JPH02260748A - 音声メッセージ転送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発信加入者が音声メツセージを一旦蓄積した
後、着信加入者の要求により、その音声メツセージを着
信加入者に送信する音声メンセージ転送方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の音声メツセージ転送方法としては、特公
昭６３−２１３７７号公報に示されるようなものがある
。これは、発信加入者と着信加入者との通話中に発信加
入者からのメツセージを蓄積する必要が発生すると、そ
の着信加入者の操作により音声蓄積装置と発信加入者と
を接続し、発信加入者からのメツセージを録音すると共
に、交換機と音声蓄積装置との各々の制御装置の間で着
信加入者に割り当てられた番号情報の送受を行うように
なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、このような従来の音声メツセージ転送方法で
は、交換機の制御装置と音声蓄積装置との間で送受する
情報は着信加入者の電話番号となるので、別の電話機か
らは音声メツセージを聴取することができない。従って
、後刻、音声蓄積装置に蓄積された音声メツセージを聴
取する場合には、着信加入者の電話機から音声蓄積装置
をアクセスしなければならないという欠点があった。ま
た、他人が着信加入者の電話機から音声メツセージを聴
取できるという欠点もあった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、発信加入者と着信加入者との通話中に、着信
加入者の蓄積要求と共に暗証番号を設定し、この蓄積要
求に基づいて発信加入者と音声蓄積装置とを接続し、発
信加入者が投入した音声メツセージと共に、着信加入者
が設定した暗証番号を音声蓄積装置内の蓄積部に記憶し
、後刻、着信加入者の聴取要求時に暗証番号にて音声メ
ツセージを選択し、聴取するようにしたことを特徴とす
る。

〔作用〕

これにより、後刻、着信加入者が音声蓄積装置に蓄積さ
れた音声メツセージを聴取するにあたっては、いずれの
電話機からであっても音声蓄積装置に対し発呼し、暗証
番号を指示することで聴取できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の音声メツセージ転送方法を実現するた
めの装置構成を示すブロック図である。

発信加入者１１および着信加入者１２は交換機１３の交
換網１４にて接続され、発信加入者１１と着信加入者１
２とを接続し、通話を可能とする。

この状態で着信加入者１２が通話できない事態であると
き、例えば通話したい相手が不在であったり、他の電話
機で通話中であったりするときには、着信加入者１２は
蓄積要求と共に暗証番号を交換機１３に設定する。交換
機１３の制御装置１５はその蓄積要求と暗証番号とを入
力すると、交換機１３のインタフェース回路１６を介し
て、音声蓄積装置１７にそれらを送出する。音声蓄積装
置１７では、音声蓄積装置１７のインタフェース回路１
８を介して、交換機１３からの蓄積要求と暗証番号とを
人力し、音声蓄積装置１７０制御装置１９は、加入者回
路２０に対し交換機１３からの音声メツセージの人力を
許可する。すなわち、交換機１３からの音声メツセージ
は、音声蓄積装置１７０制御装置１９によって暗証番号
と共に蓄積部２１に記載される。

そして、後刻、着信加入者１２からの聴取要求があると
、交換機１３の制御装置１５は着信加入者１２が指示し
た暗証番号に対応する音声メツセージを蓄積部２１から
取り出すべく、音声蓄積装置１７にその指示信号を出力
する。これによって、音声蓄積装置１７は蓄積部２１か
ら加入者回路２０を介して、該当する音声メツセージを
交換機１３に送り、着信加入者１２に送出する。

第２図は、本発明の音声メツセージ転送方法の説明図で
ある。いま、発信加入者１１と着信加入者１２が通話状
態にあるとき（２２）、着信加入者１２の都合により発
信加入者１１からのメツセージを蓄積する必要が生じる
と、着信加入者１２は蓄積要求の操作を行うと共に、暗
証番号を登録する。

この操作を交換機１３の制御装置１５が検出すると、交
換機１３の制御装置１５は音声蓄積装置１７のインタフ
ェース回路１８を介して、その蓄積要求および暗証番号
を送出して（２３）　、音声蓄積装置１７と発信加入者
１１とを接続する（２４）。発信加入者１１は音声メツ
セージを録音した後（２５）、切断することとなる（２
６）。

後刻、音声蓄積装置１７の蓄積部２１に着信加入者１２
が発呼すると（２７）、音声蓄積装置１７と接続され、
暗証番号を指示すると（２８）、録音された該当するメ
ツセージを聴取できる（２９）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は通話中であっても通話を
切断することなく、着信加入者が暗証番号を登録した後
、音声蓄積装置に接続し、発信加入者のメツセージを蓄
積するので、通話を一旦終了させてから新たに音声蓄積
装置にアクセスするという手間を省くことができる。ま
た、特定の電話番号に固定されずに、どこからでもメツ
セージを受けた本人のみがメツセージを聴取できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の音声メツセージ転送方法゛を実現する
ための装置構成を示すブロック図、第２図は本発明の音
声メツセージ転送方法の説明図である。 １１・・・・・・発信加入者、１２・・・・・・着信加
入者、１３・・・・・・交換機、１４・・・・・・交換
網、１５・・・・・・交換機の制御装置、 １６・・・・・・交換機のインタフェース回路、１７・
・・・・・音声蓄積装置、 １８・・・・・・音声蓄積装置のインタフェース回路、
１９・・・・・・音声蓄積装置の制御装置、２０・・・
・・・加入者回路、２１・・・・・・蓄積部。 出顆入　　日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　発信加入者の発呼により前記発信加入者と着信加入者
   とを接続する交換機と、前記着信加入者の蓄積要求によ
   り前記発信加入者の音声メッセージと前記着信加入者に
   割り当てられた番号情報とを記憶し、後刻前記着信加入
   者の要求により前記着信加入者に割り当てられた番号情
   報に対応した前記発信加入者の音声メッセージを再生す
   る音声蓄積装置とを備え、前記発信加入者が蓄積した音
   声メッセージを後刻前記着信加入者がその音声メッセー
   ジを聴取するようにしたものにおいて、前記発信加入者
   と前記着信加入者との通話中に前記着信加入者の蓄積要
   求と共に暗証番号を設定し、この蓄積要求に基づいて前
   記発信加入者と前記音声蓄積装置とを接続し、前記発信
   加入者が投入した音声メッセージと共に前記着信加入者
   が設定した前記暗証番号を前記音声蓄積装置内の蓄積部
   に記憶し、後刻前記着信加入者の聴取要求時に前記暗証
   番号にて前記音声メッセージを選択し、聴取するように
   したことを特徴とする音声メッセージ転送方法。