JPH03181018A - カード状記録媒体 - Google Patents

カード状記録媒体

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JPH03181018A
JPH03181018A JP31935489A JP31935489A JPH03181018A JP H03181018 A JPH03181018 A JP H03181018A JP 31935489 A JP31935489 A JP 31935489A JP 31935489 A JP31935489 A JP 31935489A JP H03181018 A JPH03181018 A JP H03181018A
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ferromagnetic
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Shuji Tanabe
田辺 修司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明は、プリペイドカード、クレジットカード等の
ように必要な情報が記録され又は読出されるようになっ
ており、改ざんが不可能なカード状記録媒体に関する。
(従来の技術) 従来、カード状記録媒体に記録される情報、例えば残額
、使用回数等は通常媒体に設けられた磁気ストライブに
磁気記録されることが多かった。
また、磁性物を記録媒体に埋込んでその表面を不可視の
部材で覆い、記録媒体の使用の都度埋設された磁性物を
打抜くようにしたものがあった(例えば特公昭48−’
16595号公報)。
さらに、磁気ストライブによる記録媒体では、記録でき
る情報量が少ないといった欠点があるため、第7図に示
すようにカード母層(例えばPET)41の全面に磁性
層42を層設した、カード状記録媒体40が出現してい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記各記録媒体に記録された情報はいず
れも容易に改ざんされる恐れがあった。
すなわち、磁気ストライブ又は磁性層に記録する場合は
、記録情報を多数の媒体から収集して分析すれば記録情
報を解読することができ、従って価値のない媒体に新し
く価値を与えることは容易である。また、特公昭4B−
16595号公報に記載されたような記録媒体では、打
抜かれて穴のあいた部分に磁性物を埋込んで醐づけすれ
ば容易に価値を回復できる。
この発明は上述のような点に鑑みなされたもので、この
発明の目的は、加熱によって強1iii性から非lin
性に磁性変態を生じる金属あるいは合金を、カード全面
(又は一部)の磁性層の上に層設して用いるようにして
、記録情報の改ざんが不可能なカード状記録媒体を提供
することにある。
発明の構成: (課題を解決するための手段) この発明はカード状記録媒体に関するもので、この発明
の上記目的は、カード4層の上面全面又は一部に磁性層
が層設されると共に、前記磁性層の上面側に、熱供給手
段の加熱によって強磁性から非磁性に磁性変態を生じる
記録部材を層設することによって達成される。
(作用) 鋼をオースブナイト域から臨界冷却速度以上で焼入れす
ると、マルテンサイトが得られる。このマルテンサイト
の発生を品度をM5点といい、鋼の化学成分に依存する
。しかし、マルテンサイトは不安定なオーステナイトを
加工しても誘発されることがあり、その発生温度はM5
点より高温にずれるが、M、、点より余り高くなると加
工によるマルテンサイト化が生じなくなる。この点をM
d点といい、加工によって生じるマルテンサイト化を加
工誘発変態という。この場合、オーステナイトを加工す
るために応力が負荷されていてこの加工ひずみによって
マルテンサイト変態が誘発・進行する。マルテンサイト
変態の進行に伴って大きな塑性が生じるが、これは変態
誘起塑性(transformation−induc
ed plasticity、略称TRIP) と名付
けられており、この変態誘起塑性は超塑性の一種である
すなわち、加工によってオーステナイト−マルテンサイ
ト変態が発生し、加工誘発変態の起因となった応力集中
が変態の発生によって緩和され、かなり大きい延性を示
すことになる。
ところで、ステンレス鋼は次の表1のように分類される
また、オーステナイトステンレスは301,304,3
16゜321の如く種々に分かれており、オーステナイ
トステンレス鋼はMd点以下の機械的変形により磁性変
態を起こし、強磁性マルテンサイト組織となる。強磁性
マルテンサイト組織は、レーザビーム サーマルヘッド
等の熱供給手段で加熱することによって磁性変態を生じ
て非磁性オーステナイト組織となる。第4図はその様子
を示しており、カード状の強磁性マルテンサイト化され
たオーステナイトステンレスfiloの表面にサーマル
へラド11を押当てて加熱すると、加熱部分12が非磁
性化され、その非磁性化部分の深さDは加熱エネルギー
にほぼ依存する。したがって、サーマルヘッド11の加
熱エネルギーを制御しながら強磁性体化されたステンレ
ス鋼ID上を移動させると、たとえば第5図に示す如く
3値(0,1,2)の状態に対応した情報を記録するこ
とができる。サーマルヘッド11の代りにレーザビーム
を用いた場合も全く同様であり、レーザビームの場合に
はエネルギーの他にビーム径や形状をも任意に変えるこ
とができる。このようにして、カード上の強磁性体層に
非磁性部分を2値もしくは多値的に形成することにより
、磁気記録を行なうことがてきる。
この発明は上述のような室温で準安定オーステナイト組
織を持ち得て、しかも室温で特殊な方法、例えば強加工
あるいは蒸着、スパッタリング等の成膜により強磁性体
化させられ、加熱によって強磁性から非磁性に磁性変態
を生じる金属あるいは合金を、カード母層の上面全面又
は一部に層設された磁性層の上面側に設けている。そし
て、磁性層に対しては従来と同様の磁気記録を行なうと
共に、上記金属層に対しては熱供給手段によって記録を
行なうようになっている。
(実施例) 第1図はこの発明のカード状記録媒体1の外観を示して
おり、全体は磁気カード等と同様に矩形状の、カード描
造となっており、PET1紙等て成るカード母層lの上
面全面には磁性層2が層設されており、lin+′を層
2の上面全面に上述した強1ifi性体化されたオース
テナイトステンレス鋼で成る金属層3が蒸着又はスパッ
タリングあるいは箔貼付によって層設され設けられてい
る。金属層3には、第2図に示すようなID記録部4及
び度数記録部5が設けられると共に、第3図に示すよう
な印字部6が区画して設けられている。また、磁性層2
には主記録部7が割当てられている。
このような構成において、金属層3への情報の記録は第
4図で説明したようにサーマルヘッド等の熱供給手段で
行ない、ID記録部4にはカード製造時或いは発行時に
熱供給手段により強磁性体化された金属層3を局部加熱
して、第2図に示すような非磁性のマーク4Aを形成す
る。マーク4八は数9間隔、形状等によってコード化さ
れており、ID記録部4にはカードの金額情報及び発行
店情報等を記録し、磁気ヘッド又は磁気抵抗(Mlり素
子によって非磁性マーク4Aの位置、形状(幅、大きさ
等)、数を読取る。また、度数記録部5には、使用度数
に応じて熱供給手段によって金属層3を局部加熱して非
磁性のポイントもしくはバーをi2図の度数記録情報5
2の如く形成するが、m械的には破壊されないので高密
度の記録が可能である。
使用度数が増加すればそれに従って度数記録情報52は
長くなる。そして、磁気ヘッド或いは磁気抵抗素子によ
って非磁性ポイントの位置、数あるいは長さを読取るよ
うになっており、又ユーザ目視用に、別のパンチ穴51
が並列に穿孔されるようにしても良い。
なお、第2図ではマーク4A、度数記録情報52ははっ
きり明示しているが、実際は強磁性から非磁性に変態さ
せるだけなら、目て見て変態個所は殆ど認識することが
てきない。
さらに、印字部6に対して、使用度数に応じて熱供給手
段によって金属層3表面を印字形状に従って局部加熱し
、表面にブルーの酸化膜を形成して残額や利用年月日等
を目視可能に印字する。
すなわち、記録層3の表面を熱供給手段で長い時間加熱
するか又は高い温度にすると、銀白色の記録層3の表面
が黄金色を経てブルーに変化して第3図の如く印字され
る。
第6図はtnnココア311次コイル32及び2次コイ
ル33を巻回された磁気ヘッド300例を示しており、
磁気ヘッド30の読取部が全8層3の強磁性化部(又は
強磁性と非磁性の混在部)又は非磁性化部に在るかで2
次コイル33の出力VOLITが異なるので、これによ
って金属層3のID記録部4及び度数記録部5の情報を
読取ることができる。
なお、上述の実施例ではカード母材の全面に磁性層を層
設すると共に、磁性層の上面全面に金属層を層設してい
るが、いずれもカードの一部に設けるようにしても良い
更に、上述では強磁性体化されたオーステナイトステン
レス鋼の記録部に対して3値の記録を行なうようにして
いるが、2値もしくは4値以上の多値情報を記録するこ
とも可能である。また、各記録部材上に保護層もしくは
美観のための層を設けて、外部より各記録層を見えない
ようにすることも可能である。また、磁性層2の主記録
部7には、通常の磁気ヘッドで金属層3を通して従来と
同様に読み書きを行なうことができる。ID記録。
度数記録の態様も本実施例に限られることなく、種々変
更可能である。
発明の効果; 以上のようにこの発明のカード状記録媒体によれば、強
磁性体化されたオーステナイトステンレス鋼又は同様の
作用を示す合金で成る金属層に熱を加えることによって
非磁性部を形成でき、それによって情報の記録を行なっ
ている。かかる変態した非磁性部は強加工させない限り
強磁性化しないため、このような記録部材に対し、元の
状態に戻すことは極めて困難であり、カードデータの改
ざんは事実上不可能である。上記磁性変態は外部から見
ても分らず、コピーすることも不可能であるから、極め
て安全性の高いカード状記録媒体を得ることができる。
更に、カード@層に層設されている磁性層に対しては従
来と同様の情報の記録が可能である。
更に、磁性層の上面に強磁性の金属層3を設りているの
て、In +1.層2の主記録部7に磁気記録を行なっ
た後に、上面の金属層3に別途ダミー記録を行なうよう
にすれば、セキュリティを更に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す外観図、第2図及び
第3図はその一部を示す図、第4図は強磁性体化された
オーステナイトステンレス鋼を加熱する様子を示す図、
第5図は加熱によって磁性変態を生じた様子を示す図、
第6図はこの発明の磁気ヘッドの例を示す構造図、第7
図は従来のカード例を示す図である。 1・・・カード母層、2・・・磁性層、3・・・金属層
、4・・・l[I記録部、5・・・度数記録部、6・・
・印字部、7・・・主記録部、30・・・磁気ヘッド、
40・・・カード状記録媒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カード母層の上面全面又は一部に磁性層が層設され
    ると共に、前記磁性層の上面側に、熱供給手段の加熱に
    よって強磁性から非磁性に磁性変態を生じる記録部材が
    層設されて成ることを特徴とするカード状記録媒体。 2、前記記録部材をID記録部、度数記録部及び印字部
    に区画して成る請求項1に記載のカード状記録媒体。
JP31935489A 1989-12-08 1989-12-08 カード状記録媒体 Expired - Fee Related JP2817969B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310837B1 (en) 1997-02-12 2001-10-30 Tdk Corporation Magnetic recording medium

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