JPH03175625A - 半導体基板の熱処理方法及びその装置 - Google Patents

半導体基板の熱処理方法及びその装置

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JPH03175625A
JPH03175625A JP31584189A JP31584189A JPH03175625A JP H03175625 A JPH03175625 A JP H03175625A JP 31584189 A JP31584189 A JP 31584189A JP 31584189 A JP31584189 A JP 31584189A JP H03175625 A JPH03175625 A JP H03175625A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
gas
thermocouple
temperature
heat treatment
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JP31584189A
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Inventor
Takukatsu Yoshida
吉田 卓克
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体基板の熱処理方法およびその装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
半導体基板の熱処理方法の一つとして、従来、赤外線ラ
ンプからの赤外光照射による加熱を利用した短時間熱処
理法が知られている。この方法は半導体基板を所定のガ
ス雰囲気中に載置し、この半導体基板の片面または両面
に、前記赤外線ランプからの赤外光を照射し、半導体基
板の光吸収によって基板を加熱するもので、短時間熱処
理に適した、方法として、イオン注入不純物の活性化の
ための熱処理工程や、電極と半導体基板との界面での合
金層形成のための熱処理工程等で利用されている。短時
間熱処理法は、急速な昇温く約り0℃/秒〜100℃/
秒)および極めて短い熱処理時開く1〜数10秒)を特
徴とするプロセスであり、半導体基板の温度制御方式と
しては急速に変化する基板の温度を時々刻々測定し、そ
の値を前記赤外線ランプの光量制御手段にフィードバッ
クさせる方法が用いられている。従って、同方法の熱的
な再現性を十分なものとするためには、熱処理中の半導
体基板の温度を正確に、かつ応答性良く測定することが
必要不可欠である。このことから、例えば、■−V族化
合物半導体基板を短時間熱処理する場合の基板温度測定
方法としては、熱電体を基板の表面に直接接触させ、熱
処理中の基板温度を直接的に測定する方法が用いられて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように熱電対を基板の表面に直接接触させる方法
用いた場合、基板温度測定の正確さと応答の速さは、こ
の熱電対と基板との熱的接触状態に依存する。すなわち
、熱的接触状態は、主として、熱電対と基板との接触領
域での直接熟伝導および接触領域近傍での雰囲気ガスを
介した熱伝導で決まる。ところが、接触領域の面積は、
熱電対光端部の形状や表面粗さのわずかな違い、あるい
は半導体基板の表面状態によって異なってくる。
従って、熱的接触状筋を向上させ、かつ再現性を確保す
るためには、雰囲気ガスを介した熱伝導を大きくして、
実効的接触面積を確保する必要がある。
しかしながら、雰囲気ガスの種類や圧力は、プロセス上
の条件によって決定される。また、熱電対は雰囲気ガス
中で基板に接触しているため、雰囲気ガス圧が低い場合
あるいは雰囲気ガスが熱伝導率の低いガスである場合に
は、雰囲気ガスを介した熱伝導が小さくなるため、温度
測定の応答の速さが悪くなり、かつ再現性も悪くなると
いう問題点があった。
本発明の目的は、以上述べたような従来の問題点を解説
するためになされたもので、半導体基板の温度を測定す
るための熱電対と半導体基板との熱的接触状態及びその
再現性を改善し、熱処理中の半導体基板の温度を精度よ
く測定し、その結果として再現性よく半導体基板の温度
を制御することのできる半導体基板の熱処理方法および
その装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
1、本発明の半導体基板の熱処理方法は、半導体基板を
所定の雰囲気ガス中で赤外光照射によって加熱する半導
体基板の熱処理方法において、前記半導体基板の温度測
定用熱電対と、前記半導体基板との接触部近傍のガス圧
力を前記雰囲気ガスの圧力より高くして加熱する工程、
または、前記半導体基板の温度測定用熱電対と前記半導
体基板との接触部近傍のガスとして、前記雰囲気ガスよ
りも熱伝導率の高いガスを選択して加熱する工程とを含
んで構成されている。
2、本発明の半導体基板の熱処理装置は、一方の開口端
が熱処理をおこなう半導体基板の一表面に近傍した位置
にあるとともに他方の開口端がガス供給手段に接続され
た石英管と、前記石英管内に収納され且つ前記半導体基
板に直接接触する位置に置かれた熱電対とを少くとも備
えて構成されている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の半導体基板の熱処理方法およびその装
置の一実施例を説明するための半導体基板の熱処理装置
の主要部の断面図である。この半導体基板の熱処理装置
は、第1図に示すように、ハロゲンランプ光源2とその
光源によりの光を反射する反射板3とからなる赤外線照
射機構と、この赤外線照射機構が上下に配置された石英
容器1と、この石英容器1内に支持具5に支えられて熱
処理をおこなう半導体基板4の表面に接触するとともに
石英管7の一端の開口より導出される熱電対6とを有し
ており、また石英管7の他端の開口には、図には記載し
ていないが、ガス供給手段が接続されている。
ここで、本発明の詳細な説明すると、例えば、石英容器
1の内部を真空排気手段(図示せず〉によって連続的に
排気しながら減圧雰囲気で半導体基板4を熱処理する場
合、石英管7の一方の開口端と半導体基板4の間隔を十
分小さくしておけば、石英管7の内部にガス供給手段を
用いて適当な流量でガスを導入しながら、石英容器1の
内部を連続的に排気することによっていわゆる差動排気
の状態となり、石英容器1の内部を所定の減圧雰囲気に
保つと同時に石英管7の内部のガス圧を石英容器lの内
部より高く保つことができる。従って、半導体基板4と
熱電対6との熱的接触は減圧雰囲気の下での熱処理にも
かかわらず低下しないため、良好な精度で半導体基板4
の温度が検出可能となり、その結果として再現性の良い
温度制御が可能となる。また、石英容器1の内部に雰囲
気ガス供給手段(図示せず〉によってガスを導入し、そ
のガス雰囲気で半導体基板4を熱処理する場合、石英容
器lの内部のガスより熱伝導率の高い種類のガスをガス
供給手段〈図示せず)から石英管7に導入することによ
って基板4と、熱電対6との熱的接触を高めることがで
きる。従って、雰囲気ガスとして熱伝導率の低いガスを
用いる場合でも良好な精度で半導体基板4の温度が検出
可能となり、その結果として再現性の良い温度制御が可
能となる。
次に本発明を砒化ガリウム(GaAs)基板のイオン注
入層の活性化のための窒素減圧雰囲気中での熱処理に適
用した第一の実施例について説明する。まず、第1図に
おける半導体基板4として、例えば、半絶縁性GaAs
基板を用いている。また、図には示していないが、この
G a A s基板の片面には19Si+を30keV
で5 X 1012cm−’のドーズ量で任意のパター
ンに注入しており、さらに基板両面に保護膜として膜P
$50 n mの窒化珪素(S i Nx)膜をスパッ
タ法またはCVD法で形成している。次に、この基板4
を石英製の支持具5の上にa置し、基板4の上面に石英
管7の一方の開口端を近接して設置する。ここで、この
石英管7の中には熱電対6が入れられ、自重または熱電
対6自体の弾性によって半導体基板4に接触している0
次に、石英管7の内部に、石英管7の他方の開口端から
、例えば減圧弁を介してガスボンベのようなガス供給手
段(図示せず)によって窒素(N2)ガスを導入し、石
英容器lの内部を石英容器1に直結した泊回転ポンプ等
の真空排気手段で連続的に排気する。ここで、石英管7
の一方の開口端と半導体基板4の間隔を十分小さくとり
、排気速度とN2ガスの供給流量を適切に選ぶことで、
石英容器1の内部のガス圧力を所望の値に保ちながら、
熱電対6と基板4の接触領域近fnのガス圧を石英容器
1の内部より高く保つことができる。
次に、この状態で反射板3を備えたハロゲンランプ光源
2によって赤外光を照射し、基板4を約900℃で数秒
間熱処理を行う。このことにより、イオン注入層の活性
化が行われる。このとき、熱電対6と半導体基板4の接
触領域近傍のガス圧は石英容器1の内部のガス圧より保
たれているため、減圧雰囲気での熱処理にもかかわらず
熱電対6と基板4の熱的接触は低下せず基板4の温度を
精度良く検出できる。従って、高精度の温度制御が再現
性良く行われるため、イオン注入層の良好な活性化が再
現性良く行われる。なお、本実施例では半導体基板とし
てGaAsを用い、雰囲気ガスとしてN2を用いたが、
他の半導体及び他のガスでも同様の効果が得られる。
次に本発明の第二の実施例として、本発明をGaAsに
オーム性接触を形成するための熱処理に適用した場合に
ついて説明する。例えば、第1図における半導体基板4
としてGaAs基板を用いている0図には示していない
が、この半導体基板4の一表面にはあらかじめ任意のパ
ターンをもつ金(Au)−ゲルマニウム(Ge)−ニッ
ケル(Ni)からなる多層電極膜が形成されている。
この半導体基板4を石英製の支持具5の上に載置し、基
板4の上面に石英管7の一方の開口端を近接して設置す
る。次に、この石英管7の中には熱電対6を入れ、自重
または熱電対6自体の押付によって半導体基板4に接触
させる。次に、石英容器1の内部に大気圧のアルゴン(
Ar)ガスを流し、石英管7の内部にガス供給手段によ
り水素(H2〉ガスを導入する。ここで、石英管7の一
間目端と半導体基板4との間隔を十分小さくとり、かつ
Ar流量がH2流量より十分大きくなるように適切に選
ぶことによって、基板4のAr雰囲気にほとんど影響を
与えずに熱電対6と基板4との接触部をH2雰囲気に保
つことができる。この状態で反射板3を備えたハロゲン
ランプ光源2によって赤外光を照射し基板4を400″
C〜500℃の所定の温度で数秒〜数10秒の熱処理を
行うことでオーミック接触を得る。
このとき、H2の熱伝導率はArの熱伝導率より約10
倍大きいため、熱電対6と基板4との熱接触は大きく改
善され、基板4の温度を精度良く検出できる。従って、
高精度の温度制御が再現性良く行われるため、低抵抗の
オーム性接触が再現性良く形成できる。
こお、この実施例では、雰囲気ガスとしてArを用いた
がそれに限るものではなく、熱伝導性の良いガスとして
H2を用いたがヘリウム(He)等の熱伝導率の比較的
良好な他のガスでも同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の半導体基板の熱処理方法
およびその装置によれば、前処理雰囲気が減圧雰囲気で
あっても、熱電対と基板との接触領域近傍のガス圧を高
く保つことができるために熱的接触が低下せず、基板温
度を精度良く検出できる。また、熱処理雰囲気ガスの熱
伝導率が比較的低い場合でも、熱電対と基板との接触領
域近傍のガスには熱伝導率の高いガスを用いることがで
きるために熱的接触が低下せず、基板温度を精度良く検
出できる。その結果として再現性の良い況度制御が出来
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体基板の熱処理方法およびその装
置の一実施例を説明するための半導体基板の熱処理装置
の主要部の断面図である。 1・・・石英容器、2・・・ハロゲンランプ光源、3・
・・反射板、4・・・半導体基板、5・・・支持具、6
・・・熱電対、7・・・石英管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板を所定の雰囲気ガス中で赤外光照射によ
    って加熱する半導体基板の熱処理方法において、前記半
    導体基板の温度を熱電対で測定する工程と、前記半導体
    基板と、前記熱電対との接触部近傍のガス圧力を前記所
    定の雰囲気ガスの圧力より高くして加熱する工程とを含
    むこと特徴とする半導体基板の熱処理方法。 2、半導体基板を所定の雰囲気ガス中で赤外光照射によ
    って加熱する半導体基板の熱処理方法において、前記半
    導体基板の温度を熱電対で測定する工程と、前記半導体
    基板と前記熱電対との接触近傍のガスを前記所定の雰囲
    気ガスよりも熱伝導率の高いガスを選択し、加熱する工
    程とを含んでいることを特徴とする半導体基板の熱処理
    方法。 3、一方の開口端が熱処理をおこなう半導体基板の一表
    面に近傍した位置にあるとともに他方の開口端がガス供
    給手段に接続された石英管と、前記石英管内に収納され
    、かつ前記半導体基板に直接接触する位置に置かれた熱
    電対とを少くとも備えていることを特徴とする半導体基
    板の熱処理装置。
JP31584189A 1989-12-04 1989-12-04 半導体基板の熱処理方法及びその装置 Pending JPH03175625A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259148A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Sakaguchi Dennetsu Kk 流体加熱ヒーター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259148A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Sakaguchi Dennetsu Kk 流体加熱ヒーター

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