JP2002154023A - 部材自動供給装置 - Google Patents

部材自動供給装置

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JP2002154023A
JP2002154023A JP2000352677A JP2000352677A JP2002154023A JP 2002154023 A JP2002154023 A JP 2002154023A JP 2000352677 A JP2000352677 A JP 2000352677A JP 2000352677 A JP2000352677 A JP 2000352677A JP 2002154023 A JP2002154023 A JP 2002154023A
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Takashige Sakai
孝成 坂井
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TOKYO SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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TOKYO SEKISUI KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストックヤードから枠組定盤への桟材の搬送
などを自動化することができるようにする。 【解決手段】 各種桟材2のロット7を載置するワーク
受台16と、ワーク受台16へロット7を供給するワー
ク搬送コンベヤ15と、ワーク受台16から枠組定盤1
1へ桟材2を投入する桟材投入装置45とを備え、桟材
投入装置45が、ワーク受台16と枠組定盤11との間
を往復移動する前後移動フレーム47と、ワーク受台1
6上の各ロット7間を移動する横行フレーム61と、昇
降可能な昇降フレーム72と、指定したロット7から桟
材2をピッキングする複数対のクランプ装置85〜87
と、複数対のクランプ装置85〜87を所要ピッチに拡
幅する拡幅装置81とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、部材自動供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ツーバイフォー工法は、予め工
場で組立てられたパネルを建築現場で組合せて住宅を建
築するものであり、短期間で施工することが可能であ
る。
【0003】そして、上記パネルの枠組は、工場のスト
ックヤードにそれぞれロット積載された複数種類の桟材
の中から作業者が必要なものを必要本数だけ手作業でピ
ッキングして、枠組定盤へ投入し、その後、枠組定盤上
で450ピッチなどの適宜位置にセットするようにして
から組立てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパネルの組立手段では、ストックヤードにお
ける桟材のストック位置が固定されていないため、必要
な桟材を探すのに手間がかかっていた。
【0005】また、必要種類の桟材を必要本数だけピッ
キングする作業を、作業員の手作業に頼っていたため、
手間がかかっていた。同様に、ピッキングされた桟材の
枠組定盤上へのセットを、作業員の手作業で行っていた
ため、手間がかかっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、ストックヤードから枠組定盤への桟材の搬送な
どを自動化することのできる部材自動供給装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、各種桟材のロット
を載置するワーク受台と、該ワーク受台へ前記ロットを
供給するワーク搬送コンベヤと、ワーク受台から枠組定
盤へ桟材を投入する桟材投入装置とを備え、該桟材投入
装置が、ワーク受台と枠組定盤との間を往復移動する前
後移動フレームと、ワーク受台上の各ロット間を移動す
る横行フレームと、昇降可能な昇降フレームと、指定し
たロットから桟材をピッキングする複数対のクランプ装
置と、複数対のクランプ装置を所要ピッチに拡幅する拡
幅装置とを備えたことを特徴としている。
【0008】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記桟材投入装置によりワーク受台上のロ
ットから枠組定盤へ桟材を自動的に投入することができ
る。複数対のクランプ装置により、設定した必要本数だ
け桟材をピッキングすることができる。拡幅装置によ
り、クランプ装置にクランプされた桟材を所要のピッチ
に拡幅することができる。よって、作業員の手作業によ
る桟材のピッキングや枠組定盤への投入、セットをなく
すことができる。
【0009】請求項2に記載された発明では、前記各ク
ランプ装置が先端のとがった複数本のクランプ用ピン
と、対向配置された該クランプ用ピンを近接離反動可能
なクランプ用のエアシリンダとを備えると共に、前記ク
ランプ用ピンを前記エアシリンダの軸心を中心に回動可
能としたことを特徴としている。
【0010】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、前記先端のとがった複数本のクランプ用ピ
ンで桟材両端の木口をクランプするので、弱い挟み力で
確実に桟材を保持することができる。クランプ用のエア
シリンダの軸心を中心として桟材を回転させることによ
り、反りのある桟材でも反りの影響を除去して指定した
位置にセットすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
【0012】図1〜図25は、この発明の実施の形態を
示すものである。
【0013】まず、構成を説明すると、ツーバイフォー
工法などで用いられる住宅用パネルの枠組1には、例え
ば、図1(a)に示すような桁壁用のものと、(b)に
示すような妻壁用のものとがある。この枠組1は、所要
の間隔を置いて配置された複数本の縦桟(桟材2)の両
端部に横桟(桟材3)を取付けたものである。なお、図
1(a)の桁壁用の枠組1では、ほぼ等間隔に7本の桟
材2が配置されている。また、図1(b)の妻壁用の枠
組1では、ほぼ等間隔に6本の桟材2が配置されると共
に、これらの両側に2本の桟材2が配置されている。こ
の両側の2本の桟材2は後述する柱6となっている。
【0014】この縦桟などの桟材2には、通常の縦桟に
使用する普通ランバー4と、桁壁の両端または強度が必
要とされる縦桟に使用するLSL材ランバー5と、妻壁
の両端に必ず使用される柱6との少なくとも3種類が存
在する。これらは、それぞれにつき1階用と2階用とが
存在するため、合計で6種類が用意されている。なお、
必要に応じて、一階用普通ランバー4a、一階用LSL
材ランバー5a、一階用柱6a、二階用普通ランバー4
b、二階用LSL材ランバー5b、二階用柱6bとい
う。
【0015】これらの桟材2は、通常、普通ランバー4
やLSL材ランバー5の場合には図2(a)に示すよう
な9列12段の束(ロット7)、柱6の場合には図2
(b)に示すような7列6段の束(ロット7)を単位と
して取扱われている。
【0016】これらの枠組1を組立てるため、図3〜図
5に示すように、工場の基礎上には、枠組1を製造する
枠組定盤11と、この枠組定盤11で使用する桟材2を
ストックするストックヤード12とが前後方向13に隣
接して設けられている。上記枠組定盤11は、前後方向
13へ延びる桟材2(縦桟)を450ピッチなどの所定
間隔で左右方向14へ隔てて複数本(図では最大で11
本)配置し、この桟材2の両端部に左右方向14へ延び
る桟材3(横桟)を取付けるようにするものである。ま
た、上記ストックヤード12には、ワーク搬送コンベヤ
15とワーク受台16とリフター17とが設けられてい
る。
【0017】上記ワーク搬送コンベヤ15は、図6
(a)(b)に示すように、左右方向14へ延びる平行
な一対のコンベヤフレーム21と、コンベヤフレーム2
1のほぼ両端に設けられたスプロケット22と、このス
プロケット22に掛け渡されたループ状のローラーチェ
ーン23と、このローラーチェーン23を駆動力伝達機
構24を介して駆動するモータ25などの駆動装置とを
備えている。一対のコンベヤフレーム21間は、前後方
向13へ延びる連結フレーム26で連結されている。ま
た、一対のコンベヤフレーム21間にはリフター17が
6基配設されている。各コンベヤフレーム21には、高
さ調整可能な脚部材27が取付けられている。なお、ワ
ーク搬送コンベヤ15の一端側には、ワーク投入口28
が設けられている。
【0018】上記ワーク受台16は、図7〜図9に示す
ように、ワーク搬送コンベヤ15を跨ぐように設けられ
たほぼ門型の受台フレーム31と、この受台フレーム3
1の上端に前後方向13へ近接離反動自在に設けられて
左右方向14へ延びる平行な一対のガイド桁材32と、
このガイド桁材32を駆動力伝達機構33を介して近接
離反動させるエアシリンダ34などの駆動装置とを備え
ている。受台フレーム31は、左右方向14へ所定の間
隔を置いて立設された複数本(例えば4本)の支柱35
と、この支柱35の上端近傍間および下端間を連結する
左右連結材36と、ワーク搬送コンベヤ15を間に挟ん
で対向するよう設けられた対の支柱35の上端間を連結
する前後連結材37とを備えている。ガイド桁材32
は、スライド部材38,39を介して各前後連結材37
にスライド可能に支持されている。エアシリンダ34の
本体は、中間の2本のうちのどちらか一方の前後連結材
37の上部に前後方向13へ向けて固定されている。こ
のエアシリンダ34のロッドは、対応する位置に存する
スライド部材38に固定されている。駆動力伝達機構3
3は、中間の2本の前後連結材37の両端にそれぞれ枢
支されたスプロケット40と、このスプロケット40間
に掛け渡されたループ状のローラーチェーン41と、前
後連結材37の一端側のスプロケット40間を連結する
同調軸42とを備えている。そして、前後連結材37の
一端側のスライド部材38はローラーチェーン41の上
行側に連結され、前後連結材37の他端側のスライド部
材39はローラーチェーン41の下行側に連結されてい
る。
【0019】そして、図4に示すように、ワーク搬送コ
ンベヤ15の上とワーク受台16の上とに、合計6種類
の桟材2のロット7が載置可能となっている。
【0020】また、ストックヤード12と枠組定盤11
との間に、桟材投入装置45が設けられている。図10
〜図12に示すように、この桟材投入装置45は、スト
ックヤード12と枠組定盤11とを跨ぐ門型の固定フレ
ーム46と、この固定フレーム46に対し前後方向13
へ走行可能な前後移動フレーム47とを備えている。固
定フレーム46は、ストックヤード12と枠組定盤11
とを内側に含む矩形状の領域のコーナー部に配設された
4本の支柱48と、この4本の支柱48の上端間を接続
する前後桁49および左右桁50を備えている。少なく
とも前後桁49はI型鋼から成っている。前後移動フレ
ーム47は、前後桁49の下フランジ50にローラ51
を介して走行可能に懸垂支持されている。前後移動フレ
ーム47は、左右方向14へ延びる一対の左右枠部52
と、この左右枠部52の両端部近傍間を連結する前後枠
部53とを備えたほぼ枠状をしている。上記のローラ5
1は左右枠部52の両端部に取付けられている。前後移
動フレーム47はモータ54などの走行駆動装置を備え
ている。モータ54の出力軸にはピニオン55が取付け
られ、前後桁49にはピニオン55が歯合するラック5
6が取付けられて前後移動フレーム47の走行駆動機構
を構成している。
【0021】上記前後移動フレーム47には、図13〜
図15に示すように、左右枠部52に沿って左右方向1
4へ走行可能な平面視ほぼI字状をした横行フレーム6
1が取付けられている。一方の左右枠部52の上部には
LMガイド62が取付けられ、横行フレーム61には他
方の左右枠部52の上部に沿って転動するローラ63が
取付けられている。また、横行フレーム61はモータ6
4などの走行駆動装置を備えている。モータ64の出力
軸にはスプロケット65が取付けられ、このスプロケッ
ト65から、ローラーチェーン66、スプロケット6
7、駆動軸68を介してピニオン69へ駆動力を伝達す
る駆動力伝達機構33が設けられている。そして、左右
枠部52の上側部にはピニオン69が歯合するラック7
0が取付けられ横行フレーム61の走行駆動機構を構成
している。
【0022】横行フレーム61には、上下方向へ延びる
エアシリンダ71などの昇降用アクチュエータおよびガ
イド73を介して昇降可能なほぼ矩形枠状の昇降フレー
ム72が設けられている。
【0023】図16〜図18に示すように、昇降フレー
ム72の左右方向14へ延びる辺の下部には、それぞれ
支持フレーム75,76が平行に配設され、少なくとも
一方の支持フレーム75は、エアシリンダ77などの桟
材長さ調整用アクチュエータおよびガイド78を介して
前後方向13へ移動可能とされている。
【0024】各支持フレーム75,76には、複数一対
(11対)のクランプ装置85〜87がそれぞれ前後方
向13に対向するように設けられている。このうち、一
端側の1基のクランプ装置87は各支持フレーム75,
76に対して移動不能に固定されており、残る10基の
クランプ装置85,86はエアシリンダ81などの拡幅
装置およびガイド82を介して左右方向14へ移動可能
に取付けられている。即ち、図19および図21〜図2
4に示すように、クランプ装置85,86はガイド82
により移動する支持プレート88にてそれぞれ支持され
ており、この支持プレート88は所要長さの連結バー8
9を介して相互に連結されている。連結バー89の両端
にはフランジ状のストッパ90が形成されており、これ
を支持プレート88に固定されたリングガイド91でガ
イドおよび係止するようになっている。連結バー89の
中間部にはクランプ装置85どうしの衝突防止用のスト
ッパとなるセパレートカラー92が嵌着されている。
【0025】各クランプ装置85〜87は、先端のとが
った複数本(例えば10本)のクランプ用ピン95など
のクランプ具をエアシリンダ96などのクランプ用アク
チュエータを介して前後方向13へ突出収納自在に備え
ている。クランプ用ピン95はピン取付プレート96に
取付けられ、ピン取付プレート96はガイドプレート9
9、ガイドバー97、ピンガイド98によってガイドさ
れ、ピンガイド98に形成された孔から突出収納される
ようになっている。
【0026】各エアシリンダ96は、支持プレート88
に軸受部100を用いて軸心を中心に回動自在に支承さ
れており、回転装置101,102によって回転可能に
支持されている。このうち、クランプ装置85の回転装
置101は、図18〜図20に示すように、各エアシリ
ンダ96の偏心位置に取付けられたカムフォロワ105
と、各カムフォロワ105を同時に案内する水平なガイ
ドバー106と、このガイドバー106の両端部を昇降
するシリンダ107などの回転用アクチュエータおよび
スライドブッシュ108などの昇降機構とで構成されて
いる。また、クランプ装置86,87の回転装置102
は、図18および図21〜図24に示すように、エアシ
リンダ96の偏心位置と各支持フレーム75,76との
間に介装されたエアシリンダ109などの回転用アクチ
ュエータで構成されている。
【0027】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0028】枠組1を製造する場合、先ず、ストックヤ
ード12に桟材2のロット7をセットする。即ち、ワー
ク搬送コンベヤ15のワーク投入口28から各種桟材2
のロット7を順次供給しつつ、ワーク搬送コンベヤ15
を駆動して、各リフター17上に、各種桟材2のロット
7を位置させる。例えば、図4の場合、各リフター17
上には、二階用普通ランバー4b、一階用普通ランバー
4a、一階用LSL材ランバー5a、二階用LSL材ラ
ンバー5b、一階用柱6a、二階用柱6bの順にロット
7が配置されている。
【0029】次に、リフター17上のロット7のうちの
枠組1の製造に必要なものをワーク受台16の一対のガ
イド桁材32上に載置する。例えば、図4の場合、ガイ
ド桁材32上には、二階用普通ランバー4b、二階用L
SL材ランバー5b、二階用柱6bのロット7が載置さ
れている。ガイド桁材32上にロット7を載置する際に
は、ガイド桁材32を開き、所要のリフター17を上昇
させた後、ガイド桁材32を閉じるようにする。なお、
ガイド桁材32上のロット7を入替える際には、ガイド
桁材32上のロット7に対応するリフター17が上昇し
た状態でガイド桁材32を開き、当リフター17を下降
させた後、残るリフター17のうちの所要のものを上昇
させ、ガイド桁材32を閉じるようにする。また、なく
なったロット7を補充する際には、残っている全てのロ
ット7をガイド桁材32上へ退避させた状態にして、ワ
ーク搬送コンベヤ15により、補充するロット7を対応
するリフター17まで搬送するようにする。
【0030】そして、桟材投入装置45を用いて、ガイ
ド桁材32上の指定したロット7から桟材2を所要本数
ピッキングし、枠組定盤11へ投入およびセットする。
【0031】即ち、桟材投入装置45の固定フレーム4
6に対し前後移動フレーム47をワーク受台16の上方
に位置させ、前後移動フレーム47に対し横行フレーム
61をピッキングしようとするロット7の上方に位置さ
せる。この状態で、エアシリンダ71などのアクチュエ
ータを伸長動させガイド73を介して昇降フレーム72
をロット7の最上段の位置まで下降させる。
【0032】そして、以下のようにしてロット7から桟
材2をピッキングする。まず、桟材2の長さに合わせ
て、昇降フレーム72に設けられた支持フレーム75,
76の間隔を調整する。この調整は、エアシリンダ77
などのアクチュエータおよびガイド78を介して支持フ
レーム75前後方向13へ移動させることによって行
う。次に、クランプ用のエアシリンダ96などのアクチ
ュエータのうちの所要のものを伸長動させて先端のとが
った複数本のクランプ用ピン95をピンガイド98に形
成された孔から突出させ、桟材2両端の木口をクランプ
する。この際、クランプ具として先端のとがった複数本
のクランプ用ピン95を用いたので、弱い挟み力で確実
に桟材2を保持することができる。なお、同時に複数種
類の桟材2をピッキングする場合には、桟材2をクラン
プ後、昇降フレーム72を上昇させ、横行フレーム61
を異なるロット7上に移動し、昇降フレーム72を下降
させた後、上記と同様の作業を行う。
【0033】ピッキングが終了したら、昇降フレーム7
2を上昇させ、前後移動フレーム47を固定フレーム4
6に沿って枠組定盤11上へ移動させる。また、エアシ
リンダ81などのアクチュエータを伸長動し、ガイド8
2を介してクランプ装置85,86を左右方向14へ連
結バー89の長さ一杯の間隔まで拡幅させる。そして、
回転装置101,102を用いて普通ランバー4とLS
L材ランバー5とを図25(a)の状態から図25
(b)の状態に90度回転させて枠組定盤11にセット
するのに適した向きにさせる。この際、クランプ用のエ
アシリンダ96の軸心を中心として桟材2を回転させる
ようにしているので、反りのある普通ランバー4とLS
L材ランバー5などの桟材2でも水平方向等ピッチに拡
幅することができる。なお、柱6は、ロット7積みの向
きと枠組定盤11にセットする向きとが同じなので回転
させる必要はない。そのために、柱6は、独立した回転
装置102を有するクランプ装置86,87でクランプ
させるようにする。
【0034】その後、昇降フレーム72による昇降と、
横行フレーム61による左右方向14への移動を利用し
て桟材2を枠組定盤11へ投入およびセットして行く。
【0035】以後上記を繰返すことにより、桟材2のピ
ッキングや、桟材2の枠組定盤11への投入およびセッ
トを自動的に行わせることができる。よって、作業員の
手作業による桟材2のピッキングや枠組定盤11への投
入、セットをなくすことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、桟材投入装置によりワーク受台上のロット
から枠組定盤へ桟材を自動的に投入することができる。
複数対のクランプ装置により、設定した必要本数だけ桟
材をピッキングすることができる。拡幅装置により、ク
ランプ装置にクランプされた桟材を所要のピッチに拡幅
することができる。よって、作業員の手作業による桟材
のピッキングや枠組定盤への投入、セットをなくすこと
ができる。
【0037】請求項2の発明によれば、先端のとがった
複数本のクランプ用ピンで桟材両端の木口をクランプす
るので、弱い挟み力で確実に桟材を保持することができ
る。クランプ用のエアシリンダの軸心を中心として桟材
を回転させることにより、反りのある桟材でも反りの影
響を除去して指定した位置にセットすることが可能とな
る、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の実施の形態の装置によ
って組立てられる枠組の平面図である。
【図2】(a)(b)は枠組に用いられる桟材のロット
の端面図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる部材自動供給装置
の平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】図3のワーク搬送コンベヤにかかり、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【図7】図3のワーク受台の平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】図3の桟材投入装置の平面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】図10の側面図である。
【図13】図3の横行フレームの平面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】図13の正面図である。
【図16】図14の昇降フレームの平面図である。
【図17】図16の側面図である。
【図18】図16の正面図である。
【図19】図18のクランプ装置の側面図である。
【図20】図19の背面図である。
【図21】図18の別のクランプ装置の側面図である。
【図22】図21の正面図である。
【図23】図21の背面図である。
【図24】図21の平面図である。
【図25】回転装置による桟材の回転作動図である。
【符号の説明】
2 桟材 7 ロット 11 枠組定盤 16 ワーク受台 15 ワーク搬送コンベヤ 45 桟材投入装置 47 前後移動フレーム 61 横行フレーム 72 昇降フレーム 81 エアシリンダ(拡幅装置) 85 クランプ装置 86 クランプ装置 87 クランプ装置 95 クランプ用ピン 96 エアシリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種桟材のロットを載置するワーク受台
    と、該ワーク受台へ前記ロットを供給するワーク搬送コ
    ンベヤと、ワーク受台から枠組定盤へ桟材を投入する桟
    材投入装置とを備え、 該桟材投入装置が、ワーク受台と枠組定盤との間を往復
    移動する前後移動フレームと、ワーク受台上の各ロット
    間を移動する横行フレームと、昇降可能な昇降フレーム
    と、指定したロットから桟材をピッキングする複数対の
    クランプ装置と、複数対のクランプ装置を所要ピッチに
    拡幅する拡幅装置とを備えたことを特徴とする部材自動
    供給装置。
  2. 【請求項2】前記各クランプ装置が先端のとがった複数
    本のクランプ用ピンと、対向配置された該クランプ用ピ
    ンを近接離反動可能なクランプ用のエアシリンダとを備
    えると共に、前記クランプ用ピンを前記エアシリンダの
    軸心を中心に回動可能としたことを特徴とする請求項1
    記載の部材自動供給装置。
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