JPH0317880A - 情報の記録装置およびその情報の検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報記録再生装置における情報の記録装置及び
その情報の検索装置、特に高速検索が可能な検索装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

かかる情報記録再生装置としては、例えば第３図に示す
ものがある。第３図は回転ヘッド形ＤＡＴ（以下Ｒ−Ｄ
ＡＴと称す）の装置を示すブロック図である。

ｌはドラム及びテープ駆動メカ、サーボ回路、ＲＦ回路
、モータドライブ回路等より威り、テープ走行の駆動及
びテープに対し信号の記録・再生を行うメカ部、２はマ
イコン等より威りメカ部１の動作を制御するメカ制御手
段、３は後述する信号処理手段と図示しない外部装置と
の間にて情報の人出力制御を行う情報入出力手段、４は
信号処理手段であり、記録時は情報入出力手段３より入
力された情報信号を変調し、また後述の判別情報記録手
段よーり入力されたサブコード情報等の判別情報を情報
信号に付加してメカ部１へ送出する。

また、再生時はメカ部１より再生信号を受け、該信号を
復調して情報入出力手段３へ出力すると共に、サブコー
ド情報等の判別情報を後述する判別情報再生手段へ出力
する． ５は情報の記録時に後述するシステム制御手段からの判
別情報を信号処理手段４に送出する判別情報記録手段、
６は情報の再生時に信号処理手段４で検出された判別情
報を後述するシステム制御手段へ送出する判別情報再生
手段、７はシステム制御手段であり、マイコン等より或
り、判別情報、操作情報及びメカ状態等からメカの動作
を決定し、また各情報の入出力の制御を行う。８はシス
テム制御手段７と図示しない外部装置との間にて判別情
報の人出力制御を行う判別情報入出力手段、９はスイッ
チ類あるいはデータパス等から或り、システム制御手段
７に動作指示を与える操作情報入力手段である。

上記構或において、その動作を説明する。操作情報入力
手段９から記録の動作命令が出力されると、システム制
御手段７はメカ制御手段２を制御し、メカ部１を記録モ
ードに設定する。また、情報人出力手段３からは情報入
力が、判別情報入出力手段８からはシステム制御手段７
及び判別情報記録手段５を介して判別情報が、それぞれ
信号処理手段４に供給され、所定の信号処理を施されて
テープ上に記録される。そして、全ての情報の記録が終
了した時、操作情報人力手段９はシステム制御手段７に
対し記録を終了させる。

第４図はテープＴ上のデータ記録状態を模式的に示した
もので、テープＴ上において、複数の情報（１〜３）に
対して判別情報（１〜３）がそれぞれ対応して記録され
ている。

次に、操作情報人力手段９から情報の検索命令が出力さ
れると、システム制御手段７はメカ部１を高速走行状態
にし、判別情報入出力手段８より与えられた検索すべき
判別情報と同じサブコード情報が判別情報再生手段６よ
り入力された時、情報の頭出し動作を行い、通常走行に
切り換えて所望の情報の再生を行う。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記した従来の記録再生装置において、例え
ばＲ−ＤＡＴの記録フォーマットでは、高速検索時にお
いて、常に磁気テープ上に記録されているサプコード情
報を読み取る必要があり、この磁気テープ上のサブコー
ド情報を常に安定した状態で読み取るためには磁気テー
プの走行速度を１５０倍速程度で走行させることが必要
とされ、従って現状のＲ−ＤＡＴシステムにおける高速
検索はそのフォーマットの高速検索性能を充分に発揮し
ているとは言い難く、またＲ−ＤＡＴのフォーマットか
らくる検索速度の上限を超えることもできないという問
題点があった。

本発明は、上記した従来における問題点を除去するため
になされたもので、従来のサブコード情報等の判別情報
を利用した情輯の検索とは別に、各情報の判別情報と各
情報の記録開始のテープ位置を示すカウント値とを対応
させたテーブルを、新たな検索用のデータとしてテープ
上の所定位置に記録することができる情報の記録装置を
提供し、更に該記録装置により記録されたテープの複数
の情報から所望の情報を、判別情報とカウント値に基づ
いて高速検索できる検索装置を提供することを目的とし
ている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達戒するために、本発明の情報の記録装置
は、外部装置より入力された複数の情報が所定の信号処
理を施されテープに記録される際に、該複数の情報の各
々を判別するための判別情報を各々の情報に対応させて
記録する判別情報記録手段を備えてなる情報の記録装置
において、テープの走行位置を検知するカウント手段と
、前記複数の情報の各々の記録開始時における前記カウ
ント手段のカウント値と各情報に付加される前記判別情
報とを対応させて記憶するカウント情報記憶手段と、前
記複数の情報が全て記録された後にテープ上の所定位置
に該カウント情報記憶手段の内容たるカウント情報を記
録するカウント情報記録手段とを設けた構戒としている
． そして更に、このように記録された情報の検索装置は、
複数の情報に対応して記録された判別情報を検出する判
別情報再生手段と、テープの走行位置を検知するカウン
ト手段と、テープの所定位置に記録されたカウント情報
を再生するカウント情報再生手段と、該カウント情報再
生手段により再生されたカウント情報を読み込み記憶す
るカウント情報記憶手段とを備え、検索すべき情報の判
別情報に対するカウント値を前記カウント情報記憶手段
内のカウント情報より読み取り、検索の開始時は該カウ
ント値に対し前記カウント手段のカウント値が所定の範
囲に近づくまで高速にて検索し、その後低速に移行して
前記判別情報再生手段により検索すべき情報の判別情報
による通常の検索動作を行うように構戒してある。

〔作　用〕

この発明における情報の記録装置は、複数の情報をテー
プに記録する時に、各情報の記録開始時のテープ位置が
カウント手段のカウント値で検出され、該カウント値と
各情報を判別する判別情報とが対応してカウント情報記
憶手段に記憶され、全ての情報の記録が終了した時、こ
の記憶内容たるカウント情報がカウント情報記録手段を
介してテープ上の所定位置に記録されることを特徴とす
るものである。

そして更に、上記記録装置により記録された情報から所
望の情報を検索する検索装置は、検索開始時において、
先ずテープの所定位置に記録されたカウント情報が、カ
ウント情報再生手段を介してカウント情報記憶手段に記
憶され、該カウント情報より検索すべき情報の判別情報
に対するカウント値が読み取られる。そして、このカウ
ント値に対しカウント手段のカウント値を高速にて接近
させ、所定の範囲にカウント値が達した時に低速に移行
し、判別情報再生手段にて判別情報による通常の検索動
作を行い、所望の情報の頭出しを行うことができる。

〔実施例〕 以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。第１
図において、第３図の従来例と同一部分には同一符号を
付して詳細な説明を省略する。図において、前記第３図
と異なる部分を中心に説明する。

１０はテープの走行に従ってカウント値が増滅するカウ
ント手段、１１は後述するカウント情報記憶手段の内容
をテープへ記録するため、信号処理手段４に該内容を送
出するカウント情報記録手段、１２は信号処理手段４に
てテープから復調された信号よりカウント情報を検出し
、後述のカウント情報記憶手段へ記憶させるカウント情
報再生手段、１３は複数の情報の記録する時、各々の情
報の判別情報と各々の情報の記録開始時のテープ位置を
示すカウント手段１０のカウント値を対応させて記録し
、更にまた検索時にはカウント情報再生手段１２から入
力されるカウント情報を記憶するカウント情報記憶手段
である。

次に、この発明の動作について第２図を参照して説明す
る。第２図は、本記録装置によって作威されるテープの
記録状態とカウント情報記憶手段の内容を示したもので
ある。

先ず、情報のテープ上への記録動作を説明する。

操作情報入力手段９より記録の動作命令が出力されると
、システム制御手段７はメカ制御手段２を制御してメカ
部１を記録モードに設定する。この時テープ位置はテー
プトップに巻き戻された状態とする．そして、記録動作
状態にて、システム制御手段７はテープＴ上にカウント
情報記録部（第２図のＡ）のスペースを確保するため、
テープを無記録走行させ、スペースを確保した後にカウ
ント手段１０のカウント値を初期値化する。そして、シ
ステム制御手段７は判別情報入出力手段８から判別情報
を取り込み、判別情報記録手段５を介して該判別情報を
信号処理手段４に供給する．信号処理手段４は情報入出
力手段３から取り込まれた情報と共に所定の信号処理を
施し、メカ部１によりテープＴ上に記録する．なおこの
際、システム制御手段７は判別情報とこの情報の記録開
始時のカウント手段１０のカウント値をカウント情報記
憶手段１３にて記憶させる（第２図のＦのように記憶さ
れる）。

更に新たな情報が入力されると、記録開始時のカウント
値とその情報の判別情報を対応させてカウント情報記憶
手段ｌ３に記憶する．一方、従来と同じように各情報と
その判別情報を対応させたデータもテープＴ上に記録さ
れる（第２図Ｂ−Ｅ）。

全ての情報が記録されると、システム制御手段７はメカ
制御手段２に巻き戻しを指示し、メカ部ｌを巻き戻しモ
ードに設定する。そして、テープトップ（第２図のＧ）
まで戻ると、システム制御手段７はメカ部１を記録モー
ドにし、カウント情報記録手段１１を指示してカウント
情報記憶手段１３の内容たるカウント情報（第２図のＦ
）をテープＴ上の前記スペース部分に記録する。なお、
このカウント情報は再生時には定速走行にて読み出すた
め、記録する場所はサブコードエリアでもＰＣＭエリア
でも良い。

次に、検索動作について説明する，操作情報入力手段９
から情報検索の命令が出力されると、システム制御手段
７はメカ制御手段２に巻き戻しを指示し、メカ部１を巻
き戻しモードにしてテープトップまで戻す．そして、再
生モードに設定してカウント情報再生手段ｌ２によりテ
ープトップに記録されたカウント情報記録部（第２図の
Ａ）の内容たるカウント情報をカウント情報記憶手段１
３に記憶させる．次に、記録時とのカウント値の相関を
取るために最初の情報の開始部を検出した時、カウント
手段ｌＯのカウント値を初期値化する。そして、判別情
報入出力手段８から検索すべき情報の判別情報を受けた
システム制御手段７は該判別情報に対応するカウント値
をカウント情報記憶手段１３から読み取り、メカ制御手
段２に高速走行を指示する． 高速走行時において、システム制御手段７はカウント手
段１０のカウント値を常に監視し、所望の情報のカウン
ト値にある範囲で接近した時、走行速度をサブコード情
報が読み取れる程度に減速し、通常の検索動作、即ちサ
ブコード検索により目的の情報を検索する． なお、システム制御手段７はカウント情報記憶手段１３
にカウント情報を読み込ませてカウント手段１０のカウ
ント値を一度初期値化すれば、その後テープの脱着を行
わない限りテープトップに戻ってカウント情報記録部の
内容を読み込ませる必要がないため、テープ上の任意の
位置から目的の情報を直接検索できる。また、この高速
検索はテープ上の検索距離が長い程効力を発揮する。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明の情報の記録装置及
びその情報の検索装置によれば、従来のサブコード情報
による情報の検索とは別に、テープの走行と共に増減す
るカウント手段を設けることにより、各情報の記録開始
時のテープ上の位置を該カウント手段のカウント値に置
き換え、該カウント値と各情報の判別情報とを対応させ
た新たな検索用のデータを記録することができる。更に
、検索時においては、従来の如くサプコード情報を常に
監視する必要はなく、各々の情報に対応して記録された
判別情報とカウント値に基づいて所望の情報の検索が可
能な為、検索動作の速度を飛躍的に向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
同上装置によるテープの記録状態とカウント情報記憶手
段の内容を説明する図、第３図は従来の情報記録再生装
置を示すブロック図、 第４図は同上によるテープの記録状態を説明する図であ
る。 １・・・メカ部、２・・・メカ制御手段、３・・・情報
入出力手段、４・・・信号処理手段、５・・・判別情報
記録手段、６・・・判別情報再生手段、７・・・システ
ム制御手段、８・・・判別情報入出力手段、９・・・操
作情報入力手段、１０・・・カウント手段、１１・・・
カウント情報記録手段、ｌ２・・・カウント情報再生手
段、１３・・・カウント情報記憶手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部装置より入力された複数の情報が所定の信号
   処理を施されテープに記録される際に、該複数の情報の
   各々を判別するための判別情報を各々の情報に対応させ
   て記録する判別情報記録手段を備えてなる情報の記録装
   置において、テープの走行位置を検知するカウント手段
   と、前記複数の情報の各々の記録開始時における前記カ
   ウント手段のカウント値と各情報に付加される前記判別
   情報とを対応させて記憶するカウント情報記憶手段と、
   前記複数の情報が全て記録された後にテープ上の所定位
   置に該カウント情報記憶手段の内容たるカウント情報を
   記録するカウント情報記録手段とを設けてなることを特
   徴とする情報の記録装置。
2. （２）請求項（１）記載の情報の記録装置により記録さ
   れたテープの検索装置であって、複数の情報に対応して
   記録された判別情報を検出する判別情報再生手段と、テ
   ープの走行位置を検知するカウント手段と、テープの所
   定位置に記録されたカウント情報を再生するカウント情
   報再生手段と、該カウント情報再生手段により再生され
   たカウント情報を読み込み記憶するカウント情報記憶手
   段とを備え、検索すべき情報の判別情報に対するカウン
   ト値を前記カウント情報記憶手段内のカウント情報より
   読み取り、検索の開始時は該カウント値に対し前記カウ
   ント手段のカウント値が所定の範囲に近づくまで高速に
   て検索し、その後低速に移行して前記判別情報再生手段
   により検索すべき情報の判別情報による通常の検索動作
   を行うことを特徴とする情報の検索装置。