JPH03181759A - 冷媒蒸発器 - Google Patents
冷媒蒸発器Info
- Publication number
- JPH03181759A JPH03181759A JP31948189A JP31948189A JPH03181759A JP H03181759 A JPH03181759 A JP H03181759A JP 31948189 A JP31948189 A JP 31948189A JP 31948189 A JP31948189 A JP 31948189A JP H03181759 A JPH03181759 A JP H03181759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat tube
- condensed water
- thermal transferring
- heat transfer
- downstream end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 title claims abstract description 39
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 33
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000003570 air Substances 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 4
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 230000001580 bacterial effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F17/00—Removing ice or water from heat-exchange apparatus
- F28F17/005—Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、冷房・冷凍を行う冷凍サイクル装置の冷媒蒸
発器の改良に関する。
発器の改良に関する。
冷媒蒸発器は、公知の如く、冷凍サイクル装置内を流通
する冷媒を、冷媒蒸発器を通過する外部空気と伝熱フィ
ンを介して熱交換させることによりその偏平チューブ内
で蒸発させ、該外部空気を冷却するものであり、一般的
には、第８図において、Ｙ方向を垂直方向として設置さ
れている。なお、第８図において、■は偏平チューブ、
２は伝熱フィン、３は入口バイブ、４は出口バイブ、矢
印Ａは外部空気の流れ方向を示す。
する冷媒を、冷媒蒸発器を通過する外部空気と伝熱フィ
ンを介して熱交換させることによりその偏平チューブ内
で蒸発させ、該外部空気を冷却するものであり、一般的
には、第８図において、Ｙ方向を垂直方向として設置さ
れている。なお、第８図において、■は偏平チューブ、
２は伝熱フィン、３は入口バイブ、４は出口バイブ、矢
印Ａは外部空気の流れ方向を示す。
ところで、上述のように偏平チューブ内で冷媒が蒸発す
ると、蒸発潜熱を奪われて偏平チューブおよび伝熱フィ
ンの表面は冷却される。よって、この冷却された表面に
周囲空気が接触すると、空気は冷却されると共に、空気
中の水分が偏平チューブおよび伝熱フィンの表面に結露
し、凝縮水となる。この凝縮水は、該冷媒蒸発器を通過
する空気の流れによってその風下へと押し流され、上述
のＹ方向を垂直方向として設置されたもの（第８図参照
）では、伝熱フィン２の風下端面における偏平チューブ
ｌとのろう付は部から偏平チューブ１の壁面に沿って縦
に流れ落ち、該冷媒蒸発器下方に設けられたドレインパ
ンからドレインパイプを介して排水される。
ると、蒸発潜熱を奪われて偏平チューブおよび伝熱フィ
ンの表面は冷却される。よって、この冷却された表面に
周囲空気が接触すると、空気は冷却されると共に、空気
中の水分が偏平チューブおよび伝熱フィンの表面に結露
し、凝縮水となる。この凝縮水は、該冷媒蒸発器を通過
する空気の流れによってその風下へと押し流され、上述
のＹ方向を垂直方向として設置されたもの（第８図参照
）では、伝熱フィン２の風下端面における偏平チューブ
ｌとのろう付は部から偏平チューブ１の壁面に沿って縦
に流れ落ち、該冷媒蒸発器下方に設けられたドレインパ
ンからドレインパイプを介して排水される。
しかしながら、冷媒蒸発器の設置方向は上述のＹ方向を
垂直方向とするものだけではなく、取付レイアウトの要
望により、第８図においてＹ方向を水平方向すなわちＸ
方向を垂直方向として設置されるものもある。
垂直方向とするものだけではなく、取付レイアウトの要
望により、第８図においてＹ方向を水平方向すなわちＸ
方向を垂直方向として設置されるものもある。
その場合、冷媒蒸発器を通過する空気の流れによってそ
の風下へと押し流された凝縮水は、上述のように偏平チ
ューブに沿って下方のドレインパンへと導くことができ
ず、該偏平チューブの風下側端部上面に溜ることになる
。そして、この行き場のない凝縮水の溜りは空気の流れ
によってさらに後方へと押し出されることとなり、第９
図に示すように遂には水飛びが発生する。水飛びにより
ユニットケース内に付着した水滴は、外部に排水するこ
とができず、該ケース内でのかび発生あるいは細菌の増
殖等汚染の要因となり、衛生上好ましくない。
の風下へと押し流された凝縮水は、上述のように偏平チ
ューブに沿って下方のドレインパンへと導くことができ
ず、該偏平チューブの風下側端部上面に溜ることになる
。そして、この行き場のない凝縮水の溜りは空気の流れ
によってさらに後方へと押し出されることとなり、第９
図に示すように遂には水飛びが発生する。水飛びにより
ユニットケース内に付着した水滴は、外部に排水するこ
とができず、該ケース内でのかび発生あるいは細菌の増
殖等汚染の要因となり、衛生上好ましくない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、冷媒が
内通する偏平チューブにおいて、その熱交換に要する領
域が水平方向となるように、該冷媒蒸発器が設置された
としても、凝縮水の水飛びを防止して良好に該凝縮水を
排水できるようにすることを目的とする。
内通する偏平チューブにおいて、その熱交換に要する領
域が水平方向となるように、該冷媒蒸発器が設置された
としても、凝縮水の水飛びを防止して良好に該凝縮水を
排水できるようにすることを目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本発明においては、内部に
冷媒通路を有する偏平チューブと、この偏平チューブに
熱伝導可能に接合されたコルゲート状の伝熱フィンと、 を具備し、少なくとも前記偏平チューブの熱交換に要す
る領域が水平状態となるべく設置される冷媒蒸発器にお
いて、 前記伝熱フィンの風下側端部を、前記偏平チューブの端
部より風下側に突出するとともに、この伝熱フィンの突
出部において、少なくとも前記コルゲート状の谷部には
、前記偏平チューブの端部近傍に開口する貫通穴が設け
られていることを特徴とする。
冷媒通路を有する偏平チューブと、この偏平チューブに
熱伝導可能に接合されたコルゲート状の伝熱フィンと、 を具備し、少なくとも前記偏平チューブの熱交換に要す
る領域が水平状態となるべく設置される冷媒蒸発器にお
いて、 前記伝熱フィンの風下側端部を、前記偏平チューブの端
部より風下側に突出するとともに、この伝熱フィンの突
出部において、少なくとも前記コルゲート状の谷部には
、前記偏平チューブの端部近傍に開口する貫通穴が設け
られていることを特徴とする。
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
第２図に本発明第１実施例を適用した冷媒蒸発器の外観
を示す。
を示す。
第２図において、１は蛇行状に成形されたアルミニウム
製の偏平チューブで、この内部には第３図に示す如く多
数の冷媒通路１ａが形成されており、冷媒は、この冷媒
通路１ａを通過する際蒸発作用を行なう。偏平チューブ
１の一端には、冷媒導入用の人口バイブ３がろう付は接
合され、また他端には冷媒導出用の出口バイブ４がろう
付は接合されている。
製の偏平チューブで、この内部には第３図に示す如く多
数の冷媒通路１ａが形成されており、冷媒は、この冷媒
通路１ａを通過する際蒸発作用を行なう。偏平チューブ
１の一端には、冷媒導入用の人口バイブ３がろう付は接
合され、また他端には冷媒導出用の出口バイブ４がろう
付は接合されている。
また、蛇行状に形成された偏平チューブ１の間には、周
囲空気との熱交換を促進させるため、コルゲート状のア
ルミニウム製の伝熱フィン２が偏平チューブｌにろう付
は固着して設けられている。
囲空気との熱交換を促進させるため、コルゲート状のア
ルミニウム製の伝熱フィン２が偏平チューブｌにろう付
は固着して設けられている。
この伝熱フィン２には、さらに熱交換を促進させるため
、第３図に示す如く、切り起こしによって多数のルーバ
２ａが設けられている。
、第３図に示す如く、切り起こしによって多数のルーバ
２ａが設けられている。
さらに、伝熱フィン２の幅は偏平チューブ１の幅よりも
広く設定されており、第３図に示すように、伝熱フィン
２は偏平チューブ１の風下側端部よりも突出してろう付
は固着されている。
広く設定されており、第３図に示すように、伝熱フィン
２は偏平チューブ１の風下側端部よりも突出してろう付
は固着されている。
そして、この伝熱フィン２の突出部において、コルゲー
トの谷の部分にはローラ加工により角形の穴２ｂが開口
されている。
トの谷の部分にはローラ加工により角形の穴２ｂが開口
されている。
上記のように構成された冷媒蒸発器において、第２図Ａ
方向から空気が流入すると、この空気は、偏平チューブ
１と伝熱フィン２の間を通過する際、冷媒の蒸発によっ
て熱を奪われ冷却される。しかも、伝熱フィン２には多
数のルーバ２ａが設けられているため、伝熱フィン２の
表面での熱交換が促進され、より大きな冷却能力が得ら
れる。
方向から空気が流入すると、この空気は、偏平チューブ
１と伝熱フィン２の間を通過する際、冷媒の蒸発によっ
て熱を奪われ冷却される。しかも、伝熱フィン２には多
数のルーバ２ａが設けられているため、伝熱フィン２の
表面での熱交換が促進され、より大きな冷却能力が得ら
れる。
そして、周知のように偏平チューブ１内で冷媒が蒸発す
ると、蒸発潜熱を奪われて偏平チューブ１および伝熱フ
ィン２の表面は冷却される。よって、この冷却された表
面に周囲空気が接触すると、空気は冷却されると共に空
気中の水分が、偏平チューブ１および伝熱フィン２の表
面に結露し、凝縮水となる。偏平チューブ１あるいは伝
熱フィン２表面に結露した水滴は、集まりながら下方へ
流れ、伝熱フィン２におけるコルゲートの谷部上面、あ
るいは偏平チューブ１の上面に溜り、該蒸発器を通過す
る空気の流れによって風下端部への押し流される。
ると、蒸発潜熱を奪われて偏平チューブ１および伝熱フ
ィン２の表面は冷却される。よって、この冷却された表
面に周囲空気が接触すると、空気は冷却されると共に空
気中の水分が、偏平チューブ１および伝熱フィン２の表
面に結露し、凝縮水となる。偏平チューブ１あるいは伝
熱フィン２表面に結露した水滴は、集まりながら下方へ
流れ、伝熱フィン２におけるコルゲートの谷部上面、あ
るいは偏平チューブ１の上面に溜り、該蒸発器を通過す
る空気の流れによって風下端部への押し流される。
偏平チューブ１の上面において風下端部へと押し流され
た凝縮水は、第１図（ａ）に示すように、その粘性によ
り該偏平チューブ１上面に固着された伝熱フィン２の突
出部裏面に付着するようにして後方へ引かれ、偏平チュ
ーブ１の風下側端部に流路を形式し、偏平チューブ１上
面の風下側端部に溜り部をつくることなく下方へと流れ
、該偏平チューブ裏面に固着された伝熱フィン２を伝っ
てさらに下方へと導かれる。
た凝縮水は、第１図（ａ）に示すように、その粘性によ
り該偏平チューブ１上面に固着された伝熱フィン２の突
出部裏面に付着するようにして後方へ引かれ、偏平チュ
ーブ１の風下側端部に流路を形式し、偏平チューブ１上
面の風下側端部に溜り部をつくることなく下方へと流れ
、該偏平チューブ裏面に固着された伝熱フィン２を伝っ
てさらに下方へと導かれる。
また、伝熱フィン２のコルゲート谷部上面において風下
端部へと押し流された凝縮水は、第１図（ｂ）に示すよ
うに、伝熱フィン２の風下端部における偏平チューブ１
からの突出部に設けられた穴２ｂを通って該伝熱フィン
２の裏面へと導かれ、上述の凝縮水の流路へと流れ込む
。なお、ここで穴２ｂの大きさが小さく適当でない場合
、凝縮水の表面張力により穴２ｂが作用せずに穴２ｂ上
に凝縮水の溜りが形式されることが考えられるが、穴２
ｂ下では上述の偏平チューブ１上面を流れる凝縮水によ
って形式された流路があるために、該穴２ｂ上すなわち
伝熱フィン２上の凝縮水は該流路の流れに引かれて該穴
２ｂ上に溜ることなく上記流路の流れに合流される。
端部へと押し流された凝縮水は、第１図（ｂ）に示すよ
うに、伝熱フィン２の風下端部における偏平チューブ１
からの突出部に設けられた穴２ｂを通って該伝熱フィン
２の裏面へと導かれ、上述の凝縮水の流路へと流れ込む
。なお、ここで穴２ｂの大きさが小さく適当でない場合
、凝縮水の表面張力により穴２ｂが作用せずに穴２ｂ上
に凝縮水の溜りが形式されることが考えられるが、穴２
ｂ下では上述の偏平チューブ１上面を流れる凝縮水によ
って形式された流路があるために、該穴２ｂ上すなわち
伝熱フィン２上の凝縮水は該流路の流れに引かれて該穴
２ｂ上に溜ることなく上記流路の流れに合流される。
以上のように、伝熱フィン２を偏平チューブｌよりも風
下側へ突出させ、その伝熱フィン２の突出部のコルゲー
ト谷部には穴２ｂが設けられているために、風下後方へ
と押し流された凝縮水は、該冷媒蒸発器を通過する空気
の流れにより後方へ水飛びすることが防止されて、良好
に伝熱フィン２あるいは偏平チューブｌの壁面を伝わっ
て下方へ流れるようになる。そして、該冷媒蒸発器の下
部まで導かれた凝縮水は、従来のものと同様に下方に設
けられたドレインパンへ集められ、ドレインパイプを介
して外部へと排水される。
下側へ突出させ、その伝熱フィン２の突出部のコルゲー
ト谷部には穴２ｂが設けられているために、風下後方へ
と押し流された凝縮水は、該冷媒蒸発器を通過する空気
の流れにより後方へ水飛びすることが防止されて、良好
に伝熱フィン２あるいは偏平チューブｌの壁面を伝わっ
て下方へ流れるようになる。そして、該冷媒蒸発器の下
部まで導かれた凝縮水は、従来のものと同様に下方に設
けられたドレインパンへ集められ、ドレインパイプを介
して外部へと排水される。
なお、本実施例は、−船釣なローラにより穴あけ加工す
ることのみで実現できるため、容易に製造でき、またコ
ストの面においても、量産に適している。
ることのみで実現できるため、容易に製造でき、またコ
ストの面においても、量産に適している。
また、該冷媒蒸発器の偏平チューブ１、伝熱フィン２、
ルーバ２ａ等の熱交換に要する部位には従来のものと変
更点がないために、本実施例の採用によって熱交換性能
が劣化することもない。
ルーバ２ａ等の熱交換に要する部位には従来のものと変
更点がないために、本実施例の採用によって熱交換性能
が劣化することもない。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第４図は本発明第２実施例の部分構造図で、上記第１実
施例の第３図に相当するものである。
施例の第３図に相当するものである。
上記第１実施例では穴２ｂを伝熱フィン２のコルゲート
谷部に設けるようにしていたが、第４図に示す如く、本
実施例ではローラにより連続的に穴２ｂを開口させるよ
うにしている。本実施例によれば、穴２ｂが連続的に開
口しているために、冷媒蒸発器ごとに穴２ｂの開口位置
を位置合わせする必要もなく、汎用性・量産性の点で有
利である。
谷部に設けるようにしていたが、第４図に示す如く、本
実施例ではローラにより連続的に穴２ｂを開口させるよ
うにしている。本実施例によれば、穴２ｂが連続的に開
口しているために、冷媒蒸発器ごとに穴２ｂの開口位置
を位置合わせする必要もなく、汎用性・量産性の点で有
利である。
また、上記種々の実施例では穴２ｂは角形であったが、
これに限らず、円形、多角形であってもよく、さらには
第５図に示すようにバーリング形式の穴であってもよい
。なお、この第５図に示すものの場合はバーリング部が
下方に向くように、伝熱フィン２を偏平チューブ１にろ
う付は固着する必要があるが、加工用治具の精度が非常
に低くてもよいため、安価に製造することができる。ま
た、第６図に示すもののように、穴２ｂを設ける代わり
に、伝熱フィン２の後方突出部におけるコルゲートの谷
部を切り欠くようにしたものであってもよい。
これに限らず、円形、多角形であってもよく、さらには
第５図に示すようにバーリング形式の穴であってもよい
。なお、この第５図に示すものの場合はバーリング部が
下方に向くように、伝熱フィン２を偏平チューブ１にろ
う付は固着する必要があるが、加工用治具の精度が非常
に低くてもよいため、安価に製造することができる。ま
た、第６図に示すもののように、穴２ｂを設ける代わり
に、伝熱フィン２の後方突出部におけるコルゲートの谷
部を切り欠くようにしたものであってもよい。
さらに、上記種々の実施例においては伝熱フィン２を加
工するのみであったが、例えば第７図に示すもののよう
に、偏平チューブ１の風下側端部を角端面として、さら
にローレフト加工を施すことにより凝縮水の波路を形成
しやすくするようにしてもよい。
工するのみであったが、例えば第７図に示すもののよう
に、偏平チューブ１の風下側端部を角端面として、さら
にローレフト加工を施すことにより凝縮水の波路を形成
しやすくするようにしてもよい。
以上詳述した如く、本発明による冷媒蒸発器においては
、コルゲート状の伝熱フィンの風下側端部を偏平チュー
ブの端部より風下側へ突出するとともに、この伝熱フィ
ンの突出部において、少なくともコルゲート状の谷部に
は前記偏平チューブの端部近傍に開口する貫通穴が設け
られているために、冷媒が内通する偏平チューブにおい
て少なくともその熱交換に要する領域が水平状態となる
及く該冷媒蒸発器が設置されたとしても、凝縮水の水飛
びを防止して良好に該凝縮水を排水することができると
いう優れた効果がある。
、コルゲート状の伝熱フィンの風下側端部を偏平チュー
ブの端部より風下側へ突出するとともに、この伝熱フィ
ンの突出部において、少なくともコルゲート状の谷部に
は前記偏平チューブの端部近傍に開口する貫通穴が設け
られているために、冷媒が内通する偏平チューブにおい
て少なくともその熱交換に要する領域が水平状態となる
及く該冷媒蒸発器が設置されたとしても、凝縮水の水飛
びを防止して良好に該凝縮水を排水することができると
いう優れた効果がある。
第１図（ａ）、 （ｂ）は本発明第１実施例の作用の説
明に供する図、第２図は本発明第１実施例を適用した冷
媒蒸発器の外観図、第３図は本発明第１実施例の部分構
造図、第４図は本発明第２実施例の部分構造図、第５図
〜第７図は本発明の他の実施例における部分構造図、第
８図は冷媒蒸発器の設置状態の説明に供する図、第９図
は従来構造によるものの凝縮水の流れの説明に供する図
である。 １・・・偏平チューブ、ｌａ・・・冷媒通路、２・・・
伝熱フィン、２ａ・・・ルーバ、２ｂ・・・穴、３・・
・人口バイブ、４・・・出口バイブ。
明に供する図、第２図は本発明第１実施例を適用した冷
媒蒸発器の外観図、第３図は本発明第１実施例の部分構
造図、第４図は本発明第２実施例の部分構造図、第５図
〜第７図は本発明の他の実施例における部分構造図、第
８図は冷媒蒸発器の設置状態の説明に供する図、第９図
は従来構造によるものの凝縮水の流れの説明に供する図
である。 １・・・偏平チューブ、ｌａ・・・冷媒通路、２・・・
伝熱フィン、２ａ・・・ルーバ、２ｂ・・・穴、３・・
・人口バイブ、４・・・出口バイブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内部に冷媒通路を有する偏平チューブと、 この偏平チューブに熱伝導可能に接合されたコルゲート
状の伝熱フィンと、 を具備し、少なくとも前記偏平チューブの熱交換に要す
る領域が水平状態となるべく設置される冷媒蒸発器にお
いて、 前記伝熱フィンの風下側端部を、前記偏平チューブの端
部より風下側に突出するとともに、この伝熱フィンの突
出部において、少なくとも前記コルゲート状の谷部には
、前記偏平チューブの端部近傍に開口する貫通穴が設け
られていることを特徴とする冷媒蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31948189A JPH03181759A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 冷媒蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31948189A JPH03181759A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 冷媒蒸発器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03181759A true JPH03181759A (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=18110688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31948189A Pending JPH03181759A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 冷媒蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03181759A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006170601A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-06-29 | Showa Denko Kk | エバポレータ |
| JP2008107077A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
| JP2008292083A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
| JP2010249498A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-11-04 | Nippon Light Metal Co Ltd | コルゲートフィン式熱交換器の排水構造 |
| JP2014114979A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Keihin Thermal Technology Corp | ヒートポンプ式冷凍サイクル用室外熱交換器 |
| JP2018048799A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
| US20180135926A1 (en) * | 2015-07-29 | 2018-05-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus |
| JP2019052802A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 株式会社デンソー | 冷却用熱交換器及び冷却用熱交換器の製造方法 |
| EP3392596A4 (en) * | 2015-12-16 | 2019-09-04 | Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. | HEAT EXCHANGERS AND HEAT EXCHANGERS THEREWITH |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918179B2 (ja) * | 1977-12-29 | 1984-04-25 | 三菱電機株式会社 | コイルバネ插入装置 |
-
1989
- 1989-12-08 JP JP31948189A patent/JPH03181759A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918179B2 (ja) * | 1977-12-29 | 1984-04-25 | 三菱電機株式会社 | コイルバネ插入装置 |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006170601A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-06-29 | Showa Denko Kk | エバポレータ |
| JP2008107077A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
| JP2008292083A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
| JP2010249498A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-11-04 | Nippon Light Metal Co Ltd | コルゲートフィン式熱交換器の排水構造 |
| JP2014114979A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Keihin Thermal Technology Corp | ヒートポンプ式冷凍サイクル用室外熱交換器 |
| US20180135926A1 (en) * | 2015-07-29 | 2018-05-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus |
| US10801791B2 (en) * | 2015-07-29 | 2020-10-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus |
| EP3392596A4 (en) * | 2015-12-16 | 2019-09-04 | Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. | HEAT EXCHANGERS AND HEAT EXCHANGERS THEREWITH |
| US10739076B2 (en) | 2015-12-16 | 2020-08-11 | Sanhua (Hangzhou) Micro Channel Heat Exchanger Co., Ltd. | Heat exchanger coil and heat exchanger having the same |
| JP2018048799A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-29 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2019052802A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 株式会社デンソー | 冷却用熱交換器及び冷却用熱交換器の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001059690A (ja) | 熱交換器 | |
| JPS58217195A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH03181759A (ja) | 冷媒蒸発器 | |
| JPH04177091A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000028228A (ja) | 凝結水除去機能を改善した蒸発器のための波形状フィン | |
| JP2006105415A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2010025478A (ja) | 熱交換器 | |
| JP4426189B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JPH10197173A (ja) | 熱交換器用偏平管及び熱交換器 | |
| JPH08334277A (ja) | ルームエアコン用エバポレータ | |
| JPH02251093A (ja) | フィン付熱交換器 | |
| JP2010025482A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH0755380A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH04238719A (ja) | クーリングユニット | |
| JP2009097833A (ja) | 空気熱交換器 | |
| JPS61140790A (ja) | 冷媒蒸発器 | |
| JPH0331693A (ja) | フィン付熱交換器 | |
| JPH08178573A (ja) | クロスフィン熱交換器 | |
| JP2010025480A (ja) | 熱交換器および熱交換器の製造方法 | |
| JPH08166181A (ja) | 熱交換器 | |
| JPH10238897A (ja) | 蒸発器用熱交換器 | |
| JP3182864B2 (ja) | フィン・チューブ型熱交換器 | |
| JPH06147532A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3268422B2 (ja) | フィン・チューブ熱交換器 | |
| JPH1123179A (ja) | フィン付熱交換器 |