JP2836367B2 - 着信転送方式 - Google Patents
着信転送方式Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子交換システムの着
信転送方式に利用する。特に、サービスコントロールポ
イント（ＳＣＰ）およびサービススイッチポイント（Ｓ
ＳＰ）で構成される電話交換網の着信転送方式に関する
ものである。
信転送方式に利用する。特に、サービスコントロールポ
イント（ＳＣＰ）およびサービススイッチポイント（Ｓ
ＳＰ）で構成される電話交換網の着信転送方式に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来例の着信転送方式のブロック
構成図である。
構成図である。
【０００３】従来、着信転送方式は、図５に示すような
構成であった。図５において、加入者Ａが転送先を加入
者Ｃの位置に設定後に、加入者Ｂが加入者Ａの電話番号
をダイヤルして着信転送する着信転送方式を以下に説明
する。
構成であった。図５において、加入者Ａが転送先を加入
者Ｃの位置に設定後に、加入者Ｂが加入者Ａの電話番号
をダイヤルして着信転送する着信転送方式を以下に説明
する。
【０００４】始めに着信転送先の登録方法を説明する。
着信転送を許容されている加入者Ａは電話機１１０ａお
よび電話回線１０９ａを使用して、着信転送アクセスコ
ードに続けて加入者Ｃの電話番号をダイヤルすることに
より着信転送先を登録する。加入者Ｃは応答してもしな
くても着信転送先は登録される。登録された着信転送先
電話番号はデータベース２０２ａに格納される。
着信転送を許容されている加入者Ａは電話機１１０ａお
よび電話回線１０９ａを使用して、着信転送アクセスコ
ードに続けて加入者Ｃの電話番号をダイヤルすることに
より着信転送先を登録する。加入者Ｃは応答してもしな
くても着信転送先は登録される。登録された着信転送先
電話番号はデータベース２０２ａに格納される。
【０００５】次に着信転送の起動および停止方法につい
て説明する。加入者Ａは電話機１１０ａから起動用アク
セスコードをダイヤルすることにより、着信転送が起動
状態となる。また、停止用アクセスコードをダイヤルす
ることにより着信転送が停止状態となる。
て説明する。加入者Ａは電話機１１０ａから起動用アク
セスコードをダイヤルすることにより、着信転送が起動
状態となる。また、停止用アクセスコードをダイヤルす
ることにより着信転送が停止状態となる。
【０００６】最後に着信転送方式の動作を説明する。着
信転送が起動状態において、加入者Ｂが電話機１１０ｂ
および電話回線１０９ｂを使用して加入者Ａの電話番号
をダイヤルする。着信すべき電話回線１０９ａは着信転
送モードになっているのでサービススイッチポイント２
０１ａはデータベース２０２ａから転送先電話番号を取
出し公衆電話網１０８を経由してサービススイッチポイ
ント２０１ｂに収容されている電話回線１０９ｃに着信
させる。以上により着信転送が完了する。
信転送が起動状態において、加入者Ｂが電話機１１０ｂ
および電話回線１０９ｂを使用して加入者Ａの電話番号
をダイヤルする。着信すべき電話回線１０９ａは着信転
送モードになっているのでサービススイッチポイント２
０１ａはデータベース２０２ａから転送先電話番号を取
出し公衆電話網１０８を経由してサービススイッチポイ
ント２０１ｂに収容されている電話回線１０９ｃに着信
させる。以上により着信転送が完了する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の着信転送方式では、転送先電話番号を登録する際
に、誤った電話番号をダイヤルすると、全く関係のない
転送先に着信する問題点があった。また、着信転送登録
中の加入者には、一旦登録解除しなければ着信させるこ
とができない問題点があった。
来例の着信転送方式では、転送先電話番号を登録する際
に、誤った電話番号をダイヤルすると、全く関係のない
転送先に着信する問題点があった。また、着信転送登録
中の加入者には、一旦登録解除しなければ着信させるこ
とができない問題点があった。
【０００８】本発明は上記の問題点を解決するもので、
誤った着信転送を防止することができ、かつ着信転送登
録中の加入者電話にも着信できる着信転送方式を提供す
ることを目的とする。
誤った着信転送を防止することができ、かつ着信転送登
録中の加入者電話にも着信できる着信転送方式を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆電話網に
接続され電話交換を行うサービススイッチポイントと、
このサービススイッチポイントに電話回線を介して接続
された加入者電話とを備え、上記サービススイッチポイ
ントは、自ポイントが収容する着信転送を利用する着信
転送加入者の加入者電話に対する着信転送先電話番号を
格納する第一のデータベースと、この第一のデータベー
スの内容に基づき移動先の加入者電話に着信転送を行う
着信転送手段とを含む着信転送方式において、上記サー
ビススイッチポイントを制御するサービスコントロール
ポイントを備え、上記サービススイッチポイントは、上
記サービスコントロールポイントの制御に基づき上記移
動先の加入者電話からの着信転送先登録および着信転送
モード設定を行う着信転送先登録手段と、上記サービス
コントロールポイントの制御に基づき上記移動先の加入
者電話からの着信転送登録中の加入者電話に対する着信
を行う着信転送加入者電話着信手段とを含むことを特徴
とする。
接続され電話交換を行うサービススイッチポイントと、
このサービススイッチポイントに電話回線を介して接続
された加入者電話とを備え、上記サービススイッチポイ
ントは、自ポイントが収容する着信転送を利用する着信
転送加入者の加入者電話に対する着信転送先電話番号を
格納する第一のデータベースと、この第一のデータベー
スの内容に基づき移動先の加入者電話に着信転送を行う
着信転送手段とを含む着信転送方式において、上記サー
ビススイッチポイントを制御するサービスコントロール
ポイントを備え、上記サービススイッチポイントは、上
記サービスコントロールポイントの制御に基づき上記移
動先の加入者電話からの着信転送先登録および着信転送
モード設定を行う着信転送先登録手段と、上記サービス
コントロールポイントの制御に基づき上記移動先の加入
者電話からの着信転送登録中の加入者電話に対する着信
を行う着信転送加入者電話着信手段とを含むことを特徴
とする。
【００１０】また、本発明は、上記サービスコントロー
ルポイントは、あらかじめ着信転送加入者の電話番号、
個人識別番号および着信転送登録中の電話番号に割当て
られた仮電話番号が設定された第二のデータベースを含
み、上記移動先の加入者電話を収容する着信転送先登録
手段は、この移動先の加入者電話からの着信先変更要求
に基づき上記サービスコントロールポイントを起動し上
記着信転送加入者の電話番号、転送先電話番号および個
人識別番号の送信要求に基づき応答する手段を含み、上
記サービスコントロールポイントは、上記応答された着
信転送加入者の電話番号および個人識別番号に基づき上
記第二のデータベースの内容を参照してこの着信転送加
入者が利用可能な加入者であるかを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に基づき上記第二のデータ
ベースの内容を参照して着信転送モード、仮電話番号お
よび転送先電話番号の設定要求を上記着信転送加入者の
加入者電話を収容する着信転送先登録手段に送信する手
段を含み、上記着信転送加入者の加入者電話を収容する
着信転送先登録手段は、上記設定要求に基づきこの着信
転送加入者の電話回線を着信転送モードに設定しこの着
信転送加入者の電話番号、仮電話番号および着信転送先
電話番号を自第一のデータベースに設定し設定完了報告
を上記サービスコントロールポイントに行う手段を含
み、上記サービスコントロールポイントは、上記設定完
了報告に基づき移動先の加入者電話を収容する着信転送
先登録手段に仮電話番号を送信する手段を含み、上記移
動先の加入者電話を収容する着信転送先登録手段は、上
記送信された仮電話番号を自第一のデータベースに設定
し設定完了を上記サービスコントロールポイントに報告
する手段と、この移動先の加入者電話に上記送信された
仮電話番号を通知する手段とを含み、上記移動先の加入
者電話を収容する着信転送加入者電話着信手段は、この
移動先の加入者電話からの仮電話番号を入力し自第一の
データベースの内容を参照し上記サービスコントロール
ポイントにこの仮電話番号を送信する手段を含み、上記
サービスコントロールポイントは、上記送信された仮電
話番号に基づき上記第二のデータベースを参照して上記
移動先の加入者電話を収容するサービススイッチポイン
トに対して上記着信転送加入者の加入者電話を収容する
サービススイッチポイントに接続させる手段を含み、上
記着信転送加入者の加入者電話を収容する着信転送加入
者電話着信手段は、自第一のデータベースを参照して上
記着信転送加入者の加入者電話に着信させる手段を含む
ことができる。
ルポイントは、あらかじめ着信転送加入者の電話番号、
個人識別番号および着信転送登録中の電話番号に割当て
られた仮電話番号が設定された第二のデータベースを含
み、上記移動先の加入者電話を収容する着信転送先登録
手段は、この移動先の加入者電話からの着信先変更要求
に基づき上記サービスコントロールポイントを起動し上
記着信転送加入者の電話番号、転送先電話番号および個
人識別番号の送信要求に基づき応答する手段を含み、上
記サービスコントロールポイントは、上記応答された着
信転送加入者の電話番号および個人識別番号に基づき上
記第二のデータベースの内容を参照してこの着信転送加
入者が利用可能な加入者であるかを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に基づき上記第二のデータ
ベースの内容を参照して着信転送モード、仮電話番号お
よび転送先電話番号の設定要求を上記着信転送加入者の
加入者電話を収容する着信転送先登録手段に送信する手
段を含み、上記着信転送加入者の加入者電話を収容する
着信転送先登録手段は、上記設定要求に基づきこの着信
転送加入者の電話回線を着信転送モードに設定しこの着
信転送加入者の電話番号、仮電話番号および着信転送先
電話番号を自第一のデータベースに設定し設定完了報告
を上記サービスコントロールポイントに行う手段を含
み、上記サービスコントロールポイントは、上記設定完
了報告に基づき移動先の加入者電話を収容する着信転送
先登録手段に仮電話番号を送信する手段を含み、上記移
動先の加入者電話を収容する着信転送先登録手段は、上
記送信された仮電話番号を自第一のデータベースに設定
し設定完了を上記サービスコントロールポイントに報告
する手段と、この移動先の加入者電話に上記送信された
仮電話番号を通知する手段とを含み、上記移動先の加入
者電話を収容する着信転送加入者電話着信手段は、この
移動先の加入者電話からの仮電話番号を入力し自第一の
データベースの内容を参照し上記サービスコントロール
ポイントにこの仮電話番号を送信する手段を含み、上記
サービスコントロールポイントは、上記送信された仮電
話番号に基づき上記第二のデータベースを参照して上記
移動先の加入者電話を収容するサービススイッチポイン
トに対して上記着信転送加入者の加入者電話を収容する
サービススイッチポイントに接続させる手段を含み、上
記着信転送加入者の加入者電話を収容する着信転送加入
者電話着信手段は、自第一のデータベースを参照して上
記着信転送加入者の加入者電話に着信させる手段を含む
ことができる。
【００１１】さらに、本発明は、上記着信転送登録中の
着信転送加入者の電話番号を収容するサービススイッチ
ポイントは、この着信転送登録中の着信転送加入者の電
話番号を受信したときにはこの着信転送加入者の電話回
線が着信モードになっているので自第一のデータベース
からその着信転送先電話番号を引出し着信させる手段を
含むことができる。
着信転送加入者の電話番号を収容するサービススイッチ
ポイントは、この着信転送登録中の着信転送加入者の電
話番号を受信したときにはこの着信転送加入者の電話回
線が着信モードになっているので自第一のデータベース
からその着信転送先電話番号を引出し着信させる手段を
含むことができる。
【００１２】
【作用】サービススイッチポイントは、着信転送先登録
手段でサービスコントロールポイントの制御に基づき移
動先の加入者電話からの着信転送先登録および着信転送
モード設定を行い、着信転送加入者電話着信手段でサー
ビスコントロールポイントの制御に基づき移動先の加入
者電話からの着信転送登録中の加入者電話に対する着信
を行う。
手段でサービスコントロールポイントの制御に基づき移
動先の加入者電話からの着信転送先登録および着信転送
モード設定を行い、着信転送加入者電話着信手段でサー
ビスコントロールポイントの制御に基づき移動先の加入
者電話からの着信転送登録中の加入者電話に対する着信
を行う。
【００１３】以上により誤った着信転送を防止すること
ができ、かつ着信転送登録中の加入者電話にも着信でき
る。
ができ、かつ着信転送登録中の加入者電話にも着信でき
る。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図１は本発明一実施例着信転送方式のブロック構
成図である。
する。図１は本発明一実施例着信転送方式のブロック構
成図である。
【００１５】図１において、着信転送方式は、公衆電話
網１０８に接続され電話交換を行うサービススイッチポ
イント１０２ａ、１０２ｂと、サービススイッチポイン
ト１０２ａ、１０２ｂに電話回線を介して接続された加
入者電話１１０ａ、１１０ｂ、１１０ｃとを備え、サー
ビススイッチポイント１０２ａ、１０２ｂは、自ポイン
トが収容する着信転送を利用する着信転送加入者Ａの加
入者電話１１０ａに対する着信転送先電話番号を格納す
る第一のデータベースとしてデータベース１０４ａ、１
０４ｂと、データベース１０４ａ、１０４ｂの内容に基
づき移動先の加入者電話１１０ｃに着信転送を行う着信
転送手段とを含む。
網１０８に接続され電話交換を行うサービススイッチポ
イント１０２ａ、１０２ｂと、サービススイッチポイン
ト１０２ａ、１０２ｂに電話回線を介して接続された加
入者電話１１０ａ、１１０ｂ、１１０ｃとを備え、サー
ビススイッチポイント１０２ａ、１０２ｂは、自ポイン
トが収容する着信転送を利用する着信転送加入者Ａの加
入者電話１１０ａに対する着信転送先電話番号を格納す
る第一のデータベースとしてデータベース１０４ａ、１
０４ｂと、データベース１０４ａ、１０４ｂの内容に基
づき移動先の加入者電話１１０ｃに着信転送を行う着信
転送手段とを含む。
【００１６】ここで本発明の特徴とするところは、サー
ビススイッチポイント１０２ａ、１０２ｂを制御するサ
ービスコントロールポイント１０１を備え、サービスス
イッチポイント１０２ａ、１０２ｂは、サービスコント
ロールポイント１０１の制御に基づき移動先の加入者電
話１１０ｃからの着信転送先登録および着信転送モード
設定を行う着信転送先登録手段と、サービスコントロー
ルポイント１０１の制御に基づき移動先の加入者電話１
１０ｃからの着信転送登録中の加入者電話１１０ａに対
する着信を行う着信転送加入者電話着信手段とを含むこ
とにある。
ビススイッチポイント１０２ａ、１０２ｂを制御するサ
ービスコントロールポイント１０１を備え、サービスス
イッチポイント１０２ａ、１０２ｂは、サービスコント
ロールポイント１０１の制御に基づき移動先の加入者電
話１１０ｃからの着信転送先登録および着信転送モード
設定を行う着信転送先登録手段と、サービスコントロー
ルポイント１０１の制御に基づき移動先の加入者電話１
１０ｃからの着信転送登録中の加入者電話１１０ａに対
する着信を行う着信転送加入者電話着信手段とを含むこ
とにある。
【００１７】また、サービスコントロールポイント１０
１は、あらかじめ着信転送加入者Ａの電話番号、個人識
別番号および着信転送登録中の電話番号に割当てられた
仮電話番号が設定された第二のデータベースとしてデー
タベース１０３を含み、移動先の加入者電話１１０ｃを
収容する着信転送先登録手段は、移動先の加入者電話１
１０ｃからの着信先変更要求に基づきサービスコントロ
ールポイント１０１を起動し着信転送加入者Ａの電話番
号、転送先電話番号および個人識別番号の送信要求に基
づき応答する手段を含み、サービスコントロールポイン
ト１０１は、上記応答された着信転送加入者Ａの電話番
号および個人識別番号に基づきデータベース１０３の内
容を参照して着信転送加入者Ａが利用可能な加入者であ
るかを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に
基づきデータベース１０３の内容を参照して着信転送モ
ード、仮電話番号および転送先電話番号の設定要求を着
信転送加入者の加入者電話１１０ａを収容する着信転送
先登録手段に送信する手段を含み、着信転送加入者Ａの
加入者電話１１０ａを収容する着信転送先登録手段は、
上記設定要求に基づき着信転送加入者Ａの電話回線１０
９ａを着信転送モードに設定し着信転送加入者Ａの電話
番号、仮電話番号および着信転送先電話番号をデータベ
ース１０４ａに設定し設定完了報告をサービスコントロ
ールポイント１０１に行う手段を含み、サービスコント
ロールポイント１０１は、上記設定完了報告に基づき移
動先の加入者電話１１０ｃを収容する着信転送先登録手
段に仮電話番号を送信する手段を含み、移動先の加入者
電話１１０ｃを収容する着信転送先登録手段は、上記送
信された仮電話番号をデータベース１０４ｂに設定し設
定完了をサービスコントロールポイント１０１に報告す
る手段と、移動先の加入者電話１１０ｃに上記送信され
た仮電話番号を通知する手段とを含み、移動先の加入者
電話１１０ｃを収容する着信転送加入者電話着信手段
は、移動先の加入者電話１１０ｃからの仮電話番号を入
力しデータベース１０４ｂの内容を参照しサービスコン
トロールポイント１０１にこの仮電話番号を送信する手
段を含み、サービスコントロールポイント１０１は、上
記送信された仮電話番号に基づきデータベース１０３を
参照して移動先の加入者電話１１０ｃを収容するサービ
ススイッチポイント１０２ｂに対して着信転送加入者Ａ
の加入者電話１１０ａを収容するサービススイッチポイ
ント１０２ａに接続させる手段を含み、着信転送加入者
Ａの加入者電話１１０ａを収容する着信転送加入者電話
着信手段は、データベース１０４ｂを参照して着信転送
加入者Ａの加入者電話１１０ａに着信させる手段を含
む。
１は、あらかじめ着信転送加入者Ａの電話番号、個人識
別番号および着信転送登録中の電話番号に割当てられた
仮電話番号が設定された第二のデータベースとしてデー
タベース１０３を含み、移動先の加入者電話１１０ｃを
収容する着信転送先登録手段は、移動先の加入者電話１
１０ｃからの着信先変更要求に基づきサービスコントロ
ールポイント１０１を起動し着信転送加入者Ａの電話番
号、転送先電話番号および個人識別番号の送信要求に基
づき応答する手段を含み、サービスコントロールポイン
ト１０１は、上記応答された着信転送加入者Ａの電話番
号および個人識別番号に基づきデータベース１０３の内
容を参照して着信転送加入者Ａが利用可能な加入者であ
るかを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に
基づきデータベース１０３の内容を参照して着信転送モ
ード、仮電話番号および転送先電話番号の設定要求を着
信転送加入者の加入者電話１１０ａを収容する着信転送
先登録手段に送信する手段を含み、着信転送加入者Ａの
加入者電話１１０ａを収容する着信転送先登録手段は、
上記設定要求に基づき着信転送加入者Ａの電話回線１０
９ａを着信転送モードに設定し着信転送加入者Ａの電話
番号、仮電話番号および着信転送先電話番号をデータベ
ース１０４ａに設定し設定完了報告をサービスコントロ
ールポイント１０１に行う手段を含み、サービスコント
ロールポイント１０１は、上記設定完了報告に基づき移
動先の加入者電話１１０ｃを収容する着信転送先登録手
段に仮電話番号を送信する手段を含み、移動先の加入者
電話１１０ｃを収容する着信転送先登録手段は、上記送
信された仮電話番号をデータベース１０４ｂに設定し設
定完了をサービスコントロールポイント１０１に報告す
る手段と、移動先の加入者電話１１０ｃに上記送信され
た仮電話番号を通知する手段とを含み、移動先の加入者
電話１１０ｃを収容する着信転送加入者電話着信手段
は、移動先の加入者電話１１０ｃからの仮電話番号を入
力しデータベース１０４ｂの内容を参照しサービスコン
トロールポイント１０１にこの仮電話番号を送信する手
段を含み、サービスコントロールポイント１０１は、上
記送信された仮電話番号に基づきデータベース１０３を
参照して移動先の加入者電話１１０ｃを収容するサービ
ススイッチポイント１０２ｂに対して着信転送加入者Ａ
の加入者電話１１０ａを収容するサービススイッチポイ
ント１０２ａに接続させる手段を含み、着信転送加入者
Ａの加入者電話１１０ａを収容する着信転送加入者電話
着信手段は、データベース１０４ｂを参照して着信転送
加入者Ａの加入者電話１１０ａに着信させる手段を含
む。
【００１８】さらに、着信転送登録中の着信転送加入者
Ａの電話番号１１０ａを収容するサービススイッチポイ
ント１０２ａは、着信転送登録中の着信転送加入者Ａの
電話番号１１０ａを受信したときには着信転送加入者Ａ
の電話回線１０９ａが着信モードになっているのでデー
タベース１０４ａからその着信転送先電話番号を引出し
着信させる手段を含む。
Ａの電話番号１１０ａを収容するサービススイッチポイ
ント１０２ａは、着信転送登録中の着信転送加入者Ａの
電話番号１１０ａを受信したときには着信転送加入者Ａ
の電話回線１０９ａが着信モードになっているのでデー
タベース１０４ａからその着信転送先電話番号を引出し
着信させる手段を含む。
【００１９】このような構成の着信転送方式の動作につ
いて説明する。図２は本発明の着信転送方式の着信転送
先登録および着信転送モード設定の動作を示す図であ
る。図３は本発明の着信転送方式の着信転送の動作を示
す図である。図４は本発明の着信転送方式の着信転送登
録中の加入者電話に対する着信動作を示す図である。
いて説明する。図２は本発明の着信転送方式の着信転送
先登録および着信転送モード設定の動作を示す図であ
る。図３は本発明の着信転送方式の着信転送の動作を示
す図である。図４は本発明の着信転送方式の着信転送登
録中の加入者電話に対する着信動作を示す図である。
【００２０】加入者Ａが加入者Ｃの位置に移動し、移動
先より着信転送登録を行った後に、加入者Ｂが加入者Ａ
の電話番号をダイヤルして着信転送を行う着信転送方式
を以下に説明する。
先より着信転送登録を行った後に、加入者Ｂが加入者Ａ
の電話番号をダイヤルして着信転送を行う着信転送方式
を以下に説明する。
【００２１】まず、図１および図２を参照して始めに着
信転送先の登録および起動方法について説明する。入出
力端末１０５より加入者Ａの電話番号、個人識別番号お
よび仮電話番号（たとえば、アクセスコード＋加入者電
話番号）をあらかじめデータベース１０３に登録してお
くことにより加入者Ａの着信転送方式の利用を可能にす
る。加入者Ａは加入者Ｃの電話機１１０ｃと電話回線１
０９ｃを使用して、あらかじめ設定されている着信先変
更要求番号をダイヤルすると、電話回線１０９ｃを収容
しているサービススイッチポイント１０２ｂはデータリ
ンク１０７ｂを介してサービスコントロールポイント１
０１へ起動をかける。サービスコントロールポイント１
０１はサービススイッチポイント１０２ｂに対し電話回
線１０９ｃを音声再生装置１０６に接続するように要求
する。サービススイッチポイント１０２ｂは音声再生装
置を電話回線１０９ｃに接続し、加入者Ａに対し、転送
すべき電話番号すなわち加入者Ａの電話番号をダイヤル
させ、電話番号入力後個人識別番号をダイヤルさせる。
ダイヤルされた番号はサービススイッチポイント１０２
ｂを経由しサービスコントロールポイント１０１へ送ら
れる。サービスコントロールポイント１０１はデータベ
ース１０３を参照し、ダイヤルされた番号の正常性を認
めると、着信転送設定か解除かを加入者Ａに選択させ
る。加入者Ａが着信転送設定を選択すると、サービスコ
ントロールポイントはデータリンク１０７ａを介して加
入者Ａの電話回線１０９ａを収容するサービススイッチ
ポイント１０２ａに対して、電話回線１０９ａを着信転
送モードに設定する要求、仮電話番号を設定する要求お
よび転送先の電話番号を設定する要求を行う。サービス
スイッチポイント１０２ａはサービスコントロールポイ
ント１０１の要求に従い、加入者Ａの着信転送用データ
をデータベース１０４ａに設定した後に、サービスコン
トロールポイント１０１に対して設定完了報告をする。
サービスコントロールポイント１０１はデータベース１
０３にあらかじめ設定された電話回線１０９ａの仮電話
番号をサービススイッチポイント１０２ｂへ転送する。
サービススイッチポイント１０２ｂは電話回線１０９ａ
の仮電話番号をデータベース１０４ｂに設定後に、サー
ビスコントロールポイント１０１に設定完了報告を行う
と同時に、仮電話番号が電話回線１０９ａに割付けられ
たことを音声再生装置１０６により電話回線１０９ｃを
通して加入者Ａに伝える。以上により加入者Ａの転送先
が登録され、かつ着信転送が起動状態となる。
信転送先の登録および起動方法について説明する。入出
力端末１０５より加入者Ａの電話番号、個人識別番号お
よび仮電話番号（たとえば、アクセスコード＋加入者電
話番号）をあらかじめデータベース１０３に登録してお
くことにより加入者Ａの着信転送方式の利用を可能にす
る。加入者Ａは加入者Ｃの電話機１１０ｃと電話回線１
０９ｃを使用して、あらかじめ設定されている着信先変
更要求番号をダイヤルすると、電話回線１０９ｃを収容
しているサービススイッチポイント１０２ｂはデータリ
ンク１０７ｂを介してサービスコントロールポイント１
０１へ起動をかける。サービスコントロールポイント１
０１はサービススイッチポイント１０２ｂに対し電話回
線１０９ｃを音声再生装置１０６に接続するように要求
する。サービススイッチポイント１０２ｂは音声再生装
置を電話回線１０９ｃに接続し、加入者Ａに対し、転送
すべき電話番号すなわち加入者Ａの電話番号をダイヤル
させ、電話番号入力後個人識別番号をダイヤルさせる。
ダイヤルされた番号はサービススイッチポイント１０２
ｂを経由しサービスコントロールポイント１０１へ送ら
れる。サービスコントロールポイント１０１はデータベ
ース１０３を参照し、ダイヤルされた番号の正常性を認
めると、着信転送設定か解除かを加入者Ａに選択させ
る。加入者Ａが着信転送設定を選択すると、サービスコ
ントロールポイントはデータリンク１０７ａを介して加
入者Ａの電話回線１０９ａを収容するサービススイッチ
ポイント１０２ａに対して、電話回線１０９ａを着信転
送モードに設定する要求、仮電話番号を設定する要求お
よび転送先の電話番号を設定する要求を行う。サービス
スイッチポイント１０２ａはサービスコントロールポイ
ント１０１の要求に従い、加入者Ａの着信転送用データ
をデータベース１０４ａに設定した後に、サービスコン
トロールポイント１０１に対して設定完了報告をする。
サービスコントロールポイント１０１はデータベース１
０３にあらかじめ設定された電話回線１０９ａの仮電話
番号をサービススイッチポイント１０２ｂへ転送する。
サービススイッチポイント１０２ｂは電話回線１０９ａ
の仮電話番号をデータベース１０４ｂに設定後に、サー
ビスコントロールポイント１０１に設定完了報告を行う
と同時に、仮電話番号が電話回線１０９ａに割付けられ
たことを音声再生装置１０６により電話回線１０９ｃを
通して加入者Ａに伝える。以上により加入者Ａの転送先
が登録され、かつ着信転送が起動状態となる。
【００２２】次に、図１および図３を参照して着信転送
方式の動作を説明する。加入者Ｂが加入者電話１１０ｂ
および電話回線１０９ｂを使用して加入者Ａの電話番号
をダイヤルする。着信すべき電話回線１０９ａを収容す
るサービススイッチポイント１０２ａは電話回線１０９
ａが着信転送モードになっているのでデータベース１０
４ａから転送先番号を引出し公衆電話網１０８を経由し
てサービススイッチポイント１０２ｂに収容されている
転送先である電話回線１０９ｃに着信させる。以上によ
り着信転送が完了する。
方式の動作を説明する。加入者Ｂが加入者電話１１０ｂ
および電話回線１０９ｂを使用して加入者Ａの電話番号
をダイヤルする。着信すべき電話回線１０９ａを収容す
るサービススイッチポイント１０２ａは電話回線１０９
ａが着信転送モードになっているのでデータベース１０
４ａから転送先番号を引出し公衆電話網１０８を経由し
てサービススイッチポイント１０２ｂに収容されている
転送先である電話回線１０９ｃに着信させる。以上によ
り着信転送が完了する。
【００２３】最後に図１および図４を参照して着信転送
登録中の電話回線１０９ａへの着信動作を説明する。電
話回線１０９ｃの位置にいる加入者Ａが仮電話番号をダ
イヤルするとサービススイッチポイント１０２ｂはデー
タベース１０４ｂを参照し、サービスコントロールポイ
ント１０１に起動をかける。サービスコントロールポイ
ント１０１はダイヤルされた仮電話番号からデータベー
ス１０３を参照し、サービススイッチポイント１０２ｂ
に対し公衆電話網１０８を経由してサービススイッチポ
イント１０２ａに接続させる。サービススイッチポイン
ト１０２ａはデータベース１０４ａを参照し、電話回線
１０９ａに着信させる。
登録中の電話回線１０９ａへの着信動作を説明する。電
話回線１０９ｃの位置にいる加入者Ａが仮電話番号をダ
イヤルするとサービススイッチポイント１０２ｂはデー
タベース１０４ｂを参照し、サービスコントロールポイ
ント１０１に起動をかける。サービスコントロールポイ
ント１０１はダイヤルされた仮電話番号からデータベー
ス１０３を参照し、サービススイッチポイント１０２ｂ
に対し公衆電話網１０８を経由してサービススイッチポ
イント１０２ａに接続させる。サービススイッチポイン
ト１０２ａはデータベース１０４ａを参照し、電話回線
１０９ａに着信させる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、誤った
着信転送を防止することができ、かつ着信転送登録中の
加入者電話にも着信できる優れた効果がある。
着信転送を防止することができ、かつ着信転送登録中の
加入者電話にも着信できる優れた効果がある。
【図１】本発明一実施例着信転送方式のブロック構成
図。
図。
【図２】本発明の着信転送方式の着信転送登録および着
信転送モード設定の動作を示す図。
信転送モード設定の動作を示す図。
【図３】本発明の着信転送方式の着信転送の動作を示す
図。
図。
【図４】本発明の着信転送方式の着信転送登録加入者電
話に対する着信動作を示す図。
話に対する着信動作を示す図。
【図５】従来例の着信転送方式のブロック構成図。
１０１ サービスコントロールポイント（ＳＣＰ） １０２ａ、１０２ｂ、２０１ａ、２０１ｂ サービスス
イッチポイント（ＳＳＰ） １０３、１０４ａ、１０４ｂ、２０２ａ、２０２ｂ デ
ータベース １０５ 入出力端末 １０６ 音声再生装置 １０７ａ、１０７ｂ データリンク １０８ 公衆電話網 １０９ａ、１０９ｂ、１０９ｃ 電話回線 １１０ａ、１１０ｂ、１１０ｃ 加入者電話 Ａ、Ｂ、Ｃ 加入者
イッチポイント（ＳＳＰ） １０３、１０４ａ、１０４ｂ、２０２ａ、２０２ｂ デ
ータベース １０５ 入出力端末 １０６ 音声再生装置 １０７ａ、１０７ｂ データリンク １０８ 公衆電話網 １０９ａ、１０９ｂ、１０９ｃ 電話回線 １１０ａ、１１０ｂ、１１０ｃ 加入者電話 Ａ、Ｂ、Ｃ 加入者
Claims (2)
- 【請求項１】 公衆電話網に接続され電話交換を行うサ
ービススイッチポイントと、このサービススイッチポイ
ントに電話回線を介して接続された加入者電話とを備
え、 上記サービススイッチポイントは、自ポイントが収容す
る着信転送を利用する着信転送加入者の加入者電話に対
する着信転送先電話番号を格納する第一のデータベース
と、この第一のデータベースの内容に基づき移動先の加
入者電話に着信転送を行う着信転送手段とを含む着信転
送方式において、 上記サービススイッチポイントを制御するサービスコン
トロールポイントを備え、 上記サービススイッチポイントは、上記サービスコント
ロールポイントの制御に基づき上記移動先の加入者電話
からの着信転送先登録および着信転送モード設定を行う
着信転送先登録手段と、上記サービスコントロールポイ
ントの制御に基づき上記移動先の加入者電話からの着信
転送登録中の加入者電話に対する着信を行う着信転送加
入者電話着信手段とを含み、 上記サービスコントロールポイントは、あらかじめ着信
転送加入者の電話番号、個人識別番号および着信転送登
録中の電話番号に割当てられた仮電話番号が設定された
第二のデータベースを含み、 上記移動先の加入者電話を収容する着信転送先登録手段
は、この移動先の加入者電話からの着信先変更要求に基
づき上記サービスコントロールポイントを起動し上記着
信転送加入者の電話番号、転送先電話番号および個人識
別番号の送信要求に基づき応答する手段を含み、 上記サービスコントロールポイントは、上記応答された
着信転送加入者の電話番号および個人識別番号に基づき
上記第二のデータベースの内容を参照してこの着信転送
加入者が利用可能な加入者であるかを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に基づき上記第二のデータ
ベースの内容を参照して着信転送モード、仮電話番号お
よび転送先電話番号の設定要求を上記着信転送加入者の
加入者電話を収容する着信転送先登録手段に送信する手
段を含み、 上記着信転送加入者の加入者電話を収容する着信転送先
登録手段は、上記設定 要求に基づきこの着信転送加入者
の電話回線を着信転送モードに設定しこの着信転送加入
者の電話番号、仮電話番号および着信転送先電話番号を
自第一のデータベースに設定し設定完了報告を上記サー
ビスコントロールポイントに行う手段を含み、 上記サービスコントロールポイントは、上記設定完了報
告に基づき移動先の加入者電話を収容する着信転送先登
録手段に仮電話番号を送信する手段を含み、 上記移動先の加入者電話を収容する着信転送先登録手段
は、上記送信された仮電話番号を自第一のデータベース
に設定し設定完了を上記サービスコントロールポイント
に報告する手段と、この移動先の加入者電話に上記送信
された仮電話番号を通知する手段とを含み、 上記移動先の加入者電話を収容する着信転送加入者電話
着信手段は、この移動先の加入者電話からの仮電話番号
を入力し自第一のデータベースの内容を参照し上記サー
ビスコントロールポイントにこの仮電話番号を送信する
手段を含み、 上記サービスコントロールポイントは、上記送信された
仮電話番号に基づき上記第二のデータベースを参照して
上記移動先の加入者電話を収容するサービススイッチポ
イントに対して上記着信転送加入者の加入者電話を収容
するサービススイッチポイントに接続させる手段を含
み、 上記着信転送加入者の加入者電話を収容する着信転送加
入者電話着信手段は、自第一のデータベースを参照して
上記着信転送加入者の加入者電話に着信させる手段を含
む ことを特徴とする着信転送方式。 - 【請求項２】 上記着信転送登録中の着信転送加入者の
電話番号を収容するサービススイッチポイントは、この
着信転送登録中の着信転送加入者の電話番号を受信した
ときにはこの着信転送加入者の電話回線が着信モードに
なっているので自第一のデータベースからその着信転送
先電話番号を引出し着信させる手段を含む請求項１記載
の着信転送方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114973A JP2836367B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 着信転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114973A JP2836367B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 着信転送方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05316233A JPH05316233A (ja) | 1993-11-26 |
| JP2836367B2 true JP2836367B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14651214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114973A Expired - Lifetime JP2836367B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 着信転送方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2836367B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19754782A1 (de) | 1997-12-10 | 1999-06-17 | Cit Alcatel | Verfahren zur Beschaffung von Instruktionen bezüglich eines Zielteilnehmers in einem Telekommunikationsnetz und Knotenpunkte hierfür |
| US8873730B2 (en) | 2001-02-27 | 2014-10-28 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Method and apparatus for calendared communications flow control |
| US9392120B2 (en) | 2002-02-27 | 2016-07-12 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Methods and systems for call management with user intervention |
| JP2006507779A (ja) * | 2002-11-25 | 2006-03-02 | テレセクター リソーシーズ グループ インコーポレイテッド | 回線管理のための方法及びシステム |
| DE10300610A1 (de) * | 2003-01-10 | 2004-07-22 | Deutsche Telekom Ag | Autogeneratives Rufnummernverzeichnis |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61208955A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 不在転送方式 |
| JPH0385855A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-11 | Hitachi Ltd | 局間着信転送登録方式 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP4114973A patent/JP2836367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05316233A (ja) | 1993-11-26 |
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