JPH04342684A - 自転車用ディレーラ - Google Patents
自転車用ディレーラInfo
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- JPH04342684A JPH04342684A JP3142430A JP14243091A JPH04342684A JP H04342684 A JPH04342684 A JP H04342684A JP 3142430 A JP3142430 A JP 3142430A JP 14243091 A JP14243091 A JP 14243091A JP H04342684 A JPH04342684 A JP H04342684A
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- Japan
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- Pending
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005483 Hooke's law Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1248—Mechanisms for shifting laterally characterised by the use of biasing means, e.g. springs; Arrangements thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
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- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/121—Rear derailleurs
- B62M9/124—Mechanisms for shifting laterally
- B62M9/1242—Mechanisms for shifting laterally characterised by the linkage mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自転車用ディレーラ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、自転車用リヤディレーラは、
ガイドプーリおよびテンションプーリを回転可能に支持
するチエンガイドを備え、このチエンガイドが、自転車
フレームに取付けられるベース部材に対して、いわゆる
平行四辺形パンタグラフリンク機構等のシフトリンク機
構を介して、チエンにテンションを与える方向に弾力付
勢されながら揺動可能に支持されている。そして、上記
シフトリンク機構に操作ケーブルを介して連繋された変
速操作レバーを操作することにより、上記シフトリンク
機構が変形させられて、上記シフトリンク機構の可動部
材に支持された上記チエンガイドがハブ軸方向に平行移
動させられ、チエンが多段フリーホールの所望のスプロ
ケットに掛け換えられるように構成されている。
ガイドプーリおよびテンションプーリを回転可能に支持
するチエンガイドを備え、このチエンガイドが、自転車
フレームに取付けられるベース部材に対して、いわゆる
平行四辺形パンタグラフリンク機構等のシフトリンク機
構を介して、チエンにテンションを与える方向に弾力付
勢されながら揺動可能に支持されている。そして、上記
シフトリンク機構に操作ケーブルを介して連繋された変
速操作レバーを操作することにより、上記シフトリンク
機構が変形させられて、上記シフトリンク機構の可動部
材に支持された上記チエンガイドがハブ軸方向に平行移
動させられ、チエンが多段フリーホールの所望のスプロ
ケットに掛け換えられるように構成されている。
【0003】上記操作ケーブルは、通常、牽引力のみ伝
達できるいわゆるプルタイプのものが使用されるため、
上記シフトリンク機構はディレーラに組み込まれた復帰
ばねによって常時復帰方向に弾力付勢されている。した
がって、変速操作レバーを、上記操作ケーブルの牽引方
向に回動操作すると、上記シフトリンク機構が、上記復
帰ばねの弾力を蓄勢する方向に強制変形させられる一方
、変速操作レバーを上記と逆方向に回動操作して操作ケ
ーブルを繰り出すと、蓄勢された上記復帰ばねの弾性復
帰力によりシフトリンク機構が戻り変形する。その結果
、チエンガイドを支持する可動部材が、変速操作レバー
の上記往復動作に連動して往復移動させられることにな
る。上記復帰ばねは、通常、シフトリンク機構を構成す
る部材のうちの相対枢動する二部材を連結するピンに、
ばね両端を上記二部材のそれぞれに弾性当接させるよう
にして套挿装着される。
達できるいわゆるプルタイプのものが使用されるため、
上記シフトリンク機構はディレーラに組み込まれた復帰
ばねによって常時復帰方向に弾力付勢されている。した
がって、変速操作レバーを、上記操作ケーブルの牽引方
向に回動操作すると、上記シフトリンク機構が、上記復
帰ばねの弾力を蓄勢する方向に強制変形させられる一方
、変速操作レバーを上記と逆方向に回動操作して操作ケ
ーブルを繰り出すと、蓄勢された上記復帰ばねの弾性復
帰力によりシフトリンク機構が戻り変形する。その結果
、チエンガイドを支持する可動部材が、変速操作レバー
の上記往復動作に連動して往復移動させられることにな
る。上記復帰ばねは、通常、シフトリンク機構を構成す
る部材のうちの相対枢動する二部材を連結するピンに、
ばね両端を上記二部材のそれぞれに弾性当接させるよう
にして套挿装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記復帰ば
ねは、ばね両端が当接される二部材の相対枢動量に対応
して絞られる。すなわち、これら二部材が相対的に45
°枢動すると、ばねも、ほぼ45°絞られる。上記復帰
ばねは、フックの法則によりねじり変形量に比例した弾
力をもつから、このようにシフトリンク機構の変形範囲
での絞り量が大きいと、シフトリンク機構の変形初期と
変形終期での上記復帰ばねによる復帰弾力の差が大きく
なり、これが変速操作性に悪影響を与える。
ねは、ばね両端が当接される二部材の相対枢動量に対応
して絞られる。すなわち、これら二部材が相対的に45
°枢動すると、ばねも、ほぼ45°絞られる。上記復帰
ばねは、フックの法則によりねじり変形量に比例した弾
力をもつから、このようにシフトリンク機構の変形範囲
での絞り量が大きいと、シフトリンク機構の変形初期と
変形終期での上記復帰ばねによる復帰弾力の差が大きく
なり、これが変速操作性に悪影響を与える。
【0005】すなわち、変速操作レバーには、ディレー
ラ側の復帰ばねの弾力に抗して所望の回動位置で保持さ
れるに充分な摩擦抵抗(クリック抵抗の場合もある)を
付与する必要があるが、この抵抗は、上記復帰ばねの弾
力が最も大きい場合を基準として定める必要がある。こ
のため、復帰ばねの弾力が大きくなると、これに応じて
上記摩擦抵抗を大きくしなければならず、変速操作レバ
ーの回動抵抗が大きくなって操作性が悪化する。また、
上記摩擦抵抗を与えるための機構も大きくなり、変速操
作レバー装置自体の大型化を招いてしまう。上記の問題
を解決するため、復帰ばねの絞り量の差による弾力の差
を、ねじりばねのコイル部の巻き数を増やして素線の全
長を伸ばすことによって緩和することもできる。しかし
、そうするとコイルばね自体が非常に嵩高いものとなり
組立作業性が悪化するとともに、この復帰ばねが装着さ
れるディレーラ自体が大型化し、重量も増大してしまう
。
ラ側の復帰ばねの弾力に抗して所望の回動位置で保持さ
れるに充分な摩擦抵抗(クリック抵抗の場合もある)を
付与する必要があるが、この抵抗は、上記復帰ばねの弾
力が最も大きい場合を基準として定める必要がある。こ
のため、復帰ばねの弾力が大きくなると、これに応じて
上記摩擦抵抗を大きくしなければならず、変速操作レバ
ーの回動抵抗が大きくなって操作性が悪化する。また、
上記摩擦抵抗を与えるための機構も大きくなり、変速操
作レバー装置自体の大型化を招いてしまう。上記の問題
を解決するため、復帰ばねの絞り量の差による弾力の差
を、ねじりばねのコイル部の巻き数を増やして素線の全
長を伸ばすことによって緩和することもできる。しかし
、そうするとコイルばね自体が非常に嵩高いものとなり
組立作業性が悪化するとともに、この復帰ばねが装着さ
れるディレーラ自体が大型化し、重量も増大してしまう
。
【0006】本願発明は上述の事情のもとで考え出され
たものであって、上記従来の問題を解決し、シフトリン
ク機構の変形初期と変形終期での復帰弾力の差を小さく
し、これにより、変速操作性を向上させるとともに、デ
ィレーラおよび変速操作レバー装置の小型化、軽量化を
図ることのできる自転車用ディレーラを提供することを
その課題とする。
たものであって、上記従来の問題を解決し、シフトリン
ク機構の変形初期と変形終期での復帰弾力の差を小さく
し、これにより、変速操作性を向上させるとともに、デ
ィレーラおよび変速操作レバー装置の小型化、軽量化を
図ることのできる自転車用ディレーラを提供することを
その課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本願発明では、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本願発明は、自転車フレームに取付けられるベース
部材と、このベース部材に基端において揺動可能にピン
連結された一対の平行状リンク部材と、これらリンク部
材の先端に揺動可能にピン連結された可動部材とによっ
て平行四辺形パンタグラフリンク機構を構成し、この平
行四辺形パンタグラフリンク機構によって、ガイドプー
リとテンションプーリとを回転可能に支持してなるチエ
ンガイドを自転車の左右方向に揺動させて変速を行うよ
うに構成された自転車用ディレーラにおいて、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構の相異なる部材のそれぞ
れの所定部位に、所定長さの第一揺動部材および第二揺
動部材を枢支するとともに、これら第一揺動部材および
第二揺動部材の先端どうしをピン連結し、上記平行四辺
形パンタグラフリンク機構が変形するとき、上記第一揺
動部材および第二揺動部材が、これらが枢支される上記
各部材に対して相対的に揺動するように構成する一方、
上記第一揺動部材または上記第二揺動部材と、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構を構成する上記各部材の
うち選択された部材との間に、復帰ばねを介装したこと
を特徴とする。
、本願発明では、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本願発明は、自転車フレームに取付けられるベース
部材と、このベース部材に基端において揺動可能にピン
連結された一対の平行状リンク部材と、これらリンク部
材の先端に揺動可能にピン連結された可動部材とによっ
て平行四辺形パンタグラフリンク機構を構成し、この平
行四辺形パンタグラフリンク機構によって、ガイドプー
リとテンションプーリとを回転可能に支持してなるチエ
ンガイドを自転車の左右方向に揺動させて変速を行うよ
うに構成された自転車用ディレーラにおいて、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構の相異なる部材のそれぞ
れの所定部位に、所定長さの第一揺動部材および第二揺
動部材を枢支するとともに、これら第一揺動部材および
第二揺動部材の先端どうしをピン連結し、上記平行四辺
形パンタグラフリンク機構が変形するとき、上記第一揺
動部材および第二揺動部材が、これらが枢支される上記
各部材に対して相対的に揺動するように構成する一方、
上記第一揺動部材または上記第二揺動部材と、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構を構成する上記各部材の
うち選択された部材との間に、復帰ばねを介装したこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の作用および効果】本願発明に係る自転車用ディ
レーラにおいては、平行四辺形パンタグラフ機構の相異
なる部材のそれぞれの所定部位に、所定長さの第一揺動
部材および第二揺動部材を枢支するとともに、これら第
一揺動部材および第二揺動部材の先端どうしをピン連結
している。すなわち、本願発明に係るディレーラにおい
ては、上記第一揺動部材と、第二揺動部材と、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構を構成する部材の一部と
にり、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形に
連動して変形する付加的なリンク機構が構成される。そ
して、上記リンク機構における、上記第一揺動部材また
は第二揺動部材と、上記平行四辺形パンタグラフリンク
機構を構成する上記各部材のうち選択された部材との間
に復帰ばねが介装される。すなわち、本願発明に係るデ
ィレーラにおいては、上記平行四辺形パンタグラフリン
ク機構の他に、この平行四辺形パンタグラフリンク機構
を構成する部材を一部に含む付加的なリンク機構を構成
するとともに、このリンク機構を介して上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構に上記復帰ばねのばね力が伝達
されるように構成されている。
レーラにおいては、平行四辺形パンタグラフ機構の相異
なる部材のそれぞれの所定部位に、所定長さの第一揺動
部材および第二揺動部材を枢支するとともに、これら第
一揺動部材および第二揺動部材の先端どうしをピン連結
している。すなわち、本願発明に係るディレーラにおい
ては、上記第一揺動部材と、第二揺動部材と、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構を構成する部材の一部と
にり、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形に
連動して変形する付加的なリンク機構が構成される。そ
して、上記リンク機構における、上記第一揺動部材また
は第二揺動部材と、上記平行四辺形パンタグラフリンク
機構を構成する上記各部材のうち選択された部材との間
に復帰ばねが介装される。すなわち、本願発明に係るデ
ィレーラにおいては、上記平行四辺形パンタグラフリン
ク機構の他に、この平行四辺形パンタグラフリンク機構
を構成する部材を一部に含む付加的なリンク機構を構成
するとともに、このリンク機構を介して上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構に上記復帰ばねのばね力が伝達
されるように構成されている。
【0009】上記リンク機構は、上記平行四辺形パンタ
グラフリンク機構の変形に連動して変形する一方、上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構と別異の不等辺のリ
ンク機構を構成しているため、上記第一揺動部材および
第二揺動部材の揺動角度は、上記平行四辺形パンタグラ
フリンク機構の各リンク部材の揺動角度と異なることに
なる。すなわち、上記二つの揺動部材の長さおよびこれ
らが連結される部位を適当に設定することにより、上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形に対応する上
記第一揺動部材または第二揺動部材の揺動量を減少させ
、あるいは、これら揺動部材が連結される部材との連結
角度を変化させることが可能となる。このため、上記復
帰ばねの絞り量を減少させ、あるいは、上記復帰ばねの
弾力が上記平行四辺形パンタグラフリンク機構にモーメ
ントとして伝達される効率を変化させることができる。 これにより、平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形
初期と変形終期での復帰弾力の差を減少させ、あるいは
復帰弾力を均等化することが可能となる。この結果、変
速操作レバーの操作力の変化を減少させ、あるいは均等
化することが可能となり、変速操作性を向上させること
ができるとともに、ディレーラおよび変速操作レバー装
置の小型化、軽量化を図ることが可能となる。
グラフリンク機構の変形に連動して変形する一方、上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構と別異の不等辺のリ
ンク機構を構成しているため、上記第一揺動部材および
第二揺動部材の揺動角度は、上記平行四辺形パンタグラ
フリンク機構の各リンク部材の揺動角度と異なることに
なる。すなわち、上記二つの揺動部材の長さおよびこれ
らが連結される部位を適当に設定することにより、上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形に対応する上
記第一揺動部材または第二揺動部材の揺動量を減少させ
、あるいは、これら揺動部材が連結される部材との連結
角度を変化させることが可能となる。このため、上記復
帰ばねの絞り量を減少させ、あるいは、上記復帰ばねの
弾力が上記平行四辺形パンタグラフリンク機構にモーメ
ントとして伝達される効率を変化させることができる。 これにより、平行四辺形パンタグラフリンク機構の変形
初期と変形終期での復帰弾力の差を減少させ、あるいは
復帰弾力を均等化することが可能となる。この結果、変
速操作レバーの操作力の変化を減少させ、あるいは均等
化することが可能となり、変速操作性を向上させること
ができるとともに、ディレーラおよび変速操作レバー装
置の小型化、軽量化を図ることが可能となる。
【0010】
【実施例の説明】以下、本願発明に係るディレーラの実
施例を図1ないし図6に基づいて具体的に説明する。な
お、本実施例は本願発明を自転車用リヤディレーラ、す
なわち、多段フリーホイールの選択した一つにチエンを
掛け換えるように構成したリヤディレーラ1に適用した
ものである。図1および図6に示すように、本実施例に
係るリヤディレーラ1は、車体フレーム2に取り付けら
れるベース部材3と、このベース部材3に基端において
連結ピン11a,11dによって揺動可能に連結された
平行状の第一リンク部材4および第二リンク部材5と、
これら第一リンク部材4および第二リンク部材5の先端
に連結ピン11e,11fによって揺動可能に連結され
た可動部材6とからなる平行四辺形パンタグラフリンク
機構7を備える。上記可動部材6には、ガイドプーリ8
とテンションプーリ9とを回転可能に支持してなるチエ
ンガイド10が揺動可能に支持されており、上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7によって、このチエンガ
イド10を自転車の左右方向に揺動させて変速を行うよ
うに構成されている。上記平行四辺形パンタグラフリン
ク機構7に連結された操作ケーブルWを牽引操作して、
平行四辺形パンタグラフリンク機構7を変形させると、
上記チエンガイド10がハブ軸方向に平行移動させられ
てチエンが掛け換えられ、変速操作が行われる。
施例を図1ないし図6に基づいて具体的に説明する。な
お、本実施例は本願発明を自転車用リヤディレーラ、す
なわち、多段フリーホイールの選択した一つにチエンを
掛け換えるように構成したリヤディレーラ1に適用した
ものである。図1および図6に示すように、本実施例に
係るリヤディレーラ1は、車体フレーム2に取り付けら
れるベース部材3と、このベース部材3に基端において
連結ピン11a,11dによって揺動可能に連結された
平行状の第一リンク部材4および第二リンク部材5と、
これら第一リンク部材4および第二リンク部材5の先端
に連結ピン11e,11fによって揺動可能に連結され
た可動部材6とからなる平行四辺形パンタグラフリンク
機構7を備える。上記可動部材6には、ガイドプーリ8
とテンションプーリ9とを回転可能に支持してなるチエ
ンガイド10が揺動可能に支持されており、上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7によって、このチエンガ
イド10を自転車の左右方向に揺動させて変速を行うよ
うに構成されている。上記平行四辺形パンタグラフリン
ク機構7に連結された操作ケーブルWを牽引操作して、
平行四辺形パンタグラフリンク機構7を変形させると、
上記チエンガイド10がハブ軸方向に平行移動させられ
てチエンが掛け換えられ、変速操作が行われる。
【0011】さて、本実施例に係るディレーラ1におい
ては、図1に示すように、上記平行四辺形パンタグラフ
リンク機構7における、ベース部材3と第一リンク部材
4とを連結する連結ピン11aに、上記平行四辺形パン
タグラフリンク機構の内側に向けて延出する第一揺動部
材12の一端を枢支するとともに、上記第二リンク部材
5の中間適部に設けた連結ピン11bに第二揺動部材1
3の一端を枢支している。そして、上記第一揺動部材1
2の他端と上記第二揺動部材13の他端とが連結ピン1
1cによって連結されている。すなわち、上記第一揺動
部材12と、第二揺動部材13と、上記ベース部材3と
、上記第二リンク部材5における上記連結ピン11bと
連結ピン11dの間の部分5aとによって、上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7と別個の不等辺四角形リ
ンク機構14が付加的に形成されている。そして、上記
第一揺動部材12と上記ベース部材3との間には、図1
および図3に示すように、復帰ばね15が介装されてお
り、その両端部が上記ベース部材3および上記第一揺動
部材12に当接させられて、上記第一揺動部材12が図
1における反時計方向回りに弾力付勢されている。上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構7が上記操作ケーブ
ルWによって変形させられると、図2に示すように、上
記付加的に構成したリンク機構14が上記平行四辺形パ
ンタグラフリンク機構7の変形に連動して変形し、上記
第一揺動部材12および第二揺動部材13も、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構7の上記各部材に対して
相対的に揺動させられる。
ては、図1に示すように、上記平行四辺形パンタグラフ
リンク機構7における、ベース部材3と第一リンク部材
4とを連結する連結ピン11aに、上記平行四辺形パン
タグラフリンク機構の内側に向けて延出する第一揺動部
材12の一端を枢支するとともに、上記第二リンク部材
5の中間適部に設けた連結ピン11bに第二揺動部材1
3の一端を枢支している。そして、上記第一揺動部材1
2の他端と上記第二揺動部材13の他端とが連結ピン1
1cによって連結されている。すなわち、上記第一揺動
部材12と、第二揺動部材13と、上記ベース部材3と
、上記第二リンク部材5における上記連結ピン11bと
連結ピン11dの間の部分5aとによって、上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7と別個の不等辺四角形リ
ンク機構14が付加的に形成されている。そして、上記
第一揺動部材12と上記ベース部材3との間には、図1
および図3に示すように、復帰ばね15が介装されてお
り、その両端部が上記ベース部材3および上記第一揺動
部材12に当接させられて、上記第一揺動部材12が図
1における反時計方向回りに弾力付勢されている。上記
平行四辺形パンタグラフリンク機構7が上記操作ケーブ
ルWによって変形させられると、図2に示すように、上
記付加的に構成したリンク機構14が上記平行四辺形パ
ンタグラフリンク機構7の変形に連動して変形し、上記
第一揺動部材12および第二揺動部材13も、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構7の上記各部材に対して
相対的に揺動させられる。
【0012】図4に、図1に係るリンク機構の模式図を
示す。図4から明らかなように、本実施例に係るリヤデ
ィレーラ1においては、上記ベース部材3、第一リンク
部材4、第二リンク部材5、および可動部材6とによっ
て構成される平行四辺形パンタグラフリンク機構7に加
えて、上記ベース部材3、上記第一揺動部材12、上記
第二揺動部材13、および上記第二リンク部材13にお
ける連結ピン11bと連結ピン11dとの間の部分5a
とによって構成される不等辺四角形のリンク機構14が
形成されている。そして、上記不等辺リンク機構14は
、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7の変形に連
動して変形させられるとともに、上記復帰ばね15によ
って上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7に対して
復帰弾力を付与している。。
示す。図4から明らかなように、本実施例に係るリヤデ
ィレーラ1においては、上記ベース部材3、第一リンク
部材4、第二リンク部材5、および可動部材6とによっ
て構成される平行四辺形パンタグラフリンク機構7に加
えて、上記ベース部材3、上記第一揺動部材12、上記
第二揺動部材13、および上記第二リンク部材13にお
ける連結ピン11bと連結ピン11dとの間の部分5a
とによって構成される不等辺四角形のリンク機構14が
形成されている。そして、上記不等辺リンク機構14は
、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7の変形に連
動して変形させられるとともに、上記復帰ばね15によ
って上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7に対して
復帰弾力を付与している。。
【0013】本実施例に係る上記不等辺リンク機構14
においては、第一揺動部材12の長さが、上記第二リン
ク部材5における上記連結ピン11bと連結ピン11d
との間の部分5aの長さより長く設定されているため、
上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7が、図4にお
いて実線で示される状態から仮想線で示される状態に揺
動変形させられると、上記第一揺動部材12のベース部
材3に対する揺動角度αは、上記第一リンク部材4およ
び第二リンク部材5のベース部材3に対する揺動角度θ
よりも小さくなる。本実施例においては、上記ベース部
材3と上記第一揺動部材12との間に復帰ばね15が介
装されているため、ベース部材3と第一リンク部材4と
の間に復帰ばねを介装していた従来構造に比べ、復帰ば
ね15の絞り量αが大幅に小さくなっていることがわか
る。
においては、第一揺動部材12の長さが、上記第二リン
ク部材5における上記連結ピン11bと連結ピン11d
との間の部分5aの長さより長く設定されているため、
上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7が、図4にお
いて実線で示される状態から仮想線で示される状態に揺
動変形させられると、上記第一揺動部材12のベース部
材3に対する揺動角度αは、上記第一リンク部材4およ
び第二リンク部材5のベース部材3に対する揺動角度θ
よりも小さくなる。本実施例においては、上記ベース部
材3と上記第一揺動部材12との間に復帰ばね15が介
装されているため、ベース部材3と第一リンク部材4と
の間に復帰ばねを介装していた従来構造に比べ、復帰ば
ね15の絞り量αが大幅に小さくなっていることがわか
る。
【0014】すなわち、本実施例においては、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構7は、上記第一揺動部材
12および第二揺動部材13を含んで構成される上記リ
ンク機構14を介して上記復帰ばね15のばね力が伝達
され、このばね力に抗して変形させられる。したがって
、上記リンク機構14の上記パンタグラフリンク機構7
に対するモーメントの伝達効率を一定と考えると、上記
復帰ばね15の絞り量の減少によって、上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構7の変形前と変形後の復帰弾力
の差を減少させることが可能となるのである。したがっ
て、上記復帰ばね15の弾力に抗して上記操作ケーブル
Wを保持するための変速操作レバー装置における摩擦抵
抗を減少させることができるため、変速操作レバーの回
動抵抗を減少させて変速操作性を向上させるとともに、
上記リヤディレーラ1および変速操作レバー装置の小型
化、軽量化を図ることが可能となる。
四辺形パンタグラフリンク機構7は、上記第一揺動部材
12および第二揺動部材13を含んで構成される上記リ
ンク機構14を介して上記復帰ばね15のばね力が伝達
され、このばね力に抗して変形させられる。したがって
、上記リンク機構14の上記パンタグラフリンク機構7
に対するモーメントの伝達効率を一定と考えると、上記
復帰ばね15の絞り量の減少によって、上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構7の変形前と変形後の復帰弾力
の差を減少させることが可能となるのである。したがっ
て、上記復帰ばね15の弾力に抗して上記操作ケーブル
Wを保持するための変速操作レバー装置における摩擦抵
抗を減少させることができるため、変速操作レバーの回
動抵抗を減少させて変速操作性を向上させるとともに、
上記リヤディレーラ1および変速操作レバー装置の小型
化、軽量化を図ることが可能となる。
【0015】図5に本願発明に係るディレーラの第二の
実施例を示す。この実施例においては、第一揺動部材1
2は、上記第一の実施例と同様に、上記第一リンク部材
4とベース部材3とを連結ピン11aに枢支されるとと
もに、この第一揺動部材12と上記ベース部材3との間
に復帰ばね15が介装されている。一方、上記第二揺動
部材13の一端が、上記第二リンク部材5の中間部先端
側に設けた連結ピン11bに枢支され、上記第一揺動部
材12と第二揺動部材13の先端どうしがピン11cに
よって連結されている。そして、図5に示すように、リ
ンク機構の変形前における上記第二リンク部材5と上記
第二揺動部材13のなす角度βがある程度大きくなると
ともに、リンク機構の変形後には、上記第二リンク部材
5と上記第二揺動部材13のなす角度β′が小さくなる
ように、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13
の連結部位および長さを設定している。
実施例を示す。この実施例においては、第一揺動部材1
2は、上記第一の実施例と同様に、上記第一リンク部材
4とベース部材3とを連結ピン11aに枢支されるとと
もに、この第一揺動部材12と上記ベース部材3との間
に復帰ばね15が介装されている。一方、上記第二揺動
部材13の一端が、上記第二リンク部材5の中間部先端
側に設けた連結ピン11bに枢支され、上記第一揺動部
材12と第二揺動部材13の先端どうしがピン11cに
よって連結されている。そして、図5に示すように、リ
ンク機構の変形前における上記第二リンク部材5と上記
第二揺動部材13のなす角度βがある程度大きくなると
ともに、リンク機構の変形後には、上記第二リンク部材
5と上記第二揺動部材13のなす角度β′が小さくなる
ように、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13
の連結部位および長さを設定している。
【0016】ところで、一般に、リンク機構における各
リンク部材は、軸方向の力しか伝達することができない
ため、上記のように、第二リンク部材5と第二揺動部材
13とのなす角度β′が小さくなると、上記第二揺動部
材13から伝達される力の大部分が、上記第二リンク部
材5の軸方向に伝達されることになる。すなわち、上記
第二リンク部材5と第二揺動部材13のなす角度が小さ
くなるほど、復帰ばね15の弾力による上記第二リンク
部材5を揺動させようとするモーメントが小さくなるの
である。このため、上記平行四辺形パンタグラフリンク
機構7を、上記復帰ばね15の弾力に抗して上記変形位
置に保持するための力も減少する。換言すれば、付加的
に形成した上記リンク機構14によって、上記復帰ばね
15の弾力を上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7
にモーメントとして伝達する効率を変化させることがで
きるのである。
リンク部材は、軸方向の力しか伝達することができない
ため、上記のように、第二リンク部材5と第二揺動部材
13とのなす角度β′が小さくなると、上記第二揺動部
材13から伝達される力の大部分が、上記第二リンク部
材5の軸方向に伝達されることになる。すなわち、上記
第二リンク部材5と第二揺動部材13のなす角度が小さ
くなるほど、復帰ばね15の弾力による上記第二リンク
部材5を揺動させようとするモーメントが小さくなるの
である。このため、上記平行四辺形パンタグラフリンク
機構7を、上記復帰ばね15の弾力に抗して上記変形位
置に保持するための力も減少する。換言すれば、付加的
に形成した上記リンク機構14によって、上記復帰ばね
15の弾力を上記平行四辺形パンタグラフリンク機構7
にモーメントとして伝達する効率を変化させることがで
きるのである。
【0017】図5に示す実施例においては、上記第一の
実施例と同様に、上記平行四辺形パンタグラフリンク機
構における上記復帰ばね15の絞り量(α)が上記第一
リンク部材4の揺動角度(θ)に比べて小さくなるのみ
ならず、上記復帰ばね15の弾力が平行四辺形パンタグ
ラフリンク機構7にモーメントとして伝達される効率を
低下させることができる。したがって、上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構7の変形前と変形後における復
帰弾力を均等化することが可能となり、操作ケーブルW
の回動操作力を平行四辺形パンタグラフリンク機構7の
変形状態のいかにかかわらず均等化することも可能とな
る。この結果、変速操作レバーの操作力も均等化されて
変速操作性が向上させられるとともに、上記第一の実施
例と同様に、ディレーラおよび変速操作レバー装置の軽
量化小型化を図ることが可能となる。
実施例と同様に、上記平行四辺形パンタグラフリンク機
構における上記復帰ばね15の絞り量(α)が上記第一
リンク部材4の揺動角度(θ)に比べて小さくなるのみ
ならず、上記復帰ばね15の弾力が平行四辺形パンタグ
ラフリンク機構7にモーメントとして伝達される効率を
低下させることができる。したがって、上記平行四辺形
パンタグラフリンク機構7の変形前と変形後における復
帰弾力を均等化することが可能となり、操作ケーブルW
の回動操作力を平行四辺形パンタグラフリンク機構7の
変形状態のいかにかかわらず均等化することも可能とな
る。この結果、変速操作レバーの操作力も均等化されて
変速操作性が向上させられるとともに、上記第一の実施
例と同様に、ディレーラおよび変速操作レバー装置の軽
量化小型化を図ることが可能となる。
【0018】本願発明の範囲は上述した実施例に限定さ
れることはない。実施例においては、第一揺動部材12
を、ベース部材3と第一リンク部材4を連結する連結ピ
ン11aに枢支するとともに、第二揺動部材13を第二
リンク部材5の中間適部に設けた連結ピン11bに枢支
したが、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13
を上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の相異なる部
材に枢支することもできる。また、上記第一揺動部材1
2および第二揺動部材13の長さも実施例に限定される
ことはなく、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の
復帰弾力等に応じて変更することができる。
れることはない。実施例においては、第一揺動部材12
を、ベース部材3と第一リンク部材4を連結する連結ピ
ン11aに枢支するとともに、第二揺動部材13を第二
リンク部材5の中間適部に設けた連結ピン11bに枢支
したが、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13
を上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の相異なる部
材に枢支することもできる。また、上記第一揺動部材1
2および第二揺動部材13の長さも実施例に限定される
ことはなく、上記平行四辺形パンタグラフリンク機構の
復帰弾力等に応じて変更することができる。
【0019】また、本実施例においては、復帰ばね15
の絞り量が従来の復帰ばねより小さくなるように設定し
たが、復帰ばね15の絞り量が増加する場合であっても
、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13を含ん
で付加的に構成される上記リンク機構14の上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7に対するモーメントの伝
達効率の低下のみによって、同様の効果を発揮させるこ
ともできる。また、実施例は、本願発明をリヤディレー
ラに適用したものであるが、本願発明をフロントディレ
ーラに適用することもできる。さらに、実施例において
は、ベース部材3と第一揺動部材12との間に復帰ばね
15を介装したが、たとえば、上記第一揺動部材12と
第二揺動部材13との間等、他の部材間に介装すること
もできる。
の絞り量が従来の復帰ばねより小さくなるように設定し
たが、復帰ばね15の絞り量が増加する場合であっても
、上記第一揺動部材12および第二揺動部材13を含ん
で付加的に構成される上記リンク機構14の上記平行四
辺形パンタグラフリンク機構7に対するモーメントの伝
達効率の低下のみによって、同様の効果を発揮させるこ
ともできる。また、実施例は、本願発明をリヤディレー
ラに適用したものであるが、本願発明をフロントディレ
ーラに適用することもできる。さらに、実施例において
は、ベース部材3と第一揺動部材12との間に復帰ばね
15を介装したが、たとえば、上記第一揺動部材12と
第二揺動部材13との間等、他の部材間に介装すること
もできる。
【図1】本願発明に係るリンク機構の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】図1に示すリンク機構が変形した場合の状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 線に沿う断面
図である。
図である。
【図4】図1および図2におけるリンク機構の変化の状
態を示す模式図である。
態を示す模式図である。
【図5】本願発明の第二の実施例を示す模式図である。
【図6】本願発明に係るディレーラの全体構成を示す側
面図である。
面図である。
1 ディレーラ
3 ベース部材
4 第一リンク部材
5 第二リンク部材
6 可動部材
7 平行四辺形パンタグラフリンク機構8 ガイド
プーリ 9 テンションプーリ 10 チエンガイド 12 第一揺動部材 13 第二揺動部材 15 復帰ばね
プーリ 9 テンションプーリ 10 チエンガイド 12 第一揺動部材 13 第二揺動部材 15 復帰ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 自転車フレームに取付けられるベース
部材と、このベース部材に基端において揺動可能にピン
連結された一対の平行状リンク部材と、これらリンク部
材の先端に揺動可能にピン連結された可動部材とによっ
て平行四辺形パンタグラフリンク機構を構成し、この平
行四辺形パンタグラフリンク機構によって、ガイドプー
リとテンションプーリとを回転可能に支持してなるチエ
ンガイドを自転車の左右方向に揺動させて変速を行うよ
うに構成された自転車用ディレーラにおいて、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構の相異なる部材のそれぞ
れの所定部位に、所定長さの第一揺動部材および第二揺
動部材を枢支するとともに、これら第一揺動部材および
第二揺動部材の先端どうしをピン連結し、上記平行四辺
形パンタグラフリンク機構が変形するとき、上記第一揺
動部材および第二揺動部材が、これらが枢支される上記
各部材に対して相対的に揺動するように構成する一方、
上記第一揺動部材または上記第二揺動部材と、上記平行
四辺形パンタグラフリンク機構を構成する上記各部材の
うち選択された部材との間に、復帰ばねを介装したこと
を特徴とする、自転車用リヤディレーラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142430A JPH04342684A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 自転車用ディレーラ |
PCT/JP1992/000603 WO1992020567A1 (en) | 1991-05-17 | 1992-05-11 | Derailleur for bicycle |
EP19920909785 EP0538487A4 (en) | 1991-05-17 | 1992-05-11 | Derailleur for bicycle |
US07/949,828 US5302155A (en) | 1991-05-17 | 1992-05-11 | Bicycle derailleur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142430A JPH04342684A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 自転車用ディレーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04342684A true JPH04342684A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15315139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142430A Pending JPH04342684A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 自転車用ディレーラ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5302155A (ja) |
EP (1) | EP0538487A4 (ja) |
JP (1) | JPH04342684A (ja) |
WO (1) | WO1992020567A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3372616B2 (ja) * | 1993-11-30 | 2003-02-04 | 株式会社シマノ | 自転車用ディレーラ |
US5695421A (en) * | 1996-02-21 | 1997-12-09 | Shimano Inc. | Elastomer coated coil spring and chain derailleur employing same |
US5860880A (en) * | 1996-11-21 | 1999-01-19 | Shimano, Inc. | Low normal bicycle derailleur which allows lateral movement of the chain guide toward the rear wheel in response to a force directed laterally towards the rear wheel |
US6638190B2 (en) * | 1997-12-24 | 2003-10-28 | Richard A. Patterson | Compact hydraulically-operated derailleur shifting system for bicycles |
US6315688B1 (en) * | 1998-09-10 | 2001-11-13 | Sram Corporation | Derailleur link |
US6923740B2 (en) | 2001-11-26 | 2005-08-02 | Shimano Inc. | Front derailleur for a bicycle |
US7527571B2 (en) * | 2004-12-20 | 2009-05-05 | Shimano Inc. | Rear derailleur for bicycle |
US8057332B2 (en) * | 2009-01-22 | 2011-11-15 | Shimano Inc. | Bicycle derailleur |
US9033833B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-05-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
US10207772B2 (en) | 2011-01-28 | 2019-02-19 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
US9327792B2 (en) | 2011-01-28 | 2016-05-03 | Paha Designs, Llc | Gear transmission and derailleur system |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5247238A (en) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 | Shimano Industrial Co | External transmission |
JPS5391240A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-10 | Akihiro Yamamuro | Changeespeed gear of bicycle provided in the form of outer unit |
US4626229A (en) * | 1983-05-09 | 1986-12-02 | Shimano Industrial Company Limited | Derailleur for a bicycle |
JPS6112486A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-20 | 株式会社シマノ | 自転車用デイレ−ラ− |
FR2575434B1 (fr) * | 1984-12-28 | 1989-05-19 | Huret & Fils | Dispositif de commande, notamment pour derailleur de cycle |
JPH065935B2 (ja) * | 1986-07-14 | 1994-01-19 | コニカ株式会社 | スチルビデオカメラ |
JPS63199896U (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-22 | ||
US4789379A (en) * | 1987-10-06 | 1988-12-06 | Maeda Industries, Ltd. | Bicycle deraileur |
JPH0352297U (ja) * | 1989-09-28 | 1991-05-21 | ||
EP0423779B1 (en) * | 1989-10-20 | 1994-04-20 | Campagnolo S.R.L. | A twist-grip device for operating the gears of a bicycle |
JPH04260889A (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-16 | Maeda Kogyo Kk | 自転車用変速操作装置 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP3142430A patent/JPH04342684A/ja active Pending
-
1992
- 1992-05-11 US US07/949,828 patent/US5302155A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-05-11 WO PCT/JP1992/000603 patent/WO1992020567A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1992-05-11 EP EP19920909785 patent/EP0538487A4/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1992020567A1 (en) | 1992-11-26 |
EP0538487A1 (en) | 1993-04-28 |
US5302155A (en) | 1994-04-12 |
EP0538487A4 (en) | 1993-10-20 |
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