JPH03198230A - 光ディスク装置のビーム位置制御方式 - Google Patents

光ディスク装置のビーム位置制御方式

Info

Publication number
JPH03198230A
JPH03198230A JP33702889A JP33702889A JPH03198230A JP H03198230 A JPH03198230 A JP H03198230A JP 33702889 A JP33702889 A JP 33702889A JP 33702889 A JP33702889 A JP 33702889A JP H03198230 A JPH03198230 A JP H03198230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
signal
actuator
read
position control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33702889A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetomo Yanagi
茂知 柳
Shigeru Arai
茂 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33702889A priority Critical patent/JPH03198230A/ja
Publication of JPH03198230A publication Critical patent/JPH03198230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要コ 対物レンズを通してライトビームとリードビームを同時
に光ディスクに照射してベリファイリードを行う光ディ
スク装置のビーム位置制御方式に関し、 ライトビームを基準としたビーム位置制御でリードビー
ムの位置制御が不正確になることの防止を目的とし、 リードビームを位置制御するガルバノミラ−を、リード
ビームのトラッキングエラー信号に基づく第1の位置サ
ーボループと、ガルバノを中立位置に保持する方向位置
信号による第2の位置サーボループとの競合により行な
い、更に第2の位置サーボループにオフセット注入用の
加算点を設けるように構成したものである。
[産業上の利用分野] 本発明は、対物レンズを通してライトビームとリードビ
ームを同時に光ディスクに照射して回転待ちを生ずるこ
となくライト動作に対しベリファイリードができる光デ
ィスク装置のビーム位置制御方式に関する。
波長の異なるライトビームとリードビームを対物レンズ
を通して同時に光ディスクに照射する光ディスク装置に
あっては、ライトビームを基準にトラッキング制御及び
フォーカシング制御を行っている。
しかし、対物レンズの色収差によりライトビームとリー
ドビームにトラック方向の相対的なずれが生じた場合や
、サーボ帯域が低いリードビーム移動用のガルバノアク
チュエータに振動が加わった場合、リードビームのトラ
ッキングが不正確となり、リートビームのトラッキング
を正確に行うことが望まれる。
[従来の技術] 従来、ライトビームとリードビームを対物レンズを通し
て光ディスクに照射することで、回転待ちを生ずること
なくライト動作に続くベリファイリードを可能とする光
ディスク装置には、例えば第8図に示す光学ヘッドが使
用されている。
第8図において、光学ヘッド12は定速回転する光ディ
スク10の半径方向にヘッド駆動モータ(VCM)90
により位置決め移動される。光学ヘッド12からはライ
トビームWBとリードビームRBの2つが光ディスク1
0に同時に入射しており、その位置関係は第9図に示す
ように、同一トラック上に近接して位置している。
ライトビームWBは、半導体レーザ72からの830n
mのレーザビームをダイクロイックミラー88で反射し
偏光ビームスプリッタ−78及びλ/4板80を介して
対物レンズ100に導き、対物レンズ100で絞り込ん
で光ディスク1o上にライトビームWBのビームスポッ
トを照射し、光ディスク10からの反射光を対物レンズ
100を介して偏光ビームスプリッタ−78で直交する
方向に反射し集光レンズ82を介して4分割受光器14
に入射させている。
またリードビームRBは、半導体レーザ74からの78
0 nmのレーザビームをコリメートレンズ84、偏光
ビームスプリッタ−78を介してダイクロイックミラー
86に入射し、波長780nmを反射する波長選択性を
もったダイクロイックミラー86で入射方向に反射した
後に偏光ビームスプリッタ−78で直角方向に反射し、
λ/4板80を介して対物レンズ100で絞って光ディ
スク10上にリードビームRBのビームスポットを照射
する。光ディスク10からのり一ドビーム反射光は、対
物レンズ100、λ/板80、偏光ビームスプリッタ−
78及びタイクロイックミラー88を経て受光器20に
入射する。
このような光ディスク装置にあっては、光ディスクの半
径方向に例えば1.6μmのトラックピッチで多数のト
ラックが形成されており、ディスクの若干の偏心やうね
りによってもビームスポットの位置にずれを生ずるため
、対物レンズ100を光軸方向に移動して合焦位置を維
持するフォーカスアクチュエータ102と、対物レンズ
100をディスク径方向に移動させるトラックアクチュ
エータ42が設けられる。
トラックアクチュエータ42はライトビームWBの反射
光を受光する受光器14の受光出力から得られるトラッ
キングエラー信号WTESを最小とするトラックサーボ
制御を受け、ライトビームWBをトラック中心に位置制
御する。
尚、受光器14は光ディスク10のスパイラル状のトラ
ック案内溝によるビームスポットの回折現象による反射
光量の変化を受光し、この反射光量の変化からトラッキ
ングエラー信号WTESを作成しており、プッシュプル
法或いはノアフィールド法として知られている。
更に、ライトビームWBに対しリードビームRBを独立
に位置制御できるようにするため、ダイクロイックミラ
ー86を軸85を中心に回転自在に設け、ガルバノアク
チュエータ22によりり一ドビーム位置をトラックを横
切る方向に移動可能としている。ガルバノアクチュエー
タ22によるダイクロイックミラー86の位置は位置検
出器24により検出される。
第10図はガルバノアクチュエータ22によりリートビ
ームRBの位置制御を行う従来方式の説明図である。
まず、ライトビームWBのトラッキングが正確に行われ
ている状態では、原理的にはリードビームRBも同一ト
ラックにあるので、リードビームRBのガルバノアクチ
ュエータ22を中立位置にに位置ロックループでほぼ固
定状態とすることで、リードビームRBも正確にトラッ
キングできる。
そこで第10図の従来方式では、リードビームのトラッ
クアクチュエータであるガルバノアクチュエータ22を
、位置検出器24からの方向位置信号GPO3による位
置ロックループ(サーボ帯域400Hz〜I KHz)
で固定状態に保つ。この位置ロックループは、2分割受
光器を使用した位置検出器24の受光出力から移動方向
に応じた極性で且つ移動量に応じた信号レベルをもつ方
向位置信号GPO3を作成する差動アンプ56、加算器
52、位相補償回路(PC)60及びパワーアンプ54
で構成される。
またガルバノミラ−の微小なロック位置は、MPU44
からのデータをDAコンバータ64でアナログ信号に変
換して加算器52にオフセット信号として加えることで
実現できる。
更に、リードビームの反射信号を受光した2分割受光器
20の受光出力から差動アンプ46で作成したトラッキ
ングエラー信号RTESの低域成分をローパスフィルタ
108で抽出して加算器52から位置ロックループに注
入し、リードビームのトラック追従性を高めるようにし
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のガルバノアクチュエー
タを中立位置に保つ位置ロックループを用いたリードビ
ームのトラッキング制御にあっては、次の理由からリー
ドビームのトラッキングが不正確になる問題があった。
まず半導体レーザで発振するライトビームとリードビー
ムは波長が異なるため、各ビームに対する対物レンズで
発生する色収差の相違により、トラック方向に対物レン
ズを移動させた時にライトビームとリードビームのトラ
ック方向での相対位置が変動し、ライトビームを基準に
トラック移動しているため、リードビームのトラッキン
グが不正確になる。
また光ディスク装置に外部振動が加わってリードビーム
用のガルバノアクチュエータが加振された場合、位置検
出器24の感度に起因してガルバノアクチュエータのサ
ーボ帯域が400Hz〜IKHzと不十分なため、振動
によるトラック位置ずれを防ぐことができず、リードビ
ームのトラッキングが不正確になる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、ライトビームを基準としたビーム位置制御により
ライトビームの位置制御が不正確になることを防止でき
る光ディスク装置のビーム位置制御方式を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、定速回転される媒体10に複数ビームを
同時に対物レンズ100を通して照射する光学ヘッド1
2と、複数ビームの内の第1ビーム(例えばライトビー
ム)を受光する第1ビーム受光部14と、第1ビーム受
光部14の受光出力から求めたトラッキングエラー信号
WTESにより対物レンズ100をトラックを横切る方
向に移動させる第1ビームトラック制御部16と、複数
ビームの内の第2ビーム(例えばリードビーム)を受光
する第2ビーム受光部20と、第2ビームのみを移動さ
せる第2トラックアクチュエータ22と、第2トラック
アクチュエータ22の中立位置を基準とした移動量と移
動方向を示す方向位置信号CPO3を検出する位置検出
手段24と、第2ビーム受光部20の受光出力から求め
たトラッキングエラー信号RTES及び位置検出手段2
4からの方向位置信号GPO3に基づいて第2トラック
アクチュエータ22を位置制御する第2ビームトラック
制御部26とを備えた光ディスク装置を対象とする。
このような光ディスク装置につき本発明のビーム位置制
御方式にあっては、第2ビーム位置トラック制御部26
に、第2ビーム受光部20の受光出力から求めたたトラ
ッキングエラー信号RTESを最小とするように第2ト
ラックアクチュエータ22を制御する第1位置サーボ手
段30と、位置検出手段24からの方向位置信号GPO
3を中立位置の信号とするように第2トラックアクチュ
エータ22を位置制御する第2位置サーボ手段32と、
位置検出手段22からの方向位置信号GPO3に所望の
オフセット信号を加算点36で加算して第2位置サーボ
手段32に入力させる制御部34とを設け、第2ビーム
のトラッキングエラー信号RTESによるサーボ制御と
方向位置信号GPOSによるサーボ制御との組合せによ
り第2ビームを位置制御するように構成する。
ここで、制御部34は、第1位置サーボ手段30と第2
位置サーボ手段32の作動状態で第1ビームと第2ビー
ムが同一トラック上にあることを認識した際には、加算
点36を介して得られた方向位置信号GPO3が中立位
置での信号(零信号)となるように加算点36にオフセ
ット信号を出力する。
また制御部34は、第1ビームに基づくシーク動作中は
、第1位置サーボ手段30による第1ビームの位置制御
をオフする。
更に、制御部34は、第1ビームと第2ビームが同一ト
ラック上に位置していることを、上位装置からの通知に
より認識するか、或いは2本のビームを同時に使用して
書込直後に読取る書込中読取動作が行われたことで認識
する。
一方、制御部34は、シーク時に第1ビームと第2ビー
ムが同一トラック上に位置していない場合には(同一ト
ラック上に存在することの認識がされていない場合)、
加算点36を介して得られた方向位置信号GPO3から
第1ビームに対する第2ビームのトラックずれ量を検出
し、該検出トラックずれ量に基づいて第1ビームに従っ
たシーク動作で第2ビームのトラック移動数が命令トラ
ック移動数に一致するように加算点36にオフセット信
号を出力する。
ここで、第1ビームはライトビームであり、第2ビーム
リードビームであり、更にライトビームの位置を制御す
る第2トラックアクチュエータは、ガルバノアクチュエ
ータを使用する。
[作用] このような構成を備えた本発明による光ディスク装置の
ビーム位置制御方式によれば、ライトビームとリードビ
ームとの波長の相違により対物レンズの色収差が異なり
、シーク時にトラック方向の相対位置が変化しても、オ
フセット信号を位置サーボループに加えてライトビーム
のデファレンスに対し正しいリードビームのデファレン
スが得られるようにリードビームのトラック位置を制御
でき、シーク終了で正確に目標トラックにリードビーム
を位置付けしてライトビームのトラッキングを正確に行
うことができる。
またリードビームをトラッキングするガルバノアクチュ
エータに外部からの振動が加わった場合、十分なサーボ
帯域をもつリードビームのトラッキングエラー信号に基
づく位置サーボが行われ、振動に対するリードビームの
位置ずれを確実に防止できる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
第2図において、12は光学ヘッドであり、第8図に示
したと同じヘッド構成を持っており、そのうちのライト
ビーム受光器14、対物レンズ100をトラックを横切
る方向に移動させるトラックアクチュエータ42、リー
ドビーム受光器20、リードビームのみをトラックを横
切る方向に移動させるガルバノアクチュエータ22及び
ガルバノアクチュエータの位置を検出するガルバノ位置
検出器24を取り出して示している。
40はライト用トラックサーボ部であり、ライトビーム
受光器14からの受光信号に基づいてライトビームに関
するトラッキングエラー信号WTESを作成し、このト
ラッキングエラー信号WTESを最小とするようにトラ
ックアクチュエータ42を駆動する位置サーボループを
構成している。
また、ライト用トラックサーボ部40は、シーク時にビ
ームをトラックジャンプさせるため目標速度とライトビ
ームのトラッキングエラー信号WTESから作成された
速度信号を用いて目標トラック位置に向けてトラックア
クチュエータ42を速度制御する速度制御ループを備え
ている。更に光ディスクにはスパイラル状のトラック溝
が形成されていることから、1回転毎に1トラック戻す
キツクパック動作を行なう制御手段も設けられている。
ライト用トラックサーボ部40における位置制御(ファ
イン制御)、シーク動作(コアス制御)、更にはキック
パック動作はMPU44からの制御指示に従って行なわ
れる。
次にリードビーム受光器のトラッキング制御部を説明す
る。
まず第1図の原理説明図に示した第1サーボ手段30側
は、リードビーム受光器20、差動アンプ46、位相補
償回路48、スイッチSW2、加算器50、加算器52
、スイッチSW1、パワーアンプ54及びガルバノアク
チュエータ22で成る系統で構成される。
即ち、リードビーム受光器20には、光ディスクのスパ
イラル状のトラック案内溝によるリードビームのビーム
スポットの回折現象による反射光量の変化が受光され、
リードビーム受光器20は図示のように2分割受光器を
構成しており、2つの受光部からの受光信号を差動アン
プ46に入力することでリードビームに関するトラッキ
ングエラー信号RTESを作成する。差動アンプ46か
らのトラッキングエラー信号RTESは位相補償回路4
8で高域部分での位相進み補償(高域部分のゲインアッ
プ)を受ける。スイッチSW2はシーク動作時にのみオ
フとなり、それ以外の状態ではオンしている。位相補償
回路48で位相補償が施されたトラッキングエラー信号
RTESはスイッチSW2、加算器50.52、更にス
イッチSW1を介してパワーアンプ54に与えられ、ガ
ルバノアクチュエータ22を駆動する。このような第1
位置サーボループはリードビーム受光器2゜によるプッ
シュプル法に従ったトラッキングエラ信号RTESを使
用していることから、以下プッシュプル位置制御ループ
と呼ぶ。
次に第1図の原理説明図に示した第2位置サーボ手段3
2側は、ガルバノ位置検出器24、差動アンプ56、加
算器58、位相補償回路60、加算器52、スイッチS
W1、パワーアンプ54及びガルバノアクチュエータ2
2となる系統で構成される。
ガルバノ位置検出器24は第8図の光学ヘッド12に示
したように、軸84を中心に回転自在に設けられたダイ
クロイックミラー86の位置を光学的に検出するもので
、具体的には図示のように2分割受光器が使用される。
位置検出器24はガルバノアクチュエータ22の中立位
置で、図示のように2分割受光部に均等に斜線の丸で示
すようにビームスポットが当っており、ガルバノアクチ
ュエータ22が一方に移動すると移動方向にビームスポ
ットが動き、逆方向に移動すると逆方向にビームスポッ
トが動く。ガルバノ位置検出器24からの2つの受光信
号は差動アンプ56に入力され、方向位置検出信号GP
O8が作成される。この方向位置検出信号GPO8は第
3図に示すようにガルバノアクチュエータ22の中立位
置でOvであり、例えばインナ側への移動でプラス方向
に直線的に増加し、逆のアウタ方向への移動でマイナス
方向に直線的に増加する。
加算器58は後の説明で明らかにするDΔコンバータ6
4からのオフセット電圧OFSを差動アンプ56からの
方向位置信号GPO3に加算してGLK信号を出力する
。加算器58からのGLK信号は、位相補償回路60で
進み位相補償を受けた後、加算器52、スイッチSW1
を介してパワーアンプ54に与えられ、ガルバノアクチ
ュエータ22を駆動する。このような第2の位置制御ル
ープは加算器58に対するオフセット信号OFSを無視
すると、差動アンプ56からの方向位置信号GPO8を
OV(中立位置)とするようにガルバノアクチュエータ
22を制御しており、以下この第2の位置制御ループ側
の制御をロック位置制御ループと呼ぶ。
位置検出器24と差動アンプ56で作成される方向位置
信号GPOSに基づくロック位置制御ループに対しては
、加算器58からの出力信号GLKをデジタルデータに
変換してMPU44に読み込むADコンバータ62と、
MPU44からのオフセットデータをアナログ信号に変
換して加算器58にオフセット信号OFSとして出力す
るDAコンバータ64が設けられる。
MPU44によるリードビームのトラッキング制御は、
プッシュプル位置制御ループのスイッチSW2をオンし
、且つパワーアンプ54に対するスイッチSW1をオン
しておくことで、プッシュプル位置制御ループとロック
位置制御ループとの競合によりガルバノアクチュエータ
22を駆動することで行なう。このMPU44によるプ
ッシュプル位置制御ループとロック位置制御ループの競
合によるリードビームのトラッキング制御を第4゜5.
6及び7図の各動作フロー図を参照して詳細に説明する
第4図は光ディスク装置のジェネラル動作フローを示し
たもので電源を投入すると、まずステップSl(以下「
ステップ」は省略)で初期化を行なう。この初期化はス
ピンドルモータの起動により光ディスク10を定速回転
し、第8図に示した半導体レーザ72.74を起動して
レーザパワを規定値にコントロールし、更にヘッドを初
期位置に移動させる等の初期化処理を行なう。
次に82に進み、ライトビームのフォーカスサーボをま
ずオンし、ライトビームのフォーカスサーボが有効とな
った段階で83に進み、ライトビームのトラックサーボ
をオンする。
この32.33によるライトビームのフォーカスサーボ
及びトラックサーボのオンにより、例えばヘッドが位置
する初期位置のトラックに対するライトビームのトラッ
キング制御が開始される。
続いてS4に進みリードビームのトラックサーボをオン
する。即ち、第2図に示したプッシュプル位置制御ルー
プ及びロック位置制御ループをそれぞれオンする。この
S4におけるリードビームのトラックサーボのオン状態
にあっては、差動アンプ56からの方向位置信号GPO
8を零(中立位置)とするようにガルバノアクチュエー
タ22を位置ロック制御すると同時に、差動アンプ46
からのリードビームのトラッキングエラー信号RTES
をトラック中心位置を示す値(ゼロクロス値)とするよ
うにガルバノアクチュエータ22を駆動する。
ここでガルバノ位置検出器24の分解能は概ね±1/4
トラック以下であり、方向位置検出信号GPO8による
ロック位置制御では、リードビムのトラッキングが不正
確になるが、リードビーム受光器20の受光出力に基づ
く差動アンプ46のトラッキングエラー信号RTESに
よる位置制御が同時にかかることで、リードビームを正
確にトラック中心に合せることができる。
次に第4図の85に進み、MPU44に対する上位装置
からのシークコマンドの有無をチエツクし、初期状態に
おいてはシークコマンドが無いことから86に進み、ラ
イトビームとリードビームは同一トラック上に位置して
いるか否か判別する。
このS6における2つのビームが同一トラック上に位置
しているか否かの認識は、 ■上位装置におけるトラックアドレスの判別結果に基づ
いて同一トラック上にあることを示すコマンド通知を受
けた場合、 ■上位装置が第2図のドライブ側に対しライト中リード
処理、即ちライト動作に伴うベリファイリード処理を行
なったこと、 のいずれかにより判別する。
S6でライトビームとリードビームが同一トラック上に
あることが認識されると、S7に進んでガルバノオフセ
ット修正処理を実行する。
このガルバノオフセット修正処理は、第5図の動作フロ
ー図に示すように、まずSlでADコンバータ62を介
して加算器58より出力されているガルバノ方向位置信
号GLKをGLK=Xとして読み込む。続いてS2でA
Dコンバータ62から読み込んだ値Xに定数Cを掛は合
わせてオフセット値Yを算出する。ここで定数CはAD
コンノく一タ62とDAコンバータ64の感度差を補正
する定数である。
続いてS3でDAコンバータ64に、S2で算出したオ
フセット値YをオフセットデーターYとしてセットして
アナログ信号に変換し、オフセット電圧0FS=−Yを
加算器58に出力し、差動アンプ56からの方向位置検
出信号GPO8にオフセット信号0FS=−Yを加えた
信号GLKが零となるように調整する。
このようなガルバノオフセット修正処理により、リード
ビームのトラッキングエラー信号RTESに基づくプッ
シュプル位置制御ループによるガルバノアクチュエータ
22の制御成分は、第5図に示したオフセット修正処理
で得られたオフセット信号OFSにより相殺され、結果
としてガルバノアクチュエータ22はロック位置制御ル
ープのみの制御を受けた状態となり、このときのトラッ
ク位置はプッシュプル位置制御によるトラック位置とほ
とんど等しくなる。
再び第4図を参照するに、S5で上位装置からのシーク
コマンドを判別すると88に進み、ライトビームとリー
ドビームは同一トラック上に位置するか否か判別する。
このS8における判別はS6における前記■または■の
場合と同じである。
ライトビームとリードビームが同一トラック上に位置す
ればS9の2ビーム一致時のシーク処理に進み、同一ト
ラック上に無ければ310の2ビ一ム不一致時のシーク
処理に進む。S9の2ビーム一致時のシーク処理は第6
図の動作フロー図に示され、またSIOの2ビ一ム不一
致時のシーク処理は第7図の動作フロー図に示される。
まず、第6図の2ビーム一致時のシーク動作を説明する
と、この場合、上位装置からMPU44に通知されるリ
ードビームとライトビームのトラックディファレンス(
目標トラック位置までのトラック数)は同一である。ま
ず、Slでリードビームのプッシュプル位置制御をオフ
する。具体的には第2図のスイッチSW2をオフする。
ここで、スイッチSW2をオフしても、既に第5図に示
したガルバノオフセット修正動作が行なわれるため、ガ
ルバノアクチュエータ22はロック位置制御ループのみ
による位置制御を受けており、スイッチSW2をオフし
てプッシュプル位置制御を解除してもガルバノアク・チ
ュエータ22が動いてしまうことはない。次に82に進
み、ライト用トラックサーボ部40の速度制御(コアス
制御)によりライトビームを目標トラック位置に移動さ
せるシーク動作を行なう。このライトビームのシーク動
作は第8図に示したように、トラッキングアクチュエー
タ42により対物レンズ100を移動させることから、
ライトビームと同時にリードビームも移動し、結果とし
てライトビームとリードビームが同時に移動される。S
3ではライトビームのトラッキングエラー信号WTES
のゼロクロスに同期して得られたトラッククロッジング
ツぐルスによるトラックディファレンスの減算によりシ
ーク終了の有無を判別しており、トラックディファレン
スが零になるとシーク終了を判別してS4に進み、シー
ク動作の終了でライト用トラックサーボ部40はそれま
での速度制御(コアス制御)から位置制御(ファイン制
御)に切り替わり、同時にり一ドビームのプッシュプル
位置制御をオンし、即ち第2図のスイッチSW2をオン
し、プッシュプル位置制御ループとロック位置制御ルー
プの競合によるリードビームのトラッキング制御に入る
次に、第7図の2ビ一ム不一致時のシーク動作を説明す
る。
まず、Slでライトビームのトラックディファレンスが
零か否か判別する。ライトビームのトラックディファレ
ンスが零でなければS2に進み、DAコンバータ64か
らのオフセット信号OFSを零にリセットした後、加算
器58から出力されるガルバノ方向位置信号GLKをA
Dコンバータ62で読み込む。次に83に進み、S2で
読み込んだガルバノ方向位置信号GLKの値をトラック
数に換算してライトビームとリードビームのずれ量を検
出する。次に84に進み、ライトビームのトラックディ
ファレンスに従ってシーク動作を行なったときのリード
ビームの移動トラック数が、上位装置から指令された指
令トラック移動数と一致するようにオフセットデータを
DAコンバータ64にセットして、加算器58によりオ
フセット信号OFSを加えてガルバノアクチュエータ2
2をオフセットさせる。
このS4におけるオフセット量の設定を具体的に説明す
ると次のようになる。今、上位コマンドによるライトビ
ームのトラックディファレンスが10、リードビームの
トラックディファレンスが8であり、S3で検出された
GLK信号に基づくビームずれ量がシータ方向に1トラ
ツク分(+1)あったとする。この場合、S5でシーク
動作に際してリードビームのプッシュプル位置制御をオ
フすると、リードビームはビームずれ量の1トラツクに
対し逆方向に1トラック戻り、現在のリードビーム位置
に対してシーク方向と逆方向に1トラック戻った位置、
即ち一1トラック移動する。
この状態でライトビームのトラックディファレンス10
に従ってシーク動作を行なうと、リードビームのトラッ
ク移動数はプッシュプル位置制御のオフによりシータ方
向と逆方向に1トラック戻っているため9トラツク移動
し、上位コマンドによるリードビームのトラックディフ
ァレンス8に対し1トラック多くなってしまう。そこで
、S4にあっては更にリードビームをシーク方向と逆方
向、即ち−1トラック戻すオフセット量を設定する。そ
の結果、リードビームは初期位置に対しシフ動作直前で
シータ方向と逆方向に2トラック戻っており、この状態
でライトビームのトラックディファレンス10ぶんのト
ラック移動を行なうと、10−2=8と上位コマンドに
よるリードビームのトラックディファレンス8に一致す
るトラック移動数を得ることができる。
即ち、S4にあっては次の第(1)式の関係からオフセ
ット量を求める。
(リードディファレンス)= (ライトディファレンス)+(戻り量)+(オフセット
量) ・・・(1) この第(1)式において、リードディファレンス=8、
ライトディファレンス=10、戻り量=−1とすると、
オフセット量=−1として求めることができる。また、
上記の具体例の場合と逆に、プッシュプル位置制御ルー
プをオフした際にり一ドビームがシーク方向に1トラッ
ク戻った場合、戻り量=+1トラックとなるため、第(
1)式よりオフセット量−一3トラックがセットされる
ことになる。
S4におけるリードビームのオフセットが終了すると8
5に進み、リードビームのプッシュプル位置制御、即ち
第2図のスイッチSW2をオフし、S6に進んでライト
ビームのトラックディファレンスに従ったシーク動作を
行ない、S7でシーク終了を判別すると88に進んでリ
ードビームのプッシュプル位置制御をオンし、更にS9
でDAコンバータ64によるオフセットをシーク動作以
前の元の状態に戻して一連のシーク処理を終了する。
一方、Slで上位装置から指令されたライトディファレ
ンスが零であった場合には、S10のキックパック動作
に進む。例えば、ライトビームのディファレンスが0、
リードビームのディファレンスが2であった場合、S1
0のキックパック動作にあっては、第2図のスイッチS
W2をオフすると同時にスイッチSW3をオンして強制
的にライトビームを移動させ、S11でディファレンス
零を判別するとスイッチSW3を開くと同時にスイッチ
SW2を閉じて元に戻すようになる。このようなリード
ビームのみのキックパック動作により、ライトビームを
トラッキングさせた状態でリードビームのみによる微少
トラック数のシーク動作を行なうことができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、ライトビーム
(第1ビーム)とリードビーム(第2ビーム)との波長
の相違による対物レンズの色収差の相違によりシーク時
にトラック方向のビーム相対位置が変化し、且つリード
ビームのみに対するオフセット制御でライトビームに従
ったシーク動作であっても、リードビームを指令ディフ
ァレンスに従った目標トラック位置に正確に位置づける
ことができる。また、外部振動に対するリードビームの
位置ずれを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図はガルバノ位置検出器の特性図;第4図は本発明
のジェネラル動作フロー図;第5図は本発明のガルバノ
オフセット修正動作フロー図; 第6図は本発明の2ビーム一致時のシーク動作フロー図
; 第7図は本発明の2ビ一ム不一致時のシーク動作フロー
図; 第8図は従来のヘッド構成図; 第9図はライトビームとリードビームの位置説明図; 第10図は従来方式の説明図である。 図中、 10:媒体(光ディスク) 12:光学ヘッド 14:第1ビーム受光部(ライトビーム受光器)16:
第1ビームトラック制御部 18:第1トラックアクチュエータ 20:第2ビーム受光部(リードビーム受光器)22:
第2トラックアクチュエータ (ガルバノアクチュエータ) 24:位置検出手段(ガルバノ位置検出器)26:第2
ビームトラック制御部 30:第1サーボ手段(プッシュプル位置制御側)32
:第2位置サーボ手段(ロック位置制御側)34:制御
部 36:加算点 40ニライト用トラツクサ一ボ部 42ニドラツクアクチユエータ 44:MPU 46.56:差動アンプ 48.60:位相補償回路(PC) 50.52,58:加算器 54:パワーアンプ 62:DAコンバータ 64:ADコンバータ 100:対物レンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定速回転される媒体(10)に対物レンズ(10
    0)を通して同時に複数ビームを照射する光学ヘッド(
    12)と; 前記複数ビームの内の第1ビームを受光する第1ビーム
    受光部(14)と; 該第1ビーム受光部(14)の受光出力から求めたトラ
    ッキングエラー信号(WTES)により前記対物レンズ
    (100)をトラックを横切る方向に移動する第1トラ
    ックアクチュエータ(18)を制御する第1ビームトラ
    ック制御部(16)と; 前記複数ビームの内の第2ビームを受光する第2ビーム
    受光部(20)と; 該第2ビームのみをトラックを横切る方向に移動させる
    第2トラックアクチュエータ(22)と;該第2トラッ
    クアクチュエータ(22)の中立位置を基準とした移動
    量と移動方向を示す方向位置信号(GPOS)を検出す
    る位置検出手段(24)と;前記第2ビーム受光部(2
    0)の受光出力から求めたトラッキングエラー信号(R
    TES)及び前記位置検出手段(24)からの方向位置
    信号(GPOS)に基づいて前記第2トラックアクチュ
    エータ(22)を制御する第2ビームトラック制御部(
    26)とを備えた光ディスク装置に於いて、 前記第2ビームトラック制御部(26)は、前記第2ビ
    ーム受光部(20)の受光出力から得られたトラッキン
    グエラー信号(RTES)を最小とするように前記第2
    トラックアクチュエータ(22)を制御する第1位置サ
    ーボ手段(30)と; 前記位置検出手段(24)からの方向位置信号(GPO
    S)信号を中立位置の信号とするように前記第2トラッ
    クアクチュエータ(22)を位置制御する第2位置サー
    ボ手段(32)と; 前記位置検出手段(24)からの方向位置信号(GPO
    S)に所望のオフセット信号を加算点(36)で加算し
    て前記第2位置サーボ手段(32)に入力させる制御部
    (34)と; を備え、第2ビームのトラッキングエラー信号(RTE
    S)によるサーボ制御と方向位置信号(GPOS)によ
    るサーボ制御との組合せにより前記第2ビームの位置を
    制御することを特徴とする光ディスク装置のビーム位置
    制御方式。
  2. (2)前記制御部(34)は、前記第1位置サーボ手段
    (30)及び第2位置サーボ手段(32)の作動状態で
    第1ビームと第2ビームが同一トラック上にあることを
    認識した際には、前記加算点(36)を介して得られた
    方向位置信号(GPOS)が中立位置の信号となるよう
    に前記加算点(36)にオフセット信号を出力すること
    を特徴とする請求項1記載の光ディスク装置のビーム位
    置制御方式。
  3. (3)前記制御部(34)は、第1ビームによるシーク
    動作中は前記第1位置サーボ手段(30)による第2ビ
    ームの位置制御をオフすることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。
  4. (4)前記制御部(34)は、第1ビームと第2ビーム
    が同一トラック上に位置していることを上位装置からの
    通知により認識することを特徴とする請求項2記載の光
    ディスク装置のビーム位置制御方式。
  5. (5)前記制御部(34)は、第1ビームと第2ビーム
    が同一トラック上に位置していることを、2本のビーム
    を使用して書込直後に読取る書込中読取動作が行われた
    ことで認識することを特徴とする請求項2記載の光ディ
    スク装置のビーム位置制御方式。
  6. (6)前記制御部(34)は、シーク時に第1ビームと
    第2ビームが同一トラック上に位置していない場合には
    、前記加算点(36)を介して得られた方向位置信号(
    GPOS)から第1ビームに対する第2ビームのトラッ
    クずれ量を検出し、該トラックずれ量に基づいて第1ビ
    ームに従ったシーク動作による第2ビームのトラック移
    動数が指令トラック移動数に一致するように前記加算点
    (36)にオフセット信号を出力することを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。
  7. (7)前記第1ビームがライトビームであり、前記第2
    ビームがリードビームであることを特徴とする請求項1
    乃至6記載の光ディスク装置のビーム位置制御方式。
  8. (8)前記第2のトラックアクチュエータ(22)はガ
    ルバノミラーを駆動するアクチュエータであることを特
    徴とする請求項1乃至6記載の光ディスク装置のビーム
    位置制御方式。
JP33702889A 1989-12-26 1989-12-26 光ディスク装置のビーム位置制御方式 Pending JPH03198230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33702889A JPH03198230A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 光ディスク装置のビーム位置制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33702889A JPH03198230A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 光ディスク装置のビーム位置制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03198230A true JPH03198230A (ja) 1991-08-29

Family

ID=18304778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33702889A Pending JPH03198230A (ja) 1989-12-26 1989-12-26 光ディスク装置のビーム位置制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03198230A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593941B2 (ja) 光ディスク装置のアクチュエータオフセット除去装置
JP2517104B2 (ja) 光記憶装置のビ―ムトラック位置制御装置及び方法
JP2000509540A (ja) フォーカス制御のための閉ループサーボ動作
US7933177B2 (en) Optical pickup apparatus, optical read/write apparatus, and gap control method
US5577009A (en) Tracking control system for generating a variable still jump signal
JPH11238236A (ja) 光学記憶装置
JPH03198230A (ja) 光ディスク装置のビーム位置制御方式
JPH076372A (ja) 光ピックアップ装置およびそのフォーカス制御方法
JP2003248942A (ja) 光ディスク装置
JP2948926B2 (ja) ディスクのシーク装置
JPS6168735A (ja) 光学記録再生におけるフオ−カスサ−ボ起動装置
JP2000020969A (ja) 情報記録/再生装置
JPH1064077A (ja) 光ディスク装置
JP2651238B2 (ja) 光記憶装置
JPS6337828A (ja) 光情報記録再生装置
JPH0935290A (ja) 光ピックアップ装置及びその調整方法
JPH03116544A (ja) 光ディスク装置のトラックアクセス制御回路
JP2877651B2 (ja) ディスク装置における補正装置
JPH0528525A (ja) 光デイスク装置のトラツク位置ずれ信号生成装置およびトラツキング制御装置
JPH0738257B2 (ja) 光ディスク装置
JPH0778889B2 (ja) 光記憶装置とその制御方法
WO1992006471A1 (en) Beam position control system of optical disk device
JP2825552B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
JPH04315826A (ja) 光ディスク装置
JP2000182250A (ja) フォ―カスサ―ボ引込制御装置