JPH03191019A - 高周波焼入装置 - Google Patents
高周波焼入装置Info
- Publication number
- JPH03191019A JPH03191019A JP1330783A JP33078389A JPH03191019A JP H03191019 A JPH03191019 A JP H03191019A JP 1330783 A JP1330783 A JP 1330783A JP 33078389 A JP33078389 A JP 33078389A JP H03191019 A JPH03191019 A JP H03191019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- workpiece
- hardened
- face drive
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 abstract description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 3
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 3
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は高周波焼入装置に関する。
〈従来の技術〉
以下、図面を参照して従来の技術を説明する。
第3図は従来の高周波焼入装置の断面説明図である。円
柱状のワークの一端はフェイスドライブ30のセンター
ピン32によって、また、他端はセンターピン40によ
って支持されている。20は、鞍型の高周波加熱コイル
であって(第3図ではこのコイルのワーク10の表面に
平行な部分のみを示す)、ワーク10の表面11に接近
し、この表面11に対向するように配置されている。フ
ェイスドライブ30によってワーク10を回転しながら
高周波加熱コイル20に高周波電流を所定時間通電後、
図示しないジャケットから焼入用冷却液をワーク10に
噴射してワーク10の表面11に硬化層12を形成する
。
柱状のワークの一端はフェイスドライブ30のセンター
ピン32によって、また、他端はセンターピン40によ
って支持されている。20は、鞍型の高周波加熱コイル
であって(第3図ではこのコイルのワーク10の表面に
平行な部分のみを示す)、ワーク10の表面11に接近
し、この表面11に対向するように配置されている。フ
ェイスドライブ30によってワーク10を回転しながら
高周波加熱コイル20に高周波電流を所定時間通電後、
図示しないジャケットから焼入用冷却液をワーク10に
噴射してワーク10の表面11に硬化層12を形成する
。
〈発明が解決しようとする課題〉
通常、深い硬化層の形成が要求される場合には、ワーク
の加熱時間が長くなる。そして、所望の深さの硬化層を
形成したときに、形成された硬化層の幅が広くなり過ぎ
て、硬化層゛を形成してはならない部分にまで硬化層が
形成されてことがある。
の加熱時間が長くなる。そして、所望の深さの硬化層を
形成したときに、形成された硬化層の幅が広くなり過ぎ
て、硬化層゛を形成してはならない部分にまで硬化層が
形成されてことがある。
即ち、第2図において、ワーク10の一端から距離pの
範囲内には硬化層12を形成してはならない場合であっ
ても、同図に示すように硬化層12が形成されてしまう
ことがある。
範囲内には硬化層12を形成してはならない場合であっ
ても、同図に示すように硬化層12が形成されてしまう
ことがある。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、軸
状のワークの表面を高周波焼入するに際し、硬化層の幅
を所定の範囲に収めることができる高周波焼入装置を提
供することを目的としている。
状のワークの表面を高周波焼入するに際し、硬化層の幅
を所定の範囲に収めることができる高周波焼入装置を提
供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉
上記問題を解決するために本発明の高周波焼入装置は、
円柱状のワークの一端或いは両端を支持し且つワークを
回転させるフェイスドライブと、ワークの表面に接近し
ワークに対向するように配設された高周波加熱コイルと
、フェイスドライブに螺合された導電金属刊の筒状導体
とを具備し、この導体内にワークの一部が挿入されるよ
うにこの導体を移動させてから高周波焼入を行うことに
よってワークに形成された硬化層の幅を規制している。
円柱状のワークの一端或いは両端を支持し且つワークを
回転させるフェイスドライブと、ワークの表面に接近し
ワークに対向するように配設された高周波加熱コイルと
、フェイスドライブに螺合された導電金属刊の筒状導体
とを具備し、この導体内にワークの一部が挿入されるよ
うにこの導体を移動させてから高周波焼入を行うことに
よってワークに形成された硬化層の幅を規制している。
〈作用〉
高周波加熱コイルが発生する磁界によって筒状導体内に
誘導電流が発生ずる。この誘導電流にょって生じた磁界
が、高周波加熱コイルによって発生した磁界でワークの
非焼入部分に交叉する磁界を減殺するので、非焼入部分
の誘導電流は少なくなり、非焼入部分の加熱も小さい。
誘導電流が発生ずる。この誘導電流にょって生じた磁界
が、高周波加熱コイルによって発生した磁界でワークの
非焼入部分に交叉する磁界を減殺するので、非焼入部分
の誘導電流は少なくなり、非焼入部分の加熱も小さい。
また、焼入用冷却液も筒状導体に遮られて殆ど非焼入部
分に噴射されない。それ故、非焼入部分には硬化層が形
成されない。
分に噴射されない。それ故、非焼入部分には硬化層が形
成されない。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
1図は本発明の一実施例を説明するための1hJr面説
明図である。
1図は本発明の一実施例を説明するための1hJr面説
明図である。
第1図に示すように、円柱状のワーク10は、第2図で
説明した高周波焼入装置と同じく、一端はフェイスドラ
イブ30のセンターピン32によって、他端はセンター
ピン40によって支持されている。
説明した高周波焼入装置と同じく、一端はフェイスドラ
イブ30のセンターピン32によって、他端はセンター
ピン40によって支持されている。
20は第2図で説明゛した高周波加熱コイル20と同等
であって、ワーク10を高周波加熱するときには、ワー
ク10の表面11に接近して配設される。フェイスドラ
イブ30には、ネジ31が刻設されており、このネジ3
1に噛み合う内ネジ41を有する導電金属製の筒状導体
50がフェイスドライブ30に螺合されている。筒状導
体50の内径はワーク10の直径よりも若干大きく選定
されており、筒状導体50を回転することによって、筒
状導体50をワーク10の軸方向(第1図の矢印への方
向)に移動させることができる。
であって、ワーク10を高周波加熱するときには、ワー
ク10の表面11に接近して配設される。フェイスドラ
イブ30には、ネジ31が刻設されており、このネジ3
1に噛み合う内ネジ41を有する導電金属製の筒状導体
50がフェイスドライブ30に螺合されている。筒状導
体50の内径はワーク10の直径よりも若干大きく選定
されており、筒状導体50を回転することによって、筒
状導体50をワーク10の軸方向(第1図の矢印への方
向)に移動させることができる。
次ぎに、本実施例の動作について説明する。
ワーク10の一端から第1図に示す距離2の範囲は、ワ
ーク10の非焼入部分13として、硬化層を形成しない
ように指定されているものとする。筒状導体50をフェ
イスドライブ30の周りに回転させて筒状導体50の一
端部分を距gl 1 +だけ覆うように移動させる。次
いで、フェイスドライブ30によってワーク10を回転
させると共に、高周波加熱コイル20に高周波電流を所
定時間通電してから、図示しないジャケントから焼入用
冷却液をワーク10に噴射してワーク10を冷却して所
定の幅に規制された硬化層12を形成することができる
。
ーク10の非焼入部分13として、硬化層を形成しない
ように指定されているものとする。筒状導体50をフェ
イスドライブ30の周りに回転させて筒状導体50の一
端部分を距gl 1 +だけ覆うように移動させる。次
いで、フェイスドライブ30によってワーク10を回転
させると共に、高周波加熱コイル20に高周波電流を所
定時間通電してから、図示しないジャケントから焼入用
冷却液をワーク10に噴射してワーク10を冷却して所
定の幅に規制された硬化層12を形成することができる
。
なお、硬化層12が非焼入部分13に形成されない理由
は以下のようであると考えられる。
は以下のようであると考えられる。
高周波加熱コイル20によってワーク10を加熱すると
きに、ワーク10の非焼入部分13は筒状導体50によ
って覆われている。従って、高周波加熱コイル20から
発生ずる磁界によって筒状導体50内に誘導電流が発生
し、この誘導電流が発生する磁界が、ワーク10の非焼
入部分13に交叉する高周波加熱コイル20からの磁界
を減殺するから、非焼入部分13に誘起される誘導電流
が小さくなる。即ち、非焼入部分13の加熱が小さい上
に、筒状導体50に遮られて焼入用冷却液が非焼入部分
13にはあまり噴射されない。従って、非焼入部分13
には硬化Ji12が形成されない。
きに、ワーク10の非焼入部分13は筒状導体50によ
って覆われている。従って、高周波加熱コイル20から
発生ずる磁界によって筒状導体50内に誘導電流が発生
し、この誘導電流が発生する磁界が、ワーク10の非焼
入部分13に交叉する高周波加熱コイル20からの磁界
を減殺するから、非焼入部分13に誘起される誘導電流
が小さくなる。即ち、非焼入部分13の加熱が小さい上
に、筒状導体50に遮られて焼入用冷却液が非焼入部分
13にはあまり噴射されない。従って、非焼入部分13
には硬化Ji12が形成されない。
第2図は本発明の第2の実施例の断面説明図である。同
図に示すように、本実施例では円柱状のワーク100両
端が共にフェイスドライブ30のセンターピン32によ
って支持されている。これらセンターピン32には第1
の実施例と同じく、筒状導体50が取り付けられている
。ワーク10の一端および他端から、それぞれ、第2図
に示す距離!1およびP2の範囲は、ワーク10の非焼
入部分13および14として、硬化層を形成しないよう
に指定されているものとする。両方の筒状導体50.5
0を、それぞれ、フェイスドライブ30の周りに回転さ
せてワーク10の非焼入部分13.14を覆うように移
動させる。以後、第1の実施例と同様に高周波焼入を行
って、所定の幅の硬化層12を形成する。
図に示すように、本実施例では円柱状のワーク100両
端が共にフェイスドライブ30のセンターピン32によ
って支持されている。これらセンターピン32には第1
の実施例と同じく、筒状導体50が取り付けられている
。ワーク10の一端および他端から、それぞれ、第2図
に示す距離!1およびP2の範囲は、ワーク10の非焼
入部分13および14として、硬化層を形成しないよう
に指定されているものとする。両方の筒状導体50.5
0を、それぞれ、フェイスドライブ30の周りに回転さ
せてワーク10の非焼入部分13.14を覆うように移
動させる。以後、第1の実施例と同様に高周波焼入を行
って、所定の幅の硬化層12を形成する。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明の高周波焼入装置は、円柱状
のワークの一端或いは両端を支持し且つワークを回転さ
せるフェイスドライブと、ワークの表面に接近しワーク
に対向するように配設された高周波加熱コイルと、フェ
イスドライブに螺合された導電金属製の筒状導体とを具
備し、この導体内にワークの一部が挿入されるようにこ
の導体を移動させて後高周波焼入を行うことによってワ
ークに形成された硬化層の幅を規制することができる。
のワークの一端或いは両端を支持し且つワークを回転さ
せるフェイスドライブと、ワークの表面に接近しワーク
に対向するように配設された高周波加熱コイルと、フェ
イスドライブに螺合された導電金属製の筒状導体とを具
備し、この導体内にワークの一部が挿入されるようにこ
の導体を移動させて後高周波焼入を行うことによってワ
ークに形成された硬化層の幅を規制することができる。
第1図および第2図は、それぞれ、本発明の第1および
第2の実施例を説明するための断面説明図である。第3
図は従来の高周波焼入装置の断面説明図である。 10・・・ワーク、11・・・表面、12・・・硬化層
、13.14・・・非焼入部分、20・・・高周波加熱
コイル、30・・・フェイスドライブ、31.5トネジ
、50・・・筒状導体。
第2の実施例を説明するための断面説明図である。第3
図は従来の高周波焼入装置の断面説明図である。 10・・・ワーク、11・・・表面、12・・・硬化層
、13.14・・・非焼入部分、20・・・高周波加熱
コイル、30・・・フェイスドライブ、31.5トネジ
、50・・・筒状導体。
Claims (1)
- (1)円柱状のワークの一端或いは両端を支持し且つワ
ークを回転させるフェイスドライブと、ワークの表面に
接近しワークに対向するように配設された高周波加熱コ
イルと、フェイスドライブに螺合された導電金属製の筒
状導体とを具備し、この導体内にワークの一部が挿入さ
れるようにこの導体を移動させてから高周波焼入を行う
ことによってワークに形成された硬化層の幅を規制する
ことを特徴とする高周波焼入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1330783A JPH03191019A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 高周波焼入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1330783A JPH03191019A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 高周波焼入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03191019A true JPH03191019A (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=18236500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1330783A Pending JPH03191019A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 高周波焼入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03191019A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5665928A (en) * | 1979-11-02 | 1981-06-04 | High Frequency Heattreat Co Ltd | One shot uniform heating method for surface of stepped shaft |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1330783A patent/JPH03191019A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5665928A (en) * | 1979-11-02 | 1981-06-04 | High Frequency Heattreat Co Ltd | One shot uniform heating method for surface of stepped shaft |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03191019A (ja) | 高周波焼入装置 | |
JP2632106B2 (ja) | 高周波加熱コイル | |
JP3257416B2 (ja) | 高周波焼入装置および高周波焼入方法ならびに焼入製品の製造方法 | |
JP2002105532A (ja) | 歪形ワークの熱処理装置 | |
JP2709556B2 (ja) | 薄肉リング状ワークの高周波焼入方法 | |
JP2700518B2 (ja) | 軸状ワークの高周波焼入方法 | |
JPH02197517A (ja) | 高周波焼き入れ装置 | |
JPS61261423A (ja) | 高周波焼入法による筒形部品の端部への表面硬化処理法 | |
JP2739421B2 (ja) | クランクシャフトのピンの高周波焼入方法 | |
JPH0553844B2 (ja) | ||
JPH0144770B2 (ja) | ||
JP3535061B2 (ja) | 偏肉ワークの焼入歪みコントロール方法及び装置 | |
JPH03120317A (ja) | 高周波焼入方法 | |
JPS5855213B2 (ja) | 高周波誘導加熱によるネジ部の加熱処理方法およびその装置 | |
JPH03192683A (ja) | 高周波誘導加熱による局部焼鈍方法及び装置 | |
JP2532031Y2 (ja) | 内面焼入コイル | |
JPH044375B2 (ja) | ||
JP4055853B2 (ja) | クランクシャフトの高周波焼入焼戻装置及びその装置に用いられる高周波焼戻コイル体 | |
JP2545869Y2 (ja) | 高周波加熱コイル | |
JP2527792Y2 (ja) | 軸材鞍部の表面加熱装置 | |
JPH0714356Y2 (ja) | 高周波加熱コイル | |
JPS63187590A (ja) | 異形筒体内周壁均一加熱用コイル | |
JPH0587564B2 (ja) | ||
JPH1126150A (ja) | 誘導加熱コイル及び高周波焼入装置 | |
JPH05140636A (ja) | 軸状ワークの高周波焼入方法 |