JP2002005860A - 微小領域熱物性測定装置 - Google Patents

微小領域熱物性測定装置

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JP2002005860A
JP2002005860A JP2000192627A JP2000192627A JP2002005860A JP 2002005860 A JP2002005860 A JP 2002005860A JP 2000192627 A JP2000192627 A JP 2000192627A JP 2000192627 A JP2000192627 A JP 2000192627A JP 2002005860 A JP2002005860 A JP 2002005860A
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laser
stage
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laser beam
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JP2000192627A
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Masahito Hatori
仁人 羽鳥
Shiro Yumoto
志郎 湯本
Tetsuya Otsuki
哲也 大槻
Junichi Saeki
潤一 佐伯
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BETERU KK
Japan Science and Technology Agency
Bethel KK
Original Assignee
BETERU KK
Bethel KK
Japan Science and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を小型化すると共に、ステージに載置し
た試料の測定上の位置合わせを簡単かつ正確にできるこ
と。 【解決手段】 XYステージ上に載置した試料3をCC
Dカメラで撮影し、その試料表面画像22をモニタに表
示する。試料に付した2つのマーキング20,21をク
リックしてそれぞれの座標を記録する。交流変調した加
熱用レーザビームを試料表面に集光加熱し、それと同一
位置に測温用レーザビームを集光する。そのときの反射
光の強度を測定する。試料をXYステージから取外し成
膜処理を施した後、XYステージ上の任意の場所に載置
し、再び試料のマーキングをクリックしてそれぞれの座
標を読み取る。成膜後のマーキングの座標と成膜前のマ
ーキングの座標を比較し、試料の角度及び位置の変化を
演算し位置合わせを行う。その後成膜前と同様の方法で
反射光の強度を測定することにより、成膜前に選択した
測定位置と同じ場所の測定を成膜後に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱反射法を用いて微
小領域の熱浸透率分布を測定する装置に関し、特に、成
膜前後の試料に対し、試料表面又は裏面の微小領域に加
熱用レーザを照射加熱し、ほぼ同一位置の試料表面に測
定用レーザを集光させ、その測定用レーザの反射光を検
出して試料の熱物性値として熱伝導率及び熱拡散率を算
出する微小領域熱物性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱伝導率測定法にはレーザフラッ
シュ法が知られている。この方法は直径10mm,厚さ
1mm以上の試料サイズが必要であり、測定した熱伝導
はその平均を示す熱物性値であった。産業界においては
より小さな範囲、即ちミクロン単位の熱物性値の分布を
知りたい要求はあったが、実用的な方法はなかった。薄
膜は工業的に広く使用されており、特に半導体電子デバ
イスや記録媒体は集積度及び性能向上のために微細構造
化、複雑化が進んでいる。これらを構成する微小な各素
材の熱物性値はデバイスの熱設計において必要とされる
が、一般的にその測定はバルク材料の測定に比べて難し
い。1マイクロメートル以下の薄膜の熱拡散率を計測す
るためにピコ秒パルスレーザを用いた「ピコ秒サーモリ
フレクタンス法薄膜熱拡散率計測システム」が開発され
ている。ところが、本システムでは1点の熱拡散率を計
測するのに約30分かかり、試料表面の熱物性値分布の
測定は時間的な制約のため、ほとんど不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、微小領域の
熱物性や薄膜の熱物性測定は難しく、しかも試料形状を
測定装置に合わせて加工を行わなければならなかった。
従来の熱物性測定においては、加熱用レーザと測温用レ
ーザの2光を同軸にするため、通常は波長依存性の無い
ビームスプリッタを使用している。例えば、透過・反射
が50%のビームスプリッタを利用すると、赤外線レー
ザの光量は50%以下となる。試料を加熱する目的でも
波長依存性の無いビームスプリッタの場合には、50%
以下の光量しか試料表面に届かない。一方、従来の測定
方法では分布の測定ができなかったので、試料の位置合
わせが特に問題にならなかった。しかしながら、熱浸透
率測定では、試料表面に金属薄膜を蒸着する必要がある
為、成膜の前後において、試料の同じ位置における検出
光の反射を捉えないと高い精度の測定ができないという
問題がある。
【0004】本発明の目的は、装置を小型化すると共
に、ステージに載置した試料の測定上の位置合わせを簡
単かつ正確にできるようにした微小領域熱物性測定装置
を提供することにある。本発明の他の目的は、加熱用レ
ーザビームを試料表面に効率良く照射し、かつ試料表面
で反射した測温用レーザビームの検出光を最大限に検知
できる顕微鏡光学系を備えた微小領域熱物性測定装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る微
小領域熱物性測定装置は、試料を載置するステージと、
ステージ上の試料の表面又は裏面に照射し加熱する為
に、正弦波を振幅変調した加熱用レーザビームを発する
加熱用レーザと、加熱用レーザの照射により加熱した試
料表面に照射する測温用レーザビームを発する測温用レ
ーザと、両レーザビームの光軸を試料面に対しほぼ一致
させて集光させる顕微鏡光学系と、測温用レーザビーム
の照射後における試料表面の温度変化をサーモリフレク
タンス信号として捉える光ディテクタと、顕微鏡光学系
を介して試料表面を撮影するCCDカメラと、光ディテ
クタから取り込んだサーモリフレクタンス信号に基づい
て試料の熱物性値を算出すると共に、試料表面画像の表
示制御および該試料表面画像に従って試料の位置合わせ
制御を行うコンピュータと、コンピュータの処理結果を
モニタリングすると共に、試料表面画像に従って試料の
位置情報を前記コンピュータに入力する表示手段とを備
えていることを特徴とする。請求項1の発明によれば、
試料をステージ上に載置し、CCDカメラで撮影した試
料表面画像を表示手段の画面上に表示すると共に、試料
表面画像情報を基に成膜前の試料の位置を記録する。続
いて、試料をステージから取外して成膜処理を施した後
に、ステージ上の任意の場所に載置した試料をCCDカ
メラで撮影し、その試料表面画像により特定された試料
の位置と、記録した成膜前の試料の位置を比較し、試料
の位置変化をコンピュータで演算する。これにより成膜
前に選択した測定位置と同じ場所の測定を成膜後に行う
ことができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ステージはレーザ照射方向に対し水平な方向に移動
可能なXYステージと、該XYステージのモータを駆動
するドライバ及びコントローラとから成り、コンピュー
タはCCDカメラで取り込んだ試料表面に付したマーキ
ングの画像情報に基づいてドライバに指令し試料の位置
合わせ制御を行うことを特徴とする。請求項2の発明に
よれば、試料をXYステージ上に載置すると、CCDカ
メラで撮影した試料表面画像が表示手段の画面上に表示
される。試料に付したマーキング位置の座標を読み取っ
て記録する。試料をXYステージから取外し成膜処理を
施した後、再びXYステージ上の任意の場所に載置し、
試料のマーキングの座標を読み取る。成膜後のマーキン
グの座標と成膜前のマーキングの座標を比較し、試料の
角度及び位置の変化が演算される。成膜の前後におい
て、変化した試料の角度及び位置を演算することによ
り、成膜前に選択した測定位置と同じ場所の測定を成膜
後に行うことができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、XYステージに載置した試料をレーザ照射方向(Z
軸)に移動可能にするZステージと、該Zステージのド
ライバと、該ドライバを動作させるコントローラとを備
え、コンピュータはCCDカメラで取り込んだ試料表面
のレーザスポットの画像情報に基づいてコントローラを
制御しレーザスポットのピント合わせを行うことを特徴
とする。請求項3の発明によれば、測温用レーザのレー
ザスポットの自動ピント合わせを行うことにより信号強
度、レーザ集光径などが決定されると共に、測定者の個
人差を少なくすることができ、測定の信頼性が向上され
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、コンピュータは成膜前に試料表面に付したマーキン
グをCCDカメラで取り込み、各マーキングの座標デー
タを記録し、成膜後に試料表面に付したマーキングをC
CDカメラで取り込み、該マーキングの座標と成膜前の
マーキングの座標とを比較して試料の角度及び位置の変
化を演算し、成膜前後のレーザスポットの位置を一致さ
せて測定することを特徴とする。請求項4の発明によれ
ば、試料の位置座標を画面上に表示された試料表示画像
上のマーキングより取得することができるので、成膜前
後の試料の位置合わせが正確にでき、高い精度の測定が
可能となる。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、試料表面に付したマーキングの座標は表示した試料
表面画像上でマーキングのクリックにより取得すること
を特徴とする。請求項5の発明によれば、試料のマーキ
ングの座標を画面に表示された試料表示画像上のマーキ
ングをクリックすることで取得できる為、成膜前後の試
料の位置合わせが容易かつ正確にできる。
【0010】請求項6の発明は、請求項2の発明におい
て、試料を固定する再現プレートを備え、該再現プレー
トはXYステージに固定する再現プレート下と、該再現
プレート下に着脱可能に取付けられ、試料を固定する再
現プレート上からなり、試料表面の成膜前に試料表面画
像に基づいて試料の位置を記録し、該試料を固定した状
態で再現プレート上を再現プレート下から取外し、成膜
後に再現プレート下に取付けて測定を行うことを特徴と
する。請求項6の発明によれば、試料をXYステージに
載置する際に、再現プレートを利用することで、試料に
マーキングを付すことなく、成膜前後の試料の位置合わ
せが可能となる。
【0011】請求項7の発明は、試料を載置するステー
ジと、ステージ上の試料表面に照射し加熱する為に、正
弦波を振幅変調した加熱用レーザビームを発する半導体
レーザで構成される加熱用レーザと、加熱用レーザの照
射により加熱した試料表面に照射する測温用レーザビー
ムを発する測温用レーザと、両レーザビームを試料表面
のほぼ同一位置に集光させる顕微鏡光学系と、測温用レ
ーザビームの照射後における試料表面の温度変化をサー
モリフレクタンス信号として捉える光ディテクタと、顕
微鏡光学系を介して試料表面を撮影するCCDカメラ
と、光ディテクタから取り込んだサーモリフレクタンス
信号に基づいて試料の熱物性値を算出すると共に、CC
Dカメラにて撮影した試料表面画像の表示制御および該
試料表面画像に従って試料の位置合わせ制御を行うコン
ピュータと、コンピュータの処理結果をモニタリングす
る表示手段とを備え、顕微鏡光学系は、試料表面に垂直
な光軸に対し、加熱用レーザビームを光軸上に入射し、
測温用レーザビームを光軸に対し直角な方向から入射
し、加熱用レーザビームを90%程度通過させ、かつ測
温用レーザビームを90%程度光軸へ反射させる第1ビ
ームスプリッターと、該第1ビームスプリッターを介し
て入射される加熱用レーザビームを90%程度通過およ
び測温用レーザビームを50%程度通過させて試料表面
に照射し、該試料表面で反射した検出光を光軸に対し直
角な方向に50%程度反射する第2ビームスプリッター
と、該第2ビームスプリッターで反射した検出光をCC
Dカメラへ入射するよう導くミラーとから成ることを特
徴とする。請求項7の発明によれば、加熱用レーザビー
ムが試料表面に90%以上到達すると共に、測温用レー
ザビームが光ディテクタへ25%程度到達するので、S
/N比が向上される。
【0012】請求項8の発明は、請求項7において、光
ディテクタとミラーとの間に、加熱光をカットするバン
ドパスフィルタが配設されていることを特徴とする。請
求項8の発明によれば、加熱光は試料表面に到達して試
料を加熱するためにあるので、信号を得るディテクタで
は不要な光である。その加熱光をバンドパスフィルタで
カットする。また、加熱用レーザビームが試料表面に9
0%以上到達するため、逆に光ディテクタに戻る加熱光
は減少し、S/N比の低いバンドパスフィルタが使用可
能となる。
【0013】請求項9の発明は、請求項7または8にお
いて、試料にマーキングを付し、該マーキングを成膜前
後でCCDカメラで撮影し、この試料表面画像により試
料のステージ上の位置決めを行うことを特徴とする。請
求項9の発明によれば、試料の位置座標を画面上に表示
された試料表示画像上のマーキングより取得することが
できるので、成膜前後の試料の位置合わせが正確にで
き、高い精度の測定が可能となる。
【0014】請求項10の発明は、請求項9において、
試料のマーキングを試料表面画像上でクリックすること
で位置座標データを取込み、成膜後のマーキングの座標
と成膜前のマーキングの座標とを比較して試料の角度及
び位置の変化を演算し、成膜前後のレーザスポットの位
置を一致させて測定することを特徴とする。請求項10
の発明によれば、試料のマーキングの座標を画面に表示
された試料表示画像上のマーキングをクリックすること
で取得できる為、成膜前後の試料の位置合わせが容易か
つ正確にできる。
【0015】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかの記載において、加熱用レーザが半導体レーザで
構成されていることを特徴とする。請求項11の発明に
よれば、加熱用レーザとして半導体レーザを用いること
で、装置全体が小型化され、安価になる。
【0016】
【発明の実施の態様】本発明の実施例について図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の微小領域熱物性測
定装置のシステム構成を示す概念図である。XYステー
ジ1は、XY方向の二次元に移動可能な機構になってお
り、X軸およびY軸の各方向へXYステージ1を移動さ
せるドライバとそのドライバを動作させるコントローラ
を備えている。XYステージ1には、Z軸方向へ移動可
能なZステージ1aが組み込まれており、そのZステー
ジ1aのドライバとコントローラを備えている。各コン
トローラは、コンピュータ17によりCCDカメラ16
で撮影した試料の座標位置およびレーザスポットに関す
る画像情報に基づいて制御される。Z軸方向の高さは、
上記の自動焦点調整の他に、マニュアルにてモータの動
作時間を決め、高さの微調整が行われる。コンピュータ
を通してマニュアル操作し、モータを動作させてZステ
ージを動かす。試料3の表面には顕微鏡光学系4を通過
した後に同一光軸上に重なった加熱用レーザビーム6と
測温用レーザビーム5が照射される。
【0017】加熱用レーザビーム6は、正弦波に振幅変
調された赤外光であって、半導体レーザより構成される
加熱用レーザ9から発せられる。半導体レーザを用いる
ことで、装置全体が小型化され、安価になる。また、電
流による振幅変調が可能な為、AOMのような外部変調
器が不要となる。従って、システムが簡単になり、信頼
性が向上される。また、半導体レーザは効率が良い為、
水冷装置などの特別な冷却装置が不要となる。測温用レ
ーザビーム5は、例えばCWヘリウムネオンレーザ等の
可視光によって構成され、測温用レーザ8から発せられ
る。ドライバ10は関数発生器11から出力される所定
周波数の交流を加熱用レーザビーム6の変調に必要なパ
ワーに処理し、加熱用レーザ9に出力する。
【0018】顕微鏡光学系4の光軸上には第1ビームス
プリッター7と第2ビームスプリッター12が配置され
ている。第1ビームスプリッター7は、加熱用レーザビ
ーム6を顕微鏡光学系4の光軸に一致して反射させ、ま
た測温用レーザ9から発せられる測温用レーザビーム6
を顕微鏡光学系4の光軸に一致して通過させるよう作用
する。ここでは、第1ビームスプリッター7が加熱用レ
ーザビーム6を90%程度通過させ、測温用レーザビー
ム6を90%程度反射する特性を有する。このような特
性の第1ビームスプリッターを採用することで、加熱用
レーザビーム及び測温用レーザビームを効率良く利用す
ることができ。つまり、波長依存性のないビームスプリ
ッタを使用した場合に比べてレーザ強度が同じなら、信
号のS/N比を向上させることができ、高価な高出力レ
ーザと同じ性能を安価に実現することができる。
【0019】第2ビームスプリッター12は、第1ビー
ムスプリッター7を通過した加熱用レーザビーム5と第
1ビームスプリッター7にて反射した測温用レーザビー
ム6を顕微鏡光学系4の光軸に一致して通過させると共
に、試料表面で反射した加熱用レーザビーム6と測温用
レーザビーム5を光ディテクタ13の入射光軸に一致し
て反射するよう作用する。ここでは、第2ビームスプリ
ッター12が加熱用レーザビーム6を90%程度通過さ
せ、測温用レーザビーム5を50%程度反射させる。従
って、試料表面で反射した測温用レーザビーム5の半分
(約25%)程度が、例えばホトダイオード等により構
成される光ディテクタ13に検出される。このような特
性の第2ビームスプリッターを用いることにより、加熱
用レーザビームが試料表面に90%以上到達すると共
に、測温用レーザビームが光ディテクタへ25%程度到
達するので、S/N比が向上される。また、加熱用レー
ザビーム及び測温用レーザビームが同等に扱われるの
で、加熱用レーザビームが減衰することで、波長依存性
のないビームスプリッタを使用した場合に比べてレーザ
強度が同じなら、信号のS/N比を向上させることがで
き、高価な高出力レーザと同じ性能を安価に実現するこ
とができる。
【0020】第2ビームスプリッター12で反射したレ
ーザ光は、バンドパスフィルタ14により加熱用レーザ
ビーム6の反射光を遮断し、測温用レーザビーム5の反
射光のみを通過させて光ディテクタ13で検出する。第
2ビームスプリッター12とバンドパスフィルタ14と
の間には、回転可能なミラー15が配置されており、こ
のミラー15をレーザ光に対し平行に位置させてレーザ
光を光ディテクタ13へ入射させ、又はミラー15を所
定の角度回転させてレーザ光をCCDカメラ16へ導く
ようになっている。CCDカメラ16に入射した両反射
光によりモニタ19上に像を映出し、この像を見ながら
加熱用レーザビーム6と測温用レーザビーム5の試料表
面上のスポットサイズ、位置合わせを行う。ロックイン
アンプ18は、光ディテクタ13で検出した測温用レー
ザビーム5の強度変化に応じた検出信号のうち、加熱用
レーザビーム5の強度変化に比例する参照信号に同期し
た成分を増幅し、参照信号に対する熱反射信号の位相遅
れを得る。
【0021】図2に加熱用レーザビームを試料裏面に照
射する実施例を示す。本実施例では、加熱用レーザビー
ム6を試料3の裏面に照射加熱することで、試料の熱物
性値として熱拡散率を求めることができる。加熱用レー
ザビーム6は、試料3の表面に照射する測温用レーザビ
ーム5の光軸に一致させて、試料裏面に加熱用レーザビ
ーム6を照射し、試料3を加熱するよう構成されてい
る。加熱用レーザ9から発せられた加熱用レーザビーム
6は、3つのミラー20,21,22で反射させて試料
3の裏側に導き、測温用レーザビーム5と同じ機能を有
する顕微鏡光学系40を通して試料3の裏面に照射す
る。
【0022】次に本実施例の作用を説明する。試料3を
XYステージ1上に載置すると、モニタ19上にCCD
カメラ16で撮影した試料表面画像が表示される。試料
3には、図3に示すように予めマーキング20,21が
2箇所付されており、このマーキング20,21が試料
表面画像22の中に表示される。画面上でマークキング
20,21をクリックすると、マーキング位置の座標が
記録される。次に任意の試料表面位置を選択し、測定位
置とする。
【0023】続いて、試料3をXYステージ1から取り
出して成膜などの処理を施した後に、図4に示すXYス
テージ1上の任意の場所にセットする。再び、画面に映
し出された試料3のマーキング20,21をクリックす
ると、図3に示す前回のクリックしたマーキング20,
21の座標と図4に示す今回のマーキング20,21の
座標を比較し、試料3の角度の変化及び位置の変化をコ
ンピュータ18で演算する。成膜の前後において、変化
した試料3の角度及び位置を演算することにより、成膜
前に選択した測定位置と同じ場所の測定を成膜後に行う
ことができる。
【0024】交流変調した加熱用レーザビームを数マイ
クロメートルのスポット径で試料表面に集光加熱する
と、試料の表面温度は熱拡散により加熱の交流変動から
位相遅れの変化を示す。その変化の大きさは試料の熱物
性値によって定まる。加熱用レーザビームの同一位置に
測温用レーザビームを集光すると、その反射光の強度は
試料表面の温度変化に比例して変化する。従って、光デ
ィテクタ13で検出した測温用レーザビームの反射光に
対する出力を加熱用レーザビームの強度変化を参照信号
としてロックイン増幅することにより試料表面の周期的
温度変化の加熱用レーザビームの強度の周期的変化に対
する位相遅れと相対強度が測定される。測定された位相
遅れと相対強度から試料の局所的な熱物性値を算出す
る。前記熱浸透率測定は、試料表面に金属薄膜を蒸着す
る必要があるので、本発明の表示システムにより金属蒸
着の前後の試料表面の熱浸透率を比較することができ
る。
【0025】本実施例では、成膜前後の試料の位置合わ
せを試料に付したマーキングを画面上でクリックし、コ
ンピュータが演算するもので説明したが、試料にマーキ
ングを付すことができない場合には、機械的な再現プレ
ートを使用する。すなわち、再現プレート30は、図5
に示すように再現プレート下31と再現プレート上32
から成り、再現プレート下31はZステージ30に固定
され、一方、再現プレート上32は再現プレート下31
に位置決めして着脱可能に取付けられ、そのプレート上
に試料3が固定される。試料3を固定した再現プレート
32上を再現プレート下31に取付け、試料表面の測定
位置を決めた後、図6に示すように、試料3を固定した
まま再現プレート上32を取外し、その状態で成膜を行
う。そして、再現プレート上32を再現プレート下31
に取付け、測定を行う。
【0026】測定に先立って、測温用レーザを照射し、
CCDカメラで取り込んだレーザスポット画像に基づい
てZステージ1aをZ軸方向に移動させ、自動ピント合
わせを行う。ここで、自動ピント合わせとは、取込んだ
レーザスポット画像の信号強度を所定値に設定するよう
Zステージを移動させる操作である。自動ピント合わせ
終了後、試料で反射した測温用レーザに基づいて熱浸透
率の測定が行われる。
【0027】このように試料に照射した測温用レーザの
レーザスポットの自動ピント合わせを行うことにより信
号強度、レーザ集光径などが決定されると共に、測定者
の個人差を少なくすることができ、信頼性の高い測定値
が得られる。本実施例では、加熱用レーザとして半導体
レーザを用いているが、その他のレーザ、例えばガスレ
ーザを用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、試料表面をCCDカメ
ラで撮影し、その試料表面画像を基に成膜前の試料の位
置と成膜後の試料の位置をコンピュータ処理によって位
置合わせを行うことにより、成膜前に選択した測定位置
と同じ場所の測定を成膜後に行うことができる。また、
加熱用レーザに半導体レーザを用いているので、装置全
体が小型化され、安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微小領域熱物性測定装置のシステム構
成の1つの実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の微小領域熱物性測定装置のシステム構
成の他の実施形態を示す概念図である。
【図3】マーキングを付した試料の成膜前の試料表面画
像を示す図である。
【図4】マーキングを付した試料の成膜後の試料表面画
像を示す図である。
【図5】試料を位置合わせするときの測定時のセット状
態を示す再現プレートの側面図である。
【図6】成膜時に試料を固定した再現プレート上を再現
プレート下から取り外した状態を示す側面図である。
【符号の簡単な説明】
1 XYステージ 1a Zステージ 2 マイクロメータ(Zステージの操作手段) 3 測定試料 4 顕微鏡光学系 5 測温用レーザビーム 6 加熱用レーザビーム 7 第1ビームスプリッター 12 第2ビームスプリッター 13 光ディテクタ 14 バンドパスフィルタ 15 ミラー 16 CCDカメラ 17 コンピュータ 19 モニタ 20,21 マーキング 22 試料表示画像 30 再現プレート 31 再現プレート下 32 再現プレート上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯本 志郎 茨城県石岡市荒金3−11 株式会社ベテル 内 (72)発明者 大槻 哲也 茨城県石岡市荒金3−11 株式会社ベテル 内 (72)発明者 佐伯 潤一 茨城県石岡市荒金3−11 株式会社ベテル 内 Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA39 BB27 FF42 GG04 HH04 JJ03 JJ26 QQ25 QQ28 RR05 2F078 CA08 CB02 CB05 CB09 CB10 CB12 CC07 2G040 AA01 AB08 CA01 CA23 DA05 DA06 EA06 EB02 HA02 2G066 AA01 AC07 CA11 CA16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を載置するステージと、 前記ステージ上の試料の表面又は裏面に照射し加熱する
    為に、正弦波を振幅変調した加熱用レーザビームを発す
    る加熱用レーザと、 前記加熱用レーザの照射により加熱した試料表面に照射
    する測温用レーザビームを発する測温用レーザと、 前記両レーザビームの光軸を試料面に対しほぼ一致させ
    て集光させる顕微鏡光学系と、 前記測温用レーザビームの照射後における試料表面の温
    度変化をサーモリフレクタンス信号として捉える光ディ
    テクタと、 前記顕微鏡光学系を介して試料表面を撮影するCCDカ
    メラと、 前記光ディテクタから取り込んだサーモリフレクタンス
    信号に基づいて試料の熱物性値を算出すると共に、前記
    CCDカメラにて撮影した試料表面画像の表示制御およ
    び該試料表面画像に従って試料の位置合わせ制御を行う
    コンピュータと、 前記コンピュータの処理結果をモニタリングすると共
    に、試料表面画像に従って試料の位置情報を前記コンピ
    ュータに入力する表示手段と、を備えていることを特徴
    とする微小領域熱物性測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ステージはレーザ照
    射方向に対し水平な方向に移動可能なXYステージと、
    該XYステージのモータを駆動するドライバ及びコント
    ローラとから成り、 コンピュータはCCDカメラで取り込んだ試料表面に付
    したマーキングの画像情報に基づいて前記ドライバに指
    令し試料の位置合わせ制御を行うことを特徴とする微小
    領域熱物性測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、XYステージに載置
    した試料をレーザ照射方向(Z軸)に移動可能にするZ
    ステージと、該Zステージのドライバと、該ドライバを
    動作させるコントローラとを備え、 コンピュータはCCDカメラで取り込んだ試料表面のレ
    ーザスポットの画像情報に基づいて前記コントローラを
    制御し前記レーザスポットのピント合わせを行うことを
    特徴とする微小領域熱物性測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、コンピュータは成膜
    前に試料表面に付したマーキングをCCDカメラで取り
    込み、各マーキングの座標データを記録し、成膜後に試
    料表面に付した前記マーキングをCCDカメラで取り込
    み、該マーキングの座標と成膜前のマーキングの座標と
    を比較して試料の角度及び位置の変化を演算し、成膜前
    後のレーザスポットの位置を一致させて測定することを
    特徴とする微小領域熱物性測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、試料表面に付したマ
    ーキングの座標は表示した試料表面画像上でマーキング
    のクリックにより取得することを特徴とする微小領域熱
    物性測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、試料を固定する再現
    プレートを備え、該再現プレートはXYステージに固定
    する再現プレート下と、該再現プレート下に着脱可能に
    取付けられ、試料を固定する再現プレート上からなり、 試料表面の成膜前に試料表面画像に基づいて試料の位置
    を記録し、該試料を固定した状態で再現プレート上を再
    現プレート下から取外し、成膜後に再現プレート下に取
    付けて測定を行うことを特徴とする微小領域熱物性測定
    装置。
  7. 【請求項7】 試料を載置するステージと、 前記ステージ上の試料表面に照射し加熱する為に、正弦
    波を振幅変調した加熱用レーザビームを発する加熱用レ
    ーザと、 前記加熱用レーザの照射により加熱した試料表面に照射
    する測温用レーザビームを発する測温用レーザと、 前記両レーザビームを試料表面のほぼ同一位置に集光さ
    せる顕微鏡光学系と、 前記測温用レーザビームの照射後における試料表面の温
    度変化をサーモリフレクタンス信号として捉える光ディ
    テクタと、 前記顕微鏡光学系を介して試料表面を撮影するCCDカ
    メラと、 前記光ディテクタから取り込んだサーモリフレクタンス
    信号に基づいて試料の熱物性値を算出すると共に、前記
    CCDカメラにて撮影した試料表面画像の表示制御およ
    び該試料表面画像に従って試料の位置合わせ制御を行う
    コンピュータと、 前記コンピュータの処理結果をモニタリングする表示手
    段と、を備え、 前記顕微鏡光学系は、試料表面に垂直な光軸に対し、加
    熱用レーザビームを光軸上に入射し、測温用レーザビー
    ムを前記光軸に対し直角な方向から入射し、前記加熱用
    レーザビームを90%程度通過させ、かつ測温用レーザ
    ビームを90%程度光軸へ反射させる第1ビームスプリ
    ッターと、該第1ビームスプリッターを介して入射され
    る加熱用レーザビームを90%程度通過および測温用レ
    ーザビームを50%程度通過させて試料表面に照射し、
    該試料表面で反射した検出光を光軸に対し直角な方向に
    50%程度反射する第2ビームスプリッターと、該第2
    ビームスプリッターで反射した検出光を前記CCDカメ
    ラへ入射するよう導くミラーとから成ることを特徴とす
    る微小領域熱物性測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、光ディテクタとミラ
    ーとの間に、加熱光をカットするバンドパスフィルタが
    配設されていることを特徴とする微小領域熱物性測定装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、試料にマー
    キングを付し、該マーキングを成膜前後でCCDカメラ
    で撮影し、この試料表面画像により試料のステージ上の
    位置決めを行うことを特徴とする微小領域熱物性測定装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、試料のマーキング
    を試料表面画像上でクリックすることで位置座標データ
    を取込み、成膜後のマーキングの座標と成膜前のマーキ
    ングの座標とを比較して試料の角度及び位置の変化を演
    算し、成膜前後のレーザスポットの位置を一致させて測
    定することを特徴とする微小領域熱物性測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの記載にお
    いて、加熱用レーザが半導体レーザで構成されているこ
    とを特徴とする微小領域熱物性測定装置。
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