corporation Delaminating method and apparatus
JPH11267966A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Speedfam Co Ltd 両面研磨加工機
US6505974B2 (en) 2001-05-02 2003-01-14 Honeywell International, Inc. Ceramic ball bearings and assembly
US6746153B2 (en) * 2001-09-25 2004-06-08 The Anspach Effort, Inc. Bearings for surgical instruments
US7080973B2 (en) * 2003-11-18 2006-07-25 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Fan seat and method for producing it
US20060051004A1 (en) * 2004-09-09 2006-03-09 Lee Yu H Ceramic bearing assembly
US7320549B2 (en) * 2005-05-16 2008-01-22 Sankyo Dilless Industry, (Usa) Corp. Self-lubricating bushings, bearings and bearing assemblies

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE732724C (de) * 1936-08-15 1943-03-10 Ellinger & Geissler Anordnung zur Sicherung gegen axiale Verschiebung von Wellen bei veraenderlichen elekrischen Schaltelementen
GB567905A (en) * 1943-09-02 1945-03-07 Owen David Lucas Improvements in bearings
CH281535A (de) * 1950-01-07 1952-03-15 Keller Friedrich Ringgleitlager.
GB704035A (en) * 1951-10-25 1954-02-17 Murex Ltd Bearings and the like
US3071419A (en) * 1960-05-13 1963-01-01 Dodge Mfg Corp Bearing or the like
US3578828A (en) * 1969-02-18 1971-05-18 Kaman Aerospace Corp Split-race bearing construction
US3726572A (en) * 1969-05-14 1973-04-10 Smiths Industries Ltd Gas-lubricated bearings
GB1437532A (en) * 1973-06-29 1976-05-26 Sealed Motor Const Co Ltd Pump units
US4477197A (en) * 1981-04-21 1984-10-16 Sargent Industries, Inc. Bearing
JPS60205011A (ja) * 1984-03-28 1985-10-16 Hitachi Ltd 無潤滑軸受
EP0258845A3 (en) * 1986-08-29 1988-08-17 Kabushiki Kaisha Nagano Keiki Seisakusho Ceramics bearing
JPH0193620A (ja) * 1987-10-01 1989-04-12 Toshiba Tungaloy Co Ltd 電子機器用の軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR950008332B1 (ko) 1995-07-27
DE69017342D1 (de) 1995-04-06
KR910008298A (ko) 1991-05-31
US5127745A (en) 1992-07-07
EP0422786B1 (en) 1995-03-01
ATE119249T1 (de) 1995-03-15
CA2026185A1 (en) 1991-04-13
EP0422786A3 (en) 1991-09-11
EP0422786A2 (en) 1991-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5135314A (en) Ceramic bearing
US5054940A (en) Ceramic bearing
EP0381336B1 (en) Ceramic bearing
JPH03129119A (ja) セラミックス製軸受
JPH03149415A (ja) セラミックス製軸受
US20010053256A1 (en) Bearing apparatus
CN105715671B (zh) 双列球面滚柱轴承
JPH03157517A (ja) セラミックス製軸受
US2859076A (en) Roller bearing
JPH02173414A (ja) セラミックス製軸受
JPH03129118A (ja) セラミックス製軸受
JPH02176214A (ja) セラミックス軸受ユニット
JP2553672Y2 (ja) セラミックス製球面すべり軸受
JPH02173417A (ja) セラミックス製軸受
JPH02173415A (ja) セラミックス製軸受及び該軸受の製造方法
JPH03157516A (ja) セラミックス製軸受
JPH03199712A (ja) 複合軸受
JPH06280879A (ja) 軸受および軸受製造方法
JPH03199713A (ja) 複合軸受
JP2002339977A (ja) 球ころ
US6896414B2 (en) Ball roller
JP2553673Y2 (ja) セラミックス製球面すべり軸受
JPH0469406A (ja) ボールベアリング
JPH0313617Y2 (ja)
JP2004108513A (ja) ころ軸受