JPS5833934B2 - ころがり軸受装置 - Google Patents
ころがり軸受装置Info
- Publication number
- JPS5833934B2 JPS5833934B2 JP54062183A JP6218379A JPS5833934B2 JP S5833934 B2 JPS5833934 B2 JP S5833934B2 JP 54062183 A JP54062183 A JP 54062183A JP 6218379 A JP6218379 A JP 6218379A JP S5833934 B2 JPS5833934 B2 JP S5833934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- side bearing
- bearing device
- bearing
- free side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/04—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies
- F16C27/045—Ball or roller bearings, e.g. with resilient rolling bodies with a fluid film, e.g. squeeze film damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Turning (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ころがり軸受装置に関するものであって、
殊に軸方向固定の固定側軸受と、軸方向移動可能、且つ
スラスト予圧荷重付与の自由側軸受とによって、研削盤
と石軸の如き高速、高荷重の回転軸をハウジングに軸受
支承するころがり軸受装置の、負荷時剛性を高めること
を目的とする。
殊に軸方向固定の固定側軸受と、軸方向移動可能、且つ
スラスト予圧荷重付与の自由側軸受とによって、研削盤
と石軸の如き高速、高荷重の回転軸をハウジングに軸受
支承するころがり軸受装置の、負荷時剛性を高めること
を目的とする。
一般に回転軸にむいて、回転起動時には軸受転動体の接
触角が変化して上記回転軸が微小変位し、また回転中の
軸受温度上昇によって上記回転軸が熱膨張するので、こ
れらの影響を自由側軸受と・・ウジフグ間の滑動によっ
て吸収することが行なわれている。
触角が変化して上記回転軸が微小変位し、また回転中の
軸受温度上昇によって上記回転軸が熱膨張するので、こ
れらの影響を自由側軸受と・・ウジフグ間の滑動によっ
て吸収することが行なわれている。
即ち、自由側軸受の外輪は・・ウジングの内孔に対して
スキマ嵌めとしである。
スキマ嵌めとしである。
このノ・メアイスキマは軸受の種類、大きさ等によって
経験的に設定される微小スキマであるが、軸受剛性の低
下は免かれず、回転軸の振動、芯振れに及ぼす影響を無
視し得ない場合がある。
経験的に設定される微小スキマであるが、軸受剛性の低
下は免かれず、回転軸の振動、芯振れに及ぼす影響を無
視し得ない場合がある。
特に研削盤のと石軸や、回転音響試験機器等においては
問題となることか多く、高精度化への一つの障害であっ
た。
問題となることか多く、高精度化への一つの障害であっ
た。
本発明は上述の問題を解決するものであって、負荷時即
ち研削作業時や回転音響試験時等には、一時的に自由側
軸受を強固に固定せしめて剛性を高めることを目的とす
る。
ち研削作業時や回転音響試験時等には、一時的に自由側
軸受を強固に固定せしめて剛性を高めることを目的とす
る。
その固定手段として、電磁力を用いる手段も考えられる
が、本発明に耘いては流体圧によって半径方向に押付け
るようにした。
が、本発明に耘いては流体圧によって半径方向に押付け
るようにした。
以下図示の実施例について説明する。第１図は超高速回
転可能の高周波スピンドルにおける本発明の実施例であ
るが、回転軸１は固定側軸受２と、自由側軸受３とによ
って・・ウジング４に軸受支承されている。
転可能の高周波スピンドルにおける本発明の実施例であ
るが、回転軸１は固定側軸受２と、自由側軸受３とによ
って・・ウジング４に軸受支承されている。
上記自由側軸受３の外輪３１はスリーブ５に圧入してあ
り、該スリーブ５はハウジング４の蓋４１に僅かのスキ
マを以て静嵌している。
り、該スリーブ５はハウジング４の蓋４１に僅かのスキ
マを以て静嵌している。
そしで後蓋４２より橋絡した圧縮はね６によって前方向
きのスラスト予圧荷重が付与されており、即ち定圧予圧
が掛けである。
きのスラスト予圧荷重が付与されており、即ち定圧予圧
が掛けである。
さて前記蓋４１には細孔７が穿設してあり、前記スリー
ブ５が静嵌する内孔４３に開口（７１）している。
ブ５が静嵌する内孔４３に開口（７１）している。
該開ロア１は第２図に示す通り、上記内孔４３に対して
半径方向に、且つ円周上集中的に（図では上部の１／３
円周内に５ケ）開口している。
半径方向に、且つ円周上集中的に（図では上部の１／３
円周内に５ケ）開口している。
この実施例においてポート７２より図示省略の空圧源よ
り圧縮空気を圧入すると、前記細孔７を経て開ロア１よ
りスリーブ５と内孔４３との前記静嵌部分の僅かなスキ
マに噴出した空気圧によって、上記スリーブ５が図の下
方に押付けられて固定されるのである。
り圧縮空気を圧入すると、前記細孔７を経て開ロア１よ
りスリーブ５と内孔４３との前記静嵌部分の僅かなスキ
マに噴出した空気圧によって、上記スリーブ５が図の下
方に押付けられて固定されるのである。
第３図は他の実施例の自由側軸受部分のみを示したもの
であるが、自由側軸受の外輪８，８は間座９によって組
合された状態で・・ウジング１０の内孔１０１に微小ス
キマを以て嵌入してあり、予圧用スペーサ１１及び圧縮
ばね１２によってスラスト予圧荷々重が付与しである。
であるが、自由側軸受の外輪８，８は間座９によって組
合された状態で・・ウジング１０の内孔１０１に微小ス
キマを以て嵌入してあり、予圧用スペーサ１１及び圧縮
ばね１２によってスラスト予圧荷々重が付与しである。
該予圧用スペーサ１１の外周には第４図に示すように１
／３円周に亘る溝１１１が刻設してあり、刻溝１１１に
半径方向に開口した細孔１３が前記・・ウジング１０に
穿設しである。
／３円周に亘る溝１１１が刻設してあり、刻溝１１１に
半径方向に開口した細孔１３が前記・・ウジング１０に
穿設しである。
上記実施例においては上記細孔１３に低粘性油を圧入す
ることによって前記溝１１１並びにその周辺に圧油が充
満し、予圧用スペーサ１１を図の下方に押付け、ハウジ
ングの内孔１０１に固定するので、前記自由側軸受外輪
８を間接的にロックすることができる。
ることによって前記溝１１１並びにその周辺に圧油が充
満し、予圧用スペーサ１１を図の下方に押付け、ハウジ
ングの内孔１０１に固定するので、前記自由側軸受外輪
８を間接的にロックすることができる。
更に第５図には定位置予圧方式の自由側軸受に適用した
本発明の実施例を示しである。
本発明の実施例を示しである。
この図において、円すいころ軸受１４，１４の外輪１４
１゜１４１は間座１５を介して組合せた状態にして・・
ウジング１６に滑動自在に静嵌しである。
１゜１４１は間座１５を介して組合せた状態にして・・
ウジング１６に滑動自在に静嵌しである。
一方内輪１４２，１４２は間座１７を介して組合せて軸
１８に圧入し、且つナツト１９によって該軸１８に固定
すると共に、両軸受１４，１４に同時に予圧を付与する
ようにしである。
１８に圧入し、且つナツト１９によって該軸１８に固定
すると共に、両軸受１４，１４に同時に予圧を付与する
ようにしである。
前記ハウジング１６には細孔２０が穿設してあり、該細
孔２０は前記外輪１４１．１４１の前記静嵌部分に半径
方向に、且つ円周上集中的に開口（２０Ｌ２０１）して
いる。
孔２０は前記外輪１４１．１４１の前記静嵌部分に半径
方向に、且つ円周上集中的に開口（２０Ｌ２０１）して
いる。
そして図示しない公知の潤滑油供給手段によって圧力潤
滑油を該開口２０１から噴出することによって、前例同
様上記外輪１４１を下方に押付けてロックするものであ
る。
滑油を該開口２０１から噴出することによって、前例同
様上記外輪１４１を下方に押付けてロックするものであ
る。
以上の各実施例による説明で明らかな通り、本発明は自
由側軸受の外輪を・・ウジングに対して直接的または間
接的にロックし得、且つ定圧予圧でも定位置予圧でも通
常は軸の変位に即応する自由側軸受の機能を損すること
なく、随時に予圧の掛ったｌ＼その場でロックし得るの
であるから、例えば前記研削盤のと石軸に適用すれば非
研削時には流体圧の噴出を停止して起動時及び熱膨張等
による軸変位に応じて自由に軸受も追随させ、研削時に
は前記の如くその場でロックすることによって、該軸受
の剛性引いては固定側軸受の剛性を極めて高くすること
ができるから、回転芯振れ、振動等に基づく前記従来の
問題点を僅かな費用で解消し得るものである。
由側軸受の外輪を・・ウジングに対して直接的または間
接的にロックし得、且つ定圧予圧でも定位置予圧でも通
常は軸の変位に即応する自由側軸受の機能を損すること
なく、随時に予圧の掛ったｌ＼その場でロックし得るの
であるから、例えば前記研削盤のと石軸に適用すれば非
研削時には流体圧の噴出を停止して起動時及び熱膨張等
による軸変位に応じて自由に軸受も追随させ、研削時に
は前記の如くその場でロックすることによって、該軸受
の剛性引いては固定側軸受の剛性を極めて高くすること
ができるから、回転芯振れ、振動等に基づく前記従来の
問題点を僅かな費用で解消し得るものである。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は第
１図の■−■断面図、第３図は他の実施例の自由側軸受
部分を示す縦断面図、第４図は第３図のＩＶ−ｍＶ断面
における予圧用スペーサの断面図、第５図は他の実施例
による自由側軸受部分を示す縦断面図である。 符号の説明、２・・・・・・固定側軸受、３Ｌ８゜１４
１・・・・・・自由側軸受外輪、４，１０，１６・・・
・・・ハウジング、５・・・・・・スリーブ、？、１３
，２０・・・・・・細孔、１１・・・・・・予圧用スペ
ーサ。
１図の■−■断面図、第３図は他の実施例の自由側軸受
部分を示す縦断面図、第４図は第３図のＩＶ−ｍＶ断面
における予圧用スペーサの断面図、第５図は他の実施例
による自由側軸受部分を示す縦断面図である。 符号の説明、２・・・・・・固定側軸受、３Ｌ８゜１４
１・・・・・・自由側軸受外輪、４，１０，１６・・・
・・・ハウジング、５・・・・・・スリーブ、？、１３
，２０・・・・・・細孔、１１・・・・・・予圧用スペ
ーサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 軸方向固定の固定側軸受と、軸方向移動可能、且つ
スラスト予圧荷重付与の自由側軸受とによって回転軸を
ハウジングに軸受支承するころがり軸受装置であって、
上記自由側軸受を支持子る・・ウジングの内孔部分にお
いて半径方向に、且つ円周上集中的に１ケないし数ケ開
口する如く該ノ・ウジングに穿設した細孔と、該細孔を
通じて流体を噴出し得る流体圧手段とより成シ、上記自
由側軸受の外輪を・・ウジングに対して直接的または間
接的にロックし得るように構成したことを特徴とするこ
ろがシ軸受装置。 ２ ・・ウジングに穿設した細孔が、自由側軸受の外輪
外周の幅中間部分が嵌入する上記・・ウジングの内孔部
分において半径方向に、且つ円周上集中的に１ケないし
数ケ開口している特許請求の範囲第１項記載のころがり
軸受装置。 ３ 自由側軸受の外輪がスリーブに圧入しておジ、該ス
リーブがハウジングに静嵌し、且つ該スリーブにスラス
ト予圧荷重が掛けられている場合において、上記・・ウ
ジングの上記スリーブを静嵌する内孔部分に半径方向に
、且つ円周上集中的に１ケないし数ケ開口する如く細孔
を上記・・ウジングに穿設した特許請求の範囲第１項記
載のころがり軸受装置。 ４ ・・ウジングに穿設した細孔が、自由側軸受の予圧
用スペーサの幅中間部分が微小隙間で嵌入する上記・・
ウジングの内孔部分において半径方向に、且つ円周上集
中的に１ケないし数ケ開口している特許請求の範囲第１
項記載のころがり軸受装置。 ５ 予圧用スペーサの外周に半周以下の溝を刻設し、・
・ウジングに穿設した細孔が上記溝に向けて開口してい
る特許請求の範囲第４項記載のころがり軸受装置。 ６ ・・ウジングに穿設した細孔が、自由側軸受の外輪
、スリーブもしくは予圧用スペーサのいづれかが嵌入し
ている上記・・ウジングの内孔部分に刻設した半周以下
の溝に開口している特許請求の範囲第１項、捷たは第２
項もしくは第３項もしくは第４項のいづれかに記載のこ
ろがジ軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54062183A JPS5833934B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | ころがり軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54062183A JPS5833934B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | ころがり軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55155918A JPS55155918A (en) | 1980-12-04 |
| JPS5833934B2 true JPS5833934B2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=13192756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54062183A Expired JPS5833934B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | ころがり軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833934B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014136165A1 (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-12 | 日本精工株式会社 | アクチュエータおよびこれを備えた精密機械 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0533772Y2 (ja) * | 1988-04-22 | 1993-08-27 | ||
| WO2020166542A1 (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-20 | Ntn株式会社 | 軸受装置およびスピンドル装置 |
| JP2020133889A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | Ntn株式会社 | 軸受装置およびスピンドル装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5552091Y2 (ja) * | 1976-04-30 | 1980-12-03 |
-
1979
- 1979-05-22 JP JP54062183A patent/JPS5833934B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014136165A1 (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-12 | 日本精工株式会社 | アクチュエータおよびこれを備えた精密機械 |
| JP2014169752A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Nsk Ltd | アクチュエータおよびこれを備えた精密機械 |
| CN104246248A (zh) * | 2013-03-04 | 2014-12-24 | 日本精工株式会社 | 致动器和具备该致动器的精密机械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55155918A (en) | 1980-12-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20100100829A (ko) | 공작기계용 회전 분할 테이블 장치 | |
| US4926493A (en) | Bearing system for high speed spindles of machine tools | |
| US6494620B1 (en) | Fluid bearing and rotary drive apparatus using the same | |
| KR20040005639A (ko) | 동압 베어링을 이용한 스핀들 장치 | |
| JPS5833934B2 (ja) | ころがり軸受装置 | |
| JPH0524366B2 (ja) | ||
| JP2509747Y2 (ja) | 予圧可変式スピンドルユニット | |
| JP2003065334A (ja) | 静圧気体軸受 | |
| JPH11239902A (ja) | 工作機械の主軸支持装置 | |
| JPS5947164B2 (ja) | 間隙自動調節型軸受 | |
| JPH07127641A (ja) | 静圧気体軸受 | |
| JPH08177852A (ja) | 予圧可変式軸受ユニット | |
| JPH06341431A (ja) | 転がり軸受の可変予圧装置 | |
| JPH0378488B2 (ja) | ||
| JP3240476B2 (ja) | 工作機械の主軸クランプ機構 | |
| JP3325082B2 (ja) | 空気動圧スピンドル装置 | |
| KR100246309B1 (ko) | 머시닝 센터의 주축 베어링의 예압변경장치 | |
| JP2001516651A (ja) | 複数個の機械ユニットのための駆動装置 | |
| JP3039738B2 (ja) | 静圧流体軸受 | |
| JP2001132740A (ja) | 空気動圧スピンドル装置 | |
| JPH07109216B2 (ja) | スピンドル回転支持装置 | |
| JPH05164127A (ja) | 軸受の予圧装置 | |
| JPH11294554A (ja) | 送りねじ装置 | |
| JPH0828566A (ja) | 静圧型流体軸受装置 | |
| JPH071289A (ja) | 軸変位制御スピンドル |