JPH0319419B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319419B2
JPH0319419B2 JP13721981A JP13721981A JPH0319419B2 JP H0319419 B2 JPH0319419 B2 JP H0319419B2 JP 13721981 A JP13721981 A JP 13721981A JP 13721981 A JP13721981 A JP 13721981A JP H0319419 B2 JPH0319419 B2 JP H0319419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
pressure
continuously variable
sheave
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13721981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5839875A (ja
Inventor
Shoji Yokoyama
Takeshi Inuzuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP13721981A priority Critical patent/JPS5839875A/ja
Publication of JPS5839875A publication Critical patent/JPS5839875A/ja
Publication of JPH0319419B2 publication Critical patent/JPH0319419B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、Vベルト式無段変速機を用いた車両
用無段自動変速機の油圧制御装置に関するもので
ある。 (従来の技術) 従来、固定プーリと可動プーリとからなるシー
ブが駆動側と被動側に一対配設され、その間にV
ベルトが張設されるVベルト式無段変速機を用い
た車両用無段自動変速機においては、各シーブに
おける固定プーリと可動プーリ間の相対的位置を
変更してシーブの実効径を変えることにより変速
を行うようにしている。 そのため、車両用無段自動変速機には油圧制御
装置が設けられており、また各シーブの可動プー
リを移動させるために油圧サーボが設けられ、該
油圧サーボには、車両の走行条件に応じて制御さ
れた油圧が供給されるようになつている。 すなわち、油圧制御装置は、油圧源から被動シ
ーブの油圧サーボに供給される圧油を車両走行条
件に応じて調圧する油圧調整装置を備え、該油圧
調整装置によつて調圧した圧油を被動シーブの油
圧サーボに供給し、該油圧サーボが発生する押圧
力により動力伝達のための必要なVベルトの張力
を得ている。 また油圧制御装置は、油圧調整装置によつて調
圧された圧油を車両走行条件に応じて上記駆動シ
ーブの油圧サーボに選択的に給排する減速比制御
機構を備えており、上記調圧された圧油を駆動シ
ーブの油圧サーボに選択的に給排することによつ
てVベルト式無段変速機を変速させるようにして
いる。 すなわち、減速比制御機構によつて駆動シーブ
の油圧サーボの押圧力を高くすると、ベルト張力
に抗して駆動シーブのV字空間が減少すると共に
被動シーブのV字空間が増加して、Vベルト式無
段変速機はアツプシフトされる。 また、減速比制御機構によつて駆動シーブの油
圧サーボから圧油を排出して駆動シーブの油圧サ
ーボの押圧力を低くすると、ベルト張力によつて
駆動シーブのV字空間が増加すると共に、圧油が
供給されている被動シーブの油圧サーボによる押
圧力によつて被動シーブのV字空間が減少し、V
ベルト式無段変速機はダウンシフトされる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の車両用無段自動変速
機の油圧制御装置においては、変速時にV字空間
が減少する側のシーブの油圧サーボは、シーブの
変移に伴つて油圧サーボの容積が増大するため、
シーブを変移させる押圧力を得るのに十分な圧力
を油圧サーボ内に発生させるためには多量の圧油
が必要となるが、油圧制御装置からそれだけの圧
油を供給するのは困難である。 すなわち、上述したように変速時に油圧制御装
置からシーブの油圧サーボに供給される油圧は、
ベルトの張力を調整するために調圧された油圧で
あつて、該油圧を変速時にV字空間が減少する側
のシーブの油圧サーボに供給しても、十分な流量
を得ることができず、ベルトの張力に抗して急速
に油圧サーボの容積を増大することができない。 したがつて、シーブのV字空間を減少する速度
が遅く、速やかに変速を行うことができず、良好
なシフトフイーリングが得られない。 本発明は、変速時のシーブの油圧サーボへの圧
油の供給速度を高め、これにより変速速度を高め
てシフトフイーリングを向上することができる車
両用無段自動変速機の油圧制御装置を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段) そのために、本発明の車両用無段自動変速機の
油圧制御装置においては、それぞれの油圧サーボ
により実効径を可変とすることができる駆動シー
ブ及び被動シーブと、両シーブ間を伝動するVベ
ルトとからなるVベルト式無段変速機と、上記両
シーブの油圧サーボに油圧を供給するための油圧
制御装置からなる車両用無段自動変速機の油圧制
御装置において、油圧源からの油圧を車両走行条
件に応じて調圧して上記駆動シーブ及び被動シー
ブの油圧サーボに供給される油圧とする油圧調整
装置と、該油圧調整装置によつて調圧された油圧
を車両走行条件に応じて上記駆動シーブの油圧サ
ーボに選択的に給排する減速比制御機構とを備え
ている。 そして、上記油圧調整装置は、油圧源から吐出
される油圧を調圧して第1のライン圧とする第1
の調圧装置と、該第1の調圧装置によつて得られ
る油圧を減圧して第2のライン圧とする第2の調
圧装置とを有する。 上記第2のライン圧は、上記被動シーブの油圧
サーボに供給して上記Vベルト式無段変速機の動
力伝達のためのベルト挟持力を発生させるのに十
分な油圧とされ、上記第1のライン圧は、上記第
2のライン圧より高く、上記減速比制御機構を介
して上記駆動シーブ及び被動シーブの油圧サーボ
の少なくともいずれか一方に選択的に供給して変
速を行うのに十分な油圧とされる。 (作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のようにそれぞれの油圧
サーボにより実効径を可変とすることができる駆
動シーブ及び被動シーブと、両シーブ間を伝動す
るVベルトとからなるVベルト式無段変速機と、
上記両シーブの油圧サーボ油圧を供給するための
油圧制御装置からなる車両用無段自動変速機の油
圧制御装置において、油圧源からの油圧を車両走
行条件に応じて調圧して上記駆動シーブ及び被動
シーブの油圧サーボに供給される油圧とする油圧
調整装置と、該油圧調整装置によつて調圧された
油圧を車両走行条件に応じて上記駆動シーブの油
圧サーボに選択的に給排する減速比制御機構とを
備えている。 そして、上記油圧調整装置は、油圧源から吐出
される油圧を調圧して第1のライン圧とする第1
の調圧装置と、該第1の調圧装置によつて得られ
る油圧を減圧して第2のライン圧とする第2の調
圧装置とを有するとともに、上記第2のライン圧
は、上記被動シーブの油圧サーボに供給して上記
Vベルト式無段変速機の動力伝達のためのベルト
挟持力を発生させるのに十分な油愛とされ、上記
第1のライン圧は、上記第2のライン圧より高
く、上記減速比制御機構を介して上記駆動シーブ
及び被動シーブの油圧サーボの少なくともいずれ
か一方に選択的に供給して変速を行うのに十分な
油圧とされる。 したがつて、変速時に上記減速比制御機構を介
して第1のライン圧を駆動シーブ及び被動シーブ
の油圧サーボのいずれかに供給することができる
ため、油圧サーボへの圧油の供給量を多くするこ
とができ、シーブは速やかにV字空間を減少させ
る。その結果、変速速度が高まり、良好なシフト
フイーリングを得ることができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は本発明の油圧制御装置により制御され
たベルト式の車両用無段自動変速機を示す図であ
る。 図において、車両用無段自動変速機100は、
Vベルト式無段変速機200と該無段変速機20
0の入力側に連結されたトルクコンバータ300
と、本実施例では該無段変速機200の出力側に
連結れている前進後進切換用遊星歯車機構400
と該前進後進切換用遊星歯車機構400の出力側
に連結された減速歯車機構500と、該減速歯車
機構500に連結されたデフアレンシヤルギヤ6
00により構成される。なお、前進後進切換機構
には遊星歯車機構以外の他の機構を用いてもよ
い。 1はエンジン出力軸に連結した上記無段自動変
速機100の入力軸、2はVベルト式無段変速機
置200の入力軸を形成する管状の第1中間軸で
あり、入力軸1と第1中間軸2はトルクコンバー
タ300を介して連結されている。 3は上記無段自動変速機100出力軸、4は出
力軸の外側に同軸状に配設され、Vベルト式無段
変速機200の出力軸である管状の第2の中間軸
であり、該第2中間軸4と出力軸3とは、前進後
進切換用遊星歯車機構400、第3中間軸5、減
速歯車機構500、デフアレンシヤルギヤ600
を介して連結されている。 6,7はそれぞれ第1中間軸2と第2中間軸4
に摺動自在に嵌合された可動フランジであり、そ
れぞれ中間軸2,4に添つた管状の軸受部6A,
7Aを有し、該可動フランジ6及び7を側壁とし
てそれぞれの中間軸2,4と同心的に第1のシリ
ンダ8が一体に溶接され、第1のシリンダ9が一
体に形成されている。 10,11はそれぞれ第1中間軸2、第2中間
軸4と一体形成された固定フランジであり、可動
フランジ6,7と固定フランジ10,11はそれ
ぞれ対応してVベルト12を受け入れるV字空間
13,14を面成するとともにシーブA,Bを構
成している。15,16はそれぞれ第1のシリン
ダ8,9内に挿設された第1の固定壁であり、シ
リンダ8,9の内壁に接するフランジ部15A,
16Aと、該フランジ部15A,16Aに連続す
る管状部15B,16Bと、該管状部15B,1
6Bに連続し、それぞれの中間軸2,4に固定さ
れる固定部15C,16Cとを有する。 該第1の固定壁15,16はシリンダの側壁で
ある可動フランジ6,7間にそれぞれ第1の環状
油室17,18を形成する。19,20はそれぞ
れ第1のシリンダ8,9に外嵌する第2のシリン
ダ21,22と一体に形成された第2の固定壁で
あり、第1の固定壁の固定部15C,16Cと接
して中間軸2,4に固定されている。 該第2のシリンダ21の先端部(図示右側)は
外側半径方向に折り曲げられ、フランジ状部21
Aを形成し、該フランジ状部21Aの外周側に歯
21Bが形成されている。23は自動変速機ケー
ス700の上記フランジ状部21Aに対応する所
定位置に装着された電磁ピツクアツプである。該
電磁ピツクアツプ23と上記フランジ状部21A
とで駆動シーブ回転数、すなわち、第1中間軸2
の回転数の検出装置を構成している。上記第2の
固定壁19,20は第2の固定壁に一体の第2の
シリンダ21,22と上記第1の固定壁の管状部
15B,16B間に摺動可能に挿設された環状板
状の受圧板24,25との間に第2の環状油室2
6,27を形成している。 なお、24′,25′は上記受圧板24,25と
第1の固定壁15,16間に形成された油圧補正
室である。 28,29は、それぞれ第1中間軸2と可動フ
ランジ6、第2中間軸4と可動フランジ7の摺動
面の双方に設けた軸方向の溝に挿入した球体であ
り、可動フランジ6,7と中間軸2,4の相対的
回転を阻止する作用とするものである。 Vベルト式無段変速機200は、Vベルト12
と、シーブA,BとシーブA,Bの油圧サーボ
C,Dにより構成される。このVベルト式無段変
速機200は、上記駆動シーブ回転数検出装置、
さらに車速、スロツトル開度等からの検出情報が
入力されて、第1の油室17,18と第2の油室
26,27とを有する油圧サーボC,Dへ供給さ
れる油圧をコントロールすることによつて、可動
フランジ6,7が駆動されてV字空間13,14
の巾が増減され、これに伴いシーブA,Bと接動
するVベルト12の回転半径すなわち実効径が増
減して車両の走行状態に応じた無段階の変速が行
われる。 流体式トルクコンバータ300はポンプインペ
ラ301、タービランナ302、ステータ303
及びワンウエイクラツチ304で形成される。 前進後進切換用遊星歯車機構400は、リング
ギヤ404、サンギヤ405、プラネタギヤ40
6及びプラネタリキヤリア408で構成される。 上記リングギヤ404は、無段変速機200の
出力軸である第2中間軸4とドラム403を介し
て連結され、該ドラム403によつて多板クラツ
チ401を作動する油圧サーボ402のシリンダ
402Aが形成される。 また、サンギヤ405は、遊星歯車機構400
の出力軸である第3中間軸5とスプライン嵌合で
連結されるとともに、該ドラム403と上記多板
クラツチ401を介して連結され、プラネタリギ
ヤ406が上記サンギヤ405とリングギヤ40
4間に回転自在に嵌合される。 そして、プラネタリキヤリア408は、プラネ
タリギヤ406を回転自在に支持するとともに多
板ブレーキ407を介して自動変速機ケース70
0に係合される。 前進後進切換用遊星歯車機構400は、また多
板クラツチ401を作動させる油圧サーボ402
と、多板ブレーキ407を作動させる油圧サーボ
409を有している。 この前進後進切換用遊星歯車機構400は多板
クラツチ401が係合し、多板クラツチ407が
解放しているとき減速比1の前進ギヤが得られ、
多板クラツチ401が解放し、多板ブレーキ40
7が係合しているとき減速比0.7の後進ギヤとな
る。 この後進時の減速比0.7は通常の自動車用変速
機の後進時の減速比に比較して小さいが、本実施
例ではVベルト式無段変速機において得られる減
速比(例えば2.4)と、減速歯車機構500にお
いて得られる減速比を利用することができるの
で、全体として適切な減速比を得ることができ
る。 減速歯車機構500は、Vベルト式無段変速機
200で得られる変速範囲が通常の車両用変速装
置により達成される変速範囲より低いことを補う
ためのものであり、入出力軸間で減速比1.45の変
速を行い、トルクの増大を行つている。 デフアレンシヤルギヤ600は二つの出力軸3
と連結され、減速歯車機構500からの出力を二
つの出力軸3に分配する。 第2図は本発明にかかる車両用無段自動変速機
の油圧制御装置を示す図である。 本発明の油圧制御装置はエンジンを動力源とす
る油圧発生源(油圧源)50、該油圧発生源50
から供給された油圧をスロツトル開度、車速など
車両走行条件に応じて調圧し、ライン圧として出
力する油圧調整装置60、Vベルト式無段変速機
200の減速比を制御する減速比制御機構70、
上記油圧調整装置60にスロツトル開度、車速等
車両の走行条件に応じた油圧を出力して制御する
ライン圧制御機構80及び手動により前進・後進
を切り換えるマニユアルバルブ90で構成され
る。 油圧発生源50はエンジンにより駆動されるオ
イルポンプ51によりストレーナ52を介してオ
イルパン53から作動油を吸入して、リリーフバ
ルブ54付油路31へエンジン回転数に応じた吐
出量で吐出する。 油圧制御装置60は第1の調圧装置すなわち第
1レギユレータバルブ61と第2の調圧装置すな
わち第2レギユレータバルブ65とからなる。第
1レギユレータバルブ61は、上記油路31に連
結する調圧油圧610を有し、オリフイス64を
介して図示上端油室611から前記油路31の油
圧が図示上端ランド621に印加され、該ランド
621の下側に設けられた該ランド621より大
きい外径を有するランド622にオリフイス75
を介して油路31に連結した油路32の油圧が印
加される。 また、第1レギユレータバルブ61は、図示下
端ランド623にスプリング612が背設された
スプール62と、該スプール62と直列的に配置
され、図示下端油室613からライン圧制御装置
80の第2の出力油圧を受け、上記スプール62
を図示上方に押圧するプランジヤ63を有してい
る。そして、ランド621に印加される油路31
の油圧及びランド622に印加される油路32の
油路と、背設されたスプリング及びプランジヤ6
3による押圧力との平衡でスプール62が上下動
し、中間ランド624と弁壁615とのなす油圧
610の余剰油排出ポート616との連通環状開
口面積を増減され、油路31の油圧を車速、スロ
ツトル開度等に関連した第1ライン圧に調圧す
る。 また、第2レギユレータバルブ65は、第1レ
ギユレータバルブ61の余剰油排出ポート616
と油路33を介して連絡する調圧油室650を有
しており、オリフイス68を介して上端油室65
1から上記油路33の油圧が上端ランド661に
印加される。また、下端ランド662にスプリン
グ652が背設されたスプール66と、該スプー
ル66と直列的に配置され、下端油路663から
ライン圧制御機構80の第1出力油圧を受け、上
記スプール66を上方に押圧するプランジヤ67
とを有する。 そして、ランド661に印加される油路33の
油圧と、背設されたスプリング652及びプラン
ジヤ67による押圧力との平衡で、上記スプール
66が上下動し、中間ランド664と弁壁665
が形成する油圧650と余剰油排出ポート656
又はドレインポート657との連通環状開口面積
を増減させ、油路33の油圧を車速、スロツトル
開度等に関連した第2ライン圧に調圧する。 第2レギユレータバルブ65の余剰油排出ポー
ト656から排出された余剰油は、クーラバイパ
ス弁55が設けられた油路34からトルクコンバ
ータ1、オイルクーラ56及び潤滑必要部へ供給
され、ドレインポート657からのドレインはオ
イルポンプ51の吸入側に流出する。 減速比制御機構70は、ドレインポート710
との連通面積を調節する傾斜面71aが設けられ
た上端ランド721にスプリング711が背設さ
れたスプール72を有する減速比制御弁71、上
記傾斜面71aと共に該減速比制御弁71の図示
上端油室712の油圧を制御するダウンシフトソ
レノイドバルブ73、減速比制御弁71の下端油
室713の油室を制御するアツプシフトソレノイ
ドバルブ74及びシフトシーケンス弁78を有す
る。 スプール72はオリフイス76を油路33に連
絡した減速制御弁71の油室712からランド7
21に受ける油圧及びスプリング711のばね荷
重による下向きの力と、オリフイス77を介して
油路33に連絡した減速比制御弁71の油室71
3から下端ランド722に受ける上向きの力との
平衡により制御され、中間ランド723とランド
722との間に設けられ、出力ポート715に連
絡する第1油室724が第1ライン圧供給ポート
717及びドレインポート714と連通する開口
面積を調整し、出力ポート715から油路35を
介して、Vベルト式無段変速機の駆動シーブ油圧
サーボDに油圧を出力し、かつオリフイス75を
介して油路31と連絡する上記油路32からポー
ト718を介して供給された油圧ドレインポート
714から漏らし、油路32の油圧を調圧する。 シフトシーケンスバルブ78は、図の左端79
1にスプリング781が背設され、右端ランド7
92にトルク比をコントロールする減速比制御機
構70が出力した油路35の油圧が印加され、中
間ランド793が設けられたスプール79を有
し、上記スプリング781のばね荷重とランド7
92に加わる油圧との平衡でスプール79が動か
され、Vベルト式無段変速機の被動シーブ油圧サ
ーボC及びマニユアルバルブ90に連絡する油路
36と、第1ライン圧が供給されている油路31
又は第2ライン圧が供給されている油路33との
連絡の切換えと、油路33とのライン圧制御機構
80に連絡した油路37との連絡又は遮断を行
う。 ライン圧制御機構80は、スロツトルバルブ8
1、カツドバツク弁84、ローカツトバツクバル
ブ86及びガバナバルブ88により構成される。 スロツトルバルブ81は、スプール82とスプ
リング811を介して該スプール82に直列して
配置され、スロツトル開度に応じて動かされるス
ロツトルプランジヤ83とを有する。スプール8
2は上記スプリング811が背設された左端ラン
ド821、右端の小外径ランド822、中間に設
けられたランド821と同一の受圧面積を有する
ランド823、ランド822トルクコンバータ8
23の中間に設けられた両ランドの中間面積を有
するランド824を有する。上記ランド821,
823間には油路31に連絡するポート812と
の連通面積を調整して出力ポート814、油路3
8から第1制御圧を出力する油圧825が設けら
れ、ランド823,824間の油室826にはオ
リフイス813を介して油路38の出力油圧がフ
イードバツクされ、ランド824,822間の油
室827にはカツトバツク弁84の出力するカツ
トバツク圧が油路39から供給されており、上記
スプリング811によるばね荷重と、油室82
6,827に印加される油圧との平衡により動か
され、上記ポート812の開口面積が調整されて
第1制御圧が出力される。 スロツトルプランジヤ83はスロツトル開度に
応じて移動し、油路40から供給されたローカツ
トバツク弁86の出力油圧を油路41から出力す
る。89はチエツク弁であり、油路38と油路4
1のいずれか一方の油路と油路42を連絡し、第
2出力油圧として第1レギユレータバルブの油圧
613に出力する。 カツトバツク弁84はスプール85を有し、油
路38と連絡するポート841の開口面積を調整
し、該ポート841が設けられた油室851の油
圧を調圧し、油路39からスロツトルバルブ81
に出力する。スプール85はオリフイス842を
介して図示左端油室852に供給された油路39
の出力油圧と、オリフイス43を介して油路31
と連絡した油路44を経て小径の図示右端ランド
854と中間ランド853との間の油室856に
供給されたガバナ圧とにより動かされる。 ローカツトバツク弁86は、図示上端に油路4
4のガバナ圧を入力する油室871と図示下端に
オリフイス861を介して油路40のローカツト
バツク圧がフイードバツクされる油室872を有
し、該ガバナ圧を図示上端ランド873に受け、
ローカツトバツク圧を図示下端ランド874に受
けて動かされ両ランド間に調圧油室875を有す
るスプール87により、シフトシーケンス弁78
から油路37を介して供給された第2ライン圧の
供給ポート863の開口面積とドレインポート8
65の開口面積とを調整し、出力ポート876を
介して油路40にローカツトバツク圧を出力す
る。 ガバナ弁88、車両用無段自動変速機出力軸の
回転速度に応じてガバナウエイト881,882
が半径方向に広がり、油路44の油圧を車両速度
に応じて調圧する。 マニユアルバルブ90は手動により動かされ、
L(ロー)、D(ドライブ)、N(ヒユートラル)、R
(リバース)、P(パーク)の各レンジにシフトさ
れ、L、Dレンジにシフトされたとき、油路36
の遊星歯車変速機のクラツチの油圧サーボ402
と連絡する油路45とを連絡するとともに、遊星
歯車変速機のブレーキの油圧サーボ409に連絡
する油路46を排圧し、Rレンジのとき油路45
を排圧するとともに、油路46と油路36とを連
絡する。N、Pレンジのとき、油路45,46は
共に排圧される。 次に、上記油圧制御装置の作用を説明する。 エンジンからトルクコンバータ1を経てVベル
ト式無段変速機の駆動シーブAに伝えられる入力
トルクに対して、各シーブA,BとVベルト12
との間にスリツプを生じないために必要な油圧
は、通常被動シーブBの油圧サーボCに加えられ
る。この時必要な油圧は被動シーブ回転数に対し
第3図に示す特性曲線のようになる。 これに対し、本発明の油圧制御装置は被動シー
ブ油圧サーボCへの供給油圧を次のように制御す
る。 ガバナバルブ88は出力軸回転数に応じて油路
44の油圧を第4図に示すガバナ圧に調整し、該
ガバナ圧を入力すると、ローカツトバツク弁86
大びカツトバツク弁84の出力するローカツトバ
ツク圧とカツトバツク圧はそれぞれ第5図及び第
6図のように変化する。 スロツトバルブ81はエンジンのスロツトル開
度に応じてスロツトルプランジヤ83が第7図の
ようにストロークし、該スロツトルプランジヤの
ストローク量と油路39から油室827に供給さ
れるカツドバツク圧とでスプール82が制御され
て油路38から第8図に示すように、カツトバツ
ク点で勾配が不連続となるスロツトル圧を出力
し、第1レギユレータバルブ61とレギユレータ
バルブ65とを制御し、かつスロツトル開度θを
設定値θ1以下としたときに、油路40と油路41
とを連絡し、油路41、チエツクバルブ89、油
路42を介してフランジヤ83はローカツトバツ
ク圧をスロツトル圧として第1レギユレータバル
ブに出力する。 第9図は油路38を介して出力されるスロツト
ル圧とスロツトル開度θとの関係を示す特性曲線
を示す図である。 第1レギユレータバルブ61では第8図に示す
スロツトル圧を入力として第10図に示す第1ラ
イン圧を油路31を介して出力する。第1レギユ
レータバルブ61ではその出力油圧のフイードバ
ツクをランド621とランド622に行つてお
り、そのうちのランド621のみでフイードバツ
ク圧を受けた場合、1stステージ、両ランド62
1と622の両方で受けた場合を2ndステージと
し、第10図に区分して表示する。 第2レギユレータバルブ65では第8図に示す
スロツトル圧を入力して第11図に示す第2ライ
ン圧を油路33を介して出力する。第2レギユレ
ータバルブではスプリング652とプランジヤ6
7とが直列になつており、したがつて、スロツト
ル圧がある一定値(スプリング力とプランジヤ受
圧面積により定まる。)以下ではその出力する第
2ライン圧は第11図のように入力したスロツト
ル圧にかかわらず一定値となる。 スロツトル圧がそれ以上の時は、出力する第2
ライン圧はスロツトル圧に対応した圧力特性を示
す。この第2ライン圧は被動シーブの油圧サーボ
の変速開始後の必要油圧以上の圧力となるよう設
定される。 減速比制御機構70の減速比制御弁71及びソ
レノイドバルブ73,74の作用を第12図を用
いて説明する。 定シフト時において、第12図に示すように電
気制御回路95の出力により制御されるソレノイ
ドバルブ73,74はオフされている。これによ
り油室713の油圧P1はライン圧となり、油室
712の油圧P2もスプール72が図示右側にあ
るときはライン圧となつている。 スプール72はスプリング711による押圧力
P8があるので、逗子左方に動かされる。スプー
ル72が左方に移動され油室712とドレインポ
ート710とが連通するP2は排圧されるので、
スプール72は油室713の油圧P1により図示
右方に動かされる。スプール72が右方に移動さ
れるとドレインポート710は閉ざされる。 したがつて、スプール72はこの場合、第13
図に示すように中間位置の平衡点に保持される。
また、ドレインポート710とスプール72との
ランドエツジにフラツトな平面71aを設けるこ
とにより、より安定したスプール72を第12図
Aのように中間位置の平衡点に保持することが可
能となる。 この状態においては油路31は閉じられてお
り、駆動シーブAの油圧サーボDの油圧は被動シ
ーブBの油圧サーボCに加わつているライン圧に
よりVベルト12を介して圧縮される状態にな
り、結果的に油圧サーボCの油圧と平衡する。 実際上は油路35においても油漏れがあるた
め、駆動シーブAは徐々に拡げられてトルク比T
が増加する方向に変化していく。したがつて、第
12図Aに示すようにスプール72が平衡する位
置においては、ドレインポート714を閉じ、油
路31はやや開いた状態となるようスプール72
のランドエツジにフラツトな面71aを設け、油
路35における油漏れを補うようにしている。 また、第14図に示すように面71aの代わり
に油路33と油路35の間をオリフイス47を有
する油路48で連絡しても同様な機能を果たす。 アツプシフト時において、第12図Bに示すよ
うに電気制御回路95の出力によりソレノイドバ
ルブ74がオンされる。これにより油室713が
排圧されるため、スプール72は図示左方に動か
され、スプール72の移動に伴い、油室712も
ドレインポート710から排圧されるが、スプリ
ング711の作用でスプール72は図示左端に設
定される。 この状態では油路31のライン圧ポート715
を介して油路35に供給されるため、油圧サーボ
Dの油圧は上昇し、駆動シーブAは閉じられる方
向に作動してトルク比Tは減少する。したがつ
て、ソレノイドバルブ74のオン時間を必要に応
じて制御することによつて所望のトルク比だけ減
少させ、アツプシフトを行う。 ダウンシフト時において、第12図Cに示すよ
うに電気制御回路95の出力によりソレノイドバ
ルブ73がオンされ、油室712が排圧される。
スプール72は油室713のライン圧により図示
右方に動かされ、油路35はドレインポート71
4と連通して排圧され、駆動シーブAは拡がる方
向に作動してトルク比Tは増大する。このように
ソレノイドバルブ73のオン時間を制御すること
により、トルク比を増大させダウンシフトさせ
る。 このように、駆動シーブAの油圧サーボDに
は、減速比制御弁71の出力油圧が供給され、被
動シーブBの油圧サーボCにはライン圧が導かれ
ており、油圧サーボDの油圧をPi、出力側油圧サ
ーボCの油圧Pp/Piはトルク比Tに対して第13
図のグラフに示すような特性を有し、例えばスロ
ツトル開度θ=50%、トルク比T=1.5(図中a
点)で走行している状態からアクセルをゆるめて
θ=30%とした場合、Pp/Piがそのまま維持され
るときはトルク比T=0.87の図中b点に示す運転
状態に移行し、逆にトルク比T=1.5の状態を保
つには入力側プーリを制御する減速比制御機構7
0の出力によりPp/Piの値を増大させ、図中c点
の値に変更する。このようにPp/Piの値を必要に
応じて制御することにより、あらゆる負荷状態に
対応して任意のトルク比に設定することができ
る。 また、この減速比制御弁71は第1レギユレー
タバルブ61が出力した第1ライン圧を一方のフ
イードバツク油路である油路32の油圧で調圧す
る。油路32はポート718を介してランド72
1とランド723との間の油室725に連絡し、
スプール72の移動によりアツプシフト時にはド
レインポート714から排圧され、ダウンシフト
時にはドレインポート710から排圧され、これ
により第1レギユレータバルブ61はランド62
2へ加わるフイードバツク油圧が排圧されるので
出力する第1ライン圧が第10図に示す1stステ
ージ圧となる。 シフトシーケンス弁78は、駆動シーブの油圧
サーボDへの供給油圧を入力信号として、被動シ
ーブの油圧サーボCへ供給する油圧をダウンシフ
ト時には第1ライン圧(第10図に示す1stステ
ージ圧)、それ以外では第2ライン圧にする。し
たがつて、アツプシフト状態及びノーシフト状態
では第2ライン圧により必要な容量を確保しダウ
ンシフト時には1stステージの第1ライン圧によ
りダウンシフトに必要な容量(駆動シーブに加わ
る遠心力により油圧に対してダウンシフト可能な
油圧)を確保する。 また、ダウンシフト時には後述するローカツト
弁86に第2ライン圧を供給する。 マニユアルバルブ90は油路36を介して被動
シーブCへの供給圧を入力し、P〜Lのシフトレ
ンジに応じて次の表の通り遊星歯車変速機400
のクラツチ401、ブレーキ407に油圧を供給
する。
【表】 ローカツトバルブ86はダウンシフト時にのみ
第2ライン圧がシフトシーケンス弁78を通して
入力され、それがガバナ圧によつて調整される。 ガバナ圧をPG、第2ライン圧をP2、ローカツ
トバルブ出力圧をPMとすると、 PG≧P2のときPM=P2 PG<P2のときPM=PG の関係で表される油圧をスロツトルバルブプラン
ジヤ83に出力する。 スロツトルバルブプランジヤ83は、前述のロ
ーカツトバルブ87の出力圧を入力し、スロツト
ル開度が小さい時のみ(例えばθ≦10%)ローカ
ツトバルブ出力圧をチエツク弁89を介して第1
レギユレータバルブのプランジヤに入力する。 スロツトル開度が大きい時(例えば10%<θ)
にはローカツト弁出力圧はチエツク弁89に出力
されず、スロツトル圧が第1レギユレータバルブ
に加えられる。したがつて、スロツトル開度が小
さい時におけるダウンシフトでは第10図に示す
ように第1ライン圧とは異なり、第15図に示す
特性となる。 マニユアルバルブ90をDレンジ又はLレンジ
に設定したときの油圧制御装置の油路の連絡状態
を第16図〜第19図に示す。 第16図はアツプシフト時、第17図は定シフ
ト時を示しいずれもスロツトルバルブプランジヤ
83による油路40と油路41の連絡されている
ときと連絡されていないときの両方の状態を含む
ものである。 第18図はダウンシフト時で油路40と油路4
1の連絡が停止されている状態を示し、第19図
はダウンシフトにおいて、油路40と油路41と
が連絡している場合を示す。 第20図は本発明における車両用無段自動変速
機の油圧制御装置の第2の実施例を示す図であ
る。 第2図で示した構成では、第1レギユレータバ
ルブ61へのフイードバツク油路32へ、第1ラ
イン圧をそのまま供給しているが、本実施例では
油路35へ出力される駆動シーブDの供給圧を油
路35を介してフイードバツクしており、本実施
例においても第1レギユレータバルブ61は第2
図に示すし実施例と同様に第10図及び第15図
に示す第1ライン圧を生じる。 第21図は第3の実施例を示し、第2図におけ
るローカツトバルブ弁86を省略している。 この場合、ダウンシフト時にスロツトバルブプ
ランジヤに供給される油圧は常に第2ライン圧と
なる。したがつて、スロツトル開度が小さく、か
つダウンシフト時には第22図に示す油圧が第1
ライン圧となる。 第23図は第4の実施例を示し、第21図にお
ける実施例のようにローカツトバツク弁86を省
略し、かつ油路44のガバナ圧をシフトシーケン
ス弁78を介してスロツトルプランジヤ67に印
加している。 この場合、ダウンシフト時にスロツトルバルブ
プランジヤに供給される油圧はガバナ圧である。
したがつて、スロツトル開度が小さく、かつダウ
ンシフト時には第24図に示す油圧がプライマリ
レギユレータ圧となる。 なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用無段自動変速機の断面
図、第2図は本発明の車両用無段自動変速機の油
圧制御装置の一実施例を示す油圧回路図、第3図
は被動シーブの回転数と必要油圧との関係を示す
図、第4図はガバナ圧特性を示す図、第5図はロ
ーカツトバツク圧特性を示す図、第6図はカツト
バツク圧特性を示す図、第7図はスロツトルバル
ブプランジヤのストローク量を示す図、第8図は
スロツトル圧と被動シーブ回転数の関係図、第9
図はスロツトル圧とスロツトル開度の関係図、第
10図は第1ライン圧特性を示す図、第11図は
第2ライン圧特性を示す図、第12図は減速比制
御機構における減速比制御弁部分の作動説明図、
第13図は減速制御機構の作動説明図、第14図
は減速比制御装置の他の実施例を示す油圧回路
図、第15図はダウンシフト時の第1ライン圧特
性を示す図、第16図は本発明の油圧制御装置の
第2の実施例を油圧回路のアツプシフト状態図、
第17図は定シフト状態図、第18図はダウンシ
フト状態図、第19図はダウンシフトの他の状態
図、第20図は本発明の第2の実施例の油圧回路
図、第21図は本発明の第3の実施例の油圧回路
図、第22図はダウンシフト時の第1ライン圧特
性を示す図、第23図は本発明の第4の実施例の
油圧回路図、第24図はそのダウンシフト時の第
1のライン圧特性を示す図である。 2……入力軸(第1中間軸)、4……出力軸
(第2中間軸)、A……入力側プーリ、B……出力
側プーリ、12……Vベルト、C……プーリAの
油圧サーボ、D……プーリBの油圧サーボ、50
……油圧発生源、51……オイルポンプ、60…
…油圧調整装置、61……第1レギユレータバル
ブ、65……第2レギユレータバルブ、70……
減速比制御機構、71……減速比制御弁、73…
…ダウンシフトソレノイド、74……アツプシフ
トソレノイド、78……シフトシーケンス弁、8
0……ライン圧制御機構、81……スロツトルバ
ルブ、83……スロツトルプランジヤ、84……
カツドバツク弁、88……ガバナ弁、90……マ
ニユアルバルブ、200……Vベルト式無段変速
機構、300……流体式トルクコンバータ、40
0……前進後進切換え用遊星歯車機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれの油圧サーボにより実効径を可変と
    することができる駆動シーブ及び被動シーブと、
    両シーブ間を伝動するVベルトとからなるVベル
    ト式無段変速機と、前記両シーブの油圧サーボに
    油圧を供給するための油圧制御装置からなる車両
    用無段自動変速機の油圧制御装置において、油圧
    源からの油圧を車両走行条件に応じて調圧して前
    記駆動シーブ及び被動シーブの油圧サーボに供給
    される油圧とする油圧調整装置と、該油圧調整装
    置によつて調圧された油圧を車両走行条件に応じ
    て前記駆動シーブの油圧サーボに選択的に給排す
    る減速比制御機構とを備え、前記油圧調整装置
    は、油圧源から吐出される油圧を調圧して第1の
    ライン圧とする第1の調圧装置と、該第1の調圧
    装置によつて得られる油圧を減圧して第2のライ
    ン圧とする第2の調圧装置とを有し、前記第2の
    ライン圧は、前記被動シーブの油圧サーボに供給
    して前記Vベルト式無段変速機の動力伝達のため
    のベルト挟持力を発生させるのに十分な油圧と
    し、前記第1のライン圧は、前記第2のライン圧
    より高く、前記減速比制御機構を介して前記駆動
    シーブ及び被動シーブの油圧サーボの少なくとも
    いずれか一方に選択的に供給して変速を行うのに
    十分な油圧としたことを特徴とする車両用無段自
    動変速機の油圧制御装置。 2 それぞれの油圧サーボにより実効径を可変と
    することができる駆動シーブ及び被動シーブと、
    両シーブ間を伝動するVベルトとからなるVベル
    ト式無段変速機と、前記両シーブの油圧サーボに
    油圧を供給するための油圧制御装置からなる車両
    用無段自動変速機の油圧制御装置において、油圧
    源からの油圧を車両走行条件に応じて調圧して前
    記駆動シーブ及び被動シーブの油圧サーボに供給
    される油圧とする油圧調整装置と、該油圧調整装
    置によつて調圧された油圧を車両走行条件に応じ
    て前記駆動シーブの油圧サーボに選択的に給排す
    る減速比制御機構とを備え、前記油圧調整装置
    は、油圧源から吐出される油圧を調圧して第1の
    ライン圧とする第1の調圧装置と、該第1の調圧
    装置によつて得られる油圧を減圧して第2のライ
    ン圧とする第2の調圧装置とを有し、前記第2の
    ライン圧は、前記被動シーブの油圧サーボに供給
    して前記Vベルト式無段変速機の動力伝達のため
    のベルト挟持力を発生させるとともに、前記第1
    のライン圧は、前記第2のライン圧より高くし、
    前記減速比制御機構を介して前記駆動シーブの油
    圧サーボに選択的に供給して変速を行わせること
    を特徴とする車両用無段自動変速機の油圧制御装
    置。 3 それぞれの油圧サーボにより実効径を可変と
    することができる駆動シーブ及び被動シーブと、
    両シーブ間を伝動するVベルトとからなるVベル
    ト式無段変速機と、前記両シーブの油圧サーボに
    油圧を供給するための油圧制御装置からなる車両
    用無段自動変速機の油圧制御装置において、油圧
    源からの油圧を車両走行条件に応じて調圧して前
    記駆動シーブ及び被動シーブの油圧サーボに供給
    される油圧とする油圧調整装置と、該油圧調整装
    置によつて調圧された油圧を車両走行条件に応じ
    て前記駆動シーブの油圧サーボに選択的に給排す
    る減速比制御機構とを備え、前記油圧調整装置
    は、油圧源から吐出される油圧を調圧して第1の
    ライン圧とする第1の調圧装置と、該第1の調圧
    装置によつて得られる油圧を減圧して第2のライ
    ン圧とする第2の調圧装置とを有し、前記第2の
    ライン圧は、前記被動シーブの油圧サーボに供給
    して前記Vベルト式無段変速機の動力伝達のため
    のベルト挟持力を発生させるのに十分な油圧と
    し、前記第1のライン圧は、前記第2のライン圧
    より高く、Vベルト式無段変速機の変速を行うの
    に十分な油圧とし、かつ前記第1のライン圧及び
    前記第2のライン圧が前記減速比制御機構を介し
    て前記被動シーブの油圧サーボに選択的に供給さ
    れることを特徴とする車両用無段自動変速機の油
    圧制御装置。 4 それぞれの油圧サーボにより実効径を可変と
    することができる駆動シーブ及び被動シーブと、
    両シーブ間を伝動するVベルトとからなるVベル
    ト式無段変速機と、前記両シーブの油圧サーボに
    油圧を供給するための油圧制御装置からなる車両
    用無段自動変速機の油圧制御装置において、油圧
    源からの油圧を車両走行条件に応じて調圧して前
    記駆動シーブ及び被動シーブの油圧サーボに供給
    される油圧とする油圧調整装置と、該油圧調整装
    置によつて調圧された油圧を車両走行条件に応じ
    て前記駆動シーブの油圧サーボに選択的に給排す
    る減速比制御機構とを備え、前記油圧調整装置
    は、油圧源から吐出される油圧を調圧して第1の
    ライン圧とする第1の調圧装置と、該第1の調圧
    装置によつて得られる油圧を減圧して第2のライ
    ン圧とする第2の調圧装置とを有し、前記第2の
    ライン圧は、前記被動シーブの油圧サーボに供給
    して前記Vベルト式無段変速機の動力伝達のため
    のベルト挟持力を発生させるのに十分な油圧と
    し、前記第1のライン圧は、前記第2のライン圧
    より高く、Vベルト式無段変速機の変速を行うの
    に十分な油圧とし、かつ前記第1のライン圧が前
    記減速比制御機構を介して前記駆動シーブの油圧
    サーボに選択的に給排され、前記第1のライン圧
    及び前記第2のライン圧が前記減速比制御機構を
    介して前記被動シーブの油圧サーボに選択的に供
    給されることを特徴とする車両用無段自動変速機
    の油圧制御装置。
JP13721981A 1981-08-31 1981-08-31 車両用無段自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS5839875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13721981A JPS5839875A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 車両用無段自動変速機の油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13721981A JPS5839875A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 車両用無段自動変速機の油圧制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1325264A Division JPH0637930B2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 車両用無段自動変速機のベルト挟持力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5839875A JPS5839875A (ja) 1983-03-08
JPH0319419B2 true JPH0319419B2 (ja) 1991-03-15

Family

ID=15193562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13721981A Granted JPS5839875A (ja) 1981-08-31 1981-08-31 車両用無段自動変速機の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5839875A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6053258A (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 Toyota Motor Corp ベルト式無段変速機の油圧制御方法
JPH0743031B2 (ja) * 1986-02-22 1995-05-15 トヨタ自動車株式会社 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5839875A (ja) 1983-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0681916A (ja) 無段変速装置
CA2656874C (en) Vehicular belt-driven continuously variable transmission and control method thereof
KR20010019805A (ko) 자동차용 무단 변속기의 유압 제어 시스템
CA2352991C (en) Shift control system for belt-type continuously variable transmission
US5924450A (en) Control valve and hydraulic control device for continuously variable transmission devices
JP2001271896A (ja) ベルト式無段変速機
JPH0319419B2 (ja)
JPS61105361A (ja) 車両用無段変速装置
JPH04285361A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の制御装置
JP3928276B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置及びベルト式無段変速装置
JPH0531025B2 (ja)
JP3736050B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
KR20030083110A (ko) 무단변속기의 유압제어장치
JPH10252847A (ja) 無段変速機の油圧制御装置
JP4513553B2 (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JPH0440578B2 (ja)
JPH0231264B2 (ja) Sharyoyomudanjidohensokukinorainatsuseigyokiko
JP2001012590A (ja) 無段変速機の制御装置
JPH0327788B2 (ja)
JPH0637930B2 (ja) 車両用無段自動変速機のベルト挟持力制御装置
JPH0470507B2 (ja)
JPH08178000A (ja) 無段自動変速機の制御装置
JPH10246306A (ja) 車輌用無段変速機の油圧制御装置
JP2009115115A (ja) 車両用自動変速機の油圧回路
JPH0327789B2 (ja)