JPH0319412A - 高スリューレート及び高帯域幅のユニティー・ゲイン増幅器 - Google Patents

高スリューレート及び高帯域幅のユニティー・ゲイン増幅器

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JPH0319412A
JPH0319412A JP2123992A JP12399290A JPH0319412A JP H0319412 A JPH0319412 A JP H0319412A JP 2123992 A JP2123992 A JP 2123992A JP 12399290 A JP12399290 A JP 12399290A JP H0319412 A JPH0319412 A JP H0319412A
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transistor
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npn
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Klaus Lehmann
クラウス・レーマン
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Burr Brown Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
    • H03F3/3069Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
    • H03F3/3076Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with symmetrical driving of the end stage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般にダイヤモンド◆フォロワと呼ばれる型
のユニティー・ゲイン増幅器に関し、更に詳しくいえば
、向上した入力オフセット電圧、高スリューレート、高
帯域帆の組み合わせを供する改良に関するものである。
従来の技術 サラー(Sa11er)外の米国特許4,639.68
5(1987年1月270発行)は、基本的なダイヤモ
ンド・フォロワ回路の入力オフセット問題を克服するた
めに、?準型ダイヤモンド・フォロワの改良を開示して
おり、これはそのサラーらの特許の第1図に示されてい
る。
本特許出願の第1図には、そのサラーらの文献の第4図
の回路を示してある。この回路を開発したサラーらの貢
献は、入力オフセット電圧(VIN− VOLIT )
がPNPダイオード接続トランジスタとNPNダイオー
ド接続トランジスタのVBE電圧と等しい2つの上向き
のレベルシフトを提供することにより、ゼロにすること
が可能である、ということを認識したことである。
解決しようとする課題 第1図の入力オフセット補償形回路の主な問題点は、入
力トランジスタ3がvINの急速な立上り遷移によりオ
フにスイッチされる時、定電流源24Aはかなりの寄生
容ffc1及びC3を充電しなければならず、V。,■
の応答に相当な遅れをひきおこすので、そのスリューレ
ートがかなり悪くなる、ということである。同様に、も
し、入力トランジスタ4がvINの急速な立下り遷移に
よりオフにスイッチされる場合、定電流源31Aは、か
なりの寄生容量C2及びC4を放電させなければならず
、対応するV。,Tの負に立下る下向き遷移に相当の遅
れがおこる。第1−のVOLIT”線36Aの傾斜した
前縁及び後縁は、入力導体2に印加したVINパルス3
5に対し応答する際のその回路のスリューレートの悪さ
を示している(これに対し、第2図の波形36の急勾配
の前縁及び後縁は対照的である。これは、本発明の改良
により達成された高スリューレート、高帯域幅を示して
いる。)。
従って、本発明の目的は、高スリューレート、高帯域幅
を有する改良したダイヤモンド・フォロワ型のユニティ
ー・ゲイン増幅器を提供することである。
また、本発明の別の目的は、入力オフセット補償されま
た高スリューレート、高帯域幅を有する改良したユニテ
ィー・ゲイン地幅器凹路を提供することである。
課題を解決するための手段 1実施例に従って簡単に説明すると、本発明は、入力オ
フセット補償されたダイヤモンド・フォロワ型のユニテ
ィー・ゲイン・バッファを提供するものであり、また高
スリューレートを提供するものであり、この高スリュー
レートの提供は、入力トランジスタの1つのコレクタ電
流を制御電流入力として受ける第1及び第2の電流ミラ
ー回路を用い、制御された電流をそれに供給して寄生容
量を充電し、かつダイヤモンド・フォロヮ回路の出力ト
ランジスタに信号経路を与えることにより、行うように
なっている。記述する実施ト11では、このユニティー
・ゲイン増幅器は、エミッタ、ペース、及びコレクタを
各々もつ、PNP入力トランジスタと、NPN入力トラ
ンジスタと、PNP出力トランジスタと、及びNPN出
力トランジスタとを有するユニティー・ゲイン増幅器を
含んでいる。そのPNP入力トランジスタ及びNPN入
力トランジスタのベースは、入力信号を受けるようにな
っている。前記のNPN出力トランジスタ及びPNP出
力トランジスタは、出力信号を出すために、出力導体に
接続されている。本質的に入力オフセット電圧を除去す
る1実施例においては、ffil PNP トランジス
タ及び第1 N P N }−ランジスタが、それぞれ
前記P N P入力トランジスタのPNP  VI3E
電圧上昇と前記NPN出カトランジスタのN P N 
 V 13E電圧降下を相殺するために、PNP  V
B,電圧降下及びNPN  VB,電圧上昇を発生すべ
く、前記PNP入力トランジスタと前記NPN出力トラ
ンジスタと前記接続されている。第2PNPトランジス
タと第2N.PNトランジスタは、それぞれ、前記PN
P出力トランジスタのPNP  V,,電圧ヒ昇と前記
NPN入力トランジスタのN P N V nE′i1
h圧下降とを相殺するために、PNP  V8一圧下降
とNPN  VB,電圧上昇を発生すべく、前記NPN
入力トランジスタと前記PNP出力トランジスタと前記
接続されている。
各実施例において、第1電流ミラー回路は、前記NPN
入力1・ランジスタのコレクタに接続された第1の電流
出力トランジスタ及び制御トランジスタを含んでおり、
これにより、前記入力信号の正に向かう遷移に応答して
、前記PNP入力トランジスタ及び前記NPN出力トラ
ンジスタのエミッターベース接合を含む第1信号経路内
の寄生容量を充電する増加した電流を供給するようにな
っている。
入力オフセット補償された実施例では、前記第1信号経
路はまた、第1NPNトランジスタ及び第1PNPトラ
ンジスタを含んでいる。第2電流ミラー回路は、前記P
NP入力トランジスタのコレクタに接続された第2の電
流出力トランジスタと制御トランジスタとを含んでおり
、これにより前記NPN入力トランジスタ及び前記PN
P出力トランジスタのエミッターベース接合を含む第2
信号経路内の寄生容量を放電させるための増加した電流
を供給するようになっている。入力オフセット補償され
た実施例では、前記の第2信号経路は、第2PNP ト
ランジスタと第2NPNトランジスタを含んでいる。第
1バイアス電流源は、前記入力信号から他の外部目路へ
のクロストークの結合を最小にするために、前記第1制
御トランジスタのコレクタとベースとに接続されて、こ
れにバイアス電流を供給するようになっている。第2バ
イアス電流源は、同様に前記第2制御トランジスタに接
続されている。
実施例 第2図を参照すると、変形型ダイヤモンド・フォロワ回
路1は、入力電圧vINが印加される入力端子2を備え
ている。VINは、およそ1ナノ秒の高速の立上り時間
と立下り時間をもつパルス波形35とすることができる
。このVINは、導体2によりPNP トランジスタ3
とNPNトランジスタ4のベースに印加されるようにな
っている。
トランジスタ3のエミッタは、導体5によって、PNP
電流ミラー出力トランジスタ24のコレクタと、PNP
 トランジスタ7のエミッタとに接続されている。トラ
ンジスタ3のコレクタは、導体6によりNPN電流ミラ
ー制御トランジスタ3oのベース及びコレクタと、電流
ミラー出力トランジスタ31のベースと、及びNPN 
トランジスタ33のベースとに接続されている。トラン
ジスタ30, 31,及び33のエミッタは、−VEE
に接続されている。
トランジスタ31のコレクタは、導体l5により入力ト
ランジスタ4のエミッタと、及びダイオード接続NPN
 トランジスタt6のエミッタとに接続されている。
入力トランジスタ4のコレクタは、導体22により、P
NP電流ミラー制御トランジスタ23のベース及びコレ
クタと、トランジスタ24のベースと、そしてPNP電
流ミラー出力トランジスタ25のベースとに接続されて
いる。トランジスタ23, 24.25のエミッタは+
Vccに接続されている。定電流■ を発生する電流源
26は、−V,Eと導体44との1 間に接続されている。定電流I2を発生する電流源32
は、十Vccと導体45と前記接続されている。
電流ミラー出力トランジスタ25のコレクタは、導体1
0により、NPN トランジスタ9のベース及びコレク
タと、そして出力NPNトランジスター1のベースとに
接続されている。トランジスタ9のエミッタは、導体8
により、トランジスター6のベース及びコレクタと、P
NP トランジスター7のエミッタとに接続されている
。PNP }−ランジスタ17のベースとコレクタとは
、導体l8により、電流ミラー出力トランジスタ33の
コレクタと、PNP出力トランジスタ19のベースとに
接続されている。出力トランジスタI1のコレクタは+
Vccに接続されており、出力トランジスタ19のコレ
クタはーVEEに接続されている。
電流I3は、ベース電流が無視できるとすると、トラン
ジスタ3と30を流れる。■4はトランジスタ3Lのコ
レクタを流れる。I5は、ベース電流が無視できるとす
ると、トランジスタ4と23のコレクタを流れる。I6
は、トランジスタ16を通って流れる。■7は、トラン
ジスタ17と33のコレクタを通って流れる。■8は、
トランジスタ24のコレクタを通って流れる。■9は、
トランジスタ25と9のコレクタを通って流れる。I1
0はトランジスタ7を通って流れるようになっている。
第2図の回路にとって最良の「チューニング」は、すべ
ての対応するトランジスタの幾何学的形状をマッチ又は
スケールすることによって、同様のトランジスタのVB
Eが同一のコレクタ電流に関してマッチするようにした
時に、生ずる。例として、その静止電流の値を次の表に
示す。
この時、もし速いVINバルス35が入力トランジスタ
3及び4のベースに印加されると、これは、トランジス
タ3をオフにしまたトランジスタ4をより強くオンにす
る傾向となる。このとき、l8のトランジスタ3のエミ
ッタに流れる部分は、ゼ口まで減り、モしてI8のおよ
そ20ミリアンペア全部が、導体5を流れて寄生キャパ
シタCIを充電しまたトランジスタ7のエミッタに流れ
ていく。
その間、I3は、ゼロ近くにまで減少し、これは、電流
ミラー2lの電流I4をもゼロ近くまで減少させ、また
I7もゼロ近くまで減少させる。
より強くオンにされているトランジスタ4は、■ がゼ
ロまで降下したため、I5を急に増加さ4 せ、そして、この増加した■5は、導体I5を流れて、
寄生キャパシタC2を充ホしまたI6を減少させる。
その結果、導体8の電圧は非常に急速に立上る。電流ミ
ラー制御トランジスタ23で発生される(■5の値の1
曽加による)その電流の増加に応答してトランジスタ2
4と25が発生する電流I8と19の増加によりそれぞ
れ、寄生キャパシタC】及びC3を充電する速度が増加
する。!7の値のケ≠18の電圧の急速な立上りが促進
される。その結果として、とても速い立上り時間が、導
体12のVoUT電圧波形36においてつくられる。
同様に、VINパルス35の立下り縁が生じたとき、こ
れは、NPNトランジスタ4をオフにしまたPNPトラ
ンジスタ3をより強くオンにする傾向となる。その粘果
、電流ミラー制御トランジスタ30内を流れるI3が増
加し、そしてこれにより、電流ミラー出力トランジスタ
I4とI7も増加する。これには、I5と電流ミラー制
御トランジスタ23内を流れる電流との両方の減少が伴
い、この結果、■ とI9も減少する。その増加した電
流8 I4は、そのほとんど全部が寄生キャノくシタC2を放
電するのに利用可能となる。■7のその増加した値は、
急速に寄生キャパシタC4を放電させる。■ は減少し
ている。■6は増加しており、10 これは、トランジスタ9と16を通る電流を増や腰寄生
キャパシタC3を放市させる。■6とI7のその増加し
た値は、トランジスタ7を流れる電流を増加させて、寄
生キャパシタC1とC3の急速な放電を助ける。その桔
果、導体10と18の電圧は急速に立下り、導体10の
V。U1、波形の後縁は急激に立下ることになる。
従って、第2図の回路は、高帯域幅、高スリューレート
、及び正確な入力オフセ・ノト電圧補償を含む一連の長
所を提供するものである。その正確なオフセット電圧抽
償が生ずるのは、トランジスタ3,7.9及びl{のエ
ミ・ンターベース接合を通るV からV。,Tまでの信
号経路が、上向きIN と下向きの各PNP VBEシフト(正味オフセ・ノト
をゼロにする)と、−L向きと下向きの各NPNVBE
シフトとの両方を含んでいるからである。同様に、トラ
ンジスタ4. 16. 17. 19のエミッタベース
接合を通るV からV。I.ITまでの信号経路IN は、トランジスタ4による下向きNPNVBEシフトと
、これとマッチするトランジスタ1Gによる上向きのN
PN VBEシフトと、そしてトランジスタ19による
上向きのPNP VBビシフトにより正確に相殺される
トランジスタ17による下向きのPNP VBEシフト
と、を含んでおり、ゼロの正味オフセットをもたらすよ
うになっている。電流ミラー20と2工は、入力トラン
ジスタ3及び4のコレクタの電流に応答して、上記寄生
容員に増加した充電電流を供給するようになっており、
その結果、ダイヤモンド・フォロワ回路の帯域幅、スリ
ューレートを向上させるようにする。
第2A図に示す変形型ダイヤモンド・フオロワ回路は、
第2図の電流ミラー20. 21を含んでいるが、第2
図の上記信号経路に示したようなトランジスタ7.9.
16及び{7の接続は除いてある。その代わり、導体5
はトランジスタt1のベースに接続され、導体15はト
ランジスタ1、のベースに接続されており、そして、ト
ランジスタ7. 16. 25及び33は削除されてい
る。電流ミラーの動作は、第2図に関連して上述したの
と同一であり、高スリューレート、高帯域福の利点が達
成されるようになっている。この−1路は、入力オフセ
ッ1・電圧を必要としない応用に適したものとなる。
尚、電流源26と32は、普通はコレクターベース寄生
容漬をもつ電流ミラー出力トランジスタを用いて実現さ
れている点、及びVINバルス35の上昇及び下降縁の
遷移の少量だけが、そのようなコレクターベース寄生容
竜を介して電流ミラー・バイアス電圧導体44と45に
結合される点は、理解されるべきである。その結果、杯
めてわずかのクロストークしか、VINに応答して、電
流源26と37及びそれらの外部バイアス回路に導入さ
れない。これは、他の電流源出力トランジスタ(これも
またその増幅を回避させる(それにもかかわらず、第2
?の回路は、もし電流源26が+V。0と導体5と前記
接続され、また電流rX32が−VEEと導体15と前
記接続されていれば、適切に機能することになる。)。
−L記の電流#.26と32を使うバイアス技法もまた
、寄生容fflc1とC2の不均衡を増大させないしま
たその一因ともならない、という長所をもっており、従
って、第2.2A,3.4図の回路のスリューレートの
減少・1kびに不均衡を回避する助けとなる。
第2図の回路のシミュレートした性能は、第5図の波形
に示してあり、■ov■波形36の速い立上り縁及び立
下り縁が、とても正確にVIN波形35の立上り縁及び
立下り縁に追従しているのが判る。
第3図は、第1図の従来の一路ととてもよく似た本発明
の別の実施例を示しており、異なっているのは、電流源
24Aと31Aがそれぞれ電流ミラー回路20と21で
置き換えられている点である。あるいはこの代わりとし
て、電流源26と32は、それぞれ導体5と15に接続
するようにできるが、バイアスのクロストークが桔果と
して増加することになる。第3図の回路では、電流ミラ
ー20及び21は、第2図と本質的に同じ方法で、VI
Nパルスの正に向かう遷移及び負に向かう遷移に応答し
て、入力トランジスタ3及び4とJ(に機能するように
なっており、その結果、vINバルス35の正に向かう
縁に応答して寄生容fflc1及びC2を充電するのに
利用可能な電流量は、第1図の回路の員よりもずっと増
加している。VINパルス35の工1に向かう縁に応答
して寄生容量C1及びC2を放電させるのに利用可能な
電流量もまた、大いに増えている。
従って、第3図の回路のスリューレートと帯域幅とは、
第1図のものよりもずっと向上しており、同時に本質的
にゼロの入力オフセット電圧という同じ利点も達成する
ものである。
第4図を参照すると、この変形型ダイヤモンド・フォロ
ワ回路は、第3図の目路とほぼ同一であるが、異なって
いるのは、トランジスタ7のコレクタが、電流ミラー出
力トランジスタ24のコレクタではなく、十V ccに
接続されており、そしてそのベースが、導体5により電
流ミラー出力トランジスタ24のコレクタとダイオード
接続トランジスタ9のエミッタにのみ接続されている点
である。トランジスタl6は、そのコレクタが−VEE
にだけ接続されており、そしてそのベースが導体工5に
よって電流ミラー出力!・ランジスタ31のコレクタと
ダイオード接続1・ランジスタ17のエミッタのみに接
続されている。この構造]二の違いにより、1・ランジ
スタ7と16は、実川的な全周波数において低出力イン
ピーダンスをもつ高入力インピーダンス・バッファとし
て機能するようになっている。その桔果入ツノトランジ
スタ3及び4がVIN入力パルスの急速な前縁遷移及び
後縁遷移の間、急速にオンまたはオフされる時に、トラ
ンジスタ7及び16は、一連のダイオード接続トランジ
スタ9,41. 42及び17を通るフィードバックに
大変すばやく反応する。
第3図の回路において、入力トランジスタ3のエミッタ
に供給する電流の高周波変動は、寄生容fflc1によ
って供給されるものである(回路節点5及び10に関係
した寄生容聞はすべて、便宜上『ひとまとめ』に寄生容
fflc1としてある)。同様に入力トランジスタ4の
エミッタに供給される電流の高周波変動は、寄生容ff
lc2によって供給されるものである(回路節点l5及
びl8に関係した寄生容積はすべて、寄生容fflc2
に『ひとまとめ」にしてある)。この『電荷制御式』構
造は、電流ミラー20及び21の上述の性能にかかわら
ず、回路のスリューレート及び帯域幅を制眼する傾向が
あり、また、正に向かう信号に対するスリューレートと
負に向かう信号に対するスリューレートとの間の差が、
寄生容員C1とC2の不均衡の関数となるようにしてし
まい、これは望ましくない。
これと対照的に、第4図の回路は、『電圧制御式』構造
を提供しており、これにおいて、エミッタ●フエロワ・
トランジスタ7が、入力トランジスタ3のエミッタ電流
に高周波変動を供給し、またエミッタ・フすロワ・トラ
ンジスタ16が、入力トランジスタ4のエミッタ電流に
高周波変動を供給するようになっている。これは、第3
図のものより第4図の回路のスリューレートと帯域幅を
かなり向上させ、また寄生容量C1とC2の不均衡が、
高周波の正に向かう信Xコ゛変化と負に向かう信号変化
とに対するスリューレートに不均衡を生じるのを防ぐよ
うにする。
従って、本発明の上述の実施例は、段も近い従来のダイ
ヤモンド・フォロワ型のユニティー・ゲイン増幅器より
もはるかにスリューレートと帯域幅を増大させたという
利点をもっている。また同時に、サラーらの特許に開示
されている回路のとても低い入力オフセット電汗を提供
している。
4. 〔園面の簡単な説nJ1 ] 第1図は、従来技術のオフセット補償形ダイヤモンド・
フォロワ回路の回路図である。
第2図は、スリューレートと帯域幅を改善するための電
流ミラー・フィードバック付の本発明によるオフセット
補償形ダイヤモンド・フォロワ回路の回路図である。
第2A図は、スリューレ−1・と帯域幅を改善するため
の電fE ミラー・フィードバック付の本発明による非
補償形ダイヤモンド・フォロワ凹路の回路閃である。
第3図は、本発明による、もう1つのオフセット補償形
ダイヤモンドφフすロワ回路の回路図である。
第4図は、本発明による、別のオフセット補償形高スリ
ューレート増幅2};の回路図である。
第5図は、第2図から第4図までの入力オフセット補償
形畠スリューレー1・・ダイヤモンド・フォロワ増幅器
の長所を説明するのに役立つ図である。
(符号説明) 1:ダイヤモンド・フォロワ一路 2:入力端子 3 : PNP入力トランジスタ 4:NPN入力トランジスタ 11:NPN出力トランジスタ 12:出力端子 19:PNP出力トランジスタ 20,21:電流ミラー 23,30:電流ミラー制御トランジスタ24, 25
, 31, 33::七流ミラー出力1・ランジスタC
l,C2,C3,C4:寄生容量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ユニティー・ゲイン増幅器であって、 (a)エミッタと、ベースと、コレクタとを各々もつ、
    PNP入力トランジスタと、NPN入力トランジスタと
    、PNP出力トランジスタと、及びNPN出力トランジ
    スタであって、前記PNP入力トランジスタと前記NP
    N入力トランジスタのベースは入力信号を受けるように
    なっており、前記NPN出力トランジスタと前記PNP
    出力トランジスタは出力信号を発生するための出力導体
    に接続されていること、 (b)前記PNP入力トランジスタのエミッタを前記N
    PN出力トランジスタのベースに結合するための第1結
    合手段と、 (c)前記NPN入力トランジスタのエミッタを前記P
    NP出力トランジスタのベースに結合するための第2結
    合手段と、 (d)前記NPN入力トランジスタのコレクタに接続さ
    れた第1制御トランジスタを含む第1電流ミラー手段で
    あって、前記入力信号の正に向かう遷移に応答して、第
    1信号経路において前記第1結合手段の寄生容量を充電
    するために増加した電流を供給する、前記の第1電流ミ
    ラー手段と、 (e)前記PNP入力トランジスタのコレクタに接続さ
    れた第2制御トランジスタを含む第2電流ミラー手段で
    あって、前記入力信号の負に向かう遷移に応答して、前
    記第2結合手段の寄生容量を放電させるための増加した
    電流を供給する、前記の第2電流ミラー手段と、から成
    っているユニティー・ゲイン増幅器。 2、請求項第1項記載の増幅器において、前記第1結合
    手段が、前記PNP入力トランジスタのエミッタと前記
    NPN出力トランジスタのベースとの間の経路内にNP
    NV_B_E電圧の上昇とPNPV_B_E電圧の下降
    とを生じさせるように接続された、第1NPNトランジ
    スタと第1PNPトランジスタとを含んでいる、ユニテ
    ィー・ゲイン増幅器。3、請求項第2項記載の増幅器に
    おいて、前記第2結合手段が、前記NPN入力トランジ
    スタのエミッタと前記PNP出力トランジスタのベース
    との間の経路内にPNPV_B_E電圧の下降とNPN
    V_B_E電圧の上昇とを生じさせるように接続された
    、第2PNPトランジスタと第2NPNトランジスタと
    を含んでいる、ユニティー・ゲイン増幅器。4、請求項
    第3項記載の増幅器において、前記第1NPNトランジ
    スタは、そのエミッタが前記PNP入力トランジスタの
    エミッタに接続されており、そのベースが前記第1PN
    Pトランジスタのエミッタに接続されており、そして前
    記第1PNPトランジスタのコレクタとベースとは、前
    記NPN出力トランジスタのベースに接続されており、
    また前記第2PNPトランジスタのエミッタが前記NP
    N入力トランジスタのエミッタに接続されており、また
    前記第2PNPトランジスタのベースが前記第2NPN
    トランジスタのエミッタに接続されており、前記第2N
    PNトランジスタのコレクタとベースとが前記PNP出
    力トランジスタのベースに接続されている、ユニティー
    ・ゲイン増幅器。 5、請求項第4項記載の増幅器において、前記第1NP
    Nトランジスタのコレクタが第1基準電圧導体(+V_
    C_C)に接続されており、前記第2PNPトランジス
    タのコレクタが第2基準電圧導体(−V_E_E)に接
    続されており、また前記第1PNPトランジスタのコレ
    クタとベースとが第3NPNトランジスタのコレクタと
    ベースに接続されており、該第3NPNトランジスタは
    第3PNPトランジスタのエミッタに接続されたエミッ
    タをもっており、該第3PNPトランジスタは前記第2
    NPNトランジスタのコレクタとベースとに接続された
    コレクタとベースとをもっている、ユニティー・ゲイン
    増幅器。 6、PNP入力トランジスタと、NPN入力トランジス
    タと、PNP出力トランジスタと、及びNPN出力トラ
    ンジスタと、前記PNP入力トランジスタのエミッタを
    前記PNP出力トランジスタのベースに結合するための
    第1結合手段と、及び前記NPN入力トランジスタのエ
    ミッタを前記PNP出力トランジスタのベースに結合す
    るための第2結合手段と、を含んだユニティー・ゲイン
    増幅器、のスリューレート及び帯域幅を向上させる方法
    であって、 (a)入力信号の急速立上り遷移を前記のPNPとNP
    Nの入力トランジスタのベースに印加し、前記PNP入
    力トランジスタのV_B_E電圧を減少させかつそのコ
    レクタ電流を減少させ、かつこれと同時に前記NPN入
    力トランジスタのV_B_E電圧を増加させかつそのコ
    レクタ電流を増加させる段階と、 (b)前記NPN入力トランジスタの前記コレクタ電流
    を第1電流ミラー内の制御トランジスタに流し、それに
    よって前記第1電流ミラーの出力電流を増加させる段階
    と、 (c)前記第1電流ミラーの前記出力電流を前記第1結
    合手段に供給して前記第1結合手段の寄生容量を急速に
    充電し、それによって前記入力信号の前記急速立上り遷
    移に応答して出力信号の急速立上り遷移を発生する段階
    と、 から成る方法。 7、請求項第6項記載の方法において、 (d)前記入力信号の急速立下り遷移を前記のPNP及
    びNPNの入力トランジスタのベースに印加し、それに
    よって前記PNP入力トランジスタのV_B_E電圧を
    増加させかつそのコレクタ電流を増加させ、かつ前記N
    PN入力トランジスタのV_B_E電圧を減少させかつ
    そのコレクタ電流を減少させる段階と、 (e)前記PNP入力トランジスタの前記コレクタ電流
    を第2電流ミラーの制御トランジスタに流し、それによ
    ってその出力電流を増加させる段階と、 (f)前記第2電流ミラーの前記出力電流により前記第
    2結合手段に関係した寄生容量を放電させ、それによつ
    て前記入力信号の前記急速立下り遷移に応答して前記出
    力信号の急速立下り遷移を発生させる段階と、 を含んでいる、方法。 8、請求項第6項記載の方法において、前記第1電流ミ
    ラーの前記制御トランジスタ内の第1バイアス電流の確
    立を、第1定電流源を前記第1電流ミラーの前記制御ト
    ランジスタに接続し、かつ前記第1バイアス電流を前記
    第1電流源に流すことにより行い、また前記第2電流ミ
    ラーの前記制御トランジスタ内を流れる第2バイアス電
    流の確立を、第2定電流源を前記第2電流ミラーの前記
    制御トランジスタに接続し、かつ前記第2バイアス電流
    を前記第2電流ミラーの前記制御トランジスタに流すこ
    とにより行う、方法。 9、請求項第8項記載の方法において、前記ユニティー
    ・ゲイン回路の入力オフセット電圧の補償は、前記PN
    P入力トランジスタのエミッタと前記NPN出力トラン
    ジスタのベースとの間に、第1NPNトランジスタ及び
    第1PNPトランジスタを接続して、前記PNP入力ト
    ランジスタのエミッタと前記NPN出力トランジスタの
    ベースとの間にNPNV_B_E電圧の上昇とPNPV
    _B_E電圧の下降とを生じさせ、かつ前記NPN入力
    トランジスタのエミッタと前記PNP出力トランジスタ
    のベースとの間に、第2PNPトランジスタ及び第2N
    PNトランジスタを接続して、前記NPN入力トランジ
    スタのエミッタと前記PNP出力トランジスタのベース
    との間にPNPV_B_E電圧の下降とNPNV_B_
    E電圧の上昇とを生じさせることにより、行うようにな
    った、方法。
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