JPH09131569A - ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具 - Google Patents

ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具

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Publication number
JPH09131569A
JPH09131569A JP31724295A JP31724295A JPH09131569A JP H09131569 A JPH09131569 A JP H09131569A JP 31724295 A JP31724295 A JP 31724295A JP 31724295 A JP31724295 A JP 31724295A JP H09131569 A JPH09131569 A JP H09131569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blt
type vibrator
packing
holding layer
laminated body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31724295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kameda
英一 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishinku Corp
Original Assignee
Daishinku Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daishinku Corp filed Critical Daishinku Corp
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Publication of JPH09131569A publication Critical patent/JPH09131569A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性、耐久性、詰め込み密度を向上しつ
つ、開封手間の掛からないBLT用梱包具を提供する。 【解決手段】 本発明のBLT用梱包具は、BLTの下
側部分に嵌合する孔部25Aが設けられた下側面保持層
と、前記BLTの底面部分に接触する底面部層とが貼り
合わされてなる下部積層体2Aと、前記BLTの上側部
分に嵌合する孔部35Aが設けられた上側面保持層と、
前記BLTの上面部分に接触する上面部層とが貼り合わ
されてなる上部積層体3Aとが有り、前記BLTの端子
部分を除いた上下部分を前記下部積層体と前記上部積層
体により挟持して、梱包した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト締めランジ
ュバン型振動子を輸送箱に梱包するための梱包具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ボルト締めランジュバン型振動子(以
下、BLTと称す)は金属とセラミックの複合体である
ことから、1ヶ当たりの重さが標準的なもので数百g〜
1kgと電子部品の中でも重く、輸送中の振動、落下等
により破壊(外観上の損傷)することがあり、これらの
防護処置が必要であった。従来は、図6に示されるよう
に、段ボール紙7を用いたものを口字形状に折り曲げて
台を構成し、上面にBLT挿入用の孔71を設けた梱包
具にBLT1を収容する構成。また、図7に示されるよ
うに、エアークッション8をBLT1に巻き付けて収容
した構成が考えられていた。そして、これらの梱包具に
より保護されたBLT1を輸送箱に詰め込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6の構成
は、製造が複雑であるばかりか、口字形状であることか
ら拉げたり、BLT挿入孔と底部との間に介在される物
がないために耐久性がない等の問題点があった。また、
図7の構成は、耐衝撃性を向上させるためにエアークッ
ションの巻き付け量を増やす必要があった。しかし、エ
アークッションの巻き付け量を増やすと体積が増して、
輸送箱への詰め込み密度が落ちて輸送効率が落ちるばか
りでなく、梱包を開封する手間も否めないのが現状であ
った。
【0004】そこで本発明は、耐衝撃性、耐久性、詰め
込み密度を向上しつつ、開封手間の掛からないBLT用
梱包具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のBLT
用梱包具は、BLTの下側部分に嵌合する孔部が設けら
れた下側面保持層と、前記BLTの底面部分に接触する
底面部層とが貼り合わされてなる下部積層体と、前記B
LTの上側部分に嵌合する孔部が設けられた上側面保持
層と、前記BLTの上面部分に接触する上面部層とが貼
り合わされてなる上部積層体とが有り、前記BLTの端
子部分を除いた上下部分を前記下部積層体と前記上部積
層体により挟持して、梱包した。
【0006】このため、BLTの上下部分に嵌合する上
下の側面保持層がBLTの横方向の振動を抑制するとと
もに、BLTの上面、あるいは底面に接触する上面部
層、並びに底面部層がBLTの上下方向の振動を抑制し
て、BLTがずれることなく固定することができる。そ
して、BLTの節であり中央部分の端子はこれらの梱包
具に接触することがないために損傷する事がない。ま
た、上下部積層体の各層(側面保持層、面部層)をそれ
ぞれ独立して製造し、貼り合わせる事により一体化でき
るため、製造効率、製造精度が向上すると共に設計自由
度が増す。そして、BLTに嵌合する孔部の形成位置を
調整することにより、詰め込み密度を向上させることが
できる。また、上下部積層体をBLTに挟み込んで梱包
が完了し、上下部積層体をBLTから取り外すと開封す
るという極めて簡単にBLTの収容、取り出しが行え
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例について、図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例を示
す分解斜視図であり、図2は本発明の第1の実施例を示
す斜視図であり、図3は本発明の第1の実施例を示し、
輸送箱に入れた状態の一部透視斜視図である。
【0008】BLT1を梱包する本発明の梱包具は、B
LTの上下部分に取り付ける上部積層体3Aと下部積層
体2Aとから構成されている。そして、下部積層体2A
は、段ボール紙よりなる板体21A、22A、23A、
24Aにより構成された積層体である。このうちの板体
22A〜24Aは前記BLT1のフロントマス(下側金
属部分)に嵌合するように複数の孔25Aが形成されて
いるとともに、下側面保持層をなす。この下側面保持層
は板体22A〜24Aにプレスなどにより孔25を形成
した後、各々を接合材により張り合わせている。この孔
が形成された下側保持層を底面側から蓋するように板体
21Aが接合材により貼り合わされている。この板体2
1Aは前記BLT1のフロントマス先端面(底面部分)
に接触する底面部層をなす。
【0009】また、上部積層体3Aは、段ボール紙より
なる板体31A、32A、33A、34Aにより構成さ
れた積層体である。このうちの板体32A〜34Aは前
記BLT1のリアマス(上側金属部分)に嵌合するよう
に複数の孔35Aが形成されているとともに、上側面保
持層をなす。この上側面保持層は板体32A〜34Aに
プレスなどにより孔35を形成した後、各々を接合材に
より張り合わせている。この孔が形成された上側保持層
を上面側から蓋するように板体31Aが接合材により貼
り合わされている。この板体31Aは前記BLT1のリ
アマス先端面(上面部分)に接触する上面部層をなす。
【0010】そして、図2に示すように、下部積層体2
Aと上部積層体3Aの各孔にBLT1を挿入して上下方
向からそれぞれにより挟持し、図3に示すように輸送箱
4に収容する。このとき、BLTに梱包具を挟持した状
態の高さLは、輸送箱4の深さMとは、ほぼ同寸法にす
る必要がある。尚、本発明の第1の実施例では、梱包具
として段ボール紙を用いることにより製造コスト、材料
コストを抑える利点がある。しかし、これに限定される
わけではなく、例えば樹脂製の段ボールを用いた構成で
あってもよい。
【0011】第1の実施例のように構成された梱包具
と、従来の梱包具(口字形状に折り曲げて台に孔を設け
た構成、エアークッションを巻き付けた構成)との
比較データを以下に示す。図8は本発明の第1の実施例
と従来例との落下強度を比較したグラフである。そし
て、これらの比較データは、1個当たり400gのBL
Tを20個づつそれぞれ用意したものを輸送箱(段ボー
ル箱)に収容し、40cmの高さから木製の板の上に、
輸送箱の6面3稜1角を落とし、前記同じ条件のものを
60cm、80cm、100cmの高さから、各々、落
としたときの外観上の損傷(キズ、端子曲がり等)を不
良として良品の残存率を示した。これらの比較データか
ら明らかのように、本発明による梱包具が最も耐衝撃性
の面で優れている。
【0012】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照して説明する。図4は本発明の第2の実施例を
示す斜視図である。尚、前記実施例と同様の部分につい
ては同番号を付した。
【0013】BLT1を梱包する本発明の梱包具は、B
LTの上下部分に取り付ける上部積層体3Bと下部積層
体2Bとから構成されている。そして、下部積層体2B
は、段ボール紙よりなる板体21Bと硬質スポンジより
なる構造物5により構成された積層体である。このうち
の構造物5は前記BLT1のフロントマス(下側金属部
分)に嵌合するように複数の孔(図示せず)が形成され
ているとともに、下側面保持層をなす。この下側面保持
層はプレスなどにより孔が形成されている。この孔が形
成された下側保持層を底面側から蓋するように板体21
Bが接合材により貼り合わされている。この板体21B
は前記BLT1のフロントマス先端面(底面部分)に接
触する底面部層をなす。
【0014】また、上部積層体3Bは、段ボール紙より
なる板体31Bと硬質スポンジよりなる構造物5により
構成された積層体である。このうちの構造物5は前記B
LT1のリアマス(上側金属部分)に嵌合するように複
数の孔(図示せず)が形成されているとともに、上側面
保持層をなす。この上側面保持層はプレスなどにより孔
が形成されている。この孔が形成された上側保持層を上
面側から蓋するように板体31Bが接合材により貼り合
わされている。この板体31Bは前記BLT1のリアマ
ス先端面(上面部分)に接触する上面部層をなす。
【0015】そして、図4に示すように、下部積層体2
Bと上部積層体3Bの各孔にBLT1を挿入して上下方
向からそれぞれにより挟持し、図示しない輸送箱に収容
する。このとき、BLTに梱包具を挟持した状態の高さ
と輸送箱4の深さとは、ほぼ同寸法にする必要がある。
【0016】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照して説明する。図5は本発明の第3の実施例を
示す斜視図である。尚、前記実施例と同様の部分につい
ては同番号を付した。
【0017】BLT1を梱包する本発明の梱包具は、B
LTの上下部分に取り付ける上部積層体3Cと下部積層
体2Cとから構成されている。そして、下部積層体2C
は、樹脂板よりなる板体21Cと発泡スチロールよりな
る構造物6により構成された積層体である。このうちの
構造物6は前記BLT1のフロントマス(下側金属部
分)に嵌合するように複数の孔(図示せず)が形成され
ているとともに、下側面保持層をなす。この下側面保持
層はプレスなどにより孔が形成されている。この孔が形
成された下側保持層を底面側から蓋するように板体21
Cが接合材により貼り合わされている。この板体21C
は前記BLT1のフロントマス先端面(底面部分)に接
触する底面部層をなす。
【0018】また、上部積層体3Cは、樹脂板よりなる
板体31Cと発泡スチロールよりなる構造物6により構
成された積層体である。このうちの構造物6は前記BL
T1のリアマス(上側金属部分)に嵌合するように複数
の孔(図示せず)が形成されているとともに、上側面保
持層をなす。この上側面保持層はプレスなどにより孔が
形成されている。この孔が形成された上側保持層を上面
側から蓋するように板体31Cが接合材により貼り合わ
されている。この板体31Cは前記BLT1のリアマス
先端面(上面部分)に接触する上面部層をなす。
【0019】そして、図4に示すように、下部積層体2
Cと上部積層体3Cの各孔にBLT1を挿入して上下方
向からそれぞれにより挟持し、図示しない輸送箱に収容
する。このとき、BLTに梱包具を挟持した状態の高さ
と輸送箱4の深さとは、ほぼ同寸法にする必要がある。
【0020】尚、本発明の第1〜3の実施例において示
された、面部層、保持層の材料を組み替えることにより
様々な実施例が可能であることは言うまでもない。ま
た、BLTの上側部分と下側部分の形状、大きさに応じ
て、上下の各保持層の孔の形状、大きさを変える必要が
あることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】特許請求項1により、耐衝撃性、耐久
性、詰め込み密度、製造効率、製造精度、設計自由度等
を向上しつつ、開封手間の掛からない、しかもより安価
で信頼性の高いボルト締めランジュバン型振動子用梱包
具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例示し、輸送箱に入れた状
態の一部透視斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の実施例を示す斜正面図である。
【図7】従来の他のの実施例を示す破断正面図である。
【図8】本発明の実施例と従来例との落下強度を比較し
たグラフである。
【符号の説明】
1・・・BLT 2A、2B、2C・・・下部積層体 3A、3B、3C・・・上部積層体 4・・・輸送箱 5・・・硬質スポンジ 6・・・発泡スチロール 7・・・段ボール紙 8・・・エアークッション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト締めランジュバン型振動子の下側部
    分に嵌合する孔部が設けられた下側面保持層と、前記ボ
    ルト締めランジュバン型振動子の底面部分に接触する底
    面部層とが貼り合わされてなる下部積層体と、前記ボル
    ト締めランジュバン型振動子の上側部分に嵌合する孔部
    が設けられた上側面保持層と、前記ボルト締めランジュ
    バン型振動子の上面部分に接触する上面部層とが貼り合
    わされてなる上部積層体とが有り、前記ボルト締めラン
    ジュバン型振動子の端子部分を除いた上下部分を前記下
    部積層体と前記上部積層体により挟持して、梱包するこ
    とを特徴とするボルト締めランジュバン型振動子用梱包
    具。
JP31724295A 1995-11-09 1995-11-09 ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具 Pending JPH09131569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31724295A JPH09131569A (ja) 1995-11-09 1995-11-09 ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具

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JP31724295A JPH09131569A (ja) 1995-11-09 1995-11-09 ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具

Publications (1)

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JPH09131569A true JPH09131569A (ja) 1997-05-20

Family

ID=18086070

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31724295A Pending JPH09131569A (ja) 1995-11-09 1995-11-09 ボルト締めランジュバン型振動子用梱包具

Country Status (1)

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JP (1) JPH09131569A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102918624A (zh) * 2011-06-03 2013-02-06 浜松光子学株式会社 电子倍增部以及包含其的光电倍增管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102918624A (zh) * 2011-06-03 2013-02-06 浜松光子学株式会社 电子倍增部以及包含其的光电倍增管

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