JPH03189547A - 熱拡散率測定方法及び測定装置 - Google Patents

熱拡散率測定方法及び測定装置

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JPH03189547A
JPH03189547A JP32849789A JP32849789A JPH03189547A JP H03189547 A JPH03189547 A JP H03189547A JP 32849789 A JP32849789 A JP 32849789A JP 32849789 A JP32849789 A JP 32849789A JP H03189547 A JPH03189547 A JP H03189547A
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sample
temperature
measuring device
light beam
thermal diffusivity
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JP32849789A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sugita
辰哉 杉田
Yoshihira Maeda
佳均 前田
Isao Ikuta
生田 勲
Hiroyuki Minemura
浩行 峯邑
Hisashi Ando
寿 安藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物質の熱拡散測定方法及び測定装置に関する
〔従来の技術〕
物質の熱拡散率は、熱物性値として重要な意味を持つ。
近年、書き込み可能光ディスクや書替え可能光ディスク
のように薄膜をレーザ光で加熱し薄膜を変化させて記録
するメモリが開発されてきた。このようなディスク型メ
モリの記録には、記録膜の温度変化が重要であるので、
ディスクの設計には、構成膜の熱拡散率を知る必要があ
る。ところで、熱拡散率は、試料に温度勾配を設け、温
度勾配の大きさから決める。従来の熱拡散率の測定法を
大きく分けると、非定常法と周期加熱法がある。非定常
法は、試料をパルス的(フラッシュ法)、あるいは、ス
テップ的(ステップ法)に加熱したときの、温度の時間
的変化から、熱拡散率を求める。非定常法の公知例とし
て、例えば、特開昭63−58242号公報がある。こ
の公知例では、レーザ照射装置と集光レンズと平行平板
状試料を照射軸と直行する試料保持装置と照射軸方向に
直行する面内方向に移動可能な非接触感熱センサと非接
触センサをレーザ光の光軸と直行する面内で移動させる
移動装置からなる。レーザ光を小径に絞り試料に瞬時照
射して、試料の背面のレーザの中心より所定の距離前れ
た位置の温度上昇曲線を測定して熱拡散率を求めている
。しかし、非定常法では、試料を瞬時に加熱、または、
加熱を初めてから加熱し続けるため、試料の温度が上が
りすぎ試料を傷めたり、瞬時の温度変化を測定するので
温度測定に誤差が大きいという問題がある。周期法は、
周期的に温度を変化させた時の、温度変化の振幅の空間
分布、あるいは、温度変化の遅れから熱拡散率を求める
ものである。周期法は、ロックインアンプのような雑音
を取り除く測定装置が使えるので、温度変化は微小でよ
く、非定常法の欠点がない。周期的加熱法の代表的な方
法として、ACカロリーメトリーがある。ACカロリー
メトリーは、周期的に強度の変化する光により試料表面
を加熱し、裏面の温度変化の遅れから熱拡散率を求めた
り、膜試料の一部を周期的に強度の変化する光により加
熱し、加熱部からの距離を変えて温度の振幅の変化を測
定することにより熱拡散率をillす定するものである
。ACカロリーメトリー法を用いて、薄膜の厚さ方向と
垂直な面方向に対する熱拡散率41す定の公知例として
1例えば特開昭60−155950号公報がある。この
公知例では、チョッパを回転して断続的に光エネルギを
薄膜に照射するが、マイクロメータにより移動できるマ
スクを光源と試料の間に置き試料に光を照射する部分と
照射しない部分を作ると、光エネルギの照射される部分
は加熱されて温度が上昇するのにたいして非照射部は温
度が上昇しないので、照射部と非照射部との間に温度勾
配が生し、周期的な熱波が薄膜の面内方向に進行する。
光照射部に点接触した熱電対で交流温度を測定する。マ
スク部材から熱電対までの距離を変えて交流温度を測定
して熱拡散率を測定する。本公知例のようにACカロリ
ーメトリーでは、温度計として、熱電対を用いるが、薄
膜のような熱容量の小さな試料にだいしては、温度計の
熱容量のために温度が低くなったり、応答速度が遅くな
る問題があり、また、薄膜は、基板上に作成されており
、基板の影響があるが、測定結果の解析に基板まで含め
た理論式を用いていないため、1μm以下の薄膜の測定
はできなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、数十nmから数μmの薄膜の熱拡散率を
精度の良く測定できる測定法はないのが現状である。ま
た、従来の熱拡散率測定では、試料が均一であるとして
試料全体あるいは数脇の範囲を一様に加熱しており、数
ミクロンの大きさの面内方向での不均一や欠陥、深さ方
向の欠陥の分布はわからなかった。
本発明の目的は、従来の方法では測定出来なかった1μ
m以下の薄膜の熱拡散率を測定する方法と測定装置を提
供すること、ならびに、試料の表面と表面近くの面内ま
たは深さ方向の分析を行う装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、温度計として、赤外線放射温度計のような非
接触温度測定を用い、試料に非接触で温度変化を測定す
るものである。
また、本発明は、周期的に強度の変動する光源により試
料を加熱して試料に生じる温度変化の振幅と位相の遅れ
の空間分布を測定して、薄膜・基板・薄膜に接した流体
まで含めた三次元熱伝導方程式を解いた理論式と測定と
を合わせることにより熱拡散率を求めるものである。
本発明は、微小分を加熱しさらに放射温度計で微小部の
温度を測定しながら、光線または放射温度計を試料表面
に平行に二次元的に走査するものである。
本発明は、周期的に強度の変化する光線の周波数を変化
させながら、光線または放射温度計を試料表面に平行に
二次元的に走査するものである。
イ、構成 第1図は、本発明の構成図を示したのである。
試料3を加熱するための光源1と光源1がらの光線7を
変調する変調器2と非接触温度測定装置5と光線7また
は非接触温度測定装置5のうち少なくとも一方を試料3
に平行に1軸方向または2軸方向に移動させる駆動装置
6と試料3と非接触温度測定装置5の間にあり試料3か
ら発せられる温度情報8を変調する変調器4からなって
いる。光源1としては、レーザ光を用いるが、ランプ光
・X線のような電磁波や電子線のような粒子線でも良い
。非接触温度測定装置5としては、赤外線放射温度計が
ある。赤外線放射温度計は、温度測定範囲を数ミクロン
にすることができる。第1図では、光線を変調器で変調
する方式を示したが、試料上で、光線の強度が周期的に
変動しておれば同じ効果が得られるので、例えば、周期
的に発信するパルスレーザや半導体レーザのように電気
回路により光線を変調したものでも良い。変調器として
、メカニカルチョッパや音響変調素子(AOM)や電気
変調素子(EOM)がある。第1図では、非接触温度計
5を試料3に対して移動させる構成になっているが、光
線7を光偏向器などを用いて試料に対して移動させても
良い。この場合は、光線7の試料上での形が変わらない
ようにする必要がある。また、第1図では、光源1と非
接触温度計5が試料3にたいして反対側にあり、光透過
性のある基板上の薄膜試料において基板側から光を入射
させるが、この配置は基板に光吸収のない場合しか利用
できない。基板が光を吸収する場合やバルクの試料の測
定の場合は、レーザと放射温度計を試料にたいして同じ
側に置き薄膜あるいはバルクの表面にレーザを照射し同
じ面の温度を放射温度計で測定する配置にする。また、
本発明は、透明な試料にも適用できる。例えば、第6図
のように光を吸収して発熱する部分を設ければ良い。
第6図では、ガラス基板51上に円形の光吸収部53を
設けて、光吸収部にレーザ光7を照射しそこよりの熱の
流れを赤外線8により測定している。
この時、光吸収部での熱伝導が影響しないように。
光吸収部の直径は、ビーム径とほぼ同じかビーム径より
も小さい方が望ましい。
口、原理 以下に、測定の原理を説明する。
熱伝導は、熱伝導方程式、 に従う。ここで、Dは熱拡散率、Qは発熱部である。−
次元において Q=O(x>0) Q=Qo exp(iωt)    (xso)の時の
解は、kd<1のとき δT(x、t)=(Qo/2ωcd)exp(x/μ)
exp(i(ωt t/μ))・・・(2) で与えられる。ここで、Cは体積比熱、dは試料の膜厚
、 μ=f丁丁丁子7丁      ・・・(3)は、熱拡
散長を表す。式(1)により、発熱部より離れるに従っ
て、温度変化の位相が、加熱の周期よりもX/μ遅れ、
温度変化の振幅もexp(−x/μ)のように熱拡散率
に依存して、小さくなることが分かる。このように、少
なくとも二点における温度変化の振幅あるいは位相差を
測定すれば、熱拡散率が測定できる。バルク試料をスポ
ット的に加熱した場合は、加熱部より距離r離れた所の
温度変化は。
0 のようになり、位相は、−次元の場合と同じ大きさで変
化する。第2図に、ガウシアンビームのレーザ光を当て
たときの試料の表面の温度の振幅と位相の変化を模式的
に示した。第2図(a)のようなガウシアンビームを試
料に当てた場合、温度の振幅は、熱伝導によりビームよ
りも広がり、第2図(a)に示したようにビームによる
加熱領域の周りに、熱拡散長μの幅で熱拡散による加熱
領域が出来る。熱拡散による加熱領域では、位相はビー
ムからはなれるに従って距離に比例して遅れる。従って
、温度振幅のガウシアン分布からのずれあるいは、位相
の遅れから熱拡散長を求める事が出来、熱拡散長より熱
拡散率を求めることが出来る。更に、熱拡散率は、変調
周波数fの関数であり、l/、/Tに比例するので、位
相の遅れが一定である位置の距離の幅Wを変調周波数の
関数として測定し、Wと1/、/’Uの関係をグラフに
すると、第2図(b)のように直線になり、この傾きか
ら熱拡散率を求める事が出来る。このように、位相の遅
れの広がりと変調周波数の関係を測定することにより、
単一周波数での振幅と位相の測定のみから熱拡散率を求
めるよりも精度の高い測定が出来る。
次に、基板上に付けた薄膜を絞ったレーザビームのよう
にスポット的に加熱する場合を考える。
無限平面の基板(厚さ無限大、熱伝導率kb、熱拡散率
Db)上の薄膜(厚さ1.熱伝導率ks、熱拡散率Ds
)が気体(厚さ無限大、熱伝導率kf。
熱拡散率Df)に接している場合を考える。薄膜の光吸
収係数をα2発熱効率をηとする。角振動数ωで振動す
るビーム径82強度Pのガウシアンビームを照射したと
する。このときの3次元熱伝導方程式の解は、PHOT
OTHERMAL INVESTIGATIONOF 
5OLIDS AND FLUIDS (edited
 by J、A、5ell。
ACADIEMICPRESS、INC,(1989)
)p、 57に与えられており、この時の試料表面の温
度変化の振幅は、ただし、 U(λ)4(1−g)(b−r)exp(−a 1)+
(g+r)(1+b)exp(+βs1)]■(λ)=
[(1g)(b−r)exp(−al)+(g+r)(
1−b)exp(−βS])]H(λ)=(1+g)(
1+b)exp(+βsl)  (1−g)(1−b)
exp(−β51.)i と表される。この解を数値積分することにより、ビーム
中心からの距離rにおける温度変化の振幅とビームの強
度の変化に対する位相の遅れを求めることができる。こ
の計算結果と測定結果をフィッティングすることにより
熱拡散率を求めることができる。また、ビーム中心から
位相が90°遅れる位置の間の距離Wは、バルク試料の
場合、数値計算の結果 W=d+  1.4πD / f t      ・・
・(6)と表される。ここで、dはビーム径のオーダで
ある。この関係式より簡単に熱拡散率を測定することが
できる。薄膜においても同様の関係が有り、熱拡散率を
もとめることができる。薄膜と基板の間に熱抵抗がある
ときは、熱伝導方程式に熱抵抗を入れて解析することに
より、熱抵抗を求めることもできる。
以上のように、ガウシアンビームを用いて試料を加熱し
、加熱部よりの熱の広がりと加熱光からの温度変化の位
相の遅れをビームの中心からの距離の関数として測定し
て理論式と比べることにより、熱拡散率を測定できる。
本発明では、微小部の温度を測定する非接触温度計ある
いは微小な大きさに絞った光線を試料に合せて移動し加
熱部と温度測定部との相対的な位置を変えながら温度振
幅と位相を測定することにより、周期的な温度変化の振
幅と位相の遅れの空間分布を測定する。さらに、位相遅
れの空間分布より、ビーム中心から位相が一定角度遅れ
る位置の間の距離の変調周波数の関数として測定し、理
論式と合わせて熱拡散率を求める方法より、より簡単に
また正確に熱拡散率を求めることができる。
ここで、レーザビーム径aoと温度の測定径a1の上限
と下限を考える。レーザの波長をλ0゜集光レンズの開
口数をN A oとすると、ビームの絞れる最小径は、
約λ0/NAoと表される。また。
ビーム径が大きいとき、試料の熱拡散長μに比べて大き
すぎるとビーム径に比べて熱の広がりが小さく熱拡散率
の測定には不利であるので、a0<10μが望ましい。
また、放射温度計の赤外線測定波長範囲を、λ1くλ〈
λ2、赤外線の集光レンズの開口数をN A 1とする
と温度測定範囲の直径は、λ2 / N A 1以上で
ある。また、温度測定径が、熱拡散長μ以上では、熱拡
散率の測定はできなくなるので、alくμである必要が
ある。以上より、レーザビーム計は、μo/ N Ao
< a o< 1011 を放射温度計の測定領域の直
径はλ1/ N A t< a sくμである必要があ
る。
本発明の測定装置の測定方法には二つある。
つば、第1図において、変調器1によりレーザ光を変調
し変調器4は使わず開放にし、変調器1の周波数信号を
ロックインアンプの参照信号として、試料の温度変化に
よる検出器の信号の振幅と位相の空間分布を測定する方
法である。この方法では試料の温度変化の振幅はわかる
が、温度自体はわからない。もう−っは、変調器1とと
もに、変調器4により試料から放出される赤外線も変調
するものである。この時、変調器1の周波数をfL。
変調器4の周波数をfzとすると、fz>fzのときに
fzをロックインアンプの参照信号とすると、レーザ光
のfzによる温度の変化の信号の平均値を測定すること
ができ、これより、レーザ光を照射することによる温度
の上昇の平均値を測定することができる。この二つの測
定による測定結果から、温度変化の振幅、平均の上昇温
度、最高到達温度を求めることができる。
この、温度変化の振幅、平均の上昇温度、最高到達温度
の求め方を示す。第3図(a)に示すようにレーザ光を
flで変調したときの試料の温度時間変化は第3図(b
)のようになる。室温をTr、基板温度をTo、ftで
変調されたレーザ光によって達する最高温度をTa、最
低温度をT、、TaとTIの平均を′■゛と表した。試
料と放射温度計の間に置いたチョッパ16により試料よ
り放出された赤外線を第3図(c)のように周波数f2
で変調したときの放射温度計の出力は第3図(d)のよ
うになる。T4. To、 ”ra、 ’I”+より放
射され赤外線による放射温度計の出力をそれぞれ、V 
r IVo、Va、V+と表した。
V s ” V a  V + V t = V  V o = (V a + V t
 )  V rとすると、fl>f2のとき、flをロ
ックインアンプの参照信号として出力を測定したときは
、Vs を、f2を参照信号としたときは、■、をat
!1定できる。vrは、レーザを照射しないで測定する
ことにより測定できる。以上より、 V a ” V t + V r 十V s / 2■
+=Vt+V、 Vs/2        =・(8)
から、Va、V+を求めることができる。
放射温度計の温度に対する出力の大きさT=F(V)は
、別に、温度と放射率のわかった基準器を使って補正す
ることにより前もって決めておく。
これより Ta=F (Va) T I= F (V t )            
 ・・・(9)を求めることができる。このようにして
決めた最高温度、最低温度、平均温度を実施例3に示す
非接触温度測定装置の駆動装置として例えば、2軸のス
テラピンクモータを用いろと、第4図に示すようにY軸
方向に少しずつ送りながら、X軸方向に走査することに
より、試料の面内における情報を得ることができる。実
施例4に測定例を示す。放射温度計の出力は、試料の吸
収率、熱伝導率、比熱、密度、放射率、基板と薄膜の密
着度によって決まる。したがって、試料の面方向にこの
ような物性値の異方性や分布があると放射温度計の出力
は変化する。よって、温度計を二次元的に走査すること
により、試料の吸収率、熱伝導率。
比熱、密度、放射率、基板と薄膜の密着度の異方性や分
布を測定できる。加熱部分と温度測定範囲を微小な部分
にすることにより微小な範囲での分布を測定出来る。ま
た、試料に、傷、欠陥があるとその前後で、信号強度と
位相が変化する。したがって、二次元測定によって欠陥
の分布を測定できる。この場合、位相情報の方が敏感で
あることが多い。さらに、熱拡散長は、変調周波数の関
数であり1周波数が高くなると熱拡散率は短くなる。
第5図に示すように光吸収係数αの試料では、光は1/
αの領域71で吸収され熱となり、熱拡散長μの範囲7
2に熱が広がる。変調周波数により熱の伝わる深さが変
化するので、二次元走査を変調周波数を変えて行うこと
により、深さ方向にある欠陥や不均一を測定できる。特
に、面内の不拘、欠陥、深さ方向の分析を行うときは、
加熱部分と温度測定部分の相対的な位置関係を一定にし
て測定する方法が良い。そのためには、光源と温度測定
器を同時に移動するか、光源と温度測定器の位置関係を
一定にしたまま試料を移動すればよい。実施例5に、面
内に不均一がある場合、実施例6に面内に傷がある場合
の測定を示す。
以上では、円形ビームによる加熱であったが、加熱部は
直接的であってもよい。加熱部を直線的にすることによ
り、面内での熱伝専は一次元伝導的になり解析は簡単に
なる。レーザによる加熱部を直線的にする方法として、
第7図のような方法が考えられる。第7図(a)では、
ビーム7をビームエキスパンダ71により拡大し、試料
面上でビーム強度が一定になるように、ビーム強度のほ
ぼ一定な部分をスリット72で取り出し、シリンドリカ
ルレンズ73により直線的に集光して、試料14に照射
している。放射温度計をビームによる加熱部に垂直方向
に動かして、温度振幅と位相を測定する。第7図(b)
では、レーザ光7を斜めから入射しビームの当たってい
る部分を直線的にしている。
試料の面内での温度分布と位相が分かれば、温度計又は
光線を試料に対して移動する必要はない。
例えば、温度センサの集合体を用いて、温度分布を一度
に測定してもよい。実施例7に、温度センサアレを用い
た実施例を示す。
金属は、−射的に光の吸収率が小さいので試料の温度を
上げるためにレーザのパワーが必要であり、また、放射
率が小さいので試料から放射される赤外線も小さいとい
う問題がある。光吸収率と放射率を大きくするには、光
吸収膜と放射率の大きい赤外線放射膜をつけると良い。
光吸収膜や赤外線放射膜を付けることしこより試料の温
度分布が変化しないようにするために、光吸収膜や赤外
線放射膜としては、熱伝導率と比熱が小さく、膜厚の薄
いものが良い。実施例2に、光吸収膜と赤外線放射膜を
用いた場合の結果を示す。
本発明では、光源よりの光線と温度測定部分の試料上で
の形状は一定である必要がある。光線の試料に照射され
た面の形状を一定に保つ方法としオートフォーカス機構
を用いることが考えられる。
実施例8に、オー1〜フオーカス機構を用いた実施例を
示す。
〔作用〕
本発明では、赤外線放射温度計のような非接触温度測定
装置を用いることにより、試料の温度分布を乱すことな
く試料の温度分布を測定できるようになり、薄膜のよう
な熱容量の小さな試料の温度分布も測定することが出来
る。
本発明では、周期的に強度の変動する光源により試料を
加熱して試料に生じる温度変化の振幅と位相の遅れの空
間分布を測定して、7J、膜・基板・薄膜に接した流体
まで含めた三次元熱伝導方程式を解いた理論式と測定と
を合わせることにより熱拡散率を求めることにより、基
板と外界の影響を取り除いて熱拡散率を求めることが出
来る。
微小分を加熱しまた放射温度計で微小部の温度を測定し
、光線または放射温度計を試料表面に平行に二次元的に
走査することにより、試料の面内の微小な範囲での不均
一や欠陥を求めることが出来る。
周期的に強度の変化する光線の周波数を変化させながら
、光線または放射温度計を試料表面に平行に二次元的に
走査することにより、試料の内部の欠陥分布を求めるこ
とが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1) 第8図は、本発明の一実施例の熱拡散率測定装置の構成
図を示したものである。アルゴンレーザ11から放出さ
れたレーザ光7は、チョッパ12により周波数f1で変
調され、集光レンズ13により、試料14に照射される
。ビーム径は約100μInである。レーザ光7により
加熱された部分の試料温度を、赤外線放射温度計15に
より測定する。温度測定径は、約5μmである。試料か
ら放出された赤外線8は、チョッパ16により周波数f
2 で変調され赤外線放射温度計15で検出される。赤
外線放射温度計15は、X軸方向に移動するステッピン
グモータ16とZ軸方向に移動するステッピングモータ
17により試料14に平行に二次元的に走査される。赤
外線放射温度計15の信号は、チョッパ12からの信号
31またはチョッパ16からの信号32を参照信号とす
るロックインアンプ19により検出される。ロックイン
アンプ19で測定された信号強度と位相の情報は、信号
線34によりマイクロコンピュータ20に取り込まれ、
処理される。また、マイクロコンピュータ20は、制御
線35によりステッピングモータ17.18を制御し、
赤外線温度計15の走査を自動で行う。試料14は、レ
ーザ光の透過性あるガラス基板の上に薄膜を付けたもの
で、レーザ光は、ガラス基板側から入射し裏面側から薄
膜表面の温度を測定している。
第9図に膜厚125μmのN i −20C,r膜のチ
ョッパ12の周波数fx をパラメータとして測定した
結果を示す。チョッパ16は開放している。
ビームの中心が位置0である。第9図(a)は、信号強
度であり、第9図(b)は、位相である。
原理で示したように、位相が直線的に変化している。
Ni−20Cr、タングステン、モリブデン。
金の測定に対して、位相遅れがビーム中心に対して90
’遅れた位置の間の幅を変調周波数の平方根の逆数に対
してプロットを取った結果を第10図に示す。原理で示
したように、直線になっている。
この直線の傾きより熱拡散率を求め、金の測定値に対し
て規格化した熱拡散率と、バルクの文献値を金に対して
規格化した値を表1示す。タンクステン、モリブデンの
測定結果より、15%以内の精度で測定できることがわ
かる。100 )(zにおける金の熱拡散長は、620
μmであるので、本実施例は、原理で示したビーム径と
温度測定範囲の径の条件を満たしている。
表 (実施例2) 180nmの金膜の光入射側と温度測定側に光吸収膜、
赤外線放射膜として10nmのタングステン膜を用いた
ときの、位相遅れがビーム中心に対して90’の位置の
間の幅を変調周波数の平方根の逆数に対してプロットを
取った結果を第11図に示す。金のみの結果も同時に示
したが、直線の傾きは、金のみの結果と差がなく、この
測定においても金の熱拡散率を測定できることを示して
いる。
(実施例3) 第12図に、原理に示した方法により求めた125nm
のNi−20Cr膜に50nWのレーザを照射したとき
の平均温度Tと最高到達温度1゛1、最低温度TIを示
す。
(実施例4) 実施例1における装置は、ステッピングモータを2軸用
いているので、第4図に示すようにy軸方向に少しずつ
送りながらX軸方向に走査することにより、試料の面方
向の情報を得ることができる。第13図に測定を示す。
ビームの中心は、(X、Y)= (0,O)にある。第
13図(a)は信号強度を、第13図(b)は位相を示
している。
(実施例5) 本実施例では、表面状態の違う部分を横切った場合の信
号の変化を示す。試料は、第14図(a)に示すように
、200nmのN i −20Cr膜上に試料の半分だ
け10nmの金膜を付けたものである。加熱部と温度測
定部の距離を一定にしたまま、金膜部とNi−20Cr
膜部の境界を垂直に横切って信号強度を測定した。結果
を第14図(b)に示す。X=Oが、金とNi−20C
rの境界である。金は、Ni−20Crより放射率が小
さいために信号強度が小さくなっている。実施例4に示
したように、y軸方向にも走査すれば、放射率の面内分
布を測定できる。本実施例の放射率の違い以外にも、面
内に熱伝導率、比熱、光吸収係数、膜厚の分布があると
信号強度あるいは位相に変化があるので、熱伝導率、比
熱、光吸収係数、膜厚の分布を測定することもできる。
(実施例6) 本実施例では、傷を横切った場合の信号の変化を示す。
試料は、第15図(a)に示すように。
200nmのNi−20Cr膜に、ひっかき傷をつけた
ものである。加熱部を固定して、温度測定部をひっかき
傷に垂直に移動させたときの位相の変化を測定した。結
果を第15図(b)に示した。
傷の前後において、位相が変化している。実施例4に示
したように、y軸方向にも走査すれば、傷の面内分布を
測定できる。
(実施例7) 温度センサを2次元的に配置することにより、温度測定
装置を移動する必要はなくなる。本実施例では、第16
図に示すように、2次元的に配置した温度センサアレを
用いており、レーザ光7により試料14に生じた温度分
布をレンズ81で温度センサアレ82上に投影し、セン
サアレー82のそれぞれのセンサの信号をコントローラ
83で電気的に走査して温度分布を得ている。電気的な
走査で温度分布が測定できるので、測定時間が短縮でき
る。
(実施例8) 本実施例は、オートフォーカス機構により、ビーム径を
一定にしたまま、光源を移動するものである。第17図
に示すように、オートフォーカス機構を持った光ヘッド
を用いている。第17図(a)に示すように、レーザ光
を照射するためのヘッド101をコースアクチュエータ
102でレール上を動かして、試料14にできる温度分
布を変えながら、試料より放出される赤外線8を検出し
て温度を測定する。第17図(b)は、ヘッドの構造で
あるが、加熱のためのレーザとして半導体レーザ111
を用い、コリメータレンズ112゜ビームスプリッタ1
13を通ったレーザ光を対物レンズ114により基板5
1上の試料薄膜52に照射している。対物レンズ114
をアクチュエータ115で試料に垂直方向に動かすこと
によりオートフォーカスをかけて、ビーム径を一定に保
つ。
オートフォーカスのための信号は、ビームスプリッタ1
13で反射され検出器117に届く試料表面からの戻り
光を出して得ている。レーザ光の変調は電気的に行って
いる。830nmの半導体レーザと開口数0.5  の
対物レンズを用いると、ビーム径は、約1.6μm ま
でしぼれるので、熱拡散長が約1.6μmより非常に大
きい場合は、加熱点を点熱源とみなすことでき、式(4
)により解析できる。
第17図のヘッドは、コンパクトディスクのような光デ
ィスクの再生装置に用いられるヘッドと本質的に同じも
のである。光デイスク再生装置におけるように、ディス
ク型試料を回転しつつ、ヘッドをディスクの半径方向に
移動しながら、ディスクに生じる温度分布を測定するこ
とにより、ディスクの欠陥分布を測定や面内分析できる
ので、ディスクの検査装置として利用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、温度計として、非接触温度測定装置を
用い、試料に非接触で試料の温度を計り、温度計による
試料の温度の撹乱なしに温度を測定するとともに、薄膜
・基板・薄膜に接した流体まで含めた3次元熱伝導方程
式を解いた理論式と測定した温度変化の振幅分布と位相
遅れの分布を合せることにより熱拡散率を求めることに
より、171m以下の薄膜のような、熱容量の小さな試
料の熱伝導率を測定することができるようになった。
ただし、本発明の熱拡散率測定方法は、1μm以上の膜
やバルク材料にも適用できる。
また、放射温度計で微小部の温度を測定しつつ、光線ま
たは放射温度計を試料表面に平行に2次元的に走査する
ことにより、試料の面内の不均一や欠陥を評価できるよ
うになった。
さらに、光線に変調周波数を変えて、面内の走査測定を
行うことにより、試料内の欠陥を測定できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の詳細な説明図、第3図は温度を決める方法の原理図
、第4図は、二次元走査の原理図、第5図は深さ方向の
測定原理、第6図は透明膜における実施例の説明図、第
7図は直線的に加熱したときの本発明装置の配置図、第
8図は本発明の一実施例の装置系統図、第9図はNi−
20Cr膜の測定結果の説明図、第10図は金属膜の変
調周波数に対する位相が90°遅れる位置の幅を示す説
明図、第11図はタングステン/金/タングステン膜の
変調周波数に対する位相が90゜遅れる位置の幅を示す
説明図、第12図は、Ni−20Cr膜の温度分布図、
第13図はNi −20Cr膜の二次元における測定結
果を示す説明図、第14図は面内に不均一のある場合の
測定結果を示す説明図、第15図は面内に傷のある場合
の測定結果を示す説明図、第16図は温度センサアレー
を用いたときの装置の配置図、第17図は光ヘッドを用
いたときの斜視図と光ヘッドの系統図である。 1・・・光源、2,4・・・光変調器、3・・・試料、
5・・・赤外線放射温度測定装置、6・・・駆動装置、
7・・・光線、8・・・赤外線、11・・・アルゴンレ
ーザ、12.16・・・チョッパ、13・・集光レンズ
、15・・・赤外線放射温度計、17.18・・・ステ
ッピングモータ、19・・・ロックインアンプ、20・
・・マイクロコンピュータ。 ≠20((1) $3 CC) 暗闇 吟固 第40((1) 第4図(6) 茶 4  riJ (c) 膚4 乙  6り (a) 第 名17   レコ とaノ \ #7図とイ−ノ 第 8 困 第 国 //VT (f4z−”) 1ヴ 96コ (a) t (/’幻 第’4rfJ(4) 住 ! (声yl) 第11 図 屏 (Hz 陰り 第 12 ムロ (a) al(μm) 第12囲(6) # 14 図 (a) 金 υ 11  /4  m u) ) fLl (pet) γ(pttn) T  Ip7nノ 第 3 霞(a) ;Pシ13(ン1(t、) 第1ぎ口C(1) θ 若150rシジ イを贋r  (pm) 第 1乙 ω lL 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と前記試料とからなり、周期的に強度
    の変化する光線を前記試料に照射することにより前記試
    料の面内に生じる温度変化の振幅分布または前記光線の
    変調に対する位相の変化の分布を、前記光線または前記
    非接触温度測定装置のうち少なくとも一方を走査して測
    定することを特徴とする熱拡散率測定方法。 2、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と前記試料とからなり、周期的に強度
    の変化する光線を前記試料に照射することにより前記試
    料の面内に生じる温度変化の振幅分布または前記光線の
    変調に対する位相の変化の分布を、前記光線または前記
    非接触温度測定装置のうち少なくとも一方を走査して測
    定することを特徴とする熱拡散率測定装置。 3、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と前記試料と前記試料と前記非接触温
    度測定装置の間にあり前記試料より発せられる温度情報
    を変調する変調器とからなり、周期的に強度の変化する
    光線を前記試料に照射することにより前記試料面内に生
    じる温度変化の振幅分布または前記光線の変調に対する
    位相の変化の分布を、前記光線または前記非接触温度測
    定装置のうち少なくとも一方を走査して測定することを
    特徴とする熱拡散測定方法。 4、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と前記試料と前記試料と前記非接触温
    度測定装置の間にあり前記試料より発せられる温度情報
    を変調する変調器とからなり、周期的に強度の変化する
    光線を前記試料に照射することにより前記試料面内に生
    じる温度変化の振幅分布または前記光線の変調に対する
    位相の変化の分布を、前記光線または前記非接触温度測
    定装置のうち少なくとも一方を走査して測定することを
    特徴とする熱拡散率測定装置。 5、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と試料とからなる熱拡散率測定装置に
    おいて、 前記光線が光線径をa_0の円形光線であり、温度測定
    範囲が測定径をa_1の円形範囲であり、前記試料の熱
    拡散率をμと表したとき、a_0<10μ、a_1<μ
    であることを特徴とする熱拡散率測定装置。 6、試料を加熱するための光源と前記試料の温度を測定
    するための非接触温度測定装置と前記光源よりの放出さ
    れた光線または前記非接触温度測定装置のうち少なくと
    も一方を前記試料に平行に一軸方向または二軸方向に移
    動させる駆動装置と前記試料と前記試料と前記非接触温
    度測定装置の間にあり前記試料より発せられる温度情報
    を変調する変調器からなる熱拡散率測定装置において、
    前記光線が光線径をa_0の円形光線であり、温度測定
    範囲が測定径をa_1の円形範囲であり、試料の熱拡散
    率をμと表したとき、a_0<10μ、a_1<μであ
    ることを特徴とする熱拡散率測定装置。
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