JPH0319587B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319587B2 JPH0319587B2 JP58224314A JP22431483A JPH0319587B2 JP H0319587 B2 JPH0319587 B2 JP H0319587B2 JP 58224314 A JP58224314 A JP 58224314A JP 22431483 A JP22431483 A JP 22431483A JP H0319587 B2 JPH0319587 B2 JP H0319587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stroke
- strokes
- overwriting
- circuit
- recognition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Character Discrimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は重ね書きによる誤入力を防止したオン
ライン手書き文字認識装置に関する。
ライン手書き文字認識装置に関する。
技術の背景
オンライン手書き文字認識では、タブレツト面
上でのペンの動きに伴なう座標列データを認識の
対象としている。この際、多くの装置では、文字
記入者の便宜のために、タブレツト面上に紙を敷
き、ペンにはボールペンのようなものを用いて紙
上に筆跡を表示する。これにより、文字記入者は
最終的に紙上に表われた字形を認識の対象とする
ことを期待するため、次のような「重ね書き」を
行いがちである。
上でのペンの動きに伴なう座標列データを認識の
対象としている。この際、多くの装置では、文字
記入者の便宜のために、タブレツト面上に紙を敷
き、ペンにはボールペンのようなものを用いて紙
上に筆跡を表示する。これにより、文字記入者は
最終的に紙上に表われた字形を認識の対象とする
ことを期待するため、次のような「重ね書き」を
行いがちである。
(a) ストロークのかすれによる重ね書き
ボールペンのインクの出が悪い場合、第1図の
実線11が途中で破線12のようにストロークが
かすれる。認識装置には、かすれた部分も含め
て、ストロークの全体が入力されているのである
が、記入者によつては、あとから実線13のよう
にかすれた部分に重ね書きしてしまう場合があ
る。ここにストロークとは文字等の記入における
ペンが接触してから離れる迄の一画(かく)を言
う。
実線11が途中で破線12のようにストロークが
かすれる。認識装置には、かすれた部分も含め
て、ストロークの全体が入力されているのである
が、記入者によつては、あとから実線13のよう
にかすれた部分に重ね書きしてしまう場合があ
る。ここにストロークとは文字等の記入における
ペンが接触してから離れる迄の一画(かく)を言
う。
(b) 重ね書きによる修正
第2図のように、既に記入されたストローク1
5に対し、上からストローク16のように重ね書
きすることによつて、前に書かれたストローク1
5を消すような形で修整する。
5に対し、上からストローク16のように重ね書
きすることによつて、前に書かれたストローク1
5を消すような形で修整する。
従来技術と問題点
従来形のオンライン認識装置では、前述のよう
な重ね書きに対しては、配慮されておらず、重ね
書きされた前のストロークも有効なストロークと
して認識の対象として残り、入力された手書き文
字が正常に認識される可能性はほとんどないとい
う問題点があつた。
な重ね書きに対しては、配慮されておらず、重ね
書きされた前のストロークも有効なストロークと
して認識の対象として残り、入力された手書き文
字が正常に認識される可能性はほとんどないとい
う問題点があつた。
発明の目的
本発明の目的は、前述の従来形装置における問
題点にかんがみ、ストロークの重なり関係から重
ね書きの有無を検出し、重なつたストロークの和
集合を求めて新しいストロークを合成し認識を行
うという構想に基づき、記入者が重ね書きを行つ
ても正しく認識できるようにすることにある。
題点にかんがみ、ストロークの重なり関係から重
ね書きの有無を検出し、重なつたストロークの和
集合を求めて新しいストロークを合成し認識を行
うという構想に基づき、記入者が重ね書きを行つ
ても正しく認識できるようにすることにある。
発明の構成
本発明においては、タブレツトから入力される
座標点列をもとに手書き文字の認識を行う重ね書
きによる誤入力を防止したオンライン手書き文字
認識装置において、該タブレツトに用いられるペ
ンの筆跡の幅にほぼ等しい距離の範囲内で重なつ
たストロークの有無を検出する回路、および前記
重なつたストロークを一本に合成する回路を具備
することを特徴とする重ね書きによる誤入力を防
止したオンライン手書き文字認識装置が提供され
る。
座標点列をもとに手書き文字の認識を行う重ね書
きによる誤入力を防止したオンライン手書き文字
認識装置において、該タブレツトに用いられるペ
ンの筆跡の幅にほぼ等しい距離の範囲内で重なつ
たストロークの有無を検出する回路、および前記
重なつたストロークを一本に合成する回路を具備
することを特徴とする重ね書きによる誤入力を防
止したオンライン手書き文字認識装置が提供され
る。
発明の実施例
本発明の一実施例としての重ね書きによる誤入
力を防止したオンライン手書き文字認識装置のブ
ロツク回路図が第3図に示される。本装置は、タ
ブレツト21、ストローク抽出回路22、入力文
字ストローク列記憶回路23、重なり判定回路2
4、ストローク合成回路25、認識部26、およ
び表示部(CRT)27を具備する。
力を防止したオンライン手書き文字認識装置のブ
ロツク回路図が第3図に示される。本装置は、タ
ブレツト21、ストローク抽出回路22、入力文
字ストローク列記憶回路23、重なり判定回路2
4、ストローク合成回路25、認識部26、およ
び表示部(CRT)27を具備する。
タブレツト21から入力され、ストローク抽出
回路22においてペン28の上昇または下降信号
等により抽出されたストロークはストローク列記
憶回路23に記憶される。一文字の入力が終了す
ると、入力された各ストロークに対して重なつた
ストロークがないかどうかを重なり判定回路24
で判定する。重なつていると判定されたストロー
ク対に対しては、ストローク合成回路25によつ
て合成されたストロークで置き換えて、入力文字
ストローク列記憶回路23に記憶されている入力
文字ストローク列を修正する。修正されたストロ
ーク列は認識部26へ送られ認識結果が表示部2
7に表示される。
回路22においてペン28の上昇または下降信号
等により抽出されたストロークはストローク列記
憶回路23に記憶される。一文字の入力が終了す
ると、入力された各ストロークに対して重なつた
ストロークがないかどうかを重なり判定回路24
で判定する。重なつていると判定されたストロー
ク対に対しては、ストローク合成回路25によつ
て合成されたストロークで置き換えて、入力文字
ストローク列記憶回路23に記憶されている入力
文字ストローク列を修正する。修正されたストロ
ーク列は認識部26へ送られ認識結果が表示部2
7に表示される。
ここでストロークS=(s1,s2,……,so)とス
トロークR(r1,r2,……,rn)が重なつている
かどうかは次のようにして判定される。ここにsi
i=1〜n)およびri(i=1〜m)はそれぞれ
ストロークSおよびRに含まれる点を示し、それ
ぞれ(xi,yi)の座標を有する複素量である。
トロークR(r1,r2,……,rn)が重なつている
かどうかは次のようにして判定される。ここにsi
i=1〜n)およびri(i=1〜m)はそれぞれ
ストロークSおよびRに含まれる点を示し、それ
ぞれ(xi,yi)の座標を有する複素量である。
(a) ストロークRの始点r1がストロークS上に含
まれるかどうかを判定する。ここで点riがスト
ロークS=(s1,s2,……,so)上に含まれると
いうのは、ストロークS上のある隣接した2点
si,si+1がなす線分と点riの距離hが十分に小さ
い(ペンの筆跡の幅程度)場合を言う(第4図
参照)。
まれるかどうかを判定する。ここで点riがスト
ロークS=(s1,s2,……,so)上に含まれると
いうのは、ストロークS上のある隣接した2点
si,si+1がなす線分と点riの距離hが十分に小さ
い(ペンの筆跡の幅程度)場合を言う(第4図
参照)。
(b) 始点r1がS上に含まれる場合、Rの終点rnが
S上に含まれる(第5図の場合)か、Sの終点
soがR上に含まれる(第6図の場合)か、を判
定する。
S上に含まれる(第5図の場合)か、Sの終点
soがR上に含まれる(第6図の場合)か、を判
定する。
(c) 第5図の場合、正確にはストロークR上の残
りの点r2,……,rn-1がS上に含まれるかどう
かを判定する必要があるが、ここでは計算を簡
単にするため中央点rn/2がS上に含まれている
かどうかを判定し、もし含まれていればRとS
は重なつていると判定する。
りの点r2,……,rn-1がS上に含まれるかどう
かを判定する必要があるが、ここでは計算を簡
単にするため中央点rn/2がS上に含まれている
かどうかを判定し、もし含まれていればRとS
は重なつていると判定する。
(d) 第6図の場合、始点r1が線分si si+1上に含ま
れるとして、ストロークS上の点si+1,……,
so-1がR上に含まれるかどうかを判定する。簡
単のためにsiとsoの中央点s(i+o)/2がR上に含まれ
ているかどうかを判定し、もし含まれていれ
ば、RとSは重なつていると判定する。
れるとして、ストロークS上の点si+1,……,
so-1がR上に含まれるかどうかを判定する。簡
単のためにsiとsoの中央点s(i+o)/2がR上に含まれ
ているかどうかを判定し、もし含まれていれ
ば、RとSは重なつていると判定する。
重なつているストロークRとSの合成は次のよ
うにして行われる。
うにして行われる。
(a) 第5図の場合にはストロークS自身を合成後
のストロークとする。
のストロークとする。
(b) 第6図の場合にはストロークT=(s1,s2,
……,si,r1,r2,……,rn)を合成後のスト
ロークとする。
……,si,r1,r2,……,rn)を合成後のスト
ロークとする。
合成後のストロークの全体のストローク列内で
の順番は、合成前のストロークRおよびSのうち
若いほうの順番にあわせる。
の順番は、合成前のストロークRおよびSのうち
若いほうの順番にあわせる。
要約すれば、入力された各ストロークに対し、
他のストロークとの間の重なり関係を調べ、重な
り関係が検出されると、重なりあつている2つの
ストロークからその和集合であるストロークを合
成し、もとのストロークに置き換える。このよう
な処理をすれば、修正された新しいストローク列
を認識部へ送ることができ、重ね書きに依存しな
い認識が可能となる。
他のストロークとの間の重なり関係を調べ、重な
り関係が検出されると、重なりあつている2つの
ストロークからその和集合であるストロークを合
成し、もとのストロークに置き換える。このよう
な処理をすれば、修正された新しいストローク列
を認識部へ送ることができ、重ね書きに依存しな
い認識が可能となる。
発明の効果
本発明によれば、文字記入者が重ね書きしたス
トロークを一本のストロークに合成して認識を行
うことができ、重ね書きの有無によらない安定し
た認識を行うことができる。
トロークを一本のストロークに合成して認識を行
うことができ、重ね書きの有無によらない安定し
た認識を行うことができる。
第1図および第2図は本発明の背景としての重
ね書きを説明する図、第3図は本発明の一実施例
としての重ね書きによる誤入力を防止したオンラ
イン手書き文字認識装置のブロツク回路図、第4
図は第3図の装置におけるストロークの重なりの
判定を説明する図、および第5図および第6図は
第3図の装置におけるストロークの重なりおよび
合成を説明する図である。 21……タブレツト、22……ストローク抽出
回路、23……入力文字ストローク列記憶回路、
24……重なり判定回路、25……ストローク合
成回路、26……認識部、27……表示部、28
……ペン。
ね書きを説明する図、第3図は本発明の一実施例
としての重ね書きによる誤入力を防止したオンラ
イン手書き文字認識装置のブロツク回路図、第4
図は第3図の装置におけるストロークの重なりの
判定を説明する図、および第5図および第6図は
第3図の装置におけるストロークの重なりおよび
合成を説明する図である。 21……タブレツト、22……ストローク抽出
回路、23……入力文字ストローク列記憶回路、
24……重なり判定回路、25……ストローク合
成回路、26……認識部、27……表示部、28
……ペン。
Claims (1)
- 1 タブレツトから入力される座標点列をもとに
手書き文字の認識を行う重ね書きによる誤入力を
防止したオンライン手書き文字認識装置におい
て、該タブレツトに用いられるペンの筆跡の幅に
ほぼ等しい距離の範囲内で重なつたストロークの
有無を検出する回路、および前記重なつたストロ
ークを一本に合成する回路を具備することを特徴
とする重ね書きによる誤入力を防止したオンライ
ン手書き文字認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58224314A JPS60117383A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 重ね書きによる誤入力を防止したオンライン手書き文字認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58224314A JPS60117383A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 重ね書きによる誤入力を防止したオンライン手書き文字認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60117383A JPS60117383A (ja) | 1985-06-24 |
JPH0319587B2 true JPH0319587B2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16811808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58224314A Granted JPS60117383A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 重ね書きによる誤入力を防止したオンライン手書き文字認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60117383A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6003047B2 (ja) * | 2011-11-24 | 2016-10-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP58224314A patent/JPS60117383A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60117383A (ja) | 1985-06-24 |
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