JPH03187061A - ビデオテープレコーダのテープローディング機構 - Google Patents

ビデオテープレコーダのテープローディング機構

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JPH03187061A
JPH03187061A JP1326120A JP32612089A JPH03187061A JP H03187061 A JPH03187061 A JP H03187061A JP 1326120 A JP1326120 A JP 1326120A JP 32612089 A JP32612089 A JP 32612089A JP H03187061 A JPH03187061 A JP H03187061A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)のテープロ
ーディング機構に関し、詳しくはVTRに装着された磁
気テープカセットから磁気テープを引き出し、磁気ヘッ
ドを支持して回転する回転ドラムに磁気テープを巻き付
けて装架するテープローディング機構に関するものであ
る。
【従来の技術] VTRのテープローディング機構において、般にキャプ
スタンが磁気テープ走行経路の外側にあり、キャプスタ
ンに磁気テープを圧接するピンチローラを磁気テープ走
行経路の内側からキャプスタンに圧接するようなローデ
ィング方式では、ローディング動作にともなってピンチ
ローラを磁気テープカセットの開口部から所定の位置ま
で移動させ、精度良く位置決めする必要がある。
従来のこの方式のテープローディング機構でピンチロー
ラを移動し位置決めする構造には、次の2種類の構造が
多く採用されている。
(a)ピンチローラを回転可能に支持したアームが可動
なベース上に回動可能に軸支され、ベースを移動させ、
ローディング位置でアームをストッパに突き当てて位置
決めする構造。
(b)ピンチローラの支持アームを軸支した支持部材が
移動機構により移動され、前記支持部材上に植設された
ビンがV溝を有するキャッチング部材に係合することに
より支持部材が位置決めされ、バネでチャージされる構
造。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような従来の構造ではキャッチング位置で
のピンチローラの傾斜角度、いわゆる倒れの精度が出に
くい上にピンチローラ圧接の際の反力により倒れが変化
し、磁気テープの安定走行が妨げられるといった欠点が
あった。
そこで本発明の課題はこの種のテープローディング機構
においてピンチローラのキャプスタンに対する圧接時の
倒れを高精度に所定に決め、且つその倒れが圧接の反力
により影響を受けないような位置決め構造を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明によるビデオテープレ
コーダのテープローディング機構においては、磁気テー
プをキャプスタンに圧接するピンチローラと、該ピンチ
ローラを回転可能に支持したアーム部材と、該アーム部
材を回動可能に軸支したベース部材と、該ベース部材を
所定位置に位置決めするための位置決め部材と、磁気テ
ープのローディング時に前記ベース部材を移動し、前記
位置決め部材に係合させて所定位置に位置決めする移動
機構を有し、前記ローディング時に前記ベース部材は前
記アーム部材を軸支する軸の両端部を前記位置決め部材
に係合させて位置決めされるように構成した。
[作 用1 このような構成によれば、ローディング時にベース部材
を位置決めする際に、アーム部材を軸支する軸は両端部
が位置決め部材に係合することにより、高精度に所定に
位置決めされ、その角度が高精度に所定に決められる。
これによりアーム部材の角度が高精度に所定に決められ
、ピンチローラの倒れが高精度に所定に決められる。
[実施例] 以下、添付した図を参照して本発明を採用したVTRの
テープローディング機構の実施例を説明する。なお本実
施例のテープローディング機構のローディング方式は、
ローディングポストがすべてシャーシに平行に移動し磁
気テープが回転ドラムを中心にほぼ左右対称に巻き付け
られる並行Mローディング方式とする。
まず第1図によりテープローディング機構の全体の主な
構成を説明する。第1図においてまず符号Iは磁気テー
プカセットc以下カセットと略す)であり、供給リール
2と巻き取りリール3に磁気テープ4を巻回して収容し
ている。
カセットlには開口部1aが設けられており。
不図示のカセット装着機構によりカセットlがVTRの
シャーシ(メカシャーシ)12上に装着されると、カセ
ット1から磁気テープ4を引き出すためのポスト5〜1
0とピンチローラ11が開口部1aの内側に入り込むよ
うになっている。ポスト5.6及び8.9はそれぞれ可
動なベース29.31上に植設されている。またポスト
7は供給側のテンレギポストで、軸33を支点として回
動可能なアーム51の先端部上に設けられている。また
ポストlOは可動なベース32上に植設され、同ベース
32によりピンチローラ11が支持されている。
一方、符号28は不図示の磁気ヘッド(ビデオヘッド)
を支持して回転する回転ドラムであり、シャーシ12上
で所定角度傾斜して設けられている。磁気テープ4の走
行経路、いわゆるテープパスに沿って回転ドラム28よ
り上流側にはポスト19、インピーダンスローラ20、
全幅消去ヘッド21が順次配設されている。
また回転ドラム28の両側近傍には、テープパスにおい
て回転ドラム28の直前でポスト5゜6を位置決めする
ためのキャッチング部材13と、回転ドラム4の直後で
ポスト8.9を位置決めするキャッチング部材14が設
けられている。
さらにテープバスに沿ってキャッチング部材14より下
流側にはオーディオCTL、タイムレコード用の消去ヘ
ッド22.録再ヘッド23、モータヘッド24.ポスト
25、及び磁気テープ4を定速走行させるためのキャプ
スタン18が順次配設されている。
さらにキャプスタン18の近傍には、ポストIO及びピ
ンチローラ11を位置決めするためのキャッチング部材
15が設けられており、このキャッチング部材I5の近
傍には後述のようにソレノイド17の駆動によりピンチ
ローラ11をキャプスタン18に圧接するピンチローラ
圧接機構部16が設けられている。
またピンチローラ圧接機構部16の近傍には巻き取り側
のテンレギポスト26、ポスト27がテープバスに沿っ
て配設されている。
さらに以上の構成に加えてシャーシ12上には、べ一又
29.31.32の移動経路を案内する満30a〜30
cを有したレール30が設けられている。
次に上記構成によるテープローディング動作の概略を説
明する。
まずカセットlが装着され、そのことが不図示の検知ス
イッチにより検知されると、後述の駆動系の駆動により
ベース29.31.32がそれぞれレール30の溝30
a〜30cに沿って装置の奥側へ移動し、それとともに
ポスト5.6及び8.9及びIOとピンチローラ11が
奥側へ移動する。またアーム51が反時計方向へ回動す
ることによりテンレギボスト7が実働に移動し、ポスト
5〜10により磁気テープ4がカセットlから引き出さ
れる。
そしてベース29.31.32がそれぞれキャッチング
部材13.14.15に当接し、係合することによりポ
スト5.6,8〜IO及びピンチローラ11が所定位置
に位置決めされ、またポスト7も所定位置に位置決めさ
れてローディングが完了する。このときに磁気テープ4
は回転ドラム28に対してヘリカル状に180+α0の
角度で巻きつけられテンレギボスト7及びポストlOに
より左右に開かれることにより固定ヘッドその他のポス
トにも当接しテープバスが形成される。
この状態で不図示の再生ボタンあるいは記録ボタンが押
されると後述の圧接機構の駆動によりピンチローラ11
が磁気テープ4を介しキャプスタンI8に圧接され、テ
ープ走行が開始され、回転磁気ヘッドにより再生または
記録が行なわれる。
なお磁気テープ4のアンローディングは不図示のイジェ
クトボタンの操作に応じて行なわれる。
アンローディングの動作はローディング動作の逆であり
、各ポスト5〜10がカセット1の開口部laに向けて
移動するとともに磁気テープ4がカセット1内に巻き取
られる。アンローディングが完了した後にカセットlが
イジェクトされる。
次に第2図、第3図によりローディング機構の駆動系の
構成と動作を説明する。第2図はアンロード状態、第3
図はローディング完了状態を示している。
第2図、第3図において符号34はつオームブーりであ
り、不図示のローディングモータの駆動によりベルトを
介して回転される。そしてウオームプーリ34の回転駆
動力が同プーリ34のウオーム部34aとギア35〜3
8を介してローディングリング39.40に伝達され、
両リング39.40が互いに逆方向に回転するようにな
っている。
ローディングリング39上にはスライド板41が摺動可
能に取りつけられ、バネ42によって時計方向に引張さ
れている。スライド板41上にはアーム43が回動可能
に取り付けられ、その先端部にベース29が回動可能に
結合されている。
またローディングリング40上にはスライド板44が摺
動可能に取り付けられ、バネ57により反時計方向に引
張されている。スライド板44上にはアーム45が回動
可能に取り付けられ、その先端部にベース31が回動可
能に結合されている。
ローディングリング40の回転力はギア46、47を介
してギア48に伝達されるようになっている。ギア48
の軸66にはアーム49が回動自在に軸受されており、
その先端部にはアーム50が結合され、このアーム50
の先端部にベース32が回動可能に結合されている。
またギア48にはロッド52が回動可能に結合されてお
り、ロッド52の他端はテンレギアーム51に回動可能
に結合されている。 一方、符号53.54はそれぞれ
アンロード位置、ローディング位置を検出するためのフ
ォトインクラブタであり、ローディングリング39に固
定された遮光部材55がフォトインタラプタ53.54
の溝部に進入して光をさえぎることにより検出を行なう
次に上記構成の動作を説明する。
まず第2図の状態でカセットlの装着が検知されると不
図示のローディングモータが駆動され、ウオームプーリ
ー34が回転し、ギア35〜38を介してローディング
リング39.40がそれぞれ時計方向、反時計方向に回
転する。この回転によりベース29.31がそれぞれア
ーム43.45に引張されてレール30の溝に沿って奥
側へ移動する。
又ギア46.47を介してギア48、アーム49が時計
方向に回動しアーム50が押圧することによってベース
32も奥側へ移動する。それと同時にロッド52が左方
向に動き、それに連動してテンレギアーム51が反時計
方向に回動する。
こうしてポスト5〜IOがカセットlから磁気テープ4
を引き出しながら移動しローディング位置まで達した後
、更にローディングモータは回転し遮光部材55がフォ
トインタラプタ54の位置に達した所でローディングモ
ータが停止し、第3図に示すようにローディングが完了
する。ここでベース29.31.32がキャッチング部
材13〜15に当接し係合した後に更にローディングリ
ング39.40が回転することにより、バ十 ネ許2,57.56が伸ばされ、その弾性力によりベー
ス29,31.32がキャッチング部材13〜15に押
し付けられ位置決めされる。
なお上記ローディング動作時にピンチローラ11はベー
ス32の移動によりキャプスタン18の近傍まで移動す
るが、ローディング完了時に後述のようにしてキャプス
タン18から僅かに離れた所定位置に位置決めして保持
され、その後、記録または再生時にピンチローラ圧接機
構部16の駆動によりキャプスタン18に圧接する。
次にピンチローラの移動および圧接に関わる機構の詳細
を第4図〜第9図により説明する。なお第4図〜第6図
はピンチローラ移動機構、ピンチローラ圧接機構の詳細
を示す透視平面図であり、第4図はアンロード状態、第
5図はローディング完了状態、第6図はピンチローラ圧
接状態を示す、また第7図はピンチローラ移動機構の側
面図、第8図はピンチローラのベース32のキャッチン
グ時の側面図、第9図はピンチローラ圧接機構の側面図
である。
まずピンチローラ移動a構の詳細を説明する。
第7図に示すようにピンチローラ11を支持するベース
32には軸58が植設されており、この軸58によりピ
ンチアーム59が回動可能に軸支されている。そしてピ
ンチアーム59の先端部にはピンチ軸60が植設されて
おり、この軸60によりピンチローラIIが回転可能に
軸支され、キャップ61により抜は止めされている。
またピンチアーム59はネジリバネ62により第4図中
反時計方向に付勢されており、その反時計方向への回動
限がベース32上に植設されたポストlOの軸63によ
り規制されるようになっている。
また第7図において符号64はガイド板であり、その一
部にはガイドスリーブ65がカシメられている。ベース
32の軸58の下端部をレール30の満300(第4図
参照)に差し込み、ベース32とガイド板64でレール
30を挟み込むようにしてガイドスリーブ65を満30
cに差し込み、ベース32にガイドスリーブ65をビス
で固定することにより、ベース32がレール30上に摺
動可能に取り付けられる。
一方、ギア48の軸66にはアームスリーブ67が回動
可能に嵌合されている。アームスリーブ67は、これに
圧入されたビン68.とギア48上に圧入されたビン6
9の間に張架されたバネ56により第4図中時計方向に
付勢されており、ギア48上に圧入されたビン70にア
ームスリーブ67の突出部67aが当接することにより
回動限が規制されている。
そしてアームスリーブ67上面にはアーム49が固着さ
れ、アーム49の先端部にはアーム50がダボ7Iによ
り回動自在に結合されている。更にアーム50の先端部
はレール30の下側でガイドスリーブ65に回動可能に
結合される。
一方、ピンチローラ移動機構に関連した位置決め部材と
して、第4図に示すようにレール30の満30cの手前
側端部の近傍にはアンロード時にピンチローラ11を所
定位置に位置決めするための位置決め部材72が固定さ
れている。
また先述のようにベース32を位置決めするキャッチン
グ部材15が第4図に示すように満30cの奥側端部に
対向するように配設されている。キャッチング部材15
は水平に突出した舌片状の平坦部15dを有し、この平
坦部15dにはp 30 cに連通する溝15eが形成
されている。
また第8図に示すようにキャッチング部材15の図中右
側の基部の上下にはV溝15aとU溝15bが対向して
設けられている。また溝15eより奥の上側には平面部
15cが形成されている。
次にピンチローラ圧接機横部16の詳細を説明する。
第4図、第9図において符号100はピンチローラ圧接
機構部16のベースであり、シャーシ12上に固定され
ている。ベース100には軸81が植設されており、こ
の軸81に対して中空のメタル74.78が回転可能に
嵌合されている。そしてメタル74の上端部とメタル7
8の下端部にはそれぞれ同じL字形の2つの圧接アーム
73.77がカシメられ平行に対向している。そして圧
接アーム73.77の先端部にはそれぞれローラ75.
79がダボ76.80により回転可能に取り付けられ対
向している。
更に両アーム73.77の他端は連結軸82によって連
結されており、その中央部に・はアーム83が回動可能
に結合されている。アーム83の他端は軸84によりア
ーム92に回動可能に結合されている。軸84には口・
ラド93が結合されており、ロッド93の他端はソレノ
イ”ド17の可動鉄芯17aと結合されている。
更にアーム92の他端は、ベース100上に植設された
軸86により回動可能に軸支されたアーム85に対して
軸91により回動可能に結合されている。アーム85に
はバネ掛け87が設けられており、アーム85はバネ掛
け87とベースlOO上に植設された軸88との間に張
架された圧接バネ89により第4図中時計方向に付勢さ
れている。アーム85の時計方向の回動限はストッパ9
0に規制される。
一方、軸88には誘導レバー94が回動可能に軸受され
ており、ネジリバネ95により第4図中時計方向に付勢
され、ストッパ96によりその回動限が規制される。ま
た誘導レバー94の一端は軸82に対して長穴を介して
可動に結合されている。
次に上記構成によるピンチローラ11の移動、キャッチ
ングおよび圧接の動作について説明する。
第4図に示すアンロード状態においては、バネ62で反
時計方向に付勢されたピンチアーム59が位置決め部材
72に当接することにより、ピンチローラ11はカセッ
ト装填時にカセット開口部の内壁及び磁気テープに接触
しない位置に保持されている。
この状態からカセットが装填されると、ローディングリ
ング40が反時計方向に回転を始め、それに伴ないギア
46.47を介してギア48が時計方向に回転する。す
るとバネ56に引張されてアームスリーブ67とそれに
固着されたアーム49が一体となって時計方向に回動し
、その結果アーム50に押されてベース32がレール3
0の溝部30cに沿って装置の奥側へ移動を始める。
この時に圧接アーム73.77はベース32の移動を妨
げないような位置に保持されている。
さらにベース32が第5図に示す位・置まで移動し、ベ
ース32の軸58の上下両端部がキャッチング部材15
のV溝15aとU溝15bに当接、係合したところでベ
ース−32の移動は止まるが、ローディングリング40
の回転は更に続き、ギア48も回転し続ける。するとア
ームスリーブ67はベース32の停止とともに回動でき
なくなるためビン70との当接が離れ、バネ56の引張
力がアーム49.50を介してガイドスリーブ65にか
かる。その力の方向は第5図中の矢印六方向である。
ここでベース32は第8図に示すようにキャッチング部
材15にキャッチングされる。即ちベース32がレール
30の満30cに沿って進みキャッチング部材15に乗
り移って位置決めされるわけであるが、この時に軸58
の上端部がキャッチング部材15の■溝15aに当接、
係合し、下端部がU溝15bに当接、係合する。この時
にアーム50から矢印B方向の力を受けるため、ベース
32はV溝15aとの当接点Cを中心に矢印り方向のモ
ーメントを受ける。その結果ベース32の先端部32a
の上面がキャッチング部材15の平面部15cに当接し
、ベース32の下面32bが平面部15dに当接する。
これによりベース32は上下方向に所定位置に位置決め
される。即ちベース32とともに軸58、ピンチアーム
59、ピンチローラ11が上下方向に所定位置に位置決
めされる。なお軸58は満15a、15bに押し付けら
れて係合しているので水平方向にも所定位置に位置決め
される。
また第5図において矢印へ方尚の力により軸58を中心
に矢印E方向のモーメントがベース32に働き、ガイド
スリーブ65のレール30と係合する部分65aが満1
5e(第4図参照)の図中左側縁に当接し、これにより
ベース32が水平方向に所定位置に位置決めされる。こ
のようにしてベース32が上下方向にも水平方向にも高
精度に所定位置に位置決めされ、ピンチローラ11がキ
ャプスタン18から僅かに離れた所定位置に高精度に位
置決めされる。
一方、ギア48の時計方向への回転により、第5図に示
すようにビン70が誘導レバー94に当接し、誘導レバ
ー94がバネ95の付勢に抗して反時計方向に回動し、
それに連動して圧接アーム73.77が時計方向に回動
し、ピンチアーム59と間に多少のすき間を残した位置
で保持されるにの時誘導レバー94の回動に連動してア
ーム83が反時計方向に回動され、ロッド93が第5図
中矢印F方向に移動する。このようにしてピンチローラ
圧接#l構部16はピンチローラ11の圧接待機状態と
なる。
この状態で記録または再生ボタンが押されると、ソレノ
イド17が通電されロッド93が第5図の位置からさら
に矢印F方向に引張される。
それに連動してアーム92が軸91を中心に時計方向に
回動し、アーム83を介して軸82が矢印G方向に押さ
れる。これにより圧接アーム73゜77が時計方向に回
動し、ローラ75がキャップ61、ローラ79がピンチ
アーム59に当接する。
更に圧接アーム73.77が回動することにより、ピン
チアーム59が軸58を中心に時計方向に回動し、第6
図のようにピンチローラ11が磁気テープ4を介しキャ
プスタン18に当接する。
ここで圧接アーム73.77は回動不能となり、軸82
が固定される。するとアーム83が軸82を中心として
反時計方向に回動し、それに連動してアーム92が軸9
1を矢印H方向に押し、アーム85が反時計方向に回動
する。その結果、アーム85がストッパ90から離れて
バネ89の弾性力がアーム85.92.83.73.7
7を介してピンチローラ11に伝わり、その弾性力でピ
ンチローラ11がキャプスタン18に圧接され、磁気テ
ープ4の走行が開始される。
ここで圧接時の反力としてピンチローラの中心から軸5
8の中心に向って力がかかるが、この力はベース32を
キャッチング部材15へ押し付ける方向に作用するので
、位置決め精度に悪影響をおよぼすことはなく、逆に位
置決めを安定させるように作用する。
なお圧接アーム73.77は別部材となっており、連結
軸82の中央部に力が加わるため、ローラ75.79を
介して伝達されるピンチローラ11の圧接力はピンチロ
ーラ11の上下方向に均等にかかることになる。
次にピンチローラitの圧接解除の動作を説明する。
テープ走行状態から停止あるいは高速走行モードのボタ
ンを押すとソレノイド17への通電が切られ、可動鉄芯
17aがフリー状態となる。するとアーム85がバネ8
9の力により時計方向、誘導レバー94がバネ95の力
により時計方向にそれぞれ回動しようとしてその結果ロ
ッド83が第6図中矢印1方向に移動され、圧接アーム
73.77が反時計方向に回動し、第5図の状態に戻り
スタンバイ状態となる。磁気テープ4の高速走行はこの
状態で行なわれる。またアンローディング時には上記と
逆の動作でベース32が第5図の位置から第4図の位置
に移動される。
以上のような本実施例によれば、ローディング時にベー
ス32の位置決め、即ちピンチローラ11の位置決めに
あたって、ピンチローラ11を支持するピンチアーム5
9の回動中心の軸58の上下両端部をそれぞれキャッチ
ング部材15のV溝15aとU溝15bに係合させるこ
とにより、軸58が上下方向にも水平方向にも高精度に
所定位置に位置決めされ、その角度が高精度に所定に決
められるので、ピンチアーム59の角度も高精度に所定
になり、ピンチローラ11の倒れを高精度に所定に決め
ることができる。また上述のようにピンチローラ11の
圧接時の反力はキャラとができ、しか6圧接の反力によ
り倒れが変化しないので磁気テープ4の安定した走行を
保証できる。
[発明の効果J 以上の説明から明らかなように本発明によるビデオテー
プレコーダのテープロープインク機構においては、磁気
テープをキャプスタンに圧接するピンチローラと、該ピ
ンチローラを回転−可能に支持したアーム部材と、該ア
ーム部材を回動可能に軸支したベース部材と、該べ一又
部材を所定位置に位置決めするための位置決め部材と、
磁気テープのローディング時に前記ベース部材を移動し
、前記位置決め部材に係合させて所定位置に位置決めす
る移動機構を有し、前記ローディング時に前記ベース部
材は前記アーム部材を軸支する軸の両端部を前記位置決
め部材に係合させて位置決めされるように構成したので
、ローディング時にベース部材を位置決めする際に、ア
ーム部材を軸支する軸が高精度に所定に位置決めされ、
その角度が高精度に所定に決められる。これによりアー
ム部材の角度が高精度に所定に決められ、ピンチローラ
の倒れを高精度に所定に決めることができ、磁気テープ
の安定した走行を保証できるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるVTRのテープローディ
ング機構の全体の主な構成を示す透視平面図、第2図及
び第3図はそれぞれ同機構の駆動系の構成と動作を示す
透視平面図、第4図〜第6図はそれぞれ同機構中のピン
チローラ移動、圧接機構の構成と動作を示す透視平面図
、第7図はピンチローラ移動機構の構成を示す側面図、
第8図はピンチローラのベースのキャッチング状態を示
す側面図、第9図はピンチローラ圧接機構の構成を示す
側面図である。 ■・・・カセット   4・・・磁気テープ5〜lO・
・・ボスト 11−・・ピンチローラ13.14.15
−キャッチング部材 16−−・ピンチローラ圧接機構部 17・・−ソレノイド 18・・・キャプスタン28−
・一回転ドラム 30−・−レール29.31.32・
−・ベース 39.40・−・ローディングリング 58−・・軸     59−ビンチアームし゛〉ケロ
ー請釦Ke、M創0釦0 自Iく 向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁気テープをキャプスタンに圧接するピンチローラ
    と、 該ピンチローラを回転可能に支持したアーム部材と、 該アーム部材を回動可能に軸支したベース部材と、 該ベース部材を所定位置に位置決めするための位置決め
    部材と、 磁気テープのローディング時に前記ベース部材を移動し
    、前記位置決め部材に係合させて所定位置に位置決めす
    る移動機構を有し、 前記ローディング時に前記ベース部材は前記アーム部材
    を軸支する軸の両端部を前記位置決め部材に係合させて
    位置決めされるように構成したことを特徴とするビデオ
    テープレコーダのテープローディング機構。
JP1326120A 1989-12-18 1989-12-18 ビデオテープレコーダのテープローディング機構 Expired - Fee Related JP2567115B2 (ja)

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US08/015,899 US5315459A (en) 1989-12-18 1993-02-10 Video cassette recorder device

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166849U (ja) * 1984-04-13 1985-11-06 シャープ株式会社 テ−プロ−デイング装置
JPS62293547A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Clarion Co Ltd ピンチロ−ラ圧着機構

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62293547A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Clarion Co Ltd ピンチロ−ラ圧着機構

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