JPH03175813A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JPH03175813A
JPH03175813A JP31554089A JP31554089A JPH03175813A JP H03175813 A JPH03175813 A JP H03175813A JP 31554089 A JP31554089 A JP 31554089A JP 31554089 A JP31554089 A JP 31554089A JP H03175813 A JPH03175813 A JP H03175813A
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transistor
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Takashi Taya
隆士 太矢
Satoshi Yoshida
聡 吉田
Tadao Imai
今井 忠男
Hideaki Odagiri
英昭 小田切
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業−にの利用分野) 本発明は、通信装置などに用いられる集積回路等に設け
られて制御室F「に応じた周波数の発振信号を出力する
電圧制御発振器<vco> cこ関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えばALAN
  B、 GREBENE、”BIPOI、AR,AN
D  MOS  ANALOG  INTEGRATE
D  CTRCU’JT  DF、5IGN”(198
B>John  Wiley&5ons(米)P、57
5−577に記載されるものがある。この文献に記載さ
れる構成例を第2図に示す。
第2図は、従来の電圧制御発振器の一構成例を示す回路
図である。
この電圧制御発振器は、エミッタ結合型のマルチバイブ
レータ回路20、差動増幅回路30及び定電流回路50
で構成されている。
マルチバイブレータ回路20は、発振信号(交流信号)
31.N2を出力する回路であり、発振信号St、、S
2をそれぞれ出力する出力端子12を有している。出力
端子1と電源電位■CCとの間にはトランジスタ3が接
続され、出力端子]と電源電位VEE (例えば接地電
位)との間には定電流源4が接続されている。トランジ
スタ3のベースには、電源電位■CCとの間にダイオー
ド5及び抵抗6が、ノードN]−との間にスイッチング
用のトランジスタ7がそれぞれ接続されている。
出力端子2と電源電位■CCとの間(こはトランジスタ
8が接続され、出力端子2と電源電位V E Eとの間
には定電流源9が接続されている。I・ランジスタ8の
ベースには、電源電位VCCとの間にダイオード]0及
び抵抗11が、ノードN2との間にスイッチング用のト
ランジスタ1−2がそれぞれ接続されている。トランジ
スタ7.12のエミッタ間にはコンデンサ13が接続さ
れている。マルチバイブレータ回路20は、ノードN1
.、N2を介して差動増幅回路30に接続されている。
差動増幅回路30は、発振信号Sl、S2の周波数を制
御するための回路であり、制御電圧を供給するための入
力端一7−3 ]、 、 32を有し、ノードN]及び
N3間に接続されるトランシタ33、抵抗34と、ノー
ドN2及びN3間に接続されるトランジスタ35.抵抗
36とを有している。さらには、それぞれ電源電位VC
C及びソードN3間に接続されるlヘランジスタ37.
抵抗38とトランジスタ39.抵抗40を有している。
トランジスタ33.35のベースは入力端子3]に、ト
ランジスタ37,39のベースは、入力端子32にそれ
ぞれ共通接続されている。差動増幅回路30は、ノード
N3を介して定電流回路50に接続されている。
定電流回路50は、差動増幅回路30に定電流を流すた
めの回路であり、ノードN3及び電源電位VEE間に接
続されるトランジスタ51及び抵抗52を有している。
トランジスタ5]のベースには、電源型)TVCCとの
間に抵抗53が、電源電位VERとの間にトランジスタ
54が接続され、トランジスタ54のベースはI・ラン
ジスタ5]と抵抗52の接続点に接続されている。
以−にのように構成される電圧制御発振器において、ト
ランジスタ3.7,8,1.2.3B、35゜37.3
9,51.54は、同一特性のNPN型バイポーラトラ
ンジスタ(シリコントランジスタ)であり、ベース・エ
ミッタ間電圧はVbeである。
ダイオード5,10は、その順方向電圧かVbeに等し
い。抵抗6.11の抵抗値は等しく、抵抗34.36.
38.40の抵抗値は等しい。
次に、動作を説明する。
以上のように構成される電圧制御発振器に、電源電圧(
VCC−VEE)を供給し、入力端子31.32にそれ
ぞれ入力電圧V31.V32を入力する。これにより、
トランジスタ7、]2がオン・オフ動作してトランジス
タ33.35に電流I i−+  I 2 (11−=
I 2>が流れると共に、トランジスタ37.39に電
流I3.  ■4.(I3=I4)が流れてマルチバイ
ブレータ回路20が自走発振し、出力端子1−12にそ
れぞれ発振信号S]S2が出力される。電流■↑、I2
.I3.I4はノードN3で合流して定電流丁5(=I
l+I2+I3+T4)となる。ここで、定電流■5の
電流値は、l−ランジスタ54と抵抗52によって決め
られる。
入力端子31.32に入力する入力電圧■3]−V32
の差(例えば、VB1−VB2>である制制電圧VCを
変化させると、定電流15は常に一定であるため、電流
■]−及び電流■2の和と、電流13及び電流■4の和
との相対的な比が変化し、電流■]−及び電流■2の和
が増減する。電流■1−及び電流■2の和の増減に伴っ
て発振信号S]S2の発振周波数f。が変化する。この
発振周波数f。は、電流11.l2(T1=I2>によ
って決まり、次式によって表される。
以−Lのようにして動作する電圧制御発振器は、前記文
献に記載されているとおり、(1〉式の■1、がベース
・エミッタ間電圧Vbeに比例するように定電流回路5
0の回路設計がなされているため、制御電圧VCをゼロ
にした場合の発振周波数f。、即ち中心周波数f。・−
・1/(16・R52・C)がVbeに依存しない。そ
のため、温度変化等による中心周波数f。付近での周波
数変動が抑制され、周波数安定度の高い発振動作が得ら
れる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の電圧制御発振器では次のよう
な課題があった。
トランジスタフ、12のスイッチング動作に伴い、トラ
ンジスタフ、12のエミッタは最低■CC−3Vbeの
電位までの振幅で動作する。トランジスタ51のベース
の電位はVEE+2Vbeであり、トランジスタ33,
35.51が飽和状態にならないためには、(VCC−
3Vbe)−(VEE+2Vbe) >Vbe、川1ち
(VCC−VEE)>6Vbeが満たされる必要がある
。シリコントランジスタのベース・エミッタ間電圧Vb
eは、−船釣に0.6〜・0.8V程度であり、第2図
の電圧制御発振器を動作させるためには、3.6〜4,
8■の電源電圧(VCC−VEE)が必要となる。
特に近年、高速集積回路で用いられるトランジスタのv
beは0.8V以−Eであり、この場合には6X0.8
V−4,8V以上の電源電圧を必要とする。このため、
第2図の電圧制御発振器は、電源電圧の変動を見込むと
、電力消費を抑えるために電源電圧を低くした、例えば
5V系の通信装置の集積回路等では動作しない場合があ
る。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、定電
流回路で少なくともトランジスタ二段分の電圧降下が生
じるなめ、その分電源電圧が大きくなってしまう点につ
いて解決した電圧制御発振器を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決するために、第1の電源電位と
第2の電源電位との間に接続され、回路内部に流れる第
1.及び第2の電流に応じた周波数の発振信号を出力す
るマルチバイブレータ回路と、前記マルチバイブレータ
回路に接続され制御電圧を増幅して内部に流れる前記第
1及び第2の電流を制御する差動増幅回路と、前記差動
増幅回路全体に定電流を流すための定電流回路とを備え
た電圧制御発振器において、前記定電流回路を以下のよ
うなカレントミラー回路、定電圧回路及び抵抗で構成し
たものである。
即ち、カレントミラー回路は、前記差動増幅回路と第2
の電源電位との間に接続された第1−の定電流トランジ
スタ、及び第1.の回路内ノードと前記第2の電源電位
との間に接続され前記第1の定電流トランジスタにベー
スが共通接続された第2の定電流トランジスタを有し、
そのベースに流れる基準電流に基づいて該第1−の定電
流トランジスタに流れる前記定電流を設定する構成にし
たものである。
定電圧回路は、前記第1の電源電位と第2の回路内ノー
ドとの間に接続されたI・ランジスタ、及び該トランジ
スタのベースと前記第2の電源電位との間に縦続接続さ
れ該トランジスタの電圧降下値と前記第2の回路内ノー
ドと前記第2の電源電位との間の電圧降下値とに応じた
数のダイオードを有し、該第2の回路内ノードを定電圧
に維持する構成にしている。
]0 抵抗は、前記第2の回路内ノードと前記第1の回路内ノ
ードとの間に接続され前記定電圧に応じて前記基準電流
を設定するように構成されている。
作用〉 本発明によれば、以−4−のように電圧制御発振器を構
成しなので、カレントミラー回路は、該カレントミラー
回路内において、定電流が流れる第1の定電流トランジ
スタによる電圧降下値が1〜ランシスタ一段分になるよ
うに働く。定電圧回路及び抵抗は、カレントミラー回路
を流れる基準電流の値が、定電圧回路内のトランジスタ
の電圧降下値と、第2の回路内ノードと第2の電源電位
との間の電圧降下値と、ダイオードによる電圧降下値と
に応じて決まるように働く。
したがって、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例を示す電圧制御発振器
の回路図であり、例えば通信装置の集積回路に使用され
るものである。図中、第2図と共通の要素には共通の符
号が付されている。
−1 この電圧制御発振器は、第2図と同様のマルチバイフル
ータ回路20、差動増幅回路30、及び電源電圧(VC
C−VEE)供給用の電源556.m加えて、定電流囲
860で構成されている。
定電流回路60は、差動増幅回路30に定電流■5を流
ずためのlj!l路であり、カレントミラー回路70、
定電圧囲路80及び抵抗90で構成されている。
カレントミラー回路70は、定電圧回路80及び抵抗9
0によってその電流値が決まる基準電流■6に基づいて
定電流15を設定するための回路であり、ノードN3を
介して差動増幅回路30&こ接続される第1−の定電流
I・ランジスタであるI・ランジスタフ]−を有してい
る。トランジスタ71のエミッタは抵抗72を介して第
2の電源電位である電源電位VEEに接続されている。
トランジスタ71のベースは、コレクタ及びベース間が
接続された第2の定電流トランジスタであるトランジス
タ73のベースに接続されている。トランジスタ73の
コレクタは第1の回路内ノー1〜であるノ 2 −ドN4に接続され、エミッタは抵抗74を介して電源
電位VERに接続されている。抵抗7274の抵抗値は
、基準電流■6と定電流■5が等しくなるように設定さ
れている。カレンI・ミラー回路70には定電圧回路8
0が接続されている。
定電圧回路80は、第2の回路内ノードであるノードN
5を定電圧に維持するだめの回路であり、第1の電源電
位VCCとノードN4との間にエミッタフォロワ接続さ
れたトラジスタ81を有している。トランジスタ81の
ベースは、抵抗82を介して電源電位■CCに接続され
ると共に、ベース側をアノードにして縦続接続されたダ
イオード83.84.85を介して電源電位VEEに接
続されている。
抵抗90は、ノードN5の定電圧に基づいて基準電流■
6を設定する機能を有し、ノードN4及びN5間に接続
されている。
以−Lのように構成される電圧制御発振器(こおいて、
例えばトランジスタフ1.73.81は、同一・特性の
NPN型バイポーラI・ランジスタであり、ベース・エ
ミッタ間電圧はViceであり、ダイオード8B、84
.85の順方向電圧はvbeに等しい。
次に、動作を説明する。
電源554こより定電流回路60に電源電圧(VC(、
−VEE)が供給されると、抵抗82.ダイオード8B
、84.85に電流が流れ、ダイオード83のアノード
の電位がVER+3Vbeとなる。
電圧VEE+3Vbeカ月〜ランジスタ81のベースに
印加されると、トランジスタ81−のエミッタは定電圧
(VEE+3Vbe) −Vbe=VEE+2Vbeに
維持され、lヘランジスタ8]のエミッタから、抵抗9
0、トランジスタ73及び抵抗74に基準電流■6が流
れる。この経路での電圧降下値は、l6xR90+Vb
e+I 6xR,74(ただし、R90、R74は、そ
れぞれ抵抗90.抵抗74の抵抗値)となる。この電圧
降下値は、トランジスタ81のエミッタの電位VEE−
1−2Vbeと第2の電源電位VERとの差に等しいこ
とから次式が得られる。
電源55により、マルチバイブレータ回路20に電源電
圧(VCC−VEE)が供給され、入力端子3]、、3
2にそれぞれ入力電圧V31.V32が入力されると、
トランジスタ7.1.2が交互にオン・オフ動作するに
伴い、コンデンサ]−3に流れる電流の向きが変化し、
ノードN]−及びN2にそれぞれ電流II、I2が流れ
、電流1.1.、I2は常時等しい電流値をとる(11
−I2>。この電流II、I2が、それぞれトランジス
タ33゜35に流れ込むと共に、トランジスタ3739
にそれぞれ電流丁3.I4が流れる。この電流■3、I
4は常時等しい電流値をとる(13=I4)。電流II
、I2.I3.L4は、合流して定電流■5となり定電
流トランジスタ71に流れこむ。
このようにしてマルチバイフ゛ル−タ回n20は自走発
振し、出力端子1.2にそれぞれ発振信号S〕5 1、S2を出力する。
以上のように動作して発振信号SL、82を出力する電
圧制御発振器において、入力端子3]−32にそれぞれ
入力される入力電圧V31.V32の差(例えば、VB
1−VB2)である制御電圧VCを制御することで、電
流丁1.I2が変化する。即ち、制御電圧VCを正の値
にすると、定電流■5はトランジスタ37.39よりも
、トランジスタ33.35の方により多く分割され(■
1−1−I2>I3−1−I4) 、制御電圧VCを負
の値にすると、定電流■5はトランジスタ33.35よ
りも、トランジスタ37.39の方により多く分割され
る(I l+I2<IB+I4)。制御電圧VCをゼロ
にすると、各トランジスタ33,35.37.39に流
れる電流は等しくなる(ItI2−I3=14−丁5/
4)。このようにしてノードN2.N3に流れる電流1
1.12を制御することにより、(1)式に示した発振
周波数foを制御することができる。
本実施例は、次のような利点を有している。
6 (A)  定電流回路60において、定電流■5が流れ
るトランジスタはトランジスタ71のみであり、従来の
定電流回路50に比べて定電流■5が流れるトランジス
タの数を1つ減らしたので、抵抗72の抵抗値を適宜設
定することによって第1図の電圧制御発振器は、第2図
の電圧制御発振器に比べて約6分の5の電源電圧で動作
させることができる、即ちベース・エミッタ間電圧Vb
eの5倍よりも大きな電源電圧によって動作させること
ができる。そのため、第1図の電圧制御発振器は、ベー
ス・エミッタ間電圧Vbeが0.8Vの場合でも、電源
電圧は5X0.8V−4,0V以上でよく、電源電圧の
変動を見込んでも、−船釣な5V系の通信装置や、高速
動作が得られる4、5V系の通信装置等でも使用できる
。したがって、第1図の電圧制御発振器を幅広い電源電
圧で動作させることができると共に、電源電圧の低減に
より、該電圧制御発振器が使用される通信装置の消費電
力を抑えることができる。さらに、電源電圧を低くでき
るなめ、その電源電圧を供給する電源供給 7 装置等の規模を従来に比べて小さくでき、通信装置全体
の小型化を図ることができる。
(B)  定電圧回路80及び抵抗90を設けることに
より、基準電流■6は、ベース・エミッタ間電圧Vbe
に比例するように設定できる。そのため、制御電圧Vが
ゼロの時(I 1−I 2=I 3−I4I5/4)、
(]−)、(2>式より発振信号S]、S2の発振周波
数f。、即ち中心周波数fCは次式によって表わすこと
ができる。
したがって、第2図の電圧制御発振器と同様に、第1図
の電圧制御発振器においても発振信号5l−82の中心
周波数f。はVbeに依存しない。このなめ、本実施例
においても、中心周波数f。付近での温度依存性等の除
去が回部であるという利点が維持される。
8 (C)  カレンI・ミラー回路70は抵抗72,74
を設けて構成したので、定電流■5の抵抗72による電
圧降下分だけ電源電圧が大きくなるが、定電流■5及び
基準電流丁6のバラツキを除去でき、定電流■5の設定
精度を向−1−させることができる。
(1)〉  第1図の電圧制御発振器は、集積回路によ
って構成できるが、その場合、抵抗90を外付けにする
ことで、抵抗90の抵抗値の設定精度が高まり、抵抗9
0の抵抗値の設定1誤差による該集積回路の動作の不安
定性が除去される。
第3図は、本発明の第2の実施例を示す電圧制御発振器
における定電流回路の回路図であり、第1−図の定電流
回路60に代えて用いられるものである。図中、第1図
と共通の要素には共通の符号が付されている。
この定電流回路60−1−が定電流回路60と異なる点
は、トランジスタ71に代えて、ベース、コレクタ及び
エミッタがそれぞれ共通接続された複数の、例えば4つ
のトランジスタ71a、719 b、71c、7]、d (それぞれのベース・エミッタ
間電圧はVbe)を用いてカレンI・ミラー回路70−
1を構成した点である。この第2の実施例では、定電流
丁5が流れるトランジスタ7]−a〜71 dによるノ
ードN3及び電源電位VEE間の電圧降下はI・ランシ
スター段分である。そのため、第1の実施例と同様の作
用、効果が得られると共(こ、抵抗72.74の抵抗値
を適宜設定することにより、定電流■5を流すために必
要とする基準電流■6は、定電圧■5の4分の1.、(
I5=I6/4)ですませられるという利点がある。
第4図は、本発明の第3の実施例を示す電圧制御発振器
における定電流回路の回路図であり、第1図の定電流回
路60に代えて用いられるものである。図中、第1−図
と共通の要素には共通の符号が付されている。
定電流回路60−2が定電流回路60と異なる点は、ト
ランジスタ71.73に加えて、トランジスタフ5を付
加し−CカレンI・ミラー回路702を構成した点と、
ダイオード83〜85に加え/)n て、順方向電圧がVbeのダイオード86をf=J1r
r比て定電圧回路80−2を構成した点である。I・ラ
ンジスタフ5を加えても定電流■5が流れるのは定電流
トランジスタフ1のみである。また、ダイオード86を
設けたので、トランジスタ75によってノードN5及び
電源電位V E F、間のトランジスタによる電圧降下
が2Vbeになっても、ノードN4及びN5間の電位差
をvbeに比例させることができ、基準電流■6がVb
eに比例するように設定できる。したがって、この第3
の実施例でも、第1の実施例と同様の作用、効果が得ら
れる。この第3の実施例は、基準電流■6に基づいて設
定される定電流■5の設定精度が向上するという利点を
有している。
本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形が可能
である。例えば、その変形例としては次のようなものが
ある。
<a)  カレントミラー回路70.70−1−.70
−2は図示の構成に限定されるものではない。
カレントミラー回路70において、第1の定電流1− トランジスタであるトランジスタ71、あるいはトラン
ジスタ71a、・〜7]、dL7)構成は、次のような
条件を満たすように変更することが可能である。
即ち、少なくとも、定電流■5が流れるI・ランジスタ
によるノードN3及び電源電位VEE間の電圧降下カ月
・ランシスター段分になるように第1の定電圧トランジ
スタが構成されればよい。抵抗72.74は、該電圧制
御発振器の用途に応じて省略することもできる。この場
合には、定電流■5の抵抗72による電圧降下分だけさ
ら(、こ電源電圧を小さくすることができる。
また、トランジスタ71.71a 〜7]、cJ、73
.75は、第1、第2、第3の実施例のようなベース・
エミッタ間電圧Vbeの設定に限定されるものではない
<b>  定電圧回路80.80−2の構成は図示の構
成に限定されるものではない。例えば、ダイオード8B
、84,85.86等の数は、ノードN5及び電源電位
VEE間のI・ランジスタによる電圧降下値等に応じて
変更することができる。即2 ち、ダイオード83,84,85.86等による電圧降
下値が、ノードN5及び電源電位V EEri、1のト
ランジスタ等による電圧降下よりも大きく、その2つの
電圧降下値の差及び抵抗90によって決まる基準電流■
6が、該ダイオード及びトランジスタを構成する順方向
電圧及びベース・エミッタ間電圧によって決まるもので
あればよい。これによって、該電圧制御発振器の中心周
波数fC付近の温度変化非依存性が実現される。
トランジスタ81のベース・エミッタ間電圧及びダイオ
ード8B、84,85.86の順方向電圧は、第1、第
2、第3の実施例の設定値に限定されるものではない。
(c)  マルチバイブレータ回B20及び差動増幅回
路30は図示の回路構成に限定されるものではない。例
えば、出力端子]−92は、必要に応じてどちらか一方
を省略してもよい。
トランジスタ3.7,8.12.33.3537.39
のベース・エミッタ間電圧、ダイオード5.10の順方
向電圧及び抵抗6,1.1.343 36.38.40の抵抗値の設定等は適宜変更可能であ
る。
(d)  第1.第2.第3の実施例において、電圧制
御発振器を構成するI・ランジスタはN I) N型バ
イポーラlヘランジスタを使用したが、これは例えばP
NP型バイポーラトランジスタ等で構成することもでき
る。P N P型バイポーラトランジスタで構成した場
合には、ダイオード5.11.8B、84,85.86
のアノード、カソードの接続を逆にし、電源55の極性
をプラス、マイナス逆にすることによって、第1.第2
.第3の実施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。
(発明の効果) 以−41詳細に説明したように本発明によれば、定電流
回路において、カレントミラー回路は、定電流による電
圧降下を1〜ランシスタ一段分にする。
定電圧回路及び抵抗は、発振信号の周波数の温度変化依
存性を除去する基準電流の設定を可能にする。そのなめ
、該電圧制御発振器において、発振信号の周波数の温度
変化依存性を除去しつつ、該4 電圧制御発振器を動作させるための電源電圧を低減する
ことができる。
したがって、電圧制御発振器を動作可能(、こする電源
電圧の範囲が広がると共に、該電圧制御発振器の低消費
電力化を達成でき、電源電圧を供給する装置の小型化が
図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の電圧制御発振器の回路
図、第2図は従来の電圧制御発振器の回路図、第3図は
本発明の第2の実施例の回路図、第4図は本発明の第3
の実施例の回路図である。 20・・・マルチバイブレータ回路、30・・・差動増
幅回路、60・・・定電流回路、70・・・カレントミ
ラー回路、□71・・・第1の定電流トランジスタ、7
3・・・第2の定電流トランジスタ、80・・・定電圧
回路、81・・・トランジスタ、83〜86・・・ダイ
オード、90・・・抵抗、II、T2・・・第1及び第
2の電流、■5・・・定電流、■6・・・基準電流、N
4.、N5・・・第1及び第2の回路内ノード、VCC
,VER・・・第1及び第2の電源電位。 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の電源電位と第2の電源電位との間に接続され、回
    路内部に流れる第1及び第2の電流に応じた周波数の発
    振信号を出力するマルチバイブレータ回路と、 前記マルチバイブレータ回路に接続され制御電圧を増幅
    して内部に流れる前記第1及び第2の電流を制御する差
    動増幅回路と、 前記差動増幅回路全体に定電流を流すための定電流回路
    とを、 備えた電圧制御発振器において、 前記定電流回路は、 前記差動増幅回路と前記第2の電源電位との間に接続さ
    れた第1の定電流トランジスタ、及び第1の回路内ノー
    ドと前記第2の電源電位との間に接続され前記第1の定
    電流トランジスタにベースが共通接続された第2の定電
    流トランジスタを有し、そのベースに流れる基準電流に
    基づいて該第1の定電流トランジスタに流れる前記定電
    流を設定するためのカレントミラー回路と、 前記第1の電源電位と第2の回路内ノードとの間に接続
    されたトランジスタ、及び該トランジスタのベースと前
    記第2の電源電位との間に縦続接続され該トランジスタ
    の電圧降下値と前記第2の回路内ノードと前記第2の電
    源電位との間の電圧降下値とに応じた数のダイオードを
    有し、該第2の回路内ノードを定電圧に維持する定電圧
    回路と、前記第2の回路内ノードと前記第1の回路内ノ
    ードとの間に接続され前記定電圧に応じて前記基準電流
    を設定する抵抗とで、 構成したことを特徴とする電圧制御発振器。
JP31554089A 1989-12-05 1989-12-05 電圧制御発振器 Expired - Lifetime JPH077902B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270641A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 New Japan Radio Co Ltd 発振回路

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