JPH03194546A - 色相再現性に優れたカラー写真感光材料 - Google Patents

色相再現性に優れたカラー写真感光材料

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JPH03194546A
JPH03194546A JP33448189A JP33448189A JPH03194546A JP H03194546 A JPH03194546 A JP H03194546A JP 33448189 A JP33448189 A JP 33448189A JP 33448189 A JP33448189 A JP 33448189A JP H03194546 A JPH03194546 A JP H03194546A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー写真感光材料に関し、更に詳細には、
彩度が高く、色相再現性に優れたカラー写真感光材料に
関する。
〔従来の技術〕
近年、ハロゲン化銀多層カラー写真感光材料の高画質化
は著しい。
即ち、近年のカラー写真感光材料にあっては、画質の3
つの大きな要素である粒状性、色再現性のいずれもがか
なり高いレベルになっている。例えば、一般のカラー写
真についても、ユーザーが手にするカラープリントやス
ライド写真では、通常大きな不満がないとも思われてい
る。
しかしながら、上記3つの要素の中でも、特に色再現性
については、色純度こそ向上してきているが、従来から
写真では再現しにくいといわれていた色については、現
在でもその状況はあまり変わっていない。即ち、色相再
現性には、まだ不充分な点が多い。例えば、600rv
より長波の光を反射する紫や青紫などの紫色系の色、あ
るいは青緑色や黄緑など緑色系の色は、実物とは全く別
の色に再現されてしまい、ユーザーを失望させることが
ある。
色再現性にかかわる大きな因子として、分光感度分布と
眉間効果(インターイメージ効果)がある。
インターイメージ効果については、次のようなことが知
られている。即ち、ハロゲン化銀多層カラー写真感光材
料において、カラー現像主薬の酸化体とカップリングし
て現像抑制剤またはそのプレカーサーを形成する化合物
を添加することが知られており、このいわゆるDIR化
合物から放出される現像抑制剤により他の発色層の現像
を抑制することにより、インターイメージ効果を生して
、色再現性の改良効果を生み出すことが知られている。
また、カラーネガフィルムにおいては、カラードカプラ
ーを不要な吸収を相殺する量より多く使用することによ
り、インターイメージ効果と同様な効果を与えることが
可能である。
しかしながら、カラードカプラーを多用した場合には、
フィルムの最低濃度が上昇するため、プリント時の色・
濃度の補正の判断が非常に困難になり、結果的に、でき
あがるプリントの色の品質が劣ることがしばしば起こる
ところで、これらの技術は、色再現性の中でも、特に色
純度の向上に寄与している。最近多用されている抑制基
や、そのプレカーサーの移動度が大きい、いわゆる拡散
性DIRは、かかる色純度の向上に大きく寄与している
。しかしながら、インターイメージ効果は、その方向性
のコントロールが困難であり、色純度は高くできるが、
色相を変えてしまう欠点も有している(インターイメー
ジ効果の方向性のコントロールについては、米国特許第
4,725,529号等に記載がある)。
一方、分光感度分布については、米国特許第3゜672
.898号に擾影時の光源の違いによる色再現性の変動
を軽減するための適切な分光感度分布についてか開示さ
れている。
しかし、これは前述の色相再現性の悪い色を改良する手
段にはなっていない。
また、当業界で以前から知られているように、赤感性層
の分光感度分布を短波長シフトさせることにより、青紫
、紫色等の色相再現は改良される。
これは、特開昭53−20926号や特開昭59〜13
1937号公報等で開示されているが、ここに記載され
ている方法には、いくつかの欠点があった。そのひとつ
は、本来目的とする紫色等の色相再現が不充分であるこ
とであり、他は、これらの技術手段では、同時に赤感性
層の感度低下をきたしてしまうということである。
分光感度分布とインターイメージ効果を組合わせた技術
の開示もある特開昭61−34541号では、前述のカ
ラーフィルムで色相再現が困難な色を改良しようとの試
みがなされており、ある程度の効果を得られると思われ
る。その代表的なものとしては、従来の青感性層、緑感
性層、赤感性層の各々の重心波長からのインターイメー
ジ効果だけでなく、各感色性層の重心波長以外からイン
ターイメージ効果を働かせるというものである。
この技術は、特定の色の色相再現性を改良するにはある
程度有効と思われるが、具体的には、インターイメージ
効果の発現のために、本来の青感性、緑感性、及び赤感
性感光層の他に、インターイメージ効果発現層や、別種
の感光性ハロゲン化銀が必要となり、銀量の増加、また
生産のための工程数の増加等により、生産コストが高い
ものとなってしまう欠点を有しており、また、効果も充
分とは言えなかった。
〔発明の目的〕
上述の如〈従来の技術にあっては、色相再現性を改良し
ようとすると赤感性層の減感が生じ、またいずれにして
も、特定の色相についてはその再現性が満足すべきもの
ではなかった。
本発明はこのような従来の問題点を解決せんとするもの
で、本発明の目的は、赤感性層の減感を伴うことなく、
従来は再現しにくかった色相、特に紫や青紫等の紫色系
の色相及び青緑や緑等の緑色系の色相の再現を忠実に達
成できるハロゲン化銀カラー感光材料を提供することに
ある。
(発明の構成〕 本発明者らは鋭意検討した結果、以下の構成で、本発明
の目的が達せられることを見出した。
即ち、支持体上に、各々、少なくとも1層の青感性ハロ
ゲン化銀乳剤層(以下適宜「青感性層」と称することも
ある)、緑感性ハロゲン化銀乳剤層(以下適宜「緑感性
層」と称することもある)、及び赤感性ハロゲン化銀乳
剤層(以下適宜「赤感性層」と称することもある)を有
するカラー感光材料において、該赤感性層の分光感度分
布の最高感度波長λ8が595nm≦λR≦625nm
であり、かつ、該青感性層の分光感度分布の最高感度波
長λ。
が410nm≦λB≦470nmであり、かつ、該青感
性層の480nmにおける感度が最高感度波長λBにお
ける感度の1/2以下であることを特徴とするハロゲン
化銀カラー感光材料によって、上記目的が達成された。
以下に更に詳しく本発明について説明する。
本発明において、分光感度分布とは、感光材料に40o
nI11〜700nI11まで、数nm間隔でのスペク
トル光で露光を与え、各波長で一定濃度を与える露光量
を各波長での感度とし、その感度を波長の関数としたも
のである。
本発明において、赤感性層及び青感性層の分光感度分布
を上記の本発明の構成にするのには、適宜の手段を任意
に用いることができる。例えば、分光増感色素を用いる
ことによって、かかる分光感度分布を得ることができる
。各感色性層で使用される分光増感色素は限定されるも
のではないが、良好な結果は、例えば、以下に記すよう
な分光増感色素の組み合わせにより得ることができる。
即ち、赤感性層の分光感度分布を前記本発明の範囲とす
るには、様々な手段を用いることによってこれを達成し
うるが、赤感性乳剤が、下記一般式(1)で表される増
感色素の少なくとも1種と、下記一般式(n)及び(I
II)で表される増感色素のうち、少なくとも1種とを
組み合わせて分光増感されていることにより達成するの
が好ましい。
一般式(1) 表す Zlと22及び/またはZ3とZ4は、それぞれ
互いに連結して環を形成してもよい。またXlは、カチ
オンを表す。mは、1または2の整数を表すが、増感色
素が分子内塩を形成するときは、mはlを表す。
上記一般式(1)において、R1は、水素原子、アルキ
ル基またはアリール基を表し、Rz及びR3は、それぞ
れアルキル基を表す。またYl及びY2は、それぞれ硫
黄原子またはセレン原子を表す。
次にZl、7.t、7.3及びZ4は、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ア
ミノ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、
アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、
スルホニル基、カルバモイル基、アリール基、アルキル
基、アシル基、アリールオキシ基、アリールオキシカル
ボニル基、スルホニル基、カルバモイル基またはシアノ
基を一般式(II) pフ 上記一般式(n)においてR4は、水素原子、アルキル
基またはアリール基を表し、R5、R6゜R7及びR@
は、それぞれアルキル基を表す。
Y3は、窒素原子、硫黄原子またはセレン原子を表すが
、Y3が硫黄原子あるいはセレン原子のときは、上記R
Sを有しないものとする。
次にz!1.Z&、Z’F及びZSは、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ア
ミノ基、アシル基、アシ−ルアミノ基、アシルオキシ基
、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基
、カルバモイル基、アリール基、アルキル基、シアノ基
、アリールオキシ基、アシル基、カルバモイル基または
スルホニル基を表す。Z5とZ6及び/またはZ7とZ
6は、それぞれ互いに連結して環を形成してもよい。ま
たx2は、カチオンを表す。nは、1または2の整数を
表すが、増感色素が分子内塩を形成するときは、nは、
1を表す。
一般式(I[[) 式中Ysは硫黄原子またはセレン原子を表し、RIaは
水素原子、低アルキル基(例えばメチル、エチル、プロ
ピル等)、アリール基(例えばフェニル基)を表す。R
IG及びR”は、低級アルキル基(例えばメチル、エチ
ル、ブチルを始めとして、置換基をもつ例えばスルホエ
チル、カルボキシプロピル、スルホブチル等)を表す。
Z1?、  ZlllZ19及び220は、それぞれ水
素原子、ハロゲン原子(例えば塩素、臭素、法具、フッ
素)、ヒドロキシル基、アルコキシ基(例えばメトキシ
、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等)、アミノ基(例
えばアミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチル
アミノ等)、アシルジアミノ基(例えばアセタミド、プ
ロピオンアミド、ブチルアミド等)、アシルオキシ基(
例えばアセトキシ、プロピオンオキシ等)、アルコキシ
カルボニル基(例えばエトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル等)、アルコキシカルボニルアミノ基(例え
ばエトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルア
ミノ、プトキシカルポニルアミナ等)、低級アルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル等)等を表す。
またz’フとZla及び/またはZ19と220は、そ
れぞれ互いに連結して環を形成してもよく、この環とし
ては例えばベンゼン環がある。Xsはカチオン(例えば
塩化物、臭化物、沃化物、チオシアネート、サルファメ
ート、メチルサルフェート、エチルサルフェート、バー
クロレート、p−トルエンスルホネート等)を表し、Q
は1または2の整数、但し、増感色素が分子内塩を形成
するときはQは1を表す。
以下本発明において用いることができる一般式(1)、
(n)及び(I[I)で表される増感色素の代表的なも
のを示すが本発明はこれらに限定され一般式(I)で表
される化合物の例としては、下記のものを挙げることが
できる。
(1−13) CHI (1−21) (1 22) (1−23) H3 (1−36) (1−37) (I −42) (1−43) (■ 44) (1−40) (1−41) (1−45) (1−46) 一般式(n) で表される化合物の例としては、 下記のものを挙げることができる。
(■ 1) (■ 2) (■ 3) (n−7) (n−8) (I[−9) (n−4) (■ 5) (II−6) (II−10) (If−11) (■ 12) (■ 13) (II−14) (II−15) (n−19) (n−20) (n−21) (II−16) (II−17) (II−18) (II−22) (II−23) (n−24) (■ 25) (■ 26) (■ 27) (n−30) (■ 31) (■ 32) C,H。
(II−28) (If−29) (n−33) (■ 34) (II−35) zHs (II−36) (■ 37) (n−38) (II−42) (II−43) CJaOCHz C,H40H (n−39) zHs O3e (n−48) (II−49) (■ 50) (It−54) (11−55) (1−56) zus (II−51) (■ 52) (II−53) (■ 57) (II−58) 一般式(III) で表される化合物の例としては、 下 記のものを挙げることができる。
(II[−1) (I[[−2) (■ 3) (III−7) (■ 8) (■ 9) (III−4) (III−5) (I[[−6) (III−10) (I[[−11) (III−12) 一般式(1)(n)(I[[)で表される増感色素以外
に、強色増感剤として、例えば特公昭57−24533
号公報に記載されているベンゾチアゾール類及びキノロ
ン類及び特公昭57−24899号公報に記載されてい
るキノリン誘導体等も目的に応じて用いることができる
赤感性増感色素の組み合わせとしては、一般式(1)で
表される増感色素の少なくとも1種と、一般式(If)
で表される増感色素の少なくとも1種とを組み合わせて
用いることが好ましい。更に、この組み合わせて用いる
増感色素の構造としては、一般式(1)で表される増感
色素のY+、Yzが硫黄であり、一般式(II)で表さ
れる増感色素のY3が、N−R”であることが好ましい
。ここで、Nは窒素原子、R”はアルキル基を表す。
S 5LIJN (L;ztls)3 本発明において、青感性層の分光感度分布は、最大感度
を与える波長λBが410nn+≦λB≦470である
ことが必要であり、また更に、青感性層のλ= 480
nmにおける感度がこの青感性層の最大感度値のη以下
である構成であることが必要である。
本発明のカラー写真感光材料の青感性層の分光感度分布
を上記本発明の構成にするには、各種の手段を任意に用
いることができるが、例えば、任意のハロゲン化銀に対
し目的とする波長域に吸収スペクトルを持つ増感色素で
スペクトル増感せしめる手段、または増感色素を用いず
ハロゲン化銀のハロゲン組成やその分布を適性化し目的
とするスペクトル感度を持たせる手段、更には感光材料
中に適当な光学吸収剤を用いて目的とするスペクトル感
度分布に調整する手段がある。またもちろん、これらの
手段を併せ用いてもよい。
以下に、本発明の感光材料において、本発明の分光感度
分布を得るべく青感性ハロゲン化銀乳剤層に用いること
のできる増感色素の例を示す。但し、以下例示に限られ
るものではない。
5S−13 以下 ffi、い 夛 本発明のカラー写真感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤
は、常法により化学増感することができる。
ハロゲン化銀乳剤には、かぶり防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤のバインダーとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利である(但し、これに限られない)
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、また、可塑剤、水不溶性または難溶性合成ポリマ
ーの分散物(ラテックス)を含有させることができる。
本発明は、カラーネガフィルム、カラーリバーサルフィ
ルム等に好ましく適用できる。
本発明のカラー写真用感光材料の乳剤層には、一般に発
色用のカプラーが用いられる。
更に補正の効果を有しているカラードカプラー競合カプ
ラー及び現像主薬の酸化体とのカップリングによって現
像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調
色剤、硬膜剤、かぶり剤、かぶり防止剤、化学増感剤、
分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用なフラグ
メントを放出する化学物質等を任意に用いることができ
る。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることができる
。これらの層中及び/または乳剤層中には、現像処理中
に感光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含
有させられてもよい。
感光材料には、ホルマリンスカベンジャ−1螢光増白剤
、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色かぶり
防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤を添加で
きる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ紙、三
酢酸セルロース等任意のものを用いることができる。
本発明のカラー感光材料を用いて色素画像を得るには、
露光後、通常知られているカラー写真処理を行う手段に
よることができる。
〔実施例〕 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限り1M当りのグラム数
を示す。また、ノ10ゲン化銀及びコロイド銀は、銀に
換算して示した。
実施例1 トリアセチルセルロールフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料試料−101を作製した。
試料−101(比較) 第1層;ハレーション防止層(HC−1)黒色コロイド
銀         0.20UV吸収剤(UV−1)
      0.20高沸点溶媒(Oiffi−1) 
    0.20ゼラチン            1
・5第2層;中間層(IL−1) UV吸収剤(UV−1)      0.04高沸点溶
媒(Oij2−1)     0.04ゼラチン   
         1・2第3層;低感度赤感性乳剤層
(RL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)     0.6沃臭化銀乳
剤(Em−2)     0.2増感色素(I[[−1
1)   2.2X10−’(モル/銀1モル) 増感色素(1−6)   2.2xlO−’(モル/銀
1モル) 増感色素(1−34)   0.44X10−’(モル
/vA1モル) シアンカプラー(C−1)      0.65カラー
ドシアンカプラー(CC−1) 0.12 DIR化合物(D −1)      0.004DI
R化合物(D −2)      0.013高沸点溶
媒(Oiffi−1)     0.6ゼラチン   
         1.5第4層;高感度赤感性乳剤層
(RH) 沃臭化銀乳剤(Em−3) 増感色素CDl−1)  1.2X10−’(モル/銀
1モル) 0.8 増感色素(1−6)  1.2xlO−’(モル/銀1
モル) 増感色素(1−34)  0.lX10−’(モル/銀 シアンカプラー(C−2) シアンカプラー(C−3) カラードシアンカプラー(CC− 1モル) 0.16 0.02 1) 0.03 0.016 0.2 1.3 DIR化合物(D−2) 高沸点溶媒(Oij!−1) ゼラチン 第5層;中間層(IL−2) ゼラチン            0・7第6層;低感
度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)     0.8増感色素(
S D −1) 3.0xlO−’(モル/銀1モル) 増感色素(S D −2) 5.0X10−’(モル/
銀1モル) マゼンタカプラー(M−1)    0.2マゼンタカ
プラー(M−2)    0.2カラードマゼンタカプ
ラー(CM−1)0.1 DIR化合物(D −3>      0.02DIR
化合物(D −4>      0.004高沸点溶媒
(Oil−2)     0.4ゼラチン      
      1.0第7層;高感度緑感性乳剤層(GH
) 沃臭化銀乳剤(Em−3)     0.9増感色素(
S D−1) 1.5X10−’(モル/銀1モル) 増感色素(S D −2) 2.5X10−’(モル/
銀1モル) 増感色素(S D −3) 0.55 Xl0−’(モ
ル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−2)    0.09カラード
マゼンタカプラー(CM−2)0.04 DIR化合物(D −3)      0.006高沸
点溶媒(Off−2)     0.3ゼラチン   
         1.0第8層;イエローフィルター
層(YC)黄色コロイド銀         0.1色
汚染防止剤(SC−1)     0.1高沸点溶媒(
Off−3)     0.1ゼラチン       
     0.8第9層;低感度青感性乳剤層(BL) 沃臭化銀乳剤(Em−4)     0.35沃臭化銀
乳剤(Em−2)     0.10増感色素(SD−
5)0.6X10−”(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1)    0.6イエローカ
プラー(Y−2)    0.1DIR化合物(D−2
)      0.01高沸点溶媒(Off−3)  
   0.3ゼラチン            1.0
第10層;高感度青感性乳剤層(BH)沃臭化銀乳剤(
Em−5)     0.4沃臭化銀乳剤(Em−4)
     o、1増感色素(SD−4)IXIO−’ (モル/銀1モル) 増感色素(SD−5)0.3X10−3(モル/銀1モ
ル) イエローカプラー(Y−1)    0.20イエロー
カプラー(Y−2)     0.03高沸点溶媒(O
if−3)     0.07ゼラチン       
     1.1第11層;第1保護層(PRO−1) 微粒子沃臭化銀乳剤 (平均粒径0.08μmA g 12モル%)0.2紫
外線吸収剤(UV−1)     0.10紫外線吸収
剤(UV−2)     0.05高沸点溶媒(Oij
!−1)     0.1高沸点溶媒(Off−4) 
    0.1ホルマリンスカベンジャ−(H3−1)
0.5 ホルマリンスカベンジャ−(MS−2)0.2 ゼラチン            1.0第12層;第
2保護層(PRO−2) 界面活性剤(S U−1)      0.005アル
カリ可溶性マツト剤 (平均粒径2μm ) 0.05 ポリメチルメタクリレート (平均粒径3μm)0.05 滑り剤(WAX−1)       0.04ゼラチン
           0.5向上記組成物の他に、塗
布助剤5u−2、分散助剤5u−3及び5u−4、硬膜
剤H−1,H−2、安定剤5T−1、かぶり防止剤AF
−1、M w : 10.000及びMw : 1,1
00.000の2種のAF2を添加した。
上記試料に用いた乳剤は、下記のとおりである。
Em−1 平均粒径0.45μm。
平均沃化銀含有率6.0モル%。
単分散性(分布の広さ18%)の外縁相の沃化銀含有率
が2モル%のコア/シェル型沃臭化銀乳剤 Em−2 平均粒径0.25μm。
平均沃化銀含有率6.0モル%。
単分散性(分布の広さ18%)の外縁相の沃化銀含有率
が0.5モル%のコア/シェル型沃臭化銀乳剤 m−3 平均粒径0.80μm。
平均沃化銀含有率7.0モル%。
単分散性(分布の広さ16%)の外縁相の沃化銀含有率
が1.0モル%のコア/シェル型沃臭化銀乳剤 平均沃化銀含有率6.0モル%。
単分散性(分布の広さ16%)の外縁相の沃化銀含有率
が1.0モル%のコア/シェル型沃臭化銀乳剤 また、上記試料に用いた化合物は、下記のとおりm−4 平均粒径0.50μm。
平均沃化銀含有率6.0モル%。
単分散性(分布の広さ17%)の外縁相の沃化銀含有率
が1.5モル%のコア/シェル型沃臭化銀乳剤 m−5 平均粒径0.90μm。
D D−3 (CJs) sNH” D−4 し4H9 (CHt)ssUsNa C−3 0■ M −2 I C−1 H −2 H 3 0■ H 0■ 重量平均分子量Mw=3,000 また、 試料Nα101 と同様に、 表−1のように、 第3層。
第4層の増感色素と第9層。
第10層の増 このようにして作製した各試料Nα101〜111を用
いて、マクベス社製力ラーレンディションチャートを撮
影した後、下記の現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像     3分15秒 漂   白       6分30秒 水   洗       3分15秒 定  着       6分30秒 水   洗       3分15秒 安定化   1分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
く発色現像液〉 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N(β−ヒドロ
キシエチル)アニリン・硫酸塩4.75g 無水亜硫酸ナトリウム       4.25gヒドロ
キシアミン・1/2硫酸塩  2.0g無水炭酸カリウ
ム         37.5 g臭化ナトリウム  
         1.3gニトリロ三酢酸・3ナトリ
ウム塩 (l水塩)        2.5g 水酸化カリウム           1.0g水を加
えて11とする。(pH=10.1)〈漂白液〉 エチレンジアミン四酢酸鉄(I[) アンモニウム塩           100 gエチ
レンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.0g臭化ア
ンモニウム         150.0 g氷酢酸 
              10m l水を加えて1
2とし、アンモニウム水を用いてpH=6.0に調整す
る。
〈定着液〉 チオ硫酸アンモニウム       175.0g無水
亜硫酸ナトリウム       8.5gメタ亜硫酸ナ
トリウム       2.3g水を加えて11とし、
酢酸を用いてpH=6.0に調整する。
〈安定液〉 ホルマリン(37%水溶液)      1.5a+I
lコニダツクス(コニカ株式会社製)   1.5te
l水を加えて12とする。
得られた現像法フィルムから、光学濃度0.7のグレー
が同じ濃度になるようにカラーペーパー(コニカカラー
PCペーパータイプSR)にプリントした。各再現色を
、カラーアナライザー(村上色彩社製CMS−1200
)を用い、測色し、これをLsa* b*表色系で第1
図に示した。また各試料の青感性層及び赤感性層の分光
感度の最高感度を与える波長を、表−2に記した。
また、試料Nα101〜111を白色光を用いてウェッ
ジ露光し、前記と同じ現像処理を行った。
このような処理を行った試料Nα101〜111の赤感
性層の感度を求め、表−2に示す。ここでいう感度とは
、各試料の赤フィルターを通して濃度測定したときのそ
れぞれの最低濃度+0.3の光学濃度を与えるのに必要
な露光量から求めたもので、試料101の感度を100
としたときの相対感度で表示した。
第1図において、オリジナル(○印)と原点を結ぶ線上
にあるものが、オリジナルと同じ色相を示すことになる
第1図に示すように、本発明の各試料においては、紫色
(P)、青紫色(BF)、青緑色(BG)及び緑色(G
)の再現点は、オリジナルに近く、表−2 表−2において明らかなように、本発明に係る試料にお
いては赤感性層の感度もそこなわれていない。
また、試料に101.106.111の青感性層のλ=
480nmにおける感度は、それぞれ最大感度を100
%とすると、これに対して、次に掲げるような比感度(
%)であった。
波長480ruwにおける比感度の低いものほど青緑色
再現がよいことを示す。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は
、赤感性層の減感を伴うことなく、従来は再現しにくか
った色相、特に紫や青紫等の紫色系の色相及び青緑や緑
等の緑色系の色相の再現を忠実に達成できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における各試料の色相再現
性を示す色度図であり、(L * 、  a *b”)
表色系の(a6.bll)平面に各試料の色再現を表示
した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に、各々、少なくとも1層の青感性ハロゲ
    ン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、及び赤感性
    ハロゲン化銀乳剤層を有するカラー感光材料において、 該赤感性ハロゲン化銀乳剤層の分光感度分布の最高感度
    波長λ_Rが595nm≦λ_R≦625nmであり、
    かつ、該青感性ハロゲン化銀乳剤層の分光感度分布の最
    高感度波長λ_Bが410nm≦λ_B≦470nmで
    あり、 かつ、該青感性ハロゲン化銀乳剤層の480nmにおけ
    る感度が最高感度波長λ_Bにおける感度の1/2以下
    であることを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62160449A (ja) * 1986-01-08 1987-07-16 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−写真感光材料
JPS6419346A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Fuji Photo Film Co Ltd Color photographic sensitive material

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