JP2001020946A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 軸受スリーブと軸体とスラスト板とスラスト受板とを備えた動圧軸受装置に於いて、前記軸受スリーブは外周面と円筒状の内周面及び前記スラスト板と対向するスラスト板対向面を少なくとも有し、前記軸体は前記軸受スリーブの円筒状の内周面に回転自在に嵌合する円筒状外周面を有し、前記スラスト板は前記軸体の一部に設けられ前記軸体の外周部の径より大なる外径を有し、更に前記スラスト受板は前記スラスト板に対向する軸受面を有していて、
前記軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面とに対向配置して前記軸受スリーブとは別体のスラストスペーサを設け、前記軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面と前記スラストスペーサとで形成する空間に前記スラスト板を配置すると共に、前記軸受スリーブのスラスト板対向面は前記内周面から前記外周面までを平面にて形成したことを特徴とする動圧軸受装置。
【請求項2】 軸受スリーブと軸体とスラスト板とスラスト受板とを備えた動圧軸受装置に於いて、前記軸体は円筒状外周面を有し、前記軸受スリーブは外周面と前記軸体の外周面に回転自在に嵌合する円筒状の内周面及び前記スラスト板と対向するスラスト板対向面を少なくとも有し、前記スラスト板は前記軸体の一部に設けられ前記軸体の外周部の径より大なる外径を有し、更に前記スラスト受板は前記スラスト板に対向する軸受面を有していて、
前記軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面とに対向配置して前記軸受スリーブとは別体のスラストスペーサを設け、前記軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面と前記スラストスペーサとで形成する空間に前記スラスト板を配置すると共に、前記軸受スリーブのスラスト板対向面は前記内周面から前記外周面までを平面にて形成したことを特徴とする動圧軸受装置。
【請求項3】 前記スラストスペーサは軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面とで挟持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動圧軸受装置。
【請求項4】 前記スラストスペーサは前記軸受スリーブと対向するスリーブ対応面と前記スラスト受板と対向する受板対応面を有し、前記スラスト板は前記軸受スリーブと対向するスリーブ対向面と前記スラスト受板と対向する受板対向面を有していて、これらの面は前記スラスト受板の軸受面と共にいずれも平面にて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の動圧軸受装置。
【請求項5】 前記スラスト板のスリーブ対向面と受板対向面及び、前記軸受スリーブのスラスト板対向面と前記スラスト受板の軸受面とによってスラスト軸受部の隙間を形
成していることを特徴とする請求項4に記載の動圧軸受装置
【請求項6】 前記スラスト板のスリーブ対向面と前記軸受スリーブのスラスト板対向面の少なくとも一方、又は前記スラスト板の受板対向面と前記スラスト受板の軸受面の少なくとも一方に、動圧発生溝を設けてスラスト軸受部を形成すると共に、前記軸受スリーブの内周面と前記軸体の円筒状外周面の少なくとも一方に動圧発生溝を設けてラジアル軸受部を形成し、前記スラスト軸受部と前記ラジアル軸受部に潤滑流体を封入したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1に記載の動圧軸受装置。
【請求項7】 前記軸受スリーブ又は前記スラストスペーサは、脆性材料で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1に記載の動圧軸受装置。
【請求項8】 前記脆性材料はセラミックス材であることを特徴とする請求項7に記載の動圧軸受装置。
【請求項9】 前記スラスト軸受部の隙間のばらつき範囲は、標準偏差で0.3μmの精度であることを特徴とする請求項8に記載の動圧軸受装置。
【請求項10】 前記軸受スリーブのスラスト板対向面、又は前記スラストスペーサのスリーブ対応面と受板対応面、又は前記スラスト受板の軸受面、又は前記スラスト板のスリーブ対向面と受板対向面のうち少なくとも1つの面は研削加工か研磨加工等の面仕上げ加工が成された面であることを特徴とする請求項4に記載の動圧軸受装置。
もう一方のスラスト軸受部の隙間についても、軸受スリーブ103の段差112とスラスト板10の厚み113の差だけでなく、実際には、スラスト板102の上面108及び下面109の平面度と、スラスト受板105の軸受面114の平面度、及び軸受スリーブ103の面110、面111の平面度等の精度を含めて管理される。その中で、スラスト板102の厚み113、その上面108、その下面109、及びスラスト受板105の軸受面114は切削加工の他、必要に応じて研削加工や研磨加工での面仕上げ加工により、部品の精度を得ることは可能である。
本発明の請求項1記載の動圧軸受装置は、外周面と円筒状の内周面及びスラスト板と対向するスラスト板対向面を少なくとも有する軸受スリーブと、軸受スリーブの円筒状の内周面に回転自在に嵌合する円筒状外周面を有する軸体と、軸体の一部に設けられこの軸体の外周部の径より大なる外径を有しているスラスト板と、スラスト板に対向する軸受面を有するスラスト受板とを備えた動圧軸受装置であって、軸受スリーブのスラスト板対向面とスラスト受板の軸受面とに対向配置して軸受スリーブとは別体のスラストスペーサを設け、軸受スリーブのスラスト板対向面とスラスト受板の軸受面とスラストスペーサとで形成する空間にスラスト板を配置すると共に、軸受スリーブのスラスト板対向面は内周面から外周面までを平面にて形成したことを特徴とするものであり、本発明の請求項2に記載の動圧軸受装置は、円筒状外周面を有する軸体と、外周面と軸体の外周面に回転自在に嵌合する円筒状の内周面及びスラスト板と対向するスラスト板対向面を少なくとも有する軸受スリーブと、軸体の一部に設けられこの軸体の外周部の径より大なる外径を有するスラスト板と、スラスト板に対向する軸受面を有するスラスト受板とを備えた動圧軸受装置であって、軸受スリーブのスラスト板対向面とスラスト受板の軸受面とに対向配置して軸受スリーブとは別体のスラストスペーサを設け、軸受スリーブのスラスト板対向面とスラスト受板の軸受面とスラストスペーサとで形成する空間にスラスト板を配置すると共に、軸受スリーブのスラスト板対向面は内周面から外周面までを平面にて形成したことを特徴とする。
本発明の請求項7又は請求項8に記載の動圧軸受装置では、請求項1から請求項6に記
載の動圧軸受装置おいて、軸受スリーブ又はスラストスペーサに脆性材料、特にセラミックスを用いたことを特徴とするものであり、更に請求項10記載の動圧軸受装置では、請求項4に記載の動圧軸受装置おいて、軸受スリーブのスラスト板対向面、又はスラストスペーサのスリーブ対応面と受板対応面、又はスラスト受板の軸受面、又はスラスト板のスリーブ対向面と受板対向面のうち少なくとも1つの面は研削加工か研磨加工等の面仕上げ加工が成された面であることを特徴とする。
以上、本発明の第1の実施の形態より、軸受スリーブ10とスラストスペーサ30とを組み合わせて用いる方が、従来構造の軸受スリーブ103よりも、各部品の構造が単純化される為、軸受スリーブ10の下面12、スラストスペーサ30の上面31、下面32への研削加工や研磨加工といった面仕上げの加工が可能になり、スラスト軸受部の隙間の各製品のばらつきを格段に小さくすることが可能となった。また、スラストスペーサにセラミックを用いて、スラストスペーサの厚み精度を高めると、組立後のスラスト軸受部の隙間ばらつきも、より小さくすることが可能である。
さらに、軸体50にはその径よりも大なる外径のスラスト板70を設けている。スラスト板70を軸体50にスラストスペーサ80を介して軸受スリーブ60とスラスト受板75に対向するように嵌合し、スラスト板70に対して回転自在にする為のスラスト軸受部の隙間を形成している。軸受スリーブ60の内周面61もしくは軸体50の外周面51の少なくとも一方に動圧発生溝パターンを設けることにより軸受スリーブ60の内周面61と軸体50の外周面51の間でラジアル軸受部を形成している。
また、スラスト板70の下面71と軸受スリーブ60の上面62の少なくとも一方と、スラスト板70の上面72とスラスト受板75の下面76の少なくとも一方に動圧発生溝パターンを設けることにより、スラスト板70と軸受スリーブ60、スラスト受板75との間にスラスト軸受部を形成している。また、ラジアル軸受部及びスラスト軸受部には潤滑流体が封入されている。軸受スリーブ60の下面63には、潤滑流体の飛散を防止するためのカバー85を設けている。モーターの回転機構については、先に図4を用いて説明した従来技術と同様一般的な構成を応用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上の実施の形態から明らかなように、請求項1又は請求項2に記載の本発明の動圧軸受装置の構造によれば、スラスト板と対向するスラスト板対向面を平面で形成した軸受スリーブとスラストスペーサの2部品を組み合わせて用いる方が、従来構造のように段加工を必要とする軸受スリーブ1部品よりも、部品の構造が単純化され、研削加工や研磨加工といった面仕上げの加工が可能になる為に部品の加工精度が向上し、スラスト軸受部の隙間の製品のばらつきを小さく抑えることが可能となった。
また、請求項7又は請求項8に記載の本発明の動圧軸受装置によれば、加工時の弾性変形が少なく、加工中に発生する熱に対して寸法変化の小さいセラミックスを軸受スリーブとスラストスペーサ、特にスラストスペーサに用いることにより、スラストスペーサなどの加工精度を更に向上させることが可能であると共に、スラスト軸受部の隙間の製品ばらつきをさらに小さく抑えることが可能となった。
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