JPH03178754A - トランスファマシン - Google Patents

トランスファマシン

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JPH03178754A
JPH03178754A JP31388889A JP31388889A JPH03178754A JP H03178754 A JPH03178754 A JP H03178754A JP 31388889 A JP31388889 A JP 31388889A JP 31388889 A JP31388889 A JP 31388889A JP H03178754 A JPH03178754 A JP H03178754A
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jig
guide rail
pallet
jigs
shuttle
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Mitsumasa Matsuda
光正 松田
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KIYOKUYOU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、トランスファマシンに関するものである。
(従来の技術) 多数の加工ユニットを直線状に配置したトランスファマ
シンとして、工作物を一定のピンチで間欠的に送るため
の直線状の移送路の両側に長いコラムを平行に設け、こ
の2列のコラムにそれぞれ加工ユニットを内向きに取付
けたものが知られている。そして、ロフト変更の場合は
、工作物を取付けるためのパレット治具を交換する必要
があるが、交換用のパレット治具は、トランスファマシ
ンから熱れた保管場所に収納されていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来のトランスファマシンは、2列の加工ユニットが対
向状に配置され、その間を工作物が移送されていたので
、加工用刃物の交換が困難であり、その交換を容易にし
ようとすると、余分の空間を設ける必要が生じ、据え付
は面積が大きくなるという問題があった。また、従来の
トランスファマシンは、交換用パレット治具の収納部お
よびパレット治具の自動交換装置を有しないので、ロフ
ト変更の際は、機台を長時間止めて手作業によりパレッ
ト治具を交換するか、または別のトランスファマシンで
加工していた。
この第1発明は、1列のコラムの表裏両面に加工ユニッ
トを取付けてその周囲を工作物が巡回するようにし、こ
れにより加工用刃物の交換が容易で、据え付は面積を狭
くすることができるトランスファマシンを提供するもの
である。また、第2発明は、ロフト変更に際してパレッ
ト治具を自動的に交換することができるトランスファマ
シンを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 第1発明は、横長に形成されたコラムの表裏両面にそれ
ぞれ多数の加工ユニットを一定のピッチで配列し、かつ
上記コラムの表裏両側にそれぞれ工作物取付は用パレッ
ト治具の案内レールを設け、この治具用案内レールに上
記パレット治具を上記加工ユニットの配列ピンチと等し
いピッチで、かつ隣合うもの同士が互いに接するように
配列し、上記コラムの一端側および他端側に表側および
裏側の治具用案内レールの端部間にまたがるシャツトル
用案内レールを設け、このシャツトル用案内レールに表
裏の治具用案内レール間を往復し、その一端で治具用案
内レールから押し出されたパレット治具を乗せて他端側
に搬送するためのシャツトルをそれぞれ設け、表側の治
具用案内レールの一端および裏側の治具用案内レールの
他端にそれぞれ上記シャツトルで搬送されたパレット治
具を上記治具用案内レール上の配列ピッチだけ押し出し
て治具用案内レール上に移し替え、かつ治具用案内レー
ル上のパレット治具をその配列ピッチずつ間欠的に送る
ための治具送り手段を設けたことを特徴とする。
また、第2発明は、上記第1発明のコラムの一端側およ
び他端側のシャツトル用案内レールの上方にそれぞれパ
レット治具を多列多段に重ねて収納することができる治
具収納部を設け、この治具収納部の一端に下方のシャツ
トル用案内レール−端のシャツトルに押し出されたパレ
ット治具を治具収納部に移すための治具移載手段を、ま
た治具収納部の他端に治具収納部のパレット治具を取り
出して上記シャツトル用案内レールの他端に移すための
治具取り出し手段をそれぞれ設けたことを特徴とする。
(作用) 第1発明において、表列の治具用案内レールおよび多列
の治具用案内レールにそれぞれ表列および多列の加工ユ
ニットに対応するパレット治具が配置され、またコラム
の一端側シャフトル用案内レールおよび他端側シャツト
ル用案内レールにそれぞれパレット治具が配置され、全
体として加工ユニットの個数よりも2個多い個数のパレ
ット治具がコラムの周囲に配置される。表列の治具用案
内レールおよび多列の治具用案内レールのパレット治具
に取付けられた工作物がそれぞれ対応する加工ユニット
によって加工されると、表列および多列の各治具送り手
段が作動し、表列の治具用案内レールのパレット治具が
コラムの一端側シャフトル用案内し−ル上のパレット治
具と共に、また多列の治具用案内レールのパレット治具
が他端側シャツトル川案内レール上のパレット治具と共
にそれぞれ1ピツチずつ順送りされ、一端側シャツトル
用案内レール上のパレット治具が表列の治具用案内レー
ルの一端に移され、この表列の治具用案内レールの他端
のパレット治具が他端側シャツトル用案内レール上のシ
ャツトルに移されると共に、他端側シャツトル用案内レ
ール上のパレット治具が表列の治具用案内レールの他端
に移され、この表列の治具用案内レールの一端のパレッ
ト治具が一端側シャフトル用案内し−ル上のシャツトル
に移される。次いで、一端側および多端側のシャツトル
がそれぞれ駆動され、一端側シャツトルが表列の治具用
案内レール側から表列の治具用案内レール側に、また他
端側シャツトルが表列の治具用案内レール側から表列の
治具用案内レール側にそれぞれパレット治具を搬送し、
しかるのち−端側シャツトルがパレット治具を表列側に
、また他端側シャツトルがパレット治具を表列側にそれ
ぞれ残してシャツトルのみが元に戻される。以下これの
繰り返しにより、各パレット治具の工作物に対して各加
工ユニットによる加工が順に行われる。
ロフト変更にイ゛1ミって段取り替えを行うときは、工
作物に応じた2種類のパレット治具が用意され、その一
方がコラム表裏の治具用案内レールおよび両端のシャツ
トル用案内レールに配置され、他方が治具収納部にあら
かじめ収納される。そして、表列の治具用案内レールか
ら一端側シャフトルーヒに押し出されたパレット治具が
治具移載手段によって一端側治具収納部の表列側端部に
1個ずつ順に収納されると共に、治具収納部の表列側端
部のパレット治具が治具取り出し手段で1個ずつ順に取
り出されて一端側シャットル用案内レールの表列側端部
に移される。同様に表列の治具用案内レールから他端側
シャツトル上に押し出されたパレット治具が治具移載手
段によって他端側治具収納部の表列側端部に1個ずつ順
に収納されると共に、治具収納部の表列側端部のパレッ
ト治具が治具取り出し手段で1個ずつ順に取り出されて
他端側シャツトル用案内レールの表列側端部に移される
なお、シャツトル用案内レールに降ろされたパレット治
具は、前記の治具送り手段によって治具用案内レールに
押し出され、加工ユニットによって順に加工される。
(実施例) 第1図において、コラムlは、紙面の上下方向に長く形
成され、その表裏両面(図の左右両側)にそれぞれ多数
の加工ユニット2が等間隔に配置されている。上記コラ
ム1の表側および裏側にそれぞれ左右一対の案内レール
3.3および4.4が直線状に敷設され、この案内レー
ル3.4にそれぞれパレット治具5が加工ユニット2の
ピッチと同一のピッチで、かつ互いに密接するように配
置される。また、上記コラム1の一端側(図の上側)お
よび他端側にそれぞれ上記パレット治具5の搬送用シャ
ツトル6のための一対のシャツトル用案内レール7.8
が上記表裏の治具用案内レール3.4の端部間にまたが
って直角に設けられ、上記の案内レール3.4.7.8
がコラムlの周囲にパレット治具5のための長方形の搬
送路を形成している。
上記のパレット治具5は、第2図および第3図に示すよ
うに矩形の板状のものであり、その左右両側縁部に治具
用案内レール3.4と摺動自在に嵌合する案内溝58を
有し、前後両端には押し棒5bが突設され、前後の押し
棒5b、5bの先端間距離が前記加工ユニット2の配列
ピッチと等しくなっている。そして、このパレット治具
5の上面には前後左右の4か所に支柱IIが立設され、
この支柱IIの先端に小突起11aが設けられる。一方
、下面には左側に並ぶ前後の支柱11.11を結ぶ直線
および右側に並ぶ前後の支柱11.11を結ぶ直線に沿
ってそれぞれ円形突起12が4個ずつ突設され、前後両
端の円形突起12に上記支柱上端の小突起11aが嵌合
する小孔12aが穿孔され、パレット治具5を上下に重
ねたとき下側パレット治具5の支柱11の上端小突起1
1aが上側パレット治具5の下面の小孔12aと嵌合す
るようになっている。また、上記パレット治具5の四隅
にそれぞれ孔5cが明けられ、この孔5cに下側からブ
ツシュ5dが挿入固定される。
第1図左下のシャツトル6およびそのシャフトル用案内
レール8が第4図および第5図に示される。シャツトル
6は、第4図に示すように、前記パレット治具5の下面
中央の4個の円形突起12を乗せることができる大きさ
の長方形の板状に形成されたものであり、その上面に上
記の円形突起12を縦方向および横方向に案内するため
の案内溝6a、6bをそれぞれ2本ずつ有し、縦方向の
案内溝6aの両端が開口して円形突起12の通過を可能
にする一方、横方向の案内fM6bの左端が閉じられ右
端が開口して円形突起12の右方通過のみを可能にして
いる。他方、シャツトル6の下面には、第5図に示すよ
うに、案内レール8に対応して一対のJllj 6 c
、6cが突設され、この脚6cに穿孔された孔にシャツ
トル用案内レール8が摺動自在に挿通されている。
そして、脚6c、6cの中間部がシャツトル用案内レー
ル8.8間に平行に張られた伝動用チェーン13に連結
され、この伝動用チェーン13を駆動することにより、
シャツトル6がシャツトル用案内レール8に沿って前記
コラムlの一端側で表裏の治具用案内レール3.4の端
部間を往復するようになっている。
上記表列の治具用案内レール3の他端とシャツトル6川
の他端側シャツトル用案内レール8との間に中間案内板
14が設置される。この中間案内板14は、その上面に
パレット治具5の下面の円形突起12を縦方向に案内す
るための2本の案内溝14aおよび横方向に案内するた
めの1本の案内m 14 bを備えており、縦方向の案
内溝14aはその両端が開口して円形突起12の通過を
可能にし、横方向の案内溝14bはその右端のみが開口
して円形突起12の右方通過のみを可能にしている。こ
の中間案内板14に対向して上記他端側シャツトル用案
内レール8を挟んで反対側に端部案内板15が設置され
る。
この端部案内板15は、上記円形突起12を横方向に案
内するための案内溝15aを有しており、この案内溝1
5aは中間案内板14の縦方向の案内溝14aに対応す
る左右2箇所および右端で開口し、左右2個の円形突起
12がシャツトル6との間で往来し、かつ上記円形突起
12の右方通過を可能にしている。
すなわち、1台のパレット治具5の下面の8個の円形突
起12中の中央部4個の円形突起12がシャツトル6の
縦方向案内溝68.6aおよび横方向案内溝6b、6b
の交差部に位置し、片側2個の円形突起12が中間案内
板14の横方向案内溝14bに“位置し、反対側2個の
円形突起12が端部案内板15の横方向案内溝15aに
位置するようになっている。
上記の中間案内板14および端部案内板15の右方にそ
れぞれ上記横方向の案内溝14bおよび15aを延長す
るように溝付きレールI6.16が敷設され、この満付
きレール16.16および上記のシャツトル用案内レー
ル8によってシャツトル6の往復のためのシャツトル通
路が構成される。この溝付レール16.16の反対側端
部すなわち表列側端部に上記同様の中間案内板14およ
び端部案内板15が設置されると共に(第1図参照)、
コラムlを挟んで対向する一端側シャフトル用案内レー
ル7.7の側にも同様のシャツトル6、シャツトル駆動
用の伝動チェーン13、中間案内板14、端部案内板1
5および溝付きレール!6が設けられ、同様にシャツト
ル通路が形成される。そして、第1図左上に示すように
、一端側のシャツトル用案内レール7.7の端部に治具
送り手段として表列用の治具送り流体シリンダ17が設
けられ、そのピストンロッドの先端にチャック18が固
定され、このチャック18の端面孔が前記パレット治具
5の押し棒5aの先端と嵌合するようになっている。同
様に第1図右下の他端側のシャツトル用案内レール8.
8の端部に表列用の治具送り流体シリンダ17が設けら
れる。
第1図に示すように、表裏の治具用案内レール3.4に
それぞれ加工ユニット2に対応してパレット治具5が配
置され、更にコラム1の一端側に位置するシャツトル用
案内レール7の表列側(図の左側)端部に位置する中間
案内板14、端部案内板15の上および他端側に位置す
るシャツトル用案内レール8の表列側(図の右側)端部
に位置する中間案内板14、端部案内板15の上にそれ
ぞれパレット治具5が1個ずつ配置され、かつ一端側の
シャツトル用案内レール7の表列側端部にシャツトル6
が、また他端側のシャツトル用案内レール8の表列側端
部にシャツトル6がそれぞれ置かれる。
この状態で表列用および表列用の各流体シリンダ17の
ピストンロッドが突出すると、図の左上に位置する表列
用治具送り流体シリンダ17のチャック18の端面孔1
8aが一端側のシャツトル用案内レール7上のパレット
治具5の押し棒5aに嵌合してこのパレット治具5を中
間案内板14および端部室内板15の各上面に沿って表
列の治具用案内レール3の一端に押し出し、以下表列の
治具用案内レール3上のパレット治具5を順送りして表
列の治具用案内レール3の他端側パレット治具5を他端
側シャツトル用案内レール8上のシャツトル6の上に押
し出す。一方、図の右下に位置する表列用治具送り流体
シリンダ17のチャック18の端面孔18aが他端側シ
ャツトル用案内レール8上のパレット治具5の押し棒5
aに嵌合してこのパレット治具5を表列治具用案内レー
ル4の他端に押し出し、以下表列治具用案内レール4上
のパレット治具5を順送りして表列治具用案内レール4
の一端側パレット治具5を一端側シャフトル用案内レー
ル8上のシャツトル6の上に押し出す。次いで、上記の
一端側シャフトル用案内レール7および他端側シャツト
ル用案内レール8の伝動チェーン13を介して一端側お
よび他端側のシャツトル6がそれぞれ駆動され、一端側
シャツトル6が表列の治具用案内レール4から押し出さ
れたパレット治具5を表列側へ、また他端側シャツトル
6が表列治具用案内レール3から押し出されたパレット
治具5を表列側へそれぞれ搬送し、上記のシャツトル6
は、パレット治具5を中間案内板14および端部室内板
I5に引き渡したのち、もとに戻される。なお、上記パ
レット治具5の搬送時、パレット治具5は、下面中央の
2個の円形突起12がシャツトル5に押され、両端の円
形突起12が溝付きレール16上を摺動する。
第6図は、ロフト変更に際しての新ロフト用パレット治
具5を貯留しておくためにコラムlの他端側のシャツト
ル用案内レール8の上方に設けた治具収納部を示し、図
の左下に位置する表列側の案内板14.15の上方およ
び図の右下に位置する表列側の案内板14.15の上方
にそれぞれ1個のパレット治具5を乗せることができる
一対の人口レール2L 22および出口レール23.2
4がそれぞれ平行に設けられ(第7図参照)、この入口
レール21゜22および出口レール23.24の間に3
個のパレット治具5を1列に並べて乗せることができる
一対の中間レール25.26が平行に設けられ、入口レ
ール21.22の対向面、出口レール23.24の対向
面および中間レール25.26の対向面にそれぞれガイ
ドローラ27が取付けられ、これら2列のガイドローラ
27上にパレット治具5が載せられる。
上記の入口レール21.22の詳細が第7図および第8
図に示される。人口レール21.22の内、コラムlに
近い方の内側レール21は、第8図に示すように上方の
支軸31に固定された下向きアーム32の下端に固定さ
れ、同じく上記支軸31に固定された水平アーム33の
先端に上方の開閉用流体シ・リング(図示されていない
)のピストンロッド34が連結され、このピストンロッ
ド34の突出時に上記内側レール21が第8図の実線の
位置から矢印方向に#3動してガイドローラ27がパレ
ット治具5の縁部下面から外れる。他方、コラム1から
遠い方の外側レール22は、下方の支軸35に固定され
た上下方向のアーム36の上端に固定され、このアーム
36の下端に開閉用流体シリンダ(図示されていない)
のピストンロッド37が連結され、その突出時に上記外
側レール22が実線の位置から矢印の方向に揺動してガ
イドローラ27がパレット治具5の縁部下面から外れる
。そして、上記のピストンロッド34.37が引っ込ん
で内側および外側の入口レール21゜22が図示の実線
位置にあるとき、そのガイドローラ27上のパレット治
具5と下方のシャツトル6上のパレット治具5の支柱1
1上端との間に若干の間隙が形成される。
第6図において、上記入口レール2I、22の下方にシ
ャツトル6上のパレット治具5を人口レール21、22
まで上昇させるための2本の昇降アーム38が案内レー
ル8と平行に設けられる。この2木の昇降アーム38は
、入口レール21.22の左上方に設けられている移載
用流体シリンダ(図示されていない)のピストンロフト
39の下端にブロック40を介して水平に突設されてい
る。第9図および第10図に示すように、上記のブロッ
ク40は、門形に形成されており、その上面中央に上記
のピストンロッド39が固定され、その両側にガイドロ
ッド41.4Iが固定され、上記ブロック40の下端に
上記2本のアーム38が固定され、その一方(第1O図
左側)がシャツトル6と端部案内板15との間に、また
他方がシャツトル6と中間案内板14との間にそれぞれ
挿入される。しかして、上記昇降アーム38の基部外側
には、水平な受は板42が一体に設けられ、この受は板
42の上面に突設されたビン43(第10図参照)が前
記パレット治具5の下面に固定されているブツシュ5d
の孔に嵌合して(第9図参照)パレット治具5の位置ず
れを防止する。
上記の昇降アーム38および入口レール21.22は、
下方の表列の治具用案内レール3からシャツトル6上に
押し出されたパレット治具5を治具収納部に移すための
治具移載手段を構成するものであり、2本の昇降アーム
38がシャツトル6の両側の間隙から上昇を開始してシ
ャツトル6上のパレット治具5を押し上げ、このパレッ
ト治具5の支柱11の先端の小突起1hが上方の人口レ
ール21.22上のパレット治具5の下面の円形突起1
2の孔12aに嵌合してこの上のパレット治具5を同時
に支え、これに伴ってパレット治具5が人口レール21
.22のガイドローラ27から浮き上がる。このとき、
入口レール21.22を支持しているアーム32.36
を揺動させて入口レール21.22を開くと、人口レー
ル21.22の間を下のパレット治具5が通過可能とな
り、このパレット治具5が通過したのち、人口レール2
122を閉じてもとに戻し、昇降アーム38を下降させ
ることにより下側のパレット治具5が入口レール21.
22上に移載される。なお、第6図右方の出口レール2
3.24も上記と同様に開閉自在に形成されており、か
つこの出口レール23.24の右方に人口レール21.
22用の昇降アーム38と同様の昇降アーム44が設け
られ、この出口レール23.24および昇降アーム44
が治具収納部のパレット治具5を取り出して第6図の右
下に位置する中間案内板14および端部案内板15上に
降ろすための治具取り出し手段を構成している。
第7図において、上記入口レール21.22および出口
レール23.24の間の長い中間レール25.26には
、前記のとおり、ガイドローラ27を介して3個のパレ
ット治具5が1列に載せられる。この中間レール25.
26の内の外側レール26に沿って複数個のガイドロー
ラ51 (第8図参照)が配設され、これらのガイドロ
ーラ51上に中間レール26と平行な摺動パイプ52が
載せられ、この摺動パイプ52の先端が上記摺動パイプ
52と平行に設けられている流体シリンダ53のピスト
ンロッド53aの先端と連結具54により連結される。
この連結具54上には小型の流体シリンダ55が設置さ
れ、そのピストンロッド55aが上記摺動パイプ52の
先端付近に突設されている上向きのアーム56(第8図
参照)に連結され、上記流体シリンダ55の作動により
摺動パイプ52が若干量回転する。そして、上記摺動パ
イプ52に入口レール21.22および中間レール25
.26の上に並ぶ合計4個のパレット治具5の送り方向
両端部と係合する送りアーム57.58が固定され、こ
の摺動パイプ52と平行な流体シリンダ53の作動に伴
って摺動パイプ52が第6図および第7図の左右に往復
し、その往工程で上記送りアーム57.58が係合して
パレット治具5を1ピツチ右方へ送り、復工程で送りア
ーム57.58の係合が外れてもとに戻るようになって
いる。なお、第6図に示すように、出口レール23.2
4上のパレット治具5の右端部に接するストッパ59が
設けられる。
上記の治具収納部において、中間レール25.26およ
び出口レール23.24の上に合計16個の新ロフト用
パレット治具5が4列4段にあらかじめ収納される。次
いで、第6図左下に位置する案内板14.15上に旧ロ
フト用パレット治具5が押し出されると、このパレット
治具5が昇降アーム38によって人口レール21.22
上に移載され、以下昇降アーム38が昇降を繰り返して
人口レール21.22上に4個の旧ロフト用パレット治
具5が移載される。この間、出口レール23.24上の
新ロフト用パレット治具5は、昇降アーム44の昇降に
より、1個ずつ順に第6図右下の案内板14.15上に
移され、さらに表列の治具用案内レール4に押し出され
る。このようにして、人口レール2工、22上に4個の
旧ロフト用パレット治具5が移載され、かつ出口レール
23.24上の新ロフト用パレット治具5が降ろされて
出口レール23.24が空になると、摺動パイプ52が
駆動され、入口レール21.22および中間レール25
.26上に4列4段に並ぶ16個のパレット治具5が一
斉に右方へ送られ、人口レール21.22上が空になり
、上記摺動パイプ52の回転により送りアーム57.5
8がパレット治具5から外されたのち摺動パイプ52が
もとに戻される。以下、上記動作の繰り返しにより、表
列の旧ロフト用パレット治具5が新ロフト用に交換され
て表列の治具用案内レール4に押し出される。なお、コ
ラムlの一端側においては同様にして表列の旧ロフト用
パレット治具5が新ロフト用に交換されて表列の治具用
案内レール3に押し出される。
(発明の効果) 請求項1記載の発明は、横長に形成されたコラムの表裏
両面にそれぞれ多数の加工ユニットを配列し、上記コラ
ムに沿った表裏の治具用案内レールおよびその両端部を
直角に結ぶシャツトル用案内レールとからなる上記コラ
ムを囲む長方形の案内レールに沿って多数のパレット治
具を一方向に巡回させながらパレット治具上の工作物を
上記の加工ユニットで順に加工するようにしたものであ
るから、刃物の交換が容易であり、かつ刃物交換等のた
めに操作員用の余分のスペースを設ける必要がなく、据
付は面積を狭くすることができる。
そして、コラムの表裏の治具用案内レールでパレット治
具を送るときは、多数のパレット治具を突き合い状に配
列し、一端のパレット治具を所定ピッチだけ押すことに
より、これに続く多数のパレット治具を順送りに押して
他端のパレット治具をシャツトル用案内レールに押し出
し、この押し出されたパレット治具をシャツトルで反対
側の治具用案内レールの端部に搬送するものであるから
、パレット治具の送り機構が簡単になり、かつパレット
治具がシャツトル用案内レール上に位置するときパレッ
ト治具はシャツトルに乗っているだけであるから、パレ
ット治具の着脱が容易であり、ロフト変更に際してパレ
ット治具を迅速に交換することができる。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1記載の発明のシ
ャツトル用案内レールの上方にパレット治具を多列多段
に重ねて収納することができる治具収納部を設け、表裏
の治具用案内レールからシャツトル用案内レールの一端
に押し出されたパレット治具を上記治具収納部に移載し
、治具収納部他端から他のパレット治具を取り出して下
方のシャツトル用案内レール他端に移すようにしたもの
であるから、上記治具収納部にあらかじめ新ロフト用の
パレット治具を収納しておくことにより、必要に応じて
旧ロフトのパレット治具を新ロフトのパレット治具に自
動的に交換することができ、ロフト変更に際して加工ユ
ニットの運転を止める必要がなく、稼働率が大幅に向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の平面図、第2図はパレット
治具の平面図、第3図は第2図のI■−■線断面図、第
4図は第1図左下部分の拡大平面図、第5図は第4図の
V−V線断面図、第6図は治具収納部の正面図、第7図
は第6図の■−■線断面図、第8図は第6図の左側面図
、第9図は昇降アームの拡大正面図、第10図は第9図
の右側面図である。 1:コラム、2:加工ユニット、3.4.7.8:案内
レール、5:パレット治具、6:シャツトル、13:シ
ャツトル移送のための伝動用チェーン、17:治具送り
用流体シリンダ、21.22:治具収納部の人口レール
、23.24:治具収納部の出口レール、25.26:
治具収納部の中間レール、40:治具移載用昇降アーム
、44:治具取り出し用昇降アーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕横長に形成されたコラムの表裏両面にそれぞれ多
    数の加工ユニットを一定のピッチで配列し、かつ上記コ
    ラムの表裏両側にそれぞれ工作物取付け用パレット治具
    の案内レールを設け、この治具用案内レールに上記パレ
    ット治具を上記加工ユニットの配列ピッチと等しいピッ
    チで、かつ隣合うもの同士が互いに接するように配列し
    、上記コラムの一端側および他端側に表側および裏側の
    治具用案内レールの端部間にまたがるシャットル用案内
    レールを設け、このシャットル用案内レールに表裏の治
    具用案内レール間を往復し、その一端で治具用案内レー
    ルから押し出されたパレット治具を乗せて他端側に搬送
    するためのシャットルをそれぞれ設け、表側の治具用案
    内レールの一端および裏側の治具用案内レールの他端に
    それぞれ上記シャットルで搬送されたパレット治具を上
    記治具用案内レール上の配列ピッチだけ押し出して治具
    用案内レール上に移し替え、かつ治具用案内レール上の
    パレット治具をその配列ピッチずつ間欠的に送るための
    治具送り手段を設けたことを特徴とするトランスファマ
    シン。 〔2〕コラムの一端側および他端側のシャットル用案内
    レールの上方にそれぞれパレット治具を多列多段に重ね
    て収納することができる治具収納部を設け、この治具収
    納部の一端に下方のシャットル用案内レール一端のシャ
    ットルに押し出されたパレット治具を治具収納部に移す
    ための治具移載手段を、また治具収納部の他端に治具収
    納部のパレット治具を取り出して上記シャットル用案内
    レールの他端に移すための治具取り出し手段をそれぞれ
    設けたことを特徴とする請求項1記載のトランスファマ
    シン。
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