JPH03188620A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH03188620A JPH03188620A JP32605989A JP32605989A JPH03188620A JP H03188620 A JPH03188620 A JP H03188620A JP 32605989 A JP32605989 A JP 32605989A JP 32605989 A JP32605989 A JP 32605989A JP H03188620 A JPH03188620 A JP H03188620A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
基板と格子定数を異にするエビタキンヤル成長化合物半
導体結晶層をもつ半導体装置及びその製造方法に関し、 従来のバッファ層又は中間層を用いる技術の欠点を解消
することを目的とし、 81半導体基板の上にGa膜とP膜とを交互に積層して
GaPハソファ層を形成し、該GaPハンファ層の上に
Alfiを組成として含む中間層を形成し、該中間層の
上にGaAs又はInP或いはそれらと格子定数が等し
い化合物半導体結晶からなる動作層を形成するよう構成
する。
導体結晶層をもつ半導体装置及びその製造方法に関し、 従来のバッファ層又は中間層を用いる技術の欠点を解消
することを目的とし、 81半導体基板の上にGa膜とP膜とを交互に積層して
GaPハソファ層を形成し、該GaPハンファ層の上に
Alfiを組成として含む中間層を形成し、該中間層の
上にGaAs又はInP或いはそれらと格子定数が等し
い化合物半導体結晶からなる動作層を形成するよう構成
する。
[産業上の利用分野]
本発明は、基板と格子定数を異にするエビタキソヤル成
長化合物半導体結晶層をもつ半導体装置及びその製造方
法に関する。
長化合物半導体結晶層をもつ半導体装置及びその製造方
法に関する。
超高速コンピュータや光通信技術の発達に伴って、Cy
aAsを始めとする■−■族化合物半導体を用いた半導
体装置の集積度向上或いは量産性向上が希求されている
。この為、口径の大きさ、強度、価格などの面で優れた
特徴をもつSiを基板とし、その上に高速動作や光機能
などの利点をもつGaAs層を成長させた、所謂、Ga
AsオンSiからなる半導体ウェハについての開発が盛
んである。
aAsを始めとする■−■族化合物半導体を用いた半導
体装置の集積度向上或いは量産性向上が希求されている
。この為、口径の大きさ、強度、価格などの面で優れた
特徴をもつSiを基板とし、その上に高速動作や光機能
などの利点をもつGaAs層を成長させた、所謂、Ga
AsオンSiからなる半導体ウェハについての開発が盛
んである。
然しながら、GaAsはSiに比較すると格子定数が4
〔%]大きいこと、また、Siのような極性がないノン
ポーラ(nonpolar)結晶にGaAsのような極
性があるポーラ(polar)結晶を一体化させるのは
困難であり、エピタキシャル成長させたGaAsなど化
合物半導体結晶層中己こ高密度の転位や欠陥が発生した
り、表面の平坦性が悪くなる。
〔%]大きいこと、また、Siのような極性がないノン
ポーラ(nonpolar)結晶にGaAsのような極
性があるポーラ(polar)結晶を一体化させるのは
困難であり、エピタキシャル成長させたGaAsなど化
合物半導体結晶層中己こ高密度の転位や欠陥が発生した
り、表面の平坦性が悪くなる。
そこで、CaAsオンSi或いは光集積回路用の結晶材
料として期待されているlnPオンSiからなる半導体
ウェハを実用に供する乙こは、既存のGaAsバルク結
晶或いはInPバルク結晶と同程度に転位が少なく、且
つ、表面が平坦となる結晶成長技術の実現が必要である
。
料として期待されているlnPオンSiからなる半導体
ウェハを実用に供する乙こは、既存のGaAsバルク結
晶或いはInPバルク結晶と同程度に転位が少なく、且
つ、表面が平坦となる結晶成長技術の実現が必要である
。
一般に、Si基板上にGaAs層をエピタキシャル成長
させる技術は、基本的に二つに分けることができる。
させる技術は、基本的に二つに分けることができる。
第3図は従来の基本的技術の一つを説明する為の半導体
ウェハの要部切断側面図を表している。
ウェハの要部切断側面図を表している。
図に於いて、
lはSi半導体基板、
2は当初はアモルファスであったGaAs層、3はGa
As動作層 をそれぞれ示している。
As動作層 をそれぞれ示している。
この半導体装置を製造するには、Si半導体基板1上に
低温、例えば450(’C)で厚さ例えば10(nm:
1程度の薄いGaAsアモルファス層を形成し、次に、
高温、例えば650(’C)の熱処理を行ってCaAs
アモルファス層を単結晶化してGaAs層2となし、次
に、GaAs動作層3を形成する、所謂、「二段階成長
」と呼ばれる技法を採る。
低温、例えば450(’C)で厚さ例えば10(nm:
1程度の薄いGaAsアモルファス層を形成し、次に、
高温、例えば650(’C)の熱処理を行ってCaAs
アモルファス層を単結晶化してGaAs層2となし、次
に、GaAs動作層3を形成する、所謂、「二段階成長
」と呼ばれる技法を採る。
第4図は従来の基本的技術のもう一つを説明する為の半
導体ウェハの要部切断側面図を表し、第3図に於いて用
いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持
つものとする。
導体ウェハの要部切断側面図を表し、第3図に於いて用
いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持
つものとする。
図に於いて、
4はGaPバッファ層、
5はGaAsP中間層
をそれぞれ示している。
本例の半導体装置を製造するには、Si半導体基板1上
に格子定数が略等しいGaPバッファ層4を成長させて
からGaAsP中間N5を介してGaAs動作層3を形
成するものである。
に格子定数が略等しいGaPバッファ層4を成長させて
からGaAsP中間N5を介してGaAs動作層3を形
成するものである。
ここでGaAsP中間層5は、GaPバッファ層4の上
に格子定数を異にするGaAs動作層3を直接に成長さ
せると三次元的な島状成長が起こったり、或いは、高密
度の転位が発生するので、それを防止する為に用いてい
る。
に格子定数を異にするGaAs動作層3を直接に成長さ
せると三次元的な島状成長が起こったり、或いは、高密
度の転位が発生するので、それを防止する為に用いてい
る。
第3図について説明した従来の技術では、ポーラ・ノン
ポーラの不整合と格子不整合とを一挙に解決しようとす
るものであるが、第4図について説明した従来の技術で
は、先ず、ポーラ・ノンポーラの不整合を解消してから
、格子不整合を解消しようとする点で、比較的、無理が
ない手段といえる。然しなから、第4図について説明し
た従来の技術に於いて、GaPバッファ層4を成長させ
るには、分子線エピタキシャル成長(mo I e c
ular beam epitaxy:MBE)法
を適用することが困難であり、有機金属化学気相堆vi
(mecalorganic chemical
vapour deposij、ion:MOCVD
)法に依存せざるを得す、その場合も900(’C)の
高温でないと成長が行なわれない為、界面に大きな乱れ
を生ずる旨の問題がある。
ポーラの不整合と格子不整合とを一挙に解決しようとす
るものであるが、第4図について説明した従来の技術で
は、先ず、ポーラ・ノンポーラの不整合を解消してから
、格子不整合を解消しようとする点で、比較的、無理が
ない手段といえる。然しなから、第4図について説明し
た従来の技術に於いて、GaPバッファ層4を成長させ
るには、分子線エピタキシャル成長(mo I e c
ular beam epitaxy:MBE)法
を適用することが困難であり、有機金属化学気相堆vi
(mecalorganic chemical
vapour deposij、ion:MOCVD
)法に依存せざるを得す、その場合も900(’C)の
高温でないと成長が行なわれない為、界面に大きな乱れ
を生ずる旨の問題がある。
この界面の乱れは、転位の低減を妨げるばがりが、成長
層表面のモホロジ(morphology)を悪化させ
る原因になる。また、GaPバッファ層4からGaAs
動作層3へと格子定数を徐々に変える目的でGaAsP
中間層5を介挿しているので成長層全体が不必要に厚い
ものとなってしまう。
層表面のモホロジ(morphology)を悪化させ
る原因になる。また、GaPバッファ層4からGaAs
動作層3へと格子定数を徐々に変える目的でGaAsP
中間層5を介挿しているので成長層全体が不必要に厚い
ものとなってしまう。
前記したようなことから、現在、多少の問題はあるが、
第3図について説明した技術が多用されている。
第3図について説明した技術が多用されている。
本発明は、第4図について説明した技術、即ち、バッフ
ァ層及び中間層を用いる技術の欠点を解消しようとする
。
ァ層及び中間層を用いる技術の欠点を解消しようとする
。
本発明に依る半導体装置及びその製造方法に於いては、
Si半導体基板(例えばSi半導体基板上)上にGa膜
とP膜とを交互に積層して形成されたGaPバッファ層
(例えばGaPバッファ層7)と、該craPバッファ
層上に形成され、11を組成として含む中間層(例えば
A/!As中間層8)と、該中間層上に形成されGaA
s或いはそれと格子定数が等しい化合物半導体結晶から
なる動作層(例えばGaAs動作層3)とを備えてなる
が、或いは、Si半導体基板とGaPバッファ層との間
にAl、As、Ga、Pなど界面の原子配列を揃えるの
に有効な単一原子層(例えば単一原子層6)を介在させ
てなるか、或いは、Si半導体基板上にGa膜の成長原
料(例えばTMOなど)とP膜の成長原料(例えばPH
3など)とを時間をずらせて交互に供給して(例えばA
LE法の実施)GaPバッファ層を成長させる工程と、
次いで、酸GaPバッファ層上にAlAs或いはAlG
aAsなどAlfiを組成として含む中間層を成長させ
る工程と、次いで、該中間層上にGaAs或いはそれと
格子定数が等しい化合物半導体結晶(例えばAlGaA
sなど)からなる動作層を成長させる工程とを含んでな
るか、或いは、Si半導体基板上にGaPバッファ層を
成長させる前の段階でAl膜、As膜、Ga膜、P膜な
ど界面の原子配列を揃えるのに有効な膜の成長原料(例
えばTMA、As Hx 、TMG、PH:lなど)を
供給して単一原子層を成長させる工程が介挿されてなる
か、或いは、GaPバッファ層の上にAj2As或いは
A1GaAsなどAlを組成として含む中間層を成長さ
せる工程に於いて、Alを含有する成長原料(例えばT
MAなど)及び他の物質を含有する成長原料(例えばA
sH,或いはTMGなど)を時間をずらせて交互に供給
する。
Si半導体基板(例えばSi半導体基板上)上にGa膜
とP膜とを交互に積層して形成されたGaPバッファ層
(例えばGaPバッファ層7)と、該craPバッファ
層上に形成され、11を組成として含む中間層(例えば
A/!As中間層8)と、該中間層上に形成されGaA
s或いはそれと格子定数が等しい化合物半導体結晶から
なる動作層(例えばGaAs動作層3)とを備えてなる
が、或いは、Si半導体基板とGaPバッファ層との間
にAl、As、Ga、Pなど界面の原子配列を揃えるの
に有効な単一原子層(例えば単一原子層6)を介在させ
てなるか、或いは、Si半導体基板上にGa膜の成長原
料(例えばTMOなど)とP膜の成長原料(例えばPH
3など)とを時間をずらせて交互に供給して(例えばA
LE法の実施)GaPバッファ層を成長させる工程と、
次いで、酸GaPバッファ層上にAlAs或いはAlG
aAsなどAlfiを組成として含む中間層を成長させ
る工程と、次いで、該中間層上にGaAs或いはそれと
格子定数が等しい化合物半導体結晶(例えばAlGaA
sなど)からなる動作層を成長させる工程とを含んでな
るか、或いは、Si半導体基板上にGaPバッファ層を
成長させる前の段階でAl膜、As膜、Ga膜、P膜な
ど界面の原子配列を揃えるのに有効な膜の成長原料(例
えばTMA、As Hx 、TMG、PH:lなど)を
供給して単一原子層を成長させる工程が介挿されてなる
か、或いは、GaPバッファ層の上にAj2As或いは
A1GaAsなどAlを組成として含む中間層を成長さ
せる工程に於いて、Alを含有する成長原料(例えばT
MAなど)及び他の物質を含有する成長原料(例えばA
sH,或いはTMGなど)を時間をずらせて交互に供給
する。
前記手段を採ることに依り、従来の技術に比較して温か
に低温でGaPバッファ層を形成することができ、その
上に格子定数が異なるGaAsなどの動作層を二次元的
、即ち、平坦に形成することが可能となり、また、le
を組成に含む中間層は薄くて済むので、積層された半導
体層全体の厚さが不必要に厚くなる虞もないことから、
品質が良好なGaAs或いはInPなど化合物半導体結
晶からなるエピタキシャル成長層をもつSi半導体を基
板とする半導体ウェハを容易に得ることができ、化合物
半導体ウェハの大口径化、強度の向上、コスト低下が実
現され、その結果、特性良好な化合物半導体装置を安価
に供給することができる。
に低温でGaPバッファ層を形成することができ、その
上に格子定数が異なるGaAsなどの動作層を二次元的
、即ち、平坦に形成することが可能となり、また、le
を組成に含む中間層は薄くて済むので、積層された半導
体層全体の厚さが不必要に厚くなる虞もないことから、
品質が良好なGaAs或いはInPなど化合物半導体結
晶からなるエピタキシャル成長層をもつSi半導体を基
板とする半導体ウェハを容易に得ることができ、化合物
半導体ウェハの大口径化、強度の向上、コスト低下が実
現され、その結果、特性良好な化合物半導体装置を安価
に供給することができる。
第1図は本発明一実施例を説明する為の半導体ウェハの
要部切断側面図を表し、第3図及び第4図に於いて用い
た記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つ
ものとする。
要部切断側面図を表し、第3図及び第4図に於いて用い
た記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つ
ものとする。
図に於いて、6は単一原子層、7はC,aPバッファ層
、8はAlAs中間層をそれぞれ示している。
、8はAlAs中間層をそれぞれ示している。
本実施例では、Si半導体基板1上にGaPバッファ層
7を形成する為、その間に単一原子層6を介挿するもの
であり、この場合の単一原子としては、Ga As、
A/!、Pのうちから一つを選択するものとし、また、
GaPバッファ層7は一原子層ずつ成長させるものとす
る。尚、この単一原子層6は本発明にとって必須のもの
ではない。
7を形成する為、その間に単一原子層6を介挿するもの
であり、この場合の単一原子としては、Ga As、
A/!、Pのうちから一つを選択するものとし、また、
GaPバッファ層7は一原子層ずつ成長させるものとす
る。尚、この単一原子層6は本発明にとって必須のもの
ではない。
ここで、Si半導体基板1上に結晶性が良好なGaAs
動作層3を成長させる為の三つの重要な因子について説
明する。
動作層3を成長させる為の三つの重要な因子について説
明する。
(1)GaPバッファ層7を成長させる場合、成長原料
であるトリメチルガリウム(TMG:(CH3)zGa
)とフォスフイン(PH3)は、MOCVD法の場合の
ように同時に供給することはせずに、時間をずらせて交
互に供給し、所謂、原子層エピタキシ(atomic
1ayer epitaxy:ALE)法を実施し
、これに依って成長温度を500(’C)以下に低下さ
せる。
であるトリメチルガリウム(TMG:(CH3)zGa
)とフォスフイン(PH3)は、MOCVD法の場合の
ように同時に供給することはせずに、時間をずらせて交
互に供給し、所謂、原子層エピタキシ(atomic
1ayer epitaxy:ALE)法を実施し
、これに依って成長温度を500(’C)以下に低下さ
せる。
(2)最初に供給するガスを前記したTMG及びPH1
の他にトリメチルアルミニウム(T、MA:(CH:+
)zAり、アルシン(AsH3)の中から適宜選択して
供給することに依って、界面に於ける原子配列を揃え、
GaPバッファ層7を成長させ易くする。尚、原子配列
を揃えるには、Asが最も好ましい。
の他にトリメチルアルミニウム(T、MA:(CH:+
)zAり、アルシン(AsH3)の中から適宜選択して
供給することに依って、界面に於ける原子配列を揃え、
GaPバッファ層7を成長させ易くする。尚、原子配列
を揃えるには、Asが最も好ましい。
(3)GaAsP中間層5の上にGaAs動作層3を直
接に成長させるのではなくAI!、AS中間層8を介在
させることに依り、GaPバッファ層7とGaAs動作
層3との間の4〔%)の格子不整合に起因する三次元的
な島状成長を防止する。尚、この場合、AlAsに限ら
ず、/lを組成に含むと、結晶の柔軟性が増加するので
転位の発生や島状成長を防ぐことができる。
接に成長させるのではなくAI!、AS中間層8を介在
させることに依り、GaPバッファ層7とGaAs動作
層3との間の4〔%)の格子不整合に起因する三次元的
な島状成長を防止する。尚、この場合、AlAsに限ら
ず、/lを組成に含むと、結晶の柔軟性が増加するので
転位の発生や島状成長を防ぐことができる。
第2図は第1図に見られる半導体ウェハを得る為に諸半
導体層を成長させる場合について解説する為の線図であ
り、縦軸に温度を、そして、横軸に時間をそれぞれ採っ
てあり、以下、この図を随時参照しつつ説明する。
導体層を成長させる場合について解説する為の線図であ
り、縦軸に温度を、そして、横軸に時間をそれぞれ採っ
てあり、以下、この図を随時参照しつつ説明する。
(1) (011)方向に3°オフした(100)面
をもったSi半導体基板1を反応装置中にセットし、温
度を1000〔°C〕、そして、時間を20〔分〕とし
て熱処理することに依って表面のクリーニングを行なう
。
をもったSi半導体基板1を反応装置中にセットし、温
度を1000〔°C〕、そして、時間を20〔分〕とし
て熱処理することに依って表面のクリーニングを行なう
。
(2)Si半導体基板lの温度を500(”C)に低下
させ、次いで、ALE法を適用することに依って、 ソース・ガス: TMA キャリヤ・ガス:H2 反応装置内圧カニ20[Torr] ガス流量:2(SLM) なる条件で、単一原子層6を形成する。
させ、次いで、ALE法を適用することに依って、 ソース・ガス: TMA キャリヤ・ガス:H2 反応装置内圧カニ20[Torr] ガス流量:2(SLM) なる条件で、単一原子層6を形成する。
(3)同じ<ALE法を適用することに依り、TMGと
PH,とを時間をずらせて交互に供給し、GaPバッフ
ァ層7を形成する。
PH,とを時間をずらせて交互に供給し、GaPバッフ
ァ層7を形成する。
この場合の原料ガスの供給量は、Si半導体基板l上で
GaPがALE成長の1サイクル当たり1分子層が成長
する条件に設定する。
GaPがALE成長の1サイクル当たり1分子層が成長
する条件に設定する。
このALE成長を30サイクル、即ち、30層(約8
(nm))行なってから、次の工程に移行する。
(nm))行なってから、次の工程に移行する。
(4)引き続き、ALE法を適用することに依り、TM
AとASH,とを時間をずらせて交互に供給し、Alf
iAs中間層8を形成する。
AとASH,とを時間をずらせて交互に供給し、Alf
iAs中間層8を形成する。
この場合の原料ガスの供給量は、Si半導体基板1上で
ALE成長の1サイクル当たり2分子層が成長する条件
に設定する。この理由は、AlfiAsが最も安定にA
LE成長するのが2分子層/サイクルであることに依る
。
ALE成長の1サイクル当たり2分子層が成長する条件
に設定する。この理由は、AlfiAsが最も安定にA
LE成長するのが2分子層/サイクルであることに依る
。
このALE成長を30サイクル、即ち、60層(約18
(nm))行なってから、次の工程に移行する。
(nm))行なってから、次の工程に移行する。
(5) 引き続き、ALE法を適用することに依り、
TMGとAsH,とを時間をずらせて交互に供給し、C
+aAs動作層3を形成する。
TMGとAsH,とを時間をずらせて交互に供給し、C
+aAs動作層3を形成する。
このGaAs動作層3の厚さは用途に依って異なるが、
約3〔μm〕が標準である。
約3〔μm〕が標準である。
(6) この後、通常の技法を通用することに依り、
MESFET(metal semiconducL
or field effect transi
stor)からなるSRAM (s t atic
random access memory
)を作り込んだ。
MESFET(metal semiconducL
or field effect transi
stor)からなるSRAM (s t atic
random access memory
)を作り込んだ。
本発明では、前記実施例の他に、多くの改変を行なうこ
とができ、例えば、GaAs動作層3はALE法以外に
MOCVD法を適用して成長させることもでき、その場
合の条件としては、反応装置:ALEの場合と同し 基板温度:600C’c) ソース・ガス: TMG及びAsHi キャリヤ・ガス:H2 反応装置内圧カニ20CTorr) ガスンA量:2[SLM) ■−■比:40 として良い。
とができ、例えば、GaAs動作層3はALE法以外に
MOCVD法を適用して成長させることもでき、その場
合の条件としては、反応装置:ALEの場合と同し 基板温度:600C’c) ソース・ガス: TMG及びAsHi キャリヤ・ガス:H2 反応装置内圧カニ20CTorr) ガスンA量:2[SLM) ■−■比:40 として良い。
また、AlAs中間層8に代え、Aliを組成として含
む、例えばAlGaAs結晶層などを用いても良い。更
にまた、動作層3の材料としては、GaAsに限ること
なく、GaAsと格子定数が等しい、例えば、Alfi
GaAs、或いは、これ等の組み合わせでも良い。斯か
る組み合わせに依って、Si半導体基板を用いた高電子
移動度トランジスタ(high electron
mobility transistor:HEM
T)或いは半導体レーザなどを製造することが可能にな
る。尚、単一原子層6は、/lだけでなく、As、P、
Caでも良く、それぞれの原料ガスは、AsがAsH=
、PはPHx、GaはTMGであり、AsやPの場合、
AsHx或いはPH,を供給する温度を適切に選択すれ
ば、Alを用いた場合よりも、二次元に近い成長、即ち
、平坦な成長が可能な場合がある。
む、例えばAlGaAs結晶層などを用いても良い。更
にまた、動作層3の材料としては、GaAsに限ること
なく、GaAsと格子定数が等しい、例えば、Alfi
GaAs、或いは、これ等の組み合わせでも良い。斯か
る組み合わせに依って、Si半導体基板を用いた高電子
移動度トランジスタ(high electron
mobility transistor:HEM
T)或いは半導体レーザなどを製造することが可能にな
る。尚、単一原子層6は、/lだけでなく、As、P、
Caでも良く、それぞれの原料ガスは、AsがAsH=
、PはPHx、GaはTMGであり、AsやPの場合、
AsHx或いはPH,を供給する温度を適切に選択すれ
ば、Alを用いた場合よりも、二次元に近い成長、即ち
、平坦な成長が可能な場合がある。
前記したところでは、主として、最上層がGaAsであ
るものについて説明したが、この他に、InP、或いは
、これ等と格子定数が等しい化合物半導体を実施対象に
することができ、その場合は、GaAsに代えて[nP
を成長させる手段、及び、GaAsを成長させた上にI
nPを成長させる手段の二通りがある。
るものについて説明したが、この他に、InP、或いは
、これ等と格子定数が等しい化合物半導体を実施対象に
することができ、その場合は、GaAsに代えて[nP
を成長させる手段、及び、GaAsを成長させた上にI
nPを成長させる手段の二通りがある。
InPを成長させる場合、原料としては、トリメチルイ
ンジウム(TM I : (CH:l ) 3 I
n )とPH,を用いる。前記実施例と同様にしてS
i基板上に成長させたCaAs層或いはAj2As層を
A s H3雰囲気中で400(’C)まで降温し、前
記TMI及びPH□を供給してInPの成長を開始する
。原料の供給方法としては、両者を同時に供給する場合
、及び、PH,をTMIより2〜3〔分〕好ましくは約
1〔分〕程さきに供給する場合の二通りがあり、後者の
方が、良好な結晶性を得ることができる。約20 (n
m)のアモルファス状の薄膜を成長させてから、PH3
雰囲気中で600(”C)まで昇温しで2〜5〔分]好
ましくは約3〔分〕程そのままの状態を維持すると、そ
の間に単結晶化が進行する。次いで、この温度で、In
Pを所要の厚さ、例えば、3[μm]成長させる。この
場合、P/Inのモル比としては350程度が適当であ
る。尚、400(”C)に降温してから、薄膜を成長さ
せる過程を経ることなく、いきなり600(”C)でI
nPの単結晶を成長させることも可能であるが、表面の
平坦性及び結晶性は劣ることになる。
ンジウム(TM I : (CH:l ) 3 I
n )とPH,を用いる。前記実施例と同様にしてS
i基板上に成長させたCaAs層或いはAj2As層を
A s H3雰囲気中で400(’C)まで降温し、前
記TMI及びPH□を供給してInPの成長を開始する
。原料の供給方法としては、両者を同時に供給する場合
、及び、PH,をTMIより2〜3〔分〕好ましくは約
1〔分〕程さきに供給する場合の二通りがあり、後者の
方が、良好な結晶性を得ることができる。約20 (n
m)のアモルファス状の薄膜を成長させてから、PH3
雰囲気中で600(”C)まで昇温しで2〜5〔分]好
ましくは約3〔分〕程そのままの状態を維持すると、そ
の間に単結晶化が進行する。次いで、この温度で、In
Pを所要の厚さ、例えば、3[μm]成長させる。この
場合、P/Inのモル比としては350程度が適当であ
る。尚、400(”C)に降温してから、薄膜を成長さ
せる過程を経ることなく、いきなり600(”C)でI
nPの単結晶を成長させることも可能であるが、表面の
平坦性及び結晶性は劣ることになる。
本発明に依る半導体装置並びにその製造方法に於いては
、Si半導体基板の上にGa膜とP膜とを交互に積層し
てGaPバッファ層を形成し、該GaPバッファ層の上
に/lを組成として含む中間層を形成し、咳中間層の上
にGaAs或いはそれと格子定数が等しい化合物半導体
結晶からなる動作層を形成する。
、Si半導体基板の上にGa膜とP膜とを交互に積層し
てGaPバッファ層を形成し、該GaPバッファ層の上
に/lを組成として含む中間層を形成し、咳中間層の上
にGaAs或いはそれと格子定数が等しい化合物半導体
結晶からなる動作層を形成する。
前記構成を採ることに依り、従来の技術に比較して温か
に低温でGaPバッファ層を形成することができ、その
上に格子定数が異なるGaAsなどの動作層を二次元的
、即ち、平坦に形成することが可能となり、また、A2
を組成に含む中間層は薄くて済むので、積層された半導
体層全体の厚さが不必要に厚くなる虞もないことから、
品質が良好なCaAs或いはInPなど化合物半導体結
晶からなるエピタキシャル成長層をもつSi半導体を基
板とする半導体ウェハを容易に得ることができ、化合物
半導体ウェハの大口径化、強度の向上、コスト低下が実
現され、その結果、特性良好な化合物半導体装置を安価
に供給することができる。
に低温でGaPバッファ層を形成することができ、その
上に格子定数が異なるGaAsなどの動作層を二次元的
、即ち、平坦に形成することが可能となり、また、A2
を組成に含む中間層は薄くて済むので、積層された半導
体層全体の厚さが不必要に厚くなる虞もないことから、
品質が良好なCaAs或いはInPなど化合物半導体結
晶からなるエピタキシャル成長層をもつSi半導体を基
板とする半導体ウェハを容易に得ることができ、化合物
半導体ウェハの大口径化、強度の向上、コスト低下が実
現され、その結果、特性良好な化合物半導体装置を安価
に供給することができる。
第1図は本発明一実施例を説明する為の半導体ウェハの
要部切断側面図、第2図は第1図に見られる半導体ウェ
ハを得る為に諸手導体層を成長させる場合について解説
する為の線図、第3図は従来の基本的技術の一つを説明
する為の半導体ウェハの要部切断側面図、第4図は従来
の基本的技術のもう一つを説明する為の半導体ウェハの
要部切断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、1はSi半導体基板、2は当初はアモルフ
ァスであったC、aAslli5.3はGaAs動作層
、4はGaPバッファ層、5はGaAsP中間層、6は
単一原子層、7はC,aPバッファ層、8はAlfiA
s中間層をそれぞれ示している。
要部切断側面図、第2図は第1図に見られる半導体ウェ
ハを得る為に諸手導体層を成長させる場合について解説
する為の線図、第3図は従来の基本的技術の一つを説明
する為の半導体ウェハの要部切断側面図、第4図は従来
の基本的技術のもう一つを説明する為の半導体ウェハの
要部切断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、1はSi半導体基板、2は当初はアモルフ
ァスであったC、aAslli5.3はGaAs動作層
、4はGaPバッファ層、5はGaAsP中間層、6は
単一原子層、7はC,aPバッファ層、8はAlfiA
s中間層をそれぞれ示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)Si半導体基板上にGa膜とP膜とを交互に積層
して形成されたGaPバッファ層と、 該GaPバッファ層上に形成されAlを組成として含む
中間層と、 該中間層上に形成されGaAs又はInP或いはそれら
と格子定数が等しい化合物半導体結晶からなる動作層と を備えてなることを特徴とする半導体装置。 (2)Si半導体基板とGaPバッファ層との間にAl
、As、Ga、Pなど界面の原子配列を揃えるのに有効
な単一原子層を介在させてなることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置、(3)Si半導体基板上にGa膜
の成長原料とP膜の成長原料とを時間をずらせて交互に
供給してGaPバッファ層を成長させる工程と、 次いで、該GaPバッファ層上にAlAs或いはAlG
aAsなどAlを組成として含む中間層を成長させる工
程と、 次いで、該中間層上にGaAs又はInP或いはそれら
と格子定数が等しい化合物半導体結晶からなる動作層を
成長させる工程と を含んでなることを特徴とする半導体装置の製造方法。 (4)Si半導体基板上にGaPバッファ層を成長させ
る前の段階でAl膜、As膜、Ga膜、P膜など界面の
原子配列を揃えるのに有効な膜の成長原料を供給して単
一原子層を成長させる工程 が介挿されてなることを特徴とする請求項3記載の半導
体装置の製造方法。 (5)GaPバッファ層の上にAlAs或いはAlGa
AsなどAlを組成として含む中間層を成長させる工程
に於いて、 Alを含有する成長原料及び他の物質を含有する成長原
料を時間をずらせて交互に供給すること を特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32605989A JPH03188620A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32605989A JPH03188620A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03188620A true JPH03188620A (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=18183652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32605989A Pending JPH03188620A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03188620A (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32605989A patent/JPH03188620A/ja active Pending
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