JPH03187466A - 壁パネルの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用弁９ｆ１ 本発明は、台板の上に表面材を固着した壁）くネルの構
造に関するものである。

［従来の技術１ 従来から天然大理石、人造大理石、セラミック材、セメ
ント系等の表面材を壁材として施工するには表面材の側
端部に凹部や突部等の加工がしにくいので接着剤やモル
タル等により壁下地に接着して施工していた。

【発明が解決しようとする課題］ ところが、上記のように接着剤やモルタル等により壁下
地に接着して施工するものはいわゆる湿式施工となり、
養生に時間がかかるとともに湿式施工であるため汚れる
という問題があった。

本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、乾式施工で施工で
き、また、接続が簡単で、しかも、接続のための嵌合突
片部や嵌合凹部の形成が容易にできる壁パネルの構造を
提供することにある。

［課題を解決するための手段１ 本発明の壁パネルの構造は、矩形状の台板１の表面部に
表面材２を固着し、上記台板１の４つのＩＩＩ端面のう
ち隣り合う２つの側端面の後半部から壁下地７に固定す
るための固定片４を外側方に向けて連出し、残りの２つ
の側端面の前半部から外側方に向けて固定片４よりも突
出長さの短い嵌合突片部５を連出し、台板１の表面部に
固着した表面材２の４つの側端部のうち固定片４側の２
つの側ｉ部を固定片４の突出基部４ａに対向するように
突出させて表面材２の突出部分２ａと固定片４の突出基
部４ａとで嵌合突片部５を嵌合することのできる大きさ
の嵌合凹部６を形威して成ることを特徴とするものであ
って、このようなＭＩＩ＆を採用することによって上記
した従来例の問題点を解決して本発明の目的を遠戚した
ものである。

［作用１ 壁パネルＡを施工するには壁下地７に壁パネルＡの台板
１を当接した状態で固定片４に釘８を打ち込んで壁下地
７に固着し、この壁パネルＡの嵌合凹部６に隣りの壁パ
ネルＡの嵌合突片８１ｓ５を差し込むことで壁パネル八
同士を接続するものであり、このように接続することで
、乾式により簡単に施工できる。そして、嵌合凹部６は
台板１に表面材２を接着剤により固着する際に表面材２
の固定片４側の２つの側ｙＩｉ部を外側方に突出させる
ことで、突出部分２ａと固定片４との間に形成でき、表
面材２に四部の加工をする必要がないのはもちろん、台
板１も固定片４の形威のみでよく、この固定片４は嵌合
突片ｆｌｉｔｓ　５とともに台板１を例えばＳＭＣ（シ
ート・モールド◆コンパウンド）のプレス成形、無機質
材料のプレス成形等により筒中に成形することが可能と
なった。

［実施例Ｊ 以Ｆ本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する
。

壁パネルＡは矩形状の台板１の表面に表面材２を固着し
て構威しである。矩形状の台板１の４つの側端面のうち
隣り合う２つの側端面の後半部から固定片４を外側方に
向けて連出してあり、この固定片４の先端部には釘孔３
が穿孔しである。また、矩形状の台板１の４つの側端面
のうち残りの２つのｇＡ！ａ面の前半部から外ｆｉｌｌ
に向けて固定片４よりも突出Ｆｃさの短い嵌合突片部５
が連出しである。ここで、嵌合突片部５は固定片４より
も突出長さが短いものである。また、台板１の嵌合突片
ｇｓを突出した方の背面側には固定片４を嵌め込むこと
のできる段部２０が設けである。台板１の表面部に固着
した表面材２の４つの側端部のうち固定片４側の２つの
側端部を固定片４の突出基ｆｆｆｓ　４　ａに対向する
ように突出させてあり、この表面材２の突出部分２ａと
固定片４の突出基部４ａとで嵌合突片部５を嵌合するこ
とのできる大きさの嵌合凹部６が形威しである。また、
台板１の表面部の嵌合突片部５を突出した方の２つの側
辺にそってＬ状に突縁部９が突設してあり、表面材２の
突出部分２ａを設けていない方の残りの２辺は上記突縁
部９に当接しである。つまり、このＬ状の突縁部９に表
面材２の２辺を当接した状態で表面材２を台板１上面に
接着することで台板１に対する表面材２の位置決めがで
きるものである。また表面材２は突縁ｆｆｌ５９より前
方に突出している。台板１の表面部には第２図に示すよ
うに接着剤溜まり用ｒｒｌｔ部１０が設けてあり、台板
１の表面部に表面材２を接着剤で接着して取り付ける際
に、この接着剤溜まり周部１０に接着剤を溜めて確実な
接着ができるようになっている。このように、台板１の
表面部に表面材２を接着剤により固着するのは工場にお
いてあらかじめ行うものである。台板１の背面部には補
強用のリブ１１が一体に形威しである。台板１は例えば
耐水性台板、耐水性付与無機質板、ＳＭＣのプレス成形
品等であり、表面材２は天然大理石、人造大理石、セラ
ミック材、セメント系等のｌｌＩ燈面部に接続用の凹凸
加工がきわめて困難な材料により形威されたものである
。ところで、台板１に固定片４や嵌合突片部５や突縁部
９やリブ１１を設けた構造となっているが、いずれも表
裏方向に凹凸しているのみであるのでＳＭＣのプレス成
形、無機質材料のプレス成形などによっても簡単に形成
することができるものである。また、台板１に表面材２
を接着するに当たり、表面材２の２つの側端部を外方に
突出するように接着することで嵌合凹部６が形成でき、
表面材２はもちろん台板１にも側方に開口する溝を形威
するというような特別な加工を必要とすることなく嵌合
凹部６が形成できる。

しかして、上記のような構成の壁パネルＡを施工するに
は、壁下地７に壁パネルＡの台板１を当接した状態で固
定片４の釘孔３がら釘８を打ち込んで固着し、このよう
に壁下地７に固着した壁パネルＡの嵌合凹部６に隣りの
壁パネルＡの嵌合突片部５を差し込むことで壁パネル八
同士を接続するとともに該壁パネルへの固定片４の釘孔
３に釘８を打ち込んで固着する。同様にして壁パネルＡ
を縦方向、横方向に接続するとともに壁下地７に固着し
ていくものである。

ところで、隣り合う壁パネル八を上記のようにして接続
するに当たり、壁パネルＡの台板１の表面側の２辺に設
けた突縁部９の各側面にそれぞれ隣りの壁パネルＡの表
面材２の突出部分２ａの側端面の後半部が突き合わされ
、この結果、隣りあう壁パネルＡの表面材２の側端面の
前半部間に形成される目地の底が突縁部９の前面により
構成されることとなり、突縁部９が目地部分に充填する
コーキング材１２のバックアツプ材となるものである。

［発明の効果Ｊ 本発明は叙述のように、矩形状の台板の表面部に表面材
を固着し、上記台板の４つの側端面のうち隣り合う２つ
の９Ａ端面の後半部がら壁下地へ固定するための固定片
を外側方に向けて連出し、残りの２つのｇｌｌｌ端面の
前半部から外側方に向けて固定片よりも突出長さの短い
嵌合突片部を連出し、台板の表面部に固着した表面材の
４つの側端部のうち固定片側の２つの側端部を固定片の
突出基部に対向するように突出させて表面材の突出部分
と固定片の突出基部とで嵌合突片部を嵌合することので
きる大きさの嵌合凹部を形成したので、壁下地に壁パネ
ルの台板を当接した状態で固定片に釘を打ち込んで壁下
地に固着し、この壁パネルの嵌合凹部に隣りの壁パネル
の嵌合突片部を差し込むことで壁パネル同士を接続する
ものであり、このように接続することで、乾式により簡
単に施工できるものであり、また、嵌合凹部は台板に表
面材を接着剤により固着する際に表面材の固定片側の２
つの側端部を外側方に突出させることで、突出部分と固
定片との開に形成でき、表面材に四部の加工をする必要
がないのはもちろん、台板も固定片の形成のみでよく、
この固定片は嵌合突片部とともに台板を例えばＳＭＣ（
シート・モールド・コンパウンド）のプレス成形、無８
！質材料のプレス成形等によりＷＢ単に成形することが
可能となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は本発明の一実施例の
平面図、一部切欠拡大正面図、背面図、一部切欠拡大断
面図、第２図は同上の拡大断面図、第３図は同上の施工
状態を示す正面図、第４図は同上の壁パネルの接続部分
を示す拡大断面図であって、１は台板、２は表面材、２
ａは突出部分、４は固定片、４ａは突出基部、５は嵌合
突片部、６は壁ド地である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）矩形状の台板の表面部に表面材を固着し、上記台
   板の４つの側端面のうち隣り合う２つの側端面の後半部
   から壁下地へ固定するための固定片を外側方に向けて連
   出し、残りの２つの側端面の前半部から外側方に向けて
   固定片よりも突出長さの短い嵌合突片部を連出し、台板
   の表面部に固着した表面材の４つの側端部のうち固定片
   側の２つの側端部を固定片の突出基部に対向するように
   突出させて表面材の突出部分と固定片の突出基部とで嵌
   合突片部を嵌合することのできる大きさの嵌合凹部を形
   成して成ることを特徴とする壁パネルの構造。