JPH03186164A - 冷水発生装置 - Google Patents

冷水発生装置

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JPH03186164A
JPH03186164A JP1325554A JP32555489A JPH03186164A JP H03186164 A JPH03186164 A JP H03186164A JP 1325554 A JP1325554 A JP 1325554A JP 32555489 A JP32555489 A JP 32555489A JP H03186164 A JPH03186164 A JP H03186164A
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heat
heat recovery
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heat exchanger
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Hirofumi Iida
飯田 弘文
Mitsushige Nishino
光重 西野
Masaru Sanada
勝 真田
Hiromi Ino
展海 猪野
Hideji Yanagi
秀治 柳
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Mayekawa Manufacturing Co
Tokyo Gas Co Ltd
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Mayekawa Manufacturing Co
Tokyo Gas Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷房用等の冷水を発生させるための冷水発生
装置に関するものである。
(従来の技術) 近来、冷水発生装置の一つとして、圧縮式冷凍機と吸収
式冷凍機を併用する冷水発生装置が使用されている・こ
の冷水発生装置は、圧縮式冷凍機の圧縮機をガスエンジ
ン等の内燃機関により駆動すると共に、該内燃機関の排
熱回収温水系統の温水を吸収式冷凍機の再生器の再生用
熱源として利用することにより、冷水の発生の効率を高
めるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) rE縮式冷凍機に於いては、効率を高めるために、凝縮
器に於ける冷媒ガスの凝縮温度をできる限り下げて運転
することが求められており、通常は凝縮器に供給する冷
却水の温度等の条件により、例えば40℃程度としてい
る。ところが、圧縮機からnに出される冷媒ガスの温度
は通常90℃程度と比較的高く、従来は凝縮器に於いて
そのまま冷却水に放熱されて捨てられている。即ち従来
、凝縮器に於いては、圧縮機の冷却能力と軸動力の合計
の熱量がそのまま冷却水に捨てられている。そしてかか
る熱量をKIXった冷却水は1117述したとおり、4
0℃程度と低温度であるため、併用している吸収式冷凍
機の再生器の再生用熱源として利用することはできず、
他の加熱の用途としてほんの一部にしか利用することが
できない。
また、内燃機関の排熱回収温水系統に於いては、その系
統内の温水を吸収式冷凍機の再生器の再生用熱源として
利用するために、温水は内燃機関のジャケットと排気ガ
ス熱交換器を通して、例えば85℃以」二として排熱を
回収しており、このため排気ガスの排熱回収を十分に行
えていない。即ち、排気ガス熱交換器に於いて85℃以
上の温水として排熱回収を行っても、排気ガスの温度は
例えば650℃程度から200℃程度までしか低下せず
、この温度以下の顕然及び排気ガスに含まれている水蒸
気の潜熱は有効に回収されていない。
本発明は以上の課題を解決して、冷水発生の効率を更に
高めることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の冷水発生装置は
、まず、内燃機関により駆動する圧縮機を用いた圧縮式
冷凍機と、該内燃機関の排熱回収温水系統の温水を再生
用熱源とする吸収式冷凍機を設け、前記圧縮式冷凍機に
於いて、前記圧縮機から凝縮器に至る経路に熱交換器を
設けて、該熱交換器を通る熱回収温水系統を構成し、該
熱回収温水系統の温水を再生用熱源とする吸着式冷凍機
を設けて構成したものである。
次に、本発明の冷水発生装置は、内燃機関により駆動す
る圧縮機を用いた圧縮式冷凍機と、該内燃機関の排熱回
収温水系統の温水を再生用熱源とする吸収式冷凍機を設
けると共に、前記排熱回収温水系統の排気ガス熱交換器
を経た排気ガス経路に第二の排気ガス熱交換器を設けて
、該第二の排気ガス熱交換器を通る第二の排熱回収温水
系統を構成し、該第二の排熱回収温水系統の温水を再生
用熱源とする吸着式冷凍機を設けて構成したものである
更に、本発明の冷水発生装置は、内燃機関により駆動す
る圧縮機を用いた圧縮式冷凍機と、該内燃機関の排熱回
収温水系統の温水を再生用熱源とする吸収式冷凍機を設
け、前記圧縮式冷凍機に於いて、前記圧縮機から凝縮器
に至る経路に熱交換器を設けて、該熱交換器を通る熱回
収温水系統を構成すると共に、前記排熱回収温水系統の
排気ガス熱交換器を経た排気ガス経路に第二の排気ガス
熱交換器を設けて、該第二の排気ガス熱交換器を通る第
二の排熱回収温水系統を構成し、該第二の排熱回収温水
系統及び前記熱回収温水系統の温水を再生用熱源とする
吸着式冷凍機を設けて構成したものである。
(作用) 圧縮機から凝縮器に至る経路に設けた熱交換器に於いて
、冷媒ガスと熱回収温水系統の温水を熱交換することに
より、熱回収温水系統の温水は、吸収式冷凍機の再生用
熱源として利用できる温度よりは低いが、凝縮器に於け
る凝縮温度よりは高い温度に昇温される。しかして、こ
の熱回収温水系統の温水を吸着式冷凍機の再生器に導き
、吸着剤の再生を行うことができる。
吸着式冷凍機は、吸収式冷凍機に於ける吸収剤の結晶析
出という不都合がないことに加えて、再生器に於ける再
生用熱源の熱量の変動に対して、冷水発生能力の変動が
少なく、また熱源温度の低fに対しても作動範囲が広い
という特性を有するので、1ijj記熱回収温水系統の
温水を再生用熱源として利用して、十分にその作動を行
わせることができる。こうして吸着式冷凍機により発生
させた冷水は、圧縮式及び吸収式冷凍機で発生させた冷
水の供給系統と同じ系統で利用したり、または別の系統
で利用することができる。
次に、第二の排気ガス熱交換器に於いて、111j記排
熱同収温水系統の排気ガス熱交換器を経た排気ガスと第
二の排熱回収温水系統の温水を熱交換させることにより
、該第二の排熱[司政温水系統の温水は、11;I記排
熱[ijl収温水温水系統水の温度よりは低く、従って
吸収式冷凍機の再生用熱源として供することはできない
が、前言己吸着式冷凍機の再生用熱源として利用できる
温度に昇温することができ、こうしてこの温水を吸着式
冷凍機の再生器に導き、吸着剤の再生を行うことにより
、十分に吸着式冷凍機の作動を行わせて冷水を発生する
ことができる。そしてこの冷水を111N述と同様に、
圧縮式及び吸収式冷凍機で発生させた冷水の供給系統と
同じ系統で利用したり、または別の系統で利用すること
ができる。
以上のようにして、熱回収温水系統または第二の排熱回
収温水系統の温水を再生用熱源として利用して吸着式冷
凍機を作動することにより、従来に於いては、圧縮式冷
凍機の凝縮器で捨てられていた冷媒ガスの熱量の一部又
は排熱回収を十分に行えずに捨てられていた排気ガスの
熱量の一部を回収して有効利用することができ、こうし
て冷水発生の効率を向上することができる。これらの熱
量の回収は、夫々独立に適用して夫々効率を向−Lさせ
ることもできるが、両者を同時に適用することにより、
全体としての効率をより向」−することができる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図を参照して説明する。
尚、この実施例は、熱回収温水系統と第二の排熱回収温
水系統の温水を同時に再生用熱源として利用して吸着式
冷凍機を作動するものである。
第1図に於いて、符号Aは圧縮式冷凍機を示すもので、
この圧縮式冷凍機Aは、圧縮機1、凝縮器:(2、膨張
弁3及び蒸発器4を構成要素とすると共に、該圧縮機l
から凝縮器2に至る経路に熱交換器5を設けて、該熱交
換器5を通る熱回収温水系統1[aを構成している。1
111記圧縮機lはガスエンジン等の内燃機関6により
駆動する構成としている。この内燃機関6には、ジャケ
ット冷却器7と、排気ガス経路8に設けた排気ガス熱交
換器9を順次通る排熱回収温水系統1(bを構成して、
この温水を、吸収式冷凍機Bの再生用熱源として供給す
る構成としている。この吸収式冷凍機B自体の具体的構
成は適宜である。また、前記排気ガス経路8には前記排
熱回収温水系統t(bの排気ガス熱交換器9を経た位置
に、第二の排気ガス熱交換器IOを設けて、該第二の排
気ガス熱交換器10を通る第二の排熱回収温水系統1−
(cを構成している。
符号Cは吸着式冷凍機を示すもので、この吸着式冷凍機
Cは吸着器11、再生器12、蒸発器13及び凝縮器1
4を構成要素としている。吸着器11と再生器12は交
互に切り換えることにより吸着と再生を連続作動させる
構成としたり、吸着部及び再生部に渡って回転吸着体を
回転させることにより吸着と再生を連続的に作動させる
構成とする等、この吸着式冷凍機C自体の具体的構成は
適宜である。
しかして、前記熱回収温水系統Ha及び第二の排熱回収
温水系統Hcの温水を、前記吸着式冷凍機Cの再生器1
2に再生用熱源として供給する構成としており、これら
の系統Ha、Hcは、並列に接続している。これらの系
統の経路の具体的構成は適宜である。
符号Wは前記圧縮式冷凍機A及び吸収式冷凍機Bで発生
させた冷水の供給系統を示すもので、この冷水供給系統
Wは、圧縮式冷凍機Aの蒸発器4への経路waと、吸収
式冷凍機Bの蒸発器15への経路wbとを並列に構成し
ている。また、符号Wcは吸着式冷凍機Cで発生させた
冷水の供給系統を示すもので、この冷水供給系統Wcは
、図中に於いては、前記冷水供給系統Wと別系統に構成
しているが、合流して供給する構成とすることができる
。次に、符号Rは前記圧縮式冷凍機A及び吸収式冷凍機
Hの冷却水を供給する冷却水供給系統を示すもので、こ
の冷却水供給系統Rは、0′lj記圧縮式冷凍機への凝
縮器2への経路raと、吸収式冷凍機Hの凝縮器16へ
の経路r bとを並列に構成している。更に符号Rcは
吸着式冷凍機Cの吸着器11と凝縮器14に対応する冷
却水供給系統を示すもので、この冷却水供給系統Rcは
、還元井戸17への経路rCと、011記冷却水供給系
統Rへの経路rとを並列に構成しており、後者の経路r
には開閉弁18を設けている。尚、図中符シ)19a、
19b、19c、19dは夫々の系統の温水又は冷却水
を供給するためのポンプである。
また符号20は冷却塔である。
以上の実施例の構成の動作を共体向数4+l′E例にj
l(づいて説明する。尚、こび)具体例に於いては、冷
水供給系統Wの、冷水Uli給側に於ける冷水温度を7
℃、冷却水供給系統Rの冷却水供給側に於ける冷却水の
温度を32℃、冷却水供給系統RCの冷却水の温度を2
0℃前後とする。
まず、圧縮式冷凍機Aの動作を第2図に示すモリエル線
図を参照して説明する。圧縮機lで圧縮された冷媒ガス
(図中a点)は、凝縮器2に至るまでに熱交換器5に於
いて、熱回収温水系統)−(aの温水と熱交換して、そ
の熱量の一部を放熱し、温度が低下する。(図中a −
* b点)こうして温度が低下した冷媒ガスは、凝縮器
2において冷却水に放熱しながら凝縮し、そして過冷却
され(図中b→C点)、次いで膨張弁3を経てM、発器
4に至り(図中C−4d点)、ここで冷水から熱を付い
つつ蒸発し、そして過熱されて(図Fl+ d−1e点
)圧縮機1の吸入側に還流し、この圧縮機1で再び圧縮
されて(図中008点)前述の動作を繰り返す。
Mij述したとおり、凝縮器2に於いては冷媒ガスは、
32℃の温度で該凝縮器2に導入される冷却水供給系統
Rの冷却水により、40℃の温度で凝縮して放熱するの
で、冷却水は40’Cの温水となって凝縮器2から出て
冷却塔20に還流する。また蒸発器4に於いて冷媒ガス
は、0℃の温度で蒸発し、こうして7℃の冷水を得るこ
とができる。
以上の動作に於いて、熱交換器5に於いて冷媒ガスと熱
交換した熱回収温水系統Haの温水は、50℃以上とな
り、第二の排熱回収温水系統Hcの温水と合流して、吸
着式冷凍機Cの再生器12に、再生用熱源として供給さ
れる。一方、この熱交換により冷媒ガスは、その温度が
図に示すように85℃から50℃にまで低下し、従って
ががる熱交換を行わない場合に凝縮器2に於いて放熱す
る全熱量に対して15%程度の熱量を前記熱回収温水系
統Haにより回収することができる。尚、この際、運転
条件により、凝縮温度が前記f1度よりも高くなれば顕
熱に凝縮潜熱が加わり、前述の熱の回収割合も大きくな
る。
吸着式冷凍機Cは、その性能を表わした第3図に示すよ
うに、冷却水の温度が20℃の場合には、50℃の温水
を再生用熱源として使用することにより、12℃の冷水
を7℃にまで冷却することができ、この場合には冷水供
給系統WCの冷水を、前記冷水供給系統Wの冷水と合流
させて利用することができる。また、還元井戸17が使
用出来ず、前述の冷却水供給系統Rの冷却水等を使用し
なければならない場合には、冷水供給系統Wcの冷水温
度は7℃以上となるので、この場合にはこの冷水供給系
統Wcの冷水は、冷水供給系統Wの冷水とは別系統で利
用すれば良く、例えば空調用途に於いては空気の予冷等
に利用することができる。
一方、圧縮式冷凍機への圧縮機1を駆動している内燃機
関6に於いて、排熱回収温水系統Hbの温水は、まずジ
ャケット冷却器7を流れた後、排気ガス熱交換器9を通
って、85℃以上に昇温されて吸収式冷凍機Bの再生器
21に供給される。
こうして吸収式冷凍機F3は、前記排熱II収湯温水系
統 bの温水を再生用熱源とすると共に、前記冷却水供
給系統Rの冷却水を冷却源として作動して冷水供給系統
Wに7℃の冷水を供給することができ、こうしてこの冷
水は前述の圧縮式冷凍機Aに於いて発生する冷水と合流
させて利用することができる。
以上の動作に於いて、排気ガス経路8を流れる排気ガス
は、まず排気ガス熱交換器9に於いて排熱1i71収滉
水系統1−1 bの温水と熱交換して、温度が650’
Cから200℃程度まで低下し、しかる後第二の排気ガ
ス熱交換器10に於いて第二の排熱回収温水系統HCの
温水と熱交換して更に温度が低下した後、排出される。
一方、かかる熱交換により第二の排熱回収温水系統11
cの温水を、前述した熱回収温水系統teaの温水と同
様に50℃以上とすることができ、こうして該熱回収温
水系統)(aの温水と合流して、吸着式冷凍機Cの1f
f生器12に供給して、吸着式冷凍機Cを作動すること
ができる。以−にの熱交換により、排気ガスの温度は、
nf述の200℃から60℃程度まで代下し、かかる低
下分に対bL:する熱気を811記第二の排熱ドーリ収
温水系統11cにより回収することができる。
次に、以上の実施例の動作における成績係数を説明する
まず、前述したように冷水供給系統Wの冷水供給側に於
ける冷水温度を7℃、冷却水供給系統Rの冷却水供給側
に於ける冷却水の温度を32℃とした場合、圧縮式冷凍
機Aに於ける、圧縮機軸動力基ri!!の成績係数をC
0Pcとすると、例えば100USRT前後の中小容量
機でC0Pc=4.0 、また500tJSRT以上の
大容量機でC0Pc=4.8前後であり、従って中小容
量機を用いた本発明装置の成績係数は以下のようになる
。尚、放熱成績係数をC0Phとすると、C0Ph ;
C0Pc +  1である。
ガスエンジン効率ηeを、高位発熱基[F]としてηe
=o、3とすると、−次エネルギー換算の圧縮式冷凍機
Aの成績係数C0Pcは、 Co P c = C0PcXxンジン効率= ’1.
OX0.3 = 1.2となる。また、前述した通り、
冷却水系統Rcの冷却水の温度を20℃、そして冷水供
給系統Wcの冷水供給側に於ける冷水温度を7℃とした
場合に於いて、熱回収温水系統Haの温水を再生用熱源
として吸着式冷凍機Cを作動することによる一次エネル
ギー換算のC0Pcの増分C0Pc’は、第3図より吸
着式冷凍機Cの効率ηad=0.5であり、また放熱成
績係数C0Ph−5,0であるから、C0Pc  ;5
.OXo、3XO,15X0,5−0.112となる。
また第二の排熱回収温水系統1−1 cの温水を再生用
熱源として吸着式冷凍機Cを作動することによる一次エ
ネルギー換算のC0Pcの増分C”、 OP c“は、
排気ガスの;刊合33%、排気ガス熱交換謂9に於ける
排気ガスの温度低下650℃→200℃、第二の排気ガ
ス熱交換器10に於ける排気ガスの温度低下200℃→
60℃、排気ガスの比熱を略一定とすると、 COP c ’ = 0.33X (200−60)/
650xo、5 ” 0.035となる。従って、熱回
収温水系統11aと第二の排熱回収温水系統11cの温
水の両方を再生用熱源として吸着式冷凍機Cを作動する
ことによる一次エネルギー換算のC0Pcの増分は、 C0Pc’ +C0Pc“= 0,112+o、035
 = 0.147となる。
以上を総会した、総合成績係数COP cは、C0Pc
=C0Pc+C0Pc’ +C0Pc’:  1.2 
 +  0.112  +  0.035  =  1
.347となり、吸着式冷凍機Cを用いない場合と比較
して、約12%成績係数が向上する。
しかして、従来と同様に、排熱回収温水系統Hbの温水
を再生用熱源として吸収式冷凍機Cを作動することによ
る一次エネルギー換算のC0Pcの増分C0Pc  は
、排熱縁回収率52%、冷熱変換効率0.7とすると、 C0Pc^= 0.52 x C07= 0.364で
あり、従って実施例の装置に於ける総合成績係数C’O
Pcは、 C0PcA= 1.347 + 0.364 = 1,
711となる。
前述したように、本発明に於いては、熱回収温水系統H
a及び第二の排熱回収温水系統Hcの温水の両方を再生
用熱源として利用して吸着式冷凍機Cを作動する他、場
合によってはいずれか一方のみを利用し、他方は他の手
段により熱回収を行わせるように構成することもできる
。また本発明に於いて吸着式冷凍機Cは、圧縮式冷凍機
Aや吸収式冷凍機Bとは離れた場所に設置することも可
能であり1例えば地下鉄の駅舎、トンネルまたは地下再
開発空間の冷房等に本発明の装置を利用する場合には、
吸着式冷凍機Cは地下の機械室等に設置することにより
、地下水の漏水を容易に冷却水として使用することがで
きる。そして、吸着式冷凍機Cの本体は、無振動、無騒
音であり、シリカゲルやゼオライト等の吸着剤は無毒、
無公害、無腐食外であるので災害時等の万一の場合でも
環境汚染等を起こさず安全である。
(発明の効果) 本発明は以上の通り、内燃機関により駆動する圧縮機を
用いた圧縮式冷凍機と、該内燃機関の排熱回収温水系統
の温水を再生用熱源とする吸収式冷凍機を併用する冷水
発生装置に、更に吸着式冷凍機を併用し、この吸着式冷
凍機の作動を熱回収温水系統または第二の排熱回収温水
系統の温水を再生用熱源として利用して行うので、従来
に於いては、圧縮式冷凍機の凝縮器で捨てられていた冷
媒ガスの熱量の一部又は排熱回収を十分に行えずに捨て
られていた排気ガスの熱量の一部を回収して有効利用す
ることができ、こうして冷水発生の効率を格段に向上す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例の構成及び動作を表わした
系統説明図、第2図は本発明装置に適用する圧縮式冷凍
機の動作例を表わしたモリエル線図、第3図は本発明装
置に適用する吸着式冷凍機の動作例を表わした特性図で
ある。 符′?fA・・・圧縮式冷凍機、B・・・吸収式冷凍機
、C・・・吸着式冷凍機、1・・・圧縮機、2,14.
16・・・凝縮器、3・・・膨張弁、4,13,1.5
・・・蒸発器、5・・・熱交換器、6・・・内燃機関、
7・・・ジャケット冷却器、8・・・排気ガス経路、9
・・・排気ガス熱交換器、IO・・・第二の排気ガス熱
交換器、11・・・吸着器、12.21・・・再生器、
17・・・還元井戸、18・・・開閉弁、19a、19
b、19c、19d・=ポンプ、20・・・冷却塔、H
a・・・熱回収温水系統、t(l)・・・排熱回収温水
系統、Hc・・・第二の排熱回収温水系統、W、Wc・
・・冷水供給系統、R,Rc・・・冷却水供給系統、W
a。 wb。 ra。 rb。 rc。 rd・・・経 路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関により駆動する圧縮機を用いた圧縮式冷
    凍機と、該内燃機関の排熱回収温水系統の温水を再生用
    熱源とする吸収式冷凍機を設け、前記圧縮式冷凍機に於
    いて、前記圧縮機から凝縮器に至る経路に熱交換器を設
    けて、該熱交換器を通る熱回収温水系統を構成し、該熱
    回収温水系統の温水を再生用熱源とする吸着式冷凍機を
    設けたことを特徴とする冷水発生装置
  2. (2)内燃機関により駆動する圧縮機を用いた圧縮式冷
    凍機と、該内燃機関の排熱回収温水系統の温水を再生用
    熱源とする吸収式冷凍機を設けると共に、前記排熱回収
    温水系統の排気ガス熱交換器を経た排気ガス経路に第二
    の排気ガス熱交換器を設けて、該第二の排気ガス熱交換
    器を通る第二の排熱回収温水系統を構成し、該第二の排
    熱回収温水系統の温水を再生用熱源とする吸着式冷凍機
    を設けたことを特徴とする冷水発生装置
  3. (3)内燃機関により駆動する圧縮機を用いた圧縮式冷
    凍機と、該内燃機関の排熱回収温水系統の温水を再生用
    熱源とする吸収式冷凍機を設け、前記圧縮式冷凍機に於
    いて、前記圧縮機から凝縮器に至る経路に熱交換器を設
    けて、該熱交換器を通る熱回収温水系統を構成すると共
    に、前記排熱回収温水系統の排気ガス熱交換器を経た排
    気ガス経路に第二の排気ガス熱交換器を設けて、該第二
    の排気ガス熱交換器を通る第二の排熱回収温水系統を構
    成し、該第二の排熱回収温水系統及び前記熱回収温水系
    統の温水を再生用熱源とする吸着式冷凍機を設けたこと
    を特徴とする冷水発生装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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