JPH0317634Y2 - - Google Patents

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JPH0317634Y2
JPH0317634Y2 JP1982091272U JP9127282U JPH0317634Y2 JP H0317634 Y2 JPH0317634 Y2 JP H0317634Y2 JP 1982091272 U JP1982091272 U JP 1982091272U JP 9127282 U JP9127282 U JP 9127282U JP H0317634 Y2 JPH0317634 Y2 JP H0317634Y2
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cross
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exhaust port
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JP1982091272U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、扱室の下方から後方側の選別排塵室
に延設する揺動選別体の始端側の下方に圧風唐箕
を、終端側の上側と下側に吸引排塵用の横断流フ
アンと2番物樋をそれぞれ配設して構成する脱穀
機における圧風唐箕と横断流フアンの選別風力調
節装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来脱穀機において、圧風唐箕と揺動選別体の
終端側に設ける横断流フアンの風力を調節するも
のとしては、実公昭40−15174号公報(前者)ま
たは実開昭57−47157号公報(後者)などに記載
されるような構成のものがある。
しかしこの前者のものの構成は、圧風唐箕の風
力調節と排塵室に連通する扱室の排稈側に開口す
る送塵口の広狭調節とを連動させる技術構成のも
のであり、また後者のものは、横断流フアンの下
側でその吸引側と排出側を区画する仕切板の吸引
側を進退可能にして横断流フアンの吸引力と吸引
方向を調節するように構成しているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 従来のものは、上記のような技術構成を具有す
るものであるが、本考案は扱卸物の乾湿状態或は
その量の多少に応じて圧風唐箕と横断流フアンの
風力を同時に連動調節してその共働により選別を
良好にするもので、その場合に、特に横断流フア
ンの吸引風力を弱に調節したとき、圧風唐箕の影
響を受けることなく、その吸引風力調節を確実に
行わせることのできるものを簡潔な構造のもので
提供するを目的として考案に至つたものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本考案は、前記の目的を達成させるた
めに、扱室の下方から後方側の選別排塵室に延設
する揺動選別体の始端側の下方に圧風唐箕を、終
端側の上側と下側に吸引排塵用の横断流フアンと
2番物樋をそれぞれ配設して構成する脱穀機にお
いて、次に記載するように構成するものである。
すなわち、前記横断流フアンの排出側の3番口
を下向きに開口するとともに、この3番口の前側
で前記2番物樋との間に排塵口を開口し、この排
塵口と3番口の間に上端部を軸にして前後に回動
し3番口と排塵口を広狭調節する調節板を設け、
この調節板と前記圧風唐箕の風力を調節する風力
調節板とを連動連繋して同時に圧風唐箕と横断流
フアンの風力を強弱調節する構成にしたのであ
る。
(ホ) 作用 このように構成すると、扱室から落下する扱卸
物は揺動選別体に受止められ、その揺動作用と圧
風唐箕より吹流する選別風と横断流フアンの吸引
風によつて選別処理される。
その場合、扱卸物が乾燥不充分の状態のとき或
は多量であると、調節板を前側に回動して3番口
を広くするとともに排塵口を狭くすれば横断流フ
アンの吸引風力は強くなり、これと同時に圧風唐
箕から吹流する選別風は強い調節され、この強に
調節された選別風は排塵口から機外に逃出せず横
断流フアンに吸引されるようになつて扱卸物を共
働して風選処理し、また扱卸物が乾燥状態或は少
量のときは、調節板を後側に回動して3番口を狭
くすると排塵口は広く開口して横断流フアンの吸
引風力は弱くなり、これとともに圧風唐箕から吹
流する選別風も弱に調節されながら排塵口からは
機外に逃出するようになつて、横断流フアンの吸
引風力は圧風唐箕の選別風の影響を受けることな
く弱に調節されるのである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案を実施例図によつて説明する。
第1図はコンバインに搭載する脱穀機の側断面
を示し、扱歯付き扱胴8を内装する扱室1の下部
両側には供給口9および排藁口10を形成し、扱
室1の下部に張設したクリンプ網11の終端側に
は下向きの送塵口12を開口し、扱室1の後方側
には選別排塵室13を形成して、扱室1の下方か
ら選別排塵室13にかけて、始端側にフイードパ
ン14を、中間部の上下にチヤフシーブ15とグ
レンシーブ16を、終端側に篩線17をそれぞれ
装備する揺動選別体Aを延設してある。
また、この揺動選別体Aの始端側の下側には圧
風唐箕2を設け、前記グレンシーブ16の下方に
横設する1番物樋18には1番コンベア19を軸
装し、前記選別排塵室13内で揺動選別体A終端
側の下側に横設する2番物樋20には2番コンベ
ア21を軸装し、揺動選別体Aの終端側の上側に
形成したフアンケース4内には吸引側の前部が前
記篩線17の後側上部にのぞむようにした吸引排
塵用の横断流フアン3を軸架し、そのフアンケー
ス4の後側の排塵側には下向きの3番口5を開口
し、この3番口5の前側には前記2番物樋20の
上端との間に排塵口22を開口し構成してある。
前記圧風唐箕2の側部には円状の吸風口23を
形成し、この吸風口23には一端側を軸支して回
動自在の風力調節板7を合せて吸風口23の開口
面積を調整しながら風力調節ができるように装設
し、その軸支24部分の近傍に形成した長孔25
には固定用のボルト26を挿着して風力調節板7
の回動をボルト26により固定可能にし、その軸
支24部分の近傍における風力調節板7の端部に
はワイヤー受け27から延出するワイヤー28の
端部を連繋して構成する。
そして、前記3番口5と排塵口22の間には調
節板6の上端部に固定した軸29を回動自在に架
設してこの調節板6を設け、軸29を中心に前後
に回動させて3番口5の開口面積を広くするとき
は排塵口22を狭く、3番口5を狭くすると排塵
口22が広くなるように広狭いして横断流フアン
3の吸引風力を調節可能に構成し、前記軸29の
外端に固定したアーム30の先端にはその近傍の
ワイヤー受け31より延出する前記ワイヤー28
の端部を連繋するとともに、ワイヤー受け31側
とアーム30側との間のワイヤー28部分には圧
縮スプリング32を介装し、前記風力調節板7を
「開」の方向に回動させると、ワイヤー28によ
り連動して調節板6は軸29を中心にして前側に
回動し3番口5を広くし排塵口22を狭くする。
また、風力調節板7を「閉」の方向に回動させる
と調節板6は後側に回動して3番口5を狭くし排
塵口22を広くするように構成している。
なお、この風力調節板7と調節板6の連動によ
る圧風唐箕2と横断流フアン3の風力調節は1本
の操作レバーにより行わせるようにしている。
これによつて、脱穀作業時には扱室1より落下
する扱卸物をチヤフシーブ15により選別し、こ
のチヤフシーブ15より落下する穀粒等をグレン
シーブ16により選別するとともに、圧風唐箕2
より矢印イで示すように吹流する選別風によつて
風選し、精粒は1番物樋18に落入して搬出され
るようになり、チヤフシーブ15上より篩線17
上に送出される藁屑等のうち2番物は下側の2番
物樋20に落入し、篩線17上に残る藁屑は横断
流フアン3側に矢印ロで示すように吸引されて3
番口5より機外に排出されるのである。
その場合、扱卸物の乾湿状態或はその量の多少
に応じて、第2図および第3図に示すように、ボ
ルト26を弛め風力調節板7を回動させて吸風口
23の開口面積を調節すると、ワイヤー28を弛
めたり引いたりして調節板6を回動させて3番口
5の開口面積を広狭にし、圧風唐箕2の風力と横
断流フアン3の吸引風力を同時に強弱調節するの
である。
すなわち、扱卸物が乾燥不充分の状態のとき或
は多量であると、調節板6を前側に回動して3番
口5を広くするとともに排塵口22を狭くすれば
横断流フアン3の吸引風力は強くなり、これと同
時に圧風唐箕2から吹流する選別風は強い調節さ
れ、この強い調節された選別風は排塵口22から
機外に逃出せず横断流フアン3に吸引されるよう
になつて扱卸物を共働して風選処理し、また扱卸
物が乾燥状態或は少量のときは、調節板6を後側
に回動して3番口5を狭くすると排塵口22は広
く開口して横断流フアン3の吸引風力は弱くな
り、これとともに圧風唐箕2から吹流する選別風
も弱に調節されながら排塵口22からは機外に逃
出するようになつて、横断流フアン3の吸引風力
は圧風唐箕2の選別風の影響を受けることなく弱
に調節されるようになる。
(ト) 考案の効果 本考案は、以上説明したように、扱室の下方か
ら後方側の選別排塵室に延設する揺動選別体の始
端側の下方に圧風唐箕を、終端側の上側と下側に
吸引排塵用の横断流フアンと2番物樋をそれぞれ
配設して構成する脱穀機において、前記横断流フ
アンの排出側の3番口を下向きに開口するととも
に、この3番口の前側で前記2番物樋との間に排
塵口を開口し、この排塵口と3番口の間に上端部
を軸にして前後に回動し3番口と排塵口を広狭調
節する調節板を設け、この調節板と前記圧風唐箕
の風力を調節する風力調節板とを連動連繋して同
時に圧風唐箕と横断流フアンの風力を強弱調節す
る構成にしたものであるから、扱卸物が乾燥不充
分の状態のとき或は多量であると、調節板を前側
に回動して3番口を広くするとともに排塵口を狭
くすれば横断流フアンの吸引風力は強くなり、こ
れと同時に圧風唐箕から吹流する選別風は強に調
節され、この強に調節された選別風は排塵口から
機外に逃出せず横断流フアンに吸引されるように
なつて扱卸物を共働して風選処理し、また扱卸物
が乾燥状態或は少量のときは、調節板を後側に回
動して3番口を狭くすると排塵口は広く開口して
横断流フアンの吸引風力は弱くなり、これととも
に圧風唐箕から吹流する選別風も弱に調節されな
がら排塵口からは機外に逃出するようになつて、
横断流フアンの吸引風力は圧風唐箕の選別風の影
響を受けることなく確実に弱に調節されるように
なるので選別を良好にし、かつこれを簡潔な構造
のもで提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施態様を例示せるものにし
て、その、第1図は脱穀機の側断面図、第2図は
要部の外側面図、第3図は第2図の作動説明図、
第4図は要部の一部の側断面図である。 1……扱室、13……選別排塵室、A……揺動
選別体、2……圧風唐箕、3……横断流フアン、
20……2番物樋、5……3番口、22……排塵
口、6……調節板、7……風力調節板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室1の下方から後方側の選別排塵室13に延
    設する揺動選別体Aの始端側の下方に圧風唐箕2
    を、終端側の上側と下側に吸引排塵用の横断流フ
    アン3と2番物樋20をそれぞれ配設して構成す
    る脱穀機において、前記横断流フアン3の排出側
    の3番口5を下向きに開口するとともに、この3
    番口5の前側で前記2番物樋20との間に排塵口
    22を開口し、この排塵口22と3番口5の間に
    上端部を軸にして前後に回動し3番口5と排塵口
    22を広狭調節する調節板6を設け、この調節板
    6と前記圧風唐箕2の風力を調節する風力調節板
    7とを連動連繋して同時に圧風唐箕2と横断流フ
    アン3の風力を強弱調節する構成にしたことを特
    徴とする脱穀機における選別風力調節装置。
JP9127282U 1982-06-17 1982-06-17 脱穀機における選別風力調節装置 Granted JPS58192551U (ja)

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JPS58192551U JPS58192551U (ja) 1983-12-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747157B2 (ja) * 1977-12-23 1982-10-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121969Y2 (ja) * 1980-08-29 1986-07-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5747157B2 (ja) * 1977-12-23 1982-10-07

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