JPH02190259A - バニシ加工工具 - Google Patents

バニシ加工工具

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JPH02190259A
JPH02190259A JP851989A JP851989A JPH02190259A JP H02190259 A JPH02190259 A JP H02190259A JP 851989 A JP851989 A JP 851989A JP 851989 A JP851989 A JP 851989A JP H02190259 A JPH02190259 A JP H02190259A
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machined
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burnishing
burnishing tool
rolling
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JP851989A
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Hirotoshi Takada
浩年 高田
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、被加工物の被加工面の抑圧仕上に使用する
バニシ加工工具に関するものである。
[従来の技術] 従来バニシ加工工兵は、加工用の多数個の鋼製ローラと
これを適当間隔に配置、保持する保持器とローラを回転
駆動させる鋼製軌道部とによって構成されており、この
ような加エエ共を被加工面たる円筒状の周面に押付け、
軌道輪を回転駆動してローラを被加工面上を転勤させる
ことによって、被加工面に塑性変形を生ぜしめ、その表
面粗さを改善するとともに形状、寸法を目的の値に形成
し、かつ、加工硬化を生ゼしめて表面硬度を高め、耐摩
耗性や性能の改善、耐久性の向上を計るものである。
[発明が解決しようとする課EII しかL1従米のバニシ加工工兵としては、そのローラは
−で製作されているので、焼入れを行ったり、組成を変
えたりすることによって、その硬さを高めても著しく硬
くすることはできない。そのため、バニシ加工の効果で
ある表面粗さの改善、形状寸法の改善、表面品質や耐久
性の改善を有効に行わせるための被加工表面の塑性変形
及び加工硬化の効果を上げるためには、被加工物の硬さ
はあまり高くないもの、例えば、)I、C40程度以下
の鋼や他の金属に限られ、たとえば焼入鋼が使用され、
lI訳c60程度以上の硬さを有するカム、軸受その他
の機械部品の加工に対してはあまり効果的では無かった
。すなわち、これら硬さの高い被加工物に対して適用し
ても、表面の粗さ、形状、寸法、品質、耐久性の改善が
あまり有効に行えないのみでなく、バニシ加エエ只のロ
ーラや軌道面の劣化、摩耗、変形、かじり等が生じ易い
等の問題があった。
[課題を解決するための手段1 この発明のバニシ加工工兵は、転動面の表層部をセラミ
ック材で構成した複数の転動体と、前記複数の転動体を
保持する保持器と、前記転動体を前記保持器と共に保持
回転する軌道部を有する工具本体を備えている。
上記転動体の表層部を高硬度セラミックス、その内部は
高靭性の金屑で構成し、前記軌道部は軌道表面を高硬度
セラミックスその内部を高靭性の金属でh1成すること
ができる。
また前記転動体の内部をh1成する金属を表層部に形成
されたセラミックスと同程度の線膨張係数とし、この金
属とセラミックスを接合してもよい。
[作用] この発明によれば、バニシ加エエ貝、を構成するローラ
の少なくとも表面付近は硬度の極めて高いセラミック材
で構成されているので、被加工物が1!RC60程度以
上の硬さを有する焼入鋼製のカム、軸受その池の機械部
品であっても、これよりはるかに高い硬度のローラによ
って、被加工表面は効果的に塑性変形・加工硬化を受け
る効果、表面粗さ・形状寸法・表面品質・耐久性等の改
善が有効に行われる。またバニシ加工工兵の軌道部の少
なくともローラと接触する表面付近も同様に硬度の極め
て高いセラミック材等で構成されているので、ローラが
加工を行う際に受ける大きい反力によっても変形・摩耗
・破壊等の不都合を生じることなくこれを吸収し、バニ
シエ共としての耐久性を高めることができる。
[実施例] 第1の実施例を図を参照しながら説明する。1は複数個
の転動体、2はバニシ加工工具の本体、3は前記複数個
の転動体1を保持する保持器で、バニシ加工工具の本体
2の一端側にはテーパ部21が設けられ、回転駆動機構
のスピンドル4と係合しており、他端側には前記転動体
1が転勤する軌道部22が形成されている。5は転動体
1の脱落防止用のっぽ輪である。転動体1の転動面の表
層部11は窒化硅素、ジルコニア、炭化硅素等のセラミ
ック材で構成され、その内部12は焼入鋼等の高靭性の
材料で構成する。前記バニシ加工工具の軌道部22も転
動体1と接触する表面部221は窒化硅素、ジルコニア
、炭化硅素等のセラミック材で構成され、その内部22
2す3よび他の部分は焼入a等の高靭性の材料で構成さ
れて・いる。
回転駆動機構のスピンドル4の回転によって、バニシ加
工工具本体2はテーパ部21を介して回転駆動され、同
時に軌道部22により転動体1が回転させられる。この
バニシ加エエ兵本体2を被加工物100の内周加工面1
01に挿入することにより、転動体1が内周加工面10
1上を転勤し、加工面101よりはるかに高硬度を有す
る転動体1は何等摩耗や塑性変形することなく加工面1
01に塑性変形加工硬化、圧縮残留応力を与え、その結
果加工面101の表面粗さ、形状、寸法、表面品質、耐
久性等が改善される。しがも転動体1と軌道部22はそ
れぞれ内部を有性の高い材料で構成しているので、加工
中に衝撃荷重や大荷重を受けてもそれを内部で支持吸収
し、表層部のセラミック材が衝撃荷重によってクラック
を生じるのを防ぐことができる。
このようにして、本実施例によるパニシ加工工兵を用い
ることによって、従来は効果的な加工が困難であった、
HRC60程度以上の高硬度焼入鋼のバニシ加工が簡単
・有効に実施できる。
第3図に示された第2の実施例においては、バニシ加エ
エ只は、複数個の転動体1、バニシ加工工兵本体2、前
記複数個の転動体1を保持する保持器3よりなり、転動
体1および軌道部22は前記実施例同様に構成され、図
示を省略した回転駆動機構のスピンドルと本体2と係合
している。本実施例では転動体1が軌道部内周面上に等
間隔に配置されている。この転動体1を被加工物100
の外用加工面102の外周部を覆うように係合させ、バ
ニシ加工工具2を回転駆動すると、転動体は加工面であ
る円筒外周面を転勤し、前記第1実施例と同様の作用に
よって加工面が加工され、第1実施例と同様の効果が期
待される。
第3実施例(第4図)は、被加工面が曲面溝状の場合に
対する実施例である。この場合、被加工面に接する転動
体1は窒化硅素、炭化硅素、アルミナ、ジルコニア等の
セラミック材で構成した球であり、この球を等間隔に保
持する保持器3と、球が負荷を受けて転勤するのをその
曲面溝状軌道部で転勤支持する軌道部22を有するパニ
シ加工工兵本体2は回転駆動8!構のスピンドル4と係
合している。また、球が転動する曲面溝状軌道部22は
その内部mを靭性と硬度の高い鋼又は合金で構成し、そ
の表面部221を前記したセラミック材で被覆して構成
する。
この工具を被加工面である曲面溝状の円輪内周面に挿入
しで加工する際の作用と効果は第1実施例のそれと同様
である。
第4実施例は被加工面が平面の場合で、図示は省略する
が、バニシ加工工兵本体にはその端面に保持器によって
転動体が放射状に保持、回転するように構成されている
。このバニシ加工工兵本体を被加工平面に押付けてその
面上を転勤させると、前記実施例同様の効果が得られる
なお、図には示さなかったが、本発明の、被加工面に直
接接触する転動体1は、ローラ、球のみでなく、円すい
、円筒と円すいの組合せ体その地被加工面の形状に応じ
て定めた回転体にすることが可能であり、そのさい軌道
部の軌道面はその転動体の輪郭形状に呼応した輪郭形状
をもつように構成すればよい、また、転動体及び/又は
軌道輪の表層部をジルコニアに構成した場合は、その内
部を鋼で構成すれば、両材料のts、膨張係数がほぼ等
しいので、温度を上昇させ(或いは低下させ)で使用す
るさいにも、両材料間の接合部に大きい熱応力を発生せ
ず、好都合である。
[発明の効果1 この発明は、バニシ加工工具の加工用転動体の少なくと
もその表面を硬度の極めて高いセラミック材で構成した
ので、産業用に広範囲に使用されている11スC60程
度以上の焼入鋼等の高硬度の部材をバニシ加工すること
が可能となり、そのさい、その被加工材に対して加工用
転動体は表面硬度が著しく高いので、極めて高能率に加
工できるのみでなく、その加工に伴う表面粗さ改善・形
状寸法改善・表面品質や耐久性の改善において、従来の
方法では得られなかった顕著な効果を有する。例えば、
被加工材の硬度がHiC64(HV800 )程度に対
して前記セラミック材のHv1700〜3000という
高硬度のものの転動体による加工で、従来の金属製工具
では得られない圧縮残留応力の大きい値と広い領域が賦
与され、加工硬化の程度が顕著になり、その結果、耐久
性と耐摩耗性とが顕著に改善される。
同時に、加工代を大きくとることが可能になったので、
加工時間を顕著に短縮できるのみでなく、表面粗さや形
状の改善が顕著となり、従未加工後研削仕上等が必要で
あったものが、それを省略する事も可能となる。さらに
、セラミックの有する耐熱性と高温領域まで硬度が保持
される性質により、加工に伴う発熱による加工能力低下
を防ぐ効果も大きいし、セラミックの有する耐無潤滑(
耐焼付)能力の大きいことも、加工における能力をg者
に向上させる。
なお、転動体又は軌道部の表面をセラミック材、内部を
高靭性の金属で構成したものについては、これら効果を
有しながら、加工中の大きい衝7荷重にもよりいっそう
の耐久性を示し、さらに苛酷な条件での運転を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
第3実施例の断面図である。 符号の説明 1は伝動体、2はバニシ加エエ兵本体、3は保持器、1
1は転動体の表層部、22は軌道部、221は軌道部の
表面部、222は軌道部の内部。 1Prt午太オカメ、     日Aトオ資ニオ釆戸く
套違土−堺2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも転動面の表層部をセラミック材で構成
    した複数の転動体と、前記複数の転動体を保持する保持
    器と、前記転動体を前記保持器と共に保持回転する軌道
    部を有する工具本体を備えたバニシ加工工具。
  2. (2)転動体の表層部を高硬度セラミックス、その内部
    は高靭性の金属で構成し、軌道部は軌道表面を高硬度セ
    ラミックス、その内部を高靭性の金属で構成した請求項
    1記載のバニシ加工工具。
  3. (3)転動体の内部を構成する金属が表層部に形成され
    たセラミックスと同程度の線膨脹係数を有し、この金属
    とセラミックスが接合してなる請求項2記載のバニシ加
    工工具。
  4. (4)転動体を高硬度セラミックスで構成し、軌道部は
    軌道表面または軌道部全体を高硬度セラミックスで構成
    した請求項1記載のバニシ加工工具。
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