JPH10197173A - 熱交換器用偏平管及び熱交換器 - Google Patents
熱交換器用偏平管及び熱交換器Info
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- JPH10197173A JPH10197173A JP137097A JP137097A JPH10197173A JP H10197173 A JPH10197173 A JP H10197173A JP 137097 A JP137097 A JP 137097A JP 137097 A JP137097 A JP 137097A JP H10197173 A JPH10197173 A JP H10197173A
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- heat exchanger
- flat tube
- drain
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F17/00—Removing ice or water from heat-exchange apparatus
- F28F17/005—Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/047—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
- F28D1/0477—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag
-
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/02—Tubular elements of cross-section which is non-circular
- F28F1/022—Tubular elements of cross-section which is non-circular with multiple channels
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 露飛び現象の発生を防止すると共に、熱交換
器に付着した凝縮水の排水を効率的にできる熱交換器用
偏平管及び熱交換器を提供する。 【解決手段】 内部に複数の伝熱媒体流通路２が設けら
れた偏平管１の少なくとも上面に、その偏平管１に沿っ
て凝縮水を溜めて流すドレン排水溝３を形成して成る熱
交換器用偏平管１を、伝熱媒体の出入口ヘッダ５、６間
に上下多段に内部に設けると共にその間にコルゲートフ
ィン７を設けて、この偏平管１を傾斜して設けた。
器に付着した凝縮水の排水を効率的にできる熱交換器用
偏平管及び熱交換器を提供する。 【解決手段】 内部に複数の伝熱媒体流通路２が設けら
れた偏平管１の少なくとも上面に、その偏平管１に沿っ
て凝縮水を溜めて流すドレン排水溝３を形成して成る熱
交換器用偏平管１を、伝熱媒体の出入口ヘッダ５、６間
に上下多段に内部に設けると共にその間にコルゲートフ
ィン７を設けて、この偏平管１を傾斜して設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用冷房装置やヒ
ーポン式ルームエアコン等に用いられる熱交換器用偏平
管及び熱交換器に関するものである。
ーポン式ルームエアコン等に用いられる熱交換器用偏平
管及び熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の熱交換器としては、特開平２−１
６６３９３号公報に開示された熱交換器５１がある。こ
の熱交換器５１は、図７及び図８に示すように、気流Ａ
方向に沿って垂直に複数配列された平板フィン５２が設
けられており、この平板フィン５２には、その気流Ａ方
向の前縁側を切り欠いて形成される偏平溝５３が多段に
設けられている。この偏平溝５３には、内部に複数の伝
熱媒体流通路５４が設けられた偏平管５５が挿入されて
いる。そして、平板フィン５２の偏平溝５３より気流Ａ
の下流側には、その上方から下方に連通した排水面５６
が構成されている。
６６３９３号公報に開示された熱交換器５１がある。こ
の熱交換器５１は、図７及び図８に示すように、気流Ａ
方向に沿って垂直に複数配列された平板フィン５２が設
けられており、この平板フィン５２には、その気流Ａ方
向の前縁側を切り欠いて形成される偏平溝５３が多段に
設けられている。この偏平溝５３には、内部に複数の伝
熱媒体流通路５４が設けられた偏平管５５が挿入されて
いる。そして、平板フィン５２の偏平溝５３より気流Ａ
の下流側には、その上方から下方に連通した排水面５６
が構成されている。
【０００３】すなわち、この熱交換器５１を蒸発器とし
て使用した場合、その外表面に水滴が凝縮することがあ
るが、偏平管５５の上面に滞留する凝縮水は気流Ａに押
されて下流側に流された後に、平板フィン５２の下流側
でその上方から下方に連通して構成された排水面５６を
伝わって下段へ落下する。このように、凝縮水を誘導し
て落下させることによって、気流Ａの流路への凝縮水の
付着を低減させ、気流Ａの通風抵抗の増大と熱伝達率の
低下を抑えるようになっている。
て使用した場合、その外表面に水滴が凝縮することがあ
るが、偏平管５５の上面に滞留する凝縮水は気流Ａに押
されて下流側に流された後に、平板フィン５２の下流側
でその上方から下方に連通して構成された排水面５６を
伝わって下段へ落下する。このように、凝縮水を誘導し
て落下させることによって、気流Ａの流路への凝縮水の
付着を低減させ、気流Ａの通風抵抗の増大と熱伝達率の
低下を抑えるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蒸発器の問
題点としては、露飛びというものがある。この露飛びと
は、熱交換器の外表面に付着した多量の凝縮水が、偏平
管の気流の下流側に流された後に、気流によって吹き飛
ばされて発生する凝縮水の飛散のことをいう。上述の熱
交換器５１では、気流Ａの風量を増して冷房能力を高め
ようとすると、露飛びが発生してしまうという問題があ
った。
題点としては、露飛びというものがある。この露飛びと
は、熱交換器の外表面に付着した多量の凝縮水が、偏平
管の気流の下流側に流された後に、気流によって吹き飛
ばされて発生する凝縮水の飛散のことをいう。上述の熱
交換器５１では、気流Ａの風量を増して冷房能力を高め
ようとすると、露飛びが発生してしまうという問題があ
った。
【０００５】偏平管を使用した熱交換器は、コルゲート
フィンとの組合わせが一般的であり、伝熱性能も優れて
いる。また、材質のオールアルミによる軽量化の達成に
よってコンパクト化が図れるため、一般に車両用に適用
されていた。一方、このコンパクト化のメリットはルー
ムエアコンにも当てはまるが、実際には普及していな
い。これは、ヒーポンタイプが主流であるルームエアコ
ンにおいて、冷媒蒸発器として作動する場合の熱交換器
外面に付着する凝縮水の排水が悪く、通風抵抗の増大が
避けられないためであった。そこで、排水性能を有する
偏平管とコルゲートフィンとの組合わせで成る熱交換器
が求められているが、上述の熱交換器５１では、コルゲ
ートフィンの適用ができなかった。
フィンとの組合わせが一般的であり、伝熱性能も優れて
いる。また、材質のオールアルミによる軽量化の達成に
よってコンパクト化が図れるため、一般に車両用に適用
されていた。一方、このコンパクト化のメリットはルー
ムエアコンにも当てはまるが、実際には普及していな
い。これは、ヒーポンタイプが主流であるルームエアコ
ンにおいて、冷媒蒸発器として作動する場合の熱交換器
外面に付着する凝縮水の排水が悪く、通風抵抗の増大が
避けられないためであった。そこで、排水性能を有する
偏平管とコルゲートフィンとの組合わせで成る熱交換器
が求められているが、上述の熱交換器５１では、コルゲ
ートフィンの適用ができなかった。
【０００６】そこで、本発明は上記課題を解決すべく案
出されたものであり、露飛び現象の発生しない熱交換器
用偏平管を提供すると共に、コルゲートフィンを使用し
た熱交換器において、熱交換器に付着した凝縮水の排水
が効率的にできる熱交換器を提供することを目的とす
る。
出されたものであり、露飛び現象の発生しない熱交換器
用偏平管を提供すると共に、コルゲートフィンを使用し
た熱交換器において、熱交換器に付着した凝縮水の排水
が効率的にできる熱交換器を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、内部に複数の伝熱媒体流通路が設けられた
偏平管の少なくとも上面に、その偏平管に沿って凝縮水
を溜めて流すドレン排水溝を形成した熱交換器用偏平管
である。
に本発明は、内部に複数の伝熱媒体流通路が設けられた
偏平管の少なくとも上面に、その偏平管に沿って凝縮水
を溜めて流すドレン排水溝を形成した熱交換器用偏平管
である。
【０００８】この熱交換器用偏平管を利用した熱交換器
として、伝熱媒体の出入口ヘッダ間に上下多段に内部に
複数の伝熱媒体流通路が設けられた偏平管を設けると共
にその間にコルゲートフィンを設けて成る熱交換器にお
いて、上記偏平管の少なくとも上面に、その偏平管に沿
って凝縮水を溜めて流すドレン排水溝を形成すると共
に、この偏平管を傾斜して設けたものである。
として、伝熱媒体の出入口ヘッダ間に上下多段に内部に
複数の伝熱媒体流通路が設けられた偏平管を設けると共
にその間にコルゲートフィンを設けて成る熱交換器にお
いて、上記偏平管の少なくとも上面に、その偏平管に沿
って凝縮水を溜めて流すドレン排水溝を形成すると共
に、この偏平管を傾斜して設けたものである。
【０００９】また、上記偏平管を上記出入口ヘッダごと
傾斜させて、上記ドレン排水溝を傾斜させたものが望ま
しい。
傾斜させて、上記ドレン排水溝を傾斜させたものが望ま
しい。
【００１０】さらに、上記偏平管が、コルゲートフィン
を通る気流の下流側端部よりも下流側に延出して形成さ
れ、この延出部にドレン排水溝が設けられたものがよ
い。
を通る気流の下流側端部よりも下流側に延出して形成さ
れ、この延出部にドレン排水溝が設けられたものがよ
い。
【００１１】上記構成によれば、コルゲートフィンを使
用した熱交換器において、熱交換器に付着した凝縮水の
排水を、露飛び現象を発生させることなく、容易に行う
ことができる。
用した熱交換器において、熱交換器に付着した凝縮水の
排水を、露飛び現象を発生させることなく、容易に行う
ことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【００１３】まず、本発明にかかる熱交換器用偏平管の
構成について説明する。
構成について説明する。
【００１４】図１に示すように、熱交換器用偏平管１
は、内部に複数の伝熱媒体流通路２が横に並んで設けら
れており、熱交換器用偏平管１の外側の上面及び下面
に、熱交換器用偏平管１の長手方向に沿って、すなわち
伝熱媒体流通路２と同じ方向に凝縮水を溜めて流すドレ
ン排水溝３が形成されている。
は、内部に複数の伝熱媒体流通路２が横に並んで設けら
れており、熱交換器用偏平管１の外側の上面及び下面
に、熱交換器用偏平管１の長手方向に沿って、すなわち
伝熱媒体流通路２と同じ方向に凝縮水を溜めて流すドレ
ン排水溝３が形成されている。
【００１５】次に、この熱交換器用偏平管１を使用した
熱交換器４の構成について説明する。
熱交換器４の構成について説明する。
【００１６】図２に示すように、熱交換器４は、熱媒体
の入口ヘッダ５と出口ヘッダ６との間に上下多段に熱交
換器用偏平管１が設けられており、その間に波状に形成
されたコルゲートフィン７が積層され設けられている。
熱交換器用偏平管１のドレン排水溝３は、熱交換器４の
外側を流れる気流Ｂ（図中、矢印にて示す）の下流側
に、気流Ｂと直交する方向に形成されている。
の入口ヘッダ５と出口ヘッダ６との間に上下多段に熱交
換器用偏平管１が設けられており、その間に波状に形成
されたコルゲートフィン７が積層され設けられている。
熱交換器用偏平管１のドレン排水溝３は、熱交換器４の
外側を流れる気流Ｂ（図中、矢印にて示す）の下流側
に、気流Ｂと直交する方向に形成されている。
【００１７】そして、図３に示すように、入口ヘッダ５
及び出口ヘッダ６に対して、熱交換器用偏平管１及びコ
ルゲートフィン７は直角に交わるように形成されてい
る。熱交換器４を設置するときに、上記ドレン排水溝３
が所定の傾斜を有するように、熱交換器４全体を傾斜さ
せて設置接続されるようになっている。また、ドレン排
水溝３の傾斜下流側で、凝縮水はいずれかのヘッダ５、
６に沿って下方に流されるようになっている。
及び出口ヘッダ６に対して、熱交換器用偏平管１及びコ
ルゲートフィン７は直角に交わるように形成されてい
る。熱交換器４を設置するときに、上記ドレン排水溝３
が所定の傾斜を有するように、熱交換器４全体を傾斜さ
せて設置接続されるようになっている。また、ドレン排
水溝３の傾斜下流側で、凝縮水はいずれかのヘッダ５、
６に沿って下方に流されるようになっている。
【００１８】次に、本発明にかかる熱交換器用偏平管１
及び熱交換器４の作用について説明する。
及び熱交換器４の作用について説明する。
【００１９】熱交換器４の内部に伝熱媒体を流して、蒸
発器として使用したときに、外表面に滞留する凝縮水は
気流Ｂに押されて下流側に形成されたドレン排水溝３に
流される。そして、このドレン排水溝３は傾斜している
ことによって、順次排水される。このとき、凝縮水はド
レン排水溝３に落下することによって、排水の流れがコ
ルゲートフィン７に妨げられることがなく、また、気流
Ｂから離れることができ、気流Ｂの風量の増加に関わら
ず排水が可能となる。このため、熱交換器用偏平管１の
気流Ｂの下流側で、凝縮水が大きな水滴に成長すること
がなく露飛び現象を防止することができる。また、スム
ーズな排水によって、気流Ｂの空気抵抗の増大を防止す
ることもできる。
発器として使用したときに、外表面に滞留する凝縮水は
気流Ｂに押されて下流側に形成されたドレン排水溝３に
流される。そして、このドレン排水溝３は傾斜している
ことによって、順次排水される。このとき、凝縮水はド
レン排水溝３に落下することによって、排水の流れがコ
ルゲートフィン７に妨げられることがなく、また、気流
Ｂから離れることができ、気流Ｂの風量の増加に関わら
ず排水が可能となる。このため、熱交換器用偏平管１の
気流Ｂの下流側で、凝縮水が大きな水滴に成長すること
がなく露飛び現象を防止することができる。また、スム
ーズな排水によって、気流Ｂの空気抵抗の増大を防止す
ることもできる。
【００２０】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。
明する。
【００２１】上述の実施の形態においては、熱交換器用
偏平管１はコルゲートフィン７の幅と略同等の幅で形成
するようにしていたが、図４に示すように、熱交換器用
偏平管１は、コルゲートフィン７の気流Ｂ（図中、矢印
にて示す）の下流側端部よりも下流側に延出されて形成
されている。そして、熱交換器用偏平管１の延出された
部分の上面及び下面にドレン排水溝３が、伝熱媒体流通
路２に沿って形成されている。
偏平管１はコルゲートフィン７の幅と略同等の幅で形成
するようにしていたが、図４に示すように、熱交換器用
偏平管１は、コルゲートフィン７の気流Ｂ（図中、矢印
にて示す）の下流側端部よりも下流側に延出されて形成
されている。そして、熱交換器用偏平管１の延出された
部分の上面及び下面にドレン排水溝３が、伝熱媒体流通
路２に沿って形成されている。
【００２２】上記構成によれば、波状のコルゲートフィ
ン７の上面の谷部に発生した凝縮水も、気流Ｂの下流側
のドレン排水溝３に流すことができるので、凝縮水の排
水効果をさらに向上させることができる。
ン７の上面の谷部に発生した凝縮水も、気流Ｂの下流側
のドレン排水溝３に流すことができるので、凝縮水の排
水効果をさらに向上させることができる。
【００２３】また、上述の実施の形態においては、ドレ
ン排水溝３は一条のみ形成されているが、図５に示すよ
うに、二条のドレン排水溝３ａ、３ｂを形成することに
よって、凝縮水の排水効果を向上させることができる。
なお、ドレン排水溝３の数は、凝縮水の状態によって決
定されるものであって、さらに多数形成するようにして
もよい。
ン排水溝３は一条のみ形成されているが、図５に示すよ
うに、二条のドレン排水溝３ａ、３ｂを形成することに
よって、凝縮水の排水効果を向上させることができる。
なお、ドレン排水溝３の数は、凝縮水の状態によって決
定されるものであって、さらに多数形成するようにして
もよい。
【００２４】さらに、図６に示すように、熱交換器用偏
平管１が一体で蛇行して形成され、熱交換器用偏平管１
の間に、コルゲートフィン７が複数積層され設けられた
熱交換器１１においても適用することができる。なお、
この場合は、熱交換器１１は傾斜させずに水平に配置さ
せ、ドレン排水溝３を凝縮水が自然に流れるようになっ
ている。
平管１が一体で蛇行して形成され、熱交換器用偏平管１
の間に、コルゲートフィン７が複数積層され設けられた
熱交換器１１においても適用することができる。なお、
この場合は、熱交換器１１は傾斜させずに水平に配置さ
せ、ドレン排水溝３を凝縮水が自然に流れるようになっ
ている。
【００２５】上述のドレン排水溝３は断面矩形となって
いるが、断面は、矩形に限らずＶ字状、Ｕ字状、半円状
等、様々な形状とすることもできる。
いるが、断面は、矩形に限らずＶ字状、Ｕ字状、半円状
等、様々な形状とすることもできる。
【００２６】凝縮水の排水効果の向上によって、ヒーポ
ンタイプのルームエアコンにも、伝熱性能の優れている
熱交換器用偏平管１とコルゲートフィン７とを組み合わ
せた熱交換器４の適用が可能となった。
ンタイプのルームエアコンにも、伝熱性能の優れている
熱交換器用偏平管１とコルゲートフィン７とを組み合わ
せた熱交換器４の適用が可能となった。
【００２７】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、熱交換器
用偏平管にドレン排水溝を設けて、このドレン排水溝を
傾斜させるようにしたので、凝縮水がスムーズに排水さ
れ、露飛び現象を防止すると共に気流の空気抵抗の増大
を防止することができ、熱伝達率の低下を防止できると
いう優れた効果を発揮する。
用偏平管にドレン排水溝を設けて、このドレン排水溝を
傾斜させるようにしたので、凝縮水がスムーズに排水さ
れ、露飛び現象を防止すると共に気流の空気抵抗の増大
を防止することができ、熱伝達率の低下を防止できると
いう優れた効果を発揮する。
【図１】本発明に係る熱交換器用偏平管を示した断面図
である。
である。
【図２】本発明に係る熱交換器を示した斜視図である。
【図３】熱交換器の設置状態を示した正面図である。
【図４】成形ロールを示した側面図である。
【図５】他の実施の形態の熱交換器を示した断面図であ
る。
る。
【図６】さらに他の実施の形態の熱交換器を示した斜視
図である。
図である。
【図７】従来の熱交換器を示した斜視図である。
【図８】図７の一部破断斜視図である。
１ 熱交換器用偏平管（偏平管） ２ 伝熱媒体流通路 ３ ドレン排水溝 ４ 熱交換器 ５ 入口ヘッダ ６ 出口ヘッダ ７ コルゲートフィン
Claims (4)
- 【請求項１】 内部に複数の伝熱媒体流通路が設けられ
た偏平管の少なくとも上面に、その偏平管に沿って凝縮
水を溜めて流すドレン排水溝を形成したことを特徴とす
る熱交換器用偏平管。 - 【請求項２】 伝熱媒体の出入口ヘッダ間に上下多段に
内部に複数の伝熱媒体流通路が設けられた偏平管を設け
ると共にその間にコルゲートフィンを設けて成る熱交換
器において、上記偏平管の少なくとも上面に、その偏平
管に沿って凝縮水を溜めて流すドレン排水溝を形成する
と共に、この偏平管を傾斜して設けたことを特徴とする
熱交換器。 - 【請求項３】 上記偏平管を上記出入口ヘッダごと傾斜
させて、上記ドレン排水溝を傾斜させた請求項２記載の
熱交換器。 - 【請求項４】 上記偏平管が、コルゲートフィンを通る
気流の下流側端部よりも下流側に延出して形成され、こ
の延出部にドレン排水溝が設けられた請求項２又は３い
ずれかに記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP137097A JPH10197173A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 熱交換器用偏平管及び熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP137097A JPH10197173A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 熱交換器用偏平管及び熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10197173A true JPH10197173A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11499622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP137097A Pending JPH10197173A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 熱交換器用偏平管及び熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10197173A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001147096A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-05-29 | Tadahiro Omi | 高効率気体温湿度調整用装置及び調整方法 |
| KR100482827B1 (ko) * | 2002-09-14 | 2005-04-14 | 삼성전자주식회사 | 열교환기 |
| WO2008105760A2 (en) | 2007-02-27 | 2008-09-04 | Carrier Corporation | Multi-channel flat tube evaporator with improved condensate drainage |
| JP2012220137A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Fuji Electric Co Ltd | 熱交換器 |
| CN102893118A (zh) * | 2010-05-24 | 2013-01-23 | 三电有限公司 | 热交换器用管件、热交换器以及热交换器用管件的制造方法 |
| WO2017220535A1 (en) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | Arcelik Anonim Sirketi | Multichannel evaporator system for a refrigerating device |
| CN108105581A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-06-01 | 北京东方通捷燃气有限责任公司 | 一种水回收液化天然气储罐 |
| DE102007014409B4 (de) * | 2006-03-31 | 2020-02-27 | Denso Corporation | Wärmeaustauscher |
| CN113739610A (zh) * | 2021-09-24 | 2021-12-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 蓄热装置及空调机组 |
| CN115127258A (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-30 | 东芝开利株式会社 | 热交换器 |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP137097A patent/JPH10197173A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4521847B2 (ja) * | 1999-09-09 | 2010-08-11 | 忠弘 大見 | 気体温湿度調整用装置及び調整方法 |
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