JPH05270474A - 自転車用リヤディレーラ - Google Patents

自転車用リヤディレーラ

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JPH05270474A
JPH05270474A JP4064823A JP6482392A JPH05270474A JP H05270474 A JPH05270474 A JP H05270474A JP 4064823 A JP4064823 A JP 4064823A JP 6482392 A JP6482392 A JP 6482392A JP H05270474 A JPH05270474 A JP H05270474A
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JP
Japan
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sprocket
chain
bicycle
chain guide
link
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Application number
JP4064823A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Iwasaki
義久 岩崎
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Maeda Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Maeda Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP19930906800 priority patent/EP0585472A4/en
Publication of JPH05270474A publication Critical patent/JPH05270474A/ja
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
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    • B62M9/124Mechanisms for shifting laterally
    • B62M9/1244Mechanisms for shifting laterally limiting or positioning the movement
    • B62M9/1246Mechanisms for shifting laterally limiting or positioning the movement using cams or plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多段スプロケットを構成する各スプロケット
の径に応じて、ガイドプーリの位置を適切に調整し、こ
れにより、スプロケット構成にかかわらず、良好な変速
性能を達成できる自転車用リヤディレーラを提供するこ
と。 【構成】 前端が自転車フレーム22に支持される制御機
構23の後端部にガイドプーリ39とテンションプーリ40を
もつチエンガイド25を支持させ、上記制御機構23を、第
一横軸34を中心として時計回り方向に付勢するととも
に、チエンガイド25を、第二横軸41を中心として時計回
り方向に付勢したこと特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、複数枚の異径スプロ
ケットを併設してなる多段スプロケットとして構成され
る自転車用フリーホイール(後ギア)の選択した一つの
スプロケットにチエンを掛け換えるための自転車用リヤ
ディレーラに関し、詳しくは、多段スプロケットの各ス
プロケットと、チエンガイドのガイドプーリとの間の間
隔を、適当な間隔とすることができて変速の良好性を高
めたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な自転車用リヤディレーラ
の構成を図6に示す。この自転車用リヤディレーラ1
は、パンタグラフリンク機構2などの制御機構を介し
て、ガイドプーリ3およびテンションプーリ4をもつチ
エンガイド5を、多段スプロケット装置Fの軸芯方向に
移動させうるように構成されている。上記パンタグラフ
リンク機構2は、自転車フレームのエンドプレート6な
どに取付けられるリンクベース7と、このリンクベース
7に対して基端においてそれぞれ車幅方向に揺動可能に
連結されて前方に向けて延びる内外一対のリンク部材
8,9と、これら内外のリンク部材8,9の先端におい
てこれらに対し相対揺動可能に連結された可動部材10
とを備えている。このパンタグラフリンク機構2を構成
する各部材7,8,9,10は、変形可能な平行四辺形
状に互いに連結されているため、このパンタグラフリン
ク機構2が変形させられると、可動部材10は、自転車
の車幅方向に平行移動させられる。
【0003】上記チエンガイド5は、可動部材10に対
して支持されているので、パンタグラフリンク機構2の
変形により、可動部材10とともに車幅方向に平行移動
させられることになる。
【0004】自転車の走行中、チエンCは、テンション
プーリ4の後側、ガイドプーリ3の前側を掛け回った
後、多段スプロケットFの一つのスプロケットの後ろ側
を掛け回るようにして走行する。したがって、多段スプ
ロケットFに掛け回る直前のチエン部分を支持するガイ
ドプーリ3が上記のように多段スプロケットFの軸心方
向に移動させられると、上記チエンCは、ガイドプーリ
3の移動先の位置と対応するスプロケットに掛け換えら
れる。
【0005】上記のように、自転車用ディレーラにおい
てチエンCの掛け換えに対して直接の作用を行うのはガ
イドプーリ3であり、上記のチエンCの掛け換えの応答
性を高めるためには、このガイドプーリ3が多段スプロ
ケットFに対して近づき過ぎもせず、遠過ぎもしない適
当な間隔をもって位置づけられる必要がある。
【0006】多段スプロケットFを構成する各スプロケ
ットは、自転車車幅方向最外方のスプロケットの外径が
最も小さく、車幅方向内方に位置するスプロケットほど
外径が大きくなるように組み合わされている。このよう
な径の異なる各スプロケットのそれぞれに対して適当な
間隔でガイドプーリ3が位置づけられるように、従来か
ら、さまざまな提案がなされている。
【0007】そのひとつには、特公昭42−23486
号公報に示されているもののように、パンタグラフリン
ク機構を、これを構成する各部材を連結するピンを車幅
方向内方に傾けてなる、いわゆるスラント式のパンタグ
ラフリンク機構としたものがある。この場合、パンタグ
ラフリンク機構を変形させてチエンガイドを車幅方向内
方へ移動させると、チエンガイドは斜め下方向に傾斜を
もって移動する。この傾斜は、多段スプロケットを構成
する各スプロケットの歯先を結ぶ線の傾斜と対応してい
るため、ガイドプーリが各スプロケットと対応して位置
するときの各スプロケットとの間の間隔の差を小さくす
ることができる。
【0008】しかしながら、パンタグラフリンク機構の
可動部材の移動方向が決定されてしまうために、多段ス
プロケットのスプロケット構成が各スプロケットの歯数
差の小さいいわゆるクロスレシオのものから、各スプロ
ケットの歯数差の大きいいわゆるワイドレシオのものに
変更した場合に対応できないという問題がある。
【0009】かかる問題を解決するべく、特公昭62−
10874号公報では、パンタグラフリンク機構のスラ
ント傾斜角を、交換の考えられる最大のワイドレシオの
多段スプロケットに対応した方向に設定するとともに、
リンク機構を自転車フレームに対してチエンにテンショ
ンを与える方向に付勢しつつ揺動可能に取付けたものが
提案されている。リンク機構を自転車フレームに対して
上記のように付勢しつつ揺動可能に支持する機構は、チ
エンガイドがリンク機構に対して当然ながらチエンにテ
ンションを与える方向に付勢されつつ揺動可能に支持さ
れていることから、いわゆるダブルテンション機構と呼
ばれている。したがって、上記特公昭62−10874
号公報に示された自転車用リヤディレーラは、いわゆる
スラント式のパンタグラフリンク機構と、いわゆるダブ
ルテンション機構とを組み合わせた上、パンタグラフリ
ンク機構のスラント傾斜角を交換の考えられる最大のワ
イドレシオ構成に対応した方法に設定したものとなる。
【0010】同公報には、上記構成のリヤディレーラ
は、小径スプロケットに掛かるチエンを大径スプロケッ
ト側に掛け換えてゆく場合、パンタグラフリンク機構の
変形によって多段スプロケットから遠ざかる方向に移動
させられたガイドプーリの位置が、リンク機構を付勢す
るばねが絞られてこのリンク機構が反時計回り方向に揺
動することによってスプロケットに近づくように修正さ
れるため、どのようなスプロケット構成の多段スプロケ
ットに変更しても、ガイドプーリと各スプロケットとの
間隔を一定にすることができる、と説明されている。
【0011】しかしながら、この特公昭62−1087
4号公報に示された自転車用ディレーラにおいても、な
お次のような問題がある。第一に、最大のワイドレシオ
構成の多段スプロケットに対応した傾斜をもつようにパ
ンタグラフリンク機構のスラント角を設定すると、可動
部材の移動行程を相当大きくせざるをえず、リンク機構
そのものを大型化する必要が生じるとともに、かかる大
きな変形を実現するために、リンク機構の変形操作効率
が悪くなる。
【0012】第二に、基本的に、ダブルテンション機構
が採用されているために、大径スプロケットにチエンを
掛け換える場合にガイドプーリがこの大径スプロケット
に近づき過ぎるという問題が根本的に存在し、この傾向
は、多段スプロケットをよりワイドレシオのものに交換
するほど激しくなる。したがって、実際上、ワイドレシ
オの多段スプロケット装置について、その大径側のスプ
ロケットにチエンを掛け換える場合の性能は、それほど
よいとはいえない。
【0013】従来のダブルテンション機構について、さ
らにその本質的に存する問題を図6を用いて指摘する
と、リンク機構2は、基端側のリンクベース7から前方
に向けて延び、その先端の可動部材10にチエンガイド
5が支持されている関係上、このリンク機構2をチエン
Cにテンションを付与するべくばね11によって時計回
り方向に付勢することは、ガイドプーリ3が常時多段ス
プロケットFから遠ざかろうとする方向に付勢すること
になる。そうすると、チエンCを大径側のスプロケット
に掛け換えてゆく場合、チエンの弛みがより少なくなる
ことからテンションプーリ4が前方に引っ張られるよう
にチエンガイド5が反時計回り方向に揺動してこのチエ
ンガイド5が付勢するばね12を絞るが、このようにば
ね12を絞りながらチエンガイド5が反時計回り方向に
揺動すると、その影響がリンク機構2がこれを付勢する
ばね11を絞りながら反時計回り方向に揺動するという
こととなってあらわれる。そうすると、ガイドプーリ3
は、チエンCを大径スプロケットに移行させようとすれ
ばするほどスプロケットに近づいてしまうのであり、こ
の傾向は、ワイドレシオの多段スプロケットほど著しく
なるのである。
【0014】本願発明は、上述の事情のもとで考え出さ
れたものであって、大径スプロケットにチエンを掛け換
えようとするほどガイドプーリがスプロケットに近づき
過ぎるという、いわゆるダブルテンション機構を備える
従前の自転車用リヤディレーラがもつ本質的な傾向を合
理的に解消し、スプロケット構成の変更に対応して、ガ
イドプーリが多段スプロケットの小径スプロケットに対
応して位置する場合と大径スプロケットに対応して位置
する場合とにおいて、各スプロケットとの間隔の差を少
なくすることができ、これにより、変速性能をより高め
た自転車用リヤディレーラを提供することをその課題と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。すな
わち、本願の請求項1に記載した発明は、径の異なる複
数枚のスプロケットをもつ多段スプロケットの選択した
一つのスプロケットにチエンを掛け換えるための自転車
用リヤディレーラであって、上記多段スプロケットの前
方において一端部を自転車フレームに取付けられて後方
に向けて延びるとともに他端部にチエンガイド支持部を
もっており、このチエンガイド支持部の自転車車幅方向
の位置を変更しうるように作動させられる制御機構と、
上記チエンガイド支持部に支持され、上部ガイドプーリ
と下部テンションプーリとをもつチエンガイドとを備え
ており、上記制御機構は、上記自転車フレームに対し、
第一横軸を中心として、時計回り方向に付勢されつつ揺
動可能に取付けられるとともに、上記チエンガイドは、
上記制御機構のチエンガイド支持部に対し、第二横軸を
中心として、時計回り方向に付勢されつつ揺動可能に支
持されることを、特徴としている。
【0016】そして、本願の請求項2の発明は、請求項
1の自転車用リヤディレーラにおいて、上記制御機構
は、その一端側に位置するリンクベースと、このリンク
ベースに対して基端においてピンを介して揺動可能に連
結されて後方に向けて延びる内外一対のリンク部材と、
これらリンク部材の先端に対してピンを介して相対揺動
可能に連結された可動部材とからなるリンク機構によっ
て構成されていることを特徴としている。
【0017】さらに、本願の請求項3の発明は、請求項
2の自転車用リヤディレーラにおいて、上記リンク機構
の各部材を連結するピンが、自転車車幅方向に傾斜させ
られていることを特徴としている。
【0018】
【発明の作用および効果】本願発明の自転車用リヤディ
レーラにおいては、チエンが掛設されるガイドプーリお
よびテンションプーリをもつチエンガイドを自転車の車
幅方向、すなわち、多段スプロケットの軸心方向に制御
機構によって移動させて変速を行う点において従来の自
転車用リヤディレーラと共通するものの、リンク機構の
自転車フレームに対する取付け形態が従来の一般的なリ
ヤディレーラとは全く異なっている。
【0019】すなわち、従来のリヤディレーラにおいて
は、パンタグラフリンク機構等からなる制御機構は、後
端側が自転車フレームに対して連結支持され、前方に向
けて延びており、そしてこの前方部において上記のチエ
ンガイドが支持されていたが、本願発明では、これとは
全く逆に、制御機構は、多段スプロケットの前方におい
て、自転車フレームに対する取付け部から後方に向けて
延びており、後方端部においてチエンガイドが支持され
ている。
【0020】かかる形態によって自転車に対して取付け
られる本願発明の自転車用リヤディレーラにおいても、
チエンガイドのテンションプーリおよびガイドプーリに
チエンを掛設しつつ、チエンのたるみをとって常にチエ
ンにテンションを与えるために、チエンガイドは、制御
機構のチエンガイド支持部に対し、横軸(第二横軸)を
中心として、自転車側方視において時計回り方向に付勢
されつつ揺動可能に支持される。これに加え、制御機構
そのものも、自転車フレームに対し、横軸(第一横軸)
を中心として、自転車側方視において時計回り方向に付
勢されつつ揺動可能に取付けられている。
【0021】上述したように、本願発明においても、制
御機構はフレームに対して時計回り方向に付勢されつつ
揺動可能に取付けられるのであるが、制御機構がそのフ
レームに対する取付け部から後方に向けて延びており、
この後方端部にチエンガイドが支持されているため、制
御機構の付勢方向は、ガイドプーリが多段スプロケット
に近づく方向になる。
【0022】チエンガイドのテンションプーリの後側、
ガイドプーリの前側を掛け回されたチエンは、ガイドプ
ーリを離れて多段スプロケットの後側を掛け回るように
掛設されるのであるが、このようなチエン掛設状態にお
いては、チエンガイドを時計回り方向に付勢するばね、
および制御機構を時計回り付勢するばねは、いずれも所
定量絞られた状態で平衡する。
【0023】この状態から、制御機構を作動させてチエ
ンガイドを大径スプロケット側に移行させると、チエン
はチエンガイドの移行先と対応するスプロケットに掛け
換えられる。小径スプロケットから大径スプロケットに
チエンが掛け換わると、その分チエンの弛み量が少なく
なって、チエンガイドは、テンションプーリが前方に引
っ張られるように、すなわち、チエンガイドを付勢する
ばねに抗して反時計回り方向に回動する。上述したよう
に、チエンガイドを付勢するばねと制御機構を付勢する
ばねとは平衡状態にあるから、こうしてチエンの弛みの
減少に起因したチエンガイドの反時計回り方向への回動
の影響は、制御機構の反時計回り方向の回動となってあ
らわれる。
【0024】すなわち、チエンが大径スプロケット側に
掛け換えられて弛み量が少なくなるにしたがい、チエン
ガイドが第二横軸を中心として、これを付勢するばねに
抗して反時計回り方向に所定量回動すると、これに連動
して、制御機構も、第一横軸を中心として、制御機構を
付勢するばねの弾力に抗して、反時計回り方向に回動す
るのである。
【0025】こうして、制御機構が第一横軸を中心とし
て反時計回り方向に回動することは、チエンガイドのガ
イドプーリが多段スプロケットの軸心から遠ざかる方向
に所定量回動することを意味する。このことを要する
に、本願発明においては、ガイドプーリが大径スプロケ
ット側に移行してチエンを掛け換えることに伴い、この
ガイドプーリの位置が、自動的に多段スプロケットの軸
心から遠ざかるのであり、このように多段スプロケット
の軸心から遠ざかる距離は、スプロケットの外径にほぼ
比例する傾向となるのである。
【0026】したがって、本願発明の自転車用リヤディ
レーラにおいては、チエンの掛け換えに直接作用を及ぼ
すガイドプーリの位置が、多段スプロケットの外径と対
応した関係位置に自動的に誘導されることになり、その
結果、多段スプロケットのスプロケット構成のいかんに
かかわらず、ガイドプーリが、これが対応するスプロケ
ットの径に応じた適切な位置に位置させられることにな
る。
【0027】この結果、スプロケット構成のいかんにか
かわらず、ガイドプーリと各スプロケットとの間隔を合
理的に適正範囲内におさめることができ、組合せ使用さ
れる多段スプロケットのスプロケット構成にかかわりな
く、良好な変速性能を維持することができるようにな
る。
【0028】
【実施例の説明】以下、本願考案の自転車用リヤディレ
ーラ21の好ましい実施例を、図面を参照しつつ、具体
的に説明する。図1に表れているように、この自転車用
リヤディレーラ21は、多段スプロケットホイールFの
前方において、前端部が自転車用フレーム22に対して
取付けられ、かつ後方に向けて延出する制御機構23
と、この制御機構23の後端部に設けた支持部24に支
持されるチエンガイド25とを備える。
【0029】上記制御機構23は、上記チエンガイド2
5の自転車車幅方向の位置を変更しうるように作動させ
られるものであって、本実施例では、いわゆる平行四辺
形パンタグラフリンク機構23aによって構成してい
る。この平行四辺形パンタグラフリンク機構23aは、
フレーム22に対して取付けられるリンクベース26
と、このリンクベース26に対して、それぞれ基端にお
いてピン27,28を介して自転車車幅方向に揺動可能
な内外一対のリンク部材29,30と、これらリンク部
材29,30の前端に対してピン31,32を介して相
対揺動可能に連結された可動部材33とを備える。上記
各ピン27,28,31,32は、平行四辺形の頂点を
なすように配置されており、したがって、この平行四辺
形パンタグラフリンク機構23aが変形させられると、
可動部材33ないしこれに支持されるチエンガイド25
は、自転車車幅方向に平行移動することになる。
【0030】この平行四辺形パンタグラフリンク機構2
3aは、その前方基端部、すなわち、リンクベース26
において、フレーム22に対し、多段スプロケットFの
軸心と平行な第一横軸34を中心として所定の角度範囲
内を揺動可能に支持されており、かつ、リンクベース2
6内に組み込まれた第一ばね35により、上記第一横軸
34を中心として時計回り方向(矢印A方向)に弾力付
勢されている。
【0031】一方、チエンガイド25は、内プレート3
6と、外プレート37とをもつガイド枠38に、上方に
位置するガイドプーリ39と、下方に位置するテンショ
ンプーリ40とをそれぞれ回転可能に支持して構成され
ており、ガイド枠38の上部において、上記第一横軸3
4と平行な第二横軸41を中心として揺動可能になって
いる。また、このチエンガイド25は、可動部材33の
内部に組み込まれた第二ばね42により、第二横軸41
を中心として時計回り方向(矢印P方向)に付勢されて
いる。
【0032】上記平行四辺形パンタグラフリンク機構2
3aは、本実施例においては特に、これを構成する四つ
の部材を互いに揺動可能に連結する四本のピン27,2
8,31,32を、図2によく表れているように、自転
車車幅方向内方に傾斜させている。このようにすること
により、リンク機構23aがチエンガイド25を小径ス
プロケット側(車幅方向外方側)から大径スプロケット
側(車幅方向内方側)へ移動するように変形させられる
とき、チエンガイド25が、多段スプロケットFの軸心
方向内方へ移動するとと同時に、下方へも移動するよう
になる。この考え方は、チエンガイド25を、多段スプ
ロケットの歯先を結ぶ線のなす傾斜と同傾向の傾斜をも
って移動させようとする、従前のリヤディレーラにおけ
る、いわゆるスラントパンタグラフリンク機構の考え方
を採用したものであり、多段スプロケット装置Fとし
て、その変更可能なスプロケット構成の範囲が広い場合
に採用するとより後述する本願発明の作用効果を実現す
る上で好ましい。
【0033】上記のようにして自転車フレームに取付け
られた自転車用リヤディレーラ21は、無端チエンC
を、テンションプーリ40の後ろ側、ガイドプーリ39
の前側を経由して多段スプロケットFの一つのスプロケ
ットの後側を掛け回るように掛設することにより、図1
に示すように安定する。
【0034】そして、平行四辺形パンタグラフリンク機
構23aを変形させてチエンガイド25を車幅方向に移
動させると、移動先と対応するスプロケットにチエンC
が掛け換えられる。このようなリンク機構23aの変形
作動は、通常、自転車フレームの適部に取付けた操作レ
バー(図示略)を操作し、この操作力をケーブルWを介
してリンク機構23aに伝達することにより行われる
が、本実施例では、これを次のように構成している。
【0035】図5に詳示するように、リンクベース26
の適部に、中心からの半径距離が段階的に変化する外周
カム面43a,43b…を有する回転カム43を取付け
る一方、上記カム面43a,43b…に弾性的に当接す
るように付勢されたカムフォロア44を設ける。本実施
例においては、リンクベース26と外リンク部材30と
を連結するピン28に、上記カムフォロア44を支持す
るアーム45を揺動可能に取付けている。このアーム4
5はさらに外リンク部材30の内面に沿って延長され、
このアームの延長部45aは、外リンク部材30と可動
部材33とを連結するピン32に套挿したばね46によ
り、常時外リンク部材30の内面に押し付けるように付
勢されている。さらに、内リンク部材29と可動部材3
3とを連結するピン31に套挿したリターンばね47に
より、リンク機構23の全体が、常時可動部材33が多
段スプロケットFの小径スプロケット方向(自転車車幅
方向外方)に復帰移動するように付勢されている。な
お、このリターンばね47の弾力は、上記アーム45を
外リンク部材30に押し付けるべく付勢するばね46の
弾力よりも小さく設定しておく。
【0036】通常状態においては、リターンばね47の
弾力によって可動部材33が自転車車幅方向外方に復帰
しようとすることにより、カムフォロア44は回転カム
43のカム面43a,43b…に押し付けられることに
なる。カムを回転させて上記カムフォロア44をカム回
転中心から遠ざかる方向に押動すると、上記ばね46の
弾力が上記リターンばね47の弾力よりも大きいことか
ら、上記アーム45と外リンク部材30とが一体となっ
て図5の矢印L方向に揺動させられ、これに伴い、リン
ク機構23a全体が、リターンばね47を蓄勢しつつ可
動部材33ないしチエンガイド25が矢印L方向に移動
するように変形させられる。
【0037】上記カム43を反対方向に回転させると、
カムフォロア44が当接するカム面の半径が縮小するこ
とにともない、アーム45の矢印T方向の回動が許容さ
れ、したがって、リンク機構23aは、リターンばね4
7の弾力により、カム43で規制される量、可動部材3
3ないしチエンガイド25が矢印T方向に移動するよう
に戻り変形する。
【0038】また、図5に示される構成は、いわゆるセ
ーバ機構をも兼ね備える。すなわち、チエンCが走行し
ていない場合等、可動部材33ないしチエンガイド25
の自転車車幅方向の移動が阻止されている状態において
も、カム43を回転させてアーム45を回動させること
ができる。この場合、アームの延長部45aは、外リン
ク部材30から相対的に離れるようになってばね46を
蓄勢する。そして、可動部材33の移動を阻害する要因
が取り除かれた時点、すなわち、チエンが走行を始めた
時点で、上記ばね46がアーム45の延長部45aを外
リンク部材30に押し付けるように作用する。すでにリ
ンクベースに対して回動させられた延長部45aに対し
て外リンク部材30が押し付けられるのであるから、こ
のときリンク機構23aは、可動部材33が矢印L方向
に移動するように変形するのである。なおかかる変形
は、アームの延長部45aを押し付けるばね46の弾力
がリターンばね47の弾力よりも大きいからこそ達成で
きる。
【0039】上記回転カム43を回転させるためには、
この回転カム43そのものを図示しないばねによって一
方向に復帰回転させるように付勢しておくとともに、こ
のカム43に一体に設けたリール体48に、操作レバー
(図示略)に連係されるケーブルWを連結しておけばよ
い。そうすると、図示しない操作レバーを回動させてケ
ーブルWを牽引するこにとによって上記カム43を一方
向に強制回転させることができ、操作レバーを逆方向に
回動操作してケーブルWを繰り出すことにより、カム4
3を、これを付勢するばねの蓄勢弾力によって戻り回転
させることができる。
【0040】なお、ケーブルの牽引あるいはその繰り出
しによってリンク機構23aを変形させるための構成
は、上述した構成になんら限定されるものではないこと
はもちろんであり、従前のリヤディレーラにおいて採用
されていたような、リンク機構を構成する四つの部材の
うち、互いに相対位置が変化する二部材に、それぞれア
ウタケーブルとインナケーブルを止着し、操作レバーに
よってアウタケーブルとインナケーブルとの間に与えら
れた軸方向の相対動によってリンク機構が変形するよう
に構成してもなんら問題はない。また、リンク機構23
aの可動部材33にケーブルを直接連結してもよい。
【0041】以上の構成において、小径側スプロケット
に掛かっているチエンCを大径側スプロケットに掛け換
える場合を考える。図1において、リンク機構23aを
変形させてチエンガイド25を車幅方向内方に移行させ
ると、このチエンガイド25のガイドプーリ39の移動
先と対応する大径スプロケットにチエンCが掛け換えら
れる。そうすると、チエンの弛みがそれだけ少なくな
り、チエンガイド25は、テンションプーリ40が前方
に引っ張られることにより、第二横軸41を中心として
矢印Q方向に回動する。そうすると、チエンガイド25
を矢印P方向に付勢する第二ばね42が絞られ、こうし
て蓄勢量が増大させられた第二ばね42と、平衡をとる
ようにして、リンク機構23aもまた、これを矢印A方
向に付勢する第一ばね35を絞るようにして第一横軸3
4を中心として矢印B方向に回動する(図1仮想線参
照)。
【0042】その結果、ガイドプーリ39の位置は、リ
ンク機構23aの矢印B方向への回動量に相当する距離
下方に移動する。もちろん、本実施例においては、リン
ク機構23aそのものがいわゆるスラントパンタグラフ
リンクとなっているため、スラント角に起因したガイド
プーリ39の位置の変化も加算される。
【0043】ここで注目するべきは、ガイドプーリ39
の位置の下方への変化量は、チエンCの弛み量の減少に
対して比例的な関係となっている点である。すなわち、
チエンCが掛かっているスプロケットの外径に対応し
て、その外径が大きくなるほど、ガイドプーリ39の位
置が自動的に下方に移動修正されるのである。
【0044】このことは、従前のダブルテンション式の
リヤディレーラにおいては、チエンが大径スプロケット
に移行するほど、ガイドプーリがスプロケットに近づく
傾向となることと、きわだった対照をなす。従来のダブ
ルテンション機構では、チエンが大径スプロケットに移
行すればするほどガイドプーリが近づくため、多段スプ
ロケットをスプロケット構成の大きく異なるものに変更
する場合に対応することはきわめて困難かつ複雑な調整
が必要であったが、本願発明では、チエンが掛かるスプ
ロケットの大きさに応じてガイドプーリが多段スプロケ
ットの軸芯に対して自動的に近接退避するため、どのよ
うなスプロケットの構成の多段スプロケットと組み合わ
せて用いる場合でも、ガイドプーリと多段スプロケット
の各スプロケットの間隔を、所定の許容範囲に入るよう
にすることができるのである。
【0045】したがって、本願発明のリヤディレーラに
よれば、スプロケットの変更に対応して適切なガイドプ
ーリの位置が自動選択され、その結果、スプロケット構
成とは無関係に、良好な変速性能を維持することができ
るようになったのである。
【0046】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
例に限定されることはない。たとえば、実施例では、チ
エンガイド25として、いわゆる振り子式のチエンガイ
ドが採用されているが、チエンガイドとして公知な、た
とえば天秤式あるいは三角天秤式のチエンガイドを採用
しうることはもちろんである。
【0047】さらに、また、上記した実施例では、チエ
ンガイド25を車幅方向に移動させるための制御機構と
して、いわゆる平行四辺形パンタグラフリンク機構が採
用されているが、制御機構としてかかるパンタグラフリ
ンク機構に限定されないことももちろんである。たとえ
ば、チエンガイドを横方向の軸に沿ってスライド移動さ
せるようにしてもよい。また、実施例では、平行四辺形
パンタグラフリンク機構23aを、いわゆるスラント式
に構成したが、スラント式にするかどうかは選択的な事
項である。
【0048】さらに、すでに説明しているが、リンク機
構23aを変形させるための構造も、実施例のようなカ
ムによる手法によらなくてもよい。また、上記したよう
に、チエンが掛かるスプロケットの径に応じてガイドプ
ーリ39の位置が修正されるのは、リンク機構23aを
付勢する第一ばねと、チエンガイドを付勢する第二ばね
とが平衡状態にあることを前提とするが、これら第一ば
ねと第二ばねとは、常に平衡していなければならないと
いう訳ではない。たとえば、リンク機構23aの回動範
囲を、最もA方向に回動した状態が図1に示すような水
平状態であるように規制しつつ、このリンク機構を矢印
A方向に付勢することももちろん本願発明の範囲に含ま
れる。
【0049】このようにすると、チエンが比較的小さい
径のスプロケットに掛かっている場合には、リンク機構
23aは、その回動端に当接していて第一ばねを実質的
に非作動状態とし、チエンにテンションを与える役割を
チエンガイドを付勢する第二ばねのみによって行い、チ
エンが比較的大きなスプロケットに掛かっている場合に
は、チエンの弛み量の減少に起因してチエンガイドが大
きくQ方向に回動させられることに連動して第一ばねと
第二ばねとが平衡状態となり、リンク機構23aが第一
横軸を中心としてB方向に所定量回動するようになる場
合も、本願発明の範囲に含まれるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の正面図(自転車右側方
視)である。
【図2】同左側面図(自転車後方視)である。
【図3】同背面図(自転車左側方視)である。
【図4】同平面図である。
【図5】上記実施例のパンタグラフリンク機構を変形さ
せるための構成を示す模式断面図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
21 自転車用リヤディレーラ 22 フレーム 23 制御機構 23a 平行四辺形パンタグラフリンク機構 24 チエンガイド支持部 25 チエンガイド 26 リンクベース 27 ピン 28 ピン 29 内リンク部材 30 外リンク部材 31 ピン 32 ピン 33 可動部材 34 第一横軸 35 第一ばね 39 ガイドプーリ 40 テンションプーリ 41 第二横軸 42 第二ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なる複数枚のスプロケットをもつ
    多段スプロケットの選択した一つのスプロケットにチエ
    ンを掛け換えるための自転車用リヤディレーラであっ
    て、 上記多段スプロケットの前方において一端部を自転車フ
    レームに取付けられて後方に向けて延びるとともに他端
    部にチエンガイド支持部をもっており、このチエンガイ
    ド支持部の自転車車幅方向の位置を変更しうるように作
    動させられる制御機構と、上記チエンガイド支持部に支
    持され、上部ガイドプーリと下部テンションプーリとを
    もつチエンガイドとを備えており、 上記制御機構は、上記自転車フレームに対し、第一横軸
    を中心として、時計回り方向に付勢されつつ揺動可能に
    取付けられるとともに、 上記チエンガイドは、上記制御機構のチエンガイド支持
    部に対し、第二横軸を中心として、時計回り方向に付勢
    されつつ揺動可能に支持されること、を特徴とする、自
    転車リヤディレーラ。
  2. 【請求項2】 上記制御機構は、その一端側に位置する
    リンクベースと、このリンクベースに対して基端におい
    てピンを介して揺動可能に連結されて後方に向けて延び
    る内外一対のリンク部材と、これらリンク部材の先端に
    対してピンを介して相対揺動可能に連結された可動部材
    とからなるリンク機構である、請求項1の自転車用リヤ
    ディレーラ。
  3. 【請求項3】 上記リンク機構の各部材を連結するピン
    は、自転車車幅方向に傾斜させられている、請求項2の
    自転車用リヤディレーラ。
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