JPH03187881A - フェライト製品の包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はフェライト製品の包装装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置として第８図ないし第１０図に示す
ものが知られている。第８図ないし第１０図において、
１は被包装体であるフェライト製品、２はこのフェライ
ト製品ｌを載置して包装するためのトレーてあって、段
ボールシートを打ち抜き、折り曲げて加工して形成した
トレー３はこのトレー２にフェライト製品１の外形にあ
わせて設けた差し込み穴、４は前記フェライト製品１を
載置して包装するためのトレーであって、発泡プラスチ
ックにより成形したトレー、５はこのトレー４にフェラ
イト製品１の外形にあわせて設けた差し込み穴である。

第１０図において、６は前記トレー２．４を収納するた
めの外装容器、７はこの外装容器６の天板である。

包装時、包装しようとするフェライト製品１の外形にそ
れぞれあわせて設けた差し込み穴３，５内に、好みの個
数のフェライト製品１を載置して固定したのち、第１０
図に示したように、外装容器６内に、トレー２またはト
レー４をそれぞれ所定のトレー数だけ収納し、最上段の
トレーに載置したフェライト製品１の飛び出しを防止す
るために、天板７を、好みの個数のフェライト製品１を
載置したトレー２．４のうちの最上段に載置して包装す
るようになっていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来のフェライト製品の包装装置は以上
のように構成されているので、輸送中の振動や運搬中の
衝撃等により、被包装体はトレーの差し込み孔に単純に
挿入しであるだけなので、輸送中に被包装体が飛び出し
てしまうことがあり、周囲の被包装体が互いに接触して
欠け９割れなどによって不良品が発生し易いという問題
があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、磁性を有する材料をトレー底部に配設するこ
とにより、被包装体とトレーを一体化し被包装体の飛び
出しによる欠け１割れなどの発生を防止できるフェライ
ト製品の包装装置を提供することを目的としている。

〔Ｊ題を解決するための手段〕

このため、この発明によるフェライト製品の包装装置は
、被包装体を載置するトレー底部に、磁性を有する材料
を配設したものである。

〔作用） 以上のような構成により、この発明のフェライト製品の
包装装置は、トレー底部に磁性を有したｙ料を配設した
ことにより、フェライト製品の磁性を帯びる特性を利用
して、被包装体をトレーに固定するように慟〈。

そして、複数個のトレーを積層した場合、上段のトレー
と下段のトレーのフェライト製品が固定され、複数個の
トレーの相対運動を抑制し、塵埃１割れ、欠は等の発生
を防止するように働く。

（実施例） 以下に、この発明の第１実施例に係るフェライト製品の
包装装置について図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の第１実施例のフェライト製品の包装
装置であって、磁性体をトレー底部内面に埋め込んだ状
態を示す斜視図、第２図は同断面図である。前出従来例
第８図ないし第１０図におけると同一機能要素または相
当機能要素は同一符号で示し、説明の重複をさける。

図において、８は磁性を有する材料である磁性体、例え
ばフェライト磁石である。この一実施例では、この磁性
体８がたとえばフェライト磁石、被包装体１がたとえば
フェライト製品であるフェライト偏向ヨーク、トレー４
が発泡プラスチック材料を用いて形成された発泡プラス
チックトレーである場合について説明する。

第１実施例によるフェライト製品の包装装置は、フェラ
イト偏向ヨーク１の外形（輪郭）に合わせて形成した発
泡プラスチックトレー４を有しており、フェライト偏向
ヨークｌが載置される航記発泡プラスチックトレー４の
底部である底部内面４ａにフェライト磁石８を埋め込む
ことにより構成されている。

使用時、フェライト磁石８を、発泡プラスチックトレー
４の底部内面４ａに埋め込むことにより、発泡プラスチ
ックトレー４の底部に配設するようになっている。

上記の構成において、フェライト偏向ヨーク１を発泡プ
ラスチックトレー４の底部内面４ａに埋め込むことによ
り、フェライト偏向ヨーク１を発泡プラスチックトレー
４の所定の位置に順番に載置し、配置された各フェライ
ト磁石８とフェライト偏向ヨーク１間に働く力により固
定し、フェライト偏向ヨーク１を所定数搭載した発泡プ
ラスチックトレー４を所定数だけ積層して封緘する。

したがって、積層された複数個の発泡プラスチックトレ
ー４がフェライト＆ｆ１五８とフェライト偏向ヨーク１
間に働く力により、あたかも両者は一体化したようにフ
ェライト偏向ヨーク１け相対運動が制約されるので、輸
送中、荷扱い中などの振動などによってもフェライト偏
向ヨーク１と発泡プラスチック、トレー４とが、こすれ
あって発生する塵埃や被包装体同志の接触によって発生
する割れ、欠けなどを防止できる。

以上説明したように、この発明の第１実施例のフェライ
ト製品の包装装置によれば、フェライト偏向ヨーク１の
外形に合わせて、形成された発泡プラスチックトレー４
を有しており、フェライト偏向ヨーク１を載置するこの
発泡プラスチックトレー４の底部である底部内面４ａに
フェライト磁石８を埋め込んだことにより、輸送中、荷
扱い中などにおける振動などにより、フェライト偏向ヨ
ーク１と発泡プラスチックトレー４とがこすゎて発生す
る塵埃や被包装体同志の接触により生じる割れ、欠けな
どを防止する。

（他め実施例） 前記のこの発明の第１実施例においては、発泡プラスチ
ックトレー４の底部内面４ａに、磁性体であるフェライ
ト磁石８を埋め込んだ場合について説明したが、第３図
に示したこの発明の第２実施例のように、磁性体８をト
レー４の底部内面に固着しても、同様な効果を有する。

また、前記この発明の第１実施例においては、発泡プラ
スチックトレー４の底部内面４ａに磁性体を埋め込んだ
場合について説明したが、第４図に示したこの発明の第
３実施例のように、板状材料を成形したトレー９の底部
外面９ｂに、磁性体８を固着してもよいことは説明する
までもない。

さらに、前記この発明の第１実施例においては、発泡プ
ラスチックトレー４の底部内ｔｍ　４　ａに、磁性体８
を埋め込んだ場合について説明したが、第５図に示した
この発明の第４実施例のようｋ、板状材料を成形したト
レー９の底部内面９ａに、板状の磁性体８を固着しても
よいことはもちろんである。

そして、前記この発明の第１実施例においては、発泡プ
ラスチックトレー４の底部内面４ａに磁性体８を埋め込
んだ場合について説明したが、第６図に示したこの発明
の第５実施例のように、複数個の被包装体１に合わせて
成形した中子トレー１１を、板状材料にたとえば額縁状
に成形した外枠トレー１０に嵌合させてトレーを形成し
た包装装置とし、磁性を有する材料である磁性体８を外
枠トレー１０の底部内面１０ａに固着して配設してもよ
い。

そして使用時、被包装体１を、中子トレー１１の所定の
位置に順番に載置し、配置された磁性体８の磁性による
力の作用で固定し、所定の中子トレー１１を外枠トレー
１０に載置したものな外装容器に詰め込み封緘する。し
たがって、被包装体１について相対運動がなくなるので
、輸送中。

荷扱い中の振動などにより被包装体ｌとトレーとこすわ
ることにより生じる塵埃や被包装体間の接触によって発
生する割れ、欠けなどによる不良を防止できるという効
果がある。

しかして、前記この発明の第１実施例においては、発泡
プラスチックトレー４の底部内面４ａに、磁性体８を埋
め込んだ場合について説明したが、第７図に示したこの
発明の第６実施例のように、複数個の被包装体１に合わ
せて成形した中子トレー１１を外枠トレー１０に嵌合さ
せてトレーを形成した包装装置とし、磁性体８をトレー
である中子トレー１１の底部外面１１ａに固着して配設
してもよい。

そして使用時、前記第５実施例と同様な手順により被包
装体１を中子トレー１１に載置し、所定の中子トレー１
１を外枠トレー１０に載置したものを、外装容器に詰め
込み、封緘することにより、前記第５実施例におけると
同様な効果を奏する。

（発明の効果） 以上に説明したように、この発明のフェライト製品の包
装装置によれば、被包装体を載置するトレー底部に、磁
性を有した材料を配置したことにより、トレーに被包装
体が固定されるため、フェライト製品のような製品が互
いに接触すると、割れや欠けが発生し易く、かつ表面が
硬いために、フェライト製品と接触している包装材料と
こすれ合うと塵埃を発生し易いフェライト製品について
割れ、欠けの塵埃などによる不良の発生を防止できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例のフェライト製品の包装
装置を示す斜視図、第２図は同断面図、第３図はこの発
明の第２実施例のフェライト製品の包装装置の成形した
＆Ｉｉ性体を発泡プラスチックトレー底部内面に固着し
た状態を示す説明図、第４図は同第３実施例のフェライ
ト製品の包装装置の板状材料を成形したトレー底部外面
に磁性体を固着した状態を示す斜視図、第５図は同第４
実施例のフェライト製品の包装装置の板状材料を成形し
たトレーの底部内面に磁性体を固着した状態を示す断面
図、第６図は同第５実施例のフェライト製品の包装装置
の外枠トレー底部内面に板状の磁性体を固着し、中子ト
レーを載置する状態を示す斜視図、第７図は同第６実施
例のフェライト製品の包装装置の中子トレー底部外面に
磁性体を固着し、外枠トレーに載置する状態を示す断面
図、第８図は従来のフェライト製品の包装トレーを示す
一部断面斜視図、第９図は従来のフェライト製品の包装
トレーを示す斜視図、第１０図は従来のフェライト製品
の包装装置を示す斜視図である。 図中、 】・・・・・・フェライト偏向ヨーク（被包装体）４・
・・・・・発泡プラスチックトレー４ａ・・・・・・底
部内面 ８・・・・・・フェライト磁石（Ｍｉ磁性体９・・・・
・・板状材料を成形したトレー１０・・・・・・外枠ト
レー １１・・・・・・中子トレー なお、各図中、同一符号は同一部分または相当部分を示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　被包装体の外形に合わせて形成されたトレーを有した
   フェライト製品の包装装置であって、被包装体を載置す
   る該トレーの底部に磁性を有する材料を配設したことを
   特徴とするフェライト製品の包装装置。