JPH03192572A - 光記録再生装置の再生回路 - Google Patents

光記録再生装置の再生回路

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JPH03192572A
JPH03192572A JP33380189A JP33380189A JPH03192572A JP H03192572 A JPH03192572 A JP H03192572A JP 33380189 A JP33380189 A JP 33380189A JP 33380189 A JP33380189 A JP 33380189A JP H03192572 A JPH03192572 A JP H03192572A
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JP
Japan
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signal
level
change point
reproduced signal
slice
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Application number
JP33380189A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Fujiwara
恒夫 藤原
Hiroshi Fuji
寛 藤
Takeshi Yamaguchi
毅 山口
Toshihisa Deguchi
出口 敏久
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば記録担体としての光ディスクに記録さ
れたマーク列を光ピツクアップにて検出する光デイスク
装置等の光記録再生装置に供され、上記のマーク列に対
応した二値信号を得る光記録再生装置の再生回路に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、光ピツクアップから微小スポットに集光された光
ビームを回転あるいは直線移動している記録担体に照射
し、データの記録再生を行う光記録再生装置が広く知ら
れている。
例えば、光記録再生装置としての光磁気ディスク装置で
は、磁化の向きがディスク面に対して垂直に配向する垂
直磁化膜が記録媒体として使用されている。このような
記録媒体は、常温では保磁力が大きいため磁化の方向は
変化しない。ところが、光ビームを照射し、その部位の
温度がキュリー温度に達すると、保磁力が低下する。そ
こで、この性質を利用して記録媒体への記録が行われて
いる。
記録媒体への記録は、一般に、光変調記録または磁界変
調記録により行われる。光変調記録を行う場合には予め
消去動作が行われる。この消去動作は、記録媒体の記録
部位に外部から磁界を与えた状態で光ビームを照射し、
磁化の向きを一方向に揃えておくものである。光変調記
録では、外部磁界を消去動作時の向きから反転させて記
録媒体に付与し、記録するデータに応じて光ビームを点
滅させることにより、光ビームが照射された部位だけ磁
化の向きが反転して、データが記録される。また、磁界
変調記録では、光ビームを点滅させずに連続的に照射し
、外部磁界の向きを記録するデータに応じて反転させる
ことにより、予め消去動作を行うことなく、記録するこ
とができる。
一方、記録媒体からの記録データの再生は、記録媒体に
光ビームを照射部位の温度がキューリー温度を超えない
ような強度で照射し、これにより生じた反射光の偏光面
の変化を検光子によって光の強度の変化に変換し、さら
に、この光の強度を電気信号に変換し、この電気信号を
再生回路で処理することにより行われる。再生回路では
、上記の電気信号を所定の電圧レベルと比較して二硫化
することにより二値信号を得るようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の光磁気記録再生装置では、再生動
作の際、記録媒体に記録されているマークのトラック方
向への長さ、即ちマークの大きさが、光ビームのスポッ
ト径よりも大きい場合と小さい場合とでは、再生信号の
振幅が変化するようになる。このため、種々の大きさの
マークが混在するマーク列が記録媒体に記録されている
場合、記録媒体から得られた再生信号を適切に二硫化す
ることができないという問題点を有している。
例えば磁界変調記録においては、光ビームと記録媒体と
の相対速度に対して外部磁界の反転周期が速い場合、光
ビームがそのスポット径に相当する距離を移動する前に
外部磁界が反転するので、第10図に示すように、記録
媒体に記録されたマーク列Mには、光ビームスポット5
1の径より小さいマーク(以下、小マークと称する)5
2や、光ビームスポット51の径より大きいマーク(以
下、大マークと称する)53や、近接する大マーク53
の間隔が光ビームスポット51の径よりも狭い部分(以
下、狭マーク間と称する)54が混在することがある。
このようなマーク列Mを光ビームスポット51で読み出
すと、再生信号Aは、小マーク52の再生信号レベル5
5が小さく、大マーク53の再生信号レベル56が大き
く、狭マーク間54の再生信号レベル57が充分に低下
しない。従って、再生信号Aをスライスレベル58で二
値化する場合、小マーク52の再生信号レベル55、お
よび狭マーク間54の再生信号レベル57は、スライス
レベル58を充分に越えることができない。このため、
二値信号Nには、再生信号レベル55と再生信号レベル
57に対応したパルスが得られず、記録媒体に記録され
ている各マークに対応した二値信号を得ることができな
いものとなる。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の発明に係る光記録再生装置の再主回路は
、上記の課題を解決するために、記録媒体に記録されて
いるマーク列に光ビームを照射して再生を行い、これに
よって得た再生信号から記録媒体に記録されているマー
ク列に対応した二値信号を得る光記録再生装置の再生回
路において、以下の手段を講じている。
即ち、上記の再生信号から二つのスライスレベルを生成
するスライスレベル生成手段と、スライスレベル生成手
段にて生成された個々のスライスレベルに基づいて再生
信号を二値化して、二つの二値信号を得る再生信号二値
化手段と、再生信号二値化手段にて生成された各二値信
号の変化点を抽出し、この変化点で同一方向にレベルが
変化するパルスを有する二つの変化点信号を生成する変
化点信号生成手段と、変化点信号生成手段にて生成され
た各変化点信号の論理和をとる論理和手段とを備えてい
ることを特徴としている。
請求項第2項の発明に係る光記録再生装置の再生回路は
、上記の課題を解決するために、請求項第1項に記載さ
れた光記録再生装置の再生回路において、スライスレベ
ル生成手段が、再生信号におけるピーク点の包絡線を検
出する包絡線検出手段と、再生信号におけるボトム点の
包絡線を検出する包絡線検出手段と、これら二つの包絡
線のレベルを分圧する分圧手段とを備えていることを特
徴としている。
請求項第3項の発明に係る光記録再生装置の再生回路は
、上記の課題を解決するために、請求項第1項に記載さ
れた光記録再生装置の再生回路において、スライスレベ
ル生成手段が、再生信号における所定レベルより高いレ
ベル成分を整流して整流信号を得る整流手段と、再生信
号における所定レベルより低いレベル成分を整流して整
流信号を得る整流手段と、これら両整流手段から出力さ
れた整流信号の高域成分を遮断する高域成分遮断手段と
を備えていることを特徴としている。
〔作 用〕
請求項第1項の構成によれば、スライスレベル生成手段
は、記録マークの反射光から得られた再生信号から二つ
のスライスレベルを生成する。再生信号二値化手段は、
スライスレベル生成手段にて生成された個々のスライス
レベルに基づいて再生信号を二値化し、二つの二値信号
を出力する。
変化点信号生成手段は、再生信号二値化手段にて生成さ
れた各二値信号の変化点を抽出し、この変化点で同一方
向にレベルが変化するパルスを有する二つの変化点信号
を生成する。論理和手段は、変化点信号生成手段にて生
成された各変化点信号の論理和をとる。従って、論理和
手段の出力は、再生信号のレベルの大小の影響を受は難
くマーク列の変化に対応した変化点信号となり、この変
化点信号により誤りのない再生を行うことができる。
上記のように、本再生回路では、再生信号を異なる二つ
のスライスレベルにより二値化しているので、記録媒体
におけるマーク列の各マークの大きさおよびマーク間距
離等によって、再生信号のレベルが変化する場合であっ
ても、個々のスライスレベルによって再生信号を確実に
二値化することができる。
請求項第2項の構成によれば、両包絡線検出手段により
、再生信号におけるピーク点の包絡線とボトム点の包絡
線とが個々に検出され、分圧手段は、これら二つの包絡
線のレベルを分圧する。従って、分圧手段からは、再生
信号のレベルの変動に関わらず再生信号を確実に二値化
し得るスライスレベルを得ることができる。
請求項第3項の構成によれば、両整流手段により、再生
信号における所定レベルより高いレベル成分と再生信号
における所定レベルより低いレベル成分とが整流され、
個々の整流信号として出力される。高域成分遮断手段は
、これら両整流手段から出力された個々の整流信号の高
域成分を遮断する。従って、高域成分遮断手段からは、
同様に、再生信号のレベルの変動に関わらず再生信号を
確実に二値化し得るスライスレベルを得ることができる
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
光記録再生装置である光磁気ディスク装置の再主回路は
、第1図に示すように、入力部に設けられたコンデンサ
CIおよび抵抗R1と、オペアンプlと、スライスレベ
ル生成手段としてのスライスレベル生成回路2と、再生
信号二値化手段としてのコンパレータ3・4と、変化点
信号生成手段としての変化点抽出回路5・6と、論理和
手段としてのORゲート7と、双安定マルチバイブレー
クを構成するDフリップフロップ8とを備えている。
上記のコンデンサC3の開放側端部には、図示しない記
録媒体からの反射光における偏光面の変化を、検光子に
より強度の変化に変換して、これをさらに電気信号に変
換することにより得られた再生信号Aが入力されている
。上記の記録媒体には、第4図に示すように、大マーク
23、小マーク22および間隔が狭マーク間24となっ
た大マーク23・23等を有するマーク列Mが記録され
ており、このマーク列Mに光ピツクアップから光ビーム
スポット21として光ビームが照射されるようになって
いる。
オペアンプ1は、反転入力端子がスライスレベル生成回
路2の入力端およびコンパレータ3・4の非反転入力端
子と接続され、非反転入力端子が、コンデンサCIおよ
び抵抗R8と接続されている。オペアンプ1は、コンデ
ンサC1と抵抗Rtとを介して入力した再生信号Aをグ
ランド(GND)レベルを中心にしたレベルに変換し、
第4図に示す再生信号Bとして出力するようになってい
る。
スライスレベル生成回路2は、オペアンプ1から入力し
た再生信号Bに基づいて、グランドレベルの上下のレベ
ルに設定された二つのスライスレベルS、・Stを生成
するようになっている。
上記のスライスレベル生成回路2は、第2図に示すよう
な構成となっている。即ち、スライスレベル生成回路2
は、オペアンプ10、ダイオードD、・D2、抵抗R2
およびコンデンサC2によって構成され、オペアンプ1
から出力される再生信号Bの波形の+側の包絡線を検出
して包絡線検出信号Saを出力する包路線検出手段とし
ての包絡線検出回路9と、オペアンプ12、ダイオード
D3 ・D4、抵抗R1およびコンデンサC3によって
構成され、再生信号Bの波形の一側の包絡線を検出して
包絡線検出信号sbを出力する包絡線検出手段としての
包絡線検出回路11と、包絡線検出回路9の出力を非反
転入力端子に入力し、反転入力端子と出力端子とが短絡
されたオペアンプ13と、包絡線検出回路11の出力を
非反転入力端子に入力し、反転入力端子と出力端子とが
短絡されたオペアンプ14と、オペアンプ13とオペア
ンプ14との出力端子間に直列接続され、オペアンプ1
3・14の出力を分圧しスライスレベルS1 ・S2と
して取り出すための分圧手段である抵抗R4・R2・R
4とによって構成されている。
コンパレータ3・4は、それぞれ、非反転入力端子に入
力した再生信号Bを、スライスレベル生成回路2から反
転入力端子に入力したスライスレベルS1 ・S、と比
較し、これらスライスレベルSI ’Szに対しての再
生信号Bのレベルの大小によって二値化した二値信号C
−Eを出力するようになっている。
変化点抽出回路5・6は、それぞれ、コンパレータ3・
4から入力した二値信号C−Eから変化点を抽出し、変
化点で立ち上がるパルスを有する変化点信号D−Fを出
力するようになっている。
上記の変化点抽出回路5は、第3図に示すように、コン
パレータ3から入力した二値信号Cを遅延させた遅延信
号CLを生成する遅延回路15と、二値信号Cと遅延信
号CLとの排他的論理和をとるExORゲート16とか
ら構成されている。
変化点抽出回路6は、変化点抽出回路5と同様の構成と
なっている。
ORゲート7は、変化点抽出回路5・6から入力した変
化点信号D−Fの論理和をとり、マーク列の変化点に対
応したパルス、即ちマーク列Mの各マークのエツジ部に
対応したパルスを有する変化点信号Gを出力するように
なっている。
Dフリップフロップ8は、ORゲート7からクロック入
力端子に上記の変化点信号Gが入力され、リセット出力
端子向とデータ入力端子りとが接続されていることによ
り、変化点信号Gに基づいて、マーク列Mの各マークの
大きさに対応したパルスを有する二値信号Hをセット出
力端子Qから出力するようになっている。
ここで、記録されているマーク列Mがディジタルデータ
の場合には、図示しないフェーズロックドループ回路(
以下、PLL回路と称する)から得たクロック(以下、
PLLクロックと称する)によって、二値信号Hをサン
プリングすることにより、記録されているディジタルデ
ータを再生することができる。
また、記録されているマーク列Mがディジタルデータで
あって、かつ、記録されているマーク列Mの変化点が記
録したいデータの「1」に対応するような記録方法であ
るNRZI記録により行われている場合は、変化点信号
GをPLLクロックでサンプリングすることにより記録
されているディジタルデータを再生することができる。
このような場合は、変化点信号のパルス幅がPLLクロ
ックの周期と近似するように遅延素子の遅延量を選んで
おくとよい。
上記の構成において、光磁気ディスク装置の再生時には
、光ピツクアップから第4図に示す記録媒体のマーク列
Mに光ビームが光ビームスポット21として照射され、
その反射光を入射した光ピツクアップから再生信号Aが
得られる。この再生信号AはコンデンサC3および抵抗
R8を介してオペアンプ1の非反転入力端子へ入力され
る。オペアンプ1では、再生信号Aをグランドレベルを
中心にした同図に示す再生信号Bとして出力する。この
再生信号Bは、大マーク23の再生レベル26が大きく
、小マーク22の再生レベル25が大マーク23の再生
レベル26よりもかなり小さく、狭マーク間24の再生
レベル27が十分に低下していない波形となる。
上記の再生信号Bは第2図に示すスライスレベル生成回
路2の包絡線検出回路9・10へ入力される。包絡線検
出回路9は、第5図に示すように、再生信号Bの波形の
+側の包絡線を検出して包絡線検出信号Saを出力し、
包絡線検出回路11は再生信号Bの波形の一側の包絡線
を検出して包路線検出信号sbを出力する。包絡線検出
信号Saはオペアンプ13へ入力され、包絡線検出信号
sbはオペアンプ14へ入力される。これらオペアンプ
13・14の出力は抵抗R4・R2・R6によって分圧
され、抵抗R4・R1の間からスライスレベルS、とし
て取り出されると共に、抵抗R1・R4の間からスライ
スレベルS2として取り出される。従って、スライスレ
ベルSlはグランドレベルと再生信号Bのピーク値との
間の値に設定され、スライスレベルS2はグランドレベ
ルと再生信号Bのボトム値との間の値に設定される。
コンパレータ3は、オペアンプエから出力された再生信
号BとスライスレベルS、とを比較し、第4図に示すよ
うに、スライスレベルSIに対する再生信号Bのレベル
の上下によって二値化された二値信号Cを出力する。従
って、二値信号Cには小マーク22の再生レベル25に
対応したパルスが含まれない、コンパレータ4は、オペ
アンプ1から出力された再生信号BとスライスレベルS
tとを比較し、スライスレベルS2に対する再生信号B
のレベルの上下によって二値化された二値信号Eを出力
する。従って、二値信号Eには狭マーク間24の再生レ
ベル27に対応したパルスが含まれない。
コンパレータ3から出力された二値信号Cは、第3図に
示す変化点抽出回路5の遅延回路15とExORゲート
16とに入力される。遅延回路15は、第6図に示すよ
うに、二値信号Cを遅延させた遅延信号CLを生成し、
ExORゲート16へ出力する。ExORゲート16は
、二値信号Cと遅延信号CLとの排他的論理和をとり、
同図に示す変化点信号りとして出力する。従って、変化
点信号りは、二値信号Cの変化点で立ち上がるパルスを
有するものとなる。また、変化点抽出回路6からは同様
にして変化点信号Fが出力される。
上記の両度化点信号D−FはORゲート7へ入力され、
ORゲート7は、両度化点信号D−Fの論理和をとり、
第4図に示す変化点信号Gを出力する。従って、この変
化点信号Gはマーク列Mの変化点に対応したパルスを有
している。
上記の変化点信号GはDフリップフロップ8へ入力され
、Dフリップフロップ8は、第4図に示すように、変化
点信号Gにおける対をなす2個のパルスの立ち上がり間
の幅のパルスを有する二値信号Hを出力する。これによ
り、マーク列Mの各マークの大きさに対応したパルスを
有する所望の二値信号Hを得ることができる。
〔実施例2] 本発明の他の実施例を第7図ないし第9図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
本実施例に係る光記録再生装置の再生回路は、第2図に
示すスライスレベル生成回路2に代えて、第7図に示す
スライスレベル生成回路31を備え、第3図に示す変化
点抽出回路5・6に代えて、第8図に示す変化点抽出回
路40・41を備えている。尚、これらスライスレベル
生成回路31と変化点抽出回路40・41とは、第1図
の構成に対して、個別に適用することができる。
スライスレベル生成回路31は、抵抗R31・R3□、
ダイオードD31−D3□およびオペアンプ33からな
る整流手段としての半波整流回路32と、抵抗R33・
R34、ダイオードD33・I)14およびオペアンプ
35からなる整流手段としての半波整流回路34と、抵
抗RffS・R36、コンデンサC1lおよびオペアン
プ37からなる高域成分遮断手段としてのローパスフィ
ルタ36と、抵抗R3?・R3B、コンデンサC3Zお
よびオペアンプ39からなる高域成分遮断手段としての
ローパスフィルタ38とから構成されている。
また、変化点抽出回路40・41は、2個のDフリップ
フロップ43・44によって構成されるシフトレジスタ
42と、ExORゲート45とからなる。上記のDフリ
ップフロップ43・44にはクロックとしてPLLクロ
ックあるいは二値信号C−Eと比較して十分に高い周波
数のクロックが入力されるようになっている。
上記の構成では、第9図に示す再生信号Bがスライスレ
ベル生成回路31の半波整流回路32・34へ入力され
ると、半波整流回路32は再生信号Bの一側を除去して
反転させた同図に示す半波整流信号Scを出力し、半波
整流回路34は再生信号Bの+側を除去して反転させた
半波整流信号Sdを出力する。
上記の半波整流信号Scはローパスフィルタ36へ入力
され、ローパスフィルタ36は半波整流信号Scの高域
成分を除去して反転させたスライスレベルS3を第1図
に示すコンパレータ3へ出力する。また、半波整流信号
Sdはローパスフィルタ38へ入力され、ローパスフィ
ルタ38は、同様に、半波整流信号Sdの高域成分を除
去して反転させたスライスレベルS4を第1図に示すコ
ンパレータ4へ出力する。コンパレータ3・4では、上
記のスライスレベルS3 ・S4と再生信号Bとを比較
することにより、同様にして二値信号C−Dを得ること
ができる。
また、変化点抽出回路5に代えて設けられた変化点抽出
回路40では、コンパレータ3から出力された二値信号
Cは、1段目のDフリップフロップ43へ入力され、こ
のDフリップフロップ43からクロックに応じてさらに
2段目のDフリップフロップ44へ入力される。そして
、クロック応じてDフリップフロップ43・44から出
力される二値信号CはExORゲート45へ入力され、
ExORゲート45は、両Dフリップフロップ43・4
4の論理和をとることにより、二値信号Cの変化点にパ
ルスを有する変化点信号りを出力することができる。同
様にして、変化点抽出回路6に代わる変化点抽出回路4
1から変化点信号Fを得ることができる。
以上のように本再生回路は、光磁気ディスク装置に限ら
ず、小さいマークと大きいマークとを有し、さらにマー
ク間が狭いマーク例を再生する光記録再生装置に適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
請求項第1項の光記録再生装置の再生回路は、以上のよ
うに、再生信号から二つのスライスレベルを生成するス
ライスレベル生成手段と、スライスレベル生成手段にて
生成された個々のスライスレベルに基づいて再生信号を
二値化して、二つの二値信号を得る再生信号二値化手段
と、再生信号二値化手段にて生成された各二値信号の変
化点を抽出し、この変化点で同一方向にレベルが変化す
るパルスを有する二つの変化点信号を生成する変化点信
号生成手段と、変化点信号生成手段にて生成された各変
化点信号の論理和をとる論理和手段とを備えている構成
である。
これにより、記録媒体におけるマーク列の各マークの大
きさおよびマーク間距離等によって、再生信号のレベル
が変化する場合であっても、個々のスライスレベルによ
って再生信号を確実に二値化することができ、誤りのな
い再生を行うことができるという効果を奏する。
請求項第2項の光記録再生装置の再生回路は、以上のよ
うに、スライスレベル生成手段が、再生信号におけるピ
ーク点の包路線を検出する包路線検出手段と、再生信号
におけるボトム点の包絡線を検出する包絡線検出手段と
、これら二つの包絡線のレベルを分圧する分圧手段とを
備えている構成である。
これにより、分圧手段からは、再生信号のレベルの変動
に関わらず再生信号を確実に二値化し得るスライスレベ
ルを得ることができ、これらスライスレベルによって得
られた二値信号により、誤りのない再生を行うことがで
きるという効果を奏する。
請求項第3項の光記録再生装置の再生回路は、以上のよ
うに、スライスレベル生成手段が、再生信号における所
定レベルより高いレベル成分を整流して整流信号を得る
整流手段と、再生信号における所定レベルより低いレベ
ル成分を整流して整流信号を得る整流手段と、これら両
整流手段から出力された整流信号の高域成分を遮断する
高域成分遮断手段とを備えている構成である。
これにより、高域成分遮断手段からは、再生信号のレベ
ルの変動に関わらず再生信号を確実に二値化し得るスラ
イスレベルを得ることができ、これらスライスレベルに
よって得られた二値信号により、誤りのない再生を行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は再生回路を示す全体構成図である。 第2図は第1図に示したスライスレベル生成回路の回路
図である。 第3図は第1図に示した変化点抽出回路の回路図である
。 第4図は記録媒体に記録されているマーク列と第1図に
示した各部の信号波形とを示す図である。 第5図は第2図に示したスライスレベル生成回路の各部
の信号波形を示す図である。 第6図は第3図に示した変化点抽出回路の各部の信号波
形を示す図である。 第7図ないし第9図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。 第7図はスライスレベル生成回路を示す回路図である。 第8図は変化点抽出回路を示す回路図である。 第9図は第7図に示したスライスレベル生成回路の各部
の信号波形を示す図である。 第10図は従来例を示すものであって、記録媒体に記録
されているマーク列と、このマーク列を再生することに
よって得られる信号の波形とを示す図である。 1・13・14はオペアンプ、2・31はスライスレベ
ル生成回路(スライスレベル生成手段)、3・4はコン
パレータ(再生信号二値化手段)、5・6・40・41
は変化点抽出回路(変化点信号生成手段)、7はORゲ
ート(論理和手段)、8・43・44はDフリップフロ
ップ、9・11は包絡線検出回路(包絡線検出手段)、
16・45はExORゲート、21は光ビームスポット
、22は小マーク、23は大マーク、24は狭マーク間
、32・34は半波整流回路(整流手段)、36・38
はローパスフィルタ(高域成分遮断手段)、42はシフ
トレジスタ、R4・R5・R6は抵抗(分圧手段)であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体に記録されているマーク列に光ビームを照
    射して再生を行い、これによって得た再生信号から記録
    媒体に記録されているマーク列に対応した二値信号を得
    る光記録再生装置の再生回路において、 上記の再生信号から二つのスライスレベルを生成するス
    ライスレベル生成手段と、 スライスレベル生成手段にて生成された個々のスライス
    レベルに基づいて再生信号を二値化して、二つの二値信
    号を得る再生信号二値化手段と、再生信号二値化手段に
    て生成された各二値信号の変化点を抽出し、この変化点
    で同一方向にレベルが変化するパルスを有する二つの変
    化点信号を生成する変化点信号生成手段と、 変化点信号生成手段にて生成された各変化点信号の論理
    和をとる論理和手段とを備えていることを特徴とする光
    記録再生装置の再生回路。 2、上記のスライスレベル生成手段は、再生信号におけ
    るピーク点の包絡線を検出する包絡線検出手段と、再生
    信号におけるボトム点の包絡線を検出する包絡線検出手
    段と、これら二つの包絡線のレベルを分圧する分圧手段
    とを備えていることを特徴とする請求項第1項記載の光
    記録再生装置の再生回路。 3、上記のスライスレベル生成手段は、再生信号におけ
    る所定レベルより高いレベル成分を整流して整流信号を
    得る整流手段と、再生信号における所定レベルより低い
    レベル成分を整流して整流信号を得る整流手段と、これ
    ら両整流手段から出力された整流信号の高域成分を遮断
    する高域成分遮断手段とを備えていることを特徴とする
    請求項第1項記載の光記録再生装置の再生回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05114189A (ja) * 1991-10-23 1993-05-07 Fujitsu Ltd 光磁気デイスク再生装置
JP2664302B2 (ja) * 1991-10-23 1997-10-15 富士通株式会社 光磁気ディスク再生装置

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