JPH03195596A - 電気かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気かみそりに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、往復式の電気かみそりの外刃フレームの保持に関
して、第７図に示すように本体５０の両サイドに釦５１
を配置し、釦５１を矢印のように押し込むことにより、
外刃フレーム５２を本体５０から分離するものがあった
。

しかし、ひげ屑を掃除する場合、外刃フレーム５２と本
体５０を別々に掃除せねばならず掃除に手間どるという
欠点があった。

これに対して、第８図に示すように、片側に開閉釦５３
を配置し、他の片側には外刃フレーム５２を開閉自在に
枢支する蝶番５４を設け、蝶番５４の本体取付部５５を
本体５０のばね性の取付受は部５６に取付け、開閉釦５
３を押し込んで外刃フレーム５２を９０度回転させた後
、外刃フレーム５２を引っ張ることにより本体５０の取
付受は部５６から蝶番５４の本体取付部５５を分離し外
刃フレーム５２を外すものが考えられた。

この電気かみそりは、外刃フレーム５２が開いた状態で
本体５０と一体になっているため、片手で簡単に水洗い
等による掃除できる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、この電気かみそりは、外刃フレーム５２を外
す場合に、外刃フレーム５２を把持して強制的に引き出
すため外刃を変形させる危険性があった。

したがって、この発明の目的は、外刃フレームに蝶番を
有するものにおいて、外刃を変形させることなく簡単に
外刃フレームを外すことができる電気かみそりを提供す
ることである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明の電気かみそりは、蝶番のフレーム取付部を外
刃フレームに取付け、前記蝶番の本体取付部を本体の取
付受は部に着脱自在に取付けるようにした電気かみそり
において、前記取付受は部は前記本体取付部を抜け止め
係止する係止部と、前記係止部の係止を解除する取り外
し釦とからなることを特徴とするものである。

〔作用〕

この発明の構成によれば、ひげそり時には外刃フレーム
を本体に閉じて内刃を駆動し、掃除のときは蝶番のまわ
りに外刃フレームを開いて行う。

これにより片手で簡単に水洗い等による掃除ができる。

また外刃フレームを外す場合は取り外し釦を押すと蝶番
の本体取付部が係止部から外れるので、外刃を変形する
ことなく簡単に外刃フレームを本体から外すことができ
る。

〔実施例〕

この発明の一実施例を第１図ないし第５図に基づいて説
明する。すなわち、この往復式の電気かみそりは、本体
１および外刃フレーム２を有する。

本体１は、ハウジング３の内部に電池４．モータ５およ
び駆動子７を設けている。この駆動子７は、電池４やモ
ータ５を保持するシャーシ８に固着されてハウジング３
の上端面より一部を突出させるとともに、モータ５の出
力軸６に装着されたバランサー付の偏心軸９と係合して
、モータ５の回転運動を往復運動に変換する。駆動子７
のハウジング３の上面から突出した部分には内刃１０を
有する内刃基台１１が取付けられる。１２は防水ゴム、
１３は防水ゴム押え板、１４は防水ゴム押え板１３をハ
ウジング３を介してシャーシ８に固定する取イ１ねじ、
１５は防水パツキンである。

内刃１０に被さる外刃１６は、固定板（図示せず）によ
り基台１７に取付けられ、外刃カートリッジの形態にし
ている。また外刃１６は外刃フレーム２を介してハウジ
ング３に取付けられる。

外刃フレーム２ば外刃フレーム２を開閉自在に枢支する
蝶番１８を設けている。蝶番１８はフレーム取付部１９
と本体取付部２０からなり、フレーム取付部１９は軸２
１の両端部に設け、本体取付部２０は軸受け２２の先端
部に設け、係止孔２３を形成している。また巻部が軸２
１に通されて一端を外刃フレーム２に係止し他端を軸受
け２２に係止したねじりコイルばね２７で、外刃フレー
ム２を本体１から開く方向に付勢する。軸２１の両端部
のフレーム取付部１９は外刃フレーム２の孔（図示せず
）に嵌着されて取付けられ、本体取付部２０は本体１の
ハウジング３の上端部の片側に設けた取付受は部２４に
着脱自在に取付けられる。

取付受は部２４は本体取付部２０の係止孔２３に抜け止
め係止する係止部２５と、係止部２５の係止を解除する
取り外し釦２６とからなる。

係止部２５は第２図に示すように取り夕■し釦２６に一
体に形成されている。すなわち、取り外し釦２６は枠状
部２８とＶ字状のばね部２９とからなり、ばね部２９は
両端が開く方向にばね力を有し、その両端は枠状部２８
の一対向片にまたがるように位置しかつ一端が枠状部２
９の一片３０に一体に接続され、他端２９ａは枠状部２
９の他片３１よりも外方に突出している。そして係止部
２５は枠状部２９の他片３１の内側に突設し、取り外し
釦２６のつまみ３２を一片３０の外側に突設している。

３３は枠状部２９のばね部２９の突出方向と反対側に設
けられて防水ゴム押え板１３に摺動自在に支持される当
接片である。

前記取り外し釦２６をハウジング３の上端部の片側に形
成された収納部３４に収納し、当接部３３を防水ゴム押
え板１３に摺動可能に抜け止め支持させ、ばね部２９の
他端２９ａを収納部３４の側壁３４ａに支持させて取り
外し釦２６のつまみ３２をハウジング３に形成した孔３
５より突出させている。本体取付部２０をハウジング３
の収納部３４に挿入すると係止孔２３に係止部２５がば
ね部２９の弾性により係止し、もって取付状態となる。

また外刃フレーム２をハウジング３に閉じた状態を保持
するため、外刃フレーム２の開閉側に開閉釦３Ｇの係止
爪３９を係止する凹部３７を形成している。開閉釦３６
はハウジング３の上端部の収納部３４と反対側の収納部
４４に支持され、復帰用ばね３８により係止方向に付勢
されている。

このようにハウジング３の一側に外刃フレーム２の蝶番
１８を係止部２５で保持するとともに、ハウジング３の
他側に外刃フレーム２の開閉側を開閉釦３６に係止させ
ることで、外刃フレーム２をハウジング３に装着してい
る。

ここで、取り外し釦２６と開閉釦３６との関係について
、取り外し釦２６のハウジング３からの突出１！ｋｅは
第１図に示すように開閉釦３６のハウジング３からの突
出量ｄより小さく設定してあり、誤操作により蝶番１８
側が外れるのを防止している。また取り外し紺２６のば
ね部２９のばね反力は開閉釦３６の復帰用ばね３Ｂのば
ね反力よりも強く設定してあり、取り外し釦２６と開閉
８０３６とを同時につまんだときに、開閉釦３６側が先
に操作されて外刃フレーム２の回動のみを可能とし、誤
動作による蝶番１８側の外れを防止している。

なお、第３図において、４４はトリマ、４５はスイッチ
である。

この電気かみそりは、第１図のように外刃フレーム２の
外刃１６を内刃１０に被せた状態でスイッチ（図示せず
）を入れ、電池４よりモータ５に給電してモータ５を回
動し駆動子７を動作させて内刃１０を往復動作させ、使
用状態とする。

電気かみそりの掃除等をするときは、第４図の矢印ａの
ように開閉釦３６を押すと、係止爪３９が凹部３７から
外れるので外刃フレーム２は約９０度回転でき、ひげだ
め部４０が露出して水洗掃除等が片手で簡単に行える。

また外刃フレーム２を本体１から外す場合は、第５図の
矢印すのように取り外し釦２６を押すと係止部２５が係
止孔２３から外れるので、外刃フレーム２３をもって矢
印Ｃの方向に引（と、蝶番１８の本体取付部２０が本体
１から容易に取り外せる。

この実施例によれば、外刃フレーム２の開閉により水洗
等の掃除が片手で簡単にでき、外刃フレーム２を外す場
合は取り外し釦２４を押すことにより、外刃１６の変形
の危険性が少なくなる。

また、取り外し１口２４の突出する方向の高さを開閉釦
３６の高さより低くし、かつ取り外し釦２４のばね部２
９のばね力を復帰用ばね３８のばね力より大きくするこ
とにより、取り外し！０２６の操作力が開閉釦３６より
も大となるので誤動作による外刃フレーム２の本体１か
らの外れが防止できる。

さらに、取り外し釦２４と、係止部２５と、ばね部２９
とを一体形成することにより、組立が容易で、位置精度
がよく、しかも安価な部品構成ができる。

この発明の第２の実施例を第６図に示す。すなわち、こ
の電気かみそりは、ばね部２９を取り外し釦２６と別体
に構成し、取り外し釦２６および収納部３４の側壁３４
ａにばね受は凹部４１．４２を形成し、凹部４１．４２
間にコイルばねを実施例とするばね部２９を嵌合してい
る。その他は第１の実施例と同様である。

〔発明の効果〕

この発明の電気かみそりによれば、外刃フレームに設け
た蝶番の本体取付部が取付けられる本体の取付受は部を
、本体取付部が係止する係止部と、係止部の係止が解除
する取り外し釦とで構成したため、外刃を変形すること
な（、簡単に外刃フレームを外すことができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の要部断面図、第２図は取
り外し一〇を示す斜視図、第３図は全体の外観を示す斜
視図、第４図は外刃フレームを開いた状態の要部断面図
、第５図は外刃フレームをハウジングから外した状態の
要部断面図、第６図は第２の実施例の要部断面図、第７
図および第８図は従来例の要部断面図である。 ■・・・本体、２・・・外刃フレーム、１０・・・内刃
、１６・・・外刃、１８・・・蝶番、１９・・・フレー
ム取付部、２０・・・本体取付部、２４・・・取付受は
部、２５・・・係止部、２６・・・取り外し釦 第 ２ 図 ノ′ ／ ７〜３３ 第 図 治 ４ 図 第 図 竺 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蝶番のフレーム取付部を外刃フレームに取付け、前記蝶
   番の本体取付部を本体の取付受け部に着脱自在に取付け
   るようにした電気かみそりにおいて、前記取付受け部は
   前記本体取付部を抜け止め係止する係止部と、前記係止
   部の係止を解除する取り外し釦とからなることを特徴と
   する電気かみそり。