JPH03176290A - 自転車ギア操作用ねじりグリップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 自転車ハンドルバーに回転可能に取付けて、自転車のチ
ェーンと並行して配列した一組のスプロケットとの選択
的な係合を制御する自転車のディレーラへ可撓性ケーブ
ル伝導部により接続したハンド・グリップと、該ハンド
・グリップと協働して、チェーンと種々のスプロケット
との係合に対応する種々の−にハンド・グリップをスナ
ップ位置決めするインデックス手段を備え、上記ディレ
ーラはチェーンが上記一組のスプロケットの第１の端部
のスプロケットと係合するのと対応する端部ヘディレー
ラを付勢する第１弾性手段を備える自転車のギア操作用
ねじりグリップ装置に関するしのである。

従来の技術 以下の説明において、「ディレーラ」という用語は、等
しくリア・ディレーラ及びフロント・ディレーラ−を示
し、この発明はフロント・ディレーラを制御する場合に
も、リア・ディレーラを制御場合にも両方について適用
可能である。

同様の理由より、「スプロケット」という用語は、白！
＝市ｌハ１１７．−１−ノー＋１６．バイン−血ｌ→Ｉ
↓＋−ｔｒｔ人／Ｎア・ディレーラの場合）及びボトム
・ブラケットに取付けたチェーン・ホイールに（フロン
ト・ディレーラの場合）取付けた場合の両方を示してい
る。

上記したタイプの装置はフランス特許Ｎｏ。

２．５７５．４３４に開示され、かつ、説明されている
。

このタイプの装置は、マウンテン・バイン（このマウン
テン・バインなる語は英語の専門用語である）や、荒地
に向いたその他のいかなる種類の自転車にも役立つ。実
際、ハンド・グリップによりギアを制御すれは、サイク
リストは常時自転車の最適な制御を維持することができ
る。前に引用したフランス特許での解法は、種々のギア
比に対応してハンド・グリップをスナップ位置決めのた
めのハンド・グリップと協働する手段を１１１用してい
る。インデックス手段を使用すると、一方ではギアの操
作を容易となり、他方ではあらかじめ定められた最小の
力をギア比を変更するためにハンド・グリップに適用す
る必要がある。それにも拘わらず、特に、荒地を走行し
バランスを維持するたｒｒ、−７＼　１ｉ　　Ｖ　ＩＬ
Ｊ＜　　　ＩＴＩ　７、・ｙ　　Ｖ　　＋　　ｒｒ　目
　、、、４　Ｉ−ｋ　　ス　Ｎｔｒｚ力を及ぼした場合
にサイクリストが不注意にギアを操作してしまうかもし
れない危険性か依然として存在する。この問題を解決す
るために、上記フランス特許Ｎｏ、　２，５７５，４３
４は所望の位置にハンドルをロックするための装置を備
えている。このロック装置は明らかに誤ってギアを操作
する危険を除去する一方、サイクリストは該ロック装置
を解除、それぞれの切換操作の後にロック装置をらとに
戻す必要がある。

発明か解決しようとする課題 本発明は、誤ってギアを操作する危険性を減少すること
と、サイクリストがギアを温速かっ容易に操作すること
を保証する必要性との間で優れた調和を達成する自転車
のギア操作用のねじリグリップを提供することを目的と
している。

課題を解決するための　段 本発明によれは、上記の目的は、上記したタイプのねじ
りグリップ操作装置、即ち、第２弾性手段がハンド・グ
リップと協働し、該第２弾性手段は、第１及び第２弾性
手段の合成した効果がチェーンを上記一組のスプロケッ
トの二つの端部のスプロケットの中間の位置へ付勢する
ように、上記自転車のディレーラの第１弾性手段が付勢
する方向と反対の方向にハンド・グリップを付勢してい
ることを特徴とする自転車ギア操作用グリップ装置によ
り達成することができる。

公知の技術では、リア・ディレーラの場合、第１弾性手
段は、チェーンを最ら高いギア比に対応する最小径のス
プロケットの方へ付勢するディレーラと臨動する。ディ
レーラがチェーンを最大（％のスプロケットに係合させ
る時、ディレーラの第１弾性手段の負荷は最大に違する
。誤ってギアを変更してしまう危険性はこの状態で最大
となる。

チェーンが最小径のスプロケットに位置するときは、し
かしながら、ディレーラと協働する第１弾性手段の負荷
もほとんど０となるため、上記した危険性は最も少なく
なる。本発明に係る装置では、ハンド・グリップか備え
る第２弾性手段は、チェーンが二つの端部のスプロケッ
トの中間にあるときにハンド・グリップが備える第２弾
性手段とディレーラと協働する第１弾性手段が平衡状態
となるように、上記ディレーラと協働する第１弾性手段
と反対の作動をする。チェーンが上記平衡位置から二つ
の端部のスプロケットのいずれかの方へ移動すると、第
１及び第２弾性手段の影響の効果はハンド・グリップに
作用する負荷は増大するが、もしチェーンが最大径のス
プロケットにあるとした場合の通常のギア・シフトにお
ける値まで達することはない。言い換えれは、ディレー
ラの第１弾性手段の効果と対抗、するねじりグリップと
協働する第２弾性手段を使用することにより、ハンド・
グリップに作用する上記第１及び第２弾性手段により働
く合成した付勢効果は、いかなる状態においてら、通常
の制御においてチェーンが最大径のスプロケットに有る
ときに生じる付勢効果よりもかなり少ない程度となる。

従って、偶浩の、誤ったギアの変更のリスクは実質的に
除去され、一方、チェーンを第１及び第２弾性手段の中
間平衡位置へ付勢する力は非常に小さく、一方、インデ
ックス手段は、ハンド・グリップに対してあらかじめ定
めた最小値より大きい力を加えなければギアを操作でき
ないようになる。

本発明の他の実施例によれは、ハンド・グリップを操作
するのに必要な力を調節することができるように、二つ
の連続する位置の間をスナップ回転するのに必要なトル
クを変化させるための、インデックス手段と協働する調
整要素を備えている。

従ってユーザーは、自分自身の好みや地形（多かれ少な
かれ荒れているカリに応じて、ハンド・グリップを操作
し、該ハンド・グリップを予め定めた位置に保持しよう
とす石インデックス手段の弾性力に打ち勝つのに必要な
平均のトルクを変更することができる。

好適には、調整要素は、ハンド・グリップに保持される
と共にハンドルバーに取り外し可能に取付けらけれた歯
付リングの歯の間のスナップ係合り空間に適合する、対
応する係合要素の４弔ｒｌ負荷を変更するために、対応
するハンドルグリップのねじ孔のに収納されるねじ調整
要素を備えている。

当然、例えは、予負荷を予め定めた最小トルクよりも大
きい操作トルクを備えるように調整することができる弾
性手段により作用される予備の係合要素と同様に、調整
不可能な上記予め定めた最小トルクに耐えろビンばねの
形態の弾性係合要素を使用することができる。

本発明の特徴及び利点は下記の図面を参照とする実施例
によりさらに明らかになるが、本発明に何等限定を加え
るものではない。

夫髪剋 次に図面に示す実施例に基づき本発明について詳細に説
明する。

第１図及び第２図は、自転車用ハンドルパー１を示しく
ハンドルバー１の右側端部のみを図示する）、該ハンド
ルパーＩには、ハンド・グリップ２を回動自在に係合し
て自転車のギヤ（図示せず）を操作する構成となってい
る。以下に詳達する回動自在のハンド・グリップ２は、
可撓性ケーブル伝導部３（第１図、第２図には、そのシ
ース部４のみを示す）により自転車のリア・ディレーラ
（公知のどの様な型式のものでもよい）に連結される。

勿論、本発明は、自転車のフロント・ディレーラにも適
用可能である。従って、本発明に係るねじりグリップ装
置では、ハンドルバーの両端に配設し、リア・ディレー
ラとフロント・ディレーラの両方を操作する為に２つの
ねじりグリップを設けることができろ。上記の様に、自
転車のリア・デ、ｆレーラは、公知の方法で製作可能で
あり、本発明ノ範囲内に入らないので、特に図示しない
。又、リア・ディレーラは、公知の技術により自転１１
Ｔ、のチェーンが、自転車の後部ホイールハブと連動す
る１組のスプロケットと選択的に係合するのを制御する
。更に、公知の技術により、ばねがディレーラと連動し
て、チェーンを、最大のギヤ比に対応する最小径のスプ
ロケットと係合する位置に付勢する。以下に更に詳細に
示す様に、回動自在のハンド・グリップ２は、第１図の
矢印Ａ方向に回転されると、可撓性ケーブル伝導部３の
ケーブルを引張り、チェーンを大径スプロケットの方向
に移動させるように構成している。しかし、ハンド・グ
リップ２が第２図の矢印Ｂ方向に回転される場合には、
チェーンは大きいギア比に対応する小径スプロケットの
方に移動される。更に、別の望ましい特徴として、本発
明の装置は、ハンド・グリップ２の内端に対応してハン
ドルバーに固着したスリーブ６内に形成した窓５を備え
ている。後述する様に、上記窓５はハンド・グリップ２
自体の一端において、係合ギヤ比を指示する為の番号の
表示を可能にする。第１図及び第２図に示す実施例では
、窓５内に表示された番号より分かる槌に、番号は、そ
れぞれ、第１と第６のギヤ比に関するものである。当然
、通常のブレーキ操作レバー７がハンド・グリップ２に
隣接して設けられ、該ブレーキ操作レバー７は、ブレー
キを操作する為の可撓性ケーブル伝導部８を有する。更
に、公知の方法で、ハンド・グリップ２の本体を、グリ
ップ形状のシース（図示せず）で覆ってもよい。

第４図及び第７図に示す様に、ハンド・グリップ２は、
一端にハブ２ａを設け、他端にカラー部２ｂを有するプ
ラスチックからなる筒状の本体よりなる。ハンド・グリ
ップ２の本体の円筒状の空所（２ｃで示す）には、すき
まを介してハンドルバーＩの円筒状の端部１ａを収容す
る。ハンド・グリップ２の本体は、上記ハブ２ａ、をハ
ンドルバー！内に固定されハンドルバー１の端部より突
出する一端を有する金属製のチューブ状ロッド９と摺動
自在に係合させて、ハンドルバー１の端部Ｉａ上に、そ
の軸線を中心として回動自在に取り付けている。ロッド
９は、以下のようにして、ハンドルパー１内に固定して
いる。ハンドルパー１内のロッドの端部９「は、該ロッ
ド９の残りの部分よりも径が大きく、その端部にチュー
ブ状ロッド９の円筒状の空所９ｂが開口している軸線方
向のねじ孔９ａを有する。また、該ねじ孔９ａには、円
すい状の頭部１０ａと、そのねじ付端部に六ｍ形状空所
１０ｂを有するねじ１０を螺合する構成としている。ロ
ッド９の空所９ｂを介して、上記六角形状空所１０ｂに
締付工具を構成する六角形状断面のキー１１（第３図）
を挿入して、ねじ１０を操作することができる。

ねじ１０の円すい状の頭部１０ａと、同じく円ずい状の
ロッド９の大径端部の端部９ｃの間には、例えは、プラ
スティック材料からなる膨張ブシュ１２を配設しており
、該膨張ブンユ１２は頭部１０ａの表面及び端面９Ｃを
補う円すい状の端部面を有する。ねじ１０を、ねじ孔９
ａ内で締め付けると、頭部１０ａは端部９Ｃの方へよせ
られ、その結果、膨張ブンユ１２は、ハンドルパー１の
空所内で膨張ケる。ねじ１０１膨張ブシュ１２及びロッ
ド９により構成される組立部は、この様にして、強固に
ハンドルパー１に固定される。図示の特定の実施例では
、膨張ブンユ１２は、第７図中図番１３で示すように、
プラスチック材のブシュの壁部にプノユの交互端部から
ブシュ全長以下の距離にわたって延在する長手方向のカ
ットを形式して作成している。

チューブ状ロッド９の自由端９ｄは、ハブ２ａを■通し
てチャンバ１４内に突出している。該チャンバ１４は、
ハブ２ａと、ハブ２ａを越えて延在するハンド・グリッ
プ２の本体のチューブ状付属部１５と、チューブ状付属
部１５に螺合したプラスチック材からなる閉鎖用のプラ
グ１６により形成している。

ハンド・グリップ２を、各種ギヤ比に対応する各位置に
、スナップ位置決め（ｓｎａｐ−１ｏｃａｌ　ｉｎｇ）
するインデックス装置を、チャンバ１４内に設けている
。図示の実施例では、インデックス装置は、全体として
図番Ｉ７で示し、実質的に、本発明と同一の出願人によ
るレバー操作ギヤに関するイタリア国特許出願Ｎｏ、２
１６４７−Ａ／８６第１２図及び第１３図に示されてい
る形式のものである。このタイプのインデックス装置は
、　ノンクロ”（“Ｓ　ｙｎｃｒｏ”）という商標の下
に本出願人により市販されているギヤレバーに取り付け
られている。

第４図、第５図、及び第７図に示すように、インデック
ス装置１７は２本の弾性係合要素を構成する弾性係合要
素を構成するピンばね１８を備え、各ピンばね！８は、
ハンド・グリップ２の壁部に形式したねじ孔１９（第７
図及び第５図）に固定した取付けた端部１８ａと、ロッ
ド９に固定した歯付リング２０の歯付面と係合するアク
ティブ端部を構成する端部１８ｂとを有する。図示の実
施例では、歯付リング２０は、該リング２０中の２つの
シート部２３（その内の１つを第７図で部分的に示す。

）に収容される２つの直径方向に相対する半径方向突起
２２を有するブシュ２！上にはめこまれる。歯付リング
２０は、このようにして、ブンユ２１と共に回転する様
に接続される。また、ブシュ２１は、ロッド９の端部で
ある自由端９ｄ（第７図）にはめこまれる。ロッド９の
自由端９ｄは直径方向に相対する平担部９ｅ（その１つ
は、第７図に示ず）を有し、該平担部９ｅは、ブシュ２
１の中央孔に設けた対応する平面に係合する。このよう
にして、ブシュ２１１したがって、歯付リング２０が、
ロッド９上で回転するのを防止している。

また、ブソユ２１と歯付リング２０は、ロッド９に嵌合
して、ワッシャ２５を介してこれらをハブ２ａの壁部に
対して保持する弾性リング２４（第４図に示す。）によ
り軸方向に固定している。

上記構成により、歯付リング２０はロッド９．２本のピ
ンばね１８はハンド・グリップ２と共に移動する。ピン
ばね１８の端部１８ｂは、該ピンばね１８を弾性的に組
み込むことにより、歯付リング２０の歯付面に対して付
勢される。そのため、端部１８ｂは、ハンド・グリップ
２が回転すると、歯付リング２０の歯の間の空所に順次
スナップ係合する。

プラグ１６は、上記したように、膨張ブンユ１２をハン
ドルパー１に対してロックしたり、開放したりするため
に締付工具であるキー１１を挿入する中央開口１６ａを
備えている。

上記したインデックス装置１７を使用すると、種々の利
点の内でも、特に、出願人の前イタリア特許出願Ｎｏ、
２１６４７−＾／８６に既に述べた装置の特徴的利点が
得られる。事実上、サイクリストが自転車の後部ホイー
ルハブに取り付けたｌ♀■のスプロケットを取替える場
合、歯付リング２０を、中に新しい１組のスプロケット
に対応して、各係合（装置でのチェーンの正しい位置を
確保する様な形状に−＃　−Ｊ−！　　ｍ　＋−すＦ　
ｔ、ｔｈ　Ｌ十Ｉｔ　　Ｈ）？〆　１−　　ムＩＳ　−
ｊ−ｈ　　ｒＪｆ　　ト　１　翫ハンド・グリップ２の
端部のカラー部２ｂは、ハンドルバー１の周囲に取り付
けられ、クランプ・ボディ２７（第７図に示す。）を閉
止するのに用いる接線ねじ２８を締め付けることにより
、ハンドルバーｌを締め付ける該クランプ・ボディ２７
のスカート部２６内に収容される。上記クランプ・ボデ
ィ２７にはねじ孔２９を設け、その中に、可撓性ケーブ
ル伝導部３のノース部・ｔの端部（第４図、第６図、第
８図参照）を固定したねじ３１のねじ付ソヤンク部３０
を螺合している。従来の技術で（よ、ねじ３１とクラッ
プ・ボディ２７との間につる巻きばね３２を配設してい
る。

可撓性ケーブル伝導部３の可撓性金属ケーブル３３は、
シース部４、ねじ３１、シャンク部３０及びクランプ・
ボディ２７のねじ孔２９を通り、カラー部２ｂに形成さ
れた周辺溝３４内に収容される。上記可撓性金属ケーブ
ル３３の端部は、おもり部３５に固定しており、該おも
り部３５は、周辺溝３４を形成するカラー部２ｂの相対
する半径方向壁内に設けた２つの凹所３７により形成さ
れるシート部３６内にロックされる。上記凹所３７の１
つを第８図に示す。又、カラー部２ｂは、その角度範囲
がハンド・グリップの最大移動可能量に対応し、端部が
ハンド・グリップ２の軸心を含む面内に位置する２つの
壁部３９により限定される円周方向のトラック３８を有
する。クランプ・ボディ　２７は半径方向の孔４０（第
７図に示す。）を有し、枝孔４０にクランプ・ボディ２
７の内部に突出し、トラック３８と係合するビン４Ｉを
螺合している。ハンド・グリップ２を回転させると、可
撓性金属ケーブル３３により自転１ｊのリア・ディレー
ラを操作する。同時に、ピン４１は、トラック３８と摺
動自在に係合し、トランク３８の２つの各端部壁３９に
接してハンド・グリップの移動限界位置を限定する。

既に言及したように、カラー部２ｂは、その周辺部の表
面に係合可能な種々のギヤ比を示す番号を表示すよう様
にしてもよいし、一方、クランプ・ボディ２７のスカー
ト部２６には、係合ギヤ比を表示する窓５（第１図、第
２図の実施例に示４゛。

）を設けてもよい。

サイクリストがハンド・グリップ２を操作し、軸線を中
心として回転させろと、ハンド・グリップ２は、可撓性
金属ケーブル３３により自転車のリア・ディレーラを作
動させる。まｆこ、インデックス装置１７により、ハン
ド・グリップ２を、種々のギヤ比での係合に対応する種
々の位置でスナップ動作により位置決めすることができ
る。先行技術によれは、この種ディレーラでは、該ディ
レーラを（従って、可撓性金属ケーブル３３によりハン
ド・グリップ２を）、チェーンが最小径のスプロケット
（最大ギヤ比に対応する。）と係合するのと対応する位
置に付勢するばねを設けろ。このことは、チェーンが最
大径のスプロケットと係合している場合（最小ギヤ比に
な対応する。）、ディレーラのばねにより作用する付勢
力は、最大となることを意味する。そのため、この状態
では、特に荒地を走行していて、ある程度のカでハンド
ルバーにもたれかかる必要がある場合、サイクリストか
不注意にギヤを切りかえろ危険性があＩ）得、４−上記
のような問題点を除去する為、本発明の装置には、ハン
ド・グリップ２と連動する第２弾性手段を構成するつる
巻ばね５０を設ける。更に、正確には、つる巻ばね５０
は、チューブ状のロッド９の周りに同軸的に設けており
、それぞれ径か大きくなっているロッド９の端部９ｆ及
びハンド・グリップ２のハブ２ａに固定した足部５０ａ
、５０ｂを有する。従って、足部５０ａをハントルバー
１に対して固定する一方、足部５０ｂはハンド・グリッ
プ２と共に可動としている。っる毬ばね５０は、ハンド
・グリップ２を、ディレーラのばねが付勢する方向と反
対の方向にハンド・クリップ２を付勢するようにしてい
る。更に正確には、つる巻ばね５０は、ハンド・グリッ
プ２を第１図中欠印へで示す方向、即ら、チェーンか径
の大きいスプロケットとの係合するのと対応する方向に
付勢しようと４゛る。一方、ディレーラのばねは、第２
図中矢印Ｂで示すように、ハンド・クリップ２を、先に
述べた様にチェーンの小径スプｏ　ｌｒソ）・との係合
に１を応才ろ付勢する。２つのばね、−、抽果は、チェ
ーンが最小径のスプロケットと最大径のスプロケットと
の中間のスプロケットに係合した時に平衡状態に達する
。チェーンがこの位置にある時は、チェーンには、付勢
力は作用せず、ギヤが不注意に切換えられるという危険
が最小となる。それは、この様な切換には、インデック
ス装置１７のピンばね１８かハンド・グリップ２の回転
に抗する力の全体に打ち勝つ必要があるためである。し
かし、チェーンが最大径のスプロケットと係合している
場合は、チェーンｉよ、ハンド・グリップ２のつる巻ば
ね５０とディレーラのばねの対抗する効果により生じる
付勢力を受ける。実際、つる巻ばね５０は、チェーンが
最大径のスプロケットに係合している場合でも、ディレ
ーラのばねにより作用する付勢力に抗する付勢力をディ
レーラに作用するように取付けている。２つのばねの相
反する効果より生じるチェーンに対する付勢力の効果は
、絶対的に云えは、ディレーラ自体に連動するばねの付
勢力のみによる従来の制御で生じる付勢力の効果よりも
小さい。従って、ギヤを誤って操作する危険性は、大い
に減じられる。

逆に、チェーンが最小径のスプロケットに係合している
場合、ディレーラはディレーラのばねとハンド・グリッ
プ２のつる巻ばね５０が対抗する効果により生じる付勢
力をうける。この場合にも、結果的な効果は、実際上、
不注意なギヤ切り換えの危険を起す程大きなしのではな
い。

既に述へたように、歯付リング２０の歯付面の形状は、
チェーンと係合するスプロケットにより決定する。更に
、ディレーラとハンド・グリップの２つのばねの付勢効
果の下でチェーンの移動に対抗するために、チェーンが
径の大きいスプロケットに係合しているか、径の小さい
スプロケットに係合しているかによって異なる様に、歯
付リング２０の歯の輪郭を非対称、即ち、１つのフラン
クを他のフランクよりも急勾配としてもよい。このこと
は、チェーンが径の大きいスプロケットに係合している
か、径の小さいスプロケットに係合しているかによって
、２つのばねの結果的な効果が違った絶対値を有する場
合、必要となる。

第９図から第１２図に示す−ｊ也の実施例において（図
中上記した実施例の部材と全く同一、又は、同様のもの
は、同じ参照番号を付している。）、ハンド・グリップ
２は、外部ゴムンースＧで覆われると共に、プラスティ
ック材からなるチューブ状の本体を備え、該チューブ状
の本体の一端に、ハンド・グリップ２の円筒状の空所２
ｃ内で半径方向付属物５３と当接する様に支持ブシュ５
２を挿入している。その各端面において、支持ブシュ５
２の各端面には、半径方向突起５３と対応して、ブシュ
をハンド・グリップ２の本体に取り付けるハの３つの等
角度間隔のノツチ５２ａを設けており、上記半径方向突
起５３はノツチ５２ａと係合する。

中央部分の孔がチューブ状のロッド９と回動自在に係合
する支持ブシュ５２により、ハンド・グリップ２の本体
を、ハンドルパー１の端部１ａにその軸線を中心として
回動自在に取付けている。

本実施例では、ロッド９は一対のリング５４によ５４は
それぞれ、ばねクリップ５５によりよせ集められると共
に、リング５４の側面を痛う円すい端部面を有する中央
リング５６により分離される３つの部分に分かれている
。また、リング５４は、ねじ１０の円すい状頭部１０ａ
とロッド９の径が大きくなった端部９Ｆの端面９ｃとの
間に介在する。

更に、リング５４も又、ロック用のねじ１０の円すい状
頭部１０ａの面と、ロッド９の端部９ｃを補う円すい状
端部面を有する。キーＩＩを操作してねじ１０をねじ孔
９ａにねじ込むと、頭部１０ａは端部９ｃの方に移動し
、その結果、ハンドルパーｌの空所内でリング５４が膨
張する。上記のようにして、ねじＩＯ、リング５４、中
央リング５６及びロッド９とより構成されるアセンブリ
をハンドルパー１に強固に固定している。

チューブ状のロッド９の自由端９ｄは、支持ブシュ５２
から、該支持ブシュ５２、ハンド・グリップ２の本体、
及びプラスティック材からなるプラグ１６ｂにより形成
されるチャンバ内Ｌ　突出し、５２内のねじ孔５２ｂと
協働するタイボルト５８を通過させるための軸心方向の
孔５７を設けている。タイボルト５８を締付けると、支
持ブシュ５２とハンド・グリップ２の本体の半径方向突
起５３の間の軸心方向係合により、プラグ１６ｂかハン
ド・グリップ２の本体の端部にロックされろ。

プラグ１６ｂも、その側面に、ハンド・グリップ２のチ
ューブ状本体の端部の３つの内部軸線方向付属溝７３の
形状に対応する形状の３つの軸心方向のリブ７２を有す
る。プラグ１６ｂは、リブ７２と内部軸線方向付属溝７
３の係合によりハンド・グリップ２に取付けている。

インデックス装置１７は、支持ブシュ５２により限定さ
れるチャンバに取付けており、この実施例では、３つの
ピンばね１８を有し、各々の取付は用の端部１８ａは、
ハンド・グリップ２の内部壁土に形成した対応する半径
方向突起５３の孔１９ａ内に固定され、そのアクティブ
端を構成セる端部１８ｂは、２つの直径方向に相対する
平坦面９ｅを存するチューブ状ロッド９の自由端９ｄを
内部孔６０に挿入することにより該自由端９ｄに取付け
られている歯付リング２０ａの側部歯付而２０ｂに係合
している。上記装置が組み立てられた状態にある時、歯
付リング２０ａは、その作用か以下の説明により明らか
となる外部半径方向突起２５１）と内部半径方向突起２
５ｃとを有する成形ワッシャ２５ａを介在せしめて支持
ブシュ５２に面する。

また、歯付リング２０ａｂ？Ｊｉ付端部而２０ｃ４：有
し、該歯付端部面２０ｃの軸線方向の歯は、平屋方向を
向き、側部歯付而２０ｂの歯に対応している。プラグ１
６ｂのガイド６３の形状に対応する形状の半径方向付属
部６２ｂと、半径方向に歯付端部面２０ｃに向けた軸心
方向の突起６２ａを有するロックリング６２は、さらば
ねワッシャ６１により弾性的に、歯付リング２０ａの端
部面２０ｃに対して軸線方向に付勢されている。

プラグ１６ｂは、中央部ねじ孔からなるねじンート部１
６ｃを有し、該ねじンート部１６ｃ内には手動操作端部
６４ａを備え中心部からロツｌ”　６４　ｂが延在する
ねじ調節要素６４を螺合している。ロッド６４ｂは、外
径を上記きらばねワッシャ６１の中央部孔の直径に対応
して設定した円形円筒状端部６６を備え、該円形円筒状
端部６６にはねじ付勢６５を接続している。この様にし
て、一組のさらワッシャ６Ｉの最初のものと協働する環
状肩部６７をねじ付勢６５とロッド６４ｂの円筒状部と
の間に形成している。また、ねじ調整要素６４は、中央
貫通孔６８を備えると共に、手動操作端部６・１ａに歯
付端部面６９を備え、該歯付端部面６９はプラグ１６ｂ
に支持された対応するばねと共に、上記ねじ調整要素６
４の補助インデックス決め手段を形成する。

上記のように、ピンばねＩ８を弾性的組込むことにより
、端部１８ｂを歯付リング２０ａの側部ｌ”４９付而２
０ｂに対して付勢し、また、ロックリンク６２とねじ調
整要素６４の環状肩部６７との間で、さらばねワッシャ
６１を弾性的組込むことにより、ロックリング６２の軸
線方向の突起６２ａをリング２０ａの歯付端部面２０ｃ
に対して付勢しており、そのため、ハンド・グリップが
回転した時には、ピンばね■８の端部１８ｂとロックリ
ンク６２の軸線方向の突起６２ａは両方とも、順次陶材
リング２０ａの歯の間の空所にスナップ係合する。１つ
のインデックス位置から別のインデックス位置に移動す
る際には、ロックリング６２は、プラグ１６ｂ内で軸心
方向に摺動し、その移動中は、プラグ１６ｂのガイド６
３内て摺動する半径方向付属部６２ｂによって案内され
る。

ねじ調整要素６４の中央貫通孔６８：よ、上記したよう
に、ハントルバー１内でリング５４を締めつけたり解枚
したりするために、キーＩＩを挿入することを可能にす
る。

使用者かハント・グリップを１つの位置から他の位置へ
スナップ係合させるのに必要％　、５ｒｔ−均トルクを
増減したい場合には、ハンド・グリップ２の本体のプラ
グ１６１）及び９１　ｔｌ＜ゴムノーズＧから突出する
ねじ調整要素６４の手動操作端部Ｇ４ａを操作すると、
そのＭ転が、ばね７０しび、歯付端１■而６９によりイ
ンデックスされる。１コし調整要素６１を回転さＵ−る
と、ロット６１１）と同軸に西装置したさらばねワッン
ヤ６１により〔７ノシリング６２に働く荷重が変動し、
そのため、ハンド・グリップを操作するに要する力を、
自転＋１工か走行している地形の種類に応じて変えろこ
とができる。

支持ブツシュ５２と歯付リング２０ａとの間に成形ワッ
シャ２５ａが介在するので、ハツト・グリップ２の回転
（よ所定の角度に限定されろ。実際には、内部半径方向
突起２５ｃとチューブ状のロット９の自由端９（１の直
径方向に″ｌｔ向４−る毛！（！面９ｅとの間の係合に
より回転か制限さイする成形ワソノヤ２５ａの外部半径
方向突起２５ｂと、タイ″Ｉ：ルト５８が協働する。ハ
ント・グリップ２が所定ｇ１度回転すると、外部半径方
向突起２５ｂがりｒポルト５８と接触すると共に、内部
半径方向突起部２５ｃが平坦部９ｅの１つと接触して、
ハント・グリップ２の回転を止める。

以」−詳述の本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その範四内で種ケの変形が可能であることは勿
論である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の１実施例にかかる自転車用
ねじりグリップ装置の操作状態を示す斜視図、第３図は
第１図の装置の拡大斜視図、第４図は第３図の線ＩＶＩ
Ｖでの断面図、第５図は第４図の線■−■におけろ断面
図で、第６図は第４図の線Ｖｌ　−■における断面図で
、第７図は第１実施例の装置の分解斜視図、第８図はノ
＼ント・グリップの部分の詳細を示す一部破断拡大斜視
図、第９図は本発明の他の実施例の長手方向断面図、第
１０図は第９図の線Ｘ−Ｘにおける断面図、第１１図は
第９図に示す自動車用ねじり装置グリ・ツブ装置の斜視
図、第１２図は第９図に示す自動車用ねじりグリップ装
置の分解斜視図である。 ｌ・・・ハンドルパー　　２・・・ハンド・グリップ、
２ａ・・・ハブ、　　２ｂ・カラー部、３・・・可撓性
ケーブル伝導部、　　４・・・シース部、９・・・ロッ
ド、ＩＩ・・・締付工具、Ｉ４・・・チャンバ、　　１
６・・・プラグ、１７・・・インデックス手段、 １８・・弾性係合要素、　２０・・歯付リング、２６　
スカート部　２７・・クランプ・ボディ、２９・・ねじ
孔、　　３Ｉ・・・ねじ１．３８・トラック、　　・１
１・　ピン５０・・第２弾性手段、　５２・・支持ブン
ユ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、自転車のハンドルバー（１）に回転可能に取付けて
   、自転車のチェーンと並行して配列した一組の異なるス
   プロケットとの選択的な係合を制御する自転車のディレ
   ーラへ可撓性ケーブル伝導部（３）により接続したハン
   ド・グリップ（２）と、該ハンド・グリップと協働して
   、チェーンと種々のスプロケットとの係合に対応する種
   々の位置にハンド・グリップをスナップ位置決めするイ
   ンデックス手段（１７）を備え、上記ディレーラは、チ
   ェーンが上記一組のスプロケットの第１の端部のスプロ
   ケットと係合するように一端位置へディレーラを付勢す
   る第１弾性手段を備える自転車ギア操作用ねじりグリッ
   プ装置であって、 第２弾性手段（５０）がハンド・グリップと協働し、該
   第２弾性手段は、第１及び第２弾性手段の合成した効果
   がチェーンを上記一組のスプロケットの二つの端部のス
   プロケットの中間の位置へ付勢するように、上記自転車
   のディレーラの第１弾性手段が付勢する方向と反対の方
   向にハンド・グリップを付勢していることを特徴とする
   自転車ギア操作用ねじりグリップ装置。 ２、上記インデックス手段は、ハンドルバーに取外可能
   に取付けた歯付リング（２０）を備え、該歯付リングは
   、ハンド・グリップにより移動され、ハンドルバーに対
   してハンド・グリップが回転すると、歯付リングの歯の
   間の空所にスナップ係合する弾性係合要素（１８）と協
   働することを特徴とする請求項１記載の装置。 ３、上記インデックス手段は、一方の端部 （１８ａ）をハンド・グリップの壁部に固定して取付け
   る一方、他方の端部（１８ｂ）が上記歯付リングと協働
   するピンばねの形態の弾性係合要素（１８）を備えるこ
   とを特徴とする請求項２記載の装置。 ４、ロッド（９）をハンドルバーの内部に固定し、該ロ
   ッドは、ハンドルバーから突出すると共に上記歯付リン
   グを取付け、かつ、ハンド・グリップが回転可能である
   端部（９ｄ）を備えることを特徴とする請求項２記載の
   装置。 ５、上記ハンド・グリップの本体は、ハンドルバーの端
   部を収容するためのチューブ状を呈すると共に上記ロッ
   ドの端部に回転自在に取付けたハブ（２ａ）を備え、か
   つ、該ハンド・グリップの本体は、ハンドルバーと反対
   側へ上記ハブを越えて延在すると共に上記インデックス
   手段を配置するチャンバ（１４）を形成するチューブ状
   付属部（１５）を備え、上記チャンバはチューブ状付属
   部に螺合したプラグ（１６）により閉鎖する構成として
   いることを特徴とする請求項４記載の装置。 ６、ハンドルバー内のチューブ状のロッドの端部（９ｃ
   ）にねじ孔（９ａ）を設け、該ねじ孔にねじ（１０）を
   螺合する共に、上記ロッドの内面の端部とねじの頭部（
   １０ｃ）との間に膨張ブシュを介装して、ねじ孔のねじ
   を締付けると、ハンドルバーの内壁に対して上記膨張ブ
   シュが膨張する構成としていることを特徴とする請求項
   ５記載の装置。 ７、上記第２弾性手段はロッドの周囲に同軸に取付けた
   つる巻ばね（５０）からなり、該つる巻ばねの端部（５
   ０ａ、５０ｂ）は、それぞれ、ロッドの本体及びハンド
   ・グリップの本体に固定していることを特徴とする請求
   項２記載の装置。 ８、ハンド・グリップの本体の端面は、ハンドルバーの
   周囲をクランプするクランプ・ボディ（２７）のスカー
   ト部（２６）に収容したカラー部（２ｂ）を備え、該カ
   ラー部はその角度範囲がハンド・グリップの最大移動可
   能量に対応とする共に、半径方向のピン（４１）を収納
   する円周方向トラック（３８）を備え、上記ピンはクラ
   ンプ・ボディに支持されると共に、クランプ・ボディの
   内部に径方向に突出し、ピンと円周方向トラックの端部
   表面との係合がハンド・グリップの角度範囲の終端位置
   を規定する構成とてしていることを特徴とする請求項１
   記載の装置。 ９、上記クランプ・ボディは可撓性ケーブル伝導部のシ
   ース部（４）の端部のねじ（３１）を固定するためのね
   じ孔（２９）を備え、上記カラー部は、可撓性ケーブル
   伝導部の可撓性金属ケーブルと、該可撓性金属ケーブル
   の拡大した端部（３５）を配置するためのシート部（３
   ６）とを収容する周辺溝（３４）を備えていることを特
   徴とする請求項８記載の装置。 １０、インデックス手段（１８、２０ｂ）と協働して、
   二つの連続する位置の間でハンド・グリップをスナップ
   回転するために必要なトルクを変更する調整手段（６４
   、１６ｂ、６１、６２、６２ｂ、６２ｃ）を備えること
   を特徴とする請求項１記載の装置。 １１、上記調整手段は、ハンド・グリップ （１６ｂ、２）の対応するねじシート部（１６ｃ）に収
   容されると共に、ハンド・グリップに支持され、ハンド
   ルバーに取外し可能に固定した歯付リングの歯の間の空
   間にスナップ係合する対応する係合要素（６２）の弾性
   負荷を変更することができるねじ調整要素（６４）を備
   えることを特徴とする請求項１０記載の装置。 １２、上記歯付リングは、ハンド・グリップの内壁と歯
   付リングの間に介装する弾性係合手段と協働する側部歯
   付面（２０ｂ）と、ハンド・グリップ（６３、１６ｂ、
   ２）に取付けたロック・リング（６２）の端部の対応す
   る突起（６２ａ）と協働するように歯を設けた歯付端部
   面（２０ｃ）とを備え、上記ロック・リングとねじ調整
   要素との間に弾性手段を介装して、ロック・リングを歯
   付リングの歯付端部面に付勢するようにしていることを
   特徴とする請求項１１記載の装置。 １３、上記ねじ調整要素は、歯部（６９）を備えた手動
   操作端部（６４ａ）を備え、該歯部はハンド・グリップ
   に支持された補助弾性係合要素（７０）と共にねじ調整
   要素の補助位置決めインデックス手段を構成することを
   特徴とする請求項１２記載の装置。 １４、上記ロック・リングとねじ調整要素との間の介装
   した弾性手段は、上記ねじ調整要素と同軸に配置した複
   数のさらばねワッシャである請求項１２又は請求項１３
   のいずれか１項に記載の装置。 １５、上記ロッドはハンドルバーに固定して取付けると
   共に、ハンドルバーから突出した端部（９ｄ）を備え、
   該端部には、上記歯付リング（２０ａ）を結合する一方
   、ハンド・グリップの本体を回転可能に配置しているこ
   とを特徴とする請求項１０から請求項１４のいずれか１
   項に記載の装置。 １６、ハンドルバーの端部（１ａ）を収容するようにチ
   ューブ状を呈するハンドル・グリップの本体とロッドと
   の間に、上記ハンドル・グリップに固定すると共に上記
   ロッドの端部において回転可能である支持ブシュ（５２
   ）を介挿し、該支持ブシュを越えて延在するハンドル・
   グリップの一端に、ハンドル・グリップへ取付けた閉鎖
   用のプラグを備えることを特徴とする請求項１５記載の
   装置。 １７、ハンドル・グリップの内壁は、弾性係合要素（１
   ８）を支持すると共に、支持ブシュに担持される半径方
   向突起（５３）を備え、タイボルト（５８）を上記支持
   ブシュと閉鎖用のプラグの間に介装して、該支持ブシュ
   及び閉鎖用のプラグをハンドル・グリップに固定する構
   成としていることを特徴とする請求項１６記載の装置。 １８、ねじ調整要素を配置するねじシート部（１６ｃ）
   は上記閉鎖用のプラグの中央に位置することを特徴とす
   る請求項１７記載の装置。 １９、ハンドルバー内に位置するチューブ状のロッドの
   端部にねじ（１０）を螺合するねじ孔を設け、ロッドの
   内側端とねじの頭部との間に膨張可能なリング（５４）
   を介装して、ねじ孔にねじを締め付けると、上記リング
   がハンドルバーの内壁に向けて膨張する構成とし、ねじ
   調整要素に中央貫通孔（６８）を設け、締付工具（１１
   ）が通過できるようにしていることを特徴とする請求項
   １６から請求項１８のいずれか１項に記載の装置。 ２０、それぞれフロント・ディレーラ及びリア・ディレ
   ーラを操作するために、上記請求項１から請求項１９ま
   でのいずれか１項に記載の装置を両端部に備えた自転車
   ハンドル。