JPH03192596A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JPH03192596A
JPH03192596A JP1331126A JP33112689A JPH03192596A JP H03192596 A JPH03192596 A JP H03192596A JP 1331126 A JP1331126 A JP 1331126A JP 33112689 A JP33112689 A JP 33112689A JP H03192596 A JPH03192596 A JP H03192596A
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cell
cells
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array
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真 伊東
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    • GPHYSICS
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    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
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    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はメモリセルとしてフローティングゲート型ト
ランジスタ等の不揮発性素子を用いた不揮発性半導体メ
モリに関する。
(従来の技術) 第6図は、メモリセルとしてフローティングゲート型ト
ランジスタを用いた従来の不揮発性半導体メモリの概略
的な構成を示す回路図である。なお、説明を簡略化する
ために、データの書き込みを行うための書き込み回路等
は省略している。
図において、51はフローティングゲート型トランジス
タからなるメモリセルである。このメモリセル51のド
レインはビット線52に接続されており、コントロール
ゲートは行アドレスが入力される行デコーダ53からの
デコード信号が与えられるワード線54に接続されてい
る。また、上記メモリセル51のソースと接地電位v、
sとの間には、プリチャージ制御信号Prで導通制御さ
れるディスチャージ用のトランジスタ55が挿入されて
いる。
上記ビット線52とノードAとの間には列選択用のトラ
ンジスタ5Bが挿入されており、このトランジスタ5B
のゲートには、列アドレスが入力される列デコーダ57
からのデコード信号が与えられる。
また、上記ノードAとノードBとの間にはレベルダウン
用のトランジスタ58が挿入されている。このトランジ
スタ58のゲートには、中間電位発生回路59から出力
される電源電位VCCと接地電位VSliとの間の中間
電位VDOが供給される。また、上記ノードBと電源電
位VCCとの間には、上記プリチャージ制御信号Prで
導通制御されるプリチャージ用のトランジスタ60が挿
入されている。そして、上記ノードBの電位は、2個の
NORゲート61゜62の入出力端間を交差接続してフ
ロップフロップを構成したセンスアンプ68の一方入力
端に接続されている。このセンスアンプ63は、一方入
力端に供給される上記ノードBの電位を、他方入力端に
供給される比較電位V rerと比較することにより、
前記メモリセル51の記憶データを検出し、読み出しデ
ータD outを出力するものである。
上記センスアンプ63でデータ検出の際に使用される比
較電位V rerは、本体メモリセル側と同等に構成さ
れた比較電位発生回路70によって形成される。この比
較電位発生回路70において、電源電位VCCと接地電
位v、sとの間には、前記トランジスタBOと等価なト
ランジスタ71、前記トランジスタ58と等価なトラン
ジスタ72、前記トランジスタ5Bと等価なトランジス
タ73、フローティング型トランジスタ74及び前記ト
ランジスタ55と等価なトランジスタ75が直列接続さ
れている。ここで、上記フローティング型トランジスタ
74はダミーセルとして使用されるものであり、そのチ
ャネル長とチャネル幅との寸法比が、前記メモリセル5
1に対して、1/2程度となるように設定されている。
そして、上記トランジスタ71と72が接続されている
ノードCで比較電位V rerが得られるようになって
いる。なお、本体メモリセル側と条件を同じにするため
、上記トランジスタ71及び75の各ゲートには前記プ
リチャージ制御信号P「が、トランジスタ72のゲート
には前記中間電位発生回路59がら出力される中間電位
VDDが、トランジスタ73のゲートには電源電位VC
Cがそれぞれ供給される。
また、ダミーセルとして使用されるトランジスタ74に
対しては書き込みは行われず、フローティングゲートに
電子は注入されない。
次に上記構成でなるメモリの動作を第7図のタイミング
チャートを用いて説明する。まず、メモリセル51から
のデータ読み出しに先立ち、プリチャージ制御信号Pr
が“L”レベルになる。すると、本体メモリセル側では
プリチャージ用のトランジスタ60が導通し、ノードB
が“H” レベル、すなわちVCCレベルにプリチャー
ジされる。このとき、レベルダウン用のトランジスタ5
8のゲートには、中間電位発生回路59がら出力される
電源電位VCCよりも低い中間電位VDDが供給されて
いるので、ノードAには電源電位VCCよりも低い電位
が与えられる。次に、プリチャージ制御信号Prが′H
”レベルになり、ディスチャージ用のトランジスタ55
が導通する。さらに行アドレス及び列アドレスに応じて
1個のメモリセル51が選択される。このとき、選択さ
れたメモリセル51に対してデータの書き込みが行われ
、そのフローティングゲートに電子が注入されている場
合、そのメモリセル51は非導通のままとなり、ビット
線52の電位及びノードAの電位はプリチャージ状態の
まま変化しない。従って、ノードBの電位も、第7図中
の破線で示すようにプリチャージ状態のまま変化しない
。一方、選択されたメモリセル51に対してデータの書
き込みが行われておらず、フローティングゲートに電子
が注入されていない場合、そのメモリセル51は導通し
、ビット線52の電位及びノードAの電位はそれぞれ接
地電位VSSに放電される。従って、ノードBの電位V
 rerも、第7図中の実線で示すように接地電位vs
5に放電される。
一方、比較電位発生回路70では、プリチャージ制御信
号Prが“L”レベルのときにトランジスタ71が導通
し、ノードCが“H”レベルにプリチャージされる。そ
の後、プリチャージ制御信号Prが′H2レベルになる
と、トランジスタ75が導通する。このとき、トランジ
スタ74も行アドレスに応じて導通し、ノードCは電位
は接地電位v55に放電される。このとき、トランジス
タ74のチャネル長とチャネル幅との寸法比が、メモリ
セル51に対して1/2程度となるように設定されてい
るため、ノードCの電位がVSSまで低下するまでの時
間は、書き込みが行われていないメモリセル51が選択
されたときにノードBの電位が電位vssまで低下する
までの時間よりも長くなる。そこで、前記センスアンプ
63は両ノードB、Cの電位を比較することによってデ
ータを検出し、出力D outのレベルを決定する。
(発明が解決しようとするalfi) ところで、従来のメモリでは、メモリセルのドレインが
接続されているビット線に寄生的に存在している容量が
、比較電位発生回路内の対応するノードに寄生的に存在
している容量に比べて極めて大きいものとなっている。
そして、メモリ容量の増大に伴い、その容量差は増々大
きくなり、メモリセル側及びダミーセル側で同一のタイ
ミングでプリチャージ、ディスチャージを行っても、V
 ref’の電位変化に比べてノードBの電位変化が遅
くなる傾向にある。そして、ノードBの電位変化が、例
えば第7図中の一点鎖線に示すように、V rerの電
位変化と同じ程度になると、センスアンプが正しくフロ
ップフロップ動作せず、誤ったデータが検出される恐れ
がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、プリチャージ、ディスチャージを行
って不揮発性メモリセルからデータ検出を行う不揮発性
半導体メモリにおいて、メモリ容量にかかわず、データ
検出手段で常に正しいデータを検出することができる不
揮発性半導体メモリを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の不揮発性半導体メモリは、複数個の不揮発性
メモリセル及びこれらメモリセルとは電気的特性が異な
るダミーセルが同一ビット線に接続されたプリチャージ
、ディスチャージ方式の第1のメモリアレイと、上記第
1のメモリアレイと同一構成の第2のメモリアレイと、
上記第1、第2のメモリアレイ内のメモリセルを選択す
ると共に、第1のメモリアレイ内のメモリセルを選択す
る際には第2のメモリアレイ内のダミーセルを選択し、
第2のメモリアレイ内のメモリセルを選択する際には第
1のメモリアレイ内のダミーセルを選択する選択手段と
、上記選択手段により選択されたメモリセル及びダミー
セルからの読み出し電位を比較し、メモリセルの記憶デ
ータを出力するデータ検出手段とを具備したことを特徴
とする。
また、この発明の不揮発性半導体メモリは、前記データ
検出手段が、前記第1、第2のメモリアレイのプリチャ
ージ期間に出力状態が初期設定され、ディスチャージ期
間に前記選択手段により選択されたメモリセル及びダミ
ーセルからの読み出し電位の比較を行うCMO3型のフ
ロップフロップ回路で構成されていることを特徴とする
さらにこの発明の不揮発性半導体メモリは、前記第1、
べ第2メモリアレイ内のダミーセルの幾何学的寸法がメ
モリセルとは異なるように設定されている特徴とする。
(作用) この発明では、メモリセルを第1、第2のメモリアレイ
の2つに分け、それぞれのメモリアレイに対してダミー
セルを設け、メモリセルと同一のビット線に接続する。
そして、第1、jl!2のメモリアレイのうちいずれか
一方側のメモリセルを遍択するときは他方側のダミーセ
ルを選択することにより、データ検出手段におけるデー
タの検出を可能にしている。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
第1図はこの発明に係る不揮発性半導体メモリの概略的
な回路構成を示すブロック図である。なお、この実施例
回路では、説明を簡略化するため、データの書き込みを
行う書き込み回路等は省略している。
図において、lOは複数個の不揮発性メモリセル(図示
せず)が行列状に配置されたメモリセルアレイ11と、
このメモリセルアレイ11の各メモリセル行に対応して
それぞれ1個のダミーセルが配置されたダミーセル列1
2とから構成された第1メモリアレイである。また、1
3は上記第1メモリアレイ10と同様に、複数個の不揮
発性メモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイ
14と、このメモリセルアレイ14の各メモリセル行に
対応して1個のダミーセルが配置されたダミーセル列1
5とから構成された第2メモリアレイである。
上記第1メモリアレイ10のメモリセルアレイ11内の
メモリセルは、mビットの相補な行アドレス(ADH)
O,(ADH)O〜(ADR)m−1゜(ADH)m−
1と最上位ビットの行アドレス(ADH)mが供給され
る行デコーダ16及び(n+1)ビットの列アドレス(
ADC)0゜(ADC)0〜(ADC)n、(ADC)
nが供給される列デコーダ17の各デコード出力に応じ
て選択される。また、第2メモリアレイ13のメモリセ
ルアレイ14内のメモリセルは、mビットの相補な行ア
ドレス(ADH)0.(ADR)0〜(ADH)m−1
,(ADH)m−1と最上位ビットの行アドレス(AD
H)mが供給される行デコーダ18及び上記列デコーダ
17の各デコード出力に応じて選択される。上記行デコ
ーダ18.18は、行アドレスの最上位ビット(ADR
)mもしくは(ADH)mが活性化されたときにのみに
動作し、対応するメモリセルアレイ11.14内の同一
列に配置されたメモリセル列の選択が図示しないワード
線を介して行なわれる。また、行アドレスの最上位ビッ
ト(ADR)m及び(ADH)mは上記第1メモリアレ
イIO内のダミーセル列12、第2メモリアレイ13内
のダミーセル列15にも供給されている。そして、両ア
ドレスが活性化されたときに、対応するダミーセル列1
2.15の全てのダミーセルが同時に選択される。
上記行デコーダ16及び列デコーダ17の各デコード出
力に応じて選択されるメモリセルアレイ11のメモリセ
ル、行デコーダ18及び列デコーダ17の各デコード出
力に応じて選択されるメモリセルアレイ14のメモリセ
ルの記憶データに応じた電位と、ダミーセル列12もし
くは15内のダミーセルの記憶データに応じた電位はセ
ンスアンプ19に供給される。このセンスアンプ19に
も行アドレスの最上位ビット(ADH)m及び(ADH
)mが供給されており、センスアンプ19はこのアドレ
スに応じて、第1メモリアレイ10と第2メモリアレイ
18のいずれか一方側のメモリセルからの読み出し電位
と、他方側のダミーセルからの読み出し電位とを選択し
、選択した両電位を比較することによってデータを検出
し、D outとして出力する。
第2図は上記実施例回路を詳細に示す回路図である。
この詳細回路では、前記第1メモリアレイ10、第2メ
モリアレイ13、行デコーダ18.18、列デコーダ1
7及びセンスアンプ1分の他に、電源電位VCCと接地
電位VSSとの間の中間電位VDDを発生する中間電位
発生回路20やメモリアレイの周辺回路等が図示されて
いる。
第1メモリアレイ10のメモリセルアレイ11内には、
それぞれNチャネルのフローティングゲート型トランジ
スタからなる複数個のメモリセル21が設けられている
。これらメモリセル21のドレインは行単位で複数の各
ビット線22に共通接続され、ソースは行単位で共通接
続されている。また、上記複数個のメモリセル21のコ
ントロールゲートは列単位で複数の各ワード線23に共
通接続されている。上記複数の各ワード線23には前記
行デコーダ16から出力されるデコード信号が供給され
る。また、第1メモリアレイ10のダミーセル列12内
には、上記メモリセル21と同様にそれぞれNチャネル
のフローティングゲート型トランジスタからなり、その
チャネル長とチャネル幅との寸法比がメモリセル21に
対して172程度となるように設定され、上記メモリセ
ルアレイ11のメモリ行と対応した数のダミーセル24
が設けられている。そして、各ダミーセル24は対応す
る行の各メモリセル21と並列に接続されており、ダミ
ーセル列12内の全てのダミーセル24のコントロール
ゲートには前記行アドレスの最上位ビット(ADR)m
が供給される。
また、各行のメモリセル旧及びダミーセル24の共通ソ
ースと接地電位VSSとの間にはディスチャージ用のN
チャネルのトランジスタ25が接続されており、これら
トランジスタz5の各ゲートにはプリチャージ制御信号
Prが並列に供給される。
一方、上記複数の各ビット線22とノードA1との間に
は列選択用のNチャネルの各トランジスタ2Gが挿入さ
れている。これらトランジスタ26の各ゲートには前記
列デコーダ17から出力されるデコード信号が供給され
る。さらに上記ノードA1とノードB1との間にはレベ
ルダウン用のNチャネルのトランジスタ27が挿入され
ている。このトランジスタ27のゲートには、前記中間
電位発生回路20で発生される中間電位VD+7が供給
されている。
また、上記ノードB1と電源電位VCCとの間には、プ
リチャージ制御信号P「で導通制御されるプリチャージ
用のPチャネルのトランジスタ28が挿入されている。
第2メモリアレイ13側も基本的には上記第1メモリア
レイIO側と同様に構成されているが、ダミーセル列1
5内の各ダミーセル24のコントロールゲートに前記行
アドレス(ADH)mの代わりに(ADH)mが供給さ
れている点、ワード線23には行デコーダ18のデコー
ド信号が供給される点が第1メモリアレイ10側と異な
っている。また、この第2メモリアレイ13側では、前
記ノードAl。
B1に対するノードはA2.B2である。なお、上記各
ダミーセル24にはデータの書き込みが行われず、それ
ぞれのフローティングゲート1こは電子が注入されてお
らず、その閾値電圧は低い状態のままにされている。
前記センスアンプ19は、2個のNORゲート31゜3
2の入出力端間を交差接続して構成され、一方式力とし
て上記第1メモリアレイlO側のノードB1の電位が、
他方入力として上記第2メモリアレイ13側のノードB
2の電位が供給されるフロ・ツブフロップ33と、この
フロップフロップ33の出力と前記行アドレス(ADR
)mが入力されるNANDゲート34と、上記フロップ
フロップ33の出力と前記行アドレス(ADH)mが入
力されるNANDゲート35と、上記両NANDゲート
34.35の出力が入力されるNANDゲート36とか
ら構成されており、前記読み出しデータDoutはこの
NANDゲート36から出力されるようになっている。
なお、上記各NORゲート31.32、各NANDゲー
ト34゜35、36はそれぞれCMOS構成のものが使
用されている。
上記中間電位発生回路20は、例えば第3図に示すよう
に構成されている。すなわち、電源電位VCCと接地電
位VSSとの間に、Pチャネルのトランジスタ41.デ
プレッション型でNチャネルのトランジスタ42及びイ
ントリンシック(閾値電圧がほぼOV)のNチャネルの
トランジスタ43が直列に挿入されている。そして、上
記トランジスタ41のゲートには読み出し制御信号Rd
が供給され、トランジスタ42.43のゲートは両トラ
ンジスタ42゜43の接続ノードCに共通接続されてい
る。そして、前記中間電位VDDはこのノードCから出
力される。
この中間電位発生回路20において、読み出し制御信号
Rdが′L#レベルになり、トランジスタ41が導通す
ると、ノードCには電源電位VCCと接地電位VSSと
の間の中間電位VDDが得られる。そして、トランジス
タ42.43の各ゲートがノードCに共通に接続されて
いるため、第4図に示すように、電源電位VCCがある
程度変動しても、中間電位VDDは常に一定値となるよ
うに制御される。なお、上記のトランジスタは、特に型
を指定していないものは全てエンハンスメント型である
とする。
次に上記構成でなるメモリの動作を第5図のタイミング
チャートを用いて説明する。
まず、読み出し制御信号Rdが“L°レベルになると、
上記のように中間電位発生回路20が動作し、読み出し
可能状態になる。その後、プリチャージ制御信号P「が
“L″レベルなり、第1メモリアレイ10側及び第2メ
モリアレイ13側のプリチャージ用トランジスタ27が
導通し、ノードBl。
B2はそれぞれVCCの電位までプリチャージされる(
第5図中のプリチャージ期間Tp)。このとき、第1メ
モリアレイ10側及び第2メモリアレイ18側のディス
チャージ用トランジスタ25は非導通となり、電源電位
vc0と接地電位v3.との間には直流電流は流れない
。この場−合、上記ノードBl。
B2が共にVCCの電位、すなわち“H”レベルになる
ため、センスアンプ19内のフロップフロップ33の両
画力は“L”レベルとなり、出力Doutも同様に″L
ルベルになる。次に行アドレスト列アドレスが行デコー
ダ16.18と列デコーダ■7に供給される。このとき
、行アドレスの最上位ビット(ADH)mが“H” レ
ベルで(ADR)mがL“レベルの場合、行デコーダ1
6が動作して、第1メモリアレイ10側のワード線23
の一つが選択的に駆動される。従って、この場合は、上
記行デコーダ1Bと列デコーダ17のデコード出力に基
づき、第1メモリアレイIO側のメモリセルアレイll
内のいずれか1個のメモリセル21が選択される。この
とき、他方の行デコーダ18は動作しない。従って、第
2メモリアレイI8側のメモリセルアレイ14内のメモ
リセル21はいずれのものも選択されない。しかし、(
ADH)mがH”レベルであるため、第2メモリアレイ
13側のダミーセル列15内の全てのダミーセル24が
選択される。
その後、プリチャージ制御信号Prが“L”レベルから
“H″レベル変化することにより、上記両プリチャージ
用トランジスタ27が非導通となり、今度は第1メモリ
アレイlO側及び第2メモリアレイ13側のディスチャ
ージ用トランジスタ25が導通する(第5図中のディス
チャージ期間Td)。
ここで、第1メモリアレイIO側において、選択されて
いるメモリセル21に対し、例えば予め゛書き込みが行
われていず、フローティングゲートに電子が注入されて
いなければ、その閾値電圧は低く保たれているので、ワ
ード線23が選択駆動されることにより、このメモリセ
ル21は導通し、予め高電位にプリチャージされていた
ノードB1は接地電位■ssに向かって放電される。他
方、第2メモリアレイ13側では、列デコーダ17のデ
コード出力に応じて導通制御される列選択用トランジス
タ26、ダミーセル24を介して、ノードB2が接地電
位VS5に放電される。そして、従来例で説明したよう
に、両ノードBl、B2の電位は選択されたメモリセル
21とダミーセル24の電気的特性に応じて変化し、両
電位変化がセンスアンプ19で比較されることにより、
データDouLのレベルが決定される。このとき、セン
スアンプ19では、選択されたメモリセルを含む第1メ
モリアレイ10側のNORゲート31の出力が選択出力
されるように、NANDゲート34がアドレス(ADR
)mによって開かれる。また、非選択の第2メモリアレ
イ13側のNORゲート32の出力が供給されるNAN
Dゲート35の出力は、アドレス(ADH)mによって
“H”レベルに固定される。
一方、行アドレスの最上位ビット(ADR)mが′L”
レベルで(ADR)mが″Hルベルの場合には、行デコ
ーダ18が動作して、第2メモリアレイ13側のワード
線23の一つが選択的に駆動され、第2メモリアレイ1
3側のメモリセルアレイ11内のいずれか1個のメモリ
セル21が選択される。
さらに、(ADH)mにより、第1メモリアレイlO側
のダミーセル列15内の全てのダミーセル24が選択さ
れ、上記と同様にノードBl、B2の電位変化がセンス
アンプ19で比較され、データDoutのレベルが決定
される。
ここで、第1メモリアレイIO側及び第2メモリアレイ
13側の、各ビット線22にはそれぞれ同数のメモリセ
ル21と1個のダミーセル24が接続されており、各ビ
ット線22に寄生的に存在している容量はメモリ容量に
かかわらず全て同じである。このため、選択されたメモ
リセルが接続されたビット線と、選択されたダミーセル
が接続されたビット線それぞれに付随している寄生容量
は同等となり、センスアンプ19は各セルの電気的特性
の差にのみ基づく電位変化を比較することになる。この
結果、センスアンプ19では常に正しいデータを検出す
ることが可能になる。
また、上記実施例のメモリでは、データの読み出しに先
立ちビット線22をプリチャージし、読み出し時にはデ
ィスチャージしてダイナミック化しており、かつセンス
アンプ19をCMO3論理回路で構成したことにより、
消費電流を低く抑えることができる。また、中間電位発
生回路20において、読み出し期間は電流を消費するが
、回路全体のインピーダンスを大きくすることによりで
消費電流の削減を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば
、上記実施例ではディスチャージ用トランジスタ24を
各メモリセル行毎に設ける場合について説明したが、こ
れは第1メモリアレイlOで1個及び第2メモリアレイ
13で1個のみ設けるようにしてもよく、全体で1個の
み設けるようにしてよい。また、上記ノードA1と81
もしくはノードA2と82との間に設けられたレベルダ
ウン用トランジスタ27として通常のエンハンスメント
型のものを使用する場合について説明したが、これはイ
ントリンシック型トランジスタを用いることにより、プ
ロセス上のバラツキが生じても、ビット線に供給される
電位はほぼ一定にすることができ、歩留り低下を防止す
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、プリチャージ、
ディスチャージを行って不揮発性メモリセルからデータ
検出を行う不揮発性半導体メモリにおいて、メモリ容量
にかかわず、データ検出手段で常に正しいデータを検出
することができる不揮発性半導体メモリを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る不揮発性半導体メモリの概略的
な回路構成を示すブロック図、第2図は上記実施例回路
を詳細に示す回路図、第3図は上記第2図回路の一部回
路を具体的に示す回路図、第4図Gi!第3図の回路を
説明するための特性図、第5図は上記実施例回路の動作
を説明するためのタイミングチャート、第6図は従来の
不揮発性半導体メモリの概略的な構成を示す回路図、第
7図は上記従来回路を説明するためのタイミングチャー
トである。 lO・・・第1メモリアレイ、11.14・・・メモリ
セルアレイ、12. 15・・・ダミーセル列、13・
・・第2メモリアレイ、16.18・・・行デコーダ、
17・・・列デコーダ、19・・・センスアンプ、20
・・・中間電位発生回路、21・・・メモリセル、22
・・・ビット線、23・・・ワード線、24・・・ダミ
ーセル、25・・・ディスチャージ用トランジスタ、2
6・・・列選択用トランジスタ、27・・・レベルダウ
ン用トランジスタ、28・・・プリチャージ用トランジ
スタ、31、32・・・NORゲート、33・・・フロ
ップフロップ、34、 35.  H・・・NANDゲ
ート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の不揮発性メモリセル及びこれらメモリセ
    ルとは電気的特性が異なるダミーセルが同一ビット線に
    接続されたプリチャージ、ディスチャージ方式の第1の
    メモリアレイと、 上記第1のメモリアレイと同一構成の第2のメモリアレ
    イと、 上記第1、第2のメモリアレイ内のメモリセルを選択す
    ると共に、第1のメモリアレイ内のメモリセルを選択す
    る際には第2のメモリアレイ内のダミーセルを選択し、
    第2のメモリアレイ内のメモリセルを選択する際には第
    1のメモリアレイ内のダミーセルを選択する選択手段と
    、 上記選択手段により選択されたメモリセル及びダミーセ
    ルからの読み出し電位を比較し、メモリセルの記憶デー
    タを出力するデータ検出手段とを具備したことを特徴と
    する不揮発性半導体メモリ。
  2. (2)前記データ検出手段を、第1、第2のメモリアレ
    イの間に配置することを特徴とする請求項1記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  3. (3)前記データ検出手段が、前記第1、第2のメモリ
    アレイのプリチャージ期間に出力状態が初期設定され、
    ディスチャージ期間に前記選択手段により選択されたメ
    モリセル及びダミーセルからの読み出し電位の比較を行
    うCMOS型のフロップフロップ回路で構成されている
    請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. (4)前記第1、第2メモリアレイ内のダミーセルの幾
    何学的寸法がメモリセルとは異なるように設定されてい
    る請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。
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