JPH0317762Y2 - - Google Patents

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JPH0317762Y2
JPH0317762Y2 JP1985176204U JP17620485U JPH0317762Y2 JP H0317762 Y2 JPH0317762 Y2 JP H0317762Y2 JP 1985176204 U JP1985176204 U JP 1985176204U JP 17620485 U JP17620485 U JP 17620485U JP H0317762 Y2 JPH0317762 Y2 JP H0317762Y2
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JP
Japan
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hook
hole
opening
wide space
lid
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JP1985176204U
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JPS6286107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は化粧料を収納し得るコンパクト容器に
係り、特に蓋の開閉を容易にしたコンパクト容器
に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種のコンパクト容器は例えば実開昭
54−4200号公報、同55−5896号公報に示す如く、
容器の身、蓋或いはその一方の開口部に係合片を
突設すると共に、これ等の係合片或いは開口部の
壁面にフツクを設け、これ等の一対のフツクを相
互に噛合せしめることによつて開口部を閉鎖して
いた。
然るにこの種の構造のものは開口部に突出部を
設けるか或いは指掛け凹所を穿設しなければなら
ないので、外観上体裁が悪く、かつ蓋を開く際の
操作性が悪い問題があつた。
一方で本件出願人が開発した実公昭56−25616
号公報或いは実開昭55−153007号公報に示す如
く、容器の開口部にスライド部材或いは押上部材
を摺動自在に収納し、これ等のスライド部材或い
は押上部材を摺動させることによつて、身と蓋と
のフツク係合を開放するようにした技術である。
〈考案が解決しようとする課題〉 然るに後者のスライド部材或いは押上部材を摺
動させることによつて、身と蓋とのフツク係合を
開放するようにした技術に於いては、スライド部
材或いは押上部材を開口部の所定位置に摺動自在
に収納しなければならないので、これ等の部材と
摺動させる為のスペースとの精度又はフツクの噛
合強度の調整或いは部材に設けるテーパーの角
度、精度等が要求され、少しでも精度或いは調整
が悪い場合には部材の摺動がスムーズでなく故障
の原因となる問題があつた。
本考案に係るコンパクト容器は従来のこれ等の
問題に鑑み開発された全く新規な技術に関するも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るコンパクト容器は前述の従来の問
題点を根本的に改善した全く新規な技術であつ
て、その要旨は開口部の上下に貫通した穴を有す
る身と、該穴に挿入し得る所定の長さを持つたフ
ツク脚を開口部側面に垂設した蓋と、上面に突条
を起立突設すると共に先端にたわみ性を有する薄
板を設けた押圧板との組み合わせよりなるコンパ
クト容器に於いて、前記身の開口部下面には前記
穴に連通する広巾空間が設けられ、該広巾空間の
壁面には前記薄板を挿入係止し得る溝が穿設さ
れ、該穴の内壁面にはフツクが突設され、前記フ
ツク脚の側面にもフツクが突設され、更に前記突
条が該フツク脚を押し上げ得る如く押圧板を広巾
空間内に揺動自在に取り付けて構成したものであ
る。
〈作用〉 本考案に係る容器は上述の如く、身の開口部の
上下に貫通した穴を穿設すると共にこの穴の下部
に該穴と連通した広巾空間を形成し、蓋の開口部
に前記穴に挿入し得るフツク脚を垂設し、一方前
記フツク脚を押し上げることが可能な押圧板を前
記広巾空間の下部に指で揺動させることが出来る
ように取り付けたので、この押圧板を指で揺動さ
せることによつて、その押圧板の上面の突条によ
つて蓋のフツク脚を押し上げ、このフツク脚と身
の穴のフツクとの噛合を開放し、これによつて蓋
を開くことが出来る。
〈実施例〉 図により本考案に係る容器の一実施例を具体的
に説明すると、第1図乃至第4図に於いて、1は
本願に係るコンパクト容器であつて、身2及び蓋
3とを夫々蝶番部4で蝶着することによつて構成
されている。身2の開口部には上下に貫通した穴
5が穿設されると共にこの穴5の内壁面にはフツ
ク6が突設され、かつ穴5の下部の周りには広巾
空間7が設けられ、更にこの広巾空間7の内側壁
には化粧品収納凹所8に連通する水平溝9が穿設
されている。
次に蓋3の開口部には側面にフツク10を有す
る前記穴5に挿入し得る所定の長さを持つたフツ
ク脚11が垂設されている。12は前記空間7に
ほぼ水平に収納し得る押圧板であつて、その上面
には前記フツク脚11の下端を押圧し得る突条1
3が起立突設され、更にその押圧板12の先端に
は前記水平溝9に挿通し得るたわみ性を持つた薄
板14が連設され、かつ薄板14の先端には水平
溝9の一部に係合し得るリブ15が設けられて構
成されている。
本考案に係る押圧板12を身2の広巾空間7に
取り付けるに当たつては特に第2図に示す如く、
押圧板12の薄板14を水平溝9内に強制的に嵌
入し、そのリブ15を水平溝9に係合することに
よつて、押圧板12を広巾空間7内で自在に揺動
し得る如く取り付けることが出来る。
本願の容器の使用に当たつては押圧板12を広
巾空間7内で指先により押し上げることによつ
て、その突条13でフツク脚11を押し上げ、フ
ツク6,10の噛合を開放し、これによつて蓋3
を開けることが出来る。
〈考案の効果〉 本考案に係る容器は上述の如き構造と作用とを
有するので、押圧板を指先で押し上げて揺動させ
ることによつて、蓋のフツク脚を穴のフツクから
開放し、蓋を簡単かつスムーズに開けることが出
来る。又押圧板によつて穴及び穴の下部に設けら
れた広巾空間をほぼ全面的に閉鎖し、穴及び広巾
空間が外部に露出することを防止することが出来
る。更に容器の開口部の表面には従来の容器のよ
うに突出部や凹所等がないので、外観が美しく体
裁が良い等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視説明図、第2図乃至第4図
は断面使用説明図である。 2は身、3は蓋、5は穴、6,10はフツク、
7は広巾空間、9は水平溝、11はフツク脚、1
2は押圧板、13は突条、14は薄板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部の上下に貫通した穴を有する身と、該穴
    に挿入し得る所定の長さを持つたフツク脚を開口
    部側面に垂設した蓋と、上面に突条を起立突設す
    ると共に先端にたわみ性を有する薄板を設けた押
    圧板との組み合わせよりなるコンパクト容器に於
    いて、前記身の開口部下面には前記穴に連通する
    広巾空間が設けられ、該広巾空間の壁面には前記
    薄板を挿入係止し得る溝が穿設され、該穴の内壁
    面にはフツクが突設され、前記フツク脚の側面に
    もフツクが突設され、更に前記突条が該フツク脚
    を押し上げ得る如く押圧板を広巾空間内に揺動自
    在に取り付けて構成したことを特徴としたコンパ
    クト容器。
JP1985176204U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0317762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985176204U JPH0317762Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176204U JPH0317762Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6286107U JPS6286107U (ja) 1987-06-02
JPH0317762Y2 true JPH0317762Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=31116225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985176204U Expired JPH0317762Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP (1) JPH0317762Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717855Y2 (ja) * 1979-04-20 1982-04-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6286107U (ja) 1987-06-02

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