JPH03198565A - 留守番電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、総合サービスディジタル網（以下、ｌ５Ｄ
Ｎという）に収容され、そのｌ５ＤＮとの回線インタフ
ェースを備えた留守番電話機に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の留守番電話機を示すブロック図である。

図において、１は当該留守番電話機が接続される加入者
回線であり、２はこの加入者回線１とのインタフェース
をとる回線インタフェース手段である。３はこの回線イ
ンタフェース手段２に接続されて、当該留守番電話機内
の通話路の切り換えを行う切換手段であり、４はこの切
換手段３を介して回線インタフェース手段２に接続され
たハンドセットである。５は同様にして切換手段３を介
して回線インタフェース手段２に接続され、加入者回線
１からの押しボタン（以下、ＰＢという）信号を受信す
るＰＢ受信器である。

６は切換手段３を介して回線インタフェース手段２に接
続され、不在である旨を発呼者に通知するための所定の
応答メツセージがあらかじめ録音されており、不在時に
着信があると、その応答メツセージの再生を行って加入
者回線１へ送出する応答メツセージ再生手段である。７
は切換手段３を介して回線インタフェース手段２に接続
され、送られてきた伝言メツセージを録音し、その再生
を行う伝言メツセージ記録手段であり、８は当該留守番
電話機の外部からの遠隔操作の可否を判定するための識
別番号があらかじめ登録されている識別番号記憶手段で
ある。９はこれら各手段と制御信号路にて接続され、当
該留守番電話機の全体制御を行う制御手段である。

次に動作について説明する。回線インタフェース手段２
で加入者回線１からの着呼を検出すると、制御手段９は
一定時間経過後に切換手段３を制御して、ＰＢ受信器５
と応答メツセージ再生手段６とを回線インタフェース手
段２に接続し、この回線インタフェース手段２より当該
着呼に対して自動応答する。この時、加入者回線１から
の入力はＰＢ受信器５にて受信され、加入者回線１へは
応答メツセージ再生手段６から応答メツセージの内容が
出力される。

ここで、発呼者は当該留守番電話機を遠隔操作しようと
する場合、発呼した電話機のＰＢダイヤル装置等よりＰ
Ｂ倍信号よって発呼者識別番号および留守番電話機制御
コマンドを入力する。これら発呼者識別番号および留守
番電話機制御コマンドは回線インタフェース手段２を介
してＰＢ受信器５で受信されて制御手段９に送られる。

制御手段９は、受は取った発呼者識別番号を識別番号記
憶手段８にあらかじめ登録されている識別番号と照合し
、両者が一致していた場合にのみ受は取った留守番電話
機制御コマンドの処理を実行する。

一方、応答メツセージ送出中にＰＢ受信器５でＰＢ倍信
号受信されなかった場合には、制御手段９は切換手段３
を制御して伝言メツセージ記録手段７を回線インタフェ
ース手段２に接続し、加入者回線１から入力される発呼
者からの伝言メツセージを録音する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の留守番電話機は以上のように構成されているので
、留守番電話機の遠隔制御を行う場合、留守番電話機の
自動応答を待って、発呼者識別番号および留守番電話機
制御コマンドを入力しなければならず、応答メソセージ
再生手段６からの無用な応答メツセージの送出や、それ
に伴う通信時間の増大などの無駄が生じるという課題が
あった。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、無用なメツセージの送出を行わず、通信時間を
短縮できる留守番電話機を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る留守番電話機は、受信した呼設定メツセ
ージに含まれる発サブアドレスにコード化された、発呼
者識別番号と留守番電話機制御コマンドを分析する発サ
ブアドレス分析手段を設け、制御手段に、この発サブア
ドレス分析手段によって分析された発呼者識別番号を識
別番号記憶手段にあらかじめ登録されている識別番号と
照合し、その照合結果に基づいてｌ５ＤＮの回線インタ
フェースおよび留守番電話機能の制御を実行する機能を
持たせたものである。

〔作　用〕

この発明における制御手段は、自動応答前に受信した呼
設定メツセージに含まれる発サブアドレスを分析した発
サブアドレス分析手段より、発呼者識別番号と留守番電
話機制御コマンドの通知を受け、その発呼者識別番号と
識別番号記憶手段にあらかじめ登録されている識別番号
との照合結果に基づいて、ｌ５ＤＮの回線インタフェー
スおよび留守番電話機能を制御することにより、不要な
メツセージの送信や通信時間の無駄がなく、要求された
留守番電話機能を実行する留守番電話機を実現する。

〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、■は加入者回線、２は回線インタフェース
手段、３は切換手段、４はハンドセント、６は応答メツ
セージ再生手段、７は伝言メツセージ記録手段、８は識
別番号記憶手段であり、第３図に同一符号を付した従来
のそれらと同、あるいは相当部分であるため詳細な説明
は省略する。

また、１０は回線インタフェース手段２で受信した加入
者回線１からの呼設定メツセージに発サブアドレスが含
まれていた場合に、当該発サブアドレスにコード化され
た発呼者識別番号と留守番電話機制御コマンドを分析す
る発サブアドレス分析手段である。１１は第３図に示さ
れる制御手段９と同等の制御手段であるが、前記発サブ
アドレス分析手段１０で分析された発呼者識別番号と識
別番号記憶手段８から読み出した識別番号との照合を行
い、その照合結果に基づいて前記留守番電話機制御コマ
ンドによるｌ５ＤＮの回線インタフェースおよび留守番
電話機能の制御を実行する点で異なっている。

次に動作について説明する。ここで、第２図はその制御
動作の手順を示すフローチャートである。

回線インタフェース手段２にて加入者回線１からの呼設
定メツセージの着信が検出されると、制御手段１１は当
該呼設定メツセージ中に発サブアドレスが設定されてい
るか否かを判定する（ステップ５ＴＩ）。呼設定メツセ
ージ中に発サブアドレスが設定されていれば、その発サ
ブアドレスは発サブアドレス分析手段１０に送られて分
析され、当該発サブアドレスにコード化されている発呼
者識別番号と留守番電話機制御コマンドを分離する（ス
テップ５Ｔ２）。制御手段１１は発呼者識別番号と留守
番電話機制御コマンドが得られると、その発呼者識別番
号を識別番号記憶手段８から読み出した識別番号と照合
しくステップ５Ｔ３）、一致している場合にはその留守
番電話機制御コマンドの正常性をチエツクする（ステッ
プ５Ｔ４）。

留守番電話機制御コマンドが正常であれば、その留守番
電話機制御コマンドが通話路を使用するものであるか否
かを判定しくステップ５Ｔ５）、通話路を使用する留守
番電話機能に対しては、回線インタフェース手段２より
ｌ５ＤＮインタフエースの応答メツセージを加入者回線
１に送出する（ステップＳＴ６，５Ｔ７）。また、通話
路を使用しない留守番電話機能に対しては、回線インタ
フェース手段２よりｌ５ＤＮインタフエースの解放完了
メツセージを加入者回線１に送出して、自動応答するこ
となしに要求された留守番電話機能を実行する（ステッ
プＳＴ８，５Ｔ９）。ここで、要求された留守番電話機
能の正常終了／異常終了の情報は、前記解放完了メツセ
ージの理由表示を用いて発呼者に通知する。

一方、送られてきた呼設定メツセージ中に発サブアドレ
スが設定されていない場合、および発サブアドレスにコ
ード化された発呼者識別番号もしくは留守番電話機制御
コマンドが不正であった場合には、従来の場合と同様に
、当該着呼に対して自動応答して応答メツセージ再生手
段６で再生した応答メツセージを加入者回線１に送出し
くステップ５ＴＩＯ，５ＴＩＩ）、伝言メツセージ記録
手段７にて発呼者から返送されてくる伝言メツセージを
録音する（ステップ５Ｔ１２）。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、発サブアドレス分析
手段にて分析された発呼者識別番号を、識別番号記憶手
段にあらかじめ登録されている識別番号と照合し、その
照合結果に基づいてｌ５ＤＮの回線インタフェースおよ
び留守番電話機能の制御を実行するように構成したので
、留守番電話機の遠隔制御を行う場合、留守番電話機の
自動応答を待たずに、呼設定メツセージの発サブアドレ
スに発呼者識別番号と留守番電話機制御コマンドをコー
ド化して送信することができ、無用な応答メツセージの
送出や、それに伴う通信時間の増大などの無駄を生じる
ことなく、要求された留守番電話機能が実現される留守
番電話機が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による留守番電話機を示す
ブロック図、第２図はその制御動作の手順を示すフロー
チャート、第３図は従来の留守番電話機を示すブロック
図である。 ■は加入者回線、２は回線インタフェース手段、８は識
別番号記憶手段、 １０は発すブアドレス分 析手段、 １は制御手段。 なお、 図中、 同一符号は同一、 又は相当部分を 示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 総合サービスディジタル網からの加入者回線とのインタ
   フェースをとる回線インタフェース手段と、前記加入者
   回線より前記回線インタフェース手段を介して受信した
   呼設定メッセージに発サブアドレスが含まれていた場合
   、当該発サブアドレスにコード化された発呼者識別番号
   と留守番電話機制御コマンドを分析する発サブアドレス
   分析手段と、前記発呼者識別番号と比較すべき識別番号
   をあらかじめ登録しておく識別番号記憶手段と、前記発
   サブアドレス分析手段で分析した前記発呼者識別番号を
   前記識別番号記憶手段から読み出した前記識別番号と照
   合し、前記留守番電話機制御コマンドによる総合サービ
   スディジタル網の回線インタフェースおよび当該留守番
   電話機能の制御を、前記照合の結果に基づいて実行する
   制御手段とを備えた留守番電話機。